JP6355903B2 - ロアリンクのクランクピン連結構造 - Google Patents
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Description
上記ロアリンクは、上記クランクピンに嵌合する中央のクランクピン軸受部と、上記アッパピンを支持するアッパピン用ピンボス部と、上記コントロールピンを支持するコントロールピン用ピンボス部と、を有し、
上記アッパピン用ピンボス部および上記コントロールピン用ピンボス部は、それぞれ二股状をなし、上記クランクピン軸受部の軸方向の両端部にそれぞれ接続されており、
軸受メタルが装着されるクランクピン軸受部は、周方向において、クランクピンからの荷重入力が相対的に大きい第1の部位と相対的に小さい第2の部位とを有し、
上記第2の部位では、軸方向中央部の剛性が軸方向両端部の剛性に比べて低く、上記軸受メタルを装着した状態において、該軸受メタルの反力により軸方向中央部が外周側へ変形してメタル軸受面が樽型に変形しており、
上記第1の部位の軸方向中央部の剛性は、上記第2の部位の軸方向中央部の剛性よりも高く、
上記クランクピンは、軸方向中央部の径が軸方向両端部よりも僅かに大きな樽形をなしている。
6…ロアリンク
11…クランクピン軸受部
12…アッパピン用ピンボス部
13…コントロールピン用ピンボス部
16…軸受メタル
Claims (5)
- ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端にアッパピンを介して連結され、かつクランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、一端が機関本体側に揺動可能に支持され、他端が上記ロアリンクにコントロールピンを介して連結されたコントロールリンクと、を備えてなる内燃機関のピストンクランク機構における上記ロアリンクと上記クランクピンとの連結構造であって、
上記ロアリンクは、上記クランクピンに嵌合する中央のクランクピン軸受部と、上記アッパピンを支持するアッパピン用ピンボス部と、上記コントロールピンを支持するコントロールピン用ピンボス部と、を有し、
上記アッパピン用ピンボス部および上記コントロールピン用ピンボス部は、それぞれ二股状をなし、上記クランクピン軸受部の軸方向の両端部にそれぞれ接続されており、
軸受メタルが装着されるクランクピン軸受部は、周方向において、クランクピンからの荷重入力が相対的に大きい第1の部位と相対的に小さい第2の部位とを有し、
上記第2の部位では、軸方向中央部の剛性が軸方向両端部の剛性に比べて低く、上記軸受メタルを装着した状態において、該軸受メタルの反力により軸方向中央部が外周側へ変形してメタル軸受面が樽型に変形しており、
上記第1の部位の軸方向中央部の剛性は、上記第2の部位の軸方向中央部の剛性よりも高く、
上記クランクピンは、軸方向中央部の径が軸方向両端部よりも僅かに大きな樽形をなしている、ロアリンクのクランクピン連結構造。 - 上記ロアリンクは、上記アッパピン用ピンボス部を含むロアリンクアッパと、上記コントロールピン用ピンボス部を含むロアリンクロアと、に2分割されて構成され、かつ両者が互いにボルト結合されており、
分割面を挟んで上記ボルトが貫通する中実部が上記第1の部位に対応している、請求項1に記載のロアリンクのクランクピン連結構造。 - 上記アッパピンの中心と上記コントロールピンの中心とを結ぶ線に沿った部位が、上記第2の部位である、請求項1または2に記載のロアリンクのクランクピン連結構造。
- 上記クランクピン軸受部の軸方向の中央における半径方向の肉厚が、上記第1の部位では相対的に大きく、上記第2の部位では相対的に小さい、請求項1〜3のいずれかに記載のロアリンクのクランクピン連結構造。
- 上記第2の部位が、クランクピン軸受部の周方向の2箇所に存在する、請求項1〜4のいずれかに記載のロアリンクのクランクピン連結構造。
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JP2013174148A JP6355903B2 (ja) | 2013-08-26 | 2013-08-26 | ロアリンクのクランクピン連結構造 |
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JP2015042849A JP2015042849A (ja) | 2015-03-05 |
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Family Applications (1)
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JP2013174148A Active JP6355903B2 (ja) | 2013-08-26 | 2013-08-26 | ロアリンクのクランクピン連結構造 |
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