JP6361653B2 - 通信制御装置、通信制御方法、端末装置及び情報処理装置 - Google Patents
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Description
所定のプログラムを記憶するメモリと、上記所定のプログラムを実行可能なプロセッサと、を備える情報処理装置が提供される。上記所定のプログラムは、時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報が基地局により報知され、上記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報が基地局により通知される場合に、上記第2の情報を取得することと、上記第2の情報から識別されるランダムアクセス用リソースであって、上記複数のTDDコンフィギュレーションのうちの設定されているTDDコンフィギュレーションについての上記ランダムアクセス用リソースを使用して、ランダムアクセス手続きを行うことと、を実行させるためのプログラムである。上記第2の情報から識別される、上記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースは、上記第1の情報から識別される、上記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれについてのランダムアクセス用リソースも包含する。
1.はじめに
2.本実施形態に係る通信システムの概略的な構成
3.第1の実施形態
3.1.eNodeBの機能構成
3.2.UEの機能構成
3.3.処理の流れ
4.第2の実施形態
4.1.eNodeBの機能構成
4.2.UEの機能構成
4.3.処理の流れ
4.4.変形例
5.第3の実施形態
5.1.eNodeBの機能構成
5.2.UEの機能構成
5.3.処理の流れ
5.4.変形例
6.第4の実施形態
6.1.eNodeBの機能構成
6.2.処理の流れ
7.第5の実施形態
7.1.eNodeBの機能構成
7.2.処理の流れ
8.応用例
8.1.eNodeBに関する応用例
8.2.UEに関する応用例
9.まとめ
まず、図1〜図8を参照して、LTEにおけるTDD、ランダムアクセス、ランダムアクセスプリアンブル、及びダイナミックTDDリコンフィギュレーションのケースにおけるランダムアクセスを説明する。
−FDD及びTDD
3GPPにより規格化されたLTEでは、FDD及びTDDのいずれでも採用され得る。周波数の配置が容易であること、及び、アップリンクとダウンリンクの無線リソースの比率を変更しやすいことから、周波数の有効利用のために今後多くのシステムにおいてTDDが採用されることが予想される。
図1を参照して、TDDのフレームフォーマットの例を説明する。図1は、TDDのフレームフォーマットの一例を説明するための説明図である。図1を参照すると、TDDが採用される場合にも、10のサブフレームを含む1つの無線フレーム(Radio Frame)が用いられる。本明細書において、無線フレームは、単に「フレーム」とも呼ばれる。無線フレームに含まれる10のサブフレームの各々は、ダウンリンクサブフレーム、アップリンクサブフレーム、及びスペシャルサブフレームのうちのいずれかである。
TDDでは、サブフレーム単位のリンク方向(例えば、ダウンリンク、アップリンク)が設定される。より具体的には、サブフレーム単位のリンク方向を表す複数のTDDアップリンク/ダウンリンクコンフィギュレーション(即ち、TDDコンフィギュレーション)が予め用意され、いずれかのTDDコンフィギュレーションが用いられる。以下、図2を参照して、TDDコンフィギュレーションの具体例を説明する。
さらに、ネットワーク全体のスループットの向上のために、今後、セル内のトラフィックに応じて、最適なTDDコンフィギュレーションの動的な設定も、3GPPにおいて検討されている。このようなTDDコンフィギュレーションを動的に設定することを、ダイナミックTDDリコンフィギュレーション(Dynamic TDD Reconfiguration)と呼ぶ。
UEは、接続の初期確立、接続の再確立、ハンドオーバ、アップリンク再同期等、eNodeBとの接続を確立する際に、ランダムアクセス手続き(random access procedure)を行う。以下、図3を参照して、ランダムアクセス手続きの例を説明する。
−PRACH
ランダムアクセスプリアンブルの送信には、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)が使用される。PRACHとして使用される無線リソースをUEが知ることができるように、eNodeBは、PRACHコンフィギュレーションインデックス及びPRACH周波数オフセットをシステム情報ブロック2(SIB2)の中で報知する。そして、UEは、これらの情報から、PRACHとして使用される無線リソースを識別し、当該無線リソースを使用してランダムアクセスプリアンブルを送信する。
ランダムアクセスプリアンブルのフォーマットとして、5つのフォーマットが用意されている。以下、この点について、図5及び図6を参照して具体例を説明する。
FDDでは、1つのサブフレームに1つの無線リソース(1つのリソースブロック群)がPRACHとして使用される。10msの無線フレームの中のいずれのサブフレームにPRACHがあるかは、PRACHコンフィギュレーションインデックスにより決まる。また、周波数方向においてどのリソースブロック群がPRACHとなるかは、PRACH周波数オフセットから算出される。
TDDでは、FDDよりも、無線フレームあたりのアップリンクサブフレームの数が小さい。そのため、TDDでは、PRACHの容量を確保するために、1つのサブフレームに複数の無線リソース(複数のリソースブロック群)がPRACHとして使用可能である。3GPPでは、TDDについて、PRACHコンフィギュレーションごとに、PRACHとして使用される無線リソースが定められている。以下、この点について図8を参照して具体例を説明する。
上述したように、PRACHコンフィギュレーションが決まったとしても、TDDコンフィギュレーションによって、PRACHとして使用される無線リソースは変わり得る。そのため、ダイナミックTDDリコンフィギュレーションが採用される場合には、UEは、動的に設定されるTDDコンフィギュレーションを適宜認識できなければ、ランダムアクセスプリアンブルをPRACH以外で送信し得る。
続いて、図9を参照して、本開示の実施形態に係る通信システム1の概略的な構成を説明する。図9は、本開示の実施形態に係る通信システム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。図9を参照すると、通信システム1は、eNodeB100、UE20及びUE200を含む。この例では、通信システム1は、LTE、LTE−Advanced又はこれに準ずる通信規格に準拠したシステムである。
eNodeB100は、セル10内に位置するUE20及びUE200との無線通信を行う。とりわけ本開示の実施形態では、eNodeB100は、TDDでの無線通信を行う。また、eNodeB100は、TDDコンフィギュレーションを動的に設定し、設定されるTDDコンフィギュレーションに従った無線通信を行う。即ち、eNodeB100は、ダイナミックTDDリコンフィギュレーションを採用する。
UE20は、セル10内に位置する場合にeNodeB100との無線通信を行う。UE20は、ダウンリンクTDDリコンフィギュレーションについてのケイパビリティを有しないUEである。本明細書では、UE20は、レガシーUEとも呼ばれる。
UE200は、セル10内に位置する場合にeNodeB100との無線通信を行う。UE200は、ダウンリンクTDDリコンフィギュレーションについてのケイパビリティを有するUEである。本明細書では、UE200は、非レガシーUEとも呼ばれる。
続いて、図10〜図17Bを参照して、本開示の第1の実施形態を説明する。
まず、図10〜12を参照して、第1の実施形態に係るeNodeB100−1の概略的な機能構成を説明する。図10は、第1の実施形態に係るeNodeB100−1の機能構成の一例を示すブロック図である。図10を参照すると、eNodeB100−1は、アンテナ部110、無線通信部120、ネットワーク通信部130、記憶部140及び処理部150を含む。
アンテナ部110は、無線信号を受信し、受信された無線信号を無線通信部120へ出力する。また、アンテナ部110は、無線通信部120により出力された送信信号を送信する。
無線通信部120は、セル10内に位置するUE20及びUE200との無線通信を行う。とりわけ本開示の実施形態では、無線通信部120は、TDDでの無線通信を行う。
ネットワーク通信部130は、他の通信ノードと通信する。例えば、ネットワーク通信部130は、他のeNodeB100と通信する。また、例えば、ネットワーク通信部130は、コアネットワークの通信ノードと通信する。例えば、当該コアネットワークは、EPC(Evolved Packet Core)であり、当該通信ノードは、MME(Mobility Management Entity)、S−GW(Serving Gateway)等を含む。
記憶部140は、eNodeB100の動作のためのプログラム及びデータを記憶する。
処理部150は、eNodeB100−1の様々な機能を提供する。処理部150は、情報取得部151及び通信制御部153を含む。
情報取得部151は、通信制御部153による制御に必要な情報を取得する。例えば、情報取得部151は、無線通信部120を介して、他の装置からの情報を取得する。また、例えば、情報取得部151は、記憶部140に記憶されている情報を取得する。
とりわけ、第1の実施形態では、情報取得部151は、複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報を取得する。また、情報取得部151は、上記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報を取得する。
とりわけ第1の実施形態では、上記第2の情報から識別される、上記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースは、上記第1の情報から識別される、上記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれについてのランダムアクセス用リソースも包含する。例えば、第2のPRACHコンフィギュレーションインデックスから識別される、上記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースは、第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスから識別される、上記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれについてのランダムアクセス用リソースも包含する。以下、この点について、図11を参照して具体例を説明する。
通信制御部153は、セル10内での無線通信を制御する。
とりわけ第1の実施形態では、通信制御部153は、上記第1の情報を報知する。具体的には、例えば、通信制御部153は、第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスを報知する。
例えば、通信制御部153は、TDDコンフィギュレーションを動的に設定する。
例えば、通信制御部153は、設定されるTDDコンフィギュレーションを報知する。より具体的には、例えば、通信制御部153は、設定されるTDDコンフィギュレーションをSIB1の中で報知する。
通信制御部153は、無線リソースの制御を行う。
とりわけ第1の実施形態では、通信制御部153は、上記第2の情報(第2のPRACHコンフィギュレーションインデックス)から識別されるランダムアクセス用リソースであって、設定されているTDDコンフィギュレーションについての上記ランダムアクセス用リソースを、PRACHとして使用する。即ち、通信制御部153は、第2のPRACHコンフィギュレーションインデックスから識別される上記ランダムアクセス用リソースで無線通信部120により受信される信号を、UEからのランダムアクセスプリアンブルとして取り扱う。
また、例えば、通信制御部153は、無線リソースをUE(UE20及びUE200)に割り当てる。例えば、通信制御部153は、設定されているTDDコンフィギュレーションに従って、ダウンリンクサブフレームのPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)の無線リソースを、UEに割り当てる。また、通信制御部153は、設定されているTDDコンフィギュレーションに従って、アップリンクサブフレームのPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)の無線リソースを、UEに割り当てる。
ここで、TDDコンフィギュレーションの設定と、当該設定に伴うランダムアクセス用リソースとの具体例を、図12を再び参照して説明する。なお、ここでは、図11を参照して説明したように、PRACHコンフィギュレーションインデックス5がシステム情報の中で報知され、PRACHコンフィギュレーションインデックス15がシグナリングによりUE200に通知されるものとする。
次に、図13を参照して、第1の実施形態に係るUE200−1の概略的な機能構成を説明する。図13は、第1の実施形態に係るUE200−1の機能構成の一例を示すブロック図である。UE200−1は、アンテナ部210、無線通信部220、記憶部230、入力部240、表示部250及び処理部260を含む。
アンテナ部210は、無線信号を受信し、受信された無線信号を無線通信部220へ出力する。また、アンテナ部210は、無線通信部220により出力された送信信号を送信する。
無線通信部220は、UE200がセル10に位置する場合に、eNodeB100との無線通信を行う。とりわけ本開示の実施形態では、無線通信部220は、TDDでの無線通信を行う。
記憶部230は、UE200の動作のためのプログラム及びデータを記憶する。
入力部240は、UE200のユーザによる入力を受け付ける。そして、入力部240は、入力結果を処理部260に提供する。
表示部250は、UE200からの出力画面(即ち、出力画像)を表示する。例えば、表示部250は、処理部260(表示制御部265)による制御に応じて、出力画面を表示する。
処理部260は、UE200−1の様々な機能を提供する。処理部260は、情報取得部261、通信制御部263及び表示制御部265を含む。
情報取得部261は、通信制御部263による制御に必要な情報を取得する。例えば、情報取得部261は、無線通信部220を介して、他の装置からの情報を取得する。また、例えば、情報取得部261は、記憶部230に記憶されている情報を取得する。
とりわけ第1の実施形態では、情報取得部261は、上記第1の情報がeNodeB100−1により報知され、上記第2の情報がeNodeB100−1により通知される場合に、上記第2の情報を取得する。例えば、第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスがeNodeB100−1により報知され、第2のPRACHコンフィギュレーションインデックスがeNodeB100−1により通知される。この場合に、情報取得部261は、無線通信部220を介して、第2のPRACHコンフィギュレーションインデックスを取得する。
また、例えば、情報取得部261は、TDDコンフィギュレーションの情報がeNodeB100−1により通知されると、当該TDDコンフィギュレーションの情報を取得する。より具体的には、例えば、eNodeB100−1が、RRCシグナリングによりTDDコンフィギュレーションの情報をUE200−1に通知すると、情報取得部261は、当該TDDコンフィギュレーションの情報を取得する。
通信制御部263は、UE200−1による無線通信を制御する。
通信制御部263は、ランダムアクセス手続きを行う。
通信制御部263は、TDDコンフィギュレーションに従って無線通信を制御する。
表示制御部265は、表示部250による出力画面の表示を制御する。例えば、表示制御部265は、表示部250により表示される出力画面を生成し、当該出力画面を表示部250に表示させる。
次に、図14〜図17Bを参照して、第1の実施形態に係る通信制御処理の例を説明する。
図14は、第1の実施形態に係るeNodeB側の第1の通信制御処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
図15は、第1の実施形態に係るeNodeB側の第2の通信制御処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。当該第2の通信制御処理は、例えば、UEが新たに接続された場合に実行される。
図16は、第1の実施形態に係るUE側の通信制御処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。当該通信制御処理は、ランダムアクセス手続きが行われる際に実行される。
図17A及び図17Bは、第1の実施形態に係るeNodeB及びUE間の通信制御処理の概略的な流れの一例を示すシーケンス図である。
続いて、図18〜図24を参照して、本開示の第2の実施形態を説明する。
まず、図18〜図20を参照して、第2の実施形態に係るeNodeB100−2の概略的な機能構成を説明する。図18は、第2の実施形態に係るeNodeB100−2の機能構成の一例を示すブロック図である。図18を参照すると、eNodeB100−2は、アンテナ部110、無線通信部120、ネットワーク通信部130、記憶部140及び処理部160を含む。
処理部160は、eNodeB100−2の様々な機能を提供する。処理部160は、情報取得部161及び通信制御部163を含む。
情報取得部161は、通信制御部163による制御に必要な情報を取得する。例えば、情報取得部161は、無線通信部120を介して、他の装置からの情報を取得する。また、例えば、情報取得部161は、記憶部140に記憶されている情報を取得する。
とりわけ、第2の実施形態では、情報取得部161は、複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報を取得する。
とりわけ第2の実施形態では、上記第1の情報から識別されるランダムアクセス用リソースは、上記複数のTDDコンフィギュレーションの間で共通である。以下、この点について、図19を参照して具体例を説明する。
通信制御部163は、セル10内での無線通信を制御する。
とりわけ第1の実施形態では、通信制御部163は、上記第1の情報を報知する。具体的には、例えば、通信制御部163は、第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスを報知する。
TDDコンフィギュレーションの設定、並びに、TDDコンフィギュレーションの報知及び通知については、通信制御部163は、第1の実施形態に係る通信制御部153と同様に動作する。
通信制御部163は、無線リソースの制御を行う。
とりわけ第2の実施形態では、通信制御部163は、上記第1の情報(第1のPRACHコンフィギュレーションインデックス)から識別されるランダムアクセス用リソースであって、設定されているTDDコンフィギュレーションについての上記ランダムアクセス用リソースを、PRACHとして使用する。即ち、通信制御部163は、第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスから識別される上記ランダムアクセス用リソースで無線通信部120により受信される信号を、UEからのランダムアクセスプリアンブルとして取り扱う。
UEへの無線リソースの割当てについては、通信制御部163は、第1の実施形態に係る通信制御部153と同様に動作する。
ここで、TDDコンフィギュレーションの設定と、当該設定に伴うランダムアクセス用リソースとの具体例を、図12を再び参照して説明する。なお、ここでは、図19を参照して説明したように、PRACHコンフィギュレーションインデックス58がシステム情報の中で報知されるものとする。
次に、図21を参照して、第2の実施形態に係るUE200−2の概略的な機能構成を説明する。図21は、第2の実施形態に係るUE200−2の機能構成の一例を示すブロック図である。UE200−2は、アンテナ部210、無線通信部220、記憶部230、入力部240、表示部250及び処理部270を含む。
情報取得部271は、通信制御部273による制御に必要な情報を取得する。例えば、情報取得部271は、無線通信部220を介して、他の装置からの情報を取得する。また、例えば、情報取得部271は、記憶部230に記憶されている情報を取得する。
とりわけ第2の実施形態では、情報取得部271は、上記第1の情報がeNodeB100−2により報知される場合に、上記第1の情報を取得する。例えば、第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスがeNodeB100−2により報知される。この場合に、情報取得部271は、無線通信部220を介して、第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスを取得する。
TDDコンフィギュレーションの情報の取得については、情報取得部271は、第1の実施形態に係る情報取得部261と同様に動作する。
通信制御部273は、UE200−2による無線通信を制御する。
通信制御部273は、ランダムアクセス手続きを行う。
TDDコンフィギュレーションに従った無線通信の制御については、通信制御部273は、第1の実施形態に係る通信制御部263と同様に動作する。
次に、図22〜図23Bを参照して、第2の実施形態に係る通信制御処理の例を説明する。
図22は、第2の実施形態に係るUE側の通信制御処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。当該通信制御処理は、ランダムアクセス手続きが行われる際に実行される。
図23A及び図23Bは、第2の実施形態に係るeNodeB及びUE間の通信制御処理の概略的な流れの一例を示すシーケンス図である。
次に、図24を参照して、第2の実施形態の変形例を説明する。第2の実施形態の変形例では、第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスが報知されることに加えて、第2のPRACHコンフィギュレーションインデックスが通知される。そして、UE200(非レガシーUE)は、第2のPRACHコンフィギュレーションインデックスから識別される、設定されているTDDコンフィギュレーションについてのランダムアクセス用リソースを使用して、ランダムアクセス手続きを行う。
−PRACHコンフィギュレーションインデックスの取得
とりわけ、第2の実施形態の変形例では、情報取得部161は、上記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報をさらに取得する。
−PRACHコンフィギュレーションの通知
−−PRACH
とりわけ第2の実施形態の変形例では、通信制御部163は、上記第2の情報(第2のPRACHコンフィギュレーションインデックス)から識別されるランダムアクセス用リソースであって、設定されているTDDコンフィギュレーションについての上記ランダムアクセス用リソースもさらに、PRACHとして使用する。即ち、通信制御部163は、第2のPRACHコンフィギュレーションインデックスから識別される上記ランダムアクセス用リソースで無線通信部120により受信される信号もさらに、UEからのランダムアクセスプリアンブルとして取り扱う。
−PRACHコンフィギュレーションインデックスの取得
とりわけ第2の実施形態では、情報取得部271は、上記第1の情報がeNodeB100−2により報知され、上記第2の情報がeNodeB100−2により通知される場合に、上記第2の情報を取得する。例えば、第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスがeNodeB100−2により報知され、第2のPRACHコンフィギュレーションインデックスがeNodeB100−2により通知される。この場合に、情報取得部271は、無線通信部220を介して、第2のPRACHコンフィギュレーションインデックスを取得する。
−ランダムアクセス手続き
とりわけ第2の実施形態の変形例では、通信制御部273は、上記第2の情報から識別されるランダムアクセス用リソースであって、上記複数のTDDコンフィギュレーションのうちの設定されているTDDコンフィギュレーションについての上記ランダムアクセス用リソースを使用して、ランダムアクセス手続きを行う。
第2の実施形態の変形例に係るeNodeB側の通信制御処理は、PRACHコンフィギュレーションインデックスの内容が相違することを除き、図14及び図15を参照して説明した第1の実施形態に係るeNodeB側の通信制御処理と同様である。
続いて、図25〜図27を参照して、本開示の第3の実施形態を説明する。
まず、図25及び図26を参照して、第3の実施形態に係るeNodeB100−3の概略的な機能構成を説明する。図25は、第3の実施形態に係るeNodeB100−3の機能構成の一例を示すブロック図である。図25を参照すると、eNodeB100−3は、アンテナ部110、無線通信部120、ネットワーク通信部130、記憶部140及び処理部170を含む。
処理部170は、eNodeB100−3の様々な機能を提供する。処理部170は、情報取得部171及び通信制御部173を含む。
情報取得部171は、通信制御部173による制御に必要な情報を取得する。例えば、情報取得部171は、無線通信部120を介して、他の装置からの情報を取得する。また、例えば、情報取得部171は、記憶部140に記憶されている情報を取得する。
PRACHコンフィギュレーションインデックスの取得については、情報取得部171は、第2の実施形態に係る情報取得部161と同様に動作する。例えば、情報取得部171は、第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスを取得する。
とりわけ第3の実施形態では、上記第1の情報から識別される、上記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースは、上記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれが設定される場合にもアップリンクリソースである。以下、この点について、図26を参照して具体例を説明する。
通信制御部173は、セル10内での無線通信を制御する。
PRACHコンフィギュレーションの報知については、通信制御部173は、第2の実施形態に係る通信制御部163と同様に動作する。
TDDコンフィギュレーションの設定、並びに、TDDコンフィギュレーションの報知及び通知については、通信制御部173は、第2の実施形態に係る通信制御部163と同様に動作する。
通信制御部173は、無線リソースの制御を行う。
とりわけ第3の実施形態では、通信制御部173は、上記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれが設定される場合にも、上記第1の情報から識別される、上記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを、ランダムアクセスチャネルとして使用する。即ち、通信制御部173は、第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスから識別されるいずれのランダムアクセス用リソースで無線通信部120により受信される信号でも、UEからのランダムアクセスプリアンブルとして取り扱う。
UEへの無線リソースの割当てについては、通信制御部173は、第2の実施形態に係る通信制御部163と同様に動作する。
ここで、TDDコンフィギュレーションの設定と、当該設定に伴うランダムアクセス用リソースとの具体例を、図12を再び参照して説明する。なお、ここでは、図26を参照して説明したように、PRACHコンフィギュレーションインデックス5がシステム情報の中で報知されるものとする。
第3の実施形態に係るUE200−3の機能構成は、第2の実施形態に係るUE200−2の機能構成と同様である。なお、第3の実施形態と第2の実施形態との間の相違点は、eNodeB100により報知され、UE200により取得される第1の情報(第1のPRACHコンフィギュレーションインデックス)の内容のみである。
第3の実施形態に係るeNodeB側の通信制御処理は、第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスの内容が相違することを除き、第2の実施形態に係るeNodeB側の通信制御処理(又は、図14を参照して説明した第1の実施形態に係るeNodeB側の第1の通信制御処理)と同様である。
次に、図27を参照して、第3の実施形態の変形例を説明する。第3の実施形態の変形例では、第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスが報知されることに加えて、第2のPRACHコンフィギュレーションインデックスが通知される。そして、UE200(非レガシーUE)は、第2のPRACHコンフィギュレーションインデックスから識別される、設定されているTDDコンフィギュレーションについてのランダムアクセス用リソースを使用して、ランダムアクセス手続きを行う。
−PRACHコンフィギュレーションインデックスの取得
とりわけ、第3の実施形態の変形例では、情報取得部171は、上記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報をさらに取得する。
−PRACHコンフィギュレーションの通知
PRACHコンフィギュレーションの通知については、通信制御部173は、第2の実施形態の変形例に係る通信制御部163と同様に動作する。
−−PRACH
とりわけ第3の実施形態の変形例では、通信制御部173は、上記第2の情報(第2のPRACHコンフィギュレーションインデックス)から識別されるランダムアクセス用リソースであって、設定されているTDDコンフィギュレーションについての上記ランダムアクセス用リソースもさらに、PRACHとして使用する。即ち、通信制御部163は、第2のPRACHコンフィギュレーションインデックスから識別される上記ランダムアクセス用リソースで無線通信部120により受信される信号もさらに、UEからのランダムアクセスプリアンブルとして取り扱う。
第3の実施形態の変形例に係るUE200−3の機能構成は、第2の実施形態の変形例に係るUE200−2の機能構成と同様である。なお、第3の実施形態の変形例と第2の実施形態の変形例との間の相違点は、eNodeB100により報知され、UE200により取得される第1の情報(第1のPRACHコンフィギュレーションインデックス)の内容のみである。
第3の実施形態の変形例に係るeNodeB側の通信制御処理は、PRACHコンフィギュレーションインデックスの内容が相違することを除き、第2の実施形態の変形例に係るeNodeB側の通信制御処理(又は、図14及び図15を参照して説明した第1の実施形態に係るeNodeB側の通信制御処理)と同様である。
続いて、図28〜図30を参照して、本開示の第4の実施形態を説明する。
まず、図28及び図29を参照して、第4の実施形態に係るeNodeB100−4の概略的な機能構成を説明する。図28は、第4の実施形態に係るeNodeB100−4の機能構成の一例を示すブロック図である。図28を参照すると、eNodeB100−4は、アンテナ部110、無線通信部120、ネットワーク通信部130、記憶部140及び処理部180を含む。
処理部180は、eNodeB100−4の様々な機能を提供する。処理部180は、情報取得部181及び通信制御部183を含む。
情報取得部181は、通信制御部183による制御に必要な情報を取得する。例えば、情報取得部181は、無線通信部120を介して、他の装置からの情報を取得する。また、例えば、情報取得部181は、記憶部140に記憶されている情報を取得する。
PRACHコンフィギュレーションインデックスの取得については、情報取得部181は、第2の実施形態に係る情報取得部161と同様に動作する。例えば、情報取得部181は、第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスを取得する。
第4の実施形態では、上記第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスは、任意のPRACHコンフィギュレーションインデックスである。以下、図29を参照して、第1のPRACHコンフィギュレーションの具体例を説明する。
とりわけ第4の実施形態では、情報取得部181は、複数のTDDコンフィギュレーションのうちの設定されるTDDコンフィギュレーションについてのランダムアクセス用リソースの情報を取得する。
通信制御部183は、セル10内での無線通信を制御する。
PRACHコンフィギュレーションの報知については、通信制御部183は、第2の実施形態に係る通信制御部163と同様に動作する。
TDDコンフィギュレーションの設定、並びに、TDDコンフィギュレーションの報知及び通知については、通信制御部183は、第2の実施形態に係る通信制御部163と同様に動作する。
通信制御部183は、無線リソースの制御を行う。
PRACHの制御については、通信制御部183は、第2の実施形態に係る通信制御部163と同様に動作する。
通信制御部183は、無線リソースをUE(UE20及びUE200)に割り当てる。例えば、通信制御部183は、設定されているTDDコンフィギュレーションに従って、ダウンリンクサブフレームのPDSCHの無線リソースを、UEに割り当てる。また、通信制御部153は、設定されているTDDコンフィギュレーションに従って、アップリンクサブフレームのPUSCHの無線リソースを、UEに割り当てる。
次に、図30を参照して、第4の実施形態に係る通信制御処理の例を説明する。図30は、第4の実施形態に係るeNodeB側の通信制御処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
続いて、図31及び図32を参照して、本開示の第5の実施形態を説明する。
まず、図31を参照して、第5の実施形態に係るeNodeB100−5の概略的な機能構成を説明する。図31は、第5の実施形態に係るeNodeB100−5の機能構成の一例を示すブロック図である。図31を参照すると、eNodeB100−5は、アンテナ部110、無線通信部120、ネットワーク通信部130、記憶部140及び処理部190を含む。
処理部190は、eNodeB100−5の様々な機能を提供する。処理部190は、情報取得部191及び通信制御部193を含む。
情報取得部191は、通信制御部193による制御に必要な情報を取得する。例えば、情報取得部191は、無線通信部120を介して、他の装置からの情報を取得する。また、例えば、情報取得部191は、記憶部140に記憶されている情報を取得する。
とりわけ第5の実施形態では、情報取得部191は、TDDコンフィギュレーションが新たに設定されると、TDDコンフィギュレーションの新たな設定に関する情報を取得する。一例として、当該情報は、TDDコンフィギュレーションの新たに設定されることを示す情報である。
PRACHコンフィギュレーションインデックスの取得については、情報取得部191は、第4の実施形態に係る情報取得部181と同様に動作する。例えば、情報取得部191は、第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスを取得する。
第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスの内容については、第4の実施形態と同様である。即ち、第1のPRACHコンフィギュレーションインデックスは、任意のPRACHコンフィギュレーションインデックスである。
通信制御部193は、セル10内での無線通信を制御する。
とりわけ第5の実施形態では、通信制御部193は、TDDコンフィギュレーションが新たに設定される場合に、所定の期間の間、UEによるランダムアクセス手続きを禁止する。
PRACHコンフィギュレーションの報知については、通信制御部193は、第4の実施形態に係る通信制御部183と同様に動作する。
TDDコンフィギュレーションの設定、並びに、TDDコンフィギュレーションの報知及び通知については、通信制御部193は、第4の実施形態に係る通信制御部183と同様に動作する。
通信制御部193は、無線リソースの制御を行う。
PRACHの制御については、通信制御部193は、第4の実施形態に係る通信制御部183と同様に動作する。
通信制御部193は、無線リソースをUE(UE20及びUE200)に割り当てる。例えば、通信制御部193は、設定されているTDDコンフィギュレーションに従って、ダウンリンクサブフレームのPDSCHの無線リソースを、UEに割り当てる。また、通信制御部193は、設定されているTDDコンフィギュレーションに従って、アップリンクサブフレームのPUSCHの無線リソースを、UEに割り当てる。
次に、図32を参照して、第5の実施形態に係る通信制御処理の例を説明する。図32は、第5の実施形態に係るeNodeB側の通信制御処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
本開示に係る技術は、様々な製品へ応用可能である。例えば、eNodeB100は、マクロeNodeB又はスモールeNodeBなどのいずれかの種類のeNodeB(evolved Node B)として実現されてもよい。スモールeNodeBは、ピコeNodeB、マイクロeNodeB又はホーム(フェムト)eNodeBなどの、マクロセルよりも小さいセルをカバーするeNodeBであってよい。eNodeB100は、無線通信を制御する本体(基地局装置ともいう)と、本体とは別の場所に配置される1つ以上のRRH(Remote Radio Head)とを含んでもよい。また、後述する様々な種類の端末が一時的に又は半永続的に基地局機能を実行することにより、eNodeB100として動作してもよい。
(第1の応用例)
図33は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。eNB800は、1つ以上のアンテナ810、及び基地局装置820を有する。各アンテナ810及び基地局装置820は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。
図34は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。eNB830は、1つ以上のアンテナ840、基地局装置850、及びRRH860を有する。各アンテナ840及びRRH860は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。また、基地局装置850及びRRH860は、光ファイバケーブルなどの高速回線で互いに接続され得る。
(第1の応用例)
図35は、本開示に係る技術が適用され得るスマートフォン900の概略的な構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン900は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース912、1つ以上のアンテナスイッチ915、1つ以上のアンテナ916、バス917、バッテリー918及び補助コントローラ919を備える。
図36は、本開示に係る技術が適用され得るカーナビゲーション装置920の概略的な構成の一例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置920は、プロセッサ921、メモリ922、GPS(Global Positioning System)モジュール924、センサ925、データインタフェース926、コンテンツプレーヤ927、記憶媒体インタフェース928、入力デバイス929、表示デバイス930、スピーカ931、無線通信インタフェース933、1つ以上のアンテナスイッチ936、1つ以上のアンテナ937及びバッテリー938を備える。
ここまで、図9〜図36を用いて、本開示の実施形態に係る通信装置及び各処理を説明した。
第1の実施形態によれば、情報取得部151は、複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報(第1のPRACHコンフィギュレーションインデックス)を取得する。また、情報取得部151は、上記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報(第2のPRACHコンフィギュレーションインデックス)を取得する。さらに、通信制御部153は、上記第1の情報を報知する。また、通信制御部153は、上記第2の情報を通知する。そして、上記第2の情報から識別される、上記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースは、上記第1の情報から識別される、上記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれについてのランダムアクセス用リソースも包含する。
第2の実施形態によれば、情報取得部161は、複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報(第1のPRACHコンフィギュレーションインデックス)を取得する。さらに、通信制御部163は、上記第1の情報を報知する。そして、上記第1の情報から識別されるランダムアクセス用リソースは、上記複数のTDDコンフィギュレーションの間で共通である。
第3の実施形態によれば、情報取得部181は、複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報(第1のPRACHコンフィギュレーションインデックス)を取得する。さらに、通信制御部173は、上記第1の情報を報知する。そして、上記第1の情報から識別される、上記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースは、上記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれが設定される場合にもアップリンクリソースである。
第4の実施形態によれば、情報取得部181は、複数のTDDコンフィギュレーションのうちの設定されるTDDコンフィギュレーションについてのランダムアクセス用リソースの情報を取得する。そして、通信制御部183は、TDDコンフィギュレーションが新たに設定される場合に、新たに設定される当該TDDコンフィギュレーションの前に設定されていた前回のTDDコンフィギュレーションについてのラインダムアクセス用リソースを、いずれのUEにも割り当てない。
第5の実施形態によれば、情報取得部191は、TDDコンフィギュレーションが新たに設定されると、TDDコンフィギュレーションの新たな設定に関する情報を取得する。通信制御部193は、TDDコンフィギュレーションが新たに設定される場合に、所定の期間の間、UEによるランダムアクセス手続きを禁止する。
(1)
時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報、及び、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報を取得する取得部と、
前記第1の情報を報知し、前記第2の情報を通知する通信制御部と、
を備え、
前記第2の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースは、前記第1の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれについてのランダムアクセス用リソースも包含する、
通信制御装置。
(2)
時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報を取得する取得部と、
前記第1の情報を報知する通信制御部と、
を備え、
前記第1の情報から識別されるランダムアクセス用リソースは、前記複数のTDDコンフィギュレーションの間で共通である、
通信制御装置。
(3)
前記取得部は、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報をさらに取得し、
前記通信制御部は、前記第2の情報を通知する、
前記(2)に記載の通信制御装置。
(4)
時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報を取得する取得部と、
前記第1の情報を報知する通信制御部と、
を備え、
前記第1の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースは、前記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれが設定される場合にもアップリンクリソースである、
通信制御装置。
(5)
前記通信制御部は、前記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれが設定される場合にも、前記第1の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを、ランダムアクセスチャネルとして使用する、前記(4)に記載の通信制御装置。
(6)
前記取得部は、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報をさらに取得し、
前記通信制御部は、前記第2の情報を通知する、
前記(4)又は(5)に記載の通信制御装置。
(7)
前記通信制御部は、システム情報の中で前記第1の情報を報知し、個別のシグナリングにより前記第2の情報を通知する、前記(1)、(3)及び(6)のうちのいずれか1項に記載の通信制御装置。
(8)
前記通信制御部は、動的に設定されるTDDコンフィギュレーションに従った無線通信を行うことが可能な端末装置に、個別のシグナリングにより前記第2の情報を通知する、前記(7)に記載の通信制御装置。
(9)
前記通信制御部は、システム情報の中で前記第1の情報を報知し、システム情報の中で前記第2の情報を通知する、前記(1)、(3)及び(6)のうちのいずれか1項に記載の通信制御装置。
(10)
前記複数のTDDコンフィギュレーションは、全てのTDDコンフィギュレーションのうちの、一部のTDDコンフィギュレーションである、前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の通信制御装置。
(11)
前記複数のTDDコンフィギュレーションは、前記第1の情報が報知される場合に適用されないTDDコンフィギュレーションを含まない、前記(10)に記載の通信制御装置。
(12)
前記第1の情報は、物理ランダムアクセスチャネルのコンフィギュレーションに関するインデックス情報である、前記(1)〜(11)のいずれか1項に記載の通信制御装置。
(13)
時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションのうちの設定されるTDDコンフィギュレーションについてのランダムアクセス用リソースの情報を取得する取得部と、
TDDコンフィギュレーションが新たに設定される場合に、新たに設定される当該TDDコンフィギュレーションの前に設定されていた前回のTDDコンフィギュレーションについてのラインダムアクセス用リソースを、いずれの端末装置にも割り当てない通信制御部と、
を備える通信制御装置。
(14)
前記通信制御部は、TDDコンフィギュレーションが新たに設定される場合に、所定の期間の間、前記前回のTDDコンフィギュレーションについてのラインダムアクセス用リソースをいずれの端末装置にも割り当てない、前記(13)に記載の通信制御装置。
(15)
時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表すTDDコンフィギュレーションが新たに設定されると、TDDコンフィギュレーションの新たな設定に関する情報を取得する取得部と、
TDDコンフィギュレーションが新たに設定される場合に、所定の期間の間、端末装置によるランダムアクセス手続きを禁止する通信制御部と、
を備える通信制御装置。
(16)
前記通信制御部は、ランダムアクセス手続きを禁止するための情報をシステム情報の中で報知することにより、前記ランダムアクセス手続きを禁止する、前記(15)に記載の通信制御装置。
(17)
時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報、及び、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報を取得することと、
前記第1の情報を報知し、前記第2の情報を通知することと、
を含み、
前記第2の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースは、前記第1の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれについてのランダムアクセス用リソースも包含する、
通信制御方法。
(18)
時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報を取得することと、
前記第1の情報を報知することと、
を含み、
前記第1の情報から識別されるランダムアクセス用リソースは、前記複数のTDDコンフィギュレーションの間で共通である、
通信制御方法。
(19)
時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報を取得することと、
前記第1の情報を報知することと、
を備え、
前記第1の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースは、前記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれが設定される場合にもアップリンクリソースである、
通信制御方法。
(20)
時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションのうちの設定されるTDDコンフィギュレーションについてのランダムアクセス用リソースの情報を取得することと、
TDDコンフィギュレーションが新たに設定される場合に、新たに設定される当該TDDコンフィギュレーションの前に設定されていた前回のTDDコンフィギュレーションについてのラインダムアクセス用リソースを、いずれの端末装置にも割り当てないことと、
を含む通信制御方法。
(21)
時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表すTDDコンフィギュレーションが新たに設定されると、TDDコンフィギュレーションの新たな設定に関する情報を取得することと、
TDDコンフィギュレーションが新たに設定される場合に、新たに設定される当該TDDコンフィギュレーションの設定後の所定の期間の間、端末装置によるランダムアクセス手続きを禁止することと、
を含む通信制御方法。
(22)
時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報が基地局により報知され、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報が基地局により通知される場合に、前記第2の情報を取得する取得部と、
前記第2の情報から識別されるランダムアクセス用リソースであって、前記複数のTDDコンフィギュレーションのうちの設定されているTDDコンフィギュレーションについての前記ランダムアクセス用リソースを使用して、ランダムアクセス手続きを行う通信制御部と、
を備え、
前記第2の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースは、前記第1の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれについてのランダムアクセス用リソースも包含する、
端末装置。
(23)
所定のプログラムを記憶するメモリと、
前記所定のプログラムを実行可能なプロセッサと、
を備え、
前記所定のプログラムは、
時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報が基地局により報知され、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報が基地局により通知される場合に、前記第2の情報を取得することと、
前記第2の情報から識別されるランダムアクセス用リソースであって、前記複数のTDDコンフィギュレーションのうちの設定されているTDDコンフィギュレーションについての前記ランダムアクセス用リソースを使用して、ランダムアクセス手続きを行うことと、
を実行させるためのプログラムであり、
前記第2の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースは、前記第1の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれについてのランダムアクセス用リソースも包含する、
情報処理装置。
(24)
時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報が基地局により報知され、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報が基地局により通知される場合に、前記第2の情報を取得する取得部と、
前記第2の情報から識別されるランダムアクセス用リソースであって、前記複数のTDDコンフィギュレーションのうちの設定されているTDDコンフィギュレーションについての前記ランダムアクセス用リソースを使用して、ランダムアクセス手続きを行う通信制御部と、
を備え、
前記第1の情報から識別されるランダムアクセス用リソースは、前記複数のTDDコンフィギュレーションの間で共通である、
端末装置。
(25)
所定のプログラムを記憶するメモリと、
前記所定のプログラムを実行可能なプロセッサと、
を備え、
前記所定のプログラムは、
時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報が基地局により報知され、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報が基地局により通知される場合に、前記第2の情報を取得することと、
前記第2の情報から識別されるランダムアクセス用リソースであって、前記複数のTDDコンフィギュレーションのうちの設定されているTDDコンフィギュレーションについての前記ランダムアクセス用リソースを使用して、ランダムアクセス手続きを行うことと、
を実行させるためのプログラムであり、
前記第1の情報から識別されるランダムアクセス用リソースは、前記複数のTDDコンフィギュレーションの間で共通である、
情報処理装置。
(26)
時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報が基地局により報知され、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報が基地局により通知される場合に、前記第2の情報を取得する取得部と、
前記第2の情報から識別されるランダムアクセス用リソースであって、前記複数のTDDコンフィギュレーションのうちの設定されているTDDコンフィギュレーションについての前記ランダムアクセス用リソースを使用して、ランダムアクセス手続きを行う通信制御部と、
を備え、
前記第1の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースは、前記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれが設定される場合にもアップリンクリソースである、
端末装置。
(27)
所定のプログラムを記憶するメモリと、
前記所定のプログラムを実行可能なプロセッサと、
を備え、
前記所定のプログラムは、
時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報が基地局により報知され、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報が基地局により通知される場合に、前記第2の情報を取得することと、
前記第2の情報から識別されるランダムアクセス用リソースであって、前記複数のTDDコンフィギュレーションのうちの設定されているTDDコンフィギュレーションについての前記ランダムアクセス用リソースを使用して、ランダムアクセス手続きを行うことと、
を実行させるためのプログラムであり、
前記第1の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースは、前記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれが設定される場合にもアップリンクリソースである、
情報処理装置。
10 セル
20 UE(レガシーUE)
100 eNodeB
151、161、171、181、191 情報取得部
153、163、173、183、193 通信制御部
200 UE(非レガシーUE)
261、271 情報取得部
263、273 通信制御部
Claims (10)
- 時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報、及び、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報を取得する取得部と、
前記第1の情報を報知し、前記第2の情報を通知する通信制御部と、
を備え、
前記第2の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースは、前記第1の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれについてのランダムアクセス用リソースも包含する、
通信制御装置。 - 時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報を取得する取得部と、
前記第1の情報を報知する通信制御部と、
を備え、
前記取得部は、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報をさらに取得し、
前記通信制御部は、前記第2の情報を通知し、
前記第1の情報から識別されるランダムアクセス用リソースは、前記複数のTDDコンフィギュレーションの間で共通である、
通信制御装置。 - 時分割複信(TDD)方式の無線フレームにおけるサブフレーム単位でのリンク方向をそれぞれ表す複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第1の情報を取得する取得部と、
前記第1の情報を報知する通信制御部と、
を備え、
前記取得部は、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを識別するための第2の情報をさらに取得し、
前記通信制御部は、前記第2の情報を通知し、
前記第1の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースは、前記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれが設定される場合にもアップリンクリソースである、
通信制御装置。 - 前記通信制御部は、前記複数のTDDコンフィギュレーションのいずれが設定される場合にも、前記第1の情報から識別される、前記複数のTDDコンフィギュレーションの各々についてのランダムアクセス用リソースを、ランダムアクセスチャネルとして使用する、請求項3に記載の通信制御装置。
- 前記通信制御部は、システム情報の中で前記第1の情報を報知し、個別のシグナリングにより前記第2の情報を通知する、請求項1に記載の通信制御装置。
- 前記通信制御部は、動的に設定されるTDDコンフィギュレーションに従った無線通信を行うことが可能な端末装置に、個別のシグナリングにより前記第2の情報を通知する、請求項5に記載の通信制御装置。
- 前記通信制御部は、システム情報の中で前記第1の情報を報知し、システム情報の中で前記第2の情報を通知する、請求項1に記載の通信制御装置。
- 前記複数のTDDコンフィギュレーションは、全てのTDDコンフィギュレーションのうちの、一部のTDDコンフィギュレーションである、請求項1に記載の通信制御装置。
- 前記複数のTDDコンフィギュレーションは、前記第1の情報が報知される場合に適用されないTDDコンフィギュレーションを含まない、請求項8に記載の通信制御装置。
- 前記第1の情報は、物理ランダムアクセスチャネルのコンフィギュレーションに関するインデックス情報である、請求項1に記載の通信制御装置。
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