JP6348763B2 - Air conditioner - Google Patents
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Description
本発明は、検出した物体とその周囲の構造体との間に送風可能な空間があるか、または検出した物体に気流が通り抜けられる空間があるかを精度よく検出できる空気調和機に関する。 The present invention relates to an air conditioner that can accurately detect whether there is a space in which air can be blown between a detected object and a surrounding structure, or whether there is a space through which an air flow can pass through the detected object.
室内に障害物があっても快適な送風をすることが試みられている。特許文献1には、同じ空調空間内に第1空気調和機および第2空気調和機が配備され、第1空気調和機と第2空気調和機との間の信号通信を行なうシステムであって、第1空気調和機は、障害物センサと、輻射熱センサと、輻射熱センサの検出値から人体の位置を検出する人体検出手段と、障害物センサの検出値から吹出し角度範囲Bを算出する送風可能角度算出手段と、人体検出値および吹出し角度範囲算出値から風向ベーンの向きを制御する第1制御手段とを備えていて、第1制御手段は、吹出し角度が吹出し角度範囲Bから外れているとき、その吹出し角度範囲Bから外れている人体に向けて送風させるように、第2空気調和機に送信して風向ベーンを駆動させるようになっている。
Attempts have been made to blow air comfortably even if there are obstacles in the room.
特許文献2には、熱画像の情報を有効に利用して障害物が脚短家具であるのか、または脚長家具であるのかを判別し、判別結果に応じて温風の気流を制御し、快適性および省エネ性の向上を実現する空気調和機が記載されている。空気調和機は、室内機本体に取り付けられ、部屋の一定範囲を走査して範囲の温度を検出する赤外線センサと、赤外線センサの出力から熱画像データを生成する赤外線画像取得部と、赤外線画像取得部で取得した熱画像データに基づいて、部屋内の床面上の障害物を検出すると共に、その障害物が脚短家具であるのか、または、脚長家具であるのかを判別する障害物判別部と、障害物判別部31の判別結果に基づいて温風の気流を制御する気流制御部とを備えている。
In
特許文献1は送風障害物を検出し、空調空間内の人に調和空気を送風して快適性を向上することが記載されている。しかし、検出した送風障害物を考慮しているが、送風障害物と床面との間もしくは送風障害物と壁等の部屋の構造体との間に送風可能な空間があるかについては何等考慮していない。
また、検知した送風障害物と床面との間もしくは送風障害物と壁との間に送風可能な空間が存在するか否かについて考慮したとしても、壁面上方に据付けられた空気調和機のセンサから前記送風可能な空間が存在するかを検知することは困難であることが検討により分かった。例えば脚付きのテーブルや脚付きのキャビネット等はテーブルやキャビネットと床面との間に送風可能な空間があるが、壁面上方に据付けられた空気調和機のセンサからは脚を含めた外観全体と床等との区別がつかず、床等の部屋の構造体との間に気流が通り抜けられる空間があるか検知することが困難である。 In addition, even if it is considered whether there is a space that can blow air between the detected air blowing obstacle and the floor or between the air blowing obstacle and the wall, the sensor of the air conditioner installed above the wall surface From the above, it was found by examination that it is difficult to detect whether there is a space where the air can be blown. For example, a table with legs, a cabinet with legs, etc. has a space where air can be blown between the table or cabinet and the floor, but from the air conditioner sensor installed above the wall, the entire appearance including the legs It cannot be distinguished from the floor or the like, and it is difficult to detect whether there is a space through which airflow can pass between the floor and the room structure.
特許文献2では、障害物判別部により、熱画像データから部屋内の障害物を検出すると共に、その障害物が脚短家具であるのか、または脚長家具であるのかを判別する。しかしながら、脚短家具は、温風が直接ぶつかることにより床面が暖まり、脚短家具が設置されたエリアは、周囲の床温よりも温度が高くなることを検出することによって、脚短家具を判別するため、室内で温度差が生じなければ、脚短家具を判別することができない問題がある。
In
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、検出した物体とその周囲の構造体との間に送風可能な空間があるか、または検出した物体に気流が通り抜けられる空間があるかを精度よく検出できる空気調和機を提供することを目的とする。 The present invention is an invention for solving the above-described problems, and there is a space where air can be blown between a detected object and a surrounding structure, or there is a space where airflow can pass through the detected object. An object of the present invention is to provide an air conditioner capable of accurately detecting the above.
前記目的を達成するため、本発明の空気調和機は、可視光を除去するフィルタ(例えば、可視光カットフィルタ112)を有し、室内を撮像する撮像部と、撮像部で撮影された画像に基づいて、物体を検出する物体検出部と、物体検出部で検出された物体の近傍を気流が通り抜け可能であるか否かを検出する通り抜け可否検出部と、通り抜け可否検出部の検出結果に基づいて気流を制御する気流制御部と、を有し、通り抜け可否検出部は、検出した物体の重心位置と高さに基づき、物体の重心位置が物体の高さに対し、所定の高さ以上である場合に、気流が通り抜けることができると検出することを特徴とする。本発明のその他の態様については、後記する実施形態において説明する。 In order to achieve the above object, an air conditioner of the present invention has a filter that removes visible light (for example, a visible light cut filter 112), an imaging unit that images a room, and an image captured by the imaging unit. Based on the detection results of the object detection unit that detects the object, the passage passage detection unit that detects whether or not the airflow can pass through the vicinity of the object detected by the object detection unit, and the passage passage detection unit airflow possess the airflow control unit for controlling, the Te, the through availability detection unit, based on the gravity center position and the height of the detected object with respect to center of gravity height of the object of the object, at a predetermined or higher level In some cases, it is detected that airflow can pass through . Other aspects of the present invention will be described in the embodiments described later.
本発明によれば、検出した物体とその周囲の構造体との間に送風可能な空間があるか、または検出した物体に気流が通り抜けられる空間があるかを精度よく検出できる。 According to the present invention, it is possible to accurately detect whether there is a space in which air can be blown between the detected object and the surrounding structure, or whether the detected object has a space through which airflow can pass.
本発明を実施するための形態(以下、実施形態という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。 A mode for carrying out the present invention (hereinafter referred to as an embodiment) will be described in detail with reference to the drawings as appropriate.
図1は、本実施形態に係る空気調和機の外観構成を示す説明図である。空気調和機Aは、例えばヒートポンプ技術等を用い、冷房等室内の空気調和を行う装置である。空気調和機Aは、大別して、室内の壁や天井、床等に設置される室内機100と、屋外等に設置される室外機200と、赤外線や電波、通信線等により室内機100と通信してユーザが空気調和機Aを操作するためのリモコン40(リモートコントローラ、空調制御端末)と、室温や外気温等の空気調和機の制御や表示に用いる情報を入手するための各種のセンサ部50(図5参照)とからなる。また、室内機100と室外機200とは、冷媒配管と通信ケーブル(図示せず)で接続されている。さらに、室内機100は、センサ部50のひとつのセンサとして、室内を撮影する撮像部110を有している。
FIG. 1 is an explanatory diagram showing an external configuration of an air conditioner according to the present embodiment. The air conditioner A is a device that performs air conditioning in a room such as cooling using, for example, a heat pump technology. The air conditioner A is roughly classified into an
室内の温度を検出する温度検知部130を撮像部110の一方に配置している。このような配置により、撮像部110と温度検知部130の検出対象までの距離や角度の検出誤差を減らすことができる。近赤外線光源120を撮像部110の他方に配置している。このような配置により、撮像部110の検出範囲や角度と近赤外線光源120の照射範囲や角度の差を減らすことができる。すなわち、撮像部110を挟んで両側に温度検知部130と近赤外線光源120を配置することが望ましい。
A
さらに、本実施形態では撮像部110または温度検知部130の横に足元モニター140を配置している。そして、後述するように、撮像部110または温度検知部130によって足元を検出した時、または、足元を推定した時に足元モニター140を点灯し、足元を検出できたことをユーザが確認することができる。なお、この足元モニター140は室内機100だけではなく、リモコン40に配置するようにしてもよい。
Further, in the present embodiment, a
<室内機>
図2は、本実施形態に係る空気調和機の室内機の構成を示す説明図である。室内機100は、熱交換器102、送風ファン103、左右風向板104(風向部)、上下風向板105(風向部)、前面パネル106、筐体ベース101、各種のセンサ部50(図5参照)等を有している。センサ部50のうち、撮像部110、近赤外線光源120、温度検知部130および足元モニター140を吹出し風路上面109cの上方であって、ドレンパン99の下方の空間に配置している。これらのセンサ等は居住空間に向くよう斜め下方に傾けて設置する必要があり、本実施形態では、基板自体を斜め下方に向けて設置して、これらのセンサ等を基板に直接接続している。なお、必ずしも撮像部110、近赤外線光源120、温度検知部130および足元モニター140の全てを室内機100に搭載する必要はなく、実施形態に合わせて適宜室内機100に搭載するセンサ等を選択すればよい。また、センサの前面には光透過部材150を配置するとよい。
<Indoor unit>
FIG. 2 is an explanatory diagram illustrating a configuration of the indoor unit of the air conditioner according to the present embodiment. The
熱交換器102は、複数本の伝熱管102aを有し、送風ファン103により室内機100内に取り込まれた室内の空気を、伝熱管102aを通流する冷媒と熱交換させ、当該空気を冷却または加熱等するように構成されている。なお、伝熱管102aは、前記した冷媒配管に通じていて、公知の冷媒サイクルの一部を構成している。送風ファン103は、風速を調節可能である。左右風向板104は、その基端側が室内機下部に設けた回転軸を支点にして左右風向板用モータにより正逆回転される。そして、左右風向板104の先端側が室内側を向いていて、これにより左右風向板104の先端側は水平方向に振れるように動作可能である。上下風向板105は、室内機100の長手方向両端部に設けられた回転軸を支点にして上下風向板用モータにより正逆回転される。これにより、上下風向板105の先端側は、上下方向に振れるように動作可能である。前面パネル106は、室内機の前面を覆うように設置されており、下端部の回転軸を支点として前面パネル用モータにより正逆回転可能である。ちなみに、前面パネル106は、回転動作を行うことなく、室内機100の下端に固定されたものとしてもよい。
The
室内機100は、送風ファン103が回転することによって、空気吸込み口107およびフィルタ108を介して室内の空気を室内機100内に取り込み、この空気を熱交換器102で熱交換する。これにより、当該熱交換後の空気は、熱交換器102で冷却され、あるいは、加熱される。この熱交換後の空気は吹出し風路109aに導かれる。さらに、吹出し風路109aに導かれた空気は、空気吹出し口109bから室内機外部に送り出されて室内を空気調和する。そして、この熱交換後の空気吹出し口109bから室内に吹き出す際には、その水平方向の風向きは左右風向板104により調節され、その上下方向の風向きは上下風向板105により調節される。
When the
<室外機>
図3は、本実施形態に係る空気調和機の室外機の構成を示す説明図である。空気調和機Aの室外機200には、冷媒を圧縮する圧縮機202、高圧の冷媒を減圧する膨張弁、冷媒の流路を切り替える四方弁、外気と冷媒とを熱交換する熱交換器206等の装置を備えている。室外機200は、仕切り板211と電装品箱210とリード線支持部品209とにより、熱交換器室204と機械室205とを区分(分割)している。熱交換器室204には、冷媒配管を循環する冷媒の外気との熱交換を促進するプロペラファン207とその駆動用のモータ、プロペラファン207を回転自在に支持するファン支柱、および外気と循環する冷媒の熱交換を行う熱交換器206が配設されている。機械室205には、循環する冷媒を高温高圧のガス冷媒にする圧縮機202、常温・高圧の液状冷媒を低温・低圧の液状冷媒にする電動膨張弁、電気部品のリアクタ、および、冷媒が流れる冷媒配管の伝熱管が配設されている。電装品箱210には、室外機200を制御する電装品が収納されており、その上部には電装品蓋が被せられている。
<Outdoor unit>
FIG. 3 is an explanatory diagram showing the configuration of the outdoor unit of the air conditioner according to the present embodiment. The
<リモコン>
図4は、本実施形態に係る空気調和機のリモコンの外観を示す説明図である。リモコン40はユーザによって操作され、室内機のリモコン受信部Q(図1参照)に対して赤外線信号を送信する。当該信号の内容は、運転要求、設定温度の変更、タイマ、運転モードの変更、停止要求等の様々な指令である。空気調和機Aは、これらの信号に基づいて、少なくとも室内の冷房、暖房、除湿等を行うことができる。また、空気清浄等、その他の空気調和の機能を備えていてもよい。空気調和機Aは、室内の空気を様々に調整することができる。
<Remote control>
FIG. 4 is an explanatory diagram showing an appearance of a remote control of the air conditioner according to the present embodiment. The
リモコン40の表示画面41には、物体検出部64および通り抜け可否検出部65が実行中であるか否かを示す旨42が表示されている。具体的には、表示内容には、家具検出中、障害物有り(通り抜け不可の家具)、障害物無し(通り抜けできる家具)がある。
On the
自動運転ボタン43を押すことで、センサ部50の検知結果に基づいて、自動で冷房、暖房、除湿等を選択し、設定温度等も調整する自動運転を開始する。さらに、本実施形態では、自動運転ボタン43を押すことで、物体検出部64および通り抜け可否検出部65の実行を開始し、風向制御に反映するようにしている。そのため、ユーザは1回の操作で運転を開始でき、別途、別途物体検出部64および通り抜け可否検出部65の実行を操作する必要がない。
By pressing the
また、本実施形態では、リモコン40内部のボタン(図示せず)によって自動運転ボタン43を押しても物体検出部64および通り抜け可否検出部65を実行させないよう、または、これらの検知結果に基づく風向制御を実行させないよう操作できるようにしている。
In the present embodiment, the
さらに、本実施形態では、自動運転ボタン43に加えて、足元気流ボタン44を専用に設けている。本実施形態では、足元気流ボタン44をリモコン40の表面に設けており、暖房運転ボタン等で運転を開始するユーザに対しても、簡単に足元気流運転を開始できるようにしている。つまり、本実施形態では、少なくとも自動運転ボタン43と足元気流ボタン44の2つのボタンで、物体検出部64および通り抜け可否検出部65の検知結果に基づく風向制御を開始できるようにしている。なお、足元気流ボタン44はリモコン40の内部に配置するようにしてもよい。
Furthermore, in this embodiment, in addition to the
本実施形態では、停止ボタンの下に、使用頻度が高い機能についての専用ボタンとして、足元気流ボタン44と間取り気流ボタンを配置している。ちなみに、間取り気流ボタンは撮像部110によって室内の間取りを検知し、間取りに合わせたスイング運転を開始するボタンである。
In the present embodiment, a
<センサ部>
図5は、本実施形態に係る空気調和機のセンサ部の構成を示す図である。センサ部50は、室内機100と室外機200に備えられている。センサ部50は、室温センサ、人、物体および室内の表面温度を検知する温度検知部130(図1参照)、外気温センサ、湿度センサ、冷媒配管温度センサ、圧縮機温度センサ、撮像部110(図1参照)、時計等により構成される。撮像部110は、前面パネル106の左右方向中央の下部に設置されている。
<Sensor part>
FIG. 5 is a diagram illustrating a configuration of a sensor unit of the air conditioner according to the present embodiment. The
温度検知部130がサーモパイルである場合、例えば横×縦が1×1画素、4×4画素、1×8画素で構成され、前面パネル106の左右方向中央の下部に設置されている。これ以外にも、赤外線センサ、近赤外線センサ、サーモグラフィーを使用してもよい。温度検知部130で検出するのは、室内の平均的な表面温度に限られず、検出範囲の内、人を除いた領域の室内の表面温度、人の着衣の表面温度、人の皮膚の温度、床の表面温度でもよい。
When the
<撮像部>
図6は、本実施形態に係る可視光カットフィルタを有する撮像部の構成を示す説明図である。図6は撮像部110を上方からみた図である。撮像部110は、可視光および近赤外線を撮像できるものを用いている。従来、人を検知する場合等の撮像部では、撮像部内部に、赤外線カットフィルタを取り付けているが、本実施形態では、近赤外線をカットしないようにするために取り付けていない。可視光カットフィルタ112を撮像部本体111の回りに配置し、可視光カットフィルタ112を回転させて撮像部本体111の前に移動させる構造としている。
<Imaging unit>
FIG. 6 is an explanatory diagram illustrating a configuration of an imaging unit having a visible light cut filter according to the present embodiment. FIG. 6 is a diagram of the
具体的には、撮像部110は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサである撮像部本体111の周囲に、開口部113を有する円環状の可視光カットフィルタ112を配置している。可視光カットフィルタ112を、フィルタ用モータ114でフィルタ用ギア115(フィルタ可動機構)を介して、撮像部本体111の周囲を回転できる。これにより、通常の撮像をするときは、可視光カットフィルタ112を通さずに撮影することができる。一方、後記する物体を検出する場合には、可視光カットフィルタ112を回転させて、可視光カットフィルタ112を介して、撮像部本体111と連動して駆動できる。また、必要に応じて、近赤外線光源120(図1参照)を撮影前に点灯し、近赤外線を照射することにより、さらに鮮明に近赤外線の反射光を撮像することができる。
Specifically, the
図7は、可視光カットのフィルタを介して撮像した場合の波長域の一例を示す説明図である。紫外線および可視光がカットされ、近赤外線近傍(例えば、850nm)の波長域を利用して撮像することができる。近赤外線は、物体の色彩や模様が反映されず、物体の形状だけが反映される特徴がある。これにより物体の形状を鮮明にとらえることができる。また、色彩情報を使用しないので、画像上の情報量が減り、物体を検出する際の精度向上につながる。 FIG. 7 is an explanatory diagram illustrating an example of a wavelength range in the case of imaging through a visible light cut filter. Ultraviolet rays and visible light are cut, and imaging can be performed using a wavelength region in the vicinity of near infrared rays (for example, 850 nm). Near-infrared light is characterized in that only the shape of the object is reflected without reflecting the color or pattern of the object. As a result, the shape of the object can be clearly captured. In addition, since no color information is used, the amount of information on the image is reduced, leading to an improvement in accuracy when detecting an object.
図17は、撮像部の水平方向の向きの移動と視野角を示す説明図である。図17を参照して、撮像部110の水平方向の向きの移動と視野角について説明する。図17は、室内機100および当該室内機100が設けられている室内を鉛直上方側からみた概念図であり、図17の上側は当該室内機100が取り付けられている壁側となり、下側は室内機100が取り付けられている室内の室内機100の前方側の空間となる。
FIG. 17 is an explanatory diagram illustrating the movement of the imaging unit in the horizontal direction and the viewing angle. With reference to FIG. 17, the movement of the
この例で、撮像部110の水平方向の視野角はおよそ60°である。よって、撮像部110の水平方向の向きが真正面(方向311)にあるときに撮像部110で撮像すれば、矢印の範囲312の室内の画像の撮像を行うことができる。また、向き311から撮像部110の向きを室内機100に向かって右に例えば45°移動させ、方向313の向きで撮像すれば、矢印の範囲314の室内の画像の撮像を行うことができる。さらに、向き311から撮像部110の向きを室内機100に向かって左に例えば45°移動させ、方向315の向きで撮像すれば、矢印の範囲316の室内の画像の撮像を行うことができる。これにより、本例では室内機100が設置された室内を合計で約150°の視野角で撮像することができる。また、矢印の範囲312と矢印の範囲314とは一部(約15°の範囲)重なって画像を取得することができ、同様に矢印の範囲312と矢印の範囲316とは一部(約15°の範囲)重なって画像を取得することができる。また、前記の約150°の視野角で室内の画像を撮像するためには、方向313から方向315までの範囲で撮像部110の向きを水平方向に変動すればよい。なお、壁検出部63が検出した室内のコーナは、コーナ373と示されている。
In this example, the viewing angle in the horizontal direction of the
<制御部>
図8は、本実施形態に係る空気調和機の制御部の構成を示す説明図である。制御部60は、電装品に備えられている。制御部60は、送受信部45を介するリモコン40からの情報と、センサ部50からの情報に基づき、室内機100の送風ファン103、左右風向板104、上下風向板105を駆動し、室外機200の圧縮機202、プロペラファン207を駆動する。
<Control unit>
FIG. 8 is an explanatory diagram illustrating a configuration of a control unit of the air conditioner according to the present embodiment. The
制御部60は、後記する第1の撮影モードおよび第2の撮影モードで撮像部110を制御する撮像制御部61と、撮像部110で撮影された画像に基づいて、室内の人の位置を検知する人検知部62と、撮像部110で撮影された画像に基づいて、室内の壁位置を検出する壁検出部63と、可視光カットフィルタ112を介して撮像部110で撮影された近赤外線画像に基づいて、物体を検出する物体検出部64と、物体検出部64で検出された物体の近傍に気流が通り抜け可能であるか否かを検出する通り抜け可否検出部65と、気流が通り抜け可能である領域に気流を送風する気流制御部66と、記憶部67とを有する。
The
<撮像制御部>
撮像制御部61は、撮像部110での室内の撮像は所定時間t1(一例を挙げれば1時間)ごとに行う。すなわち、撮像制御部61は、撮像部110による撮像処理の終了から所定時間t1を経過したときは、ステッピングモータを制御して取付け部材を駆動することにより、例えば一定の角速度で撮像部110の水平方向の向きの移動を開始する。この動作は、例えば図17に示す向き318側から向き317側に向かって開始する。そして、撮像制御部61は、撮像部110の向きが方向315に達したときは、必要に応じて一時停止するなどして撮像部110で撮像を行い、画像データを「左画像」として記憶部67に記憶する。次に、撮像部110の向きが方向311に達したときは、撮像制御部61は、必要に応じて一時停止するなどして撮像部110で撮像を行い、画像データを「中画像」として記憶部67に記憶する。次に、撮像部110の向きが方向313に達したときは、撮像制御部61は、必要に応じて一時停止するなどして撮像部110で撮像を行い、画像データを「右画像」として記憶部67に記憶する。
<Imaging control unit>
The
また、撮像制御部61は、可視光カットフィルタ112と、室内を撮影する撮像部本体111とを有する撮像部110を制御する際に、可視光カットフィルタ112を撮像部本体111の前面に位置させた状態で撮像部本体111によって室内を撮影する第1の撮影モードと、可視光カットフィルタ112を撮像部本体111の前面に位置させない状態で撮像部本体111によって室内を撮影する第2の撮影モードとを有する。
In addition, when the
<人検知部>
人検知部62は、可視光カットフィルタ112(図6参照)を介さない撮像部110で撮影(第2の撮影モードにより撮影)された画像に基づいて、室内の人の位置を検知する。撮像部110以外にも、赤外線センサ、近赤外線センサ、サーモグラフィー、焦電型センサ、超音波センサ、騒音センサを使用してもよい。人検知部62で検出するのは、人の有無に限られず、位置、活動量、生活シーン等を検出してもよい。
<Human detection part>
The
人の位置は、撮像部110で撮像された画像から人の頭部等の位置を検出し、頭部の位置を人の位置としている。さらに、本実施形態では、人の位置に加え、人の足元の位置も検出している。人の足元の位置は、撮像部110で撮像された画像に基づいて、直接人の足元の位置を検出するようにしてもよいし、人の頭部等の位置を検出し、人の頭部等の位置から人の足元の位置を推定するようにしてもよい。
The position of the person detects the position of the person's head or the like from the image captured by the
<壁検出部>
壁検出部63は、可視光カットフィルタ112を介さない撮像部110で撮影(第2の撮影モードにより撮影)された画像に基づいて、画像内のエッジの抽出し、太く長いエッジを抽出し、直線を延長し、交点を作成し、交点の重心点を消失点とすることにより、室内のコーナ373を検出し、検出したコーナ373(図17参照)を壁と壁あるいは壁と天井あるいは壁と床の接線とし、室内の壁や天井や床の面の位置を検出している。
<Wall detector>
The
なお、人検知部62で検知した人の位置を累積し、人の位置の累積値に基づいて、コーナ373の検出結果を補完してもよい。すなわち、人の位置の累積値よりも外側に室内の壁が存在し、人の位置の累積値よりも内側に室内の壁が存在することはないため、室内の壁が人の位置の累積値よりも内側の位置で検出された場合は、当該検出結果を除外するようにしてもよい。
Note that the position of the person detected by the
<物体検知部>
物体検出部64は、可視光カットフィルタ112を介して撮像部110で撮影(第1の撮影モードにより撮影)された画像から、物体を検出する。具体的には、室内にある、テーブル、こたつ、椅子、ソファ、本棚、食器棚、箪笥等の家具や、壁、床、天井、戸、窓、小梁、欄間の建具等を検出する。詳細については、図11を参照して後記する。
<Object detection unit>
The
<通り抜け可否検出部>
通り抜け可否検出部65は、物体検出部64が検出した物体の下方等の輝度を検出し、輝度が高ければ近赤外線を反射する物体があると推定し、輝度が低ければ、例えば、物体の足元は通り抜け可能であると推定することができる。これ以外にも、各種物体の具体的な通り抜け判定手段として下記がある。
<Passthrough detection unit>
The passage permission /
(1)物体の重心を用いる方法(図12参照)
通り抜け可否検出部65は、物体検出部64が検出した物体の下端からの重心位置の高さLと物体の高さHに基づき、脚長家具であるか脚短家具であるか否かを判定する。具体的には、通り抜け可否検出部65は、物体の重心位置の高さLの物体の高さHに対する割合が、所定値(例えば、70%)以上である場合に脚長家具と判定し、気流が通り抜けできると推定する。また、通り抜け可否検出部65は、物体の重心位置の高さLの物体の高さHに対する割合が、所定値未満である場合に脚短家具と判定し、気流が通り抜けできないと推定する。詳細については、図12を参照して後記する。
(1) Method using the center of gravity of an object (see FIG. 12)
The passage
(2)物体の積算面積を用いる方法(図13参照)
通り抜け可否検出部65は、物体検出部64が検出した物体の下端からの所定の高さMまでの物体の積算面積が全面積に対する割合と、物体の下端からの所定の高さMの物体の高さHに対する割合とに基づき、脚長家具であるか脚短家具であるか否かを判定する。具体的には、通り抜け可否検出部65は、物体の下端から積算面積の物体の全面積に対する割合が所定値(例えば、30%)における、物体の下端からの高さMの物体の高さHに対する割合が、所定値(例えば、50%)以上である場合、脚長家具と判定し、気流が通り抜けることができると推定する。また、通り抜け可否検出部65は、物体の全面積に対する積算面積が所定値における、物体の下端からの高さMの物体の高さHに対する割合が、所定値未満である場合、脚短家具と判定し、気流が通り抜けできないと推定する。詳細については、図13を参照して後記する。
(2) Method using accumulated area of object (see FIG. 13)
The pass-through permission /
本実施形態の通り抜け可否検出部65が、画像内の所定の範囲内に占める物体の面積の割合が所定値以下である場合に、物体の足元は通り抜け可能であると推定することで、物体の方向に送風した場合に通り抜けられない程度を推定することが可能となる。通り抜けられない物体に対して単位時間当たりの供給熱量を下げることが可能となる。また、通り抜けられる方向に対して単位時間あたりに供給する熱量を上げることが可能となり、快適性を向上させることが可能となる。
As described in the present embodiment, when the proportion of the area of the object occupying a predetermined range in the image is equal to or less than a predetermined value, the passage
図15は、物体が障害物であるか否かの判定処理を示す説明図であり、(a)は物体が障害物でない場合、(b)は物体が障害物である場合である。撮像部110で撮影した左画面、中画面、右画面をひとつにまとめた室内の画像の全幅をXとし、全高さYとする。その画像中にある物体の横幅をx、縦幅をyとする。物体が障害物であるか否かは、全画面の面積に対する物体の面積が所定値(例えば、8%)未満の場合、障害物でないと判定し、全画面の面積に対する物体の面積が所定値以上の場合、障害物として判定するとよい。
FIGS. 15A and 15B are explanatory diagrams showing a process for determining whether or not an object is an obstacle. FIG. 15A shows a case where the object is not an obstacle, and FIG. 15B shows a case where the object is an obstacle. Let X be the total width of an indoor image taken by the
図15(a)の場合、x/Xが20%であり、y/Yが15%とすると、全画面の面積に対する物体の面積は3%であり、障害物でないと判定される。一方、図15(b)の場合、全画面の面積に対する物体の面積は10%であり、障害物として判定される。 In the case of FIG. 15A, if x / X is 20% and y / Y is 15%, the area of the object with respect to the area of the entire screen is 3%, and it is determined that the object is not an obstacle. On the other hand, in the case of FIG. 15B, the area of the object with respect to the area of the entire screen is 10%, and is determined as an obstacle.
また、物体の画面の面積および物体までの距離から物体の面積、横幅または縦幅の絶対値を算出し、物体の面積、横幅または縦幅が所定値以上であるか否かに基づいて、物体が障害物であるか否か判定してもよい。 In addition, the absolute value of the area, width, or height of the object is calculated from the area of the object screen and the distance to the object, and based on whether the area, width, or height of the object is greater than or equal to a predetermined value, It may be determined whether or not is an obstacle.
全ての物体について風が通り抜けできるか判断しようとすると、マイコンの処理時間が長くなるため、本実施形態では、風の通り抜けに影響を与える程度の大きさの物体について判断するようにしている。すなわち、物体を検出したときに物体の縦方向の長さ、横方向の長さまたはその両方が所定値以上であるか否か判断し、小さなゴミ箱等の所定値以下の物体を検出対象から除外する。このようにすることで、マイコンの処理スピードを向上させることができる。 If it is attempted to determine whether or not the wind can pass through all objects, the processing time of the microcomputer becomes longer. Therefore, in the present embodiment, an object having a size that affects the passage of wind is determined. That is, when an object is detected, it is determined whether the length in the vertical direction, the length in the horizontal direction, or both are greater than or equal to a predetermined value, and objects with a predetermined value or less such as a small trash can are excluded from detection targets To do. By doing so, the processing speed of the microcomputer can be improved.
次に処理内容について説明する。
図9は、制御部の処理の全体概要を示すフローチャートである。制御部60は、運転を開始すると、人を検出し(処理S91)、人の足を検出する(処理S92)ことにより、人の位置を把握する。計測から1時間経過していない場合(処理S93,No)、処理S91に戻る。計測から1時間経過した場合(処理S93,Yes)、制御部60は、通り抜け検出処理を含む物体検出を行う(処理S94)。そして、物体検出処理後、再度人を検出し(処理S95)、室内のコーナ検出をし(処理S96)、人の検出をし(処理S97)、最後に間仕切りの開閉を検出し(処理S98)、一連の処理を終了する。処理S95〜処理S98の処理により、人の位置およびコーナ検出に基づいて、室内の大きさを判定している。なお、本実施形態では、撮像部110で撮影された画像に基づいて人の位置を把握しているが、撮像部110の代わりに、温度検知部130または焦電型赤外線センサを用いて人の位置を把握するようにしてもよい。
Next, processing contents will be described.
FIG. 9 is a flowchart showing an overall outline of the processing of the control unit. When the driving is started, the
図10は、撮像制御部、物体検出部および通り抜け可否検出部の処理を示すフローチャートである。図10は、図9の処理S94の詳細な処理である。図10の処理は、制御部60の処理であるが、撮像制御部61、物体検出部64および通り抜け可否検出部65の主体を明瞭にして説明する。
FIG. 10 is a flowchart illustrating processing of the imaging control unit, the object detection unit, and the pass-through availability detection unit. FIG. 10 is a detailed process of process S94 of FIG. The processing of FIG. 10 is the processing of the
物体検出部64は、室内に太陽光が照射されているか否か(太陽光有無)を判定する(処理901)。物体検出部64の判定は、光源を検出して、太陽光が室内に入らない状態のとき、または、室内に入り込む太陽光の量が所定値以下であるときに実行するとよい。太陽光には近赤外線も含まれているため、窓から太陽光が入り込む場合、太陽光が照射された場所に物体があると誤検出するおそれがあるからである。そこで、本実施形態では、光源を検出して、太陽光が室内に入らない状態のときに、または、室内に入り込む太陽光の量が所定値以下であるときに実行する。他の太陽光有無の判定方法として、光源そのものの識別をしなくても、時間帯によって太陽が出ていない時間帯に物体検出モードを実行してもよい。なお、ユーザが間違った時間帯を設定した場合、物体検出することができなくなるおそれがあるため、また、白熱灯によっても物体検出の誤検出をするおそれがあるため、光源識別を実行できることが望ましい。
The
撮像制御部61は、開口部113(図6参照)に可視光カットフィルタ112をかけるように移動する(処理S902)。そして、撮像制御部61は、初期の撮像位置(例えば、左画面の撮影位置)に移動し(処理S903)、近赤外線光源120(図1参照)を点灯し、近赤外線を照射する(近赤外線照射ON)(処理S904)。撮像制御部61は、室内の撮像(撮影)をし(処理S905)、近赤外線光源120を消灯し、近赤外線の照射を停止する(近赤外線照射OFF)(処理S906)。
The
物体検出部64は、物体の有無判定を行う(図11参照)(処理S907)。そして通り抜け可否検出部は、物体検出部64で検出された物体について、足もと通り抜け推定を行う(図12参照、図13参照)(処理S908)。
The
次に、撮像制御部61は、左画面、中画面、右画面の3方向の撮影が終了したか否かを判定し(処理S909)、3方向の撮影が終了していない場合(処理S909,No)、処理S903に戻る。一方、3方向の撮影が終了している場合(処理S909,Yes)、撮像制御部61は、可視光カットフィルタ112を元の位置に移動する(処理S910)。
Next, the
図9および図10の制御フロー、特に、物体検出処理および通り抜け可否検出は、リモコン40の自動ボタンを押下すると、自動運転を実行するが、一定時間おきに物体検出モードを実行する。本実施形態の場合は、1時間おきに実行している。なお、物体検出モードを自動ボタンとは別のボタンによって実行してもよい。
In the control flow of FIGS. 9 and 10, particularly the object detection process and the pass / fail detection, when the automatic button of the
物体検出部64で実行する物体検出モードでは、可視光カットフィルタ112を有する撮像部110を用いる。また、物体検出精度を高めるため必要とする場合、近赤外線光源120(例えば、近赤外線LED(Light Emitting Diode))も用いる。撮像部110は、前記したように通常の撮像と同じように左右方向に駆動し、室内を撮像する。近赤外線光源120は、撮像部110による撮像の直前から室内を照射し、撮像部110による撮像が終了すると、照射を終了する。撮像部110による撮像するタイミングだけ近赤外線光源120を照射するようにすることで、物体検出モード実行中に、近赤外線光源120を照射し続ける場合に比べて、近赤外線光源120の寿命を延ばすことができる。
In the object detection mode executed by the
本実施形態では、撮像部110を左方向、中方向、右方向の3回撮像を行うため、近赤外線光源120も撮像部110による撮像のタイミングに合わせて3回照射をする。そして、物体検出部64で撮像された画像の処理を行い、家具等の物体の形状を検出する。
In the present embodiment, since the
ここで、通常、物体の形状を抽出する場合において、物体の色彩や模様により正確な物体の形状を抽出することができないおそれがある。そこで、本実施形態では、物体検出モード時に可視光カットフィルタ112を移動させて撮像部110の前面に位置させ、かつ、近赤外線光源120を照射させている。近赤外線は、物体の色彩や模様が反映されず、物体の形状だけが反映される特徴がある。この近赤外線の特徴を活かすことで、物体の色彩や模様による誤検知を防ぎ、物体の形状をより正確に検出することができる。このように検出精度を高めることで、物体が、脚付きのテーブルやイス等の風が通り抜けできる形状であるのか、ソファ等の風が通り抜けできない形状であるのかを判別することができる。
Here, normally, when extracting the shape of an object, there is a possibility that the exact shape of the object cannot be extracted due to the color or pattern of the object. Therefore, in the present embodiment, the visible light cut filter 112 is moved to be positioned in front of the
本実施形態の物体検出モードの際、撮像制御部61は、約850nm付近に波長のピークを持つ近赤外線光源120を照射するとよい。撮像した画像は、近赤外線を撮像部110の方向に反射するほど白く、撮像部110の方向に反射しないほど黒く写る。一般に、居住空間に存在する、木、布、金属、紙等は、表面が粗く、近赤外線はその表面で拡散反射する。拡散反射により撮像部110の方向に反射した近赤外線を撮像することで、反射する物体が反射した方向に存在することを検出することができる。このため、近赤外線光源120を照射することにより、一般に室内に多く存在する家具の材質を網羅することが可能となり、高い検出精度を得ることが可能となる。
In the object detection mode of the present embodiment, the
なお、近赤外線光源120は、約850nm付近にピークを持つ近赤外線は可視光も含むため、近赤外線光源120を点灯しているときは、赤く点灯して見える。このため、点灯中であるか否かを表示する表示部が不要となり、コストを低減することが可能となる。
The near-infrared
図11は、物体検出部の物体の有無の判定処理を示す説明図である。物体検出部64は、撮像制御部61で撮影した画像をマトリクスに分割し、各分割した領域をセルとして管理している。例えば、マトリクス1101は、空気調和機Aの室内機100側からみた画像のマトリクスであり、縦5セル×横10セルとして説明する。各セルの位置は、左右風向および上下風向を制御する場合の位置に対応する。
FIG. 11 is an explanatory diagram illustrating a process for determining the presence / absence of an object in the object detection unit. The
物体検出部64は、画像の輝度値からそこに物体が存在するか否かを判別する。各セル内の数値は、各セル内に占める物体の占有面積に割合を、1〜5で示している。具体的には、0〜20%未満の占有面積の場合は「1」であり、20〜40%未満の占有面積の場合は「2」である。
The
物体検出部64は、室内に常時設置されている家具等の物体であるか否か、たまたま一時的に置かれている物体であるか判別するため、複数回の検出を実施する。具体的には、1時間に1回撮影し、所定回数(例えば、10回)の検出結果のうち、多数決で物体の形状を特定する。例えば、10回のうち6回の検出結果で物体であると判別された場合は、常時設置されている物体と認識しその形状を特定する。
The
図11に示す例においては、マトリクス1101、…、マトリクス1110の10回の検出結果に基づき、多数決結果であるマトリクス1120が示されている。この場合、左から2列目から4列目に物体が検出されており、同様に、右から2列目および3列目に物体が検出されている。
In the example shown in FIG. 11, a
図12は、通り抜け可否検出部の物体の重心を用いた判定処理を示す説明図であり、(a)は、物体の重心位置の例であり、(b)は物体の重心を用いた判定例を示す図である。図12(a)中には、物体の重心位置が示されており、通り抜け可否検出部65は、物体の底辺からの物体の高さHと重心位置Lとに基づき、物体の足もとが、気流が通り抜けられるか否かを判定する。
FIGS. 12A and 12B are explanatory diagrams showing determination processing using the center of gravity of the object of the passage pass / fail detection unit, where FIG. 12A is an example of the center of gravity position of the object, and FIG. 12B is a determination example using the center of gravity of the object. FIG. In FIG. 12A, the center of gravity position of the object is shown, and the pass /
具体的には、通り抜け可否検出部65は、物体の重心位置の高さLの物体の高さHに対する割合が、所定値(例えば、70%)以上である場合に脚長家具と判定し、気流が通り抜けできると推定する。また、通り抜け可否検出部65は、物体の重心位置の高さLの物体の高さHに対する割合が、所定値未満である場合に脚短家具と判定し、気流が通り抜けできないと推定する。すなわち、物体の重心位置Lと物体の高さHを比較し、物体の重心位置Lが物体の高さHに対して所定の高さ以上である場合に、気流(風)が通り抜けできる形状であると判断する。
Specifically, the
図12(b)には、図11で検出されたセル(占有面積の記号が2から5)に対して、判定結果を、通り抜け可能である場合「1」、通り抜け不可の場合「2」が記載されている。マトリクス1201、…、マトリクス1210の10回の判定結果に基づき、多数決の結果であるマトリクス1220が示されている。この場合、左から2列目から4列目に検出された物体に対し、通り抜け不可として判定されている。一方、右から2列目および3列目に検出された物体に対し、通り抜け可能として判定されている。
In FIG. 12B, the determination result for the cell detected in FIG. 11 (the symbol of the occupied area is 2 to 5) is “1” when the passage is possible and “2” when the passage is impossible. Have been described. A
図13は、通り抜け可否検出部の物体の積算面積を用いた判定処理を示す説明図であり、(a)は下端からの高さと積算面積の関係を示す図であり、(b)は物体の積算面積を用いた判定例を示す図である。図13(a)の左側の物体の場合、下端からの高さと積算面積とがほぼ線形の関係があるのに対し、図13(b)の右側の物体の場合、下端からの高さと積算面積とが線形の関係にないのが特徴である。 FIG. 13 is an explanatory diagram illustrating a determination process using the accumulated area of the object of the passage detection unit, (a) is a diagram illustrating the relationship between the height from the lower end and the accumulated area, and (b) is an illustration of the object. It is a figure which shows the example of determination using an integration area. In the case of the object on the left side of FIG. 13A, the height from the lower end and the integrated area have a substantially linear relationship, whereas in the case of the object on the right side of FIG. 13B, the height from the lower end and the integrated area. Is not in a linear relationship.
具体的には、通り抜け可否検出部65は、物体の下端からの積算面積の物体の全面積に対する割合が所定値(例えば、30%)における、物体の下端からの高さMの物体の高さHに対する割合が、所定値(例えば、50%)以上である場合、脚長家具であると判定し、気流が通り抜けることができると推定する。また、通り抜け可否検出部65は、物体の全面積に対する積算面積が所定値における、物体の下端からの高さMの物体の高さHに対する割合が、所定値未満である場合、脚短家具と判定し、気流が通り抜けできないと推定する。
Specifically, the pass /
図13(b)には、図11で検出されたセル(占有面積の記号が2から5)に対して、判定結果を、通り抜け可能である場合「1」、通り抜け不可の場合「2」が記載されている。マトリクス1301、…、マトリクス1310の10回の判定結果に基づき、多数決の結果であるマトリクス1320が示されている。この場合、左から2列目から4列目に検出された物体に対し、通り抜け不可として判定されている。一方、右から2列目および3列目に検出された物体に対し、通り抜け可能として判定されている。
In FIG. 13B, the determination result for the cell detected in FIG. 11 (the symbol of the occupied area is 2 to 5) is “1” when the passage is possible and “2” when the passage is impossible. Have been described. A
図14は、各種家具の下端からの高さによる積算面積の割合を示す説明図である。横軸は下端から上端までの距離の割合を示し、縦軸は下端からの積算面積の全面積に対する割合を示す。図14に示す結果から、(1)、(3)、(5)の家具の場合、下端から上端までの距離の割合と、積算面積との割合は単調に比例していることがわかる。これに対し、(2)、(4)、(6)の家具は、下に凸の放物線状の関係がある。 FIG. 14 is an explanatory diagram showing the ratio of the integrated area depending on the height from the lower end of various furniture. The horizontal axis indicates the ratio of the distance from the lower end to the upper end, and the vertical axis indicates the ratio of the integrated area from the lower end to the total area. From the results shown in FIG. 14, in the case of furniture of (1), (3), and (5), it can be seen that the ratio of the distance from the lower end to the upper end and the ratio of the integrated area are monotonically proportional. On the other hand, the furniture of (2), (4), and (6) has a parabolic relationship convex downward.
(1)の家具は、脚短家具であり、同様に(5)の家具も脚短の家具(ソファ)である。(3)の家具(チェア)は、足もとに車輪部分の領域があり、気流の流れを阻害することがわかる。図14の結果によれば、積算面線の割合が30%であって、下端から上端までの距離の割合が50%以上であるか否かで、足もとに気流が通り抜ける形状であるか否かを判別できることがわかる。この結果は、図13の判定で示したものと同様である。 The furniture (1) is short leg furniture, and similarly, the furniture (5) is short leg furniture (sofa). It can be seen that the furniture (chair) of (3) has an area of the wheel part at the foot and inhibits the flow of airflow. According to the result of FIG. 14, whether or not the shape is such that the airflow passes through the foot depending on whether the ratio of the integrated plane line is 30% and the ratio of the distance from the lower end to the upper end is 50% or more. It can be seen that This result is the same as that shown in the determination of FIG.
図16は、気流制御部の気流の制御を示す説明図であり、(a)および(c)は通り抜けできない物体がある場合、(b)および(d)は通り抜けできる物体がある場合を示す。図16(a),(b)は、室内を上面からみた視図であり、図16(c),(d)は、室内を側面からみた視図である。通り抜け可否検出部65が通り抜けできない物体と推定した場合、気流制御部66は、図16(a)に示すように、例えば、物体に対しては送風ファンの回転速度を低下させて風量をさげて制御する。これに対し、通り抜け可否検出部65が通り抜けできる物体と推定した場合、気流制御部66は、例えば、物体に対しては送風ファンの回転速度を維持して制御する。
FIGS. 16A and 16B are explanatory diagrams showing airflow control of the airflow control unit. FIGS. 16A and 16C show a case where there is an object that cannot pass through, and FIGS. 16B and 16D show a case where there is an object that can pass through. FIGS. 16A and 16B are views of the room as viewed from above, and FIGS. 16C and 16D are views of the room as viewed from the side. When the passage permission /
本実施形態では、物体検出部64により物体が検出され、通り抜け可否検出部65によりその物体に気流を送風した場合に気流が通り抜けるか否かを検出する。気流が通り抜けることが可能であると検出した場合には、気流制御部66は、人検知部62で検知した人体の位置と室内機100との間に物体があったとしても、左右風向板104の方向および上下風向板105を制御して気流が通り抜けられる物体を含む方向に送風する。例えば、暖房運転時、テーブルの奥の位置で人体が検出された場合、気流制御部66は、テーブルの下を通り抜け、温風が人体の足元に届くように左右風向板104の方向および上下風向板105の方向を制御する。また、人体や物体の位置に応じて送風ファン103の回転速度を制御して気流が通り抜けられる物体を含む方向に送風してもよい。
In the present embodiment, when the object is detected by the
一方、気流が通り抜けることはできないと検出した場合には、気流制御部66は、左右風向板104の方向、上下風向板105の方向、送風ファン103の回転速度を制御して気流が通り抜けられない物体を避けて送風する。例えば、ソファの奥の位置で人体が検出された場合、気流制御部66は、ソファを避けて人体の周辺に気流が届くように左右風向板104の方向および上下風向板105の方向を制御する。この時、ソファの端部の方向に気流を向けるよう制御してもよいし、人体の位置に基づいて左右風向板104または上下風向板105をスイングさせてもよい。
On the other hand, when it is detected that the airflow cannot pass, the
本実施形態では、通り抜け可否検出部65が物体を気流が通り抜けられるか検出することができるため、下を通り抜けられないソファ等の物体に向けて暖房時に送風されることによるショートサーキットに伴うサーモオフや暖気が届かない不快の発生を防ぐことが可能となる。
In the present embodiment, the passage permission /
また、冷房時には、通り抜けられない小梁等に対して送風することによる、ユーザへの過剰な冷気の供給による不快の発生を防ぐことが可能となる。すなわち、左右風向板104の方向、上下風向板105の方向、送風ファン103の回転数を制御し、通り抜けられない物体に対して単位時間当たりの供給熱量を下げることが可能となり、快適性を向上させることが可能となる。
In addition, during cooling, it is possible to prevent discomfort caused by supplying excessive cold air to the user by blowing air to a small beam that cannot pass through. That is, the direction of the left and right
40 リモコン
41 表示画面
45 送受信部
50 センサ部
60 制御部
61 撮像制御部
62 人検知部
63 壁検出部
64 物体検出部
65 通り抜け可否検出部
66 気流制御部
67 記憶部
100 室内機
103 送風ファン
104 左右風向板
105 上下風向板
106 前面パネル
109b 空気吹出し口
110 撮像部
111 撮像部本体
112 可視光カットフィルタ
113 開口部
114 フィルタ用モータ(フィルタ可動機構)
115 フィルタ用ギア(フィルタ可動機構)
120 近赤外線光源
130 温度検知部
140 足もとモニター
200 室外機
202 圧縮機
207 プロペラファン
A 空気調和機
DESCRIPTION OF
115 Filter gear (filter moving mechanism)
120 Near-infrared
Claims (7)
前記撮像部で撮影された画像に基づいて、物体を検出する物体検出部と、
前記物体検出部で検出された物体の近傍を気流が通り抜け可能であるか否かを検出する通り抜け可否検出部と、
前記通り抜け可否検出部の検出結果に基づいて気流を制御する気流制御部と、を有し、
前記通り抜け可否検出部は、前記検出した物体の重心位置と高さに基づき、前記物体の重心位置が前記物体の高さに対し、所定の高さ以上である場合に、気流が通り抜けることができると検出する空気調和機。 An imaging unit that has a filter that removes visible light and that images a room;
An object detection unit for detecting an object based on an image captured by the imaging unit;
A pass-through detection unit that detects whether an air current can pass through the vicinity of the object detected by the object detection unit;
An airflow control unit that controls the airflow based on the detection result of the passage-through availability detection unit,
Based on the detected center of gravity position and height of the object, the passage permission / inhibition detection unit can allow airflow to pass through when the center of gravity position of the object is equal to or higher than a predetermined height with respect to the height of the object. air conditioner detection and.
前記撮像部で撮影された画像に基づいて、物体を検出する物体検出部と、
前記物体検出部で検出された物体の近傍を気流が通り抜け可能であるか否かを検出する通り抜け可否検出部と、
前記通り抜け可否検出部の検出結果に基づいて気流を制御する気流制御部と、を有し、
前記通り抜け可否検出部は、前記物体検出部が検出した物体の面積に対する下端から所定の高さまでの物体の積算面積の割合と、該物体の高さに対する該物体の下端から所定の高さの割合に基づき、気流が通り抜けることができるか否かを検出する空気調和機。 An imaging unit that has a filter that removes visible light and that images a room;
An object detection unit for detecting an object based on an image captured by the imaging unit;
A pass-through detection unit that detects whether an airflow can pass through the vicinity of the object detected by the object detection unit; and
An airflow control unit that controls the airflow based on the detection result of the passage-through availability detection unit,
The pass-through detection unit is configured such that the ratio of the integrated area of the object from the lower end to a predetermined height with respect to the area of the object detected by the object detection unit, and the ratio of the predetermined height from the lower end of the object to the height of the object air conditioner based, it detect whether airflow can pass through the.
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。 The imaging unit, an air conditioner according to claim 1 or claim 2, characterized in that a filter moving mechanism to choose whether subjecting said filter.
前記フィルタを前記撮像部本体の前面に位置させた状態で前記撮像部本体によって室内を撮影する第1の撮影モードと、前記フィルタを前記撮像部本体の前面に位置させない状態で前記撮像部本体によって室内を撮影する第2の撮影モードとを有する撮像制御部とを備える
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。 The imaging unit may have a imaging unit Body for imaging an interior,
A first shooting mode in which a room is photographed by the image pickup unit main body with the filter positioned on the front surface of the image pickup unit main body, and a state in which the filter is not positioned on the front surface of the image pickup unit main body. The air conditioner according to claim 1 , further comprising an imaging control unit having a second imaging mode for imaging the room.
前記第1の撮影モードで室内を撮影する時、前記近赤外線光源が点灯している
ことを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。 Equipped with a near-infrared light source that emits near-infrared light in the room,
The air conditioner according to claim 4 , wherein the near-infrared light source is turned on when the room is photographed in the first photographing mode.
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。 The air conditioner according to claim 1 , further comprising a temperature detection unit that detects a surface temperature of a person or a pyroelectric infrared sensor.
前記撮像部が室内を撮影する時、前記近赤外線光源が点灯している
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。 Equipped with a near-infrared light source that emits near-infrared light in the room,
The air conditioner according to claim 1 or 2 , wherein the near-infrared light source is turned on when the imaging unit photographs a room.
Priority Applications (2)
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