JP6232928B2 - 電子写真感光体及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
本実施形態に係る単層型又は積層型電子写真感光体(以下、「感光体」と記する)の感光層には、電荷発生剤と、正孔輸送剤と、バインダー樹脂とが含有されている。
本実施形態において、導電性基体11、21は、少なくとも表面部が導電性を有するものであれば、特に限定されない。導電性基体11、21は、例えば、導電性を有する材料から構成されるものであってもよいし、プラスチック材料又はガラスの表面を、導電性を有する材料で被覆や蒸着したものであってもよい。ここで、導電性を有する材料としては、例えば、アルミニウム、鉄、銅、錫、白金、銀、バナジウム、モリブデン、クロム、カドニウム、チタン、ニッケル、パラジウム、インジウム、ステンレス鋼及び真鍮のような金属、又はそれらの合金が挙げられる。これら導電性を有する材料は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組合せて用いてもよい。例示した導電性基体のうち、アルミニウム又はアルミニウム合金からなるものを用いることが好ましく、この場合、より好適な画像を形成することができる感光体を提供することができる。このことは、感光層12、22から導電性基体11、21への電荷の移動が良好であることによると考えられる。
図1を参照して説明したように、単層型感光体10は、感光層12を備える。感光層12は、電荷発生剤と、正孔輸送剤と、バインダー樹脂とを同一層に含有する。また、図2を参照して説明したように、積層型感光体20は感光層22を備える。感光層22は、電荷発生剤を含む電荷発生層22aと、正孔輸送剤及びバインダー樹脂を含有する電荷輸送層22bとを有する。
電荷発生剤としては、感光体の電荷発生剤として用いることができるものであれば、特に限定されない。具体的には、例えば、X型無金属フタロシアニン(x−H2Pc)、Y型オキソチタニルフタロシアニン(Y−TiOPc)、ペリレン顔料、ビスアゾ顔料、ジチオケトピロロピロール顔料、無金属ナフタロシアニン顔料、金属ナフタロシアニン顔料、スクアライン顔料、トリスアゾ顔料、インジゴ顔料、アズレニウム顔料、シアニン顔料、セレン、セレン−テルル、セレン−ヒ素、硫化カドミウム、アモルファスシリコンの無機光導電材料の粉末、ピリリウム塩、アンサンスロン系顔料、トリフェニルメタン系顔料、スレン系顔料、トルイジン系顔料、ピラゾリン系顔料、又はキナクリドン系顔料が挙げられる。
電荷輸送剤として、正孔輸送剤のほかに、必要に応じて、感光層に電子輸送剤を含有させてもよい。特に単層型感光体10においては、電子を輸送することでバイポーラーの特性を付与するために用いられる。一方、積層型感光体20の場合、電荷発生層に電子輸送剤を含有させてもよい。
感光体に用いる結着樹脂としては、前述のように単層型感光体10の感光層12、又は積層型感光体20の電荷輸送層22bに用いるバインダー樹脂と、積層型感光体20の電荷発生層22aに用いる場合の電荷発生層用ベース樹脂とが挙げられる。
バインダー樹脂は、一般式(2)で表されるポリカーボネート樹脂を含む。ポリカーボネート樹脂は、一般式(2−1)で表される繰返し構造単位及び一般式(2−2)で表される繰返し構造単位からなるポリカーボネート共重合体である。
本実施形態における感光体は、電荷発生層、電荷輸送層、中間層及び保護層のいずれに対しても、電子写真特性に悪影響を与えない範囲で、各種添加剤を含有してもよい。添加剤としては、例えば、酸化防止剤、ラジカル捕捉剤、1重項クエンチャー、紫外線吸収剤等の劣化防止剤、軟化剤、可塑剤、表面改質剤、増量剤、増粘剤、分散安定剤、ワックス、アクセプター、ドナー、界面活性剤、又はレベリング剤が挙げられる。そして、酸化防止剤としては、例えば、ヒンダードフェノール、ヒンダードアミン、パラフェニレンジアミン、アリールアルカン、ハイドロキノン、スピロクロマン、スピロインダノン、及びこれらの誘導体、有機硫黄化合物、又は有機燐化合物が挙げられる。
図1及び図2を参照して説明したように、本実施形態に係る感光体は、導電性基体と電荷発生層との間に下引き層を有してもよい。導電性基体と電荷発生層との間に下引き層を介在させることにより、リークの発生を抑える程度に絶縁しつつ、感光体を露光した際に円滑に電流を流して抵抗の上昇を抑えることができる。下引き層は、無機粒子及び下引き層用結着樹脂を含有してもよい。
まず、図1を参照して、単層型感光体10の製造方法について説明する。
[画像形成装置]
本実施形態に係る画像形成装置は、像担持体と、像担持体の表面を帯電させる帯電器と、露光器と、静電潜像をトナー像として現像する現像器と、トナー像を像担持体から被転写体へ転写するための転写器とを備える。露光器は、帯電器によって帯電された像担持体の表面を露光して当該表面に静電潜像を形成する。本実施形態に係る画像形成装置において、像担持体は、上述した感光体である。即ち、本実施形態に係る画像形成装置は、電子写真方式の画像形成装置であって、像担持体を感光体として用いるものであれば、特に限定されない。
[実施例1]
(下引き層の形成)
次に、電荷発生層の塗布液を調製した。具体的には、CGM−2(1.5質量部)と、バインダー樹脂としてのポリビニルアセタール樹脂(積水化学工業、品番:エスレックBX−5)(1質量部)と、分散媒としてのプロピレングリコールモノメチルエーテル(40質量部)と、テトラヒドロフラン(40質量部)とを混合し、ビーズミルにて2時間分散させた。次に、得られた塗布液を3μmのフィルターにてろ過後、上記で作製した下引き層上にディップコート法にて塗布し、50℃で10分間乾燥させて、膜厚0.3μmの電荷発生層を形成した。
次に、電荷輸送層用塗布液を調製した。具体的には、正孔輸送剤として上述のアミンスチルベン化合物HTM−1(45質量部)と、添加剤としてのBHT(0.5質量部)と、メタターフェニル(3質量部)と、電子アクセプター化合物ETM−1(1質量部)と、バインダー樹脂としてのポリカーボネート樹脂(Resin−1、粘度平均分子量50,100)(100質量部)と、溶剤としてのテトラヒドロフラン(420質量部)と、トルエン(210質量部)とを混合溶解した。Resin−1の組成は、一般式(21)により表される。
実施例2における電荷輸送層の形成方法は、正孔輸送剤として、HTM−1の代わりにHTM−2を用いたこと以外、実施例1と同様である。
実施例3における電荷輸送層の形成方法は、正孔輸送剤として、HTM−1の代わりにHTM−3を用いたこと以外、実施例1と同様である。
実施例4における電荷輸送層の形成方法は、正孔輸送剤として、HTM−1の代わりにHTM−4を用いたこと以外、実施例1と同様である。
実施例5における電荷輸送層の形成方法は、正孔輸送剤として、HTM−1の代わりにHTM−5を用いたこと以外、実施例1と同様である。
実施例6における電荷輸送層の形成方法は、正孔輸送剤として、HTM−1の代わりにHTM−6を用いたこと以外、実施例1と同様である。
実施例7における電荷輸送層の形成方法は、バインダー樹脂として、Resin−1の代わりにResin−2(粘度平均分子量50,300)を用いたこと以外、実施例1と同様である。Resin−2の組成は、一般式(22)により表される。
実施例8における電荷輸送層の形成方法は、バインダー樹脂として、Resin−1の代わりに、Resin−3(粘度平均分子量50,200)を用いたこと以外、実施例1と同様である。Resin−3の組成は、一般式(23)により表される。
実施例9における電荷輸送層の形成方法は、バインダー樹脂として、Resin−1の代わりに、Resin−4(粘度平均分子量50,200)を用いたこと以外、実施例1と同様である。Resin−4の組成は、一般式(24)により表される。
比較例1における電荷輸送層の形成方法は、バインダー樹脂として、Resin−1の代わりにResin−5(粘度平均分子量50,300)を用いたこと以外、実施例1と同様である。Resin−5の組成は、一般式(25)により表される。
比較例2における電荷輸送層の形成方法は、正孔輸送剤として、HTM−1の代わりにHTM−2を用いたこと以外、比較例1と同様である。
比較例3における電荷輸送層の形成方法は、正孔輸送剤として、HTM−1の代わりにHTM−3を用いたこと以外、比較例1と同様である。
比較例4における電荷輸送層の形成方法は、正孔輸送剤として、HTM−1の代わりにHTM−4を用いたこと以外、比較例1と同様である。
比較例5における電荷輸送層の形成方法は、正孔輸送剤として、HTM−1の代わりにHTM−5を用いたこと以外、比較例1と同様である。
比較例6における電荷輸送層の形成方法は、正孔輸送剤として、HTM−1の代わりにHTM−6を用いたこと以外、比較例1と同様である。
[実施例10]
実施例10における単層型感光体の作製方法は、正孔輸送剤としてのアミンスチルベン化合物HTM−1(50質量部)と、電子輸送剤としてのETM−2(20質量部)と、電荷発生剤としてのX型無金属フタロシアニンCGM−1(3質量部)と、バインダー樹脂としてのポリカーボネート樹脂共重合体Resin−1(100質量部)とを、溶媒としてのテトラヒドロフラン(800質量部)に対して添加した。次いで、超音波分散機を用いて混合分散して、単層型感光体層用の塗布液を調製した。得られた塗布液を導電性基材(アルミニウム素管)上に塗布し、100℃で、30分間熱風乾燥して、膜厚25μmの単層型の電子写真感光体を得た。
実施例11における単層型感光体の作製方法は、電荷発生剤として、ETM−1の代わりにETM−2を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例12における単層型感光体の作製方法は、電荷発生剤として、ETM−1の代わりにETM−2を用いたこと、また、正孔輸送剤として、HTM−1の代わりにHTM−2を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例13における単層型感光体の作製方法は、電荷発生剤として、ETM−1の代わりにETM−2を用いたこと、また、正孔輸送剤として、HTM−1の代わりにHTM−3を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例14における単層型感光体の作製方法は、電荷発生剤として、ETM−1の代わりにETM−2を用いたこと、また、正孔輸送剤として、HTM−1の代わりにHTM−4を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例15における単層型感光体の作製方法は、電荷発生剤として、ETM−1の代わりにETM−2を用いたこと、また、正孔輸送剤として、HTM−1の代わりにHTM−5を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例16における単層型感光体の作製方法は、電荷発生剤として、ETM−1の代わりにETM−2を用いたこと、また、正孔輸送剤として、HTM−1の代わりにHTM−6を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例17における単層型感光体の作製方法は、バインダー樹脂としてResin−1の代わりにResin−2を用いたこと、また、電荷発生剤としてETM−1の代わりにETM−2を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例18における単層型感光体の作製方法は、バインダー樹脂としてResin−1の代わりにResin−3を用いたこと、また、電荷発生剤としてETM−1の代わりにETM−2を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例19における単層型感光体の作製方法は、バインダー樹脂としてResin−1の代わりにResin−4を用いたこと、また、電荷発生剤としてETM−1の代わりにETM−2を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例20における単層型感光体の作製方法は、バインダー樹脂としてResin−1の代わりにResin−4を用いたこと、電荷発生剤としてETM−1の代わりにETM−2を用いたこと、また、電荷発生剤としてCGM−1の代わりにCGM−2及びPY128を用いたこと以外、実施例10と同様である。PY−128は、一般式(31)により表される。
実施例21における単層型感光体の作製方法は、電子輸送剤としてETM−1の代わりにETM−2を用いたこと、電荷発生剤としてCGM−1の代わりにCGM−2+PY128を用いたこと、また、電荷輸送剤としてHTM−1の代わりにHTM−2を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例22における単層型感光体の作製方法は、電子輸送剤としてETM−1の代わりにETM−2を用いたこと、電荷発生剤としてCGM−1の代わりにCGM−2+PY128を用いたこと、また、電荷輸送剤としてHTM−1の代わりにHTM−3を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例23における単層型感光体の作製方法は、電子輸送剤としてETM−1の代わりにETM−2を用いたこと、電荷発生剤としてCGM−1の代わりにCGM−2+PY128を用いたこと、また、電荷輸送剤としてHTM−1の代わりにHTM−4を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例24における単層型感光体の作製方法は、電子輸送剤としてETM−1の代わりにETM−2を用いたこと、電荷発生剤としてCGM−1の代わりにCGM−2+PY128を用いたこと、また、電荷輸送剤としてHTM−1の代わりにHTM−5を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例25における単層型感光体の作製方法は、電子輸送剤としてETM−1の代わりにETM−2を用いたこと、電荷発生剤としてCGM−1の代わりにCGM−2+PY128を用いたこと、また、電荷輸送剤としてHTM−1の代わりにHTM−6を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例26における単層型感光体の作製方法は、電子輸送剤としてETM−1の代わりにETM−3を用いたこと、また、電荷発生剤としてCGM−1の代わりにCGM−2+PY128を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例27における単層型感光体の作製方法は、電子輸送剤としてETM−1の代わりにETM−4を用いたこと、また、電荷発生剤としてCGM−1の代わりにCGM−2+PY128を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例28における単層型感光体の作製方法は、電子輸送剤としてETM−1の代わりにETM−5を用いたこと、また、電荷発生剤としてCGM−1の代わりにCGM−2+PY128を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例29における単層型感光体の作製方法は、電子輸送剤としてETM−1の代わりにETM−6を用いたこと、また、電荷発生剤としてCGM−1の代わりにCGM−2+PY128を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例30における単層型感光体の作製方法は、電子輸送剤としてETM−1の代わりにETM−7を用いたこと、また、電荷発生剤としてCGM−1の代わりにCGM−2+PY128を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例31における単層型感光体の作製方法は、電子輸送剤としてETM−1の代わりにETM−8を用いたこと、また、電荷発生剤としてCGM−1の代わりにCGM−2+PY128を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例32における単層型感光体の作製方法は、電子輸送剤としてETM−1の代わりにETM−2を用いたこと、また、電荷発生剤としてCGM−1の代わりにCGM−3を用いたこと以外、実施例10と同様である。
実施例33における単層型感光体の作製方法は、電子輸送剤としてETM−1の代わりにETM−2を用いたこと、また、電荷発生剤としてCGM−1の代わりにCGM−4を用いたこと以外、実施例10と同様である。
比較例12における単層型感光体の作製方法は、バインダー樹脂として、Resin−1の代わりにResin−5を用いたこと以外、実施例10と同様である。
比較例13における単層型感光体の作製方法は、正孔輸送剤としてHTM−1の代わりにHTM−2を用いたこと、また、バインダー樹脂として、Resin−1の代わりにResin−5を用いたこと以外、実施例10と同様である。
比較例14における単層型感光体の作製方法は、正孔輸送剤としてHTM−1の代わりにHTM−3を用いたこと、また、バインダー樹脂としてResin−1の代わりにResin−5を用いたこと以外、実施例10と同様である。
比較例15における単層型感光体の作製方法は、正孔輸送剤としてHTM−1の代わりにHTM−4を用いたこと、また、バインダー樹脂としてResin−1の代わりにResin−5を用いたこと以外、実施例10と同様である。
比較例16における単層型感光体の作製方法は、正孔輸送剤としてHTM−1の代わりにHTM−5を用いたこと、また、バインダー樹脂としてResin−1の代わりにResin−5を用いたこと以外、実施例10と同様である。
比較例17における単層型感光体の作製方法は、正孔輸送剤としてHTM−1の代わりにHTM−6を用いたこと、また、バインダー樹脂としてResin−1の代わりにResin−6を用いたこと以外、実施例10と同様である。
比較例18における単層型感光体の作製方法は、バインダー樹脂としてResin−1の代わりにResin−6を用いたこと以外、実施例10と同様である。
比較例19における単層型感光体の作製方法は、バインダー樹脂としてResin−1の代わりにResin−7を用いたこと以外、実施例10と同様である。
比較例20における単層型感光体の作製方法は、バインダー樹脂としてResin−1の代わりにResin−8を用いたこと以外、実施例10と同様である。
比較例21における単層型感光体の作製方法は、バインダー樹脂としてResin−1の代わりにResin−9を用いたこと以外、実施例10と同様である。
比較例22における単層型感光体の作製方法は、バインダー樹脂としてResin−1の代わりにResin−10を用いたこと以外、実施例10と同様である。
(感度特性評価(電気的特性評価))
ドラム感度試験機を用いて、回転数を31rpmとし、−600Vになるように帯電させた状態で電位を測定し、初期表面電位(Vo)とした。次いで、ハロゲンランプの光からハンドパルスフィルターを用いて取り出した波長780nmの単色光(半値幅:20nm、露光量:0.26μJ/cm2)を感光体表面に照射した。照射後、50msec経過した後の表面電位を測定し、残留電位(VL)とした。
ドラム感度試験機を用いて、700Vになるように帯電させた状態で電位を測定し、初期表面電位(Vo)とした。次いで、ハロゲンランプの光からハンドパルスフィルターを用いて取り出した波長780nmの単色光(半値幅:20nm、光量:1.5μJ/cm2)を感光体表面に照射した。照射後、100msec経過した後の表面電位を測定し、残留電位(VL)とした。
(単層型感光体及び積層型感光体共通)
調製した電荷輸送層用塗布液、もしくは単層型塗布液をφ78アルミパイプに巻きつけたPPシート(厚さ0.3mm)に塗布し、120℃で40分乾燥し、膜厚30μmの摩耗評価用のシートを作製した。
11 導電性基体
12 感光層
13 下引き層
20 積層型感光体
21 導電性基体
22 感光層
22a 電荷発生層
22b 電荷輸送層
23 下引き層
Claims (6)
- 前記電子輸送剤の含有量が前記バインダー樹脂100質量部に対して1質量部である、請求項4に記載の電子写真感光体。
- 像担持体と、
前記像担持体の表面を帯電させる帯電器と、
前記帯電器によって帯電された前記像担持体の表面を露光して前記表面に静電潜像を形成する露光器と、
前記トナー像を前記像担持体として現像する現像器と、
前記トナー像を前記像担持体から被転写体に転写するための転写器と、
を備える画像形成装置であって、
前記像担持体が請求項1から5のいずれか1項に記載の電子写真感光体である、画像形成装置。
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