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JP6288431B2 - 車両の出力制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の走行駆動源の制御装置に係り、走行駆動源の出力制御の異常判定技術に関する。
近年、走行駆動源として内燃機関(エンジン)やモータの搭載された車両において、アクセルペダルの操作情報等に応じて目標トルク(目標出力)を演算し、この目標トルクを実現するような目標スロットル開度を演算するとともに、スロットルポジションセンサを用いて、実トルクを発生させるために必要な実スロットル開度を検出し、実トルクが目標トルクに一致するようにスロットルを制御するドライブ・バイ・ワイヤシステムが採用されてきている。
更に、このドライブ・バイ・ワイヤシステムの制御装置の異常判定技術が提案されている。例えば、特許文献1では、目標トルクから演算したスロットルバルブの目標開度と実際のスロットルバルブの開度との差を求め、当該開度差が目標開度とエンジン回転速度とに基づいて設定された判定用の閾値よりも大きい場合に異常であると判定する。
特開2009−127549号公報
ところで、エンジンの回転数や出力トルクは常に一定であるとは限らない。したがって、上記特許文献1のように目標トルクの関連値と実トルクの関連値の差(開度差)が閾値よりも大きい場合に異常判定する場合には、異常であるとの誤判定を抑制するために、この判定用の閾値を大きめに設定する必要がある。
しかしながら、このように異常判定用の閾値を大きめに設定してしまうと、異常判定の精度が低下してしまう。特に、車両加速時のようにエンジンが高出力状態である場合には、低出力状態である場合よりも、異常時における安全性が低下するため、速やかにかつ確実に異常判定を行うことが望まれる。
本発明は、この様な問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、異常判定を適切に行い安全性を向上させることのできる車両の出力制御装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の車両の出力制御装置は、車両に搭載された走行駆動源を制御する車両の出力制御装置であって、ドライバーの要求に対して前記走行駆動源が発生することを許容される出力である許容出力を、前記車両のアクセル操作に基づいて演算する許容出力演算部と、前記走行駆動源が実際に出力していると推定される推定出力を前記車両の運転状態に基づいて演算する推定出力演算部と、前記許容出力と前記推定出力との差に相関した出力差指標を演算する出力差指標演算部と、前記出力差指標演算部で演算された出力差指標複数設定された所定の閾値以上となる時間を前記閾値毎に計測する計測部と、前記計測部で前記閾値毎に計測した各時間がそれぞれの前記閾値に対応した判定時間以上であるか否かを判別し、前記各時間のうち、対応する前記判定時間以上であると判別される時間が少なくとも1つ以上ある場合に前記出力制御装置が異常であることを判定する異常判定部と、を備え、前記判定時間は、前記閾値が大きくなるにしたがって小さくなるように設定されることを特徴とする。
また、請求項の車両の出力制御装置は、請求項において、前記閾値及び前記判定時間は、あらかじめ記憶された前記車両の最小加速度に対応する第1のデータと前記車両の最大加速度に対応する第2のデータとの間を補間するように設定されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、許容出力と推定出力とを比較することにより、出力差指標、即ちドライバーの要求する運転状態を実現するために許容できる出力以上の出力が発生しているか否かを判定することができる。そして、出力差指標が大きくなるほど異常と判定するまでの判定時間である閾値を小さくしているため、出力差指標が大きいほど短時間に異常であると判定され易くなり、車両の安全性を向上させることができる。
また、複数設定された閾値毎に、出力差指標が閾値以上となった時間が計測され、当該閾値に対応する判定時間が継続したことをもって異常判定を行うことができ、出力差指標が変動した場合でも複数の計測部で出力差指標に応じた閾値で同時に異常判定を行うことが可能となり、過渡運転時における異常判定の正確性を向上させることができる。
請求項の発明によれば、第1のデータと第2のデータとを補間して、第1のデータと第2のデータとの間の中間値における異常判定用の閾値及び判定時間が設定されるので、容易に異常判定用の閾値と判定時間との組を多く設定することができ、過渡運転時における異常判定をより正確に行うことができる。
本発明に係る車両の出力制御装置の全体構成を示す制御ブロック図である。 余剰加速度の閾値と判定時間との関係を示すグラフである。 余剰加速度の閾値と判定時間の詳細な関係を示すグラフである。 本発明に係るエンジンECUの異常処置判定処理のルーチンを示すフローチャートである。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。
本発明の実施形態に係る車両の出力制御装置は、車両に搭載された走行駆動用のエンジン(内燃機関)の出力制御装置であって、エンジンとして例えばガソリンエンジンが採用され、この車両にはドライブ・バイ・ワイヤシステムが備えられている。
このドライブ・バイ・ワイヤシステムは、アクセルペダルの操作情報等に応じてエンジン電子コントロールユニット(以下エンジンECUという)1(出力制御装置)により電子制御式のスロットルバルブ2の開度を制御するように構成されている。
図1は、エンジンECU1において周期的に実行されるエンジン制御の全体構成を示す制御ブロック図である。
図1に示すように、エンジンECU1の入力側には、車両のドライバーによるアクセルペダルのアクセル操作度合を検出するアクセルポジションセンサ10、スロットルバルブ2の開度を検出するスロットルポジションセンサ11、エンジンの吸入空気流量を検出する空気量センサ(エアフローセンサ)12、エンジンの回転速度を検出するエンジン回転センサ13(例えばクランク角の推移から検出する)、吸気温度を検出する吸気温センサ14、冷却水温度を検出する水温センサ15等のセンサが接続されており、各種検出信号を入力する。また、エンジンECU1は、変速機の制御を行うCVT/AT・ECU16、車両の姿勢安定化制御を行うESP・ECU17と、車両のエアコンの制御を行うA/C・ECU18といった制御装置と接続され、これらの制御装置からエンジンに対する出力要求(外部要求)を入力する。一方、エンジンECU1の出力側には、スロットルバルブ2が接続されている。
エンジンECU1には、目標トルク演算部21、目標スロットル開度演算部22、スロットル開度制御部23、フリクショントルク演算部24、補機負荷トルク演算部25、エンジン負荷演算部26、点火時期検出部27、トルク調停部28、許容トルク演算部(許容出力演算部)29、推定トルク演算部(推定出力演算部)30、推定トルク・許容トルク比較部31(出力差指標演算部)、異常判定部32、異常処置部33といった各種機能部が備えられている。
目標トルク演算部21は、アクセルポジションセンサ10からのアクセル操作情報とエンジン回転センサ13からのエンジン回転速度に基づいて、後述するエンジン負荷演算部26により演算したエンジンの負荷トルクを加算した上の、エンジンが出力すべき目標トルクを演算する。
目標スロットル開度演算部22は、目標トルク演算部21によって演算された目標トルクを実現するための目標スロットル開度を演算する。
スロットル開度制御部23は、目標スロットル開度演算部22によって演算された目標スロットル開度と、スロットルポジションセンサ11からのスロットル制御情報(実スロットル開度)とが一致するように、スロットルバルブ2の開度を調整制御する。
フリクショントルク演算部24は、エンジン回転センサ13からのエンジン回転速度と水温センサ15からの冷却水温に基づいてエンジンのフリクショントルクを演算する。
補機負荷トルク演算部25は、A/C・ECU18からの外部要求に基づいて補機の負荷トルクを演算する。
エンジン負荷演算部26は、フリクショントルク演算部24により演算されたエンジンのフリクショントルクと補機負荷トルク演算部25により演算された補機の負荷トルクを加算して、エンジンの負荷トルクを演算する。
点火時期検出部27は、エンジンの点火信号から点火時期を検出する機能を有する。
トルク調停部28は、ECU16、17からの外部要求トルクと、目標トルク演算部21により演算された目標トルクとの調停機能を有する。
許容トルク演算部29は、アクセル操作情報に基づいて許容トルク(許容出力)を算出する。より具体的には、許容トルク演算部29は、アクセル操作量とエンジン回転速度に応じて予め設定された許容トルクマップから、運転状態に応じた許容トルクを読み込む。
尚、前述のとおり許容トルクとは、ドライバーの要求する運転状態を実現するために許容されるトルクである。本実施形態では、許容トルクは実験により予め設定されている。
推定トルク演算部30は、空気量センサ12からの吸入空気量とエンジン回転速度とから実際にエンジンが出力していると推定されるトルク(推定トルク)を演算する。
推定トルク・許容トルク比較部31は、推定トルク演算部30で演算した推定トルクと許容トルク演算部29で演算した許容トルクとを比較演算する。より具体的には、推定トルクと許容トルクの差、即ち余剰加速度G(出力差指標)を演算する。
異常判定部32は、余剰加速度Gが閾値(G1〜Gn)以上であることが所定時間(判定時間t1〜tn)継続した場合に、異常であることを判定する
異常処置部33は、異常判定部32で異常であると判定された場合に安全性を高めるために行う制御(異常処置)、例えばスロットル量の制限や点火時期の遅角のように、出力が低下する方向への制御を行う。
図2は、余剰加速度Gとタイマの判定時間t(継続時間)の関係を示すマップである。更に、エンジンECU1には、余剰加速度とその継続時間とに基づいた値が設定されており、図2の破線で示す境界線より余剰加速度及び継続時間が大きくなった場合に、警告やエンジン出力制限といった安全性を高めるような処置を行う機能を備えている。
図3は、余剰加速度Gの閾値G1〜Gnとタイマの判定時間t1〜tnの詳細な関係を示すマップである。図2、3に示すように、余剰加速度Gに基づいてタイマの判定時間tが異なるように設定されている。詳しくは、余剰加速度Gが大きくなるにしたがって、タイマの判定時間tが小さくなるように設定されている。
余剰加速度Gの最小閾値G1は、例えばクリープ走行時での最大加速度より若干大きい値に設定すればよく、最小閾値G1での判定時間t1は、例えば1secに設定すればよい(第1のデータ)。
また、余剰加速度Gの最大閾値Gnとそのときの判定時間tn(第2のデータ)は、車両の余剰加速度Gが最大閾値Gn以上であることが判定時間tn継続した場合に異常であると判定されるような値をあらかじめ試験等により確認して適宜設定すればよい。
更に、本実施形態では、図3に示すように、異常判定用の余剰加速度Gの閾値を最小閾値G1と最大閾値G7(Gn)との間に複数個有しており、異常判定用の閾値をG1からG7まで合計7個有している。
具体的には、最小閾値G1と最大閾値G7との間を6分割して、中間の閾値G2、G3〜G6を設定して、最小閾値G1及びその判定時間t1と、最大閾値G7及びその判定時間t7とを直線で結び、各中間の加速度G2、G3・・・G6での当該直線上での判定時間(t2、t3〜t6)に設定する。
エンジンECU1には、余剰加速度Gの閾値G1〜G7と判定時間t1〜t7の組数に合わせてタイマ(計測部)を7つ(n個)備えている。タイマ1〜タイマ7は、夫々が独立して、車両の余剰加速度Gが閾値以上となっている継続時間を計測する機能を有している。 図4は、エンジンECU1にて実行する異常処置判定処理のルーチンを示すフローチャートである。
本ルーチンは、エンジンの運転中に繰り返し行われる。
始めにステップS10では、許容トルク演算部29にて許容トルクTbを、推定トルク演算部30にて推定トルクTを演算する。そして、ステップS20に進む。
ステップS20では、ステップS10にて演算した推定トルクTと許容トルクTbとのトルク差T−Tbを演算し、当該トルク差T−Tbによる余剰加速度Gが最小閾値G1以上であるか否かを判別する。前記余剰加速度Gが第1の所定値G1未満である場合には、ステップS30に進む。前記余剰加速度Gが第1の所定値G1以上である場合には、ステップS40に進む。
ステップS30では、全タイマをリセットする。そして、ステップS10に戻る。
ステップS40では、各タイマのカウント値が当該タイマの閾値G1〜G7に対応した判定時間t1〜t7以上であるか否かを判別し、少なくとも1つのタイマでカウント値が判定時間以上であるか否かを判別する。カウント値が判定時間以上であるタイマが少なくとも1つ以上ある場合には、ステップS240に進む。全てのタイマでカウント値が判定時間未満であればステップS50に進む。
ステップS50では、前記余剰加速度Gが最大閾値G7(Gn)以上であるか否かを判別する。余剰加速度Gが最大閾値G7以上である場合には、ステップS60に進む。余剰加速度Gが最大閾値G7未満である場合には、ステップS70に進む。
ステップS60では、全タイマをカウントする。そして、ステップS10に戻る。
ステップS70では、タイマ7(タイマn)をリセットする。そして、ステップS80に進む。ステップS80では、余剰加速度Gが上記設定されている閾値G6(Gn-1)以上であるか否かを判別する。余剰加速度Gが閾値G6以上である場合には、ステップS90に進む。余剰加速度Gが閾値G6未満である場合には、ステップS100に進む。
ステップS90では、タイマ6(タイマn−1)以下のタイマ全て(タイマ6、タイマ5・・・タイマ1)をカウントする。そして、ステップS10に戻る。
ステップS100では、タイマ6(タイマn−1)をリセットする。以降、タイマn−2、タイマn−3・・・タイマ2についてもステップS80、S90、S100と同様に制御する。そして、ステップS200に進む。
ステップS200では、余剰加速度Gが設定された上記閾値G2以上であるか否かを判別する。余剰加速度Gが閾値G2以上である場合には、ステップS210に進む。余剰加速度Gが閾値G2未満である場合には、ステップS220に進む。
ステップS210では、タイマ2以下のタイマ全て(タイマ2、タイマ1)をカウントする。そして、ステップS10に戻る。
ステップS220では、タイマ2をリセットする。そして、ステップS230に進む。
ステップS230では、タイマ1をカウントする。そして、ステップS10に戻る。
ステップS240では、エンジンECU1が異常であると判定し、異常処置部33による異常処置を実行する。そして、本ルーチンを終了する。
以上のように制御することで、本実施形態では、エンジンECU1の目標トルク演算部21及び目標スロットル開度演算部22、スロットル開度制御部23によって、実トルクが目標トルクに一致するようにエンジンのスロットル開度が制御されるが、その安全装置として、車両の余剰加速度Gが閾値G1〜Gn以上であることが判定時間t1〜tn以上継続した場合にエンジンECU1が異常であることが判定される。
エンジンECU1が正常であれば、目標トルク演算部21及び目標スロットル開度演算部22、スロットル開度制御部23によって、実トルクが目標トルクに一致するようにエンジンのスロットルが作動制御されるので、短時間で許容トルクと推定トルクのトルク差が解消されることになる。このように車両の余剰加速度Gが閾値G1〜Gn以上であることが判定時間t1〜tn以上継続した場合には、エンジンECU1内に記憶されている演算用プログラムのリソース部分の異常が疑われる。演算機能自体の故障は、例えば演算結果が出力されないといったように、その他安全機能で判定可能であるが、リソース部分のみの異常は異常判定が難しい。本実施形態では、このように余剰加速度Gが解消されないことをもって、出力トルク制御全体の異常判定が容易に行われ、リソース部分のみの異常がある場合でも、異常判定を可能である。
そして、本実施形態では、異常判定用の余剰加速度Gの閾値G1〜Gn(G7)と判定時間t1〜tn(t7)とを複数組有しているので、異常判定を細かに設定することができる。判定時間tは余剰加速度Gの閾値が大きくなるにしたがって小さくなるように設定されているので、車両の加速度Gが大きくなるにしたがってすぐに異常判定され易くなり、安全性を向上させることができる。
この異常判定に用いる車両の余剰加速度Gは、許容トルクTbと推定トルクT(実トルク)との差に基づいて演算されるので、加速度センサ等の検出手段を新たに用いることなく、異常判定が可能となる。また、目標トルク演算部21及び目標スロットル開度演算部22、スロットル開度制御部23によって、実トルクが目標トルクに一致するようにエンジンのスロットルが作動制御されることから、この許容トルクTbと推定トルクTとの差が閾値以上であることが所定時間(判定時間)継続した場合に異常判定することで、目標トルク演算部21及び目標スロットル開度演算部22、スロットル開度制御部23の異常判定することができる。
本実施形態では、余剰加速度Gが閾値G1〜G7以上となっている継続時間を測定するタイマを閾値G1〜G7毎に有しており、夫々が独立して計測する。したがって、余剰加速度Gが変動した場合でも閾値G1〜G7に応じた判定時間t1〜t7で同時に異常判定が行われる。これにより、過渡運転時における異常判定の正確性を向上させることができる。
また、異常判定用の余剰加速度Gの閾値G1〜G7と判定時間t1〜t7の組を複数設ける際に、最小閾値G1での判定時間t1と最大閾値G7での判定時間t7とを直線で結び、最小閾値G1と最大閾値G7との間の中間値における判定時間を直線上の数値から読み出すようにしており、即ち最小閾値G1での判定時間t1と最大閾値G7での判定時間t7とで補間するようにして設定する。これにより、最小閾値G1での判定時間t1と最大閾値G7での判定時間t7とを記憶しておけば、中間値での判定時間を演算することができ、よって容易に複数の閾値と判定時間の組を多く設定することが可能となり、過渡運転時における異常判定をより正確に行うことができる。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定するものではない。例えば、余剰加速度Gの閾値G1〜G7と判定時間t1〜t7の組を7個ではなく、他の数に設定してもよい。また、上記最小閾値G1と最大閾値Gnとの間の中間値における判定時間の設定を直線で補間するのではなく、他の関数で補間してもよい。または、中間値を補間による演算ではなく記憶しておいてもよい。また、上記実施形態では、目標トルク、許容トルク、推定トルクといったように各種トルクを演算して、比較、異常判定を行っているが、本願発明はトルクに限定するものではなく、出力またはそれに関連する値を用いてもよい。また、本願発明は、走行駆動源がモータやその他の出力発生機関を有する車両にも適用することができる。
1 電子コントロールユニット(出力制御装置)
21 目標トルク演算部
29 許容トルク演算部(許容出力演算部)
30 推定トルク演算部(推定出力演算部)
31 許容トルク・推定トルク比較部(出力差指標演算部)
32 異常判定部

Claims (2)

  1. 車両に搭載された走行駆動源の出力を制御する車両の出力制御装置であって、
    ドライバーの要求に対して前記走行駆動源が発生することを許容される出力である許容出力を前記車両のアクセル操作に基づいて演算する許容出力演算部と、
    前記走行駆動源が実際に出力していると推定される推定出力を前記車両の運転状態に基づいて演算する推定出力演算部と、
    前記許容出力と前記推定出力との差に相関した出力差指標を演算する出力差指標演算部と、
    前記出力差指標演算部で演算された出力差指標複数設定された所定の閾値以上となる時間を前記閾値毎に計測する計測部と、
    前記計測部で前記閾値毎に計測した各時間がそれぞれの前記閾値に対応した判定時間以上であるか否かを判別し、前記各時間のうち、対応する前記判定時間以上であると判別される時間が少なくとも1つ以上ある場合に前記出力制御装置が異常であることを判定する異常判定部と、を備え、
    前記判定時間は、前記閾値が大きくなるにしたがって小さくなるように設定されることを特徴とする車両の出力制御装置。
  2. 記閾値及び前記判定時間は、あらかじめ記憶された前記車両の最小加速度に対応する第1のデータと前記車両の最大加速度に対応する第2のデータとの間を補間するように設定されることを特徴とする請求項に記載の車両の出力制御装置。
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