JP6218118B2 - 操作装置 - Google Patents
操作装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6218118B2 JP6218118B2 JP2014069459A JP2014069459A JP6218118B2 JP 6218118 B2 JP6218118 B2 JP 6218118B2 JP 2014069459 A JP2014069459 A JP 2014069459A JP 2014069459 A JP2014069459 A JP 2014069459A JP 6218118 B2 JP6218118 B2 JP 6218118B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation
- rotary
- rotation direction
- rotating
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D3/00—Flushing devices operated by pressure of the water supply system flushing valves not connected to the water-supply main, also if air is blown in the water seal for a quick flushing
- E03D3/12—Flushing devices discharging variable quantities of water
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D5/00—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system
- E03D5/02—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system operated mechanically or hydraulically (or pneumatically) also details such as push buttons, levers and pull-card therefor
- E03D5/09—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system operated mechanically or hydraulically (or pneumatically) also details such as push buttons, levers and pull-card therefor directly by the hand
- E03D5/094—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system operated mechanically or hydraulically (or pneumatically) also details such as push buttons, levers and pull-card therefor directly by the hand the flushing element, e.g. siphon bell, being actuated through a cable, chain or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Public Health (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
Description
従来の操作装置は、特許文献1に示すように、図41及び42に示すような複数のリンクからなるリンク機構で構成されており、タンクの排水のためのハンドトグル1201が回転されると、伝動ロッド1202が回転され、伝動ロッド1202に接続された回転ディスク1204が回転される。回転ディスク1204が回転されると、連接ロッド1206が上方に引き上げられ、案内ブロック1208がケーシング1209、1211内のガイドレール上でガイドされて鉛直上方向きに引き上げられ、案内ブロック1208により伝動ロープ1210が弁体開放機構を引き動かして排水を制御するものが知られている。このような特許文献1においては、複数のリンク(回転ディスク1204、連接ロッド1206、案内ブロック1208)からなるリンク機構によってワイヤー部材(伝動ロープ1210)を、直上向きに引き上げることにより、ワイヤー部材が弁体開放機構を開閉するのに必要な距離まで移動させている。
しかしながら、回転機構を用いてワイヤを引き上げる場合には、大洗浄と小洗浄とを切替えるために、使用者自らが、そのワイヤーの引き上げ量を大洗浄又は小洗浄に応じた操作部の回転量により調整する必要があり、その調整は非常に困難なものであった。
このように構成された本発明においては、使用者が正回転、またはその逆回転の回転操作を選択することにより大洗浄、または小洗浄を選択することができる操作部を操作し、回転軸の回転方向が正回転方向である場合、回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のいずれの場合にも、回転方向変換機構が、回転巻取機構の回転方向が同じ所定の回転方向となるように回転軸から回転巻取機構に伝達される回転方向を変換することができる。
従って、回転巻取機構が自身の回転方向に沿って連結部材を巻き上げる巻き上げ量のばらつきを抑制することができ、排水弁を適切に作動させ、適切な洗浄水量により便器を洗浄させることができる。
また、使用者が操作部を正回転、またはその逆回転の回転操作を選択して操作するだけで、規制機構が、回転軸の回転方向が正回転方向である場合、上記回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合における上記回転巻取機構の回転角度が、いずれか他方の場合における上記回転巻取機構の回転角度よりも小さくなるように、上記回転巻取機構の回転角度を規制することができる。よって、回転巻取機構が自身の回転方向に沿って連結部材を巻き上げる量を適切に変更することができる。従って、使用者が操作部の正回転またはその逆回転の回転操作を選択するだけで、簡単に大洗浄、または小洗浄を選択して、排水弁を適切に作動させ、適切な洗浄水量により便器を洗浄させることができ、使用者の使い勝手を向上させることができる。
このように構成された本発明においては、使用者が正回転、またはその逆回転の回転操作を選択することにより大洗浄、または小洗浄を選択することができる操作部を操作し、回転軸の回転方向が正回転方向である場合、回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のいずれの場合にも、駆動ユニットの回転方向変換機構が、回転巻取部材の回転方向が同じ所定の回転方向となるように回転軸から回転巻取部材に伝達される回転方向を変換することができる。
すなわち、回転軸の回転方向が正回転方向である場合、回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合においては、第一回転歯車部材は、回転軸と連動して同じ方向に回転する。第一回転歯車部材の第一歯車部は、巻取部材歯車部と係合し、回転巻取部材は、回転軸の回転方向と逆の方向に回転する。このようにして、回転巻取部材は、回転軸の回転方向と逆の方向の回転により連結部材を巻き上げることができる。
一方、上記回転軸の回転方向が正回転方向である場合、上記回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか他方の場合においては、第二回転歯車部材が、回転軸と連動して同じ方向に回転する。第二回転歯車部材の第二歯車部は、第三回転歯車部材の第三歯車部と係合しながら回転し、第三回転歯車部材は、第二回転歯車部材の回転方向と逆の方向に回転する。さらに、第三回転歯車部材の第三歯車部は、回転当接部材の当接部材歯車部と係合しながら回転し、回転当接部材は、第三回転歯車部材の回転方向と逆の方向に回転する。回転当接部材の第1当接部は、回転巻取部材の受動部と係合し、回転当接部材の回転方向と同じ方向に回転巻取部材を回転させる。よって、回転巻取部材は、回転軸の回転方向と同じ回転方向に回転する。このようにして、回転巻取部材は、回転軸の回転方向と同じ回転方向の回転により連結部材を巻き上げることができる。
従って、回転軸の回転方向が正回転方向である場合、回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のいずれの場合にも、回転方向変換機構が、回転巻取部材の回転方向が同じ所定の回転方向となるように回転軸から回転巻取部材に伝達される回転方向を変換することができ、比較的簡易な構造により、回転巻取部材の回転方向を同一にすることができる。
従って、使用者が操作部を正回転、またはその逆回転のいずれの方向に操作した場合にも、回転巻取部材が自身の回転方向に沿って適切に連結部材を巻き上げることができ、排水弁を適切に作動させることができる。
このように構成された本発明においては、使用者が正回転、またはその逆回転の回転操作を選択することにより大洗浄、または小洗浄を選択することができる操作部を操作し、回転軸の回転方向が正回転方向である場合、回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のいずれの場合にも、駆動ユニットの回転方向変換機構が、回転巻取部材の回転方向が同じ所定の回転方向となるように回転軸から回転巻取部材に伝達される回転方向を変換することができる。
すなわち、上記回転軸の回転方向が正回転方向である場合、上記回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合においては、回転巻取部材は、回転軸と連動して回転軸の回転方向と同じ方向に回転する。よって、回転巻取部材は、回転軸の回転方向と同じ方向の回転により連結部材を巻き上げることができる。
一方、上記回転軸の回転方向が正回転方向である場合、上記回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか他方の場合においては、第二回転歯車部材が、回転軸と連動して同じ方向に回転する。第二回転歯車部材の第二歯車部は、第三回転歯車部材の第三歯車部と係合しながら回転し、第三回転歯車部材は、第二回転歯車部材の回転方向と逆の方向に回転する。第三歯車部と第四歯車部とはともに連動して同じ方向に回転する。さらに、第三回転歯車部材の第四歯車部は、第五回転歯車部材の第五歯車部と係合しながら回転し、第五回転歯車部材は、第三回転歯車部材の回転方向と逆の方向に回転する。次に、第五回転歯車部材の第五歯車部は、回転当接部材の当接部材歯車部と係合しながら回転し、回転当接部材は、上記回転軸の回転とは独立して、第五回転歯車部材の回転方向と逆の方向に回転する。回転当接部材の第1当接部は、回転巻取部材の受動部と係合し、回転当接部材の回転方向と同じ方向に回転巻取部材を回転させる。よって、回転巻取部材は、回転軸の回転方向と逆の回転方向に回転する。このようにして、回転巻取部材は、回転軸の回転方向と逆の回転方向の回転により連結部材を巻き上げることができる。
従って、回転軸の回転方向が正回転方向である場合、回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のいずれの場合にも、回転方向変換機構が、回転巻取部材の回転方向が同じ所定の回転方向となるように回転軸から回転巻取部材に伝達される回転方向を変換することができ、比較的簡易な構造により、回転巻取部材の回転方向を同一にすることができる。
従って、使用者が操作部を正回転、またはその逆回転のいずれの方向に操作した場合にも、回転巻取部材が自身の回転方向に沿って適切に連結部材を巻き上げることができ、排水弁を適切に作動させることができる。
このように構成された本発明においては、回転軸の回転方向が正回転方向である場合、回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合においては、第一回転歯車部材が、回転軸と連動して回転する。第一回転歯車部材の第一歯車部は、巻取部材歯車部と係合し、回転巻取部材が回転する。回転巻取部材が第1の回転角度まで回転するとき、巻取機構当接部がケース部材のストッパー部と当接し、回転巻取部材が連結部材を巻き上げる回転範囲が第1の回転範囲に規制される。
また、回転軸の回転方向が正回転方向である場合、回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか他方の場合においては、第二回転歯車部材が、回転軸と連動して回転する。第二回転歯車部材の第二歯車部は、第三回転歯車部材の第三歯車部と係合しながら回転し、第三回転歯車部材が回転する。さらに、第三回転歯車部材の第三歯車部は、回転当接部材の当接部材歯車部と係合しながら回転し、回転当接部材が回転する。このとき、回転当接部材の第1当接部は、回転巻取部材の受動部と係合し、回転当接部材の回転方向と同じ方向に回転巻取部材を連動して回転させる。回転当接部材及び回転巻取部材が第2の回転角度まで回転するとき、回転当接部材の第2当接部がケース部材のストッパー部と当接し、回転巻取部材が連結部材を巻き上げる回転範囲が第1の回転範囲よりも小さい第2の回転範囲に規制される。
従って、使用者が操作部を正回転、またはその逆回転の回転操作を選択して操作するだけで、回転軸の回転方向が正回転方向である場合、上記回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合における回転巻取部材の回転角度に対して、回転軸の回転方向が正回転方向である場合、上記回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか他方の場合における回転巻取部材の回転角度が小さくなるように、駆動ユニットの規制機構が、回転巻取部材の回転範囲を規制することができる。よって、回転巻取部材が自身の回転方向に沿って連結部材を巻き上げる量を適切に変更することができる。従って、使用者が操作部の正回転またはその逆回転の回転操作を選択するだけで、簡単に大洗浄、または小洗浄を選択することができ、使用者の使い勝手が向上する。
このように構成された本発明においては、回転巻取機構を所定の回転角度まで回転させるために必要な回転軸の回転角度を低減させることができ、この回転軸を回転させる操作部の回転角度を低減することができる。したがって、使用者が操作部を大きく回転させる必要がなくなるので、使用者の使い勝手を向上させることができる。
このように構成された本発明においては、回転巻取機構を所定の回転角度まで回転させるために必要な回転軸の回転に必要な操作力を低減させることができ、操作部の回転操作に必要な操作力を低減することができる。したがって、使用者が操作部を比較的小さな操作力で回転させることができるので、使用者が操作部を容易に操作することができる。
このように構成された本発明においては、ばね機構が使用者の回転操作後に回転巻取機構を所定の待機位置に復帰させるため、排水弁を開弁したままの状態になることがない。また、回転巻取機構の回転方向が同じ所定の回転方向となる回転方向変換機構と合わせて用いられることにより、ばね機構が回転巻取機構を所定の待機位置に比較的精確に復帰させることができる。よって、次回の使用者の回転操作時に、適切に洗浄動作を行うことができる。
このように構成された本発明においては、操作部を正回転、またはその逆回転のいずれの回転方向に回転させた場合も、増速機構又は減速機構のいずれかの機構を備えることができ、使用者の使い勝手が向上する。
このように構成された本発明においては、回転巻取機構の回転の軸が回転軸と同軸に構成されているので、駆動ユニット全体をコンパクトに構成することができる。
このように構成された本発明においては、安定した動作が可能となる操作装置を備えた洗浄水タンク装置を提供することができる。
このように構成された本発明においては、安定した動作が可能となる操作装置を備えた水洗大便器を提供することができる。
まず、図1により、本発明の第1実施形態による操作装置を備えた洗浄水タンク装置が適用された水洗大便器について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による排水弁装置を備えた洗浄水タンク装置が適用された水洗大便器において、便座、便蓋及び洗浄水タンク装置の蓋体を取り外した状態を示す斜視図である。
便器本体2のボウル部4の上縁部には、内側にオーバーハングしたリム8と、便器本体2の後方側の内部に形成される導水路(図示せず)から供給される洗浄水を吐水する第1吐水口10が形成され、この第1吐水口10から吐水された洗浄水は、旋回しながら下降してボウル部4を洗浄するようになっている。
また、ボウル部4の溜水面W0の上方位置には、便器本体2の後方側の内部に形成される導水路(図示せず)から供給される洗浄水を吐水する第2吐水口14が形成され、この第2吐水口14から吐水される洗浄水が溜水部12の溜水を上下方向に旋回させる旋回流を生じさせるようになっている。
なお、本実施形態では、上述したサイホン式の水洗大便器に洗浄水タンク装置16を適用した例について説明するが、このようなサイホン式の水洗大便器に限定されず、ボウル部内の水の落差による流水作用で汚物を押し流す、いわゆる、洗い落し式の水洗大便器等の他のタイプの水洗便器にも適用可能である。
図2は、本発明の第1実施形態による排水弁装置を備えた洗浄水タンク装置の内部構造を前方斜め上方から見た斜視図である。
図2に示すように、洗浄水タンク装置16は、水洗大便器1を洗浄する洗浄水を貯水する貯水タンク18を備え、この貯水タンク18の底部18aには、便器本体2の導水路(図示せず)と連通する排水口20が形成され、貯水タンク18内の洗浄水が便器本体2の導水路(図示せず)へと供給されるようになっている。また、貯水タンク18は、便器の種類に応じて、貯水する洗浄水の量が異なっている。また、貯水タンク18は、例えば、ローシルエットタイプの貯水タンクである。
給水装置22は、更に、給水バルブ34に接続されたリフィール管40を備え、このリフィール管40の下流端部は、後述する排水弁装置24のオーバーフロー管42の上端開口の上方近傍に位置するように、リフィール管40の一部がオーバーフロー管42又は貯水タンク18内の所定箇所に固定されている。
さらに、吐水が継続されて貯水タンク18内の水位が上昇すると、フロート36が上昇し、それにより給水バルブ34が閉じ、吐水口38からの吐水が止水される。これにより、貯水タンク18内の洗浄水の水位が満水時の所定水位に維持されるようになっている。
図3は、図2の排水弁装置の中央断面図であり、本発明の第1実施形態による排水弁装置の小洗浄モード及び大洗浄モードにおける排水開始前の状態を示している。
図3に示すように、排水弁装置24の大洗浄モードにおける開弁時の状態では、使用者が操作ハンドル26を所定の大洗浄モードを実行する方向に回動操作すると、操作装置30が作動し、操作ワイヤ28が所定の最大量の巻き取り量で巻き取られ、排水弁ユニット50の主軸部材60及び弁体56がそれぞれの最高高さ位置h1まで引き上げられる。このとき、弁座54に対する弁体56の上昇高さ(ストローク)Hが小洗浄モード時の引き上げ高さH2よりも高い最大高さ(最大ストローク)H1となり(H1>H2)、洗浄水タンク装置16の排水弁装置24による水洗大便器1の便器本体2への大洗浄モードの排水が開始される。
図3に示すように、排水弁装置24の小洗浄モードにおける開弁時の状態では、使用者が操作ハンドル26を所定の小洗浄モードを実行する方向に回動操作すると、操作装置30が作動し、操作ワイヤ28が大洗浄モードの場合の最大巻き取り量よりも少ない巻き取り量で巻き取られ、排水弁ユニット50の主軸部材60及び弁体56がそれぞれの最高高さ位置よりも低い所定の高さ位置h2まで引き上げられ、排水口46が開放される。このとき、弁座54に対する弁体56の上昇高さ(ストローク)Hが、大洗浄モードの最大ストロークH1よりも低いH2となり、洗浄水タンク装置16の排水弁装置24による水洗大便器1の便器本体2への小洗浄モードの排水が開始される。
図4は本発明の第1実施形態による操作装置を示す分解斜視図であり、図5は本発明の第1実施形態による操作装置において、カバー蓋を取り外した状態を示す斜視図であり、図6は本発明の第1実施形態による操作装置を上方から見た側面図であり、図7は本発明の第1実施形態による操作装置において、カバー蓋を取り外した状態を示す平面図であり、図8は本発明の第1実施形態による操作装置において、カバー蓋を取り外した状態で駆動ユニットの内部構造を下方から見た斜視図あり、図9(a)は本発明の第1実施形態による操作装置の回転軸の側面図であり、図9(b)は本発明の第1実施形態による操作装置の回転軸を軸方向から見た正面図である。
この回転軸82は、その外周面上に台状に突出するように形成された第一掛かり部88と、第一掛かり部88よりも貯水タンク18の内側方向の位置における外周面上に台状に突出するように形成された第二掛かり部90と、を有している。
第一掛かり部88は、回転軸82が正回転する際に、突出した台状部分の正回転側側部88aが後述する第一内側突出部100bと当接し、回転軸82と第一回転歯車部材100とが連動して回転するように形成されている。
第二掛かり部90は、回転軸82が逆回転する際に、突出した台状部分の逆回転側側部90aが後述する第二内側突出部106bと当接し、回転軸82と第二回転歯車部材106とが連動して回転するように形成されている。
本発明の第1実施形態による操作装置30の駆動ユニット84は、図4に示すように、回転軸82の回転半径より大きな回転半径を有し、共通の回転方向Dco、dcoに沿って操作ワイヤ28を巻き上げる回転巻取機構94と、回転軸82の回転方向が正回転方向である場合、回転軸82の回転方向が逆回転方向である場合のいずれの場合にも、回転巻取機構94の回転方向Dco、dcoが同じ所定の回転方向となるように回転軸82から回転巻取機構94に伝達される回転方向を変換する回転方向変換機構96と、回転軸82の回転方向が正回転方向である場合、回転軸82の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合における回転巻取機構94の回転角度が、いずれか他方の場合における回転巻取機構94の回転角度よりも小さくなるように、回転巻取機構94の回転角度を規制する規制機構98と、を有している。
図10(a)は本発明の第1実施形態による操作装置の第一回転歯車部材の斜視図であり、図10(b)は本発明の第1実施形態による操作装置の第一回転歯車部材を軸方向から見た正面図であり、図11(a)は本発明の第1実施形態による操作装置の回転巻取部材を軸方向から見た正面図であり、図11(b)は本発明の第1実施形態による操作装置の回転巻取部材の斜視図であり、図12(a)は本発明の第1実施形態による操作装置の第二回転歯車部材の斜視図であり、図12(b)は本発明の第1実施形態による操作装置の第二回転歯車部材を軸方向から見た正面図であり、図13は本発明の第1実施形態による操作装置の第三回転歯車部材の正面図であり、図14(a)は本発明の第1実施形態による操作装置の回転当接部材の斜視図であり、図14(b)は本発明の第1実施形態による操作装置の回転当接部材を軸方向から見た正面図であり、図14(c)は本発明の第1実施形態による操作装置の回転当接部材の側面図である。
第一回転歯車部材100の第一内側突出部100bは、図16(a)に示すように、回転軸82が正回転をするときに回転巻取部材102を回転させたい場合には、回転軸82の第一掛かり部88に対して回転軸82の正回転側に配置されている。
このように、第一回転歯車部材100は、回転軸82の回転方向が正回転方向である場合、回転軸82の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合、例えば回転軸82の回転方向が正回転方向である場合において、回転軸82と連動して正回転する。他方で、いずれか他方の場合、例えば回転軸82の回転方向が逆回転方向である場合においては、回転軸82の第1掛かり部88が逆回転し、この第一内側突出部100bと接して組み合う(引っ掛かる)状態とならないので、回転軸82のみが回転し、第一回転歯車部材100は回転していない状態で維持されることとなる。従って、第一回転歯車部材100は、選択された正回転方向のみに回転軸82と連動して回転するように構成されている。
回転巻取部材102は、プーリー部102aの曲率半径(回転半径)が、巻取部材歯車部102bの曲率半径(回転半径)よりも大きく形成され、さらに、回転軸82の曲率半径(回転半径)よりも大きく形成されている。
取付部102cは、プーリー部102aの外縁の上端において、操作ワイヤ28の駆動ユニット側端部28aを嵌合するように形成され、取付部102cは、溝部102fと連続して形成され、図7に示すように、平面視で見て、回転巻取部材102の外側に向かうコの字形状の開口を形成している。従って、操作ワイヤ28の駆動ユニット側端部28aが取付部102cに嵌合して固定でき、且つ操作ワイヤ28をプーリー部102aに沿うように巻き上げること及び操作ワイヤ28をプーリー部102aの溝部から離れるように下方に巻き下ろすことが可能になっている。
戻りばね104は、回転巻取部材102の回転方向が同じ所定の回転方向となる回転方向変換機構96と合わせて用いられることにより、回転巻取部材の回転方向が2方向となる場合と比べても、回転巻取部材102を所定の待機位置に比較的精確に復帰させることができる。
他方で、第二回転歯車部材106は、回転軸82の回転方向が正回転方向である場合、回転軸82の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか他方の場合、例えば回転軸82の回転方向が正回転方向である場合においては、回転軸82の第二掛かり部90が正回転し、この第二内側突出部106bと接して組み合う(引っ掛かる)状態とならないので、回転軸82のみが空回転し、第二回転歯車部材106は回転していない状態で維持されることとなる。
従って、第二回転歯車部材106は、逆回転方向のみに回転軸82と連動して回転するように構成されている。
外周の約4分の1ほどの長さにわたる円弧領域中に形成された回転当接部110bと、を備えている。
さらに、この回転当接部110bには、自身の回転方向と同じ方向に回転巻取部材102を回転させるように、回転巻取部材102の回転巻取部材受動部102dと当接する第1当接部110cと、
自身が第1の回転角度A1よりも小さい第2の回転角度A2まで回転するとき第一ストッパー部112aと当接する第2規制部110dとが形成されている。
回転当接部材110は、回転巻取部材102の上方に配置され、巻取部材軸112eが中心部に挿入された状態で、巻取部材軸112eに取付けられ、巻取部材軸112eを中心として回転することができる。回転当接部材110は、当接部材歯車部110aと、第1当接部110cと、第2規制部110dとが共通の巻取部材軸112eを有する一体の回転部材として形成されている。回転当接部材110は、一体の回転部材として構成されるので、当接部材歯車部110aの回転方向と回転当接部110bの回転方向とが同じ方向となる。
第1当接部110cは、巻取部材軸112eから第1当接部110cまでの半径が、回転巻取部材102上における巻取部材軸112eから回転巻取部材受動部102dまでの半径とほぼ同じになる部分を有するように形成され、さらに、回転当接部102から巻取部材軸112eの貯水タンク外側方向(回転巻取部材の向かう方向)に突出するように形成されている。従って、詳細は後述する図21に示すように、第1当接部110cは、回転当接部材110が正回転するとき回転巻取部材受動部102dに当接して、回転巻取部材受動部102dを引掛けるようにして回転巻取部材102を正回転させるようになっている。
また、第二回転歯車部材106、第三回転歯車部材108、回転当接部材110及び回転巻取部材102は、操作ハンドル26の回転角度に対して回転巻取部材102の回転角度を増加させる増速機構に組み込まれることができる。増速機構においては、第二歯車部106aと巻取部材歯車部102bとのギヤ比(ギヤの歯数の比)が、操作ハンドル26により回転される回転軸82及び第二回転歯車部材106の回転角度に対して、回転巻取部材102の回転角度を増加させるように形成されている。
また、第二回転歯車部材106、第三回転歯車部材108、回転当接部材110及び回転巻取部材102は、操作ハンドル26の回転角度に対して回転巻取部材102の回転角度を減少させる減速機構に組み込まれることができる。減速機構においては、第二歯車部106aと巻取部材歯車部102bとのギヤ比(ギヤの歯数の比)が、操作ハンドル26により回転される回転軸82及び第二回転歯車部材106の回転角度に対して、回転巻取部材102の回転角度を減少させるように形成されている。
先ず、図15〜図18により、本発明の第1実施形態による操作装置を備えた貯水タンク装置及びこの貯水タンク装置が適用された水洗大便器により実行される大洗浄モードについて説明する。
図16(a)及び(b)に示すように、回転軸82が回転方向D0で正回転するとき、回転軸82の第一掛かり部88が第一回転歯車部材100の第一内側突出部100bに係合し、回転軸82と第一回転歯車部材100とが連動して回転方向D0で正回転する。第一歯車部100aと噛み合う巻取部材歯車部102bは、第一歯車部100aと逆回転で回転する。従って、回転巻取部材102は、回転軸82の正回転方向D0の回転に対し、逆回転方向D1(=Dco)の回転動作を行う。この逆回転方向D1が共通の回転方向Dcoとなる。以下説明するように、回転巻取部材102は、操作ハンドル26の回転方向によらず、常に同一且つ共通の回転方向(巻取り方向)Dcoに操作ワイヤ28の巻取りを行うようになっている。
このように、排水弁装置24の弁体56を操作ワイヤ28によって直接引き上げる場合には、操作ワイヤ28の引き上げ量がばらつく場合、貯水タンク18から排水される洗浄水量がばらついてしまうので、操作ワイヤ28の引き上げ量を正確に規定することが必要となる。本発明においては、回転巻取部材102の巻取り方向Dco、dcoを常に同一方向にすることにより、回転巻取部材102の待機位置(初期位置)への戻りを比較的精確にすることができ、各洗浄動作ごとの回転巻取部材102の回転量のばらつきを低減し、操作ワイヤ28の引き上げ量のばらつきを低減し、操作ワイヤ28の引き上げ量の比較的精確な制御を可能にした。
また、第一ストッパー部112aと第二ストッパー部212bにより回転巻取部材102の回転量のばらつきを抑制できている。
図19(a)に示されるような使用者が小洗浄モードの洗浄を行わせる操作ハンドル26の操作を開始する前の待機状態における洗浄水タンク装置16及び駆動ユニット84の状態おいては、上述した図15(a)に示されている大洗浄モードの場合と同様であるため、説明は省略する。
従って、回転当接部材110は、回転軸82の逆回転方向の回転に対し、第二回転歯車部材106、第三回転歯車部材108及び回転当接部材110により回転方向を変換した結果、同様の逆回転方向d0(=dco)の回転動作を行う。
回転当接部材110が逆回転方向に回転するとき、回転当接部材110の第1当接部110cは、回転巻取部材102の回転巻取部材受動部102dと当接して係合した状態となり、回転当接部材110が回転巻取部材102とともに連動して逆回転する。このように、回転巻取部材102は、操作ハンドル26の回転方向によらず、常に同一且つ共通の逆回転方向(巻取り方向)Dco、dcoに操作ワイヤ28の巻取りを行うようになっている。
また、使用者が操作ハンドル26を正回転、またはその逆回転の回転操作を選択して操作するだけで、規制機構98が、回転軸82の回転方向が正回転方向である場合、回転軸82の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合における回転巻取機構94の回転角度A1が、いずれか他方の場合における回転巻取機構94の回転角度A2よりも小さくなるように、回転巻取機構94の回転角度を規制することができる。よって、回転巻取機構94が自身の回転方向に沿って操作ワイヤ28を巻き上げる量を適切に変更することができる。従って、使用者が操作ハンドル26の正回転またはその逆回転の回転操作を選択するだけで、簡単に大洗浄、または小洗浄を選択して、弁体56を適切に作動させ、適切な洗浄水量により便器を洗浄させることができ、使用者の使い勝手を向上させることができる。
すなわち、回転軸82の回転方向が正回転方向である場合、回転軸82の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合においては、第一回転歯車部材100は、回転軸82と連動して同じ方向に回転する。第一回転歯車部材100の第一歯車部100aは、巻取部材歯車部102bと係合し、回転巻取部材102は、回転軸82の回転方向と逆の方向に回転する。このようにして、回転巻取部材102は、回転軸82の回転方向と逆の方向の回転により操作ワイヤ28を巻き上げることができる。
一方、回転軸82の回転方向が正回転方向である場合、回転軸82の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか他方の場合においては、第二回転歯車部材106が、回転軸82と連動して同じ方向に回転する。第二回転歯車部材106の第二歯車部106aは、第三回転歯車部材108の第三歯車部108aと係合しながら回転し、第三回転歯車部材108は、第二回転歯車部材106の回転方向と逆の方向に回転する。さらに、第三回転歯車部材108の第三歯車部108aは、回転当接部材110の当接部材歯車部110aと係合しながら回転し、回転当接部材110は、第三回転歯車部材108の回転方向と逆の方向に回転する。回転当接部材110の第1当接部110cは、回転巻取部材102の回転巻取部材受動部102dと係合し、回転当接部材110の回転方向と同じ方向に回転巻取部材102を回転させる。よって、回転巻取部材102は、回転軸82の回転方向と同じ回転方向に回転する。このようにして、回転巻取部材102は、回転軸82の回転方向と同じ回転方向の回転により操作ワイヤ28を巻き上げることができる。
従って、回転軸82の回転方向が正回転方向である場合、回転軸82の回転方向が逆回転方向である場合のいずれの場合にも、回転方向変換機構96が、回転巻取部材102の回転方向が同じ所定の回転方向となるように回転軸82から回転巻取部材102に伝達される回転方向を変換することができ、比較的簡易な構造により、回転巻取部材102の回転方向を同一にすることができる。
従って、使用者が操作ハンドル26を正回転、またはその逆回転のいずれの方向に操作した場合にも、回転巻取部材102が自身の回転方向に沿って適切に操作ワイヤ28を巻き上げることができ、弁体56を適切に作動させることができる。
また、回転軸82の回転方向が正回転方向である場合、回転軸82の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか他方の場合においては、第二回転歯車部材106が、回転軸82と連動して回転する。第二回転歯車部材106の第二歯車部106aは、第三回転歯車部材108の第三歯車部108aと係合しながら回転し、第三回転歯車部材108が回転する。さらに、第三回転歯車部材108の第三歯車部108aは、回転当接部材110の当接部材歯車部110aと係合しながら回転し、回転当接部材110が回転する。このとき、回転当接部材110の第1当接部110cは、回転巻取部材102の回転巻取部材受動部102dと係合し、回転当接部材110の回転方向と同じ方向に回転巻取部材102を連動して回転させる。回転当接部材110及び回転巻取部材102が第2の回転角度A2まで回転するとき、回転当接部材110の第2規制部110dがカバー部材112の第一ストッパー部112aと当接し、回転巻取部材102が操作ワイヤ28を巻き上げる回転範囲が第1の回転範囲よりも小さい第2の回転範囲に規制される。
従って、使用者が操作ハンドル26を正回転、またはその逆回転の回転操作を選択して操作するだけで、回転軸82の回転方向が正回転方向である場合、回転軸82の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合における回転巻取部材102の回転角度に対して、回転軸82の回転方向が正回転方向である場合、回転軸82の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか他方の場合における回転巻取部材102の回転角度が小さくなるように、駆動ユニット84の規制機構98が、回転巻取部材102の回転範囲を規制することができる。よって、回転巻取部材102が自身の回転方向に沿って操作ワイヤ28を巻き上げる量を適切に変更することができる。従って、使用者が操作ハンドル26の正回転またはその逆回転の回転操作を選択するだけで、簡単に大洗浄、または小洗浄を選択することができ、使用者の使い勝手が向上する。
このように構成された本発明においては、操作装置30を備えた洗浄水タンク装置16を提供することができる。
このように構成された本発明においては、操作装置30を備えた洗浄水タンク装置16を備えている水洗大便器1を提供することができる。
図23は本発明の第2実施形態による操作装置を示す分解斜視図であり、図24は本発明の第2実施形態による操作装置において、カバー蓋を取り外し、駆動ユニットの内部構造を、駆動ユニットの第二回転歯車部材、第三回転歯車部材、第五回転歯車部材及び回転当接部材における外歯に形成された歯車を簡略化した表示方法により図示している斜視図であり、図25は本発明の第2実施形態による操作装置において、カバー蓋を取り外し、駆動ユニットの内部構造を、駆動ユニットの第二回転歯車部材、第三回転歯車部材、第五回転歯車部材及び回転当接部材における外歯に形成された歯車を簡略化した表示方法により図示し、上方から見た側面図であり、図26は本発明の第2実施形態による操作装置において、駆動ユニットにおける第二回転歯車部材、第三回転歯車部材、第五回転歯車部材、回転当接部材及び回転巻取部材の位置関係を示す概略図である。図27(a)は本発明の第2実施形態による操作装置の回転軸の斜視図であり、図27(b)は本発明の第2実施形態による操作装置の回転軸を貯水タンク内側から軸方向に沿って見た正面図である。
なお、本発明の第2実施形態における各図において、上述した本発明の第1実施形態による操作装置の部分と同一部分については同一の符号を付し、これらの説明は省略する。なお、本発明の第2実施形態においては、図面の簡略化の目的で、JIS等の規定に基づき、各歯車部の外歯の形状を簡略化して、これらの全部又は一部を外形の円又は円弧等の線により概略で示している。
以下、本発明の第2実施形態による操作装置が、上述した本発明の第1実施形態による操作装置と異なる部分を説明し、上述した本発明の第1実施形態による操作装置の部分と同一部分については同一の符号を付し、それらの説明は省略する。本発明の第2実施形態による操作装置を備えた洗浄水タンク装置及びその洗浄水タンク装置が適用された水洗大便器については、本発明の第1実施形態による操作装置を備えた洗浄水タンク装置及びその洗浄水タンク装置が適用された水洗大便器と同一であるので、これらの説明は省略する。
なお、操作ハンドル226は、貯水タンク18の右側側面に取付けられる右側操作ハンドルであってもよい。
第一掛かり部283は、回転軸282が正回転する際に、突出した扇形形状部分の正回転側側部283aが後述する回転巻取部材受動部202dと当接し、回転軸282と回転巻取部材202とが連動して回転するように形成されている。また、第一掛かり部283は、回転軸282が逆回転する際に、突出した扇形形状部分の逆回転側側部283bが後述する第二回転歯車受動部206bと当接し、回転軸282と第二回転歯車部材206とが連動して回転するように形成されている。
本発明の第2実施形態による操作装置230の駆動ユニット284は、回転軸282の回転半径より大きな回転半径を有し、共通の回転方向Dco、dco(図33(b))に沿って操作ワイヤ28を巻き上げる回転巻取機構294と、回転軸282の回転方向が正回転方向である場合、回転軸282の回転方向が逆回転方向である場合のいずれの場合にも、回転巻取機構294の回転方向が同じ所定の回転方向Dco、dcoとなるように回転軸282から回転巻取機構294に伝達される回転方向を変換する回転方向変換機構296と、回転軸282の回転方向が正回転方向である場合、回転軸282の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合における回転巻取機構294の回転角度が、いずれか他方の場合における回転巻取機構294の回転角度よりも小さくなるように、回転巻取機構294の回転角度を規制する規制機構298と、を有している。
図28(a)は本発明の第2実施形態による操作装置の回転巻取部材の斜視図であり、図28(b)は本発明の第2実施形態による操作装置の回転巻取部材を貯水タンク内側から軸方向に沿って見た正面図であり、図29(a)は本発明の第2実施形態による操作装置の第二回転歯車部材の斜視図であり、図29(b)は本発明の第2実施形態による操作装置の第二回転歯車部材を貯水タンク外側から軸方向に沿って見た正面図であり、図30(a)は本発明の第2実施形態による操作装置の第三回転歯車部材の斜視図であり、図30(b)は本発明の第2実施形態による操作装置の第三回転歯車部材を貯水タンク内側から軸方向に沿って見た正面図であり、図31は本発明の第2実施形態による操作装置の第五回転歯車部材の正面図であり、図32(a)は本発明の第2実施形態による操作装置の第五回転歯車部材の斜視図であり、図32(b)は本発明の第2実施形態による操作装置の第五回転歯車部材を貯水タンク外側から軸方向に沿って見た正面図である。
このように、回転巻取部材202は、回転軸282の回転方向が正回転方向である場合、回転軸282の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合、例えば回転軸282の回転方向が正回転方向である場合において、回転軸282と連動して正回転する。他方で、回転巻取部材202は、回転軸82の回転方向が正回転方向である場合、回転軸282の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか他方の場合、例えば回転軸282の回転方向が逆回転方向である場合においては、回転軸282の第1掛かり部283が逆回転し、回転巻取部材受動部202dと接して組み合う(引っ掛かる)状態とならないので、回転軸282が回転することに対し、回転巻取部材202は直接回転されない(後述するように、回転巻取部材202は回転当接部材210等により回転されることとなる)。
第二回転歯車部材206が回転軸282に取付けられ、回転軸の第一掛かり部283が逆回転し、この第二回転歯車受動部206bと接して組み合う(引っ掛かる)状態となるときに、第一掛かり部283が第二回転歯車受動部206bを第一掛かり部283の回転方向(逆回転方向)に押すように作用し、回転軸282と第二回転歯車部材206とが連動して同じ回転方向への回転を行うこととなる。このように、第二回転歯車部材206は、回転軸282の回転方向が正回転方向である場合、回転軸282の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合、例えば回転軸の回転方向が逆回転方向である場合において、回転軸282と連動して回転するように回転軸282に取付けられている。
他方で、第二回転歯車部材206は、回転軸282の回転方向が正回転方向である場合、回転軸282の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか他方の場合、例えば回転軸282の回転方向が正回転方向である場合においては、回転軸282の第一掛かり部283が正回転し、この第二回転歯車受動部206bと接して組み合う(引っ掛かる)状態とならないので、回転軸282のみが正回転し、第二回転歯車部材206は回転していない状態で維持されることとなる。
従って、第二回転歯車部材206は、逆回転方向のみに回転軸282と連動して回転するように構成されている。
この回転当接部210bには、弧形状壁の一部が回転当接部材210の外側から第二回転歯車部材206の半径方向外方を越えて回転巻取部材202の内側面の近傍まで延び、自身の回転方向と同じ方向に回転巻取部材202を回転させるように、回転巻取部材202の回転巻取部材受動部202dと当接する第1当接部210cと、弧形状壁の一部が回転当接部材210の半径方向外側から回転巻取部材202に向かって第一ストッパー部212aと対応する高さ位置まで延び、自身が第1の回転角度A1よりも小さい第2の回転角度A2まで回転するとき第一ストッパー部212aと当接することができるようになっている第2規制部210dとが形成されている。
回転軸282から第1当接部210cまでの半径(距離)は、回転巻取部材202上における回転軸282から回転巻取部材受動部202dまでの半径(距離)とほぼ同じになる部分を有するように形成されている。第1当接部210cは、回転当接部材210が正回転するとき回転巻取部材受動部202dに当接して、回転巻取部材受動部202dを引掛けるようにして回転巻取部材202を正回転させるようになっている。
本発明の第2実施形態による操作装置の動作以外の、洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器の動作については、本発明の第1実施形態による操作装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器の動作と同様であるので説明は省略する。
図37(a)に示されるような使用者が小洗浄モードの洗浄を行わせる操作ハンドル26の操作を開始する前の待機状態における洗浄水タンク装置及び駆動ユニットの状態おいては、上述した図33(a)に示されている大洗浄モードの場合と同様であるため、説明は省略する。
従って、回転巻取部材202は、回転軸282が逆回転方向d2に回転するのに対し、第二回転歯車部材206、第三回転歯車部材208、第五回転歯車部材209及び回転当接部材210により回転方向を変換した結果、正回転方向d3(=dco)の回転動作を行う。このように小洗浄モードの場合に、大洗浄モードの場合と比べて、回転を伝達する歯車の数を異ならせることで回転当接部材210及び回転巻取部材202の回転方向を大洗浄モードの場合と同一にすることができる。
このように、回転巻取部材202は、使用者が小洗浄モードによる排水を行うために操作ハンドル226を逆回転させる場合にも、操作ハンドル226の回転方向によらず、常に同一且つ共通の逆回転方向(巻取り方向)Dco、dcoに操作ワイヤ28の巻取りを行うようになっている。
また、使用者が操作ハンドル226を正回転、またはその逆回転の回転操作を選択して操作するだけで、規制機構298が、回転軸282の回転方向が正回転方向である場合、回転軸282の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合における回転巻取機構294の回転角度A1が、いずれか他方の場合における回転巻取機構294の回転角度A2よりも小さくなるように、回転巻取機構294の回転角度を規制することができる。よって、回転巻取機構294が自身の回転方向に沿って操作ワイヤ28を巻き上げる量を適切に変更することができる。従って、使用者が操作ハンドル226の正回転またはその逆回転の回転操作を選択するだけで、簡単に大洗浄、または小洗浄を選択して、弁体56を適切に作動させ、適切な洗浄水量により便器を洗浄させることができ、使用者の使い勝手を向上させることができる。
すなわち、回転軸282の回転方向が正回転方向である場合、回転軸282の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合においては、回転巻取部材202は、回転軸282と連動して回転軸282の回転方向と同じ方向に回転する。よって、回転巻取部材202は、回転軸282の回転方向と同じ方向の回転により操作ワイヤ28を巻き上げることができる。
一方、回転軸282の回転方向が正回転方向である場合、回転軸282の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか他方の場合においては、第二回転歯車部材206が、回転軸282と連動して同じ方向に回転する。第二回転歯車部材206の第二歯車部206aは、第三回転歯車部材208の第三歯車部208aと係合しながら回転し、第三回転歯車部材208は、第二回転歯車部材206の回転方向と逆の方向に回転する。第三歯車部208aと第四歯車部208bとはともに連動して同じ方向に回転する。さらに、第三回転歯車部材208の第四歯車部208bは、第五回転歯車部材209の第五歯車部209aと係合しながら回転し、第五回転歯車部材209は、第三回転歯車部材208の回転方向と逆の方向に回転する。次に、第五回転歯車部材209の第五歯車部209aは、回転当接部材210の当接部材歯車部210aと係合しながら回転し、回転当接部材210は、回転軸282の回転とは独立して、第五回転歯車部材209の回転方向と逆の方向に回転する。回転当接部材210の第1当接部210cは、回転巻取部材202の回転巻取部材受動部202dと係合し、回転当接部材210の回転方向と同じ方向に回転巻取部材202を回転させる。よって、回転巻取部材202は、回転軸282の回転方向と逆の回転方向に回転する。このようにして、回転巻取部材202は、回転軸282の回転方向と逆の回転方向の回転により操作ワイヤ28を巻き上げることができる。
従って、回転軸282の回転方向が正回転方向である場合、回転軸282の回転方向が逆回転方向である場合のいずれの場合にも、回転方向変換機構296が、回転巻取部材202の回転方向が同じ所定の回転方向となるように回転軸282から回転巻取部材202に伝達される回転方向を変換することができ、比較的簡易な構造により、回転巻取部材202の回転方向を同一にすることができる。
従って、使用者が操作ハンドル226を正回転、またはその逆回転のいずれの方向に操作した場合にも、回転巻取部材202が自身の回転方向に沿って適切に操作ワイヤ28を巻き上げることができ、弁体56を適切に作動させることができる。
また、回転軸282の回転方向が正回転方向である場合、回転軸282の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか他方の場合においては、第二回転歯車部材206が、回転軸282と連動して同じ方向に回転する。第二回転歯車部材206の第二歯車部206aは、第三回転歯車部材208の第三歯車部208aと係合しながら回転する。第三歯車部208aと第四歯車部208bとはともに連動して同じ方向に回転する。さらに、第三回転歯車部材208の第四歯車部208bは、第五回転歯車部材209の第五歯車部209aと係合しながら回転する。次に、第五歯車部209aは、回転当接部材210の当接部材歯車部210aと係合しながら回転し、回転当接部材210は、回転軸282の回転とは独立して、第五回転歯車部材209の回転方向と逆の方向に回転する。回転当接部材210の第1当接部210cは、回転巻取部材202の回転巻取部材受動部202dと係合し、回転当接部材210の回転方向と同じ方向に回転巻取部材202を回転させる。回転当接部材210及び回転巻取部材202が第2の回転角度A2まで回転するとき、回転当接部材210の第2規制部210dがカバー部材212の第一ストッパー部212aと当接し、回転巻取部材202が操作ワイヤ28を巻き上げる回転範囲が第1の回転範囲よりも小さい第2の回転範囲に規制される。
従って、使用者が操作ハンドル226を正回転、またはその逆回転の回転操作を選択して操作するだけで、回転軸282の回転方向が正回転方向である場合、回転軸282の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合における回転巻取部材202の回転角度A1に対して、回転軸282の回転方向が正回転方向である場合、回転軸282の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか他方の場合における回転巻取部材202の回転角度A2が小さくなるように、駆動ユニット284の規制機構298が、回転巻取部材202の回転範囲を規制することができる。よって、回転巻取部材202が自身の回転方向に沿って操作ワイヤ28を巻き上げる量を適切に変更することができる。従って、使用者が操作ハンドル226の正回転またはその逆回転の回転操作を選択するだけで、簡単に大洗浄、または小洗浄を選択することができ、使用者の使い勝手が向上する。
2 便器本体
4 ボウル部
16 洗浄水タンク装置
18 貯水タンク
24 排水弁装置
26 操作ハンドル
28 操作ワイヤ
30 操作装置
56 弁体
80 ガイド部材
82 回転軸
84 駆動ユニット
94 回転巻取機構
96 回転方向変換機構
98 規制機構
100 第一回転歯車部材
100a 第一歯車部
100b 第一内側突出部
102a プーリー部
102 回転巻取部材
102d 回転巻取部材受動部
102 回転当接部
102b 巻取部材歯車部
102e 第1規制部
106 第二回転歯車部材
106a 第二歯車部
106b 第二内側突出部
108 第三回転歯車部材
108a 第三歯車部
110b 回転当接部
110 回転当接部材
110d 第2規制部
110c 第1当接部
110a 当接部材歯車部
112 カバー部材
112a 第一ストッパー部
202 回転巻取部材
202d 回転巻取部材受動部
202e 第1規制部
206b 第二回転歯車受動部
206 第二回転歯車部材
206a 第二歯車部
208 第三回転歯車部材
208a 第三歯車部
208b 第四歯車部
209 第五回転歯車部材
209a 第五歯車部
210b 回転当接部
210 回転当接部材
210d 第2規制部
210c 第1当接部
210a 当接部材歯車部
212 カバー部材
212a 第一ストッパー部
226 操作ハンドル
230 操作装置
250 第二回転歯車部材
282 回転軸
283 第一掛かり部
284 駆動ユニット
294 回転巻取機構
296 回転方向変換機構
298 規制機構
1201 ハンドトグル
1202 伝動ロッド
1204 回転ディスク
1206 連接ロッド
1208 案内ブロック
1209 ケーシング
1210 伝動ロープ
Claims (13)
- 洗浄水タンク内に配置された排水弁を作動させ便器へ洗浄水の供給を開始させる洗浄水タンク装置の操作装置であって、
使用者が正回転、またはその逆回転の回転操作を選択することにより大洗浄、または小洗浄を選択することができる操作部と、
この操作部の回転操作により正回転方向またはその逆回転方向に回転する回転軸と、
上記排水弁と連結され、自身の移動量に応じて便器へ供給される洗浄水量を、大洗浄量または小洗浄量に切り替えるように上記排水弁を開閉させる連結部材と、
上記回転軸の回転動作を受けて連結部材を引き上げる駆動ユニットと、を有し、
上記駆動ユニットは、
上記回転軸の回転半径より大きな回転半径を有し、自身の回転方向に沿って上記連結部材を巻き上げる回転巻取機構と、
上記回転軸の回転方向が正回転方向である場合、上記回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のいずれの場合にも、上記回転巻取機構の回転方向が同じ所定の回転方向となるように上記回転軸から上記回転巻取機構に伝達される回転方向を変換する回転方向変換機構と、
上記回転軸の回転方向が正回転方向である場合、上記回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合における上記回転巻取機構の回転角度が、いずれか他方の場合における上記回転巻取機構の回転角度よりも小さくなるように、上記回転巻取機構の回転角度を規制する規制機構と、を有することを特徴とする操作装置。 - 上記駆動ユニットは、
上記回転方向変換機構に組み込まれる第一回転歯車部材であって、上記第一回転歯車部材は、上記回転軸の回転方向が正回転方向である場合、上記回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合において、上記回転軸と連動して回転するように上記回転軸に取付けられ、且つ外歯が形成された第一歯車部を備える、第一回転歯車部材と、
上記回転巻取機構、上記回転方向変換機構及び上記規制機構に組み込まれる回転巻取部材であって、上記回転巻取部材は、上記第一歯車部と係合するように外周の一部に外歯が形成され、巻取部材軸を中心として回転する巻取部材歯車部と、自身の外周に沿うように上記連結部材を取付ける取付部と、上記巻取部材軸より外側において自身を回転させる力を受けることができる受動部とを備え、自身の回転方向に沿って上記連結部材を巻き上げる回転巻取部材と、
上記回転方向変換機構に組み込まれる第二回転歯車部材であって、上記第二回転歯車部材は、上記回転軸の回転方向が正回転方向である場合、上記回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか他方の場合において、上記回転軸と連動して回転するように上記回転軸に取付けられ、且つ外歯が形成された第二歯車部を備える、第二回転歯車部材と、
上記回転方向変換機構に組み込まれる第三回転歯車部材であって、上記第三回転歯車部材は、外歯が形成された第三歯車部を備え、この第三歯車部が上記第二歯車部と係合し、第三回転歯車部材軸を中心として回転する、第三回転歯車部材と、
上記回転巻取機構、上記回転方向変換機構及び上記規制機構に組み込まれる回転当接部材であって、上記回転当接部材は、自身の回転方向と同じ方向に上記回転巻取部材を回転させるように、上記回転巻取部材の上記受動部と当接する第1当接部と、上記第三歯車部と係合する外歯が形成された当接部材歯車部とを備え、上記巻取部材軸を中心として回転する、回転当接部材と、を有する請求項1記載の操作装置。 - 上記駆動ユニットは、さらに、上記回転軸の回転角度に対して、上記回転巻取機構の回転角度を増加させる増速機構を有する請求項1又は2に記載の操作装置。
- 上記駆動ユニットは、さらに、上記回転軸の回転角度に対して、上記回転巻取機構の回転角度を減少させる減速機構を有する請求項1又は2に記載の操作装置。
- 上記駆動ユニットは、上記回転巻取機構の回転の軸が、上記回転軸とは別軸に構成されている請求項3又は4に記載の操作装置。
- 上記駆動ユニットは、
上記回転巻取機構、上記回転方向変換機構及び上記規制機構に組み込まれる回転巻取部材であって、上記回転巻取部材は、上記回転軸の回転方向が正回転方向である場合、上記回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか一方の場合において、上記回転軸と連動して回転するように上記回転軸に取付けられ、且つ自身の外周に沿うように上記連結部材を取付ける取付部と、上記回転軸より外側において自身を回転させる力を受けることができる受動部とを備え、自身の回転方向に沿って上記連結部材を巻き上げる回転巻取部材と、
上記回転方向変換機構に組み込まれる第二回転歯車部材であって、上記第二回転歯車部材は、上記回転軸の回転方向が正回転方向である場合、上記回転軸の回転方向が逆回転方向である場合のうちいずれか他方の場合において、上記回転軸と連動して回転するように上記回転軸に取付けられ、且つ外歯が形成された第二歯車部を備える第二回転歯車部材と、
上記回転方向変換機構に組み込まれる第三回転歯車部材であって、上記第三回転歯車部材は、外歯が形成された第三歯車部と、第三歯車部と連動して回転するように形成され且つ上記第三歯車部から軸方向にずれた位置に外歯が形成された第四歯車部と、を備え、この第三歯車部が上記第二歯車部と係合し、第三歯車部及び第四歯車部は第三回転歯車部材軸を中心として回転する第三回転歯車部材と、
上記回転方向変換機構に組み込まれる第五回転歯車部材であって、上記第五回転歯車部材は、外歯が形成された第五歯車部を備え、この第五歯車部が上記第四歯車部と係合し、第五回転歯車部材軸を中心として回転する第五回転歯車部材と、
上記回転方向変換機構及び上記規制機構に組み込まれる回転当接部材であって、上記回転当接部材は、上記回転軸の回転とは独立して回転するように配置され、自身の回転方向と同じ方向に上記回転巻取部材を回転させるように、上記回転巻取部材の上記受動部と当接する第1当接部と、上記第五歯車部と係合する外歯が形成された当接部材歯車部とを備え、上記回転軸を中心として回転する回転当接部材と、を有する請求項1記載の操作装置。 - 上記駆動ユニットは、
さらに、上記規制機構に組み込まれるケース部材を有し、上記ケース部材には、ストッパー部が設けられ、
上記回転巻取部材は、自身が第1の回転角度まで回転するとき上記ストッパー部と当接する第1規制部を備え、上記第1規制部が上記ストッパー部と当接することにより、自身の回転方向に沿って上記連結部材を巻き上げる回転範囲が第1の回転範囲に規制され、
上記回転当接部材は、自身が上記第1の回転角度よりも小さい第2の回転角度まで回転するとき上記ストッパー部と当接する第2規制部を備え、上記第2規制部が上記ストッパー部と当接することにより、上記回転巻取部材を回転させる回転範囲が上記第1の回転範囲よりも小さい第2の回転範囲に規制される、請求項2又は6に記載の操作装置。 - 上記駆動ユニットは、さらに、上記回転軸の回転角度に対して、上記回転巻取機構の回転角度を増加させる増速機構を有する請求項6又は7に記載の操作装置。
- 上記駆動ユニットは、さらに、上記回転軸の回転角度に対して、上記回転巻取機構の回転角度を減少させる減速機構を有する請求項6又は7に記載の操作装置。
- 上記駆動ユニットは、上記回転巻取機構の回転の軸が、上記回転軸と同軸に構成されている請求項8又は9に記載の操作装置。
- 上記駆動ユニットは、さらに、上記回転巻取機構を所定の待機位置に復帰させるばね機構を有する請求項1乃至10の何れか1項に記載の操作装置。
- 請求項1乃至11の何れか1項に記載の操作装置を備えたことを特徴とする洗浄水タンク装置。
- 上記請求項12記載の洗浄水タンク装置を備えたことを特徴とする水洗大便器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014069459A JP6218118B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 操作装置 |
CN201510091754.7A CN104947762B (zh) | 2014-03-28 | 2015-02-28 | 操作装置 |
US14/660,911 US9447569B2 (en) | 2014-03-28 | 2015-03-17 | Operating device for flush water tank assembly |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014069459A JP6218118B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015190244A JP2015190244A (ja) | 2015-11-02 |
JP6218118B2 true JP6218118B2 (ja) | 2017-10-25 |
Family
ID=54162776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014069459A Active JP6218118B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 操作装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9447569B2 (ja) |
JP (1) | JP6218118B2 (ja) |
CN (1) | CN104947762B (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6338050B2 (ja) * | 2014-03-19 | 2018-06-06 | Toto株式会社 | 排水操作装置、及び、この排水操作装置を備えたトイレ装置 |
JP6372648B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2018-08-15 | Toto株式会社 | 自動操作洗浄装置 |
USD794163S1 (en) * | 2015-09-23 | 2017-08-08 | Boxes Direct Limited | Valve |
JP6057242B1 (ja) * | 2016-03-14 | 2017-01-11 | Toto株式会社 | 洗浄水タンク装置用の操作装置、この操作装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 |
JP6982274B2 (ja) * | 2017-06-30 | 2021-12-17 | Toto株式会社 | 排水弁操作装置、洗浄水タンク装置、及び、トイレシステム |
CN108071148B (zh) * | 2017-07-04 | 2024-04-09 | 厦门瑞尔特卫浴科技股份有限公司 | 一种进水启动控制机构 |
JP6578627B2 (ja) * | 2018-02-15 | 2019-09-25 | Toto株式会社 | 排水弁操作装置、洗浄水タンク装置、及び、水洗大便器 |
JP2019157601A (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | Toto株式会社 | 洗浄操作装置 |
CN114134964A (zh) * | 2020-09-04 | 2022-03-04 | Toto株式会社 | 清洗水水箱装置以及具备其的冲水便器装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE380567C (de) * | 1923-09-11 | Peter Heilmann | Verdeckter, selbsttaetig zurueckkehrender Abortspuelzug | |
US5400445A (en) * | 1993-07-08 | 1995-03-28 | Kohler Co. | Toilet tank trip lever assembly |
JPH10219785A (ja) * | 1997-01-31 | 1998-08-18 | Toto Ltd | 便器用洗浄水タンク装置 |
US5960482A (en) * | 1999-03-11 | 1999-10-05 | Chang; I-Yao | Flushing water control device for a toilet tank |
JP2001348932A (ja) * | 2000-06-08 | 2001-12-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 簡易水洗便器 |
JP2004124593A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Toto Ltd | 便器洗浄装置 |
CN2641156Y (zh) | 2003-06-27 | 2004-09-15 | 厦门瑞尔特卫浴工业有限公司 | 一种水箱排水扳钮 |
JP3869400B2 (ja) * | 2003-06-30 | 2007-01-17 | 東陶機器株式会社 | 便器洗浄装置及び便器洗浄システム |
US8201283B2 (en) * | 2008-06-13 | 2012-06-19 | Andras Ciski | Toilet tank valve structure |
US10047509B2 (en) * | 2010-01-08 | 2018-08-14 | Danco, Inc. | Dual flush activation |
JP5622174B2 (ja) * | 2010-07-29 | 2014-11-12 | Toto株式会社 | 洗浄水タンク装置 |
CN202000444U (zh) * | 2011-01-21 | 2011-10-05 | 黄寿美 | 两段式马桶水箱控水装置 |
-
2014
- 2014-03-28 JP JP2014069459A patent/JP6218118B2/ja active Active
-
2015
- 2015-02-28 CN CN201510091754.7A patent/CN104947762B/zh active Active
- 2015-03-17 US US14/660,911 patent/US9447569B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN104947762A (zh) | 2015-09-30 |
US9447569B2 (en) | 2016-09-20 |
CN104947762B (zh) | 2018-12-18 |
JP2015190244A (ja) | 2015-11-02 |
US20150275491A1 (en) | 2015-10-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6218118B2 (ja) | 操作装置 | |
JP6176441B2 (ja) | 洗浄水タンク装置の操作装置 | |
JP6372648B2 (ja) | 自動操作洗浄装置 | |
TW201139800A (en) | Wash water tank device and drainage device | |
JP2015178728A (ja) | 排水操作装置、及び、この排水操作装置を備えたトイレ装置 | |
JP6578627B2 (ja) | 排水弁操作装置、洗浄水タンク装置、及び、水洗大便器 | |
CN108374462B (zh) | 排水阀操作装置、清洗水水箱装置以及冲厕系统 | |
JP6057242B1 (ja) | 洗浄水タンク装置用の操作装置、この操作装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 | |
JP5811342B2 (ja) | 排水弁装置、この排水弁装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 | |
JP5828268B2 (ja) | 排水弁装置、この排水弁装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 | |
US10081936B2 (en) | Flush toilet apparatus and drive unit for same | |
JP2013204268A (ja) | 洗浄水タンク装置 | |
JP6057241B1 (ja) | 洗浄水タンク装置用の操作装置、この操作装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 | |
JP5057191B2 (ja) | 排水弁装置、及び、それを備えた洗浄水タンク装置 | |
JP6447806B2 (ja) | 排水弁装置、及び、この排水弁装置を備えたワンピースの水洗大便器 | |
KR101624316B1 (ko) | 양변기의 물공급 제어장치 | |
CN109923268A (zh) | 包括旋转选择构件的用于控制马桶冲洗器的装置 | |
JP5708935B2 (ja) | 補給水供給装置、この補給水供給装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 | |
JP5057190B2 (ja) | 排水弁装置、及び、それを備えた洗浄水タンク装置 | |
KR200484487Y1 (ko) | 위생 변기 커버 | |
CN211571868U (zh) | 一种自动及手动浴缸排水装置 | |
JP6982274B2 (ja) | 排水弁操作装置、洗浄水タンク装置、及び、トイレシステム | |
JP2010270536A (ja) | 洗浄タンクにおける排水弁の操作装置 | |
KR200338316Y1 (ko) | 양변기의 세척수 제어장치 | |
JP2023110607A (ja) | 排水弁装置、洗浄水タンク装置、及び、水洗大便器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161101 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170425 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170830 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170904 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170917 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6218118 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |