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JP6204283B2 - 無停電電源装置およびその制御方法 - Google Patents

無停電電源装置およびその制御方法 Download PDF

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本発明は、無停電電源装置に関する。
一般に、入力された交流電力をインバータにより直流電力に変換し、この直流電力をコンバータにより交流電力に変換して負荷に給電する無停電電源装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2007−330073号公報
しかしながら、無停電電源装置の負荷が電動機などの動力負荷である場合、起動方式を直入れ起動として動力負荷を起動すると、定格電流の約10倍の非常に大きい始動電流が流れる。一般に、インバータの過電流耐量は、そのインバータの定格電流の1.5倍から2倍程度である。従って、無停電電源装置の容量を始動電流見合いで選定しなければならない。従って、動力負荷の定格電力に対して必要以上に大きい容量の無停電電源装置を選定する必要がある。
一方、始動電流を抑制するために、無停電原装置と動力負荷との間に、動力負荷を駆動する汎用インバータを接続し、この汎用インバータで動力負荷を起動する方法がある。しかし、この場合、動力負荷を駆動する汎用インバータの制御方式によっては、無停電原装置に内蔵されたインバータと共振する可能性がある。具体的には、無停電原装置に内蔵されたインバータと汎用インバータが共に、パルス幅変調(PWM)制御を行うと、互いの主回路定数及び制御定数に応じて共振し、無停電原装置に内蔵されたインバータが安定した電圧を出力できなくなる可能性がある。
そこで、本発明の目的は、動力負荷の始動電流を抑制する無停電原装置を提供することにある。
本発明の観点に従った無停電電源装置は、第1の交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータと、前記コンバータから供給される直流電力を電圧及び周波数が可変に制御される交流電力に変換する可変電圧可変周波数インバータと、負荷に供給する交流電力として、前記可変電圧可変周波数インバータから出力される交流電力と第2の交流電源から供給される交流電力とを切り換える切換手段とを備える。
本発明によれば、動力負荷の始動電流を抑制することのできる無停電原装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る無停電電源装置の構成を示す構成図。 第1の実施形態に係る切換回路の構成を示す回路図。 本発明の第2の実施形態に係る無停電電源装置の構成を示す構成図。 本発明の第3の実施形態に係る無停電電源装置の構成を示す構成図。 本発明の第4の実施形態に係る無停電電源装置の構成を示す構成図。 本発明の第5の実施形態に係る無停電電源装置の構成を示す構成図。 第5の実施形態に係る回生吸収ユニットの構成を示す構成図。 本発明の第6の実施形態に係る無停電電源装置の構成を示す構成図。 本発明の第7の実施形態に係る無停電電源装置の構成を示す構成図。 本発明の第8の実施形態に係る無停電電源装置の構成を示す構成図。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る無停電電源装置(UPS, uninterruptible power system)1の構成を示す構成図である。なお、図面における同一部分には同一符号を付してその詳しい説明を省略し、異なる部分について主に述べる。
無停電電源装置1は、交流電源10又はバイパス電源11により、常時、負荷に給電すする電源装置である。無停電電源装置1には、2つの入力端子Ta,Tb及び1つの出力端子T1が設けられている。
交流電源10は、一方の入力端子Taに接続されている。交流電源10は、通常時、無停電電源装置1が負荷に交流電力を供給するための電源として用いられる。交流電源10は、無停電電源装置1に三相交流電力を供給する。例えば、交流電源10は、商用電源である。
バイパス電源11は、交流電源10と接続されていないもう一方の入力端子Tbに接続されている。バイパス電源11は、無停電電源装置1が交流電源10からの交流電力により負荷に給電できない時に、無停電電源装置1に電力を供給するための電源として用いられる。具体的には、コンバータ2又はインバータ3の停止時(異常時又はメンテナンス時など)、又は交流電源10の停電後の蓄電池5の放電終止時などに、バイパス電源11から供給される電力が使用される。バイパス電源11は、無停電電源装置1に三相交流電力を供給する。例えば、バイパス電源11は、商用電源である。
動力負荷12は、無停電電源装置1の出力端子T1に接続されている。動力負荷12は、電動機又は電動機を含む負荷である。
無停電電源装置1は、コンバータ2、インバータ3、切換回路4、蓄電池5、及びスイッチ6を備える。無停電電源装置1には、これらの各構成機器をマイコンで制御する制御部が内蔵される。
コンバータ2は、無停電電源装置1の入力端子Taに交流電源10から入力された交流電力を直流電力に変換する。コンバータ2は、変換した直流電力をインバータ3に供給する。蓄電池5を充電するときは、コンバータ2は、変換した直流電力をスイッチ6を介して蓄電池5に供給する。
インバータ3の直流側は、コンバータ2の直流側と直流リンクで接続される。インバータ3は、通常時は、コンバータ2から供給される直流電力を動力負荷12に供給する三相交流電力に変換する。コンバータ2から直流電力が供給されない場合、インバータ3は、蓄電池5から供給される直流電力を動力負荷12に供給する交流電力に変換する。インバータ3から出力される交流電力は、動力負荷12に供給される。インバータ3は、出力電圧及び出力周波数を可変に制御するVVVF(可変電圧可変周波数)制御方式のインバータ(VVVFインバータ)である。具体的には、インバータ3は、電圧/周波数が一定(電圧と周波数の比が一定)になるように、出力電力を制御する。このように制御されたインバータ3の出力電力により、動力負荷12を徐々に起動し、過大な始動電流が流れることを抑制する。
切換回路4は、無停電電源装置1の出力電力として、インバータ3から出力される交流電力とバイパス電源11から供給される交流電力とを相互に切り換える回路である。切換回路4は、2つの入力端子と1つの出力端子を備える。切換回路4の1つの入力端子は、バイパス電源11から交流電力が入力される無停電電源装置1の入力端子Tbに接続され、切換回路4のもう1つの入力端子は、インバータ3の出力側(交流側)に接続される。切換回路4の出力端子は、動力負荷12と接続される無停電電源装置1の出力端子T1に接続される。
図2を参照して、切換回路4の構成を説明する。なお、切換回路4は、ここで説明するものに限らず、どのような構成でもよい。
切換回路4は、2つの機械スイッチ21,22と半導体スイッチ23で構成されている。インバータ3の出力側は、機械スイッチ21を介して動力負荷12と接続されている。機械スイッチ22及び半導体スイッチ23は、1組のスイッチとして構成されている。機械スイッチ22と半導体スイッチ23は、並列に接続されている。半導体スイッチ23は、2つのサイリスタが逆並列に接続された構成である。バイパス電源11から供給される交流電力は、機械スイッチ22及び半導体スイッチ23で構成されるスイッチを介して動力負荷12に供給される。
蓄電池5は、コンバータ2とインバータ3を接続する直流リンクに接続される。蓄電池5は、交流電源10の停電時又はコンバータ2の停止時などの非常時に、インバータ3に直流電力を供給する電源である。蓄電池5は、コンバータ2から供給される直流電力により充電される。蓄電池5は、交換するために取り外し可能に取り付けられている。従って、無停電電源装置1を運転していない場合は、蓄電池5が取り外されていてもよい。
スイッチ6は、蓄電池5の充電時又は放電時に入れられ、蓄電池5を使用しないときは切られている。
本実施形態によれば、無停電電源装置1にVVVFインバータ3を設け、インバータ3の出力電力で動力負荷12を起動することで、過大な始動電流が流れることを抑制することができる。これにより、無停電電源装置1の出力容量を動力負荷12の定格電力見合いで選定することができる。また、無停電電源装置1とは別に動力負荷12を駆動するための汎用インバータ等を設ける必要がない。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態に係る無停電電源装置1Aの構成を示す構成図である。
無停電電源装置1Aは、図1に示す第1の実施形態に係る無停電電源装置1において、インバータ3a及び切換回路4aを追加した構成である。無停電電源装置1Aには、出力端子T1に加え、もう1つの出力端子T2が設けられる。無停電電源装置1Aには、2つの動力負荷12,12aが接続される。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
インバータ3a及び切換回路4aは、第1の実施形態で説明したインバータ3及び切換回路4とそれぞれ同等のものである。インバータ3aは、コンバータ2の直流側と直流リンクで接続される。インバータ3aの交流側は、切換回路4aの2つの入力端子のうちの一方に接続される。切換回路4aのもう一方の入力端子は、バイパス電源11と接続される無停電電源装置1Aの入力端子Tbに接続される。切換回路4aの出力端子は、無停電電源装置1Aの出力端子T2に接続される。無停電電源装置1Aの出力端子T2には、もう1つの出力端子T1に接続される動力負荷12と異なる動力負荷12aが接続される。
本実施形態によれば、第1の実施形態による作用効果に加え、2つのVVVFインバータ3,3aを設けることで、2つの動力負荷12,12aのそれぞれの起動時に過大な始動電流が流れることを抑制することができる。
(第3の実施形態)
図4は、本発明の第3の実施形態に係る無停電電源装置1Bの構成を示す構成図である。
無停電電源装置1Bは、図3に示す第2の実施形態に係る無停電電源装置1Aにおいて、インバータ3aをインバータ3Bに代えたものである。無停電電源装置1Bには、動力負荷12及び動力負荷でない負荷13が接続される。その他の点は、第2の実施形態と同様である。
インバータ3Bは、出力電圧及び出力周波数が一定になるように制御するCVCF(定電圧定周波数)制御方式のインバータ(CVCFインバータ)である。その他の点は、第1の実施形態で説明したインバータ3と同様である。
インバータ3Bの出力側は、切換回路4aを介して、無停電電源装置1Bの出力端子T2に接続される。無停電電源装置1Bの出力端子T2には、動力負荷でない負荷13が接続される。例えば、負荷13は、コンピュータ又は照明等の定電圧定周波数の交流電力が電源として適している負荷である。なお、CVCF制御方式で起動しても始動電流が大きくならない動力負荷であれば、この動力負荷を無停電電源装置1Bの出力端子T2に接続してもよい。
本実施形態によれば、第1の実施形態による作用効果に加え、定電圧定周波数の交流電力が電源として適している負荷13に、定電圧定周波数の交流電力を供給することができる。
(第4の実施形態)
図5は、本発明の第4の実施形態に係る無停電電源装置1Cの構成を示す構成図である。
無停電電源装置1Cは、図3に示す第2の実施形態に係る無停電電源装置1Aにおいて、図4に示す第3の実施形態に係るインバータ3B及び切換回路4bを追加した構成である。無停電電源装置1Cには、2つの動力負荷12,12a及び動力負荷でない負荷13が接続される。無停電電源装置1Cには、2つの出力端子T1,T2に加え、もう1つの出力端子T3が設けられる。その他の点は、第2の実施形態と同様である。
インバータ3Bは、CVCFインバータである。インバータ3Bの直流側は、コンバータ2の直流側と直流リンクで接続される。インバータ3Bの交流側は、切換回路4bの2つの入力端子のうちの一方に接続される。切換回路4bのもう一方の入力端子は、バイパス電源11と接続される無停電電源装置1Cの入力端子Tbに接続される。切換回路4bの出力端子は、無停電電源装置1Cの出力端子T3に接続される。無停電電源装置1Cの出力端子T3には、第3の実施形態で説明した動力負荷でない負荷13が接続される。
本実施形態によれば、第2の実施形態による作用効果に加え、2つの動力負荷12,12a以外に、定電圧定周波数の交流電力が電源として適している負荷13がある場合でも、この負荷13に定電圧定周波数の交流電力を供給することができる。
(第5の実施形態)
図6は、本発明の第5の実施形態に係る無停電電源装置1Dの構成を示す構成図である。
無停電電源装置1Dは、図1に示す第1の実施形態に係る無停電電源装置1において、インバータ3に回生吸収ユニット7を追加した構成である。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
回生エネルギーは、動力負荷12のモータが減速又は停止する場合に、動力負荷12から入力電源である無停電電源装置1D側に向けて発生する電気エネルギーである。
回生吸収ユニット7は、VVVFインバータ3に対応して設けられている。なお、回生吸収ユニット7は、インバータ3の何処に設けられていてもよい。回生吸収ユニット7は、動力負荷12で発生した回生エネルギーを吸収するユニットである。回生吸収ユニット7は、回生エネルギーを吸収することで、インバータ3の直流側回路の直流電圧の上昇を抑制する。これにより、コンバータ2とインバータ3に接続される直流回路(直流リンクなど)が過電圧になることにより、コンバータ2及びインバータ3が保護停止することを防止する。
図7は、本実施形態に係る回生吸収ユニット7の構成を示す構成図である。なお、回生吸収ユニット7は、ここで説明するものに限らず、どのような構成でもよい。
回生吸収ユニット7は、回生抵抗31とスイッチ32が直列に接続された構成である。直列に接続された回生抵抗31とスイッチ32の両端は、インバータ3の直流側の正極と負極にそれぞれ接続される。インバータ3を制御する制御部が回生エネルギーの発生を検出すると、スイッチ32を入れる。これにより、回生エネルギーは、回生抵抗31により消費される。
本実施形態によれば、第1の実施形態による作用効果に加え、インバータ3に回生吸収ユニット7を設けることで、コンバータ2及びインバータ3の直流電圧が回生エネルギーにより上昇することを抑制することができる。これにより、コンバータ2及びインバータ3が回生エネルギーで過電圧になることにより保護停止することを抑制することができる。
(第6の実施形態)
図8は、本発明の第6の実施形態に係る無停電電源装置1Eの構成を示す構成図である。
無停電電源装置1Eは、図3に示す第2の実施形態に係る無停電電源装置1Aにおいて、2つのインバータ3,3aにそれぞれ回生吸収ユニット7,7aを追加した構成である。その他の点は、第2の実施形態と同様である。
2つの回生吸収ユニット7,7aは、それぞれ第5の実施形態に係る回生吸収ユニット7と同様である。
本実施形態によれば、第2の実施形態による作用効果に加え、2つのインバータ3,3aにそれぞれ回生吸収ユニット7,7aを設けることで、コンバータ2及びインバータ3,3aが回生エネルギーによる過電圧により保護停止することを抑制することができる。
(第7の実施形態)
図9は、本発明の第7の実施形態に係る無停電電源装置1Fの構成を示す構成図である。
無停電電源装置1Fは、図4に示す第3の実施形態に係る無停電電源装置1Bにおいて、VVVFインバータ3に回生吸収ユニット7を追加した構成である。その他の点は、第3の実施形態と同様である。
回生吸収ユニット7は、第5の実施形態に係る回生吸収ユニット7と同様である。
本実施形態によれば、第3の実施形態による作用効果に加え、VVVFインバータ3に回生吸収ユニット7を設けることで、コンバータ2及びVVVFインバータ3が回生エネルギーによる過電圧により保護停止することを抑制することができる。
(第8の実施形態)
図10は、本発明の第8の実施形態に係る無停電電源装置1Gの構成を示す構成図である。
無停電電源装置1Gは、図5に示す第4の実施形態に係る無停電電源装置1Cにおいて、2つのVVVFインバータ3,3aにそれぞれ回生吸収ユニット7,7aを追加した構成である。その他の点は、第4の実施形態と同様である。
2つの回生吸収ユニット7,7aは、第5の実施形態に係る回生吸収ユニット7と同様である。
本実施形態によれば、第4の実施形態による作用効果に加え、2つのVVVFインバータ3にそれぞれ回生吸収ユニット7,7aを設けることで、コンバータ2及び2つのVVVFインバータ3,3aが回生エネルギーによる過電圧により保護停止することを抑制することができる。
なお、各実施形態において、無停電電源装置1〜1Gにいくつの負荷を接続できるようにしてもよい。VVVFインバータ3で始動電流を小さくすることのできる動力負荷が少なくとも1つ以上接続できれば、無停電電源装置1〜1Gにいくつの負荷が接続できるようにしてもよいし、動力負荷以外の負荷がいくつ接続できるようにしてもよい。また、CVCF制御方式で起動しても始動電流が大きくならない動力負荷であれば、動力負荷であっても、CVCFインバータで起動するようにしてもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…無停電電源装置、2…コンバータ、3…インバータ、4…切換回路、5…蓄電池、6…スイッチ、10…交流電源、11…バイパス電源、12…動力負荷、Ta,Tb…入力端子、T1…出力端子。

Claims (4)

  1. 第1の交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータと、
    前記コンバータから供給される直流電力を電圧及び周波数が可変に制御される交流電力に変換する可変電圧可変周波数インバータと、
    第1の負荷に供給する交流電力として、前記可変電圧可変周波数インバータから出力される交流電力と第2の交流電源から供給される交流電力とを切り換える第1の切換手段と
    前記コンバータから供給される直流電力を電圧及び周波数が一定に制御される交流電力に変換する定電圧定周波数インバータと、
    第2の負荷に供給する交流電力として、前記定電圧定周波数インバータから出力される交流電力と前記第2の交流電源から供給される交流電力とを切り換える第2の切換手段と、
    回生エネルギー消費手段とを備え、
    前記回生エネルギー消費手段は、前記可変電圧可変周波数インバータおよび前記定電圧定周波数インバータのうち前記可変電圧可変周波数インバータに対してのみ設けられ、前記第1の負荷で発生した回生エネルギーを消費する
    ことを特徴とする無停電電源装置。
  2. 前記可変電圧可変周波数インバータに直流電力を供給する蓄電池
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の無停電電源装置。
  3. 前記可変電圧可変周波数インバータを少なくとも2つ備えること
    を特徴とする請求項1又は請求項に記載の無停電電源装置。
  4. コンバータを、第1の交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換する制御をし、
    第1のインバータを、前記コンバータから供給される直流電力を電圧及び周波数が可変に制御される交流電力に変換する制御をし、
    第1の負荷に供給する交流電力として、前記第1のインバータから出力される交流電力と第2の交流電源から供給される交流電力とを切り換え
    第2のインバータを、前記コンバータから供給される直流電力を電圧及び周波数が一定に制御される交流電力に変換する制御をし、
    第2の負荷に供給する交流電力として、前記第2のインバータから出力される交流電力と第2の交流電源から供給される交流電力とを切り換え、
    前記第1のインバータおよび前記第2のインバータのうち前記第1のインバータに対してのみ回生エネルギー消費手段が設けられ、前記回生エネルギー消費手段により、前記第1の負荷で発生した回生エネルギーを消費させること
    を含むことを特徴とする無停電電源装置の制御方法。
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