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JP6274438B2 - 照明装置 - Google Patents

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JP6274438B2 JP2014260227A JP2014260227A JP6274438B2 JP 6274438 B2 JP6274438 B2 JP 6274438B2 JP 2014260227 A JP2014260227 A JP 2014260227A JP 2014260227 A JP2014260227 A JP 2014260227A JP 6274438 B2 JP6274438 B2 JP 6274438B2
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Description

本発明は照明装置に関するものである。
特許文献1には、透明部材と、透明部材の裏面側に形成されたレーザー透過性の有色インク層と、透明部材の裏面側に有色インク層を介在して設けられ、透明部材を透過したレーザーによって有色インク層と隣接した位置において透明部材に溶着された有色の裏面部材とを有する加飾エンブレムが開示されている。
特許文献2には、バンパの奥行方向の空間部内へ取付けられ、前面レンズの周辺から背後に突出したフランジ部が、ランプハウジング周縁部の凹部内へ接合されている車両用ランプにおいて、前面レンズにおける凹部に対面するレンズ周辺部が後方に傾斜し、この傾斜角が、レンズ周辺部を包囲するバンパ空間壁面からの入射光を前方へ反射するように、バンパ空間壁面に対して臨界角を越えるように設定されている技術が開示されている。
特許第5209985号公報 実開平5−32116号公報
特許文献1の技術では、有色インク層と同色あるいは近似色で裏面部材を形成すれば、透明部材を通して裏面部材が見えても、溶着部分と非溶着部分との見切りが目立たなくなり、透明部材が意匠面を構成する場合であっても外観を損ねることが無くなる。
しかし、特許文献1の技術では、光を放射する光源部を透明部材と裏面部材との間に配置した場合、透明部材の裏面側の有色インク層によって光源部の光放射領域の一部が覆われることになり、光放射領域の面積が減るため光放射効率が低下するという問題と、有色インク層と裏面部材とが目立ってしまうという問題とがある。
特許文献2の技術では、バンパ空間壁面からの入射光は、臨界角を越えた傾斜角のレンズ周辺部で前方へ全反射されるため、背後に位置したランプハウジング周縁部の凹部はバンパの着色光で隠され、レンズ周辺部の内部構造が透けて見えるのを防止できる。
しかし、特許文献2の技術を、奥行きが無い平面状のパネルに取り付けられるエンブレムに適用した場合には、特許文献2におけるバンパ空間壁面からの入射光に相当する入射光が得られないため、エンブレムの内部構造を隠すことはできない。
従来より、光を放射する光源部と、光源部が収容されたハウジングと、光源部が裏面側に配置されてハウジングの開口部を覆う透光性カバーとを備えた照明装置が広く使用されている。
この照明装置では、ハウジングと透光性カバーとの接合部分が、透光性カバーを通して外部から見えてしまうため、照明装置の意匠性が損なわれるという問題がある。
特に、ハウジングおよび透光性カバーに合成樹脂材料を用い、ハウジングと透光性カバーとの接合固定に溶着を用いた場合には、接合部分である溶着部分の見栄えが悪いため、意匠性が大きく損なわれる。
本発明は前記問題を解決するためになされたものであって、その目的は、ハウジングと透光性カバーとの接合部分を外部から見え難くすることが可能で意匠性に優れた照明装置を提供することにある。
本発明者らは前記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、下記のように本発明の各局面に想到した。
<第1の局面>
第1の局面は、
光を放射する光源部と、
光源部が収容されたハウジングと、
光源部が裏面側に配置され、ハウジングの開口部を覆うように、ハウジングに接合固定された透光性カバーと
を備えた照明装置であって、
透光性カバーの上面側外周縁には、その外周端面に向かって透光性カバーの厚さが徐変して薄くなる傾斜部が形成され、
傾斜部は、ハウジングと透光性カバーとの接合部分と、光源部の光放射領域の少なくとも端部とを被覆する。
ここで、ハウジングと透光性カバーとの接合部分が、透光性カバーを通して外部から見えてしまうと、照明装置の意匠性が著しく損なわれる。
第1の局面では、透光性カバーの傾斜部がハウジングと透光性カバーとの接合部分を被覆するため、傾斜部での反射や屈折の作用により、照明装置の外部から透光性カバーを透して接合部分が見え難くなることから、意匠性を高めることができる。
また、第1の局面では、透光性カバーの傾斜部が光源部の発光領域の少なくとも端部を被覆するため、傾斜部での反射や屈折の作用により、光源部の発光領域の端部とハウジングの開口部との隙間部分が、照明装置の外部から透光性カバーを透して見え難くなることから、意匠性を高めることができる。
そして、第1の局面では、透光性カバーの傾斜部が、ハウジングと透光性カバーとの接合部分と、光源部の光放射領域の少なくとも端部とを被覆するため、傾斜部のレンズ作用により、傾斜部の被覆面積に対して接合部分が相対的に小さくなり、接合部分が目立ち難くなるため、前記作用・効果を確実に得られる。
<第2の局面>
第2の局面は、第1の局面において、透光性カバーにおける傾斜部の裏面側は平坦面である。
第2の局面では、傾斜部の裏面側での反射の作用により、照明装置の外部から透光性カバーを透して接合部分が見え難くなることから、第1の局面の前記作用・効果を更に高めることができる。
<第3の局面>
第3の局面は、第1の局面または第2の局面において、透光性カバーの外周端面の幅は0.5mm以上である。
第3の局面では、傾斜部全体の厚みが大きくなるため、傾斜部内の光路長も大きくなり、傾斜部での屈折の作用が確実に得られることから、第1の局面の前記作用・効果を更に高めることができる。
<第4の局面>
第4の局面は、第1〜第3の局面において、接合部分に対する傾斜部の傾斜角度は20〜60゜である。
第4の局面では、第1の局面の前記作用・効果を確実に得られる。
<第5の局面>
第5の局面は、第1〜第4の局面において、傾斜部の最大厚さは、接合部分の幅よりも大きく、5mmより小さい。
第5の局面では、傾斜部の最大厚さが接合部分の幅よりも大きいため、傾斜部での反射や屈折の作用が確実に得られることから、第1の局面の前記作用・効果を更に高めることができる。
また、第5の局面では、傾斜部の最大厚さが5mmより小さいため、ハウジングおよび透光性カバーを合成樹脂材料によって形成して溶着する場合に、接合部分の溶着が容易になる。
<第6の局面>
第6の局面は、第1〜第5の局面において、接合部分の幅は1.5〜3mmである。
第6の局面では、接合部分の接合強度を十分に高めた上で、接合部分が目立ち難くなるため、第1の局面の前記作用・効果を確実に得られる。
<第7の局面>
第7の局面は、第1〜第6の局面において、透光性カバーにおける傾斜部の表面または裏面に形成された加飾層を備える。
第7の局面では、加飾層により接合部が隠されて目立ち難くなるため、第1の局面の前記作用・効果を確実に得られる。
<第8の局面>
第8の局面は、第1〜第7の局面において、ハウジングおよび透光性カバーは合成樹脂材料によって形成され、接合部分は溶着されている。
第8の局面では、ハウジングと透光性カバーとを容易に接合固定することができる。
本発明を具体化した第1実施形態の照明装置10の縦断面図。 図2(A)は、本発明を具体化した第2実施形態の照明装置50の縦断面図。図2(B)は、本発明を具体化した第3実施形態の照明装置60の縦断面図。 本発明を具体化した第4実施形態の照明装置70の縦断面図。 本発明を具体化した第5実施形態の照明装置80の縦断面図。
以下、本発明を具体化した各実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、各実施形態において、同一の構成部材および構成要素については符号を等しくすると共に、同一内容の箇所については重複説明を省略する。
また、各図面では、説明を分かり易くするために、各実施形態の構成部材の寸法形状および配置箇所を誇張して模式的に図示してあり、各構成部材の寸法形状および配置箇所が実物とは必ずしも一致しないことがある。
<第1実施形態>
図1に示すように、第1実施形態の照明装置10は、ハウジング11(開口部11a、外周縁部11b)、透光性カバー12(外周端面12a、傾斜部12b、裏面12c)、光源部13(光放射領域13a、LED14、導光体15)、接合部分CJなどを備え、自動車のイルミネーション付ガーニッシュやイルミネーション付オーナメントとして用いられる。
ちなみに、ガーニッシュとは、自動車に取付けられるエンブレムや自動車メーカーのロゴ等の装飾品全般を指すものである。
また、オーナメントとは、車名・仕様名・シンボルマークなどを表した自動車の装飾品を指すものである。
ハウジング11は、上面側が開口された箱状であり、透光性または反射性を有する合成樹脂材料によって形成され、ハウジング11の開口部11aの外周縁部(外周縁端面)11bは平坦に形成されている。
透光性カバー12は、略平板状であり、透光性の高い合成樹脂材料(例えば、PMMA(PolyMethylMethacrylate)、PC(PolyCarbonate)など)によって一体形成されている。
透光性カバー12の上面側外周縁には、外周端面12aに向かって透光性カバー12の厚さが徐変して薄くなる傾斜部12bが形成されている。
透光性カバー12において、傾斜部12bの裏面12cは平坦面に形成されている。
透光性カバー12はハウジング11の開口部11aを覆い、透光性カバー12の外周縁裏面と、ハウジング11の外周縁部11bとが接合固定(結合固定)され、その接合部分CJにより、ハウジング11に対して透光性カバー12が取付固定されている。
尚、ハウジング11と透光性カバー12との接合固定の方法は、良好な固定状態が得られるならば、どのような方法を用いてもよく、例えば、各種溶着法(レーザー溶着、超音波溶着、振動溶着、誘導溶着、高周波溶着、ヒーターを用いた熱溶着など)、接着材を用いた接着、両面粘着テープを用いた固定、ネジ止め、などを用いればよい。
これら接合固定の方法の中でも、レーザー溶着は、接合部分CJの見栄えが良く、三次元形状に追従できるため最も適している。また、レーザー溶着には、操作性に優れたガルバノスキャナ型レーザー溶着装置を用いることが好ましい。
光源部13は、LED(Light Emitting Diode)14および導光体15を備える面状光源であり、ハウジング11内に収容されて取付固定され、透光性カバー12の裏面側に配置されている。
導光体15は略平板状であり、入射面15a、反射面15b、出射面15cを有し、平坦な出射面15cは透光性カバー12の裏面に対向して配置されている。
LED14の放射光は、導光体15の入射面15aに入射され、導光体15内を導光されながら、導光体15の反射面15bによって反射され、導光体15の出射面15cから出射され、透光性カバー12を透過して照明装置10の外部へ放射される。
そのため、導光体15の出射面15cが、光源部13の光放射領域13aになる。
尚、導光体15の形状は、図1に示す例に限らず、どのような形状であってもよい。
[第1実施形態の作用・効果]
第1実施形態の照明装置10によれば、以下の作用・効果を得ることができる。
[1]ハウジング11と透光性カバー12との接合部分CJが、透光性カバー12を通して外部から見えてしまうと、照明装置10の意匠性が著しく損なわれる。
特に、ハウジング11と透光性カバー12との接合固定に溶着を用いた場合には、接合部分CJである溶着部分の見栄えが悪いため、意匠性が大きく損なわれる。
そこで、照明装置10では、透光性カバー12の傾斜部12bがハウジング11と透光性カバー12との接合部分CJを被覆するため、傾斜部12bでの反射や屈折の作用により、照明装置10の外部から透光性カバー12を透して接合部分CJが見え難くなることから、意匠性を高めることができる。
また、照明装置10では、透光性カバー12の傾斜部12bが光源部13の発光領域の少なくとも端部を被覆するため、傾斜部12bでの反射や屈折の作用により、光源部13の発光領域の端部とハウジング11の開口部11aとの隙間部分Sが、照明装置10の外部から透光性カバー12を透して見え難くなることから、意匠性を高めることができる。
そして、照明装置10では、透光性カバー12の傾斜部12bが、ハウジング11と透光性カバー12との接合部分CJと、光源部13の光放射領域13aの少なくとも端部とを被覆するため、傾斜部12bのレンズ作用により、傾斜部12bの被覆面積に対して接合部分CJが相対的に小さくなり、接合部分CJが目立ち難くなるため、前記作用・効果を確実に得られる。
[2]透光性カバー12における傾斜部12bの裏面12cは平坦面であるため、傾斜部12bの裏面12cでの反射の作用により、照明装置10の外部から透光性カバー12を透して接合部分CJが見え難くなることから、前記[1]の作用・効果を更に高めることができる。
[3]透光性カバー12の外周端面12aの幅pの範囲は、厚ければ厚いほど好ましく、0.5mm以上が適当であり、望ましくは1〜2mm、特に望ましくは3mm以上である。
外周端面12aの幅pをこの範囲にすれば、傾斜部12b全体の厚みが大きくなるため、傾斜部12b内の光路長も大きくなり、傾斜部12bでの屈折の作用が確実に得られることから、前記[1]の作用・効果を更に高めることができる。
[4]接合部分CJに対する傾斜部12bの傾斜角度θの範囲は20〜60゜が適当であり、望ましくは30〜60゜、特に望ましくは45〜60゜である。
傾斜部12bの傾斜角度θをこの範囲にすれば、前記[1]の作用・効果を確実に得られる。
[5]傾斜部12bの最大厚さtを接合部分CJの幅dよりも大きくすれば、傾斜部12bでの反射や屈折の作用が確実に得られることから、前記[1]の作用・効果を更に高めることができる。
また、傾斜部12bの最大厚さtの範囲は5mmより小さくするのが適当である。
傾斜部12bの最大厚さtをこの範囲にすれば、溶着を用いて接合部分CJを形成する場合に、その溶着が容易になる。
[6]接合部分CJの幅dの範囲は1.5〜3mmが適当である。
接合部分CJの幅dをこの範囲にすれば、接合部分CJの接合強度を十分に高めた上で、接合部分CJが目立ち難くなるため、前記[1]の作用・効果を確実に得られる。
[7]ハウジング11は透光性または反射性を有する合成樹脂材料によって形成されているため、接合部分CJを構成するハウジング11の外周縁部11bが目立ち難いことから、前記[1]の作用・効果を確実に得られる。
<第2実施形態>
図2(A)に示すように、第2実施形態の照明装置50は、ハウジング11(開口部11a、外周縁部11b)、透光性カバー12(外周端面12a、傾斜部12b、裏面12c、加飾層12d)、光源部13(光放射領域13a、LED14、導光体15)、接合部分CJなどを備える。
第2実施形態の照明装置50において、第1実施形態の照明装置10と異なるのは、透光性カバー12における傾斜部12bの表面に形成された加飾層12dを備える点である。
照明装置50では、加飾層12dにより接合部CJが隠されて目立ち難くなるため、前記[1]の作用・効果を確実に得られる。
<第3実施形態>
図2(B)に示すように、第3実施形態の照明装置60は、ハウジング11(開口部11a、外周縁部11b)、透光性カバー12(外周端面12a、傾斜部12b、裏面12c、加飾層12e)、光源部13(光放射領域13a、LED14、導光体15)、接合部分CJなどを備える。
第3実施形態の照明装置60において、第1実施形態の照明装置10と異なるのは、透光性カバー12の裏面全体に形成された加飾層12eを備える点である。
照明装置60では、加飾層12eにより接合部CJが隠されて目立ち難くなるため、前記[1]の作用・効果を確実に得られる。
ここで、加飾層12eは、透光性カバー12の裏面全体に形成することに限らず、傾斜部12bの裏面12cだけに形成してもよい。
尚、加飾層12d,12eは、装飾性を有すると共に接合部CJを隠すことが可能であれば、どのような層によって形成してもよく、例えば、光反射性の高い金属のメッキ層(銀鏡反応による銀メッキ層など)またはPVD(Physical Vapor Deposition)層などの反射層、ハーフミラー層、フィルム層、塗膜層などを用いればよい。
また、加飾層12d,12eを光透過性にすることで、光源部13の放射光を透過可能になるため、光放射効率の低下を防止できる。
<第4実施形態>
図3に示すように、第4実施形態の照明装置70は、ハウジング11(開口部11a、外周縁部11b)、透光性カバー12(外周端面12a、傾斜部12b、裏面12c)、光源部71(光放射領域71a、リフレクタ72、LED14)、接合部分CJなどを備える。
第4実施形態の照明装置70において、第1実施形態の照明装置10と異なるのは、光源部13が光源部71に置き換えられている点である。
光源部71は、LED14およびリフレクタ72を備え、ハウジング11内に収容されて取付固定され、透光性カバー12の裏面側に配置されている。
リフレクタ72は凹面鏡であり、透光性カバー12の裏面に対向配置され、リフレクタ72の中央部にはLED14が配置されている。
LED14の放射光は、リフレクタ72によって反射され、透光性カバー12を透過して照明装置10の外部へ放射される。
そのため、リフレクタ72を平面視した領域が、光源部71の光放射領域71aになる。
尚、リフレクタ72の形状は、図3に示す例に限らず、どのような形状であってもよい。
従って、第4実施形態の照明装置70においても、第1実施形態の照明装置10と同様の作用・効果が得られる。
加えて、第4実施形態では、透光性カバー12の傾斜部12bがリフレクタ72の端部を被覆するため、傾斜部12bでの反射や屈折の作用により、リフレクタ72の端部とハウジング11の開口部11aとの隙間部分Uが、照明装置70の外部から透光性カバー12を透して見え難くなることから、意匠性を高めることができる。
<第5実施形態>
図4に示すように、第5実施形態の照明装置80は、ハウジング11(開口部11a、外周縁部11b)、透光性カバー12(外周端面12a、傾斜部12b、裏面12c)、光源部13(光放射領域13a、LED14、導光体15)、接合部分CJなどを備える。
第5実施形態の照明装置80において、第1実施形態の照明装置10と異なるのは、透光性カバー12の傾斜部12bが、ハウジング11と透光性カバー12との接合部分CJと、光源部13の光放射領域13aの少なくとも端部とを被覆することに加えて、LED14の発光面14aおよび導光体15の入射面15aをも被覆している点である。
従って、第5実施形態の照明装置80においても、第1実施形態の照明装置10と同様の作用・効果が得られる。
ところで、第1実施形態では、LED14の発光面14aおよび導光体15の入射面15aならびに各面14a,15aの隙間Wが、透光性カバー12を通して外部から見えてしまうと、照明装置10の意匠性が著しく損なわれる。
それに対して、第5実施形態では、透光性カバー12の傾斜部12bが、LED14の発光面14aおよび導光体15の入射面15aを被覆するため、傾斜部12bでの反射や屈折の作用により、照明装置80の外部から透光性カバー12を透して前記各面14a,15aおよびその隙間Wが見え難くなることから、意匠性を更に高めることができる。
<別の実施形態>
本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、前記各実施形態と同等もしくはそれ以上の作用・効果を得ることができる。
[A]第1〜第3実施形態の照明装置10,50,60の光源部13は導光体15を備え、第4実施形態の照明装置70の光源部71はリフレクタ72を備えるが、導光体やリフレクタを省き、光源部がLED14のみを備えるようにしてもよい。
また、前記各実施形態は1個のLED14のみを備えるが、複数個のLED14を備えるようにしてもよい。
[B]LED14は、どのような発光部材(例えば、EL(Electro Luminescence)素子などの半導体発光素子、電球など)に置き換えてもよい。
[C]前記各実施形態の照明装置は自動車のイルミネーション付ガーニッシュやイルミネーション付オーナメントに適用したものであるが、本発明の照明装置は、車両用に限らず、どのような物品(例えば、電気製品、家具など)の照明に適用してもよく、その場合には、透光性カバー12を当該物品の外装部材に置き換えればよい。
[D]前記各実施形態を適宜組み合わせて実施してもよく、その場合には組み合わせた実施形態の作用・効果を合わせもたせたり、相乗効果を得ることができる。
本発明は、前記各局面および前記各実施形態の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様も本発明に含まれる。本明細書の中で明示した公報などの内容は、その全ての内容を援用によって引用することとする。
10,50,60,70,80…照明装置
11…ハウジング
11a…開口部
11b…外周縁部
12…透光性カバー
12a…外周端面
12b…傾斜部
12c…裏面
12d,12e…加飾層
13,71…光源部
13a,71a…光放射領域
14…LED
15…導光体
72…リフレクタ
CJ…接合部分
p…透光性カバー12の外周端面12aの幅
θ…傾斜部12bの傾斜角度
t…傾斜部12bの最大厚さ
d…接合部分CJの幅

Claims (5)

  1. 光を放射する光源部と、
    前記光源部が収容されたハウジングと、
    前記光源部が裏面側に配置され、前記ハウジングの開口部を覆うように、前記ハウジングに溶着により接合固定された透光性カバーと
    を備えた照明装置であって、
    前記透光性カバーの上面側外周縁には、その外周端面に向かって前記透光性カバーの厚さが徐変して薄くなる傾斜部が形成され、
    前記傾斜部は、前記ハウジングと前記透光性カバーとの接合部分と、前記光源部の光放射領域の少なくとも端部とを被覆し、
    前記透光性カバーの外周端面の幅は0.5mm以上であり、
    前記接合部分に対する前記傾斜部の傾斜角度は20〜60゜であり、
    前記傾斜部の最大厚さは、前記接合部分の幅よりも大きく、5mmより小さく、
    前記接合部分の幅は1.5〜3mmである、照明装置。
  2. 前記透光性カバーにおける前記傾斜部の裏面側は平坦面である、
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記透光性カバーにおける前記傾斜部の表面または裏面に形成された加飾層を備える、
    請求項1または請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記ハウジングおよび前記透光性カバーは合成樹脂材料によって形成され
    請求項1〜のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 前記透光性カバーは、前記ハウジングにレーザー溶着により接合固定される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明装置。
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