JP6234770B2 - 動画像復号処理装置、動画像符号化処理装置およびその動作方法 - Google Patents
動画像復号処理装置、動画像符号化処理装置およびその動作方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6234770B2 JP6234770B2 JP2013220959A JP2013220959A JP6234770B2 JP 6234770 B2 JP6234770 B2 JP 6234770B2 JP 2013220959 A JP2013220959 A JP 2013220959A JP 2013220959 A JP2013220959 A JP 2013220959A JP 6234770 B2 JP6234770 B2 JP 6234770B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing unit
- decoding
- encoding
- period
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/42—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation
- H04N19/436—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation using parallelised computational arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/44—Decoders specially adapted therefor, e.g. video decoders which are asymmetric with respect to the encoder
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Description
まず、本願において開示される代表的な実施の形態について、その概要を説明する。代表的な実施の形態の概要説明で括弧を付して参照する図面の参照符号は、それが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
次に、実施の形態について更に詳述する。尚、発明を実施するための最良の形態を説明するための全図において、前記の図と同一の機能を有する部品には同一の符号を付して、その繰り返しの説明は省略する。
《動画像復号処理装置の構成》
図1は、実施の形態1による動画像復号処理装置の構成を示す図である。
復号制御部10は、図示しない動画像符号化装置によってH.264/AVC規格もしくはH.265/HEVC規格に準拠して符号化されたビットストリームBSのパーシング(構文解釈)を実行する。すなわち、復号制御部10は、符号化ビットストリームBSのシンタックス(圧縮符号化データ列の規則もしくは符号化データのビットストリームの構成方法)のパーシングを実行する。その結果、復号制御部10は符号化ビットストリームBSのフレーム分割を実行するので、奇数番目の第1番目のIフレームI0と第3番目のPフレームP2の符号化情報が第1復号処理部20(DEC0)に供給され、偶数番目の第2番目のPフレームP1と第4番目のPフレームP3の符号化情報が第2復号処理部21(DEC1)に供給される。
第1復号処理部20(DEC0)は、可変長復号部201と逆量子化部202と逆変換部203とセレクタ部204と動き補償部205とイントラ予測部206と加算部207とフィルタ部208とを含んでいる。
図1に示した実施の形態1による動画像復号処理装置は、その大部分がシステムオンチップ(SoC)と呼ばれるシステムLSI半導体集積回路の半導体チップの内部に集積化されている。しかし、フレームメモリ40は、このシステムLSI半導体集積回路と別個に構成された同期スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)の半導体チップの内部に集積化される。従って、復号制御部10と第1復号処理部20(DEC0)と第2復号処理部21(DEC1)とメモリ制御部30は、システムオンチップ(SoC)の半導体チップの内部に集積化されたものである。
図2は、図1に示した実施の形態1による動画像復号処理装置の動作を説明する図である。
上述したように復号制御部10による符号化ビットストリームBSのフレーム分割によって、奇数番目の第1番目のIフレームI0の符号化情報が第1復号処理部20(DEC0)に供給されるので、第1期間T0では第1復号処理部20(DEC0)が第1番目のIフレームI0の開始点(0、0)の符号化情報の復号処理を開始する。すなわち、復号制御部10の処理ブロック制御部102から第1復号処理部20(DEC0)の可変長復号部201にブロック処理開始信号Start_MB0が供給され、ブロック処理開始信号Start_MB0によって復号処理が開始されるマクロブロック(MB)もしくは最大コーディングユニット(LCU)の連続番号が指示される。復号制御部10の処理ブロック制御部102がブロック処理開始信号Start_MB0の値をインクリメントするので、第1復号処理部20(DEC0)は、第1番目のIフレームI0の開始点(0、0)から中間点(X/2、Y/2)に向かって符号化情報の復号処理を進行する。第1復号処理部20(DEC0)が第1番目のIフレームI0の開始点(0、0)の符号化情報の復号処理を開始してから第1番目のIフレームI0の中間点(X/2、Y/2)の符号化情報の復号処理を開始するまでの第1期間T0では、第1復号処理部20(DEC0)だけが復号処理を実行して、第2復号処理部21(DEC1)が復号処理を中止する、と言う復号単独処理が実行される。
更に第1復号処理部20(DEC0)が第1番目のIフレームI0の中間点(X/2、Y/2)の符号化情報の復号処理を開始してから第1番目のIフレームI0の終了点(X、Y)の符号化情報の復号処理を終了するまでの第2期間T1では、第1復号処理部20(DEC0)と第2復号処理部21(DEC1)とが復号処理を実行する、と言う並列復号処理が実行される。すなわち、第1復号処理部20(DEC0)による第1番目のIフレームI0の復号処理が開始点(0、0)から開始され中間点(X/2、Y/2)まで到達したことが、第1復号処理部20(DEC0)のフィルタ部208から復号制御部10の処理ブロック制御部102に供給される処理ブロック信号PMB0のローレベル“0”からハイレベル“1”への変化によって検出される。処理ブロック信号PMB0による検出結果に応答して、第2復号処理部21(DEC1)による第2番目のPフレームP1の前半の復号処理が開始点(0、0)から開始される。
更に第2復号処理部21(DEC1)が第2番目のPフレームP1の中間点(X/2、Y/2)の符号化情報の復号処理を開始してから第2番目のPフレームP1の終了点(X、Y)の符号化情報の復号処理を終了するまでの第3期間T2でも、第1復号処理部20(DEC0)と第2復号処理部21(DEC1)とが復号処理を実行する、と言う並列復号処理が実行される。特に、第2期間T1の最終タイミングで第1復号処理部20(DEC0)による第1番目のIフレームI0の終了点(X、Y)でのマクロブロック(MB)または最大コーディングユニット(LCU)のインター復号処理が完了したことを示すフレーム復号処理終了信号PEN0が、第1復号処理部20(DEC0)のフィルタ部208から画像参照制御部101に供給される。従って、フレーム復号処理終了信号PEN0に応答して、画像参照制御部101から処理ブロック制御部102に供給される画像参照制御信号B0が、ハイレベル“1”からローレベル“0”に変化するので、第3期間T2における第2復号処理部21(DEC1)による第1復号処理部20(DEC0)の復号処理位置の監視が停止されるものである。尚、フレーム復号処理終了信号PEN0が第1復号処理部20(DEC0)のフィルタ部208から復号制御部10の画像参照制御部101に供給される以前では画像参照制御信号B0がハイレベル“1”に維持されているので、第2復号処理部21(DEC1)による第1復号処理部20(DEC0)の復号処理位置の監視が許可されている。このように、第3期間T2においては、フレーム復号処理終了信号PEN0と画像参照制御信号B0とに応答して、第2復号処理部21(DEC1)による第2番目のPフレームP1の後半のインター復号処理のための参照画像として、第3期間T2での第1復号処理部20(DEC0)による復号処理結果が使用されることが禁止される。しかし、第3期間T2では、第2復号処理部21(DEC1)による第2番目のPフレームP1の後半のインター復号処理のための参照画像として、第2期間T1での第1復号処理部20(DEC0)による第1番目のIフレームI0の後半のイントラ復号処理結果が使用されることが可能とされる。
更に第1復号処理部20(DEC0)が第3番目のPフレームP2の中間点(X/2、Y/2)の符号化情報の復号処理を開始してから第3番目のPフレームP2の終了点(X、Y)の符号化情報の復号処理を終了するまでの第4期間T3でも、第1復号処理部20(DEC0)と第2復号処理部21(DEC1)とが復号処理を実行する、と言う並列復号処理が実行される。特に、第3期間T2の最終タイミングで第2復号処理部21(DEC1)による第2番目のPフレームP1の終了点(X、Y)でのマクロブロック(MB)または最大コーディングユニット(LCU)のインター復号処理が完了したことを示すフレーム復号処理終了信号PEN1が、第2復号処理部21(DEC1)のフィルタ部218から復号制御部10の画像参照制御部101に供給される。従って、フレーム復号処理終了信号PEN1に応答して画像参照制御部101から処理ブロック制御部102に供給される画像参照制御信号B1がハイレベル“1”からローレベル“0”に変化するので、第4期間T3における第1復号処理部20(DEC0)による第2復号処理部21(DEC1)の復号処理位置の監視が停止される。尚、フレーム復号処理終了信号PEN1が第2復号処理部21(DEC1)のフィルタ部218から復号制御部10の画像参照制御部101に供給される以前では画像参照制御信号B1がハイレベル“1”に維持されているので、第1復号処理部20(DEC0)による第2復号処理部21(DEC1)の復号処理位置の監視が許可されている。このように第4期間T3においては、フレーム復号処理終了信号PEN1と画像参照制御信号B1とに応答して、第1復号処理部20(DEC0)による第3番目のPフレームP2の後半のインター復号処理のための参照画像として、第4期間T3での第2復号処理部21(DEC1)による復号処理結果が使用されることが禁止される。しかし、第4期間T3では、第1復号処理部20(DEC0)による第3番目のPフレームP2の後半のインター復号処理のための参照画像として、第3期間T2での第2復号処理部21(DEC1)による第2番目のPフレームP1の後半のインター復号処理結果が使用されることが可能とされる。
更に第2復号処理部21(DEC1)が第4番目のPフレームP3の中間点(X/2、Y/2)の符号化情報の復号処理を開始してから第4番目のPフレームP3の終了点(X、Y)の符号化情報の復号処理を終了するまでの第5期間T4でも、第1復号処理部20(DEC0)と第2復号処理部21(DEC1)とが復号処理を実行する、と言う並列復号処理が実行される。特に、第4期間T3の最終タイミングで第1復号処理部20(DEC0)による第3番目のPフレームP2の終了点(X、Y)でのマクロブロック(MB)または最大コーディングユニット(LCU)のインター復号処理が完了したことを示すフレーム復号処理終了信号PEN0が、第1復号処理部20(DEC0)のフィルタ部208から復号制御部10の画像参照制御部101に供給される。従って、フレーム復号処理終了信号PEN0に応答して画像参照制御部101から処理ブロック制御部102に供給される画像参照制御信号B0がハイレベル“1”からローレベル“0”に変化するので、第5期間T4における第2復号処理部21(DEC1)による第1復号処理部20(DEC0)の復号処理位置の監視が停止される。尚、フレーム復号処理終了信号PEN0が第1復号処理部20(DEC0)のフィルタ部208から復号制御部10の画像参照制御部101に供給される以前では画像参照制御信号B0がハイレベル“1”に維持されているので、第2復号処理部21(DEC1)による第1復号処理部20(DEC0)の復号処理位置の監視が許可されている。このように第5期間T4においては、フレーム復号処理終了信号PEN0と画像参照制御信号B0とに応答して、第2復号処理部21(DEC1)による第4番目のPフレームP3の後半のインター復号処理のための参照画像として、第5期間T4での第1復号処理部20(DEC0)による復号処理結果が使用されることが禁止される。しかし、第5期間T4では、第2復号処理部21(DEC1)による第4番目のPフレームP3の後半のインター復号処理のための参照画像として、第4期間T3での第1復号処理部20(DEC0)による第3番目のPフレームP2の後半のインター復号処理結果が使用されることが可能とされる。
《動画像符号化処理装置の構成》
図3は、実施の形態2による動画像符号化処理装置の構成を示す図である。
符号制御部10は、H.264/AVC規格またはH.265/HEVC規格に準拠してフレームメモリ40に格納された複数のフレームを符号化処理するための符号化制御を実行する。すなわち、符号制御部10は、フレームメモリ40に格納された複数のフレームの各フレームをイントラ符号化によって符号化するかインター符号化によって符号化するかを決定するとともに、各フレームの符号化処理のタイミング制御を実行する。その結果、第1符号化処理部50(ENC0)による第1番目のIフレームI0の符号化処理と第2符号化処理部51(ENC1)による第2番目のPフレームP1の符号化処理が、高精細HDの画素サイズの約半分の時間差を有するパイプライン動作となるものである。
第1符号化処理部50(ENC0)は、画像供給スイッチ5001と減算器5002と周波数変換部5003と量子化部5004と逆量子化部5005と逆周波数変換部5006と加算器5007とによって構成される。更に第1符号化処理部50(ENC0)は、フィルタ部5008と動きベクトル検出部5009と動き補償部5010とイントラ予測部5011とセレクタ部5012と可変長符号化部5013とによって構成される。
図3に示した実施の形態2による動画像符号化処理装置は、その大部分がシステムオンチップ(SoC)と呼ばれるシステムLSI半導体集積回路の半導体チップ内部に集積化されている。しかし、フレームメモリ40は、このシステムLSI半導体集積回路と別個に構成された同期スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)の半導体チップ内部に集積化される。従って、符号制御部10と第1符号化処理部50(ENC0)と第2符号化処理部51(ENC1)とメモリ制御部30とストリームバッファ60、70とストリーム合成部80とは、システムオンチップ(SoC)の半導体チップの内部に集積化されたものである。
図4は、図3に示した実施の形態2による動画像符号化処理装置の動作を説明する図である。
上述のようにフレームメモリ40からメモリ制御部30によって読み出される奇数番目の第1番目のフレームと第3番目のフレームとは第1符号化処理部50(ENC0)によって符号化処理され、フレームメモリ40に格納された後にメモリ制御部30によって読み出される偶数番目の第2番目のフレームと第4番目のフレームとは第2符号化処理部51(ENC1)によって符号化処理される。
更に第1符号化処理部50(ENC0)が第1番目のIフレームI0の中間点(X/2、Y/2)の動画像信号の符号化処理を開始してから第1番目のIフレームI0の終了点(X、Y)の動画像信号の符号化処理を終了するまでの第2期間T1では、第1符号化処理部50(ENC0)と第2符号化処理部51(ENC1)が符号化処理を実行する、と言う並列符号化処理が実行される。すなわち、第1符号化処理部50(ENC0)による第1番目のIフレームI0の符号化処理が開始点(0、0)から開始され中間点(X/2、Y/2)まで到達したことが、第1符号化処理部50(ENC0)のフィルタ部5008から符号制御部10の処理ブロック制御部102に供給される処理ブロック信号PMB0のローレベル“0”からハイレベル“1”への変化によって検出される。処理ブロック信号PMB0による検出結果に応答して、第2符号化処理部51(ENC1)による第2番目のPフレームP1の前半の符号化処理が開始点(0、0)から開始される。
更に第2符号化処理部51(ENC1)が第2番目のPフレームP1の中間点(X/2、Y/2)の動画像信号の符号化処理を開始してから第2番目のPフレームP1の終了点(X、Y)の動画像信号の符号化処理を終了するまでの第3期間T2でも、第1符号化処理部50(ENC0)と第2符号化処理部51(ENC1)とが符号化処理を実行する、と言う並列符号化処理が実行される。特に第2期間T1の最終タイミングで第1符号化処理部50による第1番目のIフレームI0の終了点(X、Y)での1個分のマクロブロックもしくは最大コーディングユニットを構成する動画像信号のインター符号化処理が完了したことを示すフレーム符号化処理終了信号PEN0が、第1符号化処理部50のフィルタ部5108から画像参照制御部101に供給される。従って、フレーム符号化処理終了信号PEN0に応答して、画像参照制御部101から処理ブロック制御部102に供給される画像参照制御信号B0が、ハイレベル“1”からローレベル“0”に変化するので、第3期間T2における第2符号化処理部51(ENC1)による第1符号化処理部50(ENC0)の符号化処理位置の監視が停止されるものである。尚、フレーム符号化処理終了信号PEN0が第1符号化処理部50(ENC0)のフィルタ部5108から符号化制御部10の画像参照制御部101に供給される以前では画像参照制御信号B0がハイレベル“1”に維持されているので、第2符号化処理部51(ENC1)による第1符号化処理部50(ENC0)の符号化処理位置の監視が許可されている。このように、第3期間T2においては、フレーム符号化処理終了信号PEN0と画像参照制御信号B0とに応答して、第2符号化処理部51(ENC1)による第2番目のPフレームP1の後半のインター符号化処理のための参照画像として、第3期間T2での第1符号化処理部50(ENC0)による符号化処理結果が使用されることが禁止される。しかし、第3期間T2では、第2符号化処理部51(ENC1)による第2番目のPフレームP1の後半のインター符号化処理のための参照画像として、第2期間T1での第1符号化処理部50(ENC0)による第1番目のIフレームI0の後半のイントラ符号化処理結果が使用されることが可能とされる。
更に第1符号化処理部50(ENC0)が第3番目のPフレームP2の中間点(X/2、Y/2)の動画像信号の符号化処理を開始してから第3番目のPフレームP2の終了点(X、Y)の動画像信号の符号化処理を終了するまでの第4期間T3でも、第1符号化処理部50(ENC0)と第2符号化処理部51(ENC1)とが符号化処理を実行する、と言う並列符号化処理が実行される。特に、第3期間T2の最終タイミングで第2符号化処理部51による第2番目のPフレームP1の終了点(X、Y)での1個分のマクロブロックもしくは最大コーディングユニットを構成する動画像信号のインター符号化処理が完了したことを示すフレーム符号化処理終了信号PEN1が、第2符号化処理部51のフィルタ部5018から符号制御部10の画像参照制御部101に供給される。従って、フレーム符号化処理終了信号PEN1に応答して画像参照制御部101から処理ブロック制御部102に供給される画像参照制御信号B1がハイレベル“1”からローレベル“0”に変化するので、第4期間T3における第1符号化処理部50(ENC0)による第2符号化処理部51(ENC1)の符号化処理位置の監視が停止される。尚、フレーム符号化処理終了信号PEN1が第2符号化処理部51(ENC1)のフィルタ部5018から符号制御部10の画像参照制御部101に供給される以前では画像参照制御信号B1がハイレベル“1”に維持されているので、第1符号化処理部50(ENC0)による第2符号化処理部51(ENC1)の符号化処理位置の監視が許可されている。このように第4期間T3においては、フレーム符号化処理終了信号PEN1と画像参照制御信号B1とに応答して、第1符号化処理部50(ENC0)による第3番目のPフレームP2の後半のインター符号化処理のための参照画像として、第4期間T3での第2符号化処理部51(ENC1)による符号化処理結果が使用されることが禁止される。しかし、第4期間T3では、第1符号化処理部50(ENC0)による第3番目のPフレームP2の後半のインター符号化処理のための参照画像として、第3期間T2での第2符号化処理部51(ENC1)による第2番目のPフレームP1の後半のインター符号化処理結果が使用されることが可能とされる。
更に第2符号化処理部51(ENC1)が第4番目のPフレームP3の中間点(X/2、Y/2)の動画像信号の符号化処理を開始してから第4番目のPフレームP3の終了点(X、Y)の動画像信号の符号化処理を終了するまでの第5期間T4でも、第1符号化処理部50(ENC0)と第2符号化処理部51(ENC1)とが符号化処理を実行する、と言う並列符号化処理が実行される。特に第4期間T3の最終タイミングで第1符号化処理部50による第3番目のPフレームP2の終了点(X、Y)での1個分のマクロブロックもしくは最大コーディングユニットを構成する動画像信号のインター符号化処理が完了したことを示すフレーム符号化処理終了信号PEN0が、第1符号化処理部50のフィルタ部5108から画像参照制御部101に供給される。従って、フレーム符号化処理終了信号PEN0に応答して、画像参照制御部101から処理ブロック制御部102に供給される画像参照制御信号B0がハイレベル“1”からローレベル“0”に変化するので、第5期間T4における第2符号化処理部51(ENC1)による第1符号化処理部50(ENC0)の符号化処理位置の監視が停止される。尚、フレーム符号化処理終了信号PEN0が第1符号化処理部50(ENC0)のフィルタ部5108から符号制御部10の画像参照制御部101に供給される以前では画像参照制御信号B0がハイレベル“1”に維持されているので、第2符号化処理部51(ENC1)による第1符号化処理部50(ENC0)の符号化処理位置の監視が許可されている。このように第5期間T4においては、フレーム符号化処理終了信号PEN0と画像参照制御信号B0とに応答して、第2符号化処理部51(ENC1)による第4番目のPフレームP3の後半のインター符号化処理のための参照画像として、第5期間T4での第1符号化処理部50(ENC0)による符号化処理結果が使用されることが禁止される。しかし、第5期間T4では、第2符号化処理部51(ENC1)による第4番目のPフレームP3の後半のインター符号化処理のための参照画像として、第4期間T3での第1符号化処理部50(ENC0)による第3番目のPフレームP2の後半のインター符号化処理結果が使用されることが可能とされる。
101…画像参照制御部
102…処理ブロック制御部
20…第1復号処理部(DEC0)
21…第2復号処理部(DEC1)
201、211…可変長復号部
202、212…逆量子化部
203、213…逆変換部
204、214…セレクタ部
205、215…動き補償部
206、216…イントラ予測部
207、217…加算部
208、218…フィルタ部
30…メモリ制御部
40…フレームメモリ
50…第1符号化処理部(ENC0)
51…第2符号化処理部(ENC1)
5001、5101…画像供給スイッチ
5002、5102…減算器
5003、5103…周波数変換部
5004、5104…量子化部
5005、5105…逆量子化部
5006、5106…逆周波数変換部
5007、5107…加算器
5008、5108…フィルタ部
5009、5109…動きベクトル検出部
5010、5110…動き補償部
5011、5111…イントラ予測部
5012、5112…セレクタ部
5013、5113…可変長符号化部
60、70…ストリームバッファ
80…ストリーム合成部
Claims (22)
- 動画像復号処理装置は、復号制御部と第1復号処理部と第2復号処理部とを具備して、
前記復号制御部は、符号化ビットストリームから第1の複数のフレームの符号化情報と第2の複数のフレームの符号化情報とを生成して、
前記第1の複数のフレームの前記符号化情報が前記復号制御部から前記第1復号処理部に供給され、前記第2の複数のフレームの前記符号化情報が前記復号制御部から前記第2復号処理部に供給され、
第1期間では、前記第1の複数のフレームに含まれた第1の先行フレームの開始点から途中点までの前記符号化情報が前記第1復号処理部によって復号処理され、
前記第1期間での前記第1復号処理部による前記第1の先行フレームの復号処理の前記途中点の到達に応答して、第2期間では、前記第2の複数のフレームに含まれた第2の先行フレームの開始点から途中点までの前記符号化情報が前記第2復号処理部によって復号処理され、
前記第2期間では、前記第1の複数のフレームに含まれた前記第1の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記符号化情報が前記第1復号処理部によって復号処理され、
前記第2期間での前記第1復号処理部による前記第1の先行フレームの復号処理の前記終了点の到達を示す第1終了信号に応答して、第3期間では、前記第2の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記符号化情報が前記第2復号処理部によって復号処理され、
前記第3期間での前記第2復号処理部による前記第2の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記符号化情報の復号処理のために、前記第1終了信号に応答して、前記第3期間での前記第1復号処理部による復号処理の結果の使用が禁止され、
前記第3期間での前記第2復号処理部による前記第2の先行フレームの前記符号化情報の復号処理のために、前記第2期間での前記第1復号処理部による前記第1の先行フレームの前記復号処理の結果の使用が許可され、
前記第2期間での前記第2復号処理部による前記第2の先行フレームの復号処理の前記途中点の到達に応答して、前記第3期間では前記第1の複数のフレームに含まれた第1の後続フレームの開始点から途中点までの符号化情報が前記第1復号処理部によって復号処理される
動画像復号処理装置。 - 請求項1において、
前記第3期間での前記第2復号処理部による前記第2の先行フレームの復号処理の前記終了点の到達を示す第2終了信号に応答して、第4期間では、前記第1の後続フレームの前記途中点から終了点までの前記符号化情報が前記第1復号処理部によって復号処理され、
前記第4期間での前記第1復号処理部による前記第1の後続フレームの前記途中点から終了点までの前記符号化情報の復号処理のために、前記第2終了信号に応答して、前記第4期間での前記第2復号処理部による復号処理の結果の使用が禁止され、
前記第4期間での前記第1復号処理部による前記第1の後続フレームの前記符号化情報の復号処理のために、前記第3期間での前記第2復号処理部による前記第2の先行フレームの前記復号処理の結果の使用が許可され、
前記第3期間での前記第1復号処理部による前記第1の後続フレームの復号処理の前記途中点の到達に応答して、前記第4期間では前記第2の複数のフレームに含まれた第2の後続フレームの開始点から途中点までの符号化情報が前記第2復号処理部によって復号処理される
動画像復号処理装置。 - 請求項2において、
前記第1復号処理部と前記第2復号処理部の各復号処理部は、可変長復号部と逆量子化部と逆変換部とセレクタ部と動き補償部とイントラ予測部と加算部とフィルタ部とを含む
動画像復号処理装置。 - 請求項3において、
前記復号制御部と前記第1復号処理部と前記第2復号処理部とは、半導体集積回路の半導体チップの内部に集積化された
動画像復号処理装置。 - 請求項3において、
前記動画像復号処理装置は、H.264/AVC規格またはH.265/HEVC規格に準拠した前記符号化ビットストリームを復号処理する
動画像復号処理装置。 - 動画像符号化処理装置は、符号制御部と第1符号化処理部と第2符号化処理部とを具備して、
前記符号制御部に、第1の複数のフレームの動画像信号と第2の複数のフレームの動画像信号とを含む符号化対象である映像入力信号が供給され、
前記第1の複数のフレームの前記動画像信号が前記符号制御部から前記第1符号化処理部に供給され、前記第2の複数のフレームの前記動画像信号が前記符号制御部から前記第2符号化処理部に供給され、
第1期間では、前記第1の複数のフレームに含まれた第1の先行フレームの開始点から途中点までの前記動画像信号が前記第1符号化処理部によって符号化処理され、
前記第1期間での前記第1符号化処理部による前記第1の先行フレームの符号化処理の前記途中点の到達に応答して、第2期間では、前記第2の複数のフレームに含まれた第2の先行フレームの開始点から途中点までの前記動画像信号が前記第2符号化処理部によって符号化処理され、
前記第2期間では、前記第1の複数のフレームに含まれた前記第1の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記動画像信号が前記第1符号化処理部によって符号化処理され、
前記第2期間での前記第1符号化処理部による前記第1の先行フレームの符号化処理の前記終了点の到達を示す第1終了信号に応答して、第3期間では、前記第2の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記動画像信号が前記第2符号化処理部によって符号化処理され、
前記第3期間での前記第2符号化処理部による前記第2の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記動画像信号の符号化処理のために、前記第1終了信号に応答して、前記第3期間での前記第1符号化処理部による符号化処理の結果の使用が禁止され、
前記第3期間での前記第2符号化処理部による前記第2の先行フレームの前記動画像信号の符号化処理のために、前記第2期間での前記第1符号化処理部による前記第1の先行フレームの前記符号化処理の結果の使用が許可され、
前記第2期間での前記第2符号化処理部による前記第2の先行フレームの符号化処理の前記途中点の到達に応答して、前記第3期間では前記第1の複数のフレームに含まれた第1の後続フレームの開始点から途中点までの符号化情報が前記第1符号化処理部によって符号化処理される
動画像符号化処理装置。 - 請求項6において、
前記第3期間での前記第2符号化処理部による前記第2の先行フレームの符号化処理の前記終了点の到達を示す第2終了信号に応答して、第4期間では、前記第1の後続フレームの前記途中点から終了点までの前記動画像信号が前記第1符号化処理部によって符号化処理され、
前記第4期間での前記第1符号化処理部による前記第1の後続フレームの前記途中点から終了点までの前記動画像信号の符号化処理のために、前記第2終了信号に応答して、前記第4期間での前記第2符号化処理部による符号化処理の結果の使用が禁止され、
前記第4期間での前記第1符号化処理部による前記第1の後続フレームの前記動画像信号の符号化処理のために、前記第3期間での前記第2符号化処理部による前記第2の先行フレームの前記符号化処理の結果の使用が許可され、
前記第3期間での前第1符号化処理部による前記第1の後続フレームの符号化処理の前記途中点の到達に応答して、前記第4期間では前記第2の複数のフレームに含まれた第2の後続フレームの開始点から途中点までの動画像信号が前記第2符号化処理部によって符号化処理される
動画像符号化処理装置。 - 請求項7において、
前記第1符号化処理部と前記第2符号化処理部の各符号化処理部は、減算器と周波数変換部と量子化部と逆量子化部と逆周波数変換部と加算器とフィルタ部と動きベクトル検出部と動き補償部とイントラ予測部とセレクタ部と可変長符号化部とを含む
動画像符号化処理装置。 - 請求項8において、
前記符号制御部と前記第1符号化処理部と前記第2符号化処理部とは、半導体集積回路の半導体チップの内部に集積化された
動画像符号化処理装置。 - 請求項8において、
前記動画像符号化処理装置は、映像入力信号を符号化処理することによって、H.264/AVC規格またはH.265/HEVC規格に準拠した前記符号化ビットストリームを生成する
動画像符号化処理装置。 - 復号制御部と第1復号処理部と第2復号処理部とを具備する動画像復号処理装置の動作方法であって、
前記復号制御部は、符号化ビットストリームから第1の複数のフレームの符号化情報と第2の複数のフレームの符号化情報とを生成して、
前記第1の複数のフレームの前記符号化情報が前記復号制御部から前記第1復号処理部に供給され、前記第2の複数のフレームの前記符号化情報が前記復号制御部から前記第2復号処理部に供給され、
第1期間では、前記第1の複数のフレームに含まれた第1の先行フレームの開始点から途中点までの前記符号化情報が前記第1復号処理部によって復号処理され、
前記第1期間での前記第1復号処理部による前記第1の先行フレームの復号処理の前記途中点の到達に応答して、第2期間では、前記第2の複数のフレームに含まれた第2の先行フレームの開始点から途中点までの前記符号化情報が前記第2復号処理部によって復号処理され、
前記第2期間では、前記第1の複数のフレームに含まれた前記第1の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記符号化情報が前記第1復号処理部によって復号処理され、
前記第2期間での前記第1復号処理部による前記第1の先行フレームの復号処理の前記終了点の到達を示す第1終了信号に応答して、第3期間では、前記第2の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記符号化情報が前記第2復号処理部によって復号処理され、
前記第3期間での前記第2復号処理部による前記第2の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記符号化情報の復号処理のために、前記第1終了信号に応答して、前記第3期間での前記第1復号処理部による復号処理の結果の使用が禁止され、
前記第3期間での前記第2復号処理部による前記第2の先行フレームの前記符号化情報の復号処理のために、前記第2期間での前記第1復号処理部による前記第1の先行フレームの前記復号処理の結果の使用が許可され、
前記第2期間での前記第2復号処理部による前記第2の先行フレームの復号処理の前記途中点の到達に応答して、前記第3期間では前記第1の複数のフレームに含まれた第1の後続フレームの開始点から途中点までの符号化情報が前記第1復号処理部によって復号処理される
動画像復号処理装置の動作方法。 - 請求項11において、
前記第3期間での前記第2復号処理部による前記第2の先行フレームの復号処理の前記終了点の到達を示す第2終了信号に応答して、第4期間では、前記第1の後続フレームの前記途中点から終了点までの前記符号化情報が前記第1復号処理部によって復号処理され、
前記第4期間での前記第1復号処理部による前記第1の後続フレームの前記途中点から終了点までの前記符号化情報の復号処理のために、前記第2終了信号に応答して、前記第4期間での前記第2復号処理部による復号処理の結果の使用が禁止され、
前記第4期間での前記第1復号処理部による前記第1の後続フレームの前記符号化情報の復号処理のために、前記第3期間での前記第2復号処理部による前記第2の先行フレームの前記復号処理の結果の使用が許可され、
前記第3期間での前記第1復号処理部による前記第1の後続フレームの復号処理の前記途中点の到達に応答して、前記第4期間では前記第2の複数のフレームに含まれた第2の後続フレームの開始点から途中点までの符号化情報が前記第2復号処理部によって復号処理される
動画像復号処理装置の動作方法。 - 請求項12において、
前記第1復号処理部と前記第2復号処理部の各復号処理部は、可変長復号部と逆量子化部と逆変換部とセレクタ部と動き補償部とイントラ予測部と加算部とフィルタ部とを含む
動画像復号処理装置の動作方法。 - 請求項13において、
前記復号制御部と前記第1復号処理部と前記第2復号処理部とは、半導体集積回路の半導体チップの内部に集積化された
動画像復号処理装置の動作方法。 - 請求項13において、
前記動画像復号処理装置は、H.264/AVC規格またはH.265/HEVC規格に準拠した前記符号化ビットストリームを復号処理する
動画像復号処理装置の動作方法。 - 符号制御部と第1符号化処理部と第2符号化処理部とを具備する動画像符号化処理装置の動作方法であって、
前記符号制御部に、第1の複数のフレームの動画像信号と第2の複数のフレームの動画像信号とを含む符号化対象である映像入力信号が供給され、
前記第1の複数のフレームの前記動画像信号が前記符号制御部から前記第1符号化処理部に供給され、前記第2の複数のフレームの前記動画像信号が前記符号制御部から前記第2符号化処理部に供給され、
第1期間では、前記第1の複数のフレームに含まれた第1の先行フレームの開始点から途中点までの前記動画像信号が前記第1符号化処理部によって符号化処理され、
前記第1期間での前記第1符号化処理部による前記第1の先行フレームの符号化処理の前記途中点の到達に応答して、第2期間では、前記第2の複数のフレームに含まれた第2の先行フレームの開始点から途中点までの前記動画像信号が前記第2符号化処理部によって符号化処理され、
前記第2期間では、前記第1の複数のフレームに含まれた前記第1の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記動画像信号が前記第1符号化処理部によって符号化処理され、
前記第2期間での前記第1符号化処理部による前記第1の先行フレームの符号化処理の前記終了点の到達を示す第1終了信号に応答して、第3期間では、前記第2の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記動画像信号が前記第2符号化処理部によって符号化処理され、
前記第3期間での前記第2符号化処理部による前記第2の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記動画像信号の符号化処理のために、前記第1終了信号に応答して、前記第3期間での前記第1符号化処理部による符号化処理の結果の使用が禁止され、
前記第3期間での前記第2符号化処理部による前記第2の先行フレームの前記動画像信号の符号化処理のために、前記第2期間での前記第1符号化処理部による前記第1の先行フレームの前記符号化処理の結果の使用が許可され、
前記第2期間での前記第2符号化処理部による前記第2の先行フレームの符号化処理の前記途中点の到達に応答して、前記第3期間では前記第1の複数のフレームに含まれた第1の後続フレームの開始点から途中点までの符号化情報が前記第1符号化処理部によって符号化処理される
動画像符号化処理装置の動作方法。 - 請求項16において、
前記第3期間での前記第2符号化処理部による前記第2の先行フレームの符号化処理の前記終了点の到達を示す第2終了信号に応答して、第4期間では、前記第1の後続フレームの前記途中点から終了点までの前記動画像信号が前記第1符号化処理部によって符号化処理され、
前記第4期間での前記第1符号化処理部による前記第1の後続フレームの前記途中点から終了点までの前記動画像信号の符号化処理のために、前記第2終了信号に応答して、前記第4期間での前記第2符号化処理部による符号化処理の結果の使用が禁止され、
前記第4期間での前記第1符号化処理部による前記第1の後続フレームの前記動画像信号の符号化処理のために、前記第3期間での前記第2符号化処理部による前記第2の先行フレームの前記符号化処理の結果の使用が許可され、
前記第3期間での前第1符号化処理部による前記第1の後続フレームの符号化処理の前記途中点の到達に応答して、前記第4期間では前記第2の複数のフレームに含まれた第2の後続フレームの開始点から途中点までの動画像信号が前記第2符号化処理部によって符号化処理される
動画像符号化処理装置の動作方法。 - 請求項17において、
前記第1符号化処理部と前記第2符号化処理部の各符号化処理部は、減算器と周波数変換部と量子化部と逆量子化部と逆周波数変換部と加算器とフィルタ部と動きベクトル検出部と動き補償部とイントラ予測部とセレクタ部と可変長符号化部とを含む
動画像符号化処理装置の動作方法。 - 請求項18において、
前記符号制御部と前記第1符号化処理部と前記第2符号化処理部とは、半導体集積回路の半導体チップの内部に集積化された
動画像符号化処理装置の動作方法。 - 請求項18において、
前記動画像符号化処理装置は、映像入力信号を符号化処理することによって、H.264/AVC規格またはH.265/HEVC規格に準拠した前記符号化ビットストリームを生成する
動画像符号化処理装置の動作方法。 - 動画像復号処理装置は、復号制御部と第1復号処理部と第2復号処理部とを具備して、
前記復号制御部は、符号化ビットストリームから第1の複数のフレームの符号化情報と第2の複数のフレームの符号化情報とを生成して、
前記第1の複数のフレームの前記符号化情報が前記復号制御部から前記第1復号処理部に供給され、前記第2の複数のフレームの前記符号化情報が前記復号制御部から前記第2復号処理部に供給され、
第1期間では、前記第1の複数のフレームに含まれた第1の先行フレームの開始点から途中点までの前記符号化情報が前記第1復号処理部によって復号処理され、
前記第1期間での前記第1復号処理部による前記第1の先行フレームの復号処理の前記途中点の到達に応答して、第2期間では、前記第2の複数のフレームに含まれた第2の先行フレームの開始点から途中点までの前記符号化情報が前記第2復号処理部によって復号処理され、
前記第2期間では、前記第1の複数のフレームに含まれた前記第1の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記符号化情報が前記第1復号処理部によって復号処理され、
前記第2期間での前記第1復号処理部による前記第1の先行フレームの復号処理の前記終了点の到達を示す第1終了信号が前記第1復号処理部から前記復号制御部に入力され、前記第1終了信号に応答して、第3期間では、前記第2の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記符号化情報が前記第2復号処理部によって復号処理され、
前記復号制御部は、前記第1終了信号に応答して、前記第3期間での前記第2復号処理部による前記第2の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記符号化情報の復号処理のために、前記第3期間での前記第1復号処理部による復号処理の結果が使用されることを禁止し、
前記復号制御部は、前記第3期間での前記第2復号処理部による前記第2の先行フレームの前記符号化情報の復号処理のために、前記第2期間での前記第1復号処理部による前記第1の先行フレームの前記復号処理の結果の使用を許可し、
前記第2期間での前記第2復号処理部による前記第2の先行フレームの復号処理の前記途中点の到達に応答して、前記第3期間では前記第1の複数のフレームに含まれた第1の後続フレームの開始点から途中点までの符号化情報が前記第1復号処理部によって復号処理される
動画像復号処理装置。 - 動画像符号化処理装置は、符号制御部と第1符号化処理部と第2符号化処理部とを具備して、
前記符号制御部に、第1の複数のフレームの動画像信号と第2の複数のフレームの動画像信号とを含む符号化対象である映像入力信号が供給され、
前記第1の複数のフレームの前記動画像信号が前記符号制御部から前記第1符号化処理部に供給され、前記第2の複数のフレームの前記動画像信号が前記符号制御部から前記第2符号化処理部に供給され、
第1期間では、前記第1の複数のフレームに含まれた第1の先行フレームの開始点から途中点までの前記動画像信号が前記第1符号化処理部によって符号化処理され、
前記第1期間での前記第1符号化処理部による前記第1の先行フレームの符号化処理の前記途中点の到達に応答して、第2期間では、前記第2の複数のフレームに含まれた第2の先行フレームの開始点から途中点までの前記動画像信号が前記第2符号化処理部によって符号化処理され、
前記第2期間では、前記第1の複数のフレームに含まれた前記第1の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記動画像信号が前記第1符号化処理部によって符号化処理され、
前記第2期間での前記第1符号化処理部による前記第1の先行フレームの符号化処理の前記終了点の到達を示す第1終了信号が前記第1符号化処理部から前記符号制御部に入力され、前記第1終了信号に応答して、第3期間では、前記第2の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記動画像信号が前記第2符号化処理部によって符号化処理され、
前記符号制御部は、前記第1終了信号に応答して、前記第3期間での前記第2符号化処理部による前記第2の先行フレームの前記途中点から終了点までの前記動画像信号の符号化処理のために、前記第3期間での前記第1符号化処理部による符号化処理の結果が使用されることを禁止し、
前記符号制御部は、前記第3期間での前記第2符号化処理部による前記第2の先行フレームの前記動画像信号の符号化処理のために、前記第2期間での前記第1符号化処理部による前記第1の先行フレームの前記符号化処理の結果の使用を許可し、
前記第2期間での前記第2符号化処理部による前記第2の先行フレームの符号化処理の前記途中点の到達に応答して、前記第3期間では前記第1の複数のフレームに含まれた第1の後続フレームの開始点から途中点までの符号化情報が前記第1符号化処理部によって符号化処理される
動画像符号化処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013220959A JP6234770B2 (ja) | 2013-10-24 | 2013-10-24 | 動画像復号処理装置、動画像符号化処理装置およびその動作方法 |
US14/518,110 US10334262B2 (en) | 2013-10-24 | 2014-10-20 | Moving-picture decoding processing apparatus, moving-picture coding processing apparatus, and operating method of the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013220959A JP6234770B2 (ja) | 2013-10-24 | 2013-10-24 | 動画像復号処理装置、動画像符号化処理装置およびその動作方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015082799A JP2015082799A (ja) | 2015-04-27 |
JP6234770B2 true JP6234770B2 (ja) | 2017-11-22 |
Family
ID=52995444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013220959A Active JP6234770B2 (ja) | 2013-10-24 | 2013-10-24 | 動画像復号処理装置、動画像符号化処理装置およびその動作方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10334262B2 (ja) |
JP (1) | JP6234770B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11616963B2 (en) * | 2018-05-10 | 2023-03-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for image encoding, and method and apparatus for image decoding |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2863096B2 (ja) * | 1994-08-29 | 1999-03-03 | 株式会社グラフィックス・コミュニケーション・ラボラトリーズ | 並列処理による画像復号装置 |
JP3356078B2 (ja) * | 1998-09-29 | 2002-12-09 | 日本電気株式会社 | 圧縮ストリーム復号装置および圧縮ストリーム復号方法 |
JP2004120710A (ja) | 2002-09-30 | 2004-04-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 動画像符号化方法、動画像符号化装置、動画像符号化プログラム、及び動画像符号化データ構造 |
JP4470613B2 (ja) | 2004-06-29 | 2010-06-02 | 富士通株式会社 | 画像復号装置及び画像符号化装置 |
JP5299126B2 (ja) * | 2009-07-01 | 2013-09-25 | セイコーエプソン株式会社 | 発光装置および電子機器、並びに画素回路の駆動方法。 |
JP5518069B2 (ja) * | 2009-07-06 | 2014-06-11 | パナソニック株式会社 | 画像復号装置、画像符号化装置、画像復号方法、画像符号化方法、プログラムおよび集積回路 |
CN103098474B (zh) * | 2010-09-16 | 2016-03-02 | 松下电器产业株式会社 | 图像解码装置、图像编码装置、及其方法、集成电路以及代码转换装置 |
US8654860B2 (en) | 2010-11-01 | 2014-02-18 | Mediatek Inc. | Apparatus and method for high efficiency video coding using flexible slice structure |
CN102130693B (zh) * | 2010-11-10 | 2013-06-05 | 华为技术有限公司 | 一种低密度奇偶校验码的译码方法和装置 |
KR101918786B1 (ko) * | 2011-07-18 | 2018-11-14 | 선 페이턴트 트러스트 | 화상 부호화 방법, 화상 복호 방법, 화상 부호화 장치, 화상 복호 장치 및 화상 부호화 복호 장치 |
GB2498595B (en) | 2012-02-16 | 2015-03-04 | Imagination Tech Ltd | Methods and apparatus for decoding video images |
-
2013
- 2013-10-24 JP JP2013220959A patent/JP6234770B2/ja active Active
-
2014
- 2014-10-20 US US14/518,110 patent/US10334262B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20150117549A1 (en) | 2015-04-30 |
US10334262B2 (en) | 2019-06-25 |
JP2015082799A (ja) | 2015-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6100904B2 (ja) | 動画像符号化装置およびその動作方法 | |
US9877044B2 (en) | Video encoder and operation method thereof | |
US9380311B2 (en) | Method and system for generating a transform size syntax element for video decoding | |
US7929608B2 (en) | Method of reducing computations in intra-prediction and mode decision processes in a digital video encoder | |
US20140254660A1 (en) | Video encoder, method of detecting scene change and method of controlling video encoder | |
US20030095603A1 (en) | Reduced-complexity video decoding using larger pixel-grid motion compensation | |
US10158869B2 (en) | Parallel video decoding processing apparatus and operating method thereof | |
KR20060109290A (ko) | 화상 복호 장치 및 화상 복호 방법과 화상 복호 프로그램 | |
JP2013524669A (ja) | 高効率な動画像符号化のためのスーパーブロック | |
US20110135003A1 (en) | Uni-modal based fast half-pel and fast quarter-pel refinement for video encoding | |
JP6234770B2 (ja) | 動画像復号処理装置、動画像符号化処理装置およびその動作方法 | |
JP2002374531A (ja) | 復号装置 | |
JP2002374536A (ja) | 符号化装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161006 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20170330 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170620 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170711 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170907 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171003 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171025 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6234770 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |