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JP6265334B2 - 撮像レンズ - Google Patents

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JP6265334B2 JP2014057414A JP2014057414A JP6265334B2 JP 6265334 B2 JP6265334 B2 JP 6265334B2 JP 2014057414 A JP2014057414 A JP 2014057414A JP 2014057414 A JP2014057414 A JP 2014057414A JP 6265334 B2 JP6265334 B2 JP 6265334B2
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Description

本発明は、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子上に被写体像を形成する撮像レンズに係り、携帯電話機や携帯情報端末等の携帯機器に内蔵されるカメラ、デジタルスティルカメラ、セキュリティカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等の比較的小型のカメラへの組み込みが好適な撮像レンズに関するものである。
近年、通話主体の携帯電話機に代わり、携帯電話機に携帯情報端末(PDA)やパーソナルコンピュータの機能を付加した、いわゆるスマートフォン(smartphone)が普及してきている。スマートフォンは携帯電話機に比べて高機能であるため、カメラで撮影された画像は様々なアプリケーションで利用されることになる。
一般的に携帯電話機やスマートフォンの製品群は、初級者向けの製品から上級者向けの製品まで様々な仕様の製品から構成されることが多い。このうち上級者向けに開発された製品に組み込まれる撮像レンズには、近年の高画素化された撮像素子にも対応することのできる解像度の高いレンズ構成が要求される。
高解像度の撮像レンズを実現する方法の一つとして、撮像レンズを構成するレンズの枚数を増加させる方法がある。しかし、こうしたレンズ枚数の増加は撮像レンズの大型化を招き易く、上述の携帯電話機やスマートフォン等の小型のカメラへの組み込みには不利となる。そこで、従来はレンズ枚数をなるべく抑制する方向で撮像レンズの開発が進められてきた。昨今では撮像素子の高画素化技術が目まぐるしく進歩しており、撮像レンズの開発の中心は、光学全長(Total Track Length)の短縮よりもむしろ高解像度のレンズ構成の実現に移りつつある。例えば、従来のように撮像レンズおよび撮像素子を含むカメラユニットを携帯電話機やスマートフォン等の内部に組み込むのではなく、これら携帯電話機やスマートフォン等に装着することによってデジタルスティルカメラと比較しても遜色のない画像を得られるようにしたカメラユニットの登場がある。
7枚のレンズから成るレンズ構成は、撮像レンズを構成するレンズの枚数が多いことから撮像レンズの小型化に関しては若干不利となるものの、設計上の自由度が高いため、諸収差の良好な補正や撮像レンズの小型化をバランスよく実現できる可能性を秘めている。こうした7枚構成の撮像レンズとしては、例えば特許文献1に記載の撮像レンズが知られている。
特許文献1に記載の撮像レンズは、両凸形状の第1レンズと、当該第1レンズに接合された両凹形状の第2レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負の第3レンズと、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の正の第4レンズと、物体側に凸面を向けた負の第5レンズと、両凸形状の第6レンズと、両凹形状の第7レンズとが物体側から順に配置されて構成される。特許文献1の撮像レンズでは、第1レンズから第4レンズまでのレンズで構成される第1レンズ群の焦点距離と、第5レンズから第7レンズまでのレンズで構成される第2レンズ群の焦点距離との比を一定の範囲内に抑制することにより、撮像レンズの小型化と諸収差の良好な補正とを実現する。
特開2012−155223号公報
上記特許文献1に記載の撮像レンズは小型であるものの、像面の補正が不十分であり、特に歪曲収差が比較的大きいため、高性能の撮像レンズを実現する上では自ずと限界が生じる。上記特許文献1に記載のレンズ構成では、撮像レンズの小型化を図りつつより良好な収差補正を実現することが困難である。
なお、こうした問題は携帯電話機やスマートフォンに組み込まれる撮像レンズに特有の問題ではなく、デジタルスティルカメラ、携帯情報端末、セキュリティカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等の比較的小型のカメラに組み込まれる撮像レンズにおいても共通の問題である。
本発明の目的は、撮像レンズの小型化と良好な収差補正との両立を図ることのできる撮像レンズを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の撮像レンズは、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とを配置して構成される。第1レンズ群は、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、負の屈折力を有する第3レンズとから構成される。第2レンズ群は、第4レンズおよび第5レンズから構成され、第3レンズ群は、第6レンズおよび第7レンズから構成される。また、第1レンズのアッベ数をνd1、第2レンズのアッベ数をνd2、第3レンズのアッベ数をνd3としたとき、本発明に係る撮像レンズは次の条件式(1)〜(3)を満足する。
40<νd1<75 (1)
20<νd2<35 (2)
20<νd3<35 (3)
本発明の撮像レンズは、正の屈折力を有する第1レンズ群と同じく正の屈折力を有する第2レンズ群と負の屈折力を有する第3レンズ群とが物体側から順に配置される構成であり、各レンズ群の屈折力の配列が物体側から「正正負」となる。一般的には、物体側から順に正の屈折力を有するレンズ群と負の屈折力を有するレンズ群とを配置して色収差の補正が行われる。このようなレンズ構成において、撮像レンズの小型化を実現するためには、物体側に配置された正のレンズ群の屈折力を強くする必要がある。しかしながら、正の屈折力を有するレンズ群の屈折力が強くなると、色収差の良好な補正が困難になることが多い。
本発明に係る撮像レンズでは、第1レンズ群と第2レンズ群とでレンズ系全体の正の屈折力が分担される。このため、正の屈折力を有するレンズ群が一つの場合に比較して、各レンズ群を構成する正レンズの屈折力が比較的弱く抑えられることになる。よって、本発明の撮像レンズによれば、諸収差のうち特に色収差が良好に補正されることとなり、高解像度の撮像レンズに必要な良好な結像性能を得ることが可能となる。また、本発明の撮像レンズでは第3レンズ群が負の屈折力を有することから、撮像レンズの小型化が好適に図られる。
上記第1レンズ群は、屈折力の配列が正負負となる3枚のレンズから構成される。これら3枚のレンズは条件式(1)〜(3)を満足するレンズ材料からそれぞれ形成され、第1レンズと第2および第3レンズとは、低分散の材料と高分散の材料との組み合わせとなる。このような各レンズの屈折力の配列とアッベ数の並びによって、第1レンズ群においては色収差の発生が好適に抑制されるとともに、発生した色収差については良好に補正される。なお、本発明に係る撮像レンズでは、第2レンズおよび第3レンズの2枚のレンズによって負の屈折力が分担されることから、第2レンズおよび第3レンズのそれぞれの屈折力は比較的弱くなる。このような比較的弱い負の屈折力を有する2枚のレンズによって諸収差が段階的に補正されるため、第1レンズの像面側に1枚の負のレンズを配置したレンズ構成よりも色収差が良好に補正される。
上記構成の撮像レンズは、第4レンズが正の屈折力を有し、第5レンズが負の屈折力を有するとともに、第4レンズのアッベ数をνd4、第5レンズのアッベ数をνd5としたとき、次の条件式(4)および(5)を満足することが望ましい。
40<νd4<75 (4)
20<νd5<35 (5)
本発明に係る撮像レンズにおいて第2レンズ群を、正負2枚のレンズから構成するとともに、条件式(4)および(5)を満足するように低分散の材料から形成されるレンズと高分散の材料から形成されるレンズとの組合せで構成することにより、第1レンズ群にて発生した諸収差のうち特に色収差がより良好に補正されることになる。一般的に、高解像度の撮像レンズを実現するためには、諸収差のうちでも特に色収差を良好に補正する必要がある。本発明の撮像レンズによれば、第1レンズ群から第3レンズ群までの各レンズ群の屈折力の配列、第1レンズ群を構成する3枚のレンズの屈折力の配列およびアッベ数の並び、そして第2レンズ群を構成する2枚のレンズの屈折力の配列およびアッベ数の並びによって、従来の撮像レンズよりも良好に色収差が補正される。
上記構成の撮像レンズでは、第7レンズが負の屈折力を有するとともに、レンズ周辺部に向かうにつれて正の屈折力が強くなる形状に形成されることが望ましい。
第7レンズのこのような形状によれば、軸上の色収差のみならず軸外の倍率色収差が良好に補正されることになる。また、周知のように、CCDセンサーやCMOSセンサー等の撮像素子には、センサーに取り込むことのできる光線の入射角度の範囲、いわゆる主光線角度(CRA:Chief Ray Angle)が予め定められている。第7レンズの上述のようなレンズ形状により、撮像レンズから出射した光線の像面への入射角度はCRAの範囲内に好適に抑制されるようになる。これにより、画像の周辺部が暗くなる現象であるシェーディングの発生が好適に抑制される。
上記構成の撮像レンズにおいては、第1レンズの焦点距離をf1、第2レンズおよび第3レンズの合成焦点距離をf23としたとき、次の条件式(6)を満足することが望ましい。
−4.0<f23/f1<−1.5 (6)
条件式(6)は、撮像レンズの小型化を図りつつ、非点収差、像面湾曲、および色収差を良好な範囲内にバランスよく抑制するための条件である。上限値「−1.5」を超えると、第1レンズの正の屈折力に対して、第2レンズおよび第3レンズの負の屈折力が相対的に強くなるため、色収差の補正には有利となる。しかし一方で、バックフォーカス(back focul lengh)が長くなるため撮像レンズの小型化が困難になる。また、非点収差のサジタル像面およびタンジェンシャル像面が共に像面側(プラス方向)に倒れ、非点収差の補正が困難になるとともに、像面湾曲が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難となる。一方、下限値「−4.0」を下回ると、撮像レンズの小型化には有利となるもののバックフォーカスが短くなり、赤外線カットフィルタ等の挿入物を配置するためのスペースの確保が困難となる。また、結像面が物体側へ湾曲するため像面湾曲が増大することとなり、良好な結像性能を得ることが困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第2レンズの焦点距離をf2、第3レンズの焦点距離をf3としたとき、次の条件式(7)を満足することが望ましい。
0.1<f2/f3<0.6 (7)
条件式(7)は、非点収差および像面湾曲を良好に補正するための条件である。上限値「0.6」を超えると、第1レンズ群において、正の第1レンズに近い第2レンズの負の屈折力が相対的に弱くなるため、非点収差のうちタンジェンシャル像面が物体側(マイナス方向)に湾曲して非点隔差が増大することとなり、非点収差の補正が困難となる。また、結像面がマイナス方向に湾曲することから、良好な結像性能を得ることが困難となる。一方、下限値「0.1」を下回ると、非点収差のうちタンジェンシャル像面がプラス方向に湾曲してやはり非点隔差が増大することとなり、非点収差の補正が困難となる。また、結像面がプラス方向に湾曲するため、この場合も良好な結像性能を得ることが困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいては、レンズ系全体の焦点距離をf、第1レンズの焦点距離をf1としたとき、次の条件式(8)を満足することが望ましい。
0.5<f1/f<2.0 (8)
条件式(8)は、撮像レンズの小型化を図りつつ、非点収差、像面湾曲、および歪曲収差を良好に補正するための条件である。また、条件式(8)は、撮像レンズから出射した光線の像面への入射角度をCRAの範囲内に抑制するための条件でもある。上限値「2.0」を超えると、レンズ系全体の屈折力に対して第1レンズの正の屈折力が弱くなるため、正の第2レンズ群の屈折力が相対的に強くなる。このため、撮像レンズから出射した光線の像面への入射角度をCRAの範囲内に抑制し易くなるものの、非点収差のうちサジタル像面がマイナス方向に湾曲するとともに、像面湾曲が補正不足(結像面がマイナス方向に湾曲)となり、良好な結像性能を得ることが困難となる。一方、下限値「0.5」を下回ると、撮像レンズの小型化には有利となるもののバックフォーカスの確保が困難となる。また、撮像レンズから出射した光線の像面への入射角度をCRAの範囲内に抑制することが困難になる。併せて、この場合にはプラスの歪曲収差が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第4レンズおよび第5レンズの合成焦点距離をf45、第6レンズおよび第7レンズの合成焦点距離をf67としたとき、次の条件式(9)を満足することが望ましい。
−6.0<f45/f67<−1.5 (9)
条件式(9)は、撮像レンズの小型化を図りつつ、歪曲収差、色収差、および像面湾曲のそれぞれを良好な範囲内に抑制するための条件である。上限値「−1.5」を超えると、第2レンズ群の正の屈折力に対して第3レンズ群の負の屈折力が相対的に弱くなるため、第1レンズ群の有する正の屈折力を弱くする必要が生じる。第1レンズ群の屈折力が弱くなると、バックフォーカスを確保し易くなるものの撮像レンズの小型化が困難となる。また、マイナスの歪曲収差および倍率色収差が増大するとともに、像面湾曲が補正不足となり、良好な結像性能を得ることが困難となる。一方、下限値「−6.0」を下回ると、色収差の補正や像面湾曲の補正には有利となるものの、プラスの歪曲収差が増大するため良好な結像性能を得ることが困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいては、レンズ系全体の焦点距離をf、第6レンズおよび第7レンズの合成焦点距離をf67としたとき、次の条件式(10)を満足することが望ましい。
−1.7<f67/f<−0.5 (10)
条件式(10)は、撮像レンズから出射した光線の像面への入射角度をCRAの範囲内に抑制しつつ、歪曲収差、色収差、および非点収差をバランスよく良好に補正するための条件である。上限値「−0.5」を超えると、レンズ系全体の屈折力に対して第3レンズ群の屈折力が相対的に強くなる。このため、画像周辺部において倍率色収差が増大するとともにプラスの歪曲収差が増大し、良好な結像性能を得ることが困難となる。また、撮像レンズから出射した光線の像面への入射角度をCRAの範囲内に抑制することが困難となる。一方、下限値「−1.7」を下回ると、歪曲収差の補正には有利となるものの、非点収差のうちサジタル像面が物体側に湾曲するとともに倍率色収差が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第6レンズのアッベ数をνd6、第7レンズのアッベ数をνd7としたとき、次の条件式(11)および(12)を満足することが望ましい。
40<νd6<75 (11)
40<νd7<75 (12)
第6レンズおよび第7レンズは、撮像レンズにおいて最も像面側の第3レンズ群を構成する。第6レンズおよび第7レンズを条件式(11)および(12)に示されるような低分散の材料で形成することにより、各レンズでの色分散が好適に抑制され、諸収差が良好に補正されることになる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第4レンズが正の屈折力を有し、レンズ系全体の焦点距離をf、第4レンズの焦点距離をf4としたとき、次の条件式(13)を満足することが望ましい。
1.0<f4/f<3.0 (13)
条件式(13)は、撮像レンズの小型化を図りつつ、軸外のコマ収差および歪曲収差を良好に補正するための条件である。また、条件式(13)は、撮像レンズから出射した光線の像面への入射角度をCRAの範囲内に抑制するための条件でもある。上限値「3.0」を超えると、レンズ系全体の屈折力に対して第4レンズの正の屈折力が弱くなるため、諸収差を良好に補正するためには第1レンズ群の正の屈折力を相対的に強くする必要が生じる。この場合、撮像レンズの小型化には有利となるもののバックフォーカスの確保が困難となる。また、プラスの歪曲収差が増大するとともに、軸外光束のタンジェンシャル面に内方コマ収差が発生し易くなるため、良好な結像性能を得ることが困難となる。一方、下限値「1.0」を下回ると、撮像レンズから出射した光線の像面への入射角度をCRAの範囲内に抑制し易くなるものの、撮像レンズの小型化が困難となる。また、軸外光束のサジタル面およびタンジェンシャル面にコマ収差が発生し易くなり、良好な結像性能を得ることが困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第7レンズが負の屈折力を有し、レンズ系全体の焦点距離をf、第7レンズの焦点距離をf7としたとき、次の条件式(14)を満足することが望ましい。
−4.0<f7/f<−0.8 (14)
条件式(14)は、撮像レンズの小型化を図りつつ、色収差および像面湾曲を良好に補正するための条件である。また、条件式(14)は、撮像レンズから出射した光線の像面への入射角度をCRAの範囲内に抑制するための条件でもある。上限値「−0.8」を超えると、色収差の補正や撮像レンズの小型化には有利となるものの、像面湾曲が補正過剰(結像面がプラス方向に湾曲)となり、良好な結像性能を得ることが困難となる。また、撮像レンズから出射した光線の像面への入射角度をCRAの範囲内に抑制することが困難となる。一方、下限値「−4.0」を下回ると、撮像レンズから出射した光線の像面への入射角度をCRAの範囲内に抑制し易くなるものの、撮像レンズの小型化が困難となる。また、画像周辺部において倍率色収差が増大するとともに、像面湾曲が補正不足となり、良好な結像性能を得ることが困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいては、レンズ系全体の焦点距離をf、第2レンズと第3レンズとの間の光軸上の距離をD23としたとき、次の条件式(15)を満足することが望ましい。
0.03<D23/f<0.2 (15)
条件式(15)は、撮像レンズの小型化を図りつつ、像面湾曲、歪曲収差、および色収差を良好に補正するための条件である。上限値「0.2」を超えると、撮像レンズの小型化には有利となるもののバックフォーカスの確保が困難になる。また、プラスの歪曲収差が増大するとともに像面湾曲が補正過剰となる。併せて、画像周辺部において倍率色収差が増大することとなり、良好な結像性能を得ることが困難となる。一方、下限値「0.03」を下回ると、バックフォーカスを確保し易くなるものの、像面湾曲が補正不足になるとともに倍率色収差が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいては、レンズ系全体の焦点距離をf、第3レンズと第4レンズとの間の光軸上の距離をD34としたとき、次の条件式(16)を満足することが望ましい。
0.03<D34/f<0.2 (16)
条件式(16)は、像面湾曲、歪曲収差、および倍率色収差を良好な範囲内にバランスよく抑制するための条件である。上限値「0.2」を超えると、画像周辺部に発生する倍率色収差を補正し易くなるものの、像面湾曲が補正不足になるとともにプラスの歪曲収差が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難となる。一方、下限値「0.03」を下回ると、バックフォーカスを確保し易くなるものの像面湾曲が補正過剰となり、良好な結像性能を得ることが困難となる。
本発明の撮像レンズによれば、諸収差が良好に補正された高い解像度を有しながらも、小型のカメラへの組込みに特に適した小型の撮像レンズを提供することができる。
本発明の一実施の形態について、数値実施例1に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図1に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図1に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明の一実施の形態について、数値実施例2に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図4に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図4に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明の一実施の形態について、数値実施例3に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図7に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図7に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明の一実施の形態について、数値実施例4に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図10に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図10に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明の一実施の形態について、数値実施例5に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図13に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図13に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明の一実施の形態について、数値実施例6に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図16に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図16に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。
以下、本発明を具体化した一実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1、図4、図7、図10、図13、および図16は、本実施の形態の数値実施例1〜6に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。いずれの数値実施例も基本的なレンズ構成は同一であるため、ここでは数値実施例1の概略断面図を参照しながら、本実施の形態に係る撮像レンズのレンズ構成について説明する。
図1に示すように本実施の形態に係る撮像レンズは、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3とが配列されて構成される。第3レンズ群G3と撮像素子の像面IMとの間にはフィルタ10が配置される。このフィルタ10は割愛することも可能である。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、負の屈折力を有する第3レンズL3とから構成される。第1レンズL1は、物体側の面の曲率半径r1および像面側の面の曲率半径r2が共に正となる形状であり、光軸Xの近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成される。この第1レンズL1の形状は本数値実施例1に係る形状に限定されるものではない。第1レンズL1のその他の形状の一例として、曲率半径r1および曲率半径r2が共に負となる形状、すなわち光軸Xの近傍において物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとなる形状の例を数値実施例6に示す。この他に第1レンズL1の形状としては、曲率半径r2が負となる形状である、光軸近傍において両凸レンズとなる形状でもよい。なお、撮像レンズの小型化をより有効に図るためには、第1レンズL1を、光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成することが望ましい。
第2レンズL2は、物体側の面の曲率半径r3が負となり、像面側の面の曲率半径r4が正となる形状であって、光軸Xの近傍において両凹レンズとなる形状に形成される。なお、第2レンズL2の形状は本数値実施例1に係る形状に限定されるものではない。第2レンズL2の形状は、像面側の面の曲率半径r4が正となる形状であればよく、曲率半径r3が正となる形状、すなわち光軸Xの近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状でもよい。数値実施例2〜6は、第2レンズL2の形状が、光軸Xの近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる例である。
第3レンズL3は、物体側の面の曲率半径r5が負となり、像面側の面の曲率半径r6が正となる形状であって、光軸Xの近傍において両凹レンズとなる形状に形成される。この第3レンズL3の形状も本数値実施例1に係る形状に限定されるものではない。数値実施例3は、第3レンズL3の形状が、曲率半径r5および曲率半径r6が共に負となる形状であって、光軸Xの近傍において物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとなる形状の例であり、数値実施例6は、第3レンズL3の形状が、曲率半径r5および曲率半径r6が共に正となる形状であって、光軸Xの近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状の例である。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、正の屈折力を有する第4レンズL4と、負の屈折力を有する第5レンズL5とから構成される。このうち第4レンズL4は、物体側の面の曲率半径r7および像面側の面の曲率半径r8が共に負となる形状であり、光軸Xの近傍において物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成される。第4レンズL4は、屈折力が正であれば種々の形状に形成することが可能である。第4レンズL4の形状としては例えば、曲率半径r7および曲率半径r8が共に正となる形状であって、光軸Xの近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状でもよい。数値実施例6は、第4レンズL4の形状が、光軸Xの近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状の例である。
一方、第5レンズL5は、物体側の面の曲率半径r9および像面側の面の曲率半径r10が共に正となる形状であって、光軸Xの近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成される。この第5レンズL5の屈折力は正でもよい。なお、諸収差の良好な補正の観点からは、第4レンズL4および第5レンズL5の屈折力は同一ではない方が望ましい。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、負の屈折力を有する第6レンズL6と、負の屈折力を有する第7レンズL7とから構成される。第6レンズL6は、物体側の面の曲率半径r11および像面側の面の曲率半径r12が共に正となる形状であって、光軸Xの近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成される。また、第7レンズL7は、物体側の面の曲率半径r13および像面側の面の曲率半径r14が共に正となる形状であって、光軸Xの近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成される。なお、第6レンズL6の屈折力は正でもよい。数値実施例2は、第6レンズL6の屈折力が正となる例である。
これら第6レンズL6および第7レンズL7において、物体側の面および像面側の面は変曲点を有する非球面形状に形成されるとともに、光軸Xからレンズ周辺部に向かうにつれて正の屈折力が強くなる形状に形成される。第6レンズL6および第7レンズL7の有するこのような形状により、軸上の色収差のみならず軸外の倍率色収差が良好に補正されるとともに、撮像レンズから出射した光線の像面IMへの入射角度が主光線角度(CRA:Chief Ray Angle)の範囲内に好適に抑制される。
なお、本数値実施例1に係る撮像レンズにおいては第6レンズL6および第7レンズL7の物体側の面および像面側の面の両面が変曲点を有する非球面形状に形成されているが、必ずしもこれら両面とも変曲点を有する非球面形状に形成する必要はない。変曲点を有する非球面形状の面がこれら面のいずれかのみであったとしても、これら双方のレンズあるいは一方のレンズを、光軸Xからレンズ周辺部に向かうにつれて正の屈折力が強くなる形状のレンズに形成することは可能である。また、要求される光学性能や撮像レンズの小型化の程度によっては、第6レンズL6および第7レンズL7に必ずしも変曲点を設ける必要はない。
本実施の形態に係る撮像レンズは、以下に示す条件式(1)〜(16)を満足する。
40<νd1<75 (1)
20<νd2<35 (2)
20<νd3<35 (3)
40<νd4<75 (4)
20<νd5<35 (5)
−4.0<f23/f1<−1.5 (6)
0.1<f2/f3<0.6 (7)
0.5<f1/f<2.0 (8)
−6.0<f45/f67<−1.5 (9)
−1.7<f67/f<−0.5 (10)
40<νd6<75 (11)
40<νd7<75 (12)
1.0<f4/f<3.0 (13)
−4.0<f7/f<−0.8 (14)
0.03<D23/f<0.2 (15)
0.03<D34/f<0.2 (16)
但し、
νd1:第1レンズL1のアッベ数
νd2:第2レンズL2のアッベ数
νd3:第3レンズL3のアッベ数
νd4:第4レンズL4のアッベ数
νd5:第5レンズL5のアッベ数
νd6:第6レンズL6のアッベ数
νd7:第7レンズL7のアッベ数
f:レンズ系全体の焦点距離
f1:第1レンズL1の焦点距離
f2:第2レンズL2の焦点距離
f3:第3レンズL3の焦点距離
f4:第4レンズL4の焦点距離
f7:第7レンズL7の焦点距離
f23:第2レンズL2および第3レンズL3の合成焦点距離
f45:第4レンズL4および第5レンズL5の合成焦点距離
f67:第6レンズL6および第7レンズL7の合成焦点距離
D23:第2レンズL2と第3レンズL3との間の光軸上の距離
D34:第3レンズL3と第4レンズL4との間の光軸上の距離
なお、上記各条件式の全てを満たす必要はなく、上記各条件式のそれぞれを単独に満たすことにより、各条件式に対応する作用効果をそれぞれ得ることができる。
本実施の形態では各レンズのレンズ面が非球面で形成されている。これらレンズ面に採用される非球面形状は、光軸方向の軸をZ、光軸に直交する方向の高さをH、円錐係数をk、非球面係数をA4、A6、A8、A10、A12、A14、A16としたとき、次式により表される。
Figure 0006265334
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの数値実施例を示す。各数値実施例において、fはレンズ系全体の焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角をそれぞれ示す。iは物体側より数えた面番号、rは曲率半径、dは光軸上のレンズ面間の距離(面間隔)、ndは屈折率、νdはアッベ数をそれぞれ示す。なお、*(アスタリスク)の符号が付加された面番号は非球面であることを示す。
数値実施例1
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=7.18mm、Fno=3.0、ω=29.1°
単位 mm
面データ
面番号i r d nd νd
(物面) ∞ ∞
1*(絞り) 2.137 0.876 1.5346 56.1(=νd1)
2* 12.503 0.082
3* -525.874 0.315 1.6355 24.0(=νd2)
4* 8.206 0.602(=D23)
5* -116.694 0.856 1.6355 24.0(=νd3)
6* 19.254 0.464(=D34)
7* -4.712 0.762 1.5346 56.1(=νd4)
8* -2.361 0.105
9* 17.655 0.510 1.6355 24.0(=νd5)
10* 13.764 0.279
11* 12.387 0.483 1.5346 56.1(=νd6)
12* 6.010 0.418
13* 33.769 0.500 1.5346 56.1(=νd7)
14* 3.536 0.200
15 ∞ 0.200 1.5168 64.2
16 ∞ 1.249
(像面) ∞
非球面データ
第1面
k=0.000,A4=-1.269E-03,A6=-1.041E-03,A8=-6.082E-04,
10=-1.066E-03,A12=5.675E-04,A14=-3.136E-04,A16=-1.053E-04
第2面
k=0.000,A4=-7.459E-02,A6=3.177E-02,A8=-1.722E-04,
10=-2.787E-03,A12=-1.500E-03,A14=-2.828E-04,A16=2.980E-04
第3面
k=0.000,A4=-7.996E-02,A6=6.597E-02,A8=-5.343E-03,
10=-3.986E-03,A12=-6.224E-04,A14=5.170E-04,A16=8.386E-05
第4面
k=0.000,A4=-2.982E-02,A6=4.276E-02,A8=-2.541E-03,
10=-2.635E-03,A12=1.060E-03,A14=2.993E-04,A16=4.110E-04
第5面
k=0.000,A4=-5.158E-02,A6=2.715E-03,A8=-1.639E-03,
10=1.341E-03,A12=8.514E-04,A14=5.026E-05,A16=-3.478E-05
第6面
k=0.000,A4=-1.784E-02,A6=1.970E-03,A8=2.539E-04,
10=-3.310E-04,A12=-1.014E-04,A14=2.088E-04,A16=-4.369E-05
第7面
k=0.000,A4=2.912E-02,A6=-7.102E-03,A8=5.929E-03,
10=-2.531E-04,A12=-3.260E-03,A14=1.780E-03,A16=-3.061E-04
第8面
k=0.000,A4=8.806E-03,A6=9.910E-03,A8=-4.654E-04,
10=-3.451E-03,A12=2.664E-03,A14=-6.962E-04,A16=5.407E-05
第9面
k=0.000,A4=-3.991E-02,A6=8.162E-03,A8=-5.350E-03,
10=-9.445E-05,A12=9.071E-04,A14=-2.112E-04,A16=1.218E-05
第10面
k=0.000,A4=-3.411E-02,A6=-1.380E-03,A8=-6.512E-05,
10=1.677E-05,A12=1.676E-05,A14=2.441E-06,A16=-6.710E-07
第11面
k=0.000,A4=-3.657E-02,A6=9.329E-04,A8=1.629E-04,
10=1.382E-05,A12=2.057E-06,A14=3.601E-07,A16=-8.717E-08
第12面
k=0.000,A4=-1.325E-02,A6=-1.573E-04,A8=-8.403E-05,
10=-9.963E-07,A12=-1.366E-06,A14=-1.165E-07,A16=3.426E-08
第13面
k=0.000,A4=-2.772E-02,A6=7.343E-03,A8=-1.330E-03,
10=1.028E-04,A12=-1.210E-05,A14=1.664E-06,A16=-7.563E-08
第14面
k=0.000,A4=-5.223E-02,A6=9.961E-03,A8=-1.759E-03,
10=2.358E-04,A12=-2.025E-05,A14=9.640E-07,A16=-2.007E-08
f1=4.68mm
f2=-12.71mm
f3=-25.94mm
f4=7.95mm
f5=-103.56mm
f6=-22.43mm
f7=-7.43mm
f23=-8.31mm
f45=8.51mm
f67=-5.49mm
各条件式の値を以下に示す。
f23/f1=-1.77
f2/f3=0.49
f1/f=0.65
f45/f67=-1.55
f67/f=-0.77
f4/f=1.11
f7/f=-1.04
D23/f=0.084
D34/f=0.065
このように、本数値実施例1に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。第1レンズL1の物体側の面から像面IMまでの光軸上の距離(フィルタ10は空気換算長)は7.83mmであり、撮像レンズの小型化が図られている。
図2は、数値実施例1の撮像レンズについて、最大像高に対する各像高の比H(以下、「像高比H」という)に対応する横収差をタンジェンシャル方向とサジタル方向とに分けて示したものである(図5、図8、図11、図14、および図17においても同じ)。また、図3は、数値実施例1の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものである。これら収差図において、横収差図および球面収差図には、g線(436nm)、d線(588nm)、C線(656nm)の各波長に対する収差量を示し、非点収差図には、サジタル像面Sの収差量とタンジェンシャル像面Tの収差量とをそれぞれ示す(図6、図9、図12、図15、および図18においても同じ)。図2および図3に示されるように、本数値実施例1に係る撮像レンズによれば諸収差が良好に補正される。
数値実施例2
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=5.44mm、Fno=2.2、ω=36.3°
単位 mm
面データ
面番号i r d nd νd
(物面) ∞ ∞
1*(絞り) 2.037 0.916 1.5346 56.1(=νd1)
2* 17.722 0.056
3* 89.558 0.297 1.6355 24.0(=νd2)
4* 9.329 0.397(=D23)
5* -43.041 0.579 1.6355 24.0(=νd3)
6* 252.636 0.291(=D34)
7* -4.082 0.780 1.5346 56.1(=νd4)
8* -2.345 0.037
9* 30.893 0.510 1.6355 24.0(=νd5)
10* 9.990 0.208
11* 7.396 0.561 1.5346 56.1(=νd6)
12* 7.529 0.236
13* 35.369 0.500 1.5346 56.1(=νd7)
14* 3.585 0.200
15 ∞ 0.200 1.5168 64.2
16 ∞ 0.832
(像面) ∞
非球面データ
第1面
k=0.000,A4=1.278E-03,A6=-1.344E-03,A8=-6.049E-04,
10=-9.928E-04,A12=5.549E-04,A14=-3.389E-04,A16=-1.053E-04
第2面
k=0.000,A4=-7.369E-02,A6=3.182E-02,A8=-2.362E-04,
10=-2.772E-03,A12=-1.452E-03,A14=-2.374E-04,A16=3.103E-04
第3面
k=0.000,A4=-8.231E-02,A6=6.611E-02,A8=-5.107E-03,
10=-3.861E-03,A12=-5.837E-04,A14=5.444E-04,A16=1.194E-04
第4面
k=0.000,A4=-2.913E-02,A6=4.127E-02,A8=-2.459E-03,
10=-2.343E-03,A12=1.134E-03,A14=2.487E-04,A16=3.403E-04
第5面
k=0.000,A4=-5.270E-02,A6=3.670E-03,A8=-1.855E-03,
10=9.253E-04,A12=6.531E-04,A14=5.241E-05,A16=3.456E-05
第6面
k=0.000,A4=-1.418E-02,A6=2.764E-03,A8=6.929E-04,
10=-1.418E-04,A12=-2.387E-05,A14=2.459E-04,A16=-2.662E-05
第7面
k=0.000,A4=3.184E-02,A6=-6.312E-03,A8=5.993E-03,
10=-2.065E-04,A12=-3.225E-03,A14=1.791E-03,A16=-3.069E-04
第8面
k=0.000,A4=9.352E-03,A6=9.939E-03,A8=-3.373E-04,
10=-3.412E-03,A12=2.668E-03,A14=-6.963E-04,A16=5.389E-05
第9面
k=0.000,A4=-4.199E-02,A6=7.392E-03,A8=-5.501E-03,
10=-1.110E-04,A12=9.072E-04,A14=-2.104E-04,A16=1.245E-05
第10面
k=0.000,A4=-3.196E-02,A6=-8.737E-04,A8=3.452E-05,
10=2.494E-05,A12=1.701E-05,A14=2.379E-06,A16=-6.898E-07
第11面
k=0.000,A4=-3.494E-02,A6=9.838E-04,A8=1.285E-04,
10=1.041E-05,A12=1.781E-06,A14=3.140E-07,A16=-1.017E-07
第12面
k=0.000,A4=-1.149E-02,A6=1.483E-04,A8=-8.259E-05,
10=-4.430E-06,A12=-1.733E-06,A14=-1.292E-07,A16=3.717E-08
第13面
k=0.000,A4=-2.715E-02,A6=8.014E-03,A8=-1.326E-03,
10=1.028E-04,A12=-1.206E-05,A14=1.663E-06,A16=-7.748E-08
第14面
k=0.000,A4=-4.908E-02,A6=9.595E-03,A8=-1.765E-03,
10=2.358E-04,A12=-2.026E-05,A14=9.640E-07,A16=-1.996E-08
f1=4.22mm
f2=-16.41mm
f3=-57.82mm
f4=8.91mm
f5=-23.45mm
f6=317.09mm
f7=-7.50mm
f23=-12.71mm
f45=14.46mm
f67=-7.92mm
各条件式の値を以下に示す。
f23/f1=-3.01
f2/f3=0.28
f1/f=0.78
f45/f67=-1.83
f67/f=-1.46
f4/f=1.64
f7/f=-1.38
D23/f=0.073
D34/f=0.053
このように、本数値実施例2に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。第1レンズL1の物体側の面から像面IMまでの光軸上の距離(フィルタ10は空気換算長)は6.53mmであり、撮像レンズの小型化が図られている。
図5は、数値実施例2の撮像レンズについて、像高比Hに対応する横収差を示したものであり、図6は、球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものである。図5および図6に示されるように、本数値実施例2に係る撮像レンズによっても諸収差が良好に補正される。
数値実施例3
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=6.32mm、Fno=2.6、ω=32.3°
単位 mm
面データ
面番号i r d nd νd
(物面) ∞ ∞
1*(絞り) 2.081 0.680 1.5346 56.1(=νd1)
2* 20.921 0.080
3* 70.779 0.290 1.6355 24.0(=νd2)
4* 8.233 1.201(=D23)
5* -7.147 0.343 1.6355 24.0(=νd3)
6* -10.623 0.221(=D34)
7* -6.248 0.414 1.5346 56.1(=νd4)
8* -3.507 0.047
9* 17.703 0.510 1.6355 24.0(=νd5)
10* 8.206 0.283
11* 11.066 0.677 1.5346 56.1(=νd6)
12* 8.979 0.247
13* 33.195 0.963 1.5346 56.1(=νd7)
14* 3.725 0.200
15 ∞ 0.200 1.5168 64.2
16 ∞ 0.628
(像面) ∞
非球面データ
第1面
k=0.000,A4=2.316E-03,A6=-6.966E-04,A8=-8.666E-04,
10=-8.910E-04,A12=7.588E-04,A14=-3.174E-04,A16=-3.121E-04
第2面
k=0.000,A4=-6.708E-02,A6=3.193E-02,A8=1.178E-04,
10=-3.199E-03,A12=-1.616E-03,A14=-1.742E-04,A16=3.390E-04
第3面
k=0.000,A4=-7.504E-02,A6=6.484E-02,A8=-7.363E-03,
10=-4.744E-03,A12=-6.707E-04,A14=6.906E-04,A16=3.379E-04
第4面
k=0.000,A4=-5.473E-03,A6=4.021E-02,A8=-4.702E-03,
10=-2.717E-03,A12=1.284E-03,A14=3.257E-04,A16=7.159E-05
第5面
k=0.000,A4=-3.325E-02,A6=7.261E-03,A8=4.647E-04,
10=1.109E-03,A12=2.867E-04,A14=-1.887E-05,A16=-2.570E-05
第6面
k=0.000,A4=-4.105E-02,A6=3.279E-05,A8=1.900E-03,
10=2.365E-04,A12=3.118E-05,A14=2.388E-04,A16=-2.065E-05
第7面
k=0.000,A4=-9.376E-03,A6=-1.369E-02,A8=7.969E-03,
10=-4.465E-06,A12=-3.255E-03,A14=1.808E-03,A16=-2.768E-04
第8面
k=0.000,A4=-6.996E-03,A6=1.005E-02,A8=-1.165E-03,
10=-3.518E-03,A12=2.675E-03,A14=-6.821E-04,A16=5.876E-05
第9面
k=0.000,A4=-2.105E-02,A6=2.209E-03,A8=-4.117E-03,
10=-1.343E-04,A12=8.072E-04,A14=-2.255E-04,A16=1.704E-05
第10面
k=0.000,A4=-1.872E-02,A6=-1.529E-03,A8=-4.349E-05,
10=1.085E-05,A12=1.560E-05,A14=2.371E-06,A16=-6.171E-07
第11面
k=0.000,A4=-3.607E-02,A6=1.638E-03,A8=1.660E-04,
10=1.373E-05,A12=1.855E-06,A14=2.700E-07,A16=-1.163E-07
第12面
k=0.000,A4=-1.004E-02,A6=-8.471E-04,A8=9.471E-05,
10=2.438E-06,A12=-1.674E-06,A14=-1.484E-07,A16=2.570E-08
第13面
k=0.000,A4=-2.975E-02,A6=8.262E-03,A8=-1.318E-03,
10=1.029E-04,A12=-1.209E-05,A14=1.657E-06,A16=-7.825E-08
第14面
k=0.000,A4=-4.975E-02,A6=9.427E-03,A8=-1.767E-03,
10=2.350E-04,A12=-2.032E-05,A14=9.663E-07,A16=-1.916E-08
f1=4.27mm
f2=-14.69mm
f3=-35.74mm
f4=14.21mm
f5=-24.58mm
f6=-100.39mm
f7=-7.94mm
f23=-10.26mm
f45=32.66mm
f67=-7.44mm
各条件式の値を以下に示す。
f23/f1=-2.40
f2/f3=0.41
f1/f=0.68
f45/f67=-4.39
f67/f=-1.18
f4/f=2.25
f7/f=-1.26
D23/f=0.19
D34/f=0.035
このように、本数値実施例3に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。第1レンズL1の物体側の面から像面IMまでの光軸上の距離(フィルタ10は空気換算長)は6.92mmであり、撮像レンズの小型化が図られている。
図8は、数値実施例3の撮像レンズについて、像高比Hに対応する横収差を示したものであり、図9は、球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものである。図8および図9に示されるように、本数値実施例3に係る撮像レンズによっても諸収差が良好に補正される。
数値実施例4
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=6.58mm、Fno=2.7、ω=31.3°
単位 mm
面データ
面番号i r d nd νd
(物面) ∞ ∞
1*(絞り) 2.094 0.709 1.5346 56.1(=νd1)
2* 18.265 0.091
3* 149.869 0.286 1.6355 24.0(=νd2)
4* 8.321 0.332(=D23)
5* -44.743 0.474 1.6355 24.0(=νd3)
6* 631.923 1.233(=D34)
7* -12.494 0.352 1.5346 56.1(=νd4)
8* -4.802 0.037
9* 20.999 0.510 1.6355 24.0(=νd5)
10* 8.539 0.294
11* 12.428 0.580 1.5346 56.1(=νd6)
12* 8.742 0.303
13* 22.998 0.523 1.5346 56.1(=νd7)
14* 3.749 0.200
15 ∞ 0.200 1.5168 64.2
16 ∞ 0.867
(像面) ∞
非球面データ
第1面
k=0.000,A4=-7.892E-04,A6=-1.001E-03,A8=-1.142E-03,
10=-1.165E-03,A12=6.915E-04,A14=-2.917E-04,A16=-2.805E-04
第2面
k=0.000,A4=-7.015E-02,A6=3.117E-02,A8=-4.145E-04,
10=-3.478E-03,A12=-1.637E-03,A14=-1.442E-04,A16=3.801E-04
第3面
k=0.000,A4=-7.109E-02,A6=6.425E-02,A8=-7.337E-03,
10=-4.771E-03,A12=-7.589E-04,A14=6.636E-04,A16=3.497E-04
第4面
k=0.000,A4=-1.703E-02,A6=4.106E-02,A8=-5.205E-03,
10=-2.994E-03,A12=1.503E-03,A14=5.453E-04,A16=1.614E-04
第5面
k=0.000,A4=-4.694E-02,A6=4.353E-03,A8=6.064E-04,
10=1.506E-03,A12=5.856E-04,A14=1.643E-04,A16=1.317E-04
第6面
k=0.000,A4=-3.486E-02,A6=1.909E-03,A8=2.397E-03,
10=2.932E-04,A12=-1.362E-05,A14=1.947E-04,A16=-3.844E-05
第7面
k=0.000,A4=-1.544E-02,A6=-1.150E-02,A8=7.726E-03,
10=-3.196E-04,A12=-3.360E-03,A14=1.780E-03,A16=-2.839E-04
第8面
k=0.000,A4=-9.514E-03,A6=8.817E-03,A8=-1.361E-03,
10=-3.560E-03,A12=2.668E-03,A14=-6.826E-04,A16=6.002E-05
第9面
k=0.000,A4=-1.786E-02,A6=6.056E-03,A8=-4.587E-03,
10=-2.595E-04,A12=8.166E-04,A14=-2.182E-04,A16=1.859E-05
第10面
k=0.000,A4=-1.829E-02,A6=-1.818E-03,A8=-9.221E-05,
10=9.675E-06,A12=1.590E-05,A14=2.459E-06,A16=-5.978E-07
第11面
k=0.000,A4=-3.668E-02,A6=1.601E-03,A8=1.713E-04,
10=1.451E-05,A12=1.972E-06,A14=2.845E-07,A16=-1.146E-07
第12面
k=0.000,A4=-7.337E-03,A6=-8.988E-04,A8=7.228E-05,
10=2.606E-07,A12=-1.753E-06,A14=-1.417E-07,A16=2.780E-08
第13面
k=0.000,A4=-3.009E-02,A6=8.104E-03,A8=-1.311E-03,
10=1.031E-04,A12=-1.212E-05,A14=1.653E-06,A16=-7.866E-08
第14面
k=0.000,A4=-5.724E-02,A6=9.863E-03,A8=-1.759E-03,
10=2.354E-04,A12=-2.034E-05,A14=9.676E-07,A16=-1.898E-08
f1=4.36mm
f2=-13.87mm
f3=-65.73mm
f4=14.36mm
f5=-23.01mm
f6=-58.33mm
f7=-8.46mm
f23=-11.41mm
f45=36.40mm
f67=-7.41mm
各条件式の値を以下に示す。
f23/f1=-2.62
f2/f3=0.21
f1/f=0.66
f45/f67=-4.91
f67/f=-1.13
f4/f=2.18
f7/f=-1.29
D23/f=0.050
D34/f=0.19
このように、本数値実施例4に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。第1レンズL1の物体側の面から像面IMまでの光軸上の距離(フィルタ10は空気換算長)は6.92mmであり、撮像レンズの小型化が図られている。
図11は、数値実施例4の撮像レンズについて、像高比Hに対応する横収差を示したものであり、図12は、球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものである。図11および図12に示されるように、本数値実施例4に係る撮像レンズによっても諸収差が良好に補正される。
数値実施例5
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=5.58mm、Fno=2.3、ω=35.6°
単位 mm
面データ
面番号i r d nd νd
(物面) ∞ ∞
1*(絞り) 1.975 0.875 1.5346 56.1(=νd1)
2* 21.088 0.056
3* 64.594 0.300 1.6355 24.0(=νd2)
4* 7.407 0.425(=D23)
5* -36.756 0.518 1.6355 24.0(=νd3)
6* 71.409 0.204(=D34)
7* -13.891 0.481 1.5346 56.1(=νd4)
8* -4.859 0.138
9* 12.382 0.510 1.6355 24.0(=νd5)
10* 6.912 0.224
11* 27.816 0.601 1.5346 56.1(=νd6)
12* 8.508 0.231
13* 7.135 0.995 1.5346 56.1(=νd7)
14* 3.387 0.200
15 ∞ 0.200 1.5168 64.2
16 ∞ 0.576
(像面) ∞
非球面データ
第1面
k=0.000,A4=4.278E-04,A6=-1.403E-03,A8=-4.651E-04,
10=-1.011E-03,A12=7.232E-04,A14=-2.463E-04,A16=-2.287E-04
第2面
k=0.000,A4=-6.203E-02,A6=3.291E-02,A8=-2.600E-03,
10=-4.935E-03,A12=-1.725E-03,A14=1.706E-04,A16=4.540E-04
第3面
k=0.000,A4=-6.750E-02,A6=6.133E-02,A8=-8.453E-03,
10=-5.173E-03,A12=-9.866E-04,A14=6.041E-04,A16=4.871E-04
第4面
k=0.000,A4=-1.742E-02,A6=3.662E-02,A8=-2.816E-03,
10=-2.223E-03,A12=1.767E-03,A14=6.276E-04,A16=1.073E-04
第5面
k=0.000,A4=-4.626E-02,A6=6.154E-03,A8=4.691E-03,
10=2.075E-03,A12=5.021E-04,A14=-1.188E-04,A16=-2.322E-05
第6面
k=0.000,A4=-4.184E-02,A6=4.595E-03,A8=6.699E-03,
10=3.035E-04,A12=-7.876E-05,A14=2.209E-04,A16=1.587E-05
第7面
k=0.000,A4=-3.634E-03,A6=-3.239E-03,A8=6.387E-03,
10=-2.848E-04,A12=-3.207E-03,A14=1.763E-03,A16=-2.880E-04
第8面
k=0.000,A4=1.463E-02,A6=7.468E-03,A8=-1.421E-03,
10=-3.737E-03,A12=2.610E-03,A14=-6.962E-04,A16=6.206E-05
第9面
k=0.000,A4=-1.642E-02,A6=-2.897E-03,A8=-2.927E-03,
10=-1.681E-04,A12=7.413E-04,A14=-2.229E-04,A16=2.081E-05
第10面
k=0.000,A4=-2.260E-02,A6=-1.110E-03,A8=-2.878E-05,
10=1.538E-05,A12=1.588E-05,A14=2.340E-06,A16=-6.326E-07
第11面
k=0.000,A4=-2.844E-02,A6=1.759E-03,A8=1.481E-04,
10=1.121E-05,A12=1.397E-06,A14=2.517E-07,A16=-1.012E-07
第12面
k=0.000,A4=-6.661E-03,A6=-6.014E-04,A8=-6.966E-06,
10=3.555E-06,A12=-6.631E-08,A14=-1.040E-07,A16=1.185E-08
第13面
k=0.000,A4=-3.493E-02,A6=8.293E-03,A8=-1.304E-03,
10=1.039E-04,A12=-1.200E-05,A14=1.657E-06,A16=-7.841E-08
第14面
k=0.000,A4=-4.589E-02,A6=8.687E-03,A8=-1.777E-03,
10=2.358E-04,A12=-2.035E-05,A14=9.675E-07,A16=-1.964E-08
f1=4.01mm
f2=-13.19mm
f3=-38.11mm
f4=13.72mm
f5=-25.55mm
f6=-23.18mm
f7=-13.29mm
f23=-9.70mm
f45=27.98mm
f67=-8.13mm
各条件式の値を以下に示す。
f23/f1=-2.42
f2/f3=0.35
f1/f=0.72
f45/f67=-3.44
f67/f=-1.46
f4/f=2.46
f7/f=-2.38
D23/f=0.076
D34/f=0.037
このように、本数値実施例5に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。第1レンズL1の物体側の面から像面IMまでの光軸上の距離(フィルタ10は空気換算長)は6.47mmであり、撮像レンズの小型化が図られている。
図14は、数値実施例5の撮像レンズについて、像高比Hに対応する横収差を示したものであり、図15は、球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものである。図14および図15に示されるように、本数値実施例5に係る撮像レンズによっても諸収差が良好に補正される。
数値実施例6
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=7.33mm、Fno=4.1、ω=28.6°
単位 mm
面データ
面番号i r d nd νd
(物面) ∞ ∞
1*(絞り) -44.829 0.512 1.5346 56.1(=νd1)
2* -6.136 0.020
3* 5.874 0.214 1.6355 24.0(=νd2)
4* 4.901 0.293(=D23)
5* 37.489 0.298 1.6355 24.0(=νd3)
6* 23.846 0.256(=D34)
7* 4.515 0.669 1.5346 56.1(=νd4)
8* 41.011 1.923
9* 5.751 0.510 1.6355 24.0(=νd5)
10* 5.095 0.607
11* 8.203 1.236 1.5346 56.1(=νd6)
12* 5.378 0.995
13* 36.754 0.547 1.5346 56.1(=νd7)
14* 3.631 0.200
15 ∞ 0.200 1.5168 64.2
16 ∞ 0.282
(像面) ∞
非球面データ
第1面
k=0.000,A4=-1.873E-02,A6=-1.109E-02,A8=-4.570E-03,
10=5.137E-04,A12=3.727E-03,A14=1.298E-03,A16=-1.706E-03
第2面
k=0.000,A4=-8.151E-02,A6=2.883E-02,A8=-4.255E-03,
10=-2.454E-03,A12=-6.209E-04,A14=1.801E-04,A16=1.428E-03
第3面
k=0.000,A4=-7.671E-02,A6=4.679E-02,A8=-1.249E-02,
10=-3.500E-03,A12=9.848E-04,A14=8.817E-04,A16=-2.798E-04
第4面
k=0.000,A4=-4.097E-02,A6=2.460E-02,A8=-6.438E-03,
10=-3.589E-03,A12=2.222E-04,A14=-1.119E-04,A16=2.542E-04
第5面
k=0.000,A4=-6.469E-02,A6=1.564E-02,A8=2.618E-03,
10=-8.544E-04,A12=-7.128E-04,A14=-6.448E-05,A16=2.675E-04
第6面
k=0.000,A4=-4.461E-02,A6=6.629E-04,A8=3.310E-03,
10=3.010E-04,A12=-2.561E-04,A14=4.397E-05,A16=-1.793E-07
第7面
k=0.000,A4=5.814E-03,A6=-1.035E-02,A8=4.677E-03,
10=-1.371E-04,A12=-2.909E-03,A14=1.885E-03,A16=-4.024E-04
第8面
k=0.000,A4=-7.255E-03,A6=1.787E-03,A8=-8.541E-04,
10=-3.526E-03,A12=2.579E-03,A14=-7.317E-04,A16=5.890E-05
第9面
k=0.000,A4=-2.248E-02,A6=5.783E-04,A8=-2.280E-03,
10=-4.753E-04,A12=7.297E-04,A14=-2.310E-04,A16=2.496E-05
第10面
k=0.000,A4=-1.820E-02,A6=-1.371E-03,A8=-3.740E-06,
10=2.744E-05,A12=1.287E-05,A14=2.924E-06,A16=-6.523E-07
第11面
k=0.000,A4=-2.330E-02,A6=9.404E-04,A8=1.272E-04,
10=1.381E-06,A12=8.022E-07,A14=2.478E-07,A16=-7.384E-08
第12面
k=0.000,A4=-1.368E-02,A6=-5.267E-04,A8=2.149E-05,
10=6.717E-06,A12=-9.850E-07,A14=-1.166E-07,A16=1.921E-08
第13面
k=0.000,A4=-4.044E-02,A6=8.363E-03,A8=-1.297E-03,
10=1.043E-04,A12=-1.196E-05,A14=1.664E-06,A16=-7.712E-08
第14面
k=0.000,A4=-4.735E-02,A6=8.446E-03,A8=-1.735E-03,
10=2.391E-04,A12=-2.016E-05,A14=9.641E-07,A16=-2.056E-08
f1=13.24mm
f2=-50.93mm
f3=-103.98mm
f4=9.43mm
f5=-100.75mm
f6=-34.46mm
f7=-7.58mm
f23=-34.17mm
f45=9.73mm
f67=-6.28mm
各条件式の値を以下に示す。
f23/f1=-2.58
f2/f3=0.49
f1/f=1.81
f45/f67=-1.55
f67/f=-0.86
f4/f=1.29
f7/f=-1.03
D23/f=0.040
D34/f=0.035
このように、本数値実施例6に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。第1レンズL1の物体側の面から像面IMまでの光軸上の距離(フィルタ10は空気換算長)は8.69mmであり、撮像レンズの小型化が図られている。
図17は、数値実施例6の撮像レンズについて、像高比Hに対応する横収差を示したものであり、図18は、球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものである。図17および図18に示されるように、本数値実施例6に係る撮像レンズによっても諸収差が良好に補正される。
以上説明した本実施の形態に係る撮像レンズによれば、70°以上の広い画角(2ω)を実現することができる。ちなみに上述の数値実施例1〜6に係る撮像レンズは57.2°〜72.6°の広い画角を有する。本実施の形態に係る撮像レンズによれば、従来の撮像レンズよりも広い範囲を撮影することが可能となる。
また近年では、撮像レンズを通じて得られた画像の任意の領域を画像処理によって拡大するデジタルズーム技術の進歩により、高画素の撮像素子と高解像度の撮像レンズとが組み合わせられることが多くなってきた。こうした高画素の撮像素子では各画素の受光面積が減少するため、撮影した画像が暗くなる傾向にある。これを補正するための方法として、電気回路を用いて撮像素子の受光感度を向上させる方法がある。しかしながら、受光感度が上がると画像の形成に直接寄与しないノイズ成分も増幅されてしまうため、新たにノイズ低減のための回路が必要になる。数値実施例1〜5の撮像レンズのFnoは2.2〜3.0と小さな値になっている。本実施の形態に係る撮像レンズによれば、上記電気回路等を設けなくても十分に明るい画像を得ることができる。
したがって、上記実施の形態に係る撮像レンズを携帯電話機、携帯情報端末、およびスマートフォン等の携帯機器に内蔵されるカメラや、デジタルスティルカメラ、セキュリティカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等の撮像光学系に適用した場合、当該カメラ等の高機能化と小型化の両立を図ることができる。
本発明は、携帯電話機、スマートフォン、携帯情報端末等の携帯機器に内蔵されるカメラ、デジタルスティルカメラ、セキュリティカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等の比較的小型のカメラに組み込まれる撮像レンズに適用することができる。
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
L6 第6レンズ
L7 第7レンズ
10 フィルタ

Claims (7)

  1. 物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とを配置して構成され、
    前記第1レンズ群は、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、負の屈折力を有する第3レンズとから構成され、
    前記第2レンズ群は、第4レンズおよび第5レンズから構成され、
    前記第3レンズ群は、第6レンズおよび第7レンズから構成され、
    前記第1レンズのアッベ数をνd1、前記第2レンズのアッベ数をνd2、前記第3レンズのアッベ数をνd3としたとき、
    40<νd1<75、
    20<νd2<35、
    20<νd3<35、
    を満足する撮像レンズ。
  2. 前記第4レンズは正の屈折力を有し、
    前記第5レンズは負の屈折力を有し、
    前記第4レンズのアッベ数をνd4、前記第5レンズのアッベ数をνd5としたとき、
    40<νd4<75、
    20<νd5<35、
    を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
  3. 前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第2レンズおよび前記第3レンズの合成焦点距離をf23としたとき、
    −4.0<f23/f1<−1.5
    を満足する請求項1または2に記載の撮像レンズ。
  4. 前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第3レンズの焦点距離をf3としたとき、
    0.1<f2/f3<0.6
    を満足する請求項1〜3のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
  5. レンズ系全体の焦点距離をf、前記第6レンズおよび前記第7レンズの合成焦点距離をf67としたとき、
    −1.7<f67/f<−0.5
    を満足する請求項1〜4のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
  6. 前記第4レンズは正の屈折力を有し、
    レンズ系全体の焦点距離をf、前記第4レンズの焦点距離をf4としたとき、
    1.0<f4/f<3.0
    を満足する請求項1〜5のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
  7. 前記第7レンズは負の屈折力を有し、
    レンズ系全体の焦点距離をf、前記第7レンズの焦点距離をf7としたとき、
    −4.0<f7/f<−0.8
    を満足する請求項1〜6のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
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