JP6344847B2 - 椅子の荷重支持体、及び、椅子 - Google Patents
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Description
この場合、荷重受け部から側縁支持部に入力される荷重を、側縁支持部でより高い剛性をもって支持することが可能になる。
この場合、湾曲部側の撓み変形量が大きくなるように設定した場合にも、荷重受け部の残余の三方の辺の剛性を一対の側縁支持部と端縁支持部によって充分に高く維持することができる。
この場合、長孔状の開口が湾曲部の前記最端部位置に跨るように形成されているため、荷重受け部の撓み変形が最端部位置の近傍部分でも拘束されにくくなる。したがって、荷重受け部のより柔軟な変形を得ることが可能になるとともに、湾曲部の面に着座者から荷重が直接入力された場合にも、湾曲部を柔軟に変形させることが可能になる。
前記荷重受け部と前記側縁支持部の前記荷重受け側の面は連続した面によって形成され、前記荷重受け部の前記反荷重受け側の面は、前記側縁支持部の前記反荷重受け側の面に対して前記荷重受け側に段差状にオフセットして形成されるようにしても良い。
この場合、湾曲部の側縁部が、表面側支持壁と裏面側支持壁の一端側の接続部によって支持される。したがって、湾曲部が着座者から荷重を受けたときにおける湾曲部の変形挙動を安定されることができる。
これらの図に示すように、第1の実施形態に係る椅子1は、床面上に載置される脚部10と、着座者の臀部を支持する座20と、座20の後方側に配置されて着座者の背部を支持する背凭れ30と、を備えている。座20は、後に詳述するように後部側を支点として上方側に跳ね上げ回動可能とされている。
脚部10は、左右一対で構成される脚フレーム11,11と、これら左右の脚フレーム11,11同士を連結する前フレーム12とを一体に備えている。脚フレーム11,11と前フレーム12は、金属製のパイプ材によって形成されている。
また、後支柱部14のうちの連結支柱部15との連結位置によりも上方側領域は、背凭れ30が取り付けられる取付ベース18を構成している。
座20は、図3に示すように、金属製のパイプ材から成る座フレーム21と、座フレーム21の下面を覆う下部カバー22と、座フレーム21の上方を覆う座面部材23と、を有している。座20は、上面視が略矩形状に形成され、後端側の左右の両縁部に左右の取付ベース18の各支持アーム部18aに回動可能に連結される連結アーム25が延設されている。座20は、左右の支持アーム部18aを支点に上方に跳ね上げられる図3に示す跳ね上げ姿勢と、左右の支持アーム部18aを支点に前方側に略水平に倒される図2に示す前倒し姿勢と、に適宜切り換え可能とされている。
この実施形態では、背凭れ30が椅子の荷重支持体を構成している。また、前述した脚部10と座20はこの実施形態における支持構造体を構成している。
背凭れ30は、全体が合成樹脂によって一体に形成されている。背凭れ30は、着座者の背部の荷重を受ける略矩形板状の背板部31(荷重受け部)と、背板部31の左右の対辺に一体に形成されて、強度部材として機能する一対の側縁支持部32と、背板部31の下辺に一体に形成されて、側縁支持部32と同様に強度部材として機能する端縁支持部33と、を備えている。この実施形態における側縁支持部32は、脚部10に取り付けられた状態において、後部上方側に向かって若干傾斜しつつ略上下方向に沿って延出している。
なお、この実施形態の複数の開口34は、上下方向に直線状、若しくは、若干湾曲した略直線状に並び、その上下方向に並んだ列が幅方向に複数併設されている。そして、幅方向に隣接する列の開口34同士は上下方向に千鳥状にずれるように配置されている。この実施形態の場合、背板部31の開口34が略上下方向に長い長孔状に形成されていて、前面側からの入力荷重によって幅方向に容易に広がろうとするうえ、開口34が上述のように千鳥格子状に配置されていて、隣り合う開口34同士が幅方向に拡がろうとする動きを阻害することがないため、背板部31のより柔軟な変形を容易に得ることができる。
したがって、この実施形態の場合、湾曲部35の幅方向の中央領域での開口34の隣接ピッチP1が狭まっていることから、湾曲部35の幅方向の中央領域での一定面積における開口34の占める割合が大きくなる。このため、湾曲部35の幅方向の中央領域での変形量を、両側の端部領域での変形量に比較してより増大させることができる。この結果、背凭れ31の着座感とホールド性をより高めることが可能になる。
したがって、この椅子1の背凭れ30は、一体の成形部品から成る構造でありながら、側縁支持部32による高い支持剛性と、上端部付近での柔軟な変形を得ることができる。
一方、この背凭れ30の場合、後面側では、背板部31の後面が、側縁支持部32や端縁支持部33の後面に対して前方側に段差状にオフセットするように形成されているため、着座者が後部に凭れるときの荷重が、背板部31から左右の側縁支持部32の前面側の端部に圧縮方向の荷重として入力される。したがって、この背凭れ30においては、着座者の背部の荷重が背板部31に作用するときに、背板部31の後面が側縁支持部32や端縁支持部33の後面側に偏って連設されている場合と異なり、背板部31と側縁支持部32の連接部分に引っ張り荷重が集中しにくくなるため、背板部31をより広い範囲で柔軟に変形させることができる。
この第2の実施形態に係る椅子101は、背凭れ130以外の基本的な構成は第1の実施形態と同様とされている。背凭れ130は、着座者の背部の荷重を受ける略矩形板状の背板部31と、背板部31の左右の対辺に一体に形成されて、強度部材として機能する一対の側縁支持部32とを備えているが、背板部31の下辺には、強度部材として機能する端縁支持部(33)は形成されていない。
図7は、第3の実施形態に係る椅子201を右斜め上方側から見た斜視図であり、図8は、同椅子201を背面上部から見た斜視図である。
この実施形態に係る椅子201は、背凭れ230以外の基本的な構成は第1の実施形態と同様とされている。背凭れ230は、全体が合成樹脂によって一体に形成されており、略矩形状の背板部231(荷重受け部)と、背板部231の左右の対辺に一体に形成されて、強度部材として機能する一対の側縁支持部232,232と、を備えている。
なお、この実施形態の場合、表面側支持壁41は背板部231とほぼ同厚みに形成されている。
また、背凭れの背板部に形成する開口は、上記の各実施形態ではすべて略上下方向に長い長孔状の開口によって形成されていたが、例えば、図9に示す変形例のように長孔状の開口34と、円形状等の長孔状でない開口34aが混在するかたちで背板部に形成されるようにしても良い。
30,130,230 背凭れ(荷重支持体)
31,231 背板部(荷重受け部)
32,232 側縁支持部
33 端縁支持部
34 開口
35,235 湾曲部
41 表面側支持壁
42 裏面側支持壁
44 接続部
Claims (8)
- 着座者の荷重を受ける板状の荷重受け部と、
前記荷重受け部の相反する一対の対辺に一体に形成されて、強度部材として機能する一対の側縁支持部と、を備え、
前記荷重受け部に、当該荷重受け部の変形を容易にするための複数の開口が形成されている椅子の荷重支持体において、
前記荷重受け部のうちの、前記側縁支持部の延出方向に沿う少なくとも一端側に、着座者から荷重を受ける荷重受け側と相反する反荷重受け側に向かって湾曲する湾曲部が延設され、
前記荷重受け部の前記湾曲部の近傍に形成される前記開口は前記側縁支持部の延出方向に略沿う長孔状の開口とされ、
当該長孔状の開口は、少なくとも前記湾曲部に跨る範囲に形成され、
前記荷重受け部と前記側縁支持部の前記荷重受け側の面は連続した面によって形成され、
前記荷重受け部の前記反荷重受け側の面は、前記側縁支持部の前記反荷重受け側の面に対して前記荷重受け側に段差状にオフセットして形成されていることを特徴とする椅子の荷重支持体。 - 前記側縁支持部の荷重受け方向の肉厚は、前記荷重受け部の荷重受け方向の肉厚よりも厚く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の椅子の荷重支持体。
- 前記荷重受け部のうちの、前記側縁支持部の延出方向に沿う他端側には、強度部材として機能する端縁支持部が設けられ、当該端縁支持部の延出方向の両端部が一対の前記側縁支持部に一体に連結され、
前記湾曲部は、前記荷重受け部のうちの、前記側縁支持部の延出方向に沿う一端側に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の椅子の荷重支持体。 - 着座者の荷重を受ける板状の荷重受け部と、
前記荷重受け部の相反する一対の対辺に一体に形成されて、強度部材として機能する一対の側縁支持部と、を備え、
前記荷重受け部に、当該荷重受け部の変形を容易にするための複数の開口が形成されている椅子の荷重支持体において、
前記荷重受け部のうちの、前記側縁支持部の延出方向に沿う少なくとも一端側に、着座者から荷重を受ける荷重受け側と相反する反荷重受け側に向かって湾曲する湾曲部が延設され、
前記荷重受け部の前記湾曲部の近傍に形成される前記開口は前記側縁支持部の延出方向に略沿う長孔状の開口とされ、
当該長孔状の開口は、少なくとも前記湾曲部に跨る範囲に形成され、
前記湾曲部は、延出方向の端部が90°を超える変化角となるように湾曲し、
前記長孔状の開口は、前記湾曲部のうちの、前記側縁支持部の延出方向に沿う最端部位置に跨るように形成され、
前記側縁支持部の少なくとも前記湾曲部の位置される側の端縁には、前記荷重受け側に臨む板状の表面側支持壁と前記反荷重受け側に臨む板状の裏面側支持壁とが前記側縁支持部の延出方向で環状に接続された筒状構造とされ、
前記表面側支持壁が前記荷重受け部と略同厚みに形成されていることを特徴とする椅子の荷重支持体。 - 前記荷重受け部と前記側縁支持部の前記荷重受け側の面は連続した面によって形成され、
前記荷重受け部の前記反荷重受け側の面は、前記側縁支持部の前記反荷重受け側の面に対して前記荷重受け側に段差状にオフセットして形成されていることを特徴とする請求項4に記載の椅子の荷重支持体。 - 前記表面側支持壁と前記裏面側支持壁の一端側の接続部は湾曲形状に形成され、当該接続部が前記湾曲部の側縁に連続するように接続されていることを特徴とする請求項4または5に記載の椅子の荷重支持体。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の荷重支持体が、脚部を有する支持構造体に支持されていることを特徴とする椅子。
- 前記荷重支持体は、前記湾曲部が上端側で後方に湾曲するように前記支持構造体に支持される背凭れであることを特徴とする請求項7に記載の椅子。
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