JP6364384B2 - Power converter - Google Patents
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Description
本発明は、電力変換装置に関する。 The present invention relates to a power conversion device.
ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車、電気自動車などの車両は、インバータやコンバータ等の電力変換装置を備えている。このような電力変換装置は、車両の有効スペースを増大するため、例えば、乗員室の底部等の狭い空間に、モータと共に配置されることがある。 Vehicles such as hybrid vehicles, plug-in hybrid vehicles, and electric vehicles include power conversion devices such as inverters and converters. In order to increase the effective space of the vehicle, such a power conversion device may be arranged with a motor in a narrow space such as the bottom of a passenger compartment, for example.
従来、下記のインバータ装置が知られている。
モータジェネレータの一面側に、伝熱性の良い水路筐体内に半導体素子が内蔵されたパワー半導体モジュールが収容される。水路筐体の他面側に放熱シートおよびコンデンサが配置され、コンデンサ上に制御基板が配置される。このインバータ装置では、発熱量の大きいパワー半導体モジュールは、水路筐体の内部を流れる冷却水により冷却される。また、外部からコンデンサに侵入する熱は、放熱シートを介して水路筐体に放熱される(例えば、特許文献1)。
Conventionally, the following inverter devices are known.
On one side of the motor generator, a power semiconductor module in which a semiconductor element is built in a water channel housing having good heat conductivity is accommodated. A heat radiation sheet and a capacitor are disposed on the other surface side of the water channel housing, and a control board is disposed on the capacitor. In this inverter device, the power semiconductor module having a large calorific value is cooled by the cooling water flowing inside the water channel housing. Moreover, the heat | fever which penetrate | invades into a capacitor | condenser from the outside is thermally radiated to a water channel housing | casing through a heat radiating sheet (for example, patent document 1).
モータジェネレータの側部に配置される電力変換装置は、パワー半導体モジュールからの熱ばかりでなく、発熱体でもあるモータジェネレータから放射される熱の影響も受ける。特許文献1に記載されたインバータ装置では、モータジェネレータから放射される熱に対する保護が十分では無い。 The power conversion device disposed on the side of the motor generator is affected not only by the heat from the power semiconductor module but also by the heat radiated from the motor generator which is also a heating element. In the inverter device described in Patent Document 1, protection against heat radiated from the motor generator is not sufficient.
本発明の電力変換装置は、発熱体の側部に配置される電力変換装置であって、第1電気回路を冷却する第1流路を形成する第1流路形成体と、第2電気回路を冷却する第2流路を形成する第2流路形成体と、第1流路と第2流路を繋ぐ中継流路を形成する中継流路形成体と、第1電気回路および第2電気回路のいずれか一方を駆動または制御する回路を有する回路基板と、を備え、中継流路形成体は、発熱体と回路基板に挟まれる空間に配置される。 The power conversion device of the present invention is a power conversion device disposed on a side portion of a heating element, and includes a first flow path forming body that forms a first flow path for cooling the first electric circuit, and a second electric circuit. A second flow path forming body that forms a second flow path for cooling the first flow path, a relay flow path forming body that forms a relay flow path connecting the first flow path and the second flow path, a first electric circuit, and a second electric circuit And a circuit board having a circuit for driving or controlling any one of the circuits, and the relay flow path forming body is disposed in a space between the heating element and the circuit board.
本発明の電力変換装置によれば、発熱体と回路基板に挟まれる空間に配置される中継流路形成体により、発熱体から発生する熱から十分な保護を図ることができる。 According to the power conversion device of the present invention, sufficient protection from the heat generated from the heating element can be achieved by the relay flow path forming body arranged in the space between the heating element and the circuit board.
−実施形態1−
図1を参照して実施形態1の電力変換装置200について説明する。
実施形態1の電力変換装置200は、発熱体(たとえばモータ100であり、以下、発熱体100とする)の側部に配置される。この電力変換装置200は、第1電気回路210と、2電気回路220と、第1電気回路210および第2電気回路220の少なくとも一方を駆動制御する回路を有する回路基板240とを備える。第1および第2電気回路210,220と回路基板240は、発熱体100の側部に配置されるため、自身の発熱による温度上昇に加えて、発熱体100からの熱でさらに温度が上昇しやすい。そこで、実施形態1の電力変換装置200は、第1電気回路210を冷却する第1流路215を形成する第1流路形成体216と、第2電気回路220を冷却する第2流路225を形成する第2流路形成体226と、第1流路215と第2流路225を繋ぐ中継流路261であって、発熱体100と回路基板240に挟まれる空間に配置される中継流路形成体260とを備える。
このように実施形態1の電力変換装置200では、発熱体100と回路基板240とに挟まれる空間に中継流路形成体260が配置されている。このため、発熱体100から回路基板240に向けて放射される熱を、中継流路形成体260を流れる冷却水により吸収し、回路基板240の温度上昇を抑制することができる。また、電力変換装置200は、中継流路形成体260により冷却されるので、電力変換装置200の冷却能力を向上することができる。
Embodiment 1
With reference to FIG. 1, the
The
As described above, in the
−実施形態2−
以下、図2〜7を参照して本発明の実施形態2を説明する。
(全体構成)
図2は、本発明のモータと電力変換装置の配置を示す実施形態2としての外観斜視図である。
電力変換装置200は、モータ100の側部に配置されている。電力変換装置200は、z方向から投影した場合、全体がモータ100の射影領域内に配置されている。モータ100は、電動機、または電動機と発電機とに切り換えて動作可能な電動/発電機である。モータ100は、モータ回転軸101と、不図示のモータ回転子およびモータ固定子を有する。モータ100は、例えば、ハイブリッド方式の自動車や電機自動車等の車両に用いられる。モータ100は、自動車の走行用トルクを発生するために、高い電力が消費され、発熱体となる。電力変換装置200は、モータ100の外周に沿う円筒状の上面201aを有するケース部材201を有している。モータ100は、ケース部材201の上面201a上に載置されている。
なお、以下の説明において、x方向、y方向、z方向を図示の通りとする。
Embodiment 2
Hereinafter, Embodiment 2 of the present invention will be described with reference to FIGS.
(overall structure)
FIG. 2 is an external perspective view showing the arrangement of the motor and the power converter according to the second embodiment of the present invention.
The
In the following description, the x direction, the y direction, and the z direction are as illustrated.
(電力変換装置)
図3は、図2に図示された電力変換装置の実施形態2としての分解斜視図であり、図4は、図3に図示された電力変換装置の組付け状態を示す外観斜視図である。図5は、図4のIV−IV線断面図であり、図6は、図4のV−V線断面図である。なお、図3〜5において、ケース部材201は、図示を省略されている。
電力変換装置200は、ベース270と、コンデンサモジュール210と、3つのパワー半導体モジュール220a〜220cと、回路基板240と、中継流路形成体260と、半導体ケース221と、他の電子部品とを備える。
コンデンサモジュール210は、車両に搭載された直流バッテリ(図示せず)と接続され、直流バッテリからの直流電流を平滑化するキャパシタである。
各パワー半導体モジュール220a〜220cは、図示はしないが、IGBTおよびダイオード等のパワー半導体素子により形成されたインバータ回路を内蔵する。各パワー半導体モジュール220a〜220cは、コンデンサモジュール210と接続され、コンデンサモジュール210からの直流電力を交流電力に変換する。
(Power converter)
FIG. 3 is an exploded perspective view of the power conversion device illustrated in FIG. 2 as a second embodiment, and FIG. 4 is an external perspective view illustrating an assembled state of the power conversion device illustrated in FIG. 3. 5 is a cross-sectional view taken along the line IV-IV in FIG. 4, and FIG. 6 is a cross-sectional view taken along the line V-V in FIG. 3 to 5, the
The
Although not shown, each
(第2流路形成体)
半導体ケース221は、矩形の枠状部材であり、x方向に平行な奥側の一側面221dに3つの開口221a〜221cが設けられている。半導体ケース221は、例えばアルミニウム合金等の熱伝導性が良好な部材により形成されている。半導体ケース221内には、3つのパワー半導体モジュール220a〜220cがx方向に沿って配列して収容される。半導体ケース221の上部側の開口は、上カバー222により封口される。半導体ケース221の下部側の開口は、下カバー280により密封される。上カバー222および下カバー280による封口は、例えば、締結部材による。半導体ケース221および上・下カバー222、280は、例えばアルミニウム合金等の熱伝導性が良好な部材により形成され、半導体ケース221の上下面を封止して半導体ケースパック224を構成する。
(Second flow path forming body)
The
パワー半導体モジュール220a〜220cは、半導体ケース221の開口221a〜221cに、それぞれ、挿入される。パワー半導体モジュール220a〜220cは、それぞれ、一側部が開口された金属ケースと、金属ケースの開口部を封口するフランジ部228とを有する。金属ケース内には、上述したように、IGBT等の半導体スイッチング素子が収容されている。金属ケースの表・裏面には、それぞれ、多数の放熱フィンが形成されている。各パワー半導体モジュール220a〜220cは、半導体ケースパック224内に挿入された状態で、フランジ部228が、それぞれ、半導体ケース221の一側面221dの周縁部に当接し、半導体ケースパック224を密封する。これにより、半導体ケースパック224は、パワー半導体モジュール220a〜220cを冷却するための冷却水が流れる第2流路形成体226(図5参照)として機能する。
半導体ケースパック224の上カバー222のx方向の右端部には、冷却水の流入口である第2流路流入口225aが形成されている。上カバー222の左端部には、冷却水の流出口である第2流路流出口225bが形成されている。半導体ケースパック224内に、各パワー半導体モジュール220a〜220cを冷却する冷却水が流れる第2流路225が形成されている(図5参照)。つまり、半導体ケースパック224は、第2流路225を流れる冷却水により各パワー半導体モジュール220a〜220cを冷却する第2流路形成体226としての機能を有する。
The
A second
(第1流路形成体)
コンデンサモジュール210は、複数個(実施形態では7個)のコンデンサ素子213を有する(図6参照)。コンデンサ素子213は、x方向に沿って5つ配列されている。図6において右端側のコンデンサ素子213上には、2個のコンデンサ素子213が積層されている。つまり、右端側のコンデンサ素子213は、3個が積層されている。これらのコンデンサ素子213はすべて、コンデンサケース211の内部に収容される。つまり、コンデンサケース211は、4つのコンデンサ素子213を収容する高さの低い第1収容部211aと、積層された3つのコンデンサ素子213を収容する高さの高い第2収容部211bとを有する(図3参照)。コンデンサケース211は、例えば絶縁性の樹脂等により形成されている。コンデンサケース211の第1収容部211aには、内部に収容されたコンデンサ素子213を冷却するための冷却水が流れる第1流路215が形成されている(図5参照)。つまり、コンデンサケース211の第1収容部211aは、第1流路215を流れる冷却水によりコンデンサ素子213を冷却する第1流路形成体216(図3、図5参照)としての機能を有する。コンデンサケース211の第1収容部211aの上面におけるx方向の右端部には、冷却水の流入口である第1流路流入口215a(図3参照)が形成されている。第1収容部211aおけるx方向の左端部には、冷却水の流出口である第1流路流出口215b(図3参照)が形成されている。
(First flow path forming body)
The
各コンデンサ素子213の端子は、直流バスバー212に接続される。直流バスバー212は、各パワー半導体モジュール220a〜220cに接続される接続部217を有する(図3参照)。
A terminal of each
回路基板240には、マイクロコンピュータ(図示せず)等の電子部品が実装されている。マイクロコンピュータは、各パワー半導体モジュール220a〜220cのIGBTのスイッチングのタイミングを演算する。また、マイクロコンピュータは、モータ100の目標トルク値に基づいて、電流指令値、電圧指令値を演算する。そして、マイクロコンピュータは、電流・電圧指令値に基づいてPWM信号を生成し、半導体ICにより構成されるドライバ回路に供給する。ドライバ回路はPWM信号を増幅して各パワー半導体モジュール220a〜220cに出力する。これにより、IGBTが駆動制御される。
Electronic components such as a microcomputer (not shown) are mounted on the
回路基板240に接続される放電抵抗250が、上カバー222上に配置される。放電抵抗250は、電力変換装置200が停止した際、コンデンサモジュール210に蓄えられた電荷を放電する。回路基板240には、また、交流バスバー230に流れる電流を検出する電流センサ290が接続されている。
A
ベース270は、例えばアルミニウム合金等の熱伝導性が良好な部材で形成された、ほぼ矩形の板状部材である。ベース270の上面には、コンデンサモジュール210が収容される第1凹部272と、半導体ケースパック224が収容される第2凹部273が形成されている。第1凹部272と第2凹部273とは、x方向に平行に延在して形成されている。第1凹部272と第2凹部273との間には、開口部271が形成されている。開口部271は、コンデンサモジュール210と各パワー半導体モジュール220a〜220cとを交流バスバー230により接続する際に必要とされる。つまり、交流バスバー230の第1端子部をコンデンサモジュール210の端子に溶接等により接合しておき、交流バスバー230の第2端子部と各パワー半導体モジュール220a〜220cの各端子とを、接合部227(図5参照)おいて溶接により接合する。このとき、溶接機を開口部271から挿入して上記溶接を行う。開口部271は、溶接された下カバー280により封口される。
The
中継流路形成体260は、回路基板240の上方に配置されている。中継流路形成体260はアルミニウム合金等の熱伝導性が良好な部材、または樹脂により形成されており、その内部には、冷却水が流れる中継流路261(図5、図6参照)が形成されている。中継流路形成体260は、コンデンサケース211の第1収容部211a上を覆う第1領域部260aと、パワー半導体モジュール220cの一部を覆う第2領域部260bと、第1領域部260aと第2領域部260bとを接続する第3領域部260cとを有する。第1領域部260aは、コンデンサケース211の第1収容部211aに対向して配置される。第2領域部260bは、上カバー222の第2流路流入口225aが形成された周辺に対向して配置される。第3領域部260cは、第1領域部260aの右側部から第2領域部260bまで、階段状に延在して形成されている。中継流路形成体260の下面には、コンデンサケース211の第1流路流出口215bに接続される中継流路流入口261a(図6参照)よび半導体ケースパック224の第2流路流入口225aに接続される中継流路流出口261b(図5参照)が設けられている。
The relay flow
(電力変換装置の組付け構造)
図4に示されるように、ベース270の第2凹部273内に、パワー半導体モジュール220a〜220cが収容された半導体ケースパック224が搭載される。ベース270の第1凹部272内にコンデンサモジュール210が搭載される。半導体ケースパック224とコンデンサモジュール210とは、y方向に平行に配置される。コンデンサモジュール210とパワー半導体モジュール220a〜220cとは、図5に示すように、接合部227において直流バスバー212により電気的に接続される。コンデンサモジュール210の第1収容部211a上には、回路基板240が配置される。回路基板240は、半導体ケースパック224の一部を覆う形状および大きさを有している。中継流路形成体260は、回路基板240上および半導体ケースパック224の第2流路流入口225aの周辺上に配置される。この状態で、中継流路形成体260の第1領域部260aは、回路基板240を介してコンデンサケース211の第1収容部211aに対向している。
(Power converter assembly structure)
As shown in FIG. 4, the
半導体ケースパック224の上面のうち回路基板240によって覆われない領域上には、交流バスバー230が配置されている。半導体ケースパック224上には、また、回路基板240に電気的に接続される放電抵抗250が配置される。放電抵抗250は、第1流路形成体216の第1流路215の側部に配置してもよい。あるいは、放電抵抗250は、回路基板240上に配置するようにしてもよい。半導体ケースパック224上には、さらに、回路基板240に電気的に接続される電流センサ290が配置されている。
An
中継流路形成体260は、回路基板240とモータ100との間の空間110(図5参照)に配置されている。回路基板240は、中継流路形成体260とコンデンサモジュール210との間の領域に配置されている。上述した図6に示されるように、中継流路形成体260の中継流路流入口261aは、コンデンサケース211の第1流路流出口215bに接続される。中継流路形成体260の中継流路流出口261b(図5)は、半導体ケースパック224の第2流路流入口225aに接続されている。
The relay flow
(電力変換装置の冷却構造)
図6は、図4のVI−VI線断面図、図7は、図4を上方から見た平面図である。
図6、図7に示されるように、コンデンサケース211の第1収容部211aには第1流路形成体216が形成されている。冷却水は、第1流路流入口215aから第1流路形成体216内に流入し、第1流路215内を流れて第1流路流出口215bから流出する。この冷却水によりコンデンサモジュール210の各コンデンサ素子213が冷却される。第1流路流出口215bから流出した冷却水は、中継流路流入口261aから中継流路形成体260内に流入し、中継流路261を流れて中継流路流出口261bから流出する。中継流路流出口261bから流出した冷却水は、半導体ケースパック224の第2流路流入口225aから第2流路形成体226内に流入し、第2流路225を流れて各パワー半導体モジュール220a〜220cを冷却する。第2流路225を流れた冷却水は、第2流路流出口225bから流出して冷却水供給源に戻る。上記冷却水の流れは、図7において、二点鎖線の矢印により示されている。冷却水は500a→500b→500cの順に流れる。
(Cooling structure of power converter)
6 is a cross-sectional view taken along line VI-VI in FIG. 4, and FIG. 7 is a plan view of FIG. 4 viewed from above.
As shown in FIGS. 6 and 7, a first flow
第1流路215、第2流路225、中継流路261は、xy面に平行に設けられている。回路基板240は、z方向において、これらの各流路215、225、261とほぼ平行に配置される。
The
回路基板240は、第1流路215または第2流路225と、中継流路261とにより、表裏両面から冷却される。このため、一面のみから冷却される場合に比し、冷却能力が向上する。また、回路基板240とモータ100との間の空間には、中継流路形成体260が配置されている。このため、モータ100から回路基板240に向けて放射される熱は、中継流路形成体260内に流れる冷却水により吸収され冷却される。このため、回路基板240に伝わる熱が低減され、冷却効果を向上することができる。
The
以下の説明では図7を参照する。
第1流路形成体216の長手方向であるx方向に延在する側辺216aと、第2流路形成体226の長手方向であるx方向に延在する側辺226aとは、y方向に平行に配置されている。第1流路形成体216の側辺216aのx方向の中心線をc1−c1とし、第2流路形成体226の側辺226aのx方向の中心線をc2−c2とする。第1流路形成体216を中心線c1−c1で2つに分割し、図7における上方側を一方領域216b、下方側を他方領域216cとする。第2流路形成体226を中心線c2−c2で2つに分割し、図7における上方側を一方領域226b、下方側を他方領域226cとする。
中継流路形成体260は、第1流路形成体216の一方領域216bと第2流路形成体226の他方領域226cとを接続する構造を有する。つまり、第1流路形成体216と、第2流路形成体226とを接続する中継流路261は、平面視で、上部コーナー側と下部コーナー側とを結ぶ対角線状に斜めに形成されている。これにより、中継流路261の長さ、すなわち、冷却面積が大きくなり、冷却能力が増大する。
In the following description, reference is made to FIG.
The side 216a extending in the x direction that is the longitudinal direction of the first flow
The relay flow
上述の実施形態では、第1流路形成体216の第1流路流出口215bは、一方領域216bの上端付近に配置され、第2流路形成体226の第2流路流入口225aは、他方領域226cの下端付近に配置されている。このため、中継流路261の冷却面積が、ほぼ最大とされている。
In the above-described embodiment, the first
また、図3、図4、図7を参照すると、中継流路形成体260の第1領域部260aは、平面視で、換言すれば、中継流路形成体260と回路基板240との配列方向から見て、コンデンサケース211の第1収容部211aにほぼ対向する面積210sを有する。この面積は、中継流路形成体260の第2領域部260bが、第2流路流入口225aの周辺に対向する面積220sよりも大きくなっている。図5に示されるように、コンデンサ素子213の端子214は、直流バスバー212の断面積よりも遥かに小さい断面積となっている。このため、通電時に発熱し、耐熱温度が低いコンデンサ素子213の電気的特性に影響が生じる懸念がある。中継流路形成体260のコンデンサモジュール210との対向面積を大きくすることにより、コンデンサ素子213を十分に冷却することができ、信頼性を確保することができる。
3, 4, and 7, the
第1流路形成体216と、第2流路形成体226と、中継流路形成体260と、回路基板240とは、モータ100の一面側における、モータ100の一面とは反対側から投影した射影領域内に配置されている。このため、電力変換装置200を収容するスペースを小さくすることができる。
The first flow
上記実施形態2によれば、下記の効果を奏する。
(1)モータ100と回路基板240とに挟まれる空間110に中継流路形成体260を配置した。このため、モータ100から回路基板240に向けて放射される熱を、中継流路形成体260を流れる冷却水により吸収し、回路基板240の温度上昇を抑制することができる。また、電力変換装置200は、中継流路形成体260により冷却されるので、電力変換装置200の冷却能力を向上することができる。
According to the said Embodiment 2, there exist the following effects.
(1) The relay flow
(2)中継流路261は、コンデンサケース211の長手方向における中心線c1-c1により分割される2つの領域のうちの一方領域216bと、半導体ケースパック224の長手方向における中心線c2-c2により分割される2つの領域のうちの他方領域226cを接続するように形成されている。このため、中継流路261の冷却面積が大きくなり、電力変換装置200の、冷却能力の向上およびモータ100から放射される熱による温度上昇の抑制を図ることができる。特に、インバータ等の電力変換装置が小型化され、回路の集積度が高くなると、回路基板240に実装された電子部品の発熱量が大きくなる。このため、回路基板240を冷却により保護する面積を大きくする必要が生じるが、上記構成により冷却能力を大きくすることができる。
(2) The
(3)回路基板240を、中継流路形成体260と、コンデンサモジュール210との間に配置した。コンデンサモジュール210は、回路基板240との対向面側に冷却水が流れる第1流路215を有している。このため、回路基板240を、中継流路形成体260および半導体ケースパック224により表・裏両面から十分に冷却することができる。
(3) The
(4)中継流路形成体260がコンデンサモジュール210と対向する面積210sを、中継流路形成体260がパワー半導体モジュール220aに対向する面積220sより大きくした。このため、コンデンサモジュール210に対する冷却能力が大きくなり、コンデンサ素子213の熱による劣化を抑制することができる。
(4) The
(5)第1流路形成体216と、第2流路形成体226と、中継流路形成体260と、回路基板240とを、モータ100の一面側における、モータ100の一面とは反対側から投影した射影領域内に配置した。このため、電力変換装置200を収容するスペースを小さくすることができる。
(5) The first flow
なお、上記実施形態2において、電力変換装置200がモータ100の側部に配置された構成として説明した。しかし、本発明は、電力変換装置200をモータ100以外の発熱体、例えば、発光装置等の側部に配置する場合にも適用が可能である。
In the second embodiment, the
上記実施形態2では、コンデンサモジュール210およびパワー半導体モジュール220a〜220cを備える電力変換装置200として例示した。しかし、本発明は、例えば、DC−DCコンバータと充電器とを備える電力変換装置のような、他の電力変換装置にも適用が可能である。
In the said Embodiment 2, it illustrated as the
上記実施形態2の回路基板240の回路として、マイクロコンピュータを実装した構成として例示した。しかし、回路基板240の回路としてマイクロコンピュータ以外にも、トランス、半導体ICまたは放電抵抗250等の発熱量が大きい電子部品を実装してもよい。これらの電子部品を、中継流路形成体260と回路基板240の配列方向から見て、中継流路形成体260と重なるように配置することにより、モータ100から放射される熱を遮断し、且つ、中継流路形成体260と第1流路形成体216により、表裏両面から冷却することができる。
The circuit of the
上記実施形態2では、冷媒として冷却水を用いた冷却装置を用いた構造として説明した。しかし、冷媒として他の冷却液や、空気等の気体を用いる冷却装置を適用することができる。 In the said Embodiment 2, it demonstrated as a structure using the cooling device which used the cooling water as a refrigerant | coolant. However, a cooling device using another coolant or a gas such as air can be used as the refrigerant.
−実施形態3−
電力変換装置を構成するパワー半導体モジュールではサージ電圧が発生する。サージ電圧の発生に伴い、パワー半導体モジュールと直流バスバーとの接続部に瞬時の電圧変化が発生する。この電圧変化が、伝導ノイズ・放射ノイズとなり、電源回路に流出して、バッテリや周辺の電気回路に悪影響が生じる可能性が懸念される。
以下に示す実施形態3は、このようなスイッチング電源のリップルノイズを抑制することができる。
図8は、本発明による電力変換装置の実施形態3とモータの外観斜視図であり、図9(a)は、図8のy方向から観た正面図であり、図9(b)は、図9(a)においてカバー部材を取り除いた図である。図10(a)は、図9(b)の斜視図であり、図10(b)は図10(a)の下方側の領域の拡大図である。
実施形態3においても、x方向、y方向、z方向は、それぞれ、図示の通りとする。
図8、図9(a)に示されるように、実施形態3においても、実施形態2と同様に、電力変換装置200Aは、モータ100の側部に配置されている。モータ100は、モータ回転軸101と、不図示のモータ回転子およびモータ固定子を有する。モータ100は、例えば、ハイブリッド方式の自動車や電機自動車等の車両に用いられる。モータ100は、自動車の走行用トルクを発生するために、高い電力が消費され、発熱体となる。電力変換装置200は、モータ100の外周に沿う円筒状の上面201aを有するケース部材201を有している。モータ100は、ケース部材201の上面201a上に載置されている。
Embodiment 3
A surge voltage is generated in the power semiconductor module constituting the power converter. As the surge voltage is generated, an instantaneous voltage change occurs at the connection between the power semiconductor module and the DC bus bar. There is a concern that this voltage change becomes conduction noise / radiation noise and flows into the power supply circuit, which may adversely affect the battery and surrounding electric circuits.
Embodiment 3 shown below can suppress the ripple noise of such a switching power supply.
FIG. 8 is an external perspective view of a power converter according to Embodiment 3 of the present invention and a motor, FIG. 9A is a front view seen from the y direction of FIG. 8, and FIG. It is the figure which removed the cover member in Fig.9 (a). 10 (a) is a perspective view of FIG. 9 (b), and FIG. 10 (b) is an enlarged view of a lower region of FIG. 10 (a).
Also in the third embodiment, the x direction, the y direction, and the z direction are as illustrated.
As shown in FIGS. 8 and 9A, in the third embodiment as well, the
図9(b)、図10(a)、(b)では、電力変換装置200Aは、回路基板240、中継流路形成体260を省略して図示されている。また、ベース270および半導体ケースパック224も図示を省略されている。また、コンデンサモジュールのコンデンサケース211も、図示を省略されている。
電力変換装置200Aは、コンデンサモジュール210と、3つのパワー半導体モジュール220a〜220cと、直流バスバー212とを含んでいる。直流バスバー212は、板状導体部であり、正極側直流バスバー212aと、負極側直流バスバー212bとから構成され、コンデンサモジュール210と、パワー半導体モジュール220a〜220cとを接続する。
9 (b), 10 (a), and 10 (b), the
The
電力変換装置200Aは、z方向から投影した場合、全体がモータ100の射影領域p内に配置されている。図9(b)に示されるように、正極側直流バスバー212aと負極側直流バスバー212bとは、モータ回転軸101を通る径方向の直線Lr上に位置し、モータ100の外周から所定距離、離間した近接部Puと、直線Lrに垂直な方向に所定距離、離間した第1遠隔部Pr1および第2遠隔部Pr2とを結んで直線状に延在されている。また、パワー半導体モジュール220a〜220cは、正・負極側直流バスバー212a、212bとほぼ平行に配列されている。正・負極側直流バスバー212a、212bは、それぞれ、電源端子300を有する。電源端子300は、正・負極側直流バスバー212a、212bの第1遠隔部Pr1の近傍に、モータ100側に向けて、突出して形成されている。
以上の構成により、以下に説明するようにリップルノイズを抑制することができる。
When the
With the above configuration, ripple noise can be suppressed as described below.
モータ回転軸101と第1・第2遠隔部Pr1、Pr2との間の距離Lr1、Lr2は、それぞれ、モータ回転軸101と近接部Puとの間の径方向の距離Luより大きい。従って、第1・第2遠隔部Pr1、Pr2と、モータ100の外周までのz方向の距離は、近接部Puとモータ100の外周までのz方向の距離よりも大きい。第1遠隔部Pr1近傍に、正・負極側直流バスバー212a、212bの電源端子300を設けることにより、モータ100と電力変換装置200Aとが配置されるスペースを小さくすることができる。
The distances Lr1 and Lr2 between the
なお、上記実施形態においては、正・負極側直流バスバー212a、212bは第1・第2遠隔部Pr1、Pr2を有する構成として例示した。しかし、正・負極側直流バスバー212a、212bは、第1・第2遠隔部Pr1、Pr2のうち、一方の遠隔部Prのみを有する構成としてもよい。すなわち、正・負極側直流バスバー212a、212bを、近接部Puと、近接部Puからx方向の一方側に所定距離、離間した遠隔部Pr間に延在される構成としてもよい。
In the above embodiment, the positive / negative side
図11は、パワー半導体モジュールとコンデンサ素子との接続構造を示す斜視図であり、図12は、図11の分解斜視図である。図13は、図12に示されるコンデンサモジュールおよび正・負極側直流バスバーの分解斜視図であり、図14は、図13において、パワー半導体モジュールを取り除き、y方向から観た図である。
図11に示されるように、正極側直流バスバー212aおよび負極側直流バスバー212bは、それぞれ、コンデンサ素子213およびパワー半導体モジュール220a〜220cと電気的に接続される。
図13に示されるように、正・負極側直流バスバー212a、212bは、ほぼL字形状に屈曲された板状部材である。正・負極側直流バスバー212a、212bは、それぞれ、上述した電源端子300と、低背部301とを有する。電源端子300の高さ、すなわち、z方向の長さは、低背部301の高さより大きい。低背部301には、パワー半導体モジュール220a〜220cに接続される接続部217a〜217cが形成されている。
正極側直流バスバー212aの低背部301には、x方向に離間して、3つのスリット304が設けられている。負極側直流バスバー212bの低背部301には、x方向に離間して、2つのスリット305が設けられている。正極側直流バスバー212aのスリット304は、負極側直流バスバー212bの低背部301のスリット305の中間位置に対応して形成されている。負極側直流バスバー212bのスリット305は、正極側直流バスバー212aの低背部301のスリット304の中間位置に対応して形成されている。
FIG. 11 is a perspective view showing a connection structure between the power semiconductor module and the capacitor element, and FIG. 12 is an exploded perspective view of FIG. 13 is an exploded perspective view of the capacitor module and the positive / negative side DC bus bar shown in FIG. 12, and FIG. 14 is a view as seen from the y direction with the power semiconductor module removed in FIG.
As shown in FIG. 11, the positive side
As shown in FIG. 13, the positive / negative side
Three
正極側直流バスバー212aと負極側直流バスバー212bとは、y方向に少し離間して、つまり、絶縁状態とされて、重なるように配置されている。この状態で、図12、図14に示されるように、正極側直流バスバー212aの電源端子300は、負極側直流バスバー212bの電源端子300から露出する露出縁部303を有する。
The positive electrode side
コンデンサケース211は、4つのコンデンサ素子213を収容する高さの低い第1収容部211aと、積層された3つのコンデンサ素子213を収容する高さの高い第2収容部211bとを有する。図13に示されるように、コンデンサケース211の第1収容部211aには、内部に収容されたコンデンサ素子213を冷却するための冷却水が流れる第1流路215が形成されている。つまり、コンデンサケース211の第1収容部211aは、第1流路215を流れる冷却水によりコンデンサ素子213を冷却する第1流路形成体216としての機能を有する。コンデンサケース211の第1収容部211aの上面におけるx方向の右端部には、冷却水の流入口である第1流路流入口215aが形成されている。第1収容部211aの上面におけるx方向の左端部には、冷却水の流出口である第1流路流出口215bが形成されている。
The
コンデンサ素子213は、断面が楕円の円筒形状を為し、金属蒸着フィルムで構成されている。コンデンサ素子213のyz面と平行な一側面には正極側電極213aが形成されている。コンデンサ素子213の正極側電極213aの反対側側面には負極側電極213bが形成されている。コンデンサ素子213の正極側電極213aには、正極側端子214aが設けられている。コンデンサ素子213の負極側電極213bには、負極側端子214bが設けられている。
The
コンデンサ素子213の正極側端子214aは、正極側直流バスバー212aに接続される。正極側直流バスバー212aに接続された正極側端子214aの先端部は、負極側直流バスバー212bのスリット305に対応する位置に突き出すので、負極側直流バスバー212bに短絡することはない。負極側直流バスバー212bの負極側端子214bは、正極側直流バスバー212aのスリット304を挿通されて、負極側直流バスバー212bに接続される。この場合にも、負極側直流バスバー212bの負極側端子214bが正極側直流バスバー212aに短絡することはない。
The positive
図12に示されるように、正・負極側直流バスバー212a、212bの接続部217a〜217cは、それぞれ、パワー半導体モジュール220a〜220cに接続される。正・負極側直流バスバー212a、212bの接続部217a〜217cは、低背部301を介して電源端子300に接続されている。低背部301は、電源端子300よりも高さが低く、x方向に延在されており、電源端子300よりインピーダンスが高い。このような構成とすることで、周波数に対して高い抵抗値をもたせ、高周波の電圧変化であるサージ電圧に伴う電源の電圧変化が抑制される。
As shown in FIG. 12, the connecting
図14に示されるように、コンデンサ素子213の正・負極側端子214a、214bは、コンデンサ素子213の厚さ、すなわち、z方向の長さの中心面f−fの上方側に設けられている。つまり、コンデンサ素子213の正・負極側端子214a、214bは、
第1流路形成体216に近い側に形成されている。コンデンサ素子213の正・負極側端子214a、214bの断面積は正・負極側直流バスバー212a、212bの電源端子300の断面積に比し、遥かに小さい。このため、この断面積の急変により、コンデンサ素子213の正・負極側端子214a、214bに、電流集中による発熱が生じる懸念がある。コンデンサ素子213の正・負極側端子214a、214bを第1流路形成体216に近付けることにより、耐熱性の低いコンデンサ素子213を冷却して、保護を図ることができる。
As shown in FIG. 14, the positive and
It is formed on the side close to the first flow
実施形態3の電力変換装置200Aは、下記の構成を有する。
(1)モータ回転子またはモータ固定子を挟んでモータ回転軸101の側部に配置される電力変換装置では、コンデンサ素子213とパワー半導体モジュール220a〜220cを電気的に接続する板状導体部212と、直流電力を受ける電源端子300とを備え、板状導体部212は、モータ回転軸101に対する回転軸径方向の当該板状導体部212の幅が不均一となるように形成され、パワー半導体モジュール220a〜220cと板状導体部212との接続部217a〜217cのうち少なくとも一つは、板状導体部212の径方向の幅が大きい箇所よりも板状導体部212の径方向の幅が小さい箇所の近くに接続され、電源端子300は、板状導体部212の径方向の幅が小さい箇所よりも板状導体部212の径方向の幅が大きい箇所の近くに接続される。
The
(1) In the power converter arranged on the side of the
また、実施形態3の電力変換装置200Aは、下記の構成を有する。
(2)モータ回転子またはモータ固定子を挟んでモータ回転軸101の側部に配置される電力変換装置は、コンデンサ素子213と複数のパワー半導体モジュール220a〜220cを電気的に接続する板状導体部212と、直流電力を受ける電源端子300と、を備え、板状導体部212は、各パワー半導体モジュール220a〜220cに接続される複数の接続部217a〜217cと、電源端子300とを有し、板状導体部212は、モータ回転軸101を通る径方向の直線Lr上に位置し、モータ100の外周から所定距離、離間した近接部Puと、近接部Puから直線Lrに垂直な方向に所定距離、離間した遠隔部Pr1とを結んで直線状に延在されており、板状導体部212の電源端子300は、遠隔部Pr1に形成され、板状導体部212の接続部217a〜217cのうち少なくとも一つは遠隔部Pr1以外の部分に形成されている。
上記構成(2)において、板状導体部212は、近接部Puから遠隔部Pr1とは反対方向に所定距離、離間する第2の遠隔部Pr2に延在されるようにしてもよい。
Further, the
(2) The power converter arranged on the side of the
In the configuration (2), the plate-
上記(1)または(2)に記載の電力変換装置によれば、下記の効果を奏する。
(i)板状導体部212の近接部Puと電源端子300間のインピーダンスを高くすることができる。このため、高周波の電圧変化であるサージ電圧に伴う電源の電圧変化を抑制することができる。
According to the power converter described in the above (1) or (2), the following effects are obtained.
(I) The impedance between the proximity portion Pu of the plate-
上記実施形態3に示す電力変換装置200Aは、電力変換装置200Aのモータ100に対する配置位置とは反対側であるz方向から投影した場合、全体がモータ100の射影領域p内に配置されている。このため、電力変換装置200Aの収容スペースを小さくすることができる。
200 A of power converters shown in the said Embodiment 3 are arrange | positioned entirely in the projection area | region p of the
コンデンサ素子213の正・負極側端子214a、214bを、コンデンサケース211に形成された第1流路形成体216に近い側に形成した。このため、電源端子300よりも断面積の小さく、発熱の懸念があるコンデンサ素子213を十分冷却して、熱から保護することができる。
The positive and
なお、上記実施形態3は、実施形態2と同様、第1流路形成体216と、第2流路形成体226と、中継流路形成体260とを備えている。このため、実施形態2の効果(1)〜(5)を有している。
しかし、上記実施形態3に示す電力変換装置200Aのように、上記構成(1)または(2)を備えている限り、上記効果(i)を得ることができる。上記構成(1)または(2)は、第2流路形成体226や中継流路形成体260を備えていない電力変換装置にも適用することができる。
すなわち、上記実施形態3に示す電力変換装置200Aは、第2流路形成体226や中継流路形成体260を備えていない電力変換装置として構成することが可能である。
In addition, the said Embodiment 3 is provided with the 1st flow
However, as long as the
That is, the
上記では、種々の実施の形態を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。 Although various embodiments have been described above, the present invention is not limited to these contents. Other embodiments conceivable within the scope of the technical idea of the present invention are also included in the scope of the present invention.
100 モータ(発熱体)
101 モータ回転軸
110 空間
200、200A 電力変換装置
210 コンデンサモジュール(第1電気回路)
210S 面積
212 直流バスバー(板状導体部)
212a 正極側直流バスバー
212b 負極側直流バスバー
213 コンデンサ素子(キャパシタ)
215 第1流路
216 第1流路形成体
216a 側辺
216b 一方領域
216c 他方領域
220、220a〜220c パワー半導体モジュール(第2電気回路)
220S 面積
225 第2流路
226 第2流路形成体
226a 側辺
226b 一方領域
226c 他方領域
240 回路基板
260 中継流路形成体
260c 第3領域部
261 中継流路
300 電源端子
p 射影領域
100 motor (heating element)
DESCRIPTION OF
212a Positive side
215
Claims (6)
第1電気回路を冷却する第1流路を形成する第1流路形成体と、
第2電気回路を冷却する第2流路を形成する第2流路形成体と、
前記第1流路と前記第2流路を繋ぐ中継流路を形成する中継流路形成体と、
前記第1電気回路および前記第2電気回路のいずれか一方を駆動または制御する回路を有する回路基板と、を備え、
前記中継流路形成体は、前記発熱体と前記回路基板に挟まれる空間に配置される電力変換装置。 A power conversion device disposed on the side of the heating element,
A first flow path forming body that forms a first flow path for cooling the first electric circuit;
A second flow path forming body that forms a second flow path for cooling the second electric circuit;
A relay channel forming body that forms a relay channel connecting the first channel and the second channel;
A circuit board having a circuit for driving or controlling any one of the first electric circuit and the second electric circuit;
The relay flow path forming body is a power conversion device disposed in a space between the heating element and the circuit board.
前記第1流路形成体は、当該第1流路形成体の長手方向の辺が前記第2流路形成体の長手方向の辺と向き合うように、前記第2流路形成体に隣り合って配置され、
前記第1流路形成体の前記長手方向および前記第2流路形成体の前記長手方向のそれぞれの中央部を境にそれぞれ一方側と他方側と定義した場合、
前記中継流路形成体は、前記第1流路形成体の一方側と前記第2流路形成体の前記他方側に接続される電力変換装置。 The power conversion device according to claim 1,
The first flow path forming body is adjacent to the second flow path forming body so that a longitudinal side of the first flow path forming body faces a longitudinal side of the second flow path forming body. Arranged,
When each of the longitudinal direction of the first flow path forming body and the central part of the longitudinal direction of the second flow path forming body is defined as one side and the other side, respectively,
The relay flow path forming body is a power conversion device connected to one side of the first flow path forming body and the other side of the second flow path forming body.
前記回路基板は、前記中継流路形成体と、前記第1電気回路および前記第2電気回路の少なくとも一方との間に配置される電力変換装置。 The power conversion device according to claim 1,
The circuit board is a power conversion device disposed between the relay flow path forming body and at least one of the first electric circuit and the second electric circuit.
前記第1電気回路は、直流電流を平滑化するキャパシタであり、
前記第2電気回路は、前記直流電流を交流電流に変換するパワー半導体モジュールであり、
前記中継流路形成体は、当該中継流路形成体と前記回路基板の配列方向から見た場合、前記パワー半導体モジュールと対向する面積より、前記キャパシタと対向する面積が大きくなるように形成される電力変換装置。 The power conversion device according to claim 3,
The first electric circuit is a capacitor for smoothing a direct current;
The second electric circuit is a power semiconductor module that converts the direct current into an alternating current,
The relay channel forming body is formed such that the area facing the capacitor is larger than the area facing the power semiconductor module when viewed from the arrangement direction of the relay channel forming body and the circuit board. Power conversion device.
前記第1流路形成体と、前記第2流路形成体と、前記中継流路形成体と、前記回路基板とは、前記発熱体の一面側における、前記発熱体の前記一面とは反対側から投影した射影領域内に配置されている電力変換装置。 The power conversion device according to claim 1,
The first flow path forming body, the second flow path forming body, the relay flow path forming body, and the circuit board are on one side of the heating element opposite to the one surface of the heating element. The power converter device arrange | positioned in the projection area | region projected from.
前記回路基板の回路は、制御信号を生成するマイクロコンピュータ、トランス、または半導体ICであり、かつ前記中継流路形成体と前記回路基板の配列方向から見た場合、当該中継流路形成体と重なるように配置される電力変換装置。 The power conversion device according to any one of claims 1 to 5,
The circuit of the circuit board is a microcomputer, a transformer, or a semiconductor IC that generates a control signal, and overlaps with the relay flow path forming body when viewed from the arrangement direction of the relay flow path forming body and the circuit board. The power conversion device arranged as described above.
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