JP6276508B2 - 高さ調整機能付き束石 - Google Patents
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Description
(高さ調整機能付き束石の全体構成)
図1から図3を用いて本実施形態に係る床束の概要を説明する。図1は、本実施形態に係る束石を含む、構造物の基礎部分の斜視図である。図2は、図1で示す束石のA−A矢視断面図である。図3は、図1で示す束石のB−B矢視断面図である。なお、本明細書において、「上」とは図1、図2及び図3の上、「下」とは図1、図2及び図3の下、「前」とは図2における手前、「後」とは図2における奥、「右」とは図2における「右」、「左」とは図2における「左」のことである。
以下に、図1から図10を用いて、束石1を構成する各部材、具体的には、底蓋2、上蓋3、回転体4、回転操作部材5の構成を説明する。図4は、本実施形態に係る束石の底蓋の斜視図である。図5は、本実施形態に係る束石の回転体の斜視図である。図6は、本実施形態に係る束石の回転操作部材の斜視図である。図7は、本実施形態に係る束石の上蓋の斜視図である。図8は、床束下部材の斜視図である。図9は、床束上部材の斜視図である。図10は、大引き取付け部材を取り付けた状態の床束上部材の斜視図である。
図1から図4を用いて底蓋2の構成を説明する。底蓋2は、平面視で四角形状であり、四角形の平板状の底面部21と、底面部21の周縁に亘って立設された側壁22とから成る。底面部21の中心には、平面視で円形の貫通孔23が形成されており、この貫通孔23には、回転体4の下端が嵌め入れられる。底面部21には、貫通孔23の周縁において上方に突出する、上端部が平らな突出部24が形成されている。この突出部24は、貫通孔23に嵌め入れられた回転体4に係合して、回転体4を回転自在に支持するためのものである。突出部24の内周面には、回転体4の下端部47(図2参照)の外周面と摺動する突起が、突出部24の内周面の全周にわたって貫通孔23の中心方向に向くように形成されている。この突起によって、突出部24の下端内周面と回転体4の下端部47の下端外周面との間に隙間が形成される。
図1から図5を用いて、回転体4の構成を説明する。回転体4は、円筒軸(回転軸)が上下方向を向く円筒状の部材である。回転体4は、一定の径で上端から下部まで伸びる円筒状のネジ溝形成部41と、このネジ溝形成部41の下縁から外側に突出するように延びる鍔部42と、この鍔部42の下面から真下方向に延びる歯車形成部43と、ネジ溝形成部41の下縁から内側に突出するように延びる内側突出部44と、この内側突出部44の先端縁から下方向に直角に延びる下端部47とからなる。
図1から図4、及び図6を用いて、回転操作部材5の構成を説明する。回転操作部材5は、上下方向に細長く、下側に開口する椀形状の部材である。回転操作部材5は、その内部に底蓋3の突出部21aを挿入させて、突出部21aの中心線を回転軸として回転自在に底蓋2に取り付けられる。本実施形態では、底蓋2における対角線上に、2個の回転操作部材5が取り付けることで2方向からの操作が可能となるようにしているが、取り付けられる回転操作部材5の個数は、少なくとも1個以上であればよく、2個より少なくても多くてもよい。回転操作部材5の下端部における外周面には、歯車51が形成されている。歯車51は回転操作部材5の回転軸に対して平行な歯を複数(例えば18枚)有している。この歯車51の径は、回転体4の下部に形成された歯車4bの径よりも小さく形成されている。そして、この歯車51が上述したように回転体4の下部に形成された歯車4bと噛み合い、回転操作部材5の回転によって回転体4を回転させることができるようになっている。
図1から図3、図5、図7から図10を用いて、上蓋3の構成を説明する。上蓋3は、平面視において一辺が底蓋2よりも若干短い四角形状である。上蓋3は、四角形の平板状の上面部33と、上面部33の縁に亘って形成され下方に略直角に延びる下側壁32と、上面部33の周縁に亘って形成され上方に略直角に延びる上側壁34とを有する。
以下に、図1及び図3を用いて、束石1の製造方法を説明する。底蓋2、上蓋3、回転体4、及び回転操作部材5を、それぞれ金型を用いて合成樹脂等を射出成形することで製造する。そして、底蓋2、上蓋3、回転体4、及び回転操作部材5を組み立てることで、束石1を製造する。具体的には、底蓋2における前左と後右の突出部21aに回転操作部材5を嵌め入れることで、底蓋2に回転操作部材5を取り付ける。一方、上蓋3の円筒部31のネジ溝3aに回転体4のネジ溝4aを螺合させて、上蓋3と回転体4と螺着し、底蓋2の貫通孔23内に、回転体4における下端部47を嵌め入れて、底蓋2の貫通孔23の周縁に形成された突出部24の突起と下端部47とを係合させるとともに、回転体4の歯車4bと回転操作部材5の歯車51とを噛み合わせて、底蓋2内に上蓋3と回転体4を取り付ける。このようにして、上蓋3を底蓋2に取り付けることが可能になっている。なお、束石1は、底蓋2、上蓋3、回転体4、及び回転操作部材5が組み立てられた状態で運搬されてもよいが、施行現場で組み立てられることもできる。
以下に、デッキの構築を例に、図1を用いて、束石1を用いた構造物の基礎部分の構築方法を説明する。まず、上記のようにして組み立てられた束石1をデッキを設置するベース面に所定間隔に複数個を配置する。この後に、所望の高さに調整された床束100を各束石1上に取り付ける。なお、上述したように、床束100の下端の鍔部101bに形成された複数の突起101aを束石1の上面部33に形成された支持孔35bに挿入しながら、リブ壁35a内に鍔部101bを嵌め入れることで、床束100を束石1の上面部33に取り付けることができる。そして、床束100の上端部の大引き取付け部材103上に大引きを取り付ける。ここで、床束100の高さが予め施工者の所望の高さに調整されていた場合であっても、大引きを床束100に取り付けた後に、床束100の上面(大引き取付け部材103の上面:大引きの支持面)と大引きとの間に隙間ができる場合がある。また、各床束100の上面の高さが若干不揃いとなり、大引きにガタツキが生じている場合もある。
本実施形態では、上蓋3と底蓋2とを螺着させることで、上蓋3を底蓋2に遠近自在に係合させているが、この構成に限定されず、上蓋3を底蓋2に遠近自在に係合させることができれば、如何なる構成を採用してもよい。例えば、底蓋2に上蓋3の係止用リブを複数形成し、この複数の係止用リブの何れに上蓋2を係止させるかを変更することで、上蓋3と底蓋2との間の距離を調整する構成を採用してもよい。もっとも、上蓋3を底蓋2に螺着によって係合させことが、束石1の高さを微調整することができるように構成可能であるため、好ましい。
2 底蓋
3 上蓋
3a ネジ溝
35 床束支持部
4 回転体
4a ネジ溝
5 回転操作部材
O1 内部空間
100 床束
Claims (3)
- 底蓋と、
前記底蓋に対して上下動自在に取着されている上蓋と、
を備え、
前記底蓋内には、ネジ溝を有する回転体が回転自在に取付けられ、
前記上蓋内には、前記回転体のネジ溝と螺着されるネジ溝が設けられ、
前記回転体の回転によって、前記上蓋を前記底蓋に対して上下動自在に調整される、
高さ調整機能付き束石。 - 前記底蓋内に、束石本体の外部から操作可能であり、この操作によって前記回転体を回転させる回転操作部材を有している、
請求項1に記載の高さ調整機能付き束石。 - 前記上蓋と前記底蓋との間には、コンクリートを充填可能な内部空間が形成されている、
請求項1又は2に記載の高さ調整機能付き束石。
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Family Applications (1)
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JP2013043837A Expired - Fee Related JP6276508B2 (ja) | 2013-03-06 | 2013-03-06 | 高さ調整機能付き束石 |
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