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JP6281469B2 - 発光素子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、III 族窒化物半導体からなる発光素子の製造方法、およびIII 族窒化物半導体の製造方法に関し、特にInを含むIII 族窒化物半導体の形成方法に特徴を有するものである。
III 族窒化物半導体発光素子の発光層として、InGaNからなる井戸層とAlGaNからなる障壁層とを順に繰り返し積層させたMQW構造が広く用いられている。障壁層はAlGaNであるため、結晶性良く成長させるためには井戸層よりも成長温度を高くする必要がある。そのため、井戸層の形成後に昇温し、その後障壁層を成長させる必要がある。しかし、昇温によって井戸層のInが蒸発してしまい、発光効率の低下や発光波長の変動が生じてしまう。そこで、井戸層と障壁層の間に、井戸層と同じ温度で成長させる保護層を設け、Inの蒸発を防止している。
特許文献1には、保護層としてAlGaN単層を用いること、およびGaNとAlGaNの積層を用いることが記載されている。また、特許文献2には6ÅのGaNを用いることが記載されている。また、特許文献3には、保護層としてIn組成比が7〜60%のInGaNを用いることが記載されている。
特開2010−80619号公報 特開2012−216751号公報 特開2001−332783号公報
保護層は井戸層と同温で成長させるため結晶品質が低く、発光効率が低下してしまう。そのため、発明者らは、保護層にInをサーファクタント(表面平坦化させる不純物)として微量導入し、結晶品質を改善することを検討した。Inを微量とするのは、入れすぎると返って結晶品質が低下してしまうためである。
しかし、保護層は井戸層と同温で成長させるため低温での成長となる。低温では結晶にInが入りやすく、In源の原料ガスの供給量を最低限にしても一定程度のInが結晶に含まれてしまう。そのため、In組成比の小さなIII 族窒化物半導体からなる保護層を形成することができなかった。
そこで本発明の目的は、成長温度が低い場合でも、In組成比の小さなIII 族窒化物半導体からなる保護層を形成可能とすることである。
本発明は、MQW構造の発光層を有するIII 族窒化物半導体からなる発光素子の製造方法において、発光層は、MOCVD法により、Inを含むIII 族窒化物半導体からなる井戸層、井戸層以上のバンドギャップであるInを含むIII 族窒化物半導体からなる第1保護層、Alを含むIII 族窒化物半導体からなり、第1保護層よりもバンドギャップが大きくなるようにAl組成比が設定された第2保護層、第1保護層よりも大きなバンドギャップであるIII 族窒化物半導体からなる障壁層とを順に繰り返し積層することにより形成し、第1保護層は、井戸層と同一温度で形成し、In原料ガスをパルス供給して形成することで、In組成を0%より大きく3%以下とした、ことを特徴とする発光素子の製造方法である。
In原料ガスのパルス供給とは、ガスの供給と非供給とを繰り返すことである。
In原料ガスのパルス供給においては、パルス数が2以上であれば、パルス幅、パルス周期、パルス高さ(In原料ガスの供給量)などは任意の値に制御してよい。特に、デューティー比(パルス周期に対するパルス幅の割合)を制御すれば、簡易かつ精度よくIn組成比を制御することができる。デューティー比とIn組成比はほぼ正比例するためである。デューティー比は0より大きく0.95以下であればよい。より簡易に制御するために、デューティー比は0.35以上0.95以下の範囲で制御するとよく、さらに望ましくは0.35以上0.75以下の範囲で制御するとよい。
第1保護層のIn組成比は、1%以上3%以下とすることが望ましく、さらに望ましくは1%以上2.5%以下である。第1保護層の結晶品質を向上させ、発光効率を向上させるためである。
In原料ガスの供給量は、0より大きく2μmol/min以下とするのがよい。第1保護層のIn組成比を0%より大きく3%以下とするのが容易となる。
井戸層および第1保護層の成長温度は、700〜850℃とするのがよい。井戸層のIn組成比を高めるのを容易とし、発光波長を容易かつ精度よく制御するためである。なお、井戸層と第1保護層の成長温度は完全に同一である必要はなく、±10℃程度の誤差は許容できる。
第1保護層と障壁層との間に、Alを含むIII 族窒化物半導体からなる第2保護層を形成し、第2保護層のAl組成比は、第1保護層よりもバンドギャップが大きくなるようにしてもよい。第1保護層と障壁層との格子整合性を改善することができ、発光効率の向上を図ることができるためである。
第1保護層には、InGaNやAlGaInNなどを用いることができる。また、第2保護層には、AlGaNやAlGaInNなどを用いることができる。
In原料ガスには、トリメチルインジウム(TMI;In(CH3 3 )や、トリエチルインジウム(TEI;In(C2 5 3 )などのInを含む有機金属ガスを用いることができる。
他の本発明は、700〜850℃でInを含むIII 族窒化物半導体をMOCVD法により形成する際に、In原料ガスをパルス供給することにより、In組成を0%より大きく3%以下とした、ことを特徴とするIII 族窒化物半導体の製造方法である。
本発明によれば、In原料ガスをパルス供給することにより、井戸層と同一温度でInを含むIII 族窒化物半導体からなる保護層を形成する場合、つまり低温でInを含むIII 族窒化物半導体を形成する場合でも、In組成比を小さくすることができる。特に、In組成比を0%より大きく3%以下にすることができる。
実施例1の発光素子の構成を示した図。 発光層13の構成を示した図。 実施例1の発光素子の製造工程を示した図。 発光層13の形成工程を示した図。 TMIの供給量と時間の関係を示したグラフ。 デューティー比と第1保護層13BのIn組成比の関係を示したグラフ。 第1保護層13BのIn組成比と相対光出力の関係を示したグラフ。
以下、本発明の具体的な実施例について図を参照に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
図1は、実施例1のIII 族窒化物半導体からなる発光素子の構成を示した図である。図1のように、実施例1の発光素子は、サファイア基板10と、サファイア基板10上に位置するnコンタクト層11と、nコンタクト層11上に位置するnクラッド層12と、nクラッド層12上に位置する発光層13と、発光層13上に位置するpクラッド層14と、pクラッド層14上に位置するpコンタクト層15を有している。また、pコンタクト層15上の一部領域に位置する透明電極16と、透明電極16上に位置するp電極17と、溝19により露出したnコンタクト層11上に位置するn電極18と、を有している。実施例1の発光素子は、以上のように構成されたフェイスアップ型の素子である。
サファイア基板10は、その主面上にIII 族窒化物半導体を結晶成長させるための成長基板である。主面は、たとえばa面やc面である。サファイア基板10の表面には光取り出し率を向上させるためにドット状、ストライプ状などの凹凸加工が施されていてもよい。サファイア基板10以外にも、GaN、SiC、ZnO、Siなどの材料の基板を用いてもよい。
nコンタクト層11は、サファイア基板10の凹凸加工側の表面上にAlNからなるバッファ層(図示しない)を介して位置している。バッファ層にはAlN以外にもGaNやAlGaNなどを用いることができる。また、nコンタクト層11上には、nクラッド層12が積層されている。nコンタクト層11は、たとえばSi濃度が1×1018/cm3 以上のn−GaNからなる。nコンタクト層11はSi濃度の異なる複数の層で構成してもよいnクラッド層12は、たとえばInGaNとn−GaNを交互に繰り返し積層した超格子構造の層である。nコンタクト層11とnクラッド層12との間に、静電耐圧を高めるための層であるESD層を設けてもよい。ESD層は、たとえばノンドープGaNとn−GaNを積層した層である。
発光層13は、図2に示すように、井戸層13A、第1保護層13B、第2保護層13C、障壁層13Dがこの順に積層された構造を1単位として、その単位構造が繰り返し積層されたMQW構造である。繰り返し回数は3〜10回である。ただし、nクラッド層12と接する層およびpクラッド層14と接する層は障壁層13Dとしている。発光層13全体としての厚さは500〜700nmである。より詳しい発光層13の構成は後述する。
発光層13上には、pクラッド層14とpコンタクト層15が順に積層されて位置している。pクラッド層14には、p−InGaNとp−AlGaNが交互に繰り返し積層された超格子構造を用いることができる。p−InGaNのIn組成比は5〜12%であり、厚さは2nmである。また、p−AlGaNのAl組成比は25〜40%であり、厚さは2.5nmである。また、pコンタクト層15はMg濃度が1×1019/cm3 以上で厚さが80nmのp−GaNである。pコンタクト層15はMg濃度の異なる複数の層で構成してもよい。
透明電極16はITOからなり、pコンタクト層15表面のほぼ全面に形成されている。透明電極16の材料にはITO以外にも、IZO(亜鉛ドープの酸化インジウム)、ICO(セリウムドープの酸化インジウム)などを用いることができる。
p電極17は透明電極16上に位置している。n電極18は、溝19の底面に露出したnコンタクト層11上に位置している。溝19は、半導体層の一部に設けられたものであり、pコンタクト層15表面からnコンタクト層11に達する深さである。p電極17、n電極18は、ワイヤと接続するパッド部と、パッド部に連続して線状に伸びる配線状部とを有している。
[発光層13の詳細な構成]
図2を参照に、発光層13のより詳細な構成について説明する。
井戸層13Aは、InGaNからなる。そのIn組成比は、たとえば発光波長が380〜460nmとなるような範囲である。また、井戸層13Aの厚さは1〜5nmの範囲である。
第1保護層13Bは、井戸層13A上に接して位置する。第1保護層13Bは、井戸層13Aの形成後、障壁層13Dを形成するための昇温時に、井戸層13AのInが蒸発してしまうのを防止するために設ける層である。
第1保護層13Bは、井戸層13Aよりもバンドギャップの小さなInGaNからなる。III 族窒化物半導体にInをドープすると、Inは縦方向(膜厚方向)への成長を抑制して横方向(主面方向)の成長を促進するサーファクタントとして作用する。そこで、第1保護層13Bにサーファクタントとして作用するInを入れることで、第1保護層13Bの結晶品質を改善し、発光効率の向上を図っている。ただし、In組成比が3%よりも大きいと、新たな結晶欠陥が生じて結晶品質が低下してしまい、素子の信頼性が低下するため望ましくない。そのため、In組成比は0%より大きく3%以下とする。より望ましいIn組成比は0.5%以上3%以下であり、さらに望ましくは1%以上2.5%以下である。なお、第1保護層13BはAlGaInNなどInを含むIII 族窒化物半導体としてもよい。また、第1保護層13Bは結晶中のInの割合が小さいため、混晶ではなくGaNにInがドープされた状態である可能性もあるが、本明細書ではInGaNと表記し、混晶であるものとして説明することとする。
第1保護層13Bは、井戸層13Aと同一温度で成長させるため、通常はIn組成比が0%より大きく3%以下のInGaNは作製することができない。そのため、後述の形成方法によってこのようなIn組成比の小さなInGaNを作製する。
また、第1保護層13Bの厚さは0.2〜1.8nmである。ここで言う第1保護層13Bの厚さは、第1保護層13Bの形成時の厚さではなく、第1保護層13B形成後の昇温後において熱分解せずに残る第1保護層13Bの厚さである。第1保護層13Bの厚さをこのような範囲とすることで、第1保護層13Bでトラップされたり再結合するキャリアを低減し、発光効率を向上させている。より望ましい厚さの範囲は0.5〜1.0nmであり、さらに望ましくは2〜3分子層とすることである。なお、1分子層はGaNのc軸の格子定数の1/2であり、2分子層は0.5185nmである。第2保護層13Cと井戸層13Aとの間に、井戸層13Aに格子定数の近い第1保護層13Bを設けることで、保護層全体としての結晶性を改善し、発光効率の向上を図っている。
なお、第1保護層13BはInGaNに限らず、AlGaInNなどInを含むIII 族窒化物半導体としてもよい。
第2保護層13Cは、第1保護層13B上に接して位置する。第2保護層13Cは、第1保護層13Bと障壁層13Dとの格子定数の違いを緩和するために設けるものであり、第2保護層13Cを設けることにより障壁層13Dの結晶性の向上を図っている。
第2保護層13Cは、AlGaNからなる。第2保護層13CのAl組成比は、第1保護層13Bのバンドギャップよりも大きくなる範囲で任意である。ただし障壁層13Dのバンドギャップ差は小さい方が望ましい。Al組成比の望ましい範囲は、1.5%以上3.5%以下であり、さらに望ましい範囲は、2%以上3%以下である。なお、第2保護層13CはAlGaInNなどAlを含むIII 族窒化物半導体としてもよい。この場合、In組成比は第1保護層13Bと同様にしてもよく、第2保護層13Cの結晶性の改善が見込まれる。
第2保護層13Cの厚さは、0.2〜1.8nmである。厚さをこのような範囲とすることで、第2保護層13Cでトラップされたり再結合するキャリアを低減し、発光効率を向上させている。より望ましい厚さの範囲は0.5〜1.6nmであり、さらに望ましいのは0.5〜1.1nmである。
障壁層13Dは、AlGaNからなる。Al組成比は3〜10%であり、厚さは1〜10nmである。障壁層13DはAlGaN単層に限らず、複数の層で構成してもよい。たとえば、Al組成比の異なる複数の層とすることができる。また、井戸層13Aよりもバンドギャップが大きいのであれば、AlGaInNなどのAlを含むIII 族窒化物半導体を用いてよい。
なお、実施例1では井戸層13Aと障壁層13Dとの間に、保護層として第1保護層13B、第2保護層13Cの積層を設けているが、第2保護層13Cを形成せずに第1保護層13Bのみを形成してもよい。この場合、第1保護層13BにAlGaInNを用いて井戸層13Aとのバンドギャップ差を大きくするのが望ましい。
[発光素子の製造工程]
次に、実施例1の発光素子の製造工程について図3、4を参照に説明する。なお、III 族窒化物半導体の結晶成長には常圧MOCVD法を用いる。MOCVD法において用いる原料ガスは、窒素源として、アンモニア(NH3 )、Ga源として、トリメチルガリウム(TMG;Ga(CH3 3 )、In源として、トリメチルインジウム(TMI;In(CH3 3 )、Al源として、トリメチルアルミニウム(TMA;Al(CH3 3 )、n型ドーピングガスとして、シラン(SiH4 )、p型ドーピングガスとしてビスシクロペンタジエニルマグネシウム(Cp2 Mg;Mg(C2 5 2 )、キャリアガスとして水素(H2 )、窒素(N2 )である。もちろん、原料ガスとしてこれら以外にも従来MOCVD法によるIII 族窒化物半導体の結晶成長に用いられている材料を使用することができる。たとえば、In原料ガスとして、TMI意外にトリエチルインジウム(TEI;In(C2 5 3 )なども用いることができる。
まず、サファイア基板10を用意し、水素雰囲気で加熱してサファイア基板10表面のクリーニングを行う。
次に、サファイア基板10上に、MOCVD法によって、400℃でAlNからなるバッファ層(図示しない)を形成する。AlNの他にGaNやAlGaNを用いてもよい。続いて、MOCVD法によりバッファ層上に成長温度1100℃でnコンタクト層11を形成する。次に、nコンタクト層11上に、MOCVD法により成長温度830℃でnクラッド層12を形成する(図3(a))。
次に、nクラッド層12上に、MOCVD法によってMQW構造の発光層13を形成する。発光層13は、井戸層13A、第1保護層13B、第2保護層13C、障壁層13Dをこの順に積層し、この積層構造を1単位として3〜10単位繰り返し積層することによって形成する(図3(b))。
ここで、発光層13の形成工程について図4、5を参照により詳細に説明する。
まず、nクラッド層12上に、AlGaNからなる障壁層13DをMOCVD法により温度765〜985℃で形成する(図4(a))。
次に、温度を700〜850℃の範囲であって障壁層13Dの成長温度よりも低い温度まで降温してInGaNからなる井戸層13AをMOCVD法により形成する(図4(b))。なお、所望の波長を維持しつつ、井戸層13A、障壁層13Dの結晶品質を高めるためには、成長温度を高めることが重要である。そのため、井戸層13Aの成長温度は750〜850℃とすることが望ましく、さらに望ましくは800〜850℃である。
次に、井戸層13A上に、InGaNからなる第1保護層13Bを、井戸層13Aと同一の温度でMOCVD法により形成する(図4(c))。ただし、井戸層13Aの成長温度と第1保護層13Bの成長温度に±10℃程度の誤差があるのは許容できる。
ここで、第1保護層13Bの形成において、窒素源であるアンモニア、Ga源であるTMG、およびキャリアガスは連続して供給し、In源であるTMIは供給と非供給とを繰り返してパルス供給する(図5参照)。これは、TMIの供給管のバルブを所定の周期で開閉することにより行う。パルス数は2以上であれば任意である。TMIの供給量は、0より大きく2μmol/min以下の所定量で一定とする。また、デューティー比Dは、0より大きく0.95以下の所定値で一定とする。デューティー比Dは、パルスの周期Tに対するパルス幅t(1周期当たりのTMIの供給時間)の比であり、D=t/Tである。
第1保護層13BのIn組成比は、デューティー比Dにおよそ正比例するため、デューティー比Dを制御することで容易かつ精度よくIn組成比を制御することができる。なお、このときの比例係数は、TMI供給量、TMG供給量、成長温度によりほぼ決定される。
そこで、デューティー比Dを制御することにより、In組成が0%より大きく3%以下の範囲となるように第1保護層13Bを形成する。第1保護層13BのIn組成比をこのような範囲とすることで、第1保護層13Bの結晶品質を向上させることができ、第1保護層13Bでのキャリア損失を低減することができる。その結果、発光素子の発光効率を向上させることができる。また、3%以下とすることで、結晶へのInの導入によって新た生じる欠陥を抑え、素子の信頼性が低下を抑制している。
なお、第1保護層13Bの厚さは、パルス数によって制御することができ、その制御によって0.2〜1.8nmの厚さとなるように形成する。
以上のように、TMIをパルス供給し、そのデューティー比Dを制御することによって、In組成比が0%より大きく3%以下のInGaNからなる第1保護層13Bを形成することができ、発光効率を向上させることができる。より発光効率を向上させるために、第1保護層13BのIn組成比は1%以上3%以下とすることが望ましく、さらに望ましくは1%以上2.5%以下である。
なお、実際の第1保護層13Bの作製にあたっては、第1保護層13BのIn濃度を1×1016/cm3 以下とすることは困難であるため、「In組成比が0%よりも大きく」とは実質的にはIn濃度が1×1016/cm3 以上となるIn組成比を意味する。
また、TMIの供給量(パルス高さ)は0より大きく2μmol/min以下であれば任意であるが、なるべく小さな値であることが望ましく、MOCVD装置の構造上可能な最小の値であることが望ましい。また、第1保護層13Bの成長速度が井戸層13Aの成長速度よりも遅くなるようにTMIの供給量を制御することが好ましい。第1保護層13Bの結晶性を向上させるためである。
また、パルス幅tや周期Tは、デューティー比Dが上記範囲にある限り任意の値でよい。
また、TMIのパルス供給の各種条件(パルス高さやデューティー比Dなど)は、第1保護層13Bの成長中一定としてもよいが、変更してもよい。
次に、第1保護層13B上に、AlGaNからなる第2保護層13Cを、第1保護層13Bと同一の温度でMOCVD法により形成する(図4(d))。
次に、原料ガスの供給を停止して温度を765〜985℃であって第2保護層13Cの成長温度よりも高い温度まで昇温する。この昇温時において、第2保護層13Cは熱分解して次第に薄くなっていくが、第2保護層13Cの厚さが上記の範囲に設定されているため、障壁層13Dの成長開始時までに第2保護層13Cを残存させることができる。また、第2保護層13Cの存在により、井戸層13AからInが蒸発することが防止され、井戸層13Aのダメージが抑制されるため、発光効率を向上させることができる。
次に、原料ガスの供給を再開して、第2保護層13C上に、AlGaNからなる障壁層13Dを、温度765〜985℃の範囲であって第2保護層13Cの成長温度よりも高い温度でMOCVD法により形成する(図4(e))。第1保護層13B、第2保護層13Cよりも高い温度で成長させることで障壁層13Dを結晶性良く成長させることができ、発光効率の向上を図ることができる。なお、井戸層13A、第1保護層13B、および第2保護層13Cの成長温度と、障壁層13Dの成長温度との差は、50℃以上200℃以下とすることが望ましい。50℃未満では障壁層13Dの結晶性が十分に向上せず、200℃を越えると井戸層13Aの結晶性を劣化させてしまう。
その後、障壁層13D上に、上記と同様の方法で、井戸層13A、第1保護層13B、第2保護層13C、障壁層13D、の順に複数回繰り返し積層して、図2に示すMQW構造の発光層13を形成する。
次に、発光層13上に、MOCVD法によって、pクラッド層14、pコンタクト層15を順に形成し、pコンタクト層15上の一部領域(次工程の溝19を形成しない領域)に、スパッタもしくは蒸着によって透明電極16を形成する(図3(c))。
次に、透明電極16の形成されていないpコンタクト層15表面をドライエッチングし、nコンタクト層11に達する深さの溝19を形成する(図3(d))。なお、先に溝19を形成してから後に透明電極16を形成してもよい。
次に、透明電極16上の所定領域に蒸着によってp電極17を形成し、溝19の底面に露出したnコンタクト層11上の所定領域に蒸着によってn電極18を形成する。p電極17とn電極18はどちらを先に形成してもよく、同一材料とする場合には同時に形成してもよい。その後、窒素雰囲気中でアニールすることによりMgを活性化し、pクラッド層14、pコンタクト層15をp型化する。p型化処理はp電極17、n電極18の形成前に行ってもよい。また、透明電極16としてITOなどを用い、その結晶化のためのアニールを行う場合には、その透明電極16のアニールとp型化のアニールを同一処理としてもよい。以上によって図1に示す実施例1の発光素子が製造される。
実施例1の発光素子の製造方法によれば、井戸層13Aと同温という低い温度でInGaNからなる第1保護層13Bを形成する場合であっても、In原料ガスをパルス供給するため、In組成比を0%より大きく3%以下とすることができる。そのため、第1保護層13Bの結晶品質を向上させることができ、第1保護層13Bでのキャリア損失を低減することができる。その結果、発光素子の発光効率を向上させることができる。
[実験結果]
次に、実施例1の発光素子についての各種実験結果を説明する。
第1保護層13B形成の際のTMIのパルス供給について、デューティー比Dを変えてIn組成比を測定した。デューティー比Dは0、0.25、0.5、1の4つの場合とした。TMI供給量は2μmol/minで一定とし、パルスの周期Tは12秒、パルス数は2とした。また、第1保護層13Bの成長温度は820℃とした。デューティー比D=0はTMIを供給しない場合、デューティー比D=1はTMIを連続供給する場合である。
図6は、パルスのデューティー比Dと、第1保護層13BのIn組成比との関係を示したグラフである。図6のように、デューティー比Dを0から増加させていくとIn組成比も増加していき、デューティー比D=1のときにおよそ3.2%のIn組成比となった。また、デューティー比DとIn組成比はおよそ比例していることがわかった。したがって、デューティー比Dの制御によって第1保護層13BのIn組成比を容易かつ精度よく制御できることがわかった。また、図6から、デューティー比Dを0.95以下とすれば、In組成比を3%以下とすることができるとわかった。特に、デューティー比Dを0.35以上0.95以下に制御することで、In組成比を1%以上3%以下に制御することができ、デューティー比Dを0.35以上0.75以下に制御することで、In組成比を1%以上2.5%以下に制御できることがわかった。
図7は、第1保護層13BのIn組成比と相対光出力の関係を示したグラフである。相対光出力は、第1保護層13BのIn組成比が0%、つまり第1保護層13BをAlGaNとした場合の光出力を1として規格化した値である。
図7のように、In組成が増加すると光出力も増大していくが、In組成比1.7%当たりをピークとして増加から減少に転じることがわかった。In組成比が1.7%までは光出力が増加する理由は、第1保護層13Bの結晶品質が向上し、第1保護層13Bでのキャリア損失が低減されるためと考えられる。In組成比が1.7%を超えると出力が減少するのは、Inによって新たな結晶欠陥が生じているためであると考えられる。なお、図7から、In組成比が3%を超えている場合でも光出力は向上することがわかるが、In増加による新たな欠陥が増大して素子の信頼性は低下する。そのため、In組成比は3%以下とするのがよい。
[変形例]
実施例1では、発光層13の第1保護層13Bについて、In原料ガスをパルス供給してIn組成比が0%より大きく3%以下のInGaNからなる第1保護層13Bを形成しているが、本発明はこれに限るものではない。本発明は、低温でInを含むIII 族窒化物半導体(InGaN、AlGaInN、AlInNなど)を形成する場合であれば適用できる。たとえば、発光素子の他の構成部分に本発明を適用してもよいし、発光素子以外の半導体素子に本発明を適用してもよい。
結晶へのInの入りやすさは成長温度に敏感に依存し、成長温度が高いとInが入りにくく、成長温度が低いとInが入りやすくなる。
また、通常、MOCVD装置の構造的要因などによって、TMIの供給量はある一定値までしか下げることはできない。そのため、TMIの連続供給では、Inを含むIII 族窒化物半導体のIn組成比はある一定の最小値までしか下げることができなかった。
成長温度が低いと結晶にInが入りやすくなるので、その最小値も成長温度が低いほど高い値となった。たとえば図6、7のように成長温度が820℃の場合では、In組成比は3.2%までしか下げることができなかった。しかし、本発明によれば、その限界値を超えてIn組成比を小さくすることができ、特にIn組成比を0%より大きく3%以下とすることができる。
本発明はInを含むIII 族窒化物半導体(特にInGaN、AlGaInN)の成長温度が700〜850℃の場合に有効である。このような低温でInを連続供給して結晶成長させた場合、従来はIn組成比を0%より大きく3%以下とすることはできなかったが、本発明を適用することでそのようなIn組成比のIII 族窒化物半導体を形成することが可能となる。
本発明により製造される発光素子は、表示装置、照明装置などの光源として利用することができる。
10:サファイア基板
11:nコンタクト層
12:nクラッド層
13:発光層
13A:井戸層
13B:第1保護層
13C:第2保護層
13D:障壁層
14:pクラッド層
15:pコンタクト層
16:透明電極
17:p電極
18:n電極

Claims (8)

  1. MQW構造の発光層を有するIII 族窒化物半導体からなる発光素子の製造方法において、
    前記発光層は、MOCVD法により、Inを含むIII 族窒化物半導体からなる井戸層、前記井戸層以上のバンドギャップであるInを含むIII 族窒化物半導体からなる第1保護層、Alを含むIII 族窒化物半導体からなり、前記第1保護層よりもバンドギャップが大きくなるようにAl組成比が設定された第2保護層、前記井戸層よりも大きなバンドギャップであるIII 族窒化物半導体からなる障壁層とを順に繰り返し積層することにより形成し、
    前記第1保護層は、前記井戸層と同一温度で形成し、In原料ガスをパルス供給して形成することで、In組成を0%より大きく3%以下とした、
    ことを特徴とする発光素子の製造方法。
  2. In原料ガスをパルス供給する際のデューティー比によって、前記第1保護層のIn組成比を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光素子の製造方法。
  3. In原料ガスをパルス供給する際のパルスのデューティー比は、0より大きく0.95以下とする、ことを特徴とする請求項2に記載の発光素子の製造方法。
  4. In原料ガスの供給量は、0より大きく2μmol/min以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発光素子の製造方法。
  5. 前記井戸層および前記第1保護層の成長温度は、700〜850℃とすることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の発光素子の製造方法。
  6. 前記第1保護層は、InGaNであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の発光素子の製造方法。
  7. 前記第2保護層は、AlGaNであることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の発光素子の製造方法。
  8. In原料ガスはトリメチルインジウムであることを特徴とする請求項1ないし請求項に記載の発光素子の製造方法。
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