JP6224905B2 - Absorbent articles - Google Patents
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Description
本発明は、吸収性物品に関する。 The present invention relates to an absorbent article.
従来、室内で飼われている犬や猫などのペット用トイレとして、プラスチック製の容器にシート型の吸収材(以下、「吸収シート」という)が敷設されたトイレが一般に使用されている。犬や猫などのペットは、吸収シートの上から尿や便などを排泄する。飼い主は、尿や便で汚れた吸収シートを容器内から取り除いた後、新しい吸収シートを敷設する。 Conventionally, as a toilet for pets such as dogs and cats kept indoors, a toilet in which a sheet type absorbent material (hereinafter referred to as “absorbent sheet”) is laid in a plastic container is generally used. Pets such as dogs and cats excrete urine and feces from the absorbent sheet. The owner removes the absorbent sheet contaminated with urine and feces from the container, and then installs a new absorbent sheet.
このような吸収シートとして、上面から下面に向かって、あるいは、下面から上面に向かって尿等の水様成分が通過しないよう防漏層を備える吸収シートが知られている。 As such an absorbent sheet, an absorbent sheet having a leak-proof layer is known so that water-like components such as urine do not pass from the upper surface to the lower surface or from the lower surface to the upper surface.
具体的には、尿を含む水分を透過させない不透液性シートと、不透液性シートの両面に設けられた吸収層と、一対の吸収層のそれぞれ不透液性シートと反対側の面に設けられた透液性シートとを具備するペット用両面シート(特許文献1参照)や、何れも長方形その他適宜形状の略同形同大のシート状に形成した、通水性不織布シート、吸水ポリマーシート、及び防水性プラスチックフイルムを、通水性不織布シート、吸水ポリマーシート、防水性プラスチックフイルム、吸水ポリマーシート、通水性不織布シートの順に積層し、その積層したものを加熱溶着、接着剤等の適宜の接着手段で一体的に接着して1枚のシート状に構成したものであり、防水性プラスチックフイルムによる防水層を中心として、その表裏両面に通水性不織布シート及び吸水ポリマーシートによる吸水層を備えたものであるペット用両面吸水トイレシート(特許文献2参照)などが知られている。 Specifically, a liquid-impervious sheet that does not allow moisture including urine to permeate, an absorbent layer provided on both surfaces of the liquid-impervious sheet, and a pair of absorbent layers that are opposite to the liquid-impervious sheet. A double-sided sheet for pets (see Patent Document 1), a water-permeable non-woven sheet, and a water-absorbing polymer, each of which is formed into a rectangular or other appropriate sheet shape of approximately the same shape and size. A sheet and a waterproof plastic film are laminated in the order of a water-permeable non-woven sheet, a water-absorbing polymer sheet, a waterproof plastic film, a water-absorbing polymer sheet, and a water-permeable non-woven sheet. It is a single sheet that is integrally bonded with an adhesive means, and is a water-permeable nonwoven fabric sheet on both the front and back surfaces of a waterproof layer made of waterproof plastic film. Such as by fine water-absorbing polymeric sheets are those having a water-absorbing layer pet sided water toilet seat (see Patent Document 2) are known.
しかしながら、特許文献1や2に記載のシートのように、防漏層(不透液性シート、防水性プラスチックフイルム)を備えていると、上側の吸収層と下側の吸収層との間の尿移動が阻害されるので、上下の吸収層を有効に活用できない場合がある。
However, as in the sheets described in
本発明は、排尿収容容器に収容される尿を効率よく吸収することが可能な吸収性物品を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the absorbent article which can absorb the urine accommodated in a urine storage container efficiently.
請求項1に記載の発明は、吸収性物品において、
70重量%以上の高吸水性樹脂と、水溶性接着剤と、を含有する吸収体と、
前記吸収体を包む透液性のシート材と、を備え、
尿よりも比重の小さい疎水性の液体を導入した状態で使用される排尿収容容器に敷設されることを特徴とする。
The invention according to
An absorber containing 70% by weight or more of a superabsorbent resin and a water-soluble adhesive ;
A liquid-permeable sheet material that wraps the absorber,
It is laid in a urine storage container used in a state where a hydrophobic liquid having a specific gravity smaller than that of urine is introduced.
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の吸収性物品において、
前記シート材は、親水性であることを特徴とする。
The invention according to claim 2 is the absorbent article according to
The sheet material is hydrophilic.
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の吸収性物品において、
表面に凹凸が形成されていることを特徴とする。
The invention according to claim 3 is the absorbent article according to
Unevenness is formed on the surface.
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか一項に記載の吸収性物品において、
前記吸収体は区画されていることを特徴とする。
The invention according to
The absorber is partitioned.
請求項5に記載の発明は、請求項1から4の何れか一項に記載の吸収性物品において、
前記排尿収容容器に敷設された状態で、少なくとも先端部が当該排尿収容容器の外部に延出可能な取手部を備えることを特徴とする。
The invention according to claim 5 is the absorbent article according to any one of
In a state where the container is laid on the urine storage container, at least a distal end portion includes a handle portion that can extend to the outside of the urine storage container.
本発明によれば、吸収性物品は、70重量%以上の高吸水性樹脂を含有する吸収体を備えており、吸収体内部に防漏層は備えていないので、途中で尿移動を阻害することなく、排尿収容容器に収容される尿を、両面で効率よく吸収することが可能となる。
特に、尿よりも比重の小さい疎水性の液体を導入した状態で使用される排尿収容容器に敷設される場合、吸収体内部に防漏層を備えていると、吸収性物品の漬かり具合によって、上下の吸収層を有効に活用できない場合があるが、本発明の場合、吸収体内部に防漏層を備えていないので、吸収性物品の漬かり具合にかかわらず、両面で効率よく吸収することが可能となる。
また、吸収体は70重量%以上の高吸水性樹脂を含有するので、排尿収容容器内の尿よりも比重の小さい疎水性の液体及び尿のうち、主に尿を吸収することが可能となる。
According to the present invention, the absorbent article includes an absorber containing 70% by weight or more of a highly water-absorbent resin, and does not include a leak-proof layer inside the absorber, thereby inhibiting urine movement in the middle. Therefore, the urine stored in the urine storage container can be efficiently absorbed on both sides.
In particular, when laid in a urine storage container used in a state where a hydrophobic liquid having a specific gravity smaller than that of urine is introduced, if the leak-proof layer is provided inside the absorbent body, depending on how the absorbent article is immersed, Although the upper and lower absorbent layers may not be used effectively, in the case of the present invention, since the absorbent body is not provided with a leak-proof layer, it can efficiently absorb on both sides regardless of the condition of the absorbent article. It becomes possible.
Further, since the absorbent body contains 70% by weight or more of the superabsorbent resin, it becomes possible to mainly absorb urine among hydrophobic liquid and urine having a specific gravity smaller than that of urine in the urine storage container. .
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、本発明において、「ペット」とは、犬、猫、ウサギ、ハムスター等の小動物を意味するものとする。
また、以下の説明では、ペット用トイレ1の平面視長手方向を左右方向、平面視短手方向(幅方向)を前後方向、高さ方向を上下方向とする。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
In the present invention, “pet” means small animals such as dogs, cats, rabbits, and hamsters.
In the following description, the plan view longitudinal direction of the
本実施形態に係るペット用トイレ1は、図1から図3に示すように、上面に開口を有する容器型のトイレ本体100と、トイレ本体100内を上層部分と下層部分とに区画する仕切部材200と、を備えて構成される。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
トイレ本体100は、主に、上面に開口を有する平面視略矩形状の箱形容器である収納部材110と、上面に開口を有する平面視略矩形状の箱形容器であって収納部材110内に収納可能なトレー部材120と、からなる。
収納部材110及びトレー部材120は、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)等の合成樹脂やステンレス等の金属などで形成されている。なお、収納部材110及びトレー部材120の材質は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
The
The
トイレ本体100のうちの収納部材110に仕切部材200が取り付けられ、収納部材110は、その内部が仕切部材200によって上下に区画されている。
本実施形態では、仕切部材200が下方に抜け落ちないように、収納部材110の側壁の内面にストッパーとしての突起部111,111が設けられている。
A
In the present embodiment,
収納部材110の長手方向一側壁(本実施形態の場合、左側壁)のうち仕切部材200よりも下側には開口部112が形成されており、トレー部材120は、この開口部112から引き出し式に取り出し可能となっている。
トレー部材120の引き出される側の側壁(本実施形態の場合、左側壁)の外面には、トレー部材120を引き出すときに把持される把持部121が設けられている。
なお、開口部112は、収納部材110の長手方向両側壁に設けられていてもよいし、収納部材110の幅方向一側壁あるいは幅方向両側壁に設けられていてもよい。また、把持部121の位置や個数は、開口部112の位置や個数に応じて適宜任意に変更可能であり、把持部121の形状も、適宜任意に変更可能である。
An
A
The
また、本実施形態では、トレー部材120の上端周縁部に、当該トレー部材120の平面視内側に向けて延出する液返し部122が設けられている。
これにより、トレー部材120の横揺れ等に伴い、当該トレー部材120内に貯留されている尿N等がこぼれてしまうことを抑制できるようになっている。
In the present embodiment, a
Thereby, it is possible to suppress the urine N stored in the
仕切部材200は、トレー部材120の上方に着脱自在に取り付けられ、収納部材110内を上下に区画する略矩形状の板状部材である。仕切部材200は、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)等の合成樹脂やステンレス等の金属などで形成されている。
なお、強度や重量、あるいは成型のし易さ等から、合成樹脂性のものを使用することがより好ましい。また、仕切部材200は、撥水加工が施されていることがより好ましい。
また、仕切部材200は、トイレ本体100(例えば、収納部材110)と一体的に形成されていてもよい。
The
In view of strength, weight, ease of molding, etc., it is preferable to use a synthetic resin. Moreover, it is more preferable that the
Moreover, the
仕切部材200は、上下方向(厚み方向)に貫通する貫通孔201,…を網目状に多数有している。すなわち、貫通孔201,…は、仕切部材200の平面視長手方向及び幅方向それぞれに所定間隔を置いて配置されている。貫通孔201,…は、仕切部材200上でペットが排泄した尿N等の液体を通過させるための通液孔として機能する。
なお、貫通孔201,…の大きさは、仕切部材200の上面に敷設されるトイレ砂(図示省略)の粒径を反映し、トイレ砂が仕切部材200の下方へと落下することを防止できる大きさであれば任意であるが、表面張力により尿N等の液体が残らない程度の大きさであることが好ましく、具体的には、1〜5mm程度が好ましい。
The
The size of the through
本実施形態では、仕切部材200のうち複数の貫通孔201,…が設けられた部分は、その平面視におけるサイズが、トレー部材120の液返し部122で囲まれた開口の平面視におけるサイズよりも小さくなるよう設定されている。すなわち、仕切部材200のうち複数の貫通孔201,…が設けられた部分の左右方向の長さL1(図3参照)は、トレー部材120の液返し部122で囲まれた開口の左右方向の長さL2(図3参照)よりも短く、かつ、仕切部材200のうち複数の貫通孔201,…が設けられた部分の前後方向の長さは、トレー部材120の液返し部122で囲まれた開口の前後方向の長さよりも短くなるよう設定されている。
これにより、仕切部材200の貫通孔201,…を通過した尿N等の液体が、液返し部122の先端部や上面に付着することなく、確実にトレー部材120内へと落ちるようになっている。
In the present embodiment, the portion of the
As a result, the liquid such as urine N that has passed through the through
次に、本実施形態に係るペット用トイレ1の使用方法について説明する。
まず、ペットの飼い主は、尿Nよりも比重の小さい疎水性の液体からなる尿封止液Mを、トレー部材120内に注入する。
次に、飼い主は、収納部材110に、尿封止液Mが導入されているトレー部材120を装着する。また、収納部材110に仕切部材200が装着されていない場合には、仕切部材200も装着する。これにより、ペット用トイレ1が完成する。
Next, a method for using the
First, the pet owner injects the urine sealing liquid M made of a hydrophobic liquid having a specific gravity smaller than that of the urine N into the
Next, the owner attaches the
本実施形態のペット用トイレ1において、ペットは、仕切部材200上で排泄を行う。ペットが排泄した尿Nは、仕切部材200の貫通孔201,…を通過してトレー部材120内に落ちて溜まる。この際、トレー部材120内には尿封止液Mが導入されていて尿封止液Mの層が形成されているが、尿封止液Mは尿Nよりも比重の小さい疎水性の液体であるので、トレー部材120内に落ちた尿Nは、尿封止液Mに溶解することなく、尿封止液Mの層を通過して尿封止液Mの層の下側に溜まっていく。したがって、例えば図4に示すように、トレー部材120内に貯留されている尿Nは、尿封止液Mの層(封止層)で覆われて封止された状態、すなわち臭いの発散が抑制された状態となっている。
In the
ここで、犬や猫などの尿Nの比重は一般的に1.001〜1.080であるので、尿封止液Mの比重は、1.001未満である。
尿封止液Mは、尿Nよりも比重の小さい疎水性の液体であれば任意であり、例えば、サラダ油やミシン油、シリコン油、自転車油等の各種油の他、芳香族炭化水素や高級アルコールなどでもよい。ただし、尿封止液Mは、家庭で安全に使用できるものであることが好ましい。例えば、オリーブ油の比重は0.91、トルエンの比重は0.86、ブタノールの比重は0.81である。
Here, since the specific gravity of urine N such as dogs and cats is generally 1.001 to 1.080, the specific gravity of the urine sealing liquid M is less than 1.001.
The urine sealing liquid M is arbitrary as long as it is a hydrophobic liquid having a specific gravity smaller than that of urine N. For example, various oils such as salad oil, sewing machine oil, silicon oil, bicycle oil, aromatic hydrocarbons and higher grades are used. Alcohol may be used. However, the urine sealing liquid M is preferably one that can be used safely at home. For example, the specific gravity of olive oil is 0.91, the specific gravity of toluene is 0.86, and the specific gravity of butanol is 0.81.
また、尿封止液Mの層の厚みは、1〜5mm程度が好ましい。収納部材110の寸法は、猫や小型犬が乗って排泄できる寸法であり、例えば、幅方向の長さが40cm程度で長手方向の長さが50cm程度である。トレー部材120の寸法も同等であるので、尿封止液Mの層の厚みを1〜5mm程度にするには、200〜1000cc程度の尿封止液Mをトレー部材120内に導入するとよい。
尿封止液Mの層の厚みが1mmよりも小さいと、尿封止液Mの層が薄すぎて、部分的に尿Nを覆えない箇所が発生し、臭いの発散を効果的に抑制できなくなるおそれがある。また、尿封止液Mの層の厚みが5mmよりも大きいと、尿封止液Mを必要以上にトレー部材120内に導入することになるので、経済的でない。
また、猫や小型犬などから排泄される1〜2週間分の尿Nの量は、700〜1400cc程度であるので、トレー部材120の深さは、20mm程度であればよく、液こぼれを効果的に抑制するためには30mm程度が好ましい。
The thickness of the urine sealing liquid M is preferably about 1 to 5 mm. The dimensions of the
If the thickness of the urine sealing liquid M is smaller than 1 mm, the urinary sealing liquid M layer is too thin, and a portion that cannot partially cover the urine N is generated, and the odor emission can be effectively suppressed. There is a risk of disappearing. Further, if the thickness of the urine sealing liquid M is larger than 5 mm, the urine sealing liquid M is introduced into the
Further, since the amount of urine N excreted from a cat or small dog for one to two weeks is about 700 to 1400 cc, the depth of the
また、尿封止液Mは、低粘度の液体であることが好ましい。具体的には、尿封止液Mの粘度は、66mPa・s以下であることが好ましく、15mPa・s以下であることがより好ましく、7mPa・s以下であることが最も好ましい。
尿封止液Mの粘度が66mPa・sよりも大きいと、トレー部材120内に落ちた尿Nが、尿封止液Mの層をすばやく通過できないため、尿Nと尿封止液Mとが分離して尿Nの層が尿封止液Mの層(封止層)で封止された状態、すなわち臭いの発散が抑制された状態となるまでに時間がかかる。例えば、ミシン油の粘度は7mPa・s、コンプレッサーオイルの粘度は66mPa・sである。
The urine sealing liquid M is preferably a low-viscosity liquid. Specifically, the viscosity of the urine sealing liquid M is preferably 66 mPa · s or less, more preferably 15 mPa · s or less, and most preferably 7 mPa · s or less.
If the viscosity of the urine sealing liquid M is greater than 66 mPa · s, the urine N that has fallen into the
また、尿封止液Mは、引火点の高い液体であることが好ましく、引火性のない液体であることがより好ましい。具体的には、尿封止液Mの引火点は、70℃以上であることが好ましい。
尿封止液Mの引火点が70℃よりも小さいと、火気に注意しなければならない等の特段の配慮をする必要があり、取り扱いにくくなる。例えば、オリーブ油の引火点は225℃、機械油の引火点は120〜270℃、トルエンの引火点は4℃である。
Moreover, the urine sealing liquid M is preferably a liquid having a high flash point, and more preferably a liquid having no flammability. Specifically, the flash point of the urine sealing liquid M is preferably 70 ° C. or higher.
If the flash point of the urine sealing liquid M is lower than 70 ° C., special considerations such as having to be careful of fire are necessary, and handling becomes difficult. For example, the flash point of olive oil is 225 ° C, the flash point of machine oil is 120-270 ° C, and the flash point of toluene is 4 ° C.
また、尿封止液Mには、芳香剤、消臭剤及び抗菌剤のうちの少なくとも一つが添加されていることが好ましい。
尿封止液Mに芳香剤が添加されていると、ペット用トイレ1から芳香を放つことができる。また、尿封止液M自体に特有の臭いがある場合には、芳香剤を添加することで、その臭いをマスキングすることができる。
尿封止液Mに消臭剤が添加されていると、尿封止液Mの層を通過する間や尿封止液Mの層で封止されている間に尿Nの臭いが除去されていくので、臭いの発散を効果的に抑制できるとともに、トレー部材120内の尿Nを臭いの少ない状態で廃棄することができる。また、尿封止液M自体に特有の臭いがある場合には、消臭剤を添加することで、その臭いを除去することができる。
尿封止液Mに抗菌剤が添加されていると、尿封止液Mの層を通過する間や尿封止液Mの層で封止されている間に尿N中の菌数が減少していくので、臭いの発散を効果的に抑制できるとともに、トレー部材120内の尿Nを衛生的に廃棄することができる。
Moreover, it is preferable that at least one of a fragrance, a deodorant, and an antibacterial agent is added to the urine sealing liquid M.
When a fragrance is added to the urine sealing liquid M, a fragrance can be emitted from the
When a deodorant is added to the urine sealing liquid M, the odor of the urine N is removed while passing through the urine sealing liquid M layer or while being sealed with the urine sealing liquid M layer. Therefore, the odor emission can be effectively suppressed and the urine N in the
When an antibacterial agent is added to the urine sealing liquid M, the number of bacteria in the urine N decreases while passing through the urine sealing liquid M layer or while being sealed with the urine sealing liquid M layer. As a result, the odor emission can be effectively suppressed and the urine N in the
また、尿封止液Mは、尿Nとは異なる色に着色されていることが好ましい。
尿封止液Mが着色されていると、トレー部材120内に貯留されている尿Nを見た目にも隠蔽することができる。また、尿Nの層と尿封止液Mの層との境界が分かりやすくなるので、トレー部材120内の尿Nだけを廃棄して尿封止液Mは廃棄したくない場合に、容易に達成することができる。
Further, the urine sealing liquid M is preferably colored in a color different from that of the urine N.
When the urine sealing liquid M is colored, the urine N stored in the
また、トレー部材120内に貯留されている尿Nがトレー部材120外から視認可能となるように、トイレ本体100(少なくともトレー部材120)を、光を透過可能な材質(すなわち、透明や半透明の材質)により形成したり、トイレ本体100(少なくともトレー部材120)に、光を透過可能な材質からなる視認窓部を設けたりすることが好ましい。これにより、トレー部材120内の尿封止液Mや尿Nの量を、トレー部材120外から把握することができる。
この場合、尿封止液Mが尿Nとは異なる色に着色されていると、トレー部材120内の尿封止液Mや尿Nの量を的確に把握することが可能となる。
また、トレー部材120内の液体の量を示す目盛りをトイレ本体100(トレー部材120及び/又は収納部材110)に設けると、トレー部材120内の尿封止液Mや尿Nの量を的確に把握することが可能となる。
Further, the toilet body 100 (at least the tray member 120) is made of a material that can transmit light (that is, transparent or translucent so that the urine N stored in the
In this case, when the urine sealing liquid M is colored in a color different from that of the urine N, it becomes possible to accurately grasp the amount of the urine sealing liquid M and the urine N in the
Further, when a scale indicating the amount of liquid in the
そして、トレー部材120内の尿Nを廃棄する際には、収納部材110からトレー部材120を引き出して、尿Nを尿封止液Mとともに廃棄してもよいし、尿Nだけを廃棄して尿封止液Mはトレー部材120内に残すようにしてもよい。この際、トレー部材120を傾けて液返し部122で囲まれた開口から廃棄してもよいし、トレー部材120の側壁や底壁に排出口123(図11及び図12参照)を設けて当該排出口123から廃棄してもよい。
尿Nを尿封止液Mとともに廃棄する際には、廃棄前に界面活性剤を添加して、尿Nと尿封止液Mとを混合させるとよい。
また、尿Nだけを廃棄する際には、トレー部材120内に高吸水性樹脂(SAP:Super Absorbent Polymer)を振り掛けると、尿Nだけを固化して廃棄することが可能となる。
When the urine N in the
When discarding the urine N together with the urine sealing liquid M, it is preferable to add a surfactant before the disposal to mix the urine N and the urine sealing liquid M.
Further, when only the urine N is discarded, it becomes possible to solidify and discard only the urine N by sprinkling a super absorbent polymer (SAP) in the
また、例えば図5に示すように、吸収性物品Aをトレー部材120の底面に敷設しておけば、トレー部材120内の尿N及び尿封止液Mのうち、主に尿Nを吸収して廃棄することが可能となる。
吸収性物品Aは、尿N等の水様成分を吸収する役割を果たすものである。吸収性物品Aをトレー部材120内に敷設するタイミングは任意であり、例えば、ペット用トイレ1の使用前に吸収性物品Aをトレー部材120内に敷設してもよいし、尿Nを廃棄する際に吸収性物品Aをトレー部材120内に敷設してもよい。また、トレー部材120内の液体の量を示す目盛りがトイレ本体100に設けられている場合には、その目盛りからトレー部材120内の液体の量を読み取り、トレー部材120内の液体の量が所定量に達した場合に、吸収性物品Aをトレー部材120内に敷設してもよい。
ここで、吸収性物品Aとしては、例えば、70重量%以上の高吸水性樹脂(SAP)を含有する吸収体A1と、吸収体A1を包む透液性のシート材A2と、を備えて構成されるものが好ましい。
Further, for example, as shown in FIG. 5, if the absorbent article A is laid on the bottom surface of the
The absorbent article A plays a role of absorbing water-like components such as urine N. The timing at which the absorbent article A is laid in the
Here, the absorbent article A includes, for example, an absorbent body A1 containing 70% by weight or more of a highly water-absorbent resin (SAP) and a liquid-permeable sheet material A2 that wraps the absorbent body A1. Are preferred.
吸収体A1は、70重量%以上の高吸水性樹脂を含有するものであれば、高吸水性樹脂のみを含有する吸収体であってもよいし、高吸水性樹脂の他に、綿やパルプ、レーヨン、アセテートなどの吸収性素材を含有する吸収体であってもよいが、このような吸収性素材は、液を引き込む力は大きいが、保持する力は小さいので、廃棄時の液垂れを抑制する等の観点から、高吸水性樹脂のみを含有する吸収体、すなわち高吸水性樹脂100%の吸収体が好ましい。高吸水性樹脂としては、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸およびその塩類、アクリル酸塩重合体架橋物、澱粉−アクリル酸グラフト共重合体、澱粉−アクリロニトリルグラフト共重合体の加水分解物、ポリオキシエチレン架橋物、カルボキシメチルセルロース架橋物、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリルアミド等の水膨欄性ポリマーを部分架橋したもの、あるいはイソブチレンとマレイン酸との共重合体等が好適に用いられる。
なお、吸収体A1は、形状保持等のために、例えば、クレープ紙や透液性の不織布や孔開きシートなどの透液性の被覆部材によって囲繞することが望ましい。
The absorbent body A1 may be an absorbent body containing only the superabsorbent resin as long as it contains 70% by weight or more of the superabsorbent resin, and in addition to the superabsorbent resin, cotton or pulp Absorbents containing absorbent materials such as rayon and acetate may be used, but such absorbent materials have a large force to draw in liquid, but have a small holding force, so that they do not drip when discarded. From the viewpoint of suppression and the like, an absorber containing only the superabsorbent resin, that is, an absorber of 100% superabsorbent resin is preferable. Examples of the superabsorbent resin include carboxymethylcellulose, polyacrylic acid and salts thereof, acrylate polymer cross-linked product, starch-acrylic acid graft copolymer, starch-acrylonitrile graft copolymer hydrolyzate, polyoxyethylene cross-linked product Products, crosslinked products of carboxymethyl cellulose, polyethylene oxide, polyacrylamide and other partially crosslinked polymers, or a copolymer of isobutylene and maleic acid are preferably used.
The absorbent body A1 is preferably surrounded by a liquid-permeable covering member such as crepe paper, a liquid-permeable nonwoven fabric, or a perforated sheet, in order to maintain the shape.
シート材A2は、尿Nなどの水様成分を含む体液等を受けて、吸収体A1まで輸送する役割を果たす、透液性シートである。
透液性シートとしては、例えば、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート等の糸を平織り等したネット状のシート素材、多数の透孔を形成したフィルムシート材、ポリエチレンやポリプロピレンなどのフィルムシート材、透液性を有する織布、不織布が適し、特に不織布が適する。不織布としては、ポリエチレンやポリプロピレンなどのオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラなどの再生繊維、綿等の天然繊維を繊維素材として、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって加工したものを用い得る。高吸水性樹脂のこぼれを防ぐ等の観点から、スパンボンド層やメルトブローン層を含む不織布が好ましい。
ここで、シート材A2は、親水性であることが好ましく、シート材A2が親水性であると、トレー部材120内の尿N及び尿封止液Mのうち、尿Nだけを吸収して廃棄することが可能となる。
The sheet material A2 is a liquid-permeable sheet that receives a body fluid containing a water-like component such as urine N and transports it to the absorber A1.
Examples of the liquid-permeable sheet include a net-like sheet material obtained by plain weaving of yarn such as nylon and polyethylene terephthalate, a film sheet material formed with a large number of through holes, a film sheet material such as polyethylene and polypropylene, and liquid permeability. A woven fabric and a non-woven fabric are suitable, and a nonwoven fabric is particularly suitable. Nonwoven fabrics can be made from synthetic fibers such as polyethylene and polypropylene, synthetic fibers such as polyester and polyamide, recycled fibers such as rayon and cupra, and natural fibers such as cotton. Spunlace method, spunbond method, thermal bond Processed by an appropriate processing method such as a method, a melt blown method, or a needle punch method can be used. From the viewpoint of preventing spillage of the superabsorbent resin, a nonwoven fabric including a spunbond layer and a meltblown layer is preferable.
Here, the sheet material A2 is preferably hydrophilic. If the sheet material A2 is hydrophilic, only the urine N is absorbed and discarded among the urine N and the urine sealing liquid M in the
吸収性物品Aは、例えば、2枚のシート材A2,A2の間に吸収体A1を配置し、当該吸収体A1の周辺部でシート材A2,A2を適宜接着することにより製造されたものであってもよいし、1枚のシート材A2で吸収体A1をくるみ、当該吸収体A1の周辺部でシート材A2を適宜接着することにより製造されたものであってもよい。 The absorbent article A is manufactured, for example, by disposing an absorbent body A1 between two sheet materials A2 and A2, and appropriately bonding the sheet materials A2 and A2 around the absorbent body A1. It may be produced by wrapping the absorbent body A1 with one sheet material A2 and appropriately bonding the sheet material A2 around the absorbent body A1.
また、吸収性物品Aには、例えば図5に示すように、トレー部材120の内部に敷設された状態で、少なくとも先端部が当該トレー部材120の外部に延出可能な取手部A3が設けられていることが好ましい。
吸収性物品Aに取手部A3を設けることで、飼い主は、吸収性物品Aを直接つかむのではなく、取手部A3をつかみながら、吸収性物品Aを移動させることができる。したがって、飼い主は、手等を汚すことなく、トレー部材120内に吸収性物品Aを敷設したり、トレー部材120内から吸収性物品Aを引き上げたりすることが可能となる。
なお、本実施形態では、吸収性物品Aに糸状の取手部A3を設けたが、取手部A3の形状は、糸状に限ることはなく、適宜任意に変更可能であり、例えば、帯状や棒状であってもよい。
また、吸収性物品Aに設ける取手部A3の個数や位置は、適宜任意に変更可能である。
Further, for example, as shown in FIG. 5, the absorbent article A is provided with a handle portion A <b> 3 that can extend at least a tip portion to the outside of the
By providing the handle A3 on the absorbent article A, the owner can move the absorbent article A while holding the handle A3 instead of directly holding the absorbent article A. Therefore, the owner can lay the absorbent article A in the
In this embodiment, the thread-like handle portion A3 is provided on the absorbent article A. However, the shape of the handle portion A3 is not limited to the thread shape, and can be arbitrarily changed as appropriate. There may be.
Moreover, the number and position of handle part A3 provided in the absorbent article A can be arbitrarily changed arbitrarily.
また、吸収性物品Aは、例えば図6に示すように、表面(上面及び下面)に凹凸が形成されていてもよい。吸収性物品Aの表面に凹凸を形成することで、表面に凹凸が形成されていない場合と比較して、吸収性物品Aの表面積が増加し、また、吸収性物品Aの下面とトレー部材120の底面との間に隙間ができるため、効率よく尿Nを吸収することが可能となる。
吸収性物品Aの表面に凹凸を形成する方法は、例えば、シート材A2で吸収体A1を包んだ後に、熱エンボスロール等によって波状加工やプロファイル加工などを施すことで凹凸形状を形成する方法であってもよいし、熱エンボスロール等によって波状加工やプロファイル加工などを施すことで凹凸形状が形成されたシート材A2で、吸収体A1を包む方法であってもよいし、その他の方法であってもよい。
Moreover, as shown in FIG. 6, for example, the absorbent article A may have irregularities formed on the surface (upper surface and lower surface). By forming irregularities on the surface of the absorbent article A, the surface area of the absorbent article A is increased as compared with the case where irregularities are not formed on the surface, and the lower surface of the absorbent article A and the
The method of forming irregularities on the surface of the absorbent article A is, for example, a method of forming an irregular shape by wrapping the absorbent body A1 with a sheet material A2 and then performing wave processing or profile processing with a hot embossing roll or the like. There may be a method of wrapping the absorbent body A1 with a sheet material A2 having a concavo-convex shape formed by applying a wave processing or profile processing with a hot embossing roll or the like, or other methods. May be.
また、吸収性物品Aにおいて、吸収体A1は、区画されていてもよい。吸収体A1が区画されていないと、吸収性物品Aをトレー部材120内に敷設する際等に吸収体A1が片寄ってしまい、吸収体A1の膨張が制限されて、吸収力が低下してしまう場合がある。これに対し、吸収体A1を区画することで、吸収体A1の片寄りを抑制できるので、吸収力が低下することなく、効率よく尿Nを吸収することが可能となる。
Moreover, in the absorbent article A, the absorber A1 may be partitioned. If the absorbent body A1 is not partitioned, the absorbent body A1 is offset when the absorbent article A is laid in the
吸収体A1を区画する方法としては、例えば図7及び図8に示すように、ヒートシール等によってシート材A2の上面側と下面側とが直接接着された接着部A4によって吸収体A1をセル状に区画する方法であってもよいし、その他の方法であってもよい。接着部A4によって吸収体A1をセル状に区画すると、吸収性物品Aの表面に凹凸が形成されるので、より効率よく尿Nを吸収することが可能となる。
なお、図7及び図8では、吸収性物品Aの長手方向に延在する2本の接着部A4と幅方向に延在する2本の接着部A4とを設けて、吸収体A1を3(縦)×3(横)に区画したが、これに限ることはなく、長手方向に延在する接着部A4の本数や、幅方向に延在する接着部A4の本数は、適宜任意に変更可能であり、また、長手方向に延在する接着部A4のみで、あるいは、幅方向に延在する接着部A4のみで吸収体A1を区画することも可能である。また、吸収性物品Aの長手方向や幅方向に対して斜めに延在する接着部A4によって吸収体A1を区画することも可能である。ただし、セル容積は、吸収体A1の吸収力の低下が生じない、吸収体A1が十分に膨張できる容積であること、すなわち吸収体A1の膨張容量よりも大きいことが望ましい。また、接着部A4同士の間隔は、吸収体A1の片寄りを抑制する等の観点から、150mm以下であることが好ましい。
As a method of partitioning the absorbent body A1, for example, as shown in FIGS. 7 and 8, the absorbent body A1 is formed into a cellular shape by an adhesive portion A4 in which the upper surface side and the lower surface side of the sheet material A2 are directly bonded by heat sealing or the like. It may be a method of dividing into two or other methods. When the absorbent body A1 is partitioned in a cell shape by the adhesive part A4, irregularities are formed on the surface of the absorbent article A, so that the urine N can be absorbed more efficiently.
7 and 8, two adhesive portions A4 extending in the longitudinal direction of the absorbent article A and two adhesive portions A4 extending in the width direction are provided, and the absorbent body A1 is 3 ( Although it is divided into (vertical) × 3 (horizontal), it is not limited to this, and the number of adhesive portions A4 extending in the longitudinal direction and the number of adhesive portions A4 extending in the width direction can be arbitrarily arbitrarily changed. In addition, it is also possible to partition the absorbent body A1 only with the adhesive portion A4 extending in the longitudinal direction or only with the adhesive portion A4 extending in the width direction. Moreover, it is also possible to partition absorber A1 by the adhesion part A4 extended diagonally with respect to the longitudinal direction or the width direction of the absorbent article A. However, it is desirable that the cell volume is a volume that does not cause a decrease in the absorption capacity of the absorber A1 and that the absorber A1 can sufficiently expand, that is, larger than the expansion capacity of the absorber A1. Moreover, it is preferable that the space | interval of adhesion part A4 is 150 mm or less from a viewpoint of suppressing the shift | offset | difference of absorber A1.
また、吸収性物品Aをトレー部材120内に敷設する際等に生じる吸収体A1の片寄りを抑制するために、水溶性接着剤で吸収体A1を固めることも可能である。この場合、尿Nに接することで水溶性接着剤の接着力が緩んで、吸収体A1が十分に膨張できる程度に、吸収体A1を固めるとよい。
Moreover, in order to suppress the deviation | shift of the absorber A1 produced when laying the absorbent article A in the
以下、具体的な実施例によって本発明を説明するが、発明はこれらに限定されるものではない。 Hereinafter, the present invention will be described with reference to specific examples, but the present invention is not limited thereto.
<実施例1>
尿Nよりも比重の小さい疎水性の液体として、ミシン油(紅椿化学工業所製、粘度7mPa・s、以下「実施例1−1の液体」という。)、スピンドルオイル(エーゼット製、粘度15mPa・s、以下「実施例1−2の液体」という。)、タービンオイル(エーゼット製、粘度34mPa・s、以下「実施例1−3の液体」という。)、コンプレッサーオイル(エーゼット製、粘度66mPa・s、以下「実施例1−4の液体」という。)、チェーンソーオイル(エーゼット製、粘度116mPa・s、以下「実施例1−5の液体」という。)を用意した。
<Example 1>
As a hydrophobic liquid having a specific gravity smaller than that of urine N, sewing oil (manufactured by Kurisu Chemical Industry Co., Ltd., viscosity 7 mPa · s, hereinafter referred to as “liquid of Example 1-1”), spindle oil (manufactured by Azette, viscosity 15 mPa) S, hereinafter referred to as “liquid of Example 1-2”), turbine oil (manufactured by Azette, viscosity 34 mPa · s, hereinafter referred to as “liquid of Example 1-3”), compressor oil (manufactured by Azette, viscosity 66 mPa) S, hereinafter referred to as “liquid of Example 1-4”), chainsaw oil (manufactured by Azzet, viscosity 116 mPa · s, hereinafter referred to as “liquid of Example 1-5”) was prepared.
そして、100mLビーカー(直径50mm)に青色に着色した精製水を70mL入れ、封止層(実施例1−1の液体の層)の厚みが約3mmとなるよう、静かに実施例1−1の液体を5.9mL滴下した。
次いで、マグネティックスターラー(アズワン社製 HS−30D)にて、400rpmで1分間攪拌後、1分間静置した。
次いで、静置後、封止層(実施例1−1の液体の層)と水層(精製水の層)との境界が明瞭であるか否か、封止層が攪拌前と比較して濁っているか否かを目視にて確認した。
その結果を、表1の「攪拌試験」の欄に示す。ここで「◎」は「境界が明瞭で、濁りもほぼない」、「○」は「境界は明瞭だが、濁りがある」、「△」は「境界がやや不明瞭で、濁りがある」である。
Then, 70 mL of blue colored purified water is put into a 100 mL beaker (diameter 50 mm), and the thickness of the sealing layer (liquid layer of Example 1-1) is about 3 mm. 5.9 mL of liquid was dropped.
Next, the mixture was stirred for 1 minute at 400 rpm with a magnetic stirrer (HS-30D manufactured by AS ONE), and then allowed to stand for 1 minute.
Then, after standing, whether or not the boundary between the sealing layer (liquid layer of Example 1-1) and the water layer (purified water layer) is clear, the sealing layer is compared with before stirring. It was confirmed visually whether it was cloudy.
The results are shown in the column of “Agitation test” in Table 1. Here, “◎” means “the boundary is clear and there is almost no turbidity”, “○” means “the boundary is clear but there is turbidity”, and “△” means “the boundary is somewhat unclear and turbid” is there.
また、100mLメスシリンダー(直径28mm)に青色に着色した精製水を50mL入れ、封止層(実施例1−1の液体の層)の厚みが約5mmとなるよう、静かに実施例1−1の液体を3mL滴下した。
次いで、青色に着色した精製水20mLを、液面よりも50mm高い位置からシリンジにて滴下した。
次いで、滴下後、封止層(実施例1−1の液体の層)と水層(精製水の層)との境界が明瞭であるか否か、封止層に液泡があるか否かを目視にて確認した。
その結果を、表1の「滴下試験」の欄に示す。ここで「◎」は「境界が明瞭で、細かな液泡もほぼない」、「○」は「境界は明瞭だが、液泡がかなりある」、「△」は「境界がやや不明瞭で、液泡がかなりある」である。
Further, 50 mL of blue colored purified water was put into a 100 mL graduated cylinder (diameter 28 mm), and Example 1-1 was gently so that the thickness of the sealing layer (liquid layer of Example 1-1) was about 5 mm. 3 mL of the liquid was dropped.
Subsequently, 20 mL of purified water colored blue was dropped with a syringe from a position 50 mm higher than the liquid level.
Next, after dropping, whether or not the boundary between the sealing layer (liquid layer of Example 1-1) and the water layer (purified water layer) is clear, whether or not there are liquid bubbles in the sealing layer. It was confirmed visually.
The result is shown in the column of “Drip test” in Table 1. Here, “◎” means “the boundary is clear and there are almost no fine liquid bubbles”, “○” means “the boundary is clear, but there are considerable liquid bubbles”, and “△” means “the boundary is slightly unclear and there is no liquid bubble. It's pretty much. "
また、実施例1−2の液体、実施例1−3の液体、実施例1−4の液体、実施例1−5の液体についても、実施例1−1の液体と同様の攪拌試験及び滴下試験を行った。その結果も表1に示す。
攪拌試験及び滴下試験の結果から、尿Nよりも比重の小さい疎水性の液体を尿封止液Mとして用いれば、尿封止液Mの層で水様成分(本実施例の場合、精製水)を覆って封止できることが分かった。
また、表1の結果から、尿封止液Mの粘度が小さいほど、水様成分と尿封止液Mとが分離しやすく、尿封止液Mの粘度が66mPa・s以下であれば、尿封止液Mの層の中への水様成分(水様成分からなる液泡等)の混入が抑制され、水様成分と尿封止液Mとがほぼ分離して水様成分が尿封止液Mの層(封止層)でほぼ覆われて封止された状態になることが分かった。
以上の結果から、尿封止液Mの層によって、尿N等の水様成分を封止できることが分かった。
From the results of the agitation test and the drop test, if a hydrophobic liquid having a specific gravity smaller than that of urine N is used as the urine sealing liquid M, a water-like component (purified water in this embodiment) ) And can be sealed.
Further, from the results of Table 1, the smaller the viscosity of the urine sealing liquid M, the easier it is to separate the water-like component and the urine sealing liquid M, and if the viscosity of the urine sealing liquid M is 66 mPa · s or less, Mixing of a water-like component (liquid foam composed of a water-like component) into the layer of the urine sealing liquid M is suppressed, and the water-like component and the urine sealing liquid M are substantially separated, so that the water-like component is sealed in the urine. It turned out that it was almost covered with the layer (sealing layer) of the stop liquid M and sealed.
From the above results, it was found that the water-like component such as urine N can be sealed by the layer of the urine sealing liquid M.
<実施例2>
尿Nよりも比重の小さい疎水性の液体として、ミシン油(紅椿化学工業所製、粘度7mPa・s)を用意した。
そして、縦140mm×横125mm×高さ100mmの容器に封止層(ミシン油の層)の厚みが約3mmとなるよう、ミシン油を滴下した。
次いで、その容器に、3%アンモニア水をシリンジで静かに150cc注入し、封止層の下側にアンモニア水が移動するまで容器に蓋をせずに開放系で静置した。
次いで、容器に蓋をして、1分間静置後、ガステック検知管でアンモニア濃度を測定するとともに、官能評価を行った。
その結果を表2に示す。ここで、官能評価の「1」は「やっと感知できるにおい」、「2」は「何のにおいかが分かる程度の弱いにおい」、「3」は「楽に感知できるにおい」、「4」は「強いにおい」、「5」は「強烈なにおい」である。
<Example 2>
As a hydrophobic liquid having a specific gravity smaller than that of urine N, sewing oil (manufactured by Kurisu Chemical Industry Co., Ltd., viscosity 7 mPa · s) was prepared.
And sewing oil was dripped so that the thickness of the sealing layer (layer of sewing oil) might be set to about 3 mm in the container of length 140mm x width 125mm x height 100mm.
Next, 150 cc of 3% ammonia water was gently injected into the container with a syringe, and the container was left in an open system without covering the container until the ammonia water moved below the sealing layer.
Next, the container was covered and allowed to stand for 1 minute, and then the ammonia concentration was measured with a gas-tech detector tube and sensory evaluation was performed.
The results are shown in Table 2. Here, “1” for sensory evaluation is “scent that can be finally detected”, “2” is “weak scent that can understand what smell”, “3” is “scent that can be easily detected”, and “4” is “ “Strong smell” and “5” are “strong smell”.
<比較例>
また、ミシン油を含んでいない(導入していない)場合についても、同様の濃度測定及び官能評価を行った。具体的には、縦140mm×横125mm×高さ100mmの容器に3%アンモニア水を150cc注入し、1分間静置後、蓋をして、ガステック検知管でアンモニア濃度を測定するとともに、官能評価を行った。その結果も表2に示す。
Moreover, the same density | concentration measurement and sensory evaluation were performed also about the case where sewing machine oil is not included (it does not introduce | transduce). Specifically, 150 cc of 3% ammonia water was poured into a container 140 mm long x 125 mm wide x 100 mm high, allowed to stand for 1 minute, capped, and measured for ammonia concentration with a gas tech detector tube. Evaluation was performed. The results are also shown in Table 2.
表2の結果から、尿Nよりも比重の小さい疎水性の液体を尿封止液Mとして用いれば、尿封止液Mの層によって、臭いの発散を抑制できることが分かった。 From the results in Table 2, it was found that if a hydrophobic liquid having a specific gravity smaller than that of urine N is used as the urine sealing liquid M, the urine sealing liquid M layer can suppress the emission of odor.
以上のように、本実施形態のペット用トイレ1によれば、上面に開口を有する容器型のトイレ本体100と、上下方向に貫通する複数の貫通孔201,…を有し、トイレ本体100内を上層部分と下層部分とに区画する仕切部材200と、を備え、下層部分に、尿Nよりも比重の小さい疎水性の液体(尿封止液M)を導入した状態で使用される。
As described above, according to the
したがって、尿Nを、尿Nよりも比重の小さい疎水性の液体(尿封止液M)の層で封止された状態で、トイレ本体100の下層部分(本実施形態の場合、トレー部材120)内に貯留できるので、臭いの発散を抑制することが可能となる。
また、トイレ本体100の下層部分へと尿Nを導く集液ロートを備えておらず、尿Nがトイレ本体100の上層部分から下層部分へと直接落ちる構成なので、集液ロートに尿Nやトイレ砂が堆積して、そこから臭いが発散する等の不都合も生じない。
また、集液ロートを備える場合と比較して、ペット用トイレの高さを抑制できるので、犬でも使用可能なペット用トイレとなる。
Therefore, in a state where the urine N is sealed with a layer of a hydrophobic liquid (urine sealing liquid M) having a specific gravity smaller than that of the urine N, the lower layer portion of the toilet body 100 (in this embodiment, the tray member 120). ), It is possible to suppress odor emission.
In addition, since there is no collection funnel that guides urine N to the lower layer portion of the
Moreover, since the height of the pet toilet can be suppressed as compared with the case where the liquid collection funnel is provided, the pet toilet can be used even by a dog.
また、本実施形態のペット用トイレ1によれば、トイレ本体100の内面のうち仕切部材200よりも下側には、当該トイレ本体100の平面視内側に向けて延出する液返し部122が形成されており、仕切部材200のうち複数の貫通孔201,…が設けられた部分は、その平面視におけるサイズが、液返し部122で囲まれた開口の平面視におけるサイズよりも小さい。
Further, according to the
このように、トイレ本体100に液返し部122を設けることで、トイレ本体100の下層部分(本実施形態の場合、トレー部材120)内に貯留されている尿N等がこぼれにくくなる。
また、仕切部材200のうち複数の貫通孔201,…が設けられた部分の平面視におけるサイズを制限することで、仕切部材200の貫通孔201,…を通過した尿N等の液体が、液返し部122の先端部や上面に付着することを抑制できるので、液返し部122に尿Nが付着し、そこから臭いが発散する等の不都合が生じにくくなる。
なお、本実施形態では、液返し部122をトレー部材120に備えたが、液返し部122は、トイレ本体100に備えられていればよく、例えば、収納部材110に備えられていてもよい。
また、トイレ本体100は、液返し部122を備えていなくてもよい。また、トイレ本体100が液返し部122を備えていない場合には、仕切部材200のうち複数の貫通孔201,…が設けられた部分の平面視におけるサイズは、トレー部材120の上面開口の平面視におけるサイズよりも小さければよい。
Thus, by providing the
Further, by restricting the size of the part of the
In addition, in this embodiment, although the
The
また、本実施形態のペット用トイレ1によれば、トイレ本体100は、下層部分を構成するトレー部材120と、トレー部材120を取り出し可能に収納する収納部材110と、を備えている。
Further, according to the
したがって、トレー部材120内に尿N等が貯留されるので、尿N等が廃棄しやすく、トイレ本体100が洗浄しやすくなる。
なお、トイレ本体100は、トレー部材120を左右方向(あるいは前後方向)にスライドさせて着脱する構成でなくてもよく、収納部材110の上面開口から出し入れして着脱する構成であってもよい。この構成の場合、開口部112は不要である。
また、トイレ本体100は、収納部材110とトレー部材120とに分かれていなくてもよい。また、トイレ本体100は、上下に分離可能であってもよく、この場合、例えば、上側の部分に仕切部材200が取り付けられ、下側の部分がトレー部材120に相当する。
Therefore, since the urine N and the like are stored in the
The
The
以上のように、本実施形態の尿封止液Mによれば、尿Nよりも比重の小さい疎水性の液体からなり、排尿を収容する排尿収容容器(本実施形態の場合、ペット用トイレ1)に導入されて使用されることで、尿Nを封止する封止層を尿Nの上層に形成する。
As described above, according to the urine sealing liquid M of the present embodiment, the urine storage container (which is a
したがって、排尿収容容器に収容されている尿Nを尿封止液Mの層(封止層)で覆って封止できるので、臭いの発散を抑制することが可能となる。
なお、排尿を収容する排尿収容容器は、ペットの排尿を収容する容器であってもよいし、人間の排尿を収容する容器であってもよい。
Therefore, since the urine N accommodated in the urine storage container can be covered and sealed with the layer (sealing layer) of the urine sealing liquid M, it is possible to suppress the odor emission.
The urine storage container for storing urine may be a container for storing pet urine or a container for storing human urine.
また、本実施形態の尿封止液Mによれば、粘度が66mPa・s以下であることが好ましい。 Moreover, according to the urine sealing liquid M of this embodiment, it is preferable that a viscosity is 66 mPa * s or less.
尿封止液Mの粘度を66mPa・s以下にすることで、尿Nと尿封止液Mとがすばやく分離し、臭いの発散をすばやく防止することが可能となる。 By setting the viscosity of the urine sealing liquid M to 66 mPa · s or less, the urine N and the urinary sealing liquid M are quickly separated, and it is possible to quickly prevent the odor from being emitted.
また、本実施形態の尿封止液Mによれば、引火点が70℃以上であることが好ましい。 Moreover, according to the urine sealing liquid M of this embodiment, it is preferable that a flash point is 70 degreeC or more.
尿封止液Mの引火点を70℃以上にすることで、火気に注意しなければならない等の特段の配慮をする必要がなく、取り扱いやすくなる。 By setting the flash point of the urine sealing liquid M to 70 ° C. or higher, it is not necessary to take special considerations such as having to be careful of fire, and it becomes easy to handle.
また、本実施形態の尿封止液Mによれば、芳香剤、消臭剤及び抗菌剤のうちの少なくとも一つが添加されていることが好ましい。 Moreover, according to the urine sealing liquid M of this embodiment, it is preferable that at least one of a fragrance, a deodorant, and an antibacterial agent is added.
尿封止液Mに芳香剤を添加することで、排尿を収容する排尿収容容器から芳香を放つことができる。また、尿封止液M自体に特有の臭いがある場合には、芳香剤を添加することで、その臭いをマスキングすることができる。
また、尿封止液Mに消臭剤を添加することで、尿封止液Mの層を通過する間や尿封止液Mの層で封止されている間に尿Nの臭いが除去されていくので、臭いの発散を効果的に抑制できるとともに、排尿を収容する排尿収容容器内の尿Nを臭いの少ない状態で廃棄することができる。また、尿封止液M自体に特有の臭いがある場合には、消臭剤を添加することで、その臭いを除去することができる。
また、尿封止液Mに抗菌剤を添加することで、尿封止液Mの層を通過する間や尿封止液Mの層で封止されている間に尿N中の菌数が減少していくので、臭いの発散を効果的に抑制できるとともに、排尿を収容する排尿収容容器内の尿Nを衛生的に廃棄することができる。
By adding the fragrance to the urine sealing liquid M, the fragrance can be released from the urine storage container that stores urine. Moreover, when there exists a smell peculiar to the urine sealing liquid M itself, the smell can be masked by adding a fragrance | flavor.
Further, by adding a deodorant to the urine sealing liquid M, the odor of the urine N is removed while passing through the urine sealing liquid M layer or while being sealed with the urine sealing liquid M layer. As a result, it is possible to effectively suppress the emission of odor and to discard the urine N in the urine storage container for storing urine in a state with little odor. Moreover, when there exists a smell peculiar to the urine sealing liquid M itself, the smell can be removed by adding a deodorant.
Further, by adding an antibacterial agent to the urine sealing liquid M, the number of bacteria in the urine N is increased while passing through the urine sealing liquid M layer or while being sealed with the urine sealing liquid M layer. Since it decreases, the emission of odor can be effectively suppressed, and the urine N in the urine storage container for storing urine can be sanitized.
また、本実施形態の尿封止液Mによれば、尿Nとは異なる色に着色されていることが好ましい。 Moreover, according to the urine sealing liquid M of this embodiment, it is preferable that it is colored in a color different from the urine N.
尿封止液Mを着色することで、排尿を収容する排尿収容容器内に貯留されている尿Nを見た目にも隠蔽することができる。また、排尿を収容する排尿収容容器内の尿Nを廃棄する際に、尿Nの層と尿封止液Mの層との境界が分かりやすくなるので、尿Nだけを廃棄したい場合に、容易に達成することができる。 By coloring the urine sealing liquid M, it is possible to conceal the appearance of the urine N stored in the urine storage container that stores urine. Further, when the urine N in the urine storage container for storing urine is discarded, the boundary between the urine N layer and the urine sealing liquid M layer can be easily understood, so that it is easy to discard only the urine N. Can be achieved.
以上のように、本実施形態の吸収性物品Aによれば、70重量%以上の高吸水性樹脂を含有する吸収体A1と、吸収体A1を包む透液性のシート材A2と、を備え、尿Nよりも比重の小さい疎水性の液体(尿封止液M)を導入した状態で使用される排尿収容容器(本実施形態の場合、ペット用トイレ1)に敷設されて使用される。 As described above, according to the absorbent article A of the present embodiment, the absorbent body A1 containing 70% by weight or more of the superabsorbent resin, and the liquid-permeable sheet material A2 that wraps the absorbent body A1 are provided. The urine storage container (in the case of this embodiment, the pet toilet 1) used in a state where a hydrophobic liquid (urine sealing liquid M) having a specific gravity smaller than that of the urine N is introduced is used.
したがって、吸収性物品Aは、70重量%以上の高吸水性樹脂を含有する吸収体A1を備えており、吸収体A1内部に防漏層は備えていないので、途中で尿移動を阻害することなく、排尿収容容器に収容される尿Nを、両面で効率よく吸収することが可能となる。
特に、尿Nよりも比重の小さい疎水性の液体(尿封止液M)を導入した状態で使用される排尿収容容器に敷設される場合、吸収体内部に防漏層を備えていると、吸収性物品の漬かり具合によって、上下の吸収層を有効に活用できない場合があるが、本実施形態の場合、吸収体A1内部に防漏層を備えていないので、吸収性物品Aの漬かり具合にかかわらず、両面で効率よく吸収することが可能となる。
また、吸収体A1は70重量%以上の高吸水性樹脂を含有するので、排尿収容容器内の尿Nよりも比重の小さい疎水性の液体(尿封止液M)及び尿Nのうち、主に尿Nを吸収することが可能となる。
Therefore, since the absorbent article A includes the absorbent body A1 containing 70% by weight or more of the superabsorbent resin and does not include the leak-proof layer inside the absorbent body A1, urine movement is inhibited in the middle. Therefore, it becomes possible to efficiently absorb the urine N stored in the urine storage container on both sides.
In particular, when laid in a urine storage container used in a state in which a hydrophobic liquid (urine sealing liquid M) having a specific gravity smaller than that of urine N is introduced, a leak-proof layer is provided inside the absorber, Depending on how the absorbent article is soaked, the upper and lower absorbent layers may not be used effectively. However, in the case of this embodiment, the absorbent body A1 is not provided with a leak-proof layer. Regardless, it is possible to absorb efficiently on both sides.
Further, since the absorbent body A1 contains 70% by weight or more of a highly water-absorbent resin, the main component of the hydrophobic liquid (urine sealing liquid M) and urine N having a specific gravity smaller than that of the urine N in the urine storage container is It is possible to absorb urine N.
また、本実施形態の吸収性物品Aによれば、シート材A2は、親水性であることが好ましい。 Moreover, according to the absorbent article A of this embodiment, it is preferable that the sheet material A2 is hydrophilic.
シート材A2を親水性にすることで、排尿収容容器に収容される尿Nを両面でより効率よく吸収することが可能となる。
また、シート材A2を親水性にすることで、排尿収容容器内の尿Nよりも比重の小さい疎水性の液体(尿封止液M)及び尿Nのうち、尿Nだけを吸収することが可能となる。
By making the sheet material A2 hydrophilic, the urine N accommodated in the urine container can be more efficiently absorbed on both sides.
Further, by making the sheet material A2 hydrophilic, it is possible to absorb only urine N out of a hydrophobic liquid (urine sealing liquid M) and urine N having a specific gravity smaller than that of urine N in the urine storage container. It becomes possible.
また、本実施形態の吸収性物品Aによれば、表面に凹凸を形成することも可能である。 Moreover, according to the absorbent article A of this embodiment, it is also possible to form unevenness on the surface.
吸収性物品Aの表面に凹凸を形成することで、吸収性物品Aの表面積が増加するとともに、吸収性物品Aの下面と排尿収容容器の底面との間に隙間ができるため、効率よく尿Nを吸収することが可能となる。 By forming irregularities on the surface of the absorbent article A, the surface area of the absorbent article A is increased, and a gap is formed between the lower surface of the absorbent article A and the bottom surface of the urine storage container. Can be absorbed.
また、本実施形態の吸収性物品Aによれば、吸収体A1は区画されていてもよい。 Moreover, according to the absorbent article A of this embodiment, the absorber A1 may be partitioned.
吸収体A1を区画することで、吸収体A1の片寄りが抑制されるので、吸収体A1の膨張が制限されず、効率よく尿Nを吸収することが可能となる。 By dividing the absorbent body A1, the displacement of the absorbent body A1 is suppressed, so that the expansion of the absorbent body A1 is not limited, and the urine N can be efficiently absorbed.
また、本実施形態の吸収性物品Aによれば、排尿収容容器(本実施形態の場合、ペット用トイレ1)に敷設された状態で、少なくとも先端部が当該排尿収容容器の外部に延出可能な取手部A3を備えることが好ましい。 Further, according to the absorbent article A of the present embodiment, at least the distal end portion can extend to the outside of the urine storage container while being laid in the urine storage container (in the case of the present embodiment, the pet toilet 1). It is preferable to provide a handle A3.
吸収性物品Aに取手部A3を設けることで、手等を汚すことなく、排尿収容容器内に吸収性物品Aを敷設したり、排尿収容容器内から吸収性物品Aを引き上げたりすることが可能となる。 By providing the handle A3 on the absorbent article A, it is possible to lay the absorbent article A in the urine storage container or pull up the absorbent article A from the urine storage container without making the hands dirty. It becomes.
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。 As mentioned above, although concretely demonstrated based on embodiment which concerns on this invention, this invention is not limited to the said embodiment, It can change in the range which does not deviate from the summary.
<変形例1>
例えば、図9及び図10に示すように、仕切部材200の下面には、下方に向けて延出する複数の導液部202,…が形成されていてもよい。
具体的には、図9及び図10に示す導液部202は、貫通孔201,…を形成する縦線部と横線部との交点それぞれから突出する導液本体202aと、導液本体202aの側面から当該導液本体202aに隣接する他の導液本体202aに向けて延出するリブ202b,…と、からなる。リブ202bは、縦線部又は横線部から突出しており、隣り合うリブ202b同士でアーチを描くような形状に形成されている。
<
For example, as shown in FIGS. 9 and 10, a plurality of liquid guiding
Specifically, the
導液部202の長さ(上下方向の長さ)は長い方がよい。
本変形例のように、トレー部材120を水平方向(本変形例の場合は左右方向であるが、前後方向であってもよい)にスライドさせて着脱する構成の場合には、例えば図9に示すように、トレー部材120の着脱に邪魔にならない程度の長さが好ましい。
ただし、トレー部材120を水平方向にスライドさせて着脱する構成であっても、仕切部材200を取り外した状態でトレー部材120を着脱するタイプの場合には、導液部202の長さは、その先端がトイレ本体100の底面に触れる長さが好ましい。
また、トレー部材120を収納部材110の上面開口から出し入れして着脱する構成の場合には、仕切部材200を外した状態でトレー部材120の着脱を行うので、導液部202の長さは、その先端がトレー部材120の底面に触れる長さが好ましい。
また、トイレ本体100が収納部材110とトレー部材120とに分かれていない場合や、トイレ本体100が上下に分離可能な場合も、導液部202の長さは、その先端がトイレ本体100の底面に触れる長さが好ましい。
The length (length in the vertical direction) of the
In the case of a configuration in which the
However, even if the
Further, in the case of a configuration in which the
Further, even when the
仕切部材200の下面に複数の導液部202,…を設けることで、仕切部材200の貫通孔201,…を通過した尿Nが、よりトイレ本体100の下層部分(本変形例の場合、トレー部材120)に近い位置で仕切部材200から離れることになるので、トイレ本体100の下層部分へと尿Nが落ちたときの液跳ねを抑制することが可能となる。また、尿Nが液跳ねすると、細かな水滴になり易く、尿封止液Mの層を通過することが困難となるが、導液部202,…によって尿Nの液跳ねを抑制することで、尿Nによる尿封止液Mの層の通過がスムーズとなり、臭いの発散を効果的に抑制することが可能となる。
By providing a plurality of
また、仕切部材200に、導液本体202aと、リブ202bと、からなる導液部202を設けることで、仕切部材200の貫通孔201,…を通過した尿Nが、リブ202bを伝って導液本体202aの先端へと移動するので、仕切部材200の貫通孔201,…を通過した尿Nを、貫通孔201,…を形成する縦線部や横線部、これらの交点に留まらせることなく、スムーズにトレー部材120内へと導くことができる。
また、導液部202は、仕切部材200の下面に対して垂直に延びているので、傾斜面を有する集液ロートと比較して、尿Nやトイレ砂が付着しにくく、付着したとしても重力で下方へと落ちやすい。
また、仕切部材200の下面に複数の導液部202,…を設けることで、仕切部材200の上面にペットが乗っても下方に撓みにくくなるので、ペットの足濡れを防止することができる。
なお、導液部202の形状や位置は適宜任意に変更可能である。本変形例では、導液部202(導液本体202a)の先端部が先細りしているが、導液部202の先端部は先細りしていなくてもよい。
Further, by providing the
Moreover, since the
Further, by providing the plurality of
In addition, the shape and position of the
<変形例2>
例えば、図11に示すように、トイレ本体100(本変形例の場合、トレー部材120)の側壁下部、あるいは、例えば、図12に示すように、トイレ本体100(本変形例の場合、トレー部材120)の底壁には、尿Nを排出するための排出口123が設けられていてもよい。この場合、ペット用トイレ1は、排出口123を栓123aで塞いだ状態で使用される。
このように、トイレ本体100の側壁下部や底壁に排出口123を設けることで、尿封止液Mの層の下側にある尿Nだけを廃棄する作業を容易に行うことができる。
<Modification 2>
For example, as shown in FIG. 11, the lower part of the side wall of the toilet body 100 (the
Thus, by providing the
トイレ本体100の側壁下部や底壁に排出口123を設ける場合、トイレ本体100(本変形例の場合、トレー部材120)の底面は、例えば図11及び図12に示すように、排出口123に向けて下り傾斜していることが好ましい。
底面が排出口123に向けて下り傾斜していない水平の場合には、排出口123から尿Nを排出していっても、尿Nの層と尿封止液Mの層との境界面の面積がほとんど変化せず、尿封止液Mの層の厚みもほぼ一定である。
これに対し、底面を排出口123に向けて下り傾斜させることで、排出口123から尿Nを排出していくと、尿Nの層と尿封止液Mの層との境界面の面積が徐々に小さくなり、尿封止液Mの層が徐々に厚くなっていくため、尿Nの層と尿封止液Mの層との境界が明瞭になり、尿Nだけを廃棄して尿封止液Mは廃棄したくない場合に、容易に達成することができる。
なお、排出口123の位置やサイズは、適宜任意に変更可能である。
When the
In the case where the bottom surface is horizontal and does not incline downward toward the
On the other hand, when the urine N is discharged from the
The position and size of the
<変形例3>
例えば、図13に示すように、トイレ本体100(本変形例の場合、トレー部材120)の底面には、凹部124が設けられていてもよい。
凹部124は、例えば、左右方向の長さが150mm程度で、前後方向の長さが100mm程度の大きさに形成されており、凹部124内に収容可能な大きさの吸収性物品Aを当該凹部124内に敷設したり、適量の高吸水性樹脂を当該凹部124内に投入したりするために設けられている。
<Modification 3>
For example, as shown in FIG. 13, a
For example, the
トイレ本体100の底面に凹部124を設けることで、尿Nの層を厚くすることができる。よって、尿封止液Mの層の下側にある尿Nだけを、凹部124内の吸収性物品Aや高吸水性樹脂などに吸収させることが可能となり、尿封止液Mまで吸収してしまうことを抑制できるので、経済的である。
また、トイレ本体100の底面に凹部124が設けられていない場合、トイレ本体100の底面と同等サイズの吸収性物品Aを敷設するのが通例であるが、トイレ本体100の底面に凹部124を設けることで、吸収性物品Aのサイズを小さくすることができる。また、吸収性物品Aのサイズが小さい分、吸収性物品Aと尿封止液Mとの接触面積を小さくすることができ、吸収性物品Aで尿封止液Mを吸収したとしても、その吸収量は少ないので、補充量が少なくて済む。また、吸収性物品Aのサイズが小さいと、ゴミの量が少なくて済む。
By providing the
Moreover, when the recessed
凹部124内に敷設する吸収性物品Aは、例えば図14に示すように、吸収性物品A全体が凹部124内に収容可能な形状・サイズであってもよいし、例えば図15に示すように、吸収性物品Aの吸収体A1が凹部124内に配置され、吸収性物品Aのシート材A2でトイレ本体100(本変形例の場合、トレー部材120)の底面ほぼ全体を覆うような形状・サイズであってもよい。
As shown in FIG. 14, for example, the absorbent article A laid in the
トイレ本体100の底面に凹部124を設ける場合、トイレ本体100(本変形例の場合、トレー部材120)の底面は、例えば図13に示すように、凹部124に向けて下り傾斜していることが好ましい。
底面が凹部124に向けて下り傾斜していない水平の場合には、凹部124内の吸収性物品Aや高吸水性樹脂などで尿Nを吸収していっても、尿Nの層と尿封止液Mの層との境界面の面積がほとんど変化せず、尿封止液Mの層の厚みもほぼ一定であるので、尿Nの層と尿封止液Mの層との境界が不明瞭になり易い。
これに対し、底面を凹部124に向けて下り傾斜させることで、凹部124内の吸収性物品Aや高吸水性樹脂などで尿Nを吸収していくと、尿Nの層と尿封止液Mの層との境界面の面積が徐々に小さくなり、尿封止液Mの層が徐々に厚くなっていくため、尿Nの層と尿封止液Mの層との境界が明瞭になり、尿Nだけを吸収させて尿封止液Mは吸収させたくない場合に、容易に達成することができる。
なお、凹部124の位置やサイズは、適宜任意に変更可能である。
When the
In the case where the bottom surface is horizontal and does not incline downward toward the
On the other hand, when the urine N is absorbed by the absorbent article A or the highly water-absorbent resin in the
The position and size of the
<その他の変形例>
例えば、上記実施形態や上記変形例では、トイレ本体100の形状として、平面視略矩形状の箱形容器を例示して説明しているが、これに限定されるものではなく、例えば、平面視が正方形状の容器であってもよいし、円形状の容器であってもよい。
<Other variations>
For example, in the above-described embodiment and the above-described modification, the shape of the
また、上記実施形態や上記変形例では、貫通孔201,…の配列として、網目状のものを例示して説明しているが、これに限定されるものではなく、例えば、格子状に配列してもよいし、不規則な形に配列してもよい。また、貫通孔201,…の形状は、円形、楕円形、四角形等の多角形他いずれかの形状に限定されるものでなく、任意の形状のものを使用することができる。
Moreover, in the said embodiment and the said modification, although the mesh-shaped thing is illustrated and demonstrated as an arrangement | sequence of the through-
その他、ペット用トイレや吸収性物品の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。 In addition, the detailed configuration and detailed operation of the pet toilet and the absorbent article can be appropriately changed without departing from the spirit of the present invention.
1 ペット用トイレ(排尿収容容器)
100 トイレ本体
110 収納部材
120 トレー部材
122 液返し部
123 排出口
124 凹部
200 仕切部材
201 貫通孔
202 導液部
A 吸収性物品
A1 吸収体
A2 シート材
A3 取手部
M 尿封止液
N 尿
1 Pet toilet (urine container)
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記吸収体を包む透液性のシート材と、を備え、
尿よりも比重の小さい疎水性の液体を導入した状態で使用される排尿収容容器に敷設されることを特徴とする吸収性物品。 An absorber containing 70% by weight or more of a superabsorbent resin and a water-soluble adhesive ;
A liquid-permeable sheet material that wraps the absorber,
An absorbent article characterized by being laid in a urine storage container used in a state where a hydrophobic liquid having a specific gravity smaller than that of urine is introduced.
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