JP6213189B2 - 軸受装置及びスピンドル装置 - Google Patents
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Description
(1) 回転輪である内輪と、固定輪である外輪と、前記内輪及び前記外輪の軌道面間に配置された複数の玉と、前記複数の玉を転動自在に保持する保持器と、をそれぞれ有し、同軸に配置された一対のアンギュラ玉軸受と、
一対の前記内輪の間に配置され、前記内輪と共に回転する内輪間座と、
一対の前記外輪の間に配置された外輪間座と、
を備える軸受装置であって、
前記外輪の内周面と前記内輪の外周面との間には、軸受内部空間が形成され、
前記軸受内部空間における前記外輪の内周面には、グリースが封入され、
前記外輪間座の内周面と前記内輪間座の外周面との間には、間座内部空間が形成され、
前記間座内部空間における前記外輪間座の内周面には、グリースが封入され、
前記外輪間座の内周面の軸方向両端部には、径方向内側に向かう鍔部が凸設され、
前記鍔部には、軸方向に向かって延びて、前記間座内部空間と前記軸受内部空間とを連通するグリース油路が形成され、
前記鍔部と前記内輪間座の外周面との間には、前記間座内部空間と前記軸受内部空間とを連通するラビリンスが形成され、
前記ラビリンスは、前記間座内部空間から前記軸受内部空間に向かうにしたがって小径となるように形成される
ことを特徴とする軸受装置。
(2) 前記外輪の内周面には、前記軌道面よりも軸方向外側においてカウンターボアが形成される
ことを特徴とする(1)に記載の軸受装置。
(3) 前記外輪間座及び前記内輪間座は、それぞれ軸方向に当接する一対の外輪間座片及び一対の内輪間座片からなり、
前記一対の外輪間座片は、それぞれ軸方向外側端部に前記鍔部が凸設されると共に、軸方向内側端部に径方向内側に向かう外側壁部が凸設され、
前記一対の内輪間座片のうち、一方の前記内輪間座片の軸方向内側端部には、径方向外側に向かって凸設され、前記一対の外輪間座片の外側壁部と径方向に対向する内側壁部が設けられ、
前記外輪間座片の内周面と、前記外側壁部と、前記鍔部と、前記内側壁部と、前記内輪間座片の外周面と、に囲まれてなる間座内部空間片が、前記外側壁部及び前記内側壁部によって隔てられて一対形成され、
一対の前記間座内部空間片におけるそれぞれの前記外輪間座片の内周面には、グリースが封入される
ことを特徴とする(1)又は(2)に記載の軸受装置。
(4) 前記外輪の内周面及び/又は前記外輪間座の内周面に封入されるグリースは、ゲル状グリースである
ことを特徴とする(1)〜(3)の何れか1つに記載の軸受装置。
(5) 軸方向一端側に加工工具が取り付けられる回転軸と、
前記回転軸を(1)〜(4)の何れか1つに記載の軸受装置を介して、回転自在に支持するハウジングと、
を備えることを特徴とするスピンドル装置。
また、以上の構成により、軸受内部空間と間座内部空間とを組み合わせた閉空間の中で空気の循環作用を発生させることが可能であるため、外輪間座又は内輪間座と外部空間とを連通する通路がなくても、空気の流れが阻害されない。
10 アンギュラ玉軸受
11 内輪
11a 軌道面
12 外輪
12a 軌道面
12b カウンターボア
12c 平面
13 玉
14 保持器
20 内輪間座
21 内輪間座片
22 突起部
22a 外周面
23 内側壁部
30 外輪間座
31 外輪間座片
32 鍔部
32a グリース油路
32b 内周面
33 外側壁部
40 スピンドル装置
41 回転軸
42 軸受外輪押え
43 外筒
44 ロータ
45 ステータ
L ラビリンス
S1 軸受内部空間
S2 間座内部空間
S2a、S2b 間座内部空間片
G1、G2 グリース
θ テーパ角度
Claims (5)
- 回転輪である内輪と、固定輪である外輪と、前記内輪及び前記外輪の軌道面間に配置された複数の玉と、前記複数の玉を転動自在に保持する保持器と、をそれぞれ有し、同軸に配置された一対のアンギュラ玉軸受と、
一対の前記内輪の間に配置され、前記内輪と共に回転する内輪間座と、
一対の前記外輪の間に配置された外輪間座と、
を備える軸受装置であって、
前記外輪の内周面と前記内輪の外周面との間には、軸受内部空間が形成され、
前記軸受内部空間における前記外輪の内周面には、グリースが封入され、
前記外輪間座の内周面と前記内輪間座の外周面との間には、間座内部空間が形成され、
前記間座内部空間における前記外輪間座の内周面には、グリースが封入され、
前記外輪間座の内周面の軸方向両端部には、径方向内側に向かう鍔部が凸設され、
前記鍔部には、軸方向に向かって延びて、前記間座内部空間と前記軸受内部空間とを連通するグリース油路が形成され、
前記鍔部と前記内輪間座の外周面との間には、前記間座内部空間と前記軸受内部空間とを連通するラビリンスが形成され、
前記ラビリンスは、前記間座内部空間から前記軸受内部空間に向かうにしたがって小径となるように形成される
ことを特徴とする軸受装置。 - 前記外輪の内周面には、前記軌道面よりも軸方向外側においてカウンターボアが形成される
ことを特徴とする請求項1に記載の軸受装置。 - 前記外輪間座及び前記内輪間座は、それぞれ軸方向に当接する一対の外輪間座片及び一対の内輪間座片からなり、
前記一対の外輪間座片は、それぞれ軸方向外側端部に前記鍔部が凸設されると共に、軸方向内側端部に径方向内側に向かう外側壁部が凸設され、
前記一対の内輪間座片のうち、一方の前記内輪間座片の軸方向内側端部には、径方向外側に向かって凸設され、前記一対の外輪間座片の外側壁部と径方向に対向する内側壁部が設けられ、
前記外輪間座片の内周面と、前記外側壁部と、前記鍔部と、前記内側壁部と、前記内輪間座片の外周面と、に囲まれてなる間座内部空間片が、前記外側壁部及び前記内側壁部によって隔てられて一対形成され、
一対の前記間座内部空間片におけるそれぞれの前記外輪間座片の内周面には、グリースが封入される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の軸受装置。 - 前記外輪の内周面及び/又は前記外輪間座の内周面に封入されるグリースは、ゲル状グリースである
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の軸受装置。 - 軸方向一端側に加工工具が取り付けられる回転軸と、
前記回転軸を請求項1〜4の何れか1項に記載の軸受装置を介して、回転自在に支持するハウジングと、
を備えることを特徴とするスピンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013245112A JP6213189B2 (ja) | 2013-11-27 | 2013-11-27 | 軸受装置及びスピンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013245112A JP6213189B2 (ja) | 2013-11-27 | 2013-11-27 | 軸受装置及びスピンドル装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2015102212A JP2015102212A (ja) | 2015-06-04 |
JP6213189B2 true JP6213189B2 (ja) | 2017-10-18 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013245112A Expired - Fee Related JP6213189B2 (ja) | 2013-11-27 | 2013-11-27 | 軸受装置及びスピンドル装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6213189B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008240896A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Ntn Corp | 複列ころ軸受 |
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2013
- 2013-11-27 JP JP2013245112A patent/JP6213189B2/ja not_active Expired - Fee Related
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