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JP6264170B2 - 半導体装置 - Google Patents

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JP6264170B2
JP6264170B2 JP2014084723A JP2014084723A JP6264170B2 JP 6264170 B2 JP6264170 B2 JP 6264170B2 JP 2014084723 A JP2014084723 A JP 2014084723A JP 2014084723 A JP2014084723 A JP 2014084723A JP 6264170 B2 JP6264170 B2 JP 6264170B2
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Description

本発明は、半導体装置に関する。
従来、半導体装置では、半導体の基板にドーパントが拡散されて形成された拡散層が用いられている。
拡散層と半導体装置の他の部分との間の電気的な接続として、例えば、ビア及び配線層が用いられている。
図1は、従来例の半導体装置を示す平面図である。図2は、従来例の半導体装置のA−A線断面図である。
半導体装置110は、n型の導電性を有するMOSトランジスタである。半導体装置110は、半導体の基板111と、基板111上に配置されたゲート絶縁膜(図示せず)及びゲート電極118を有する。ゲート電極118の両側の基板111の部分には、ソース/ドレイン領域112a、112bが配置される。ソース/ドレイン領域112a、112bは、n型の導電性を有するドーパントが基板111に拡散されて形成された拡散層である。
ソース/ドレイン領域112a、112bは、素子分離層120によって画成された素子領域内に配置される。素子領域は、p型の導電性を有するウエル121を備える。ソース/ドレイン領域112a、112bは、ウエル121上に配置される。
ソース/ドレイン領域112a、112bは、第1ビア113a〜113cと、第1配線層114と、第2ビア115a〜115cと、第2配線層116a、116bを介して、半導体装置の他の部分(図示せず)と電気的に接続する。
ソース/ドレイン領域112a、112b上には、X軸方向(図1参照)に間隔をあけて3つの第1ビア113a、113b、113cが並んで配置される。3つの第1ビア113a、113b、113cは、X軸方向に延びる列を形成する。
また、ソース/ドレイン領域112a、112bそれぞれの上には、3つの第1ビア113aが、X軸方向と直交するY軸方向に延びる列を形成する。同様に、ソース/ドレイン領域112a、112bそれぞれの上には、3つの第1ビア113b及び3つの第1ビア113cが、Y軸方向に延びる列を形成する。
第1配線層114は、複数の第1ビア113a〜113cの上に配置される。複数の第2ビア115a〜115cは、第1ビア113a〜113cの位置と一致するように第1配線層114上に配置される。図1に示すように、第1ビア113aは、第2ビア115aの位置と一致しているので、平面視した状態では重なっている。同様に、第1ビア113b、113cも、第2ビア115b、115cの位置と一致しているので、平面視した状態では重なっている。
第2配線層116a、116bは、複数の第2ビア115a〜115c上に配置される。図1では、他の構造を分かり易くするために、第2配線層116a、116bを鎖線で示す。
オン状態の半導体装置110では、電流は、第2配線層116bから、ソース/ドレイン領域112b及びソース/ドレイン領域112aを通過し、第2配線層116aを通って、半導体装置の他の部分(図示せず)へ流れる。
第2配線層116aは、長手方向の両端部として、第1端部E1及び第2端部E2を有しており、第2端部E2は、図示しない配線又はビアを介して、半導体装置の他の部分と電気的に接続する。ソース/ドレイン領域112aから第2配線層116aに流れた電流は、第2配線層116aの第1端部E1側から第2端部E2側に向かって流れて、半導体装置の他の部分へ移動する。
第1配線層114が配置されるのは、第1配線層114と同じ高さに基板の電位を決定するための他の配線層(図示せず)が配置されるためである。そのため、第1配線層114を用いて、ソース/ドレイン領域112a、112bを半導体装置の他の部分と電気的に接続することが困難となる。そこで、第1配線層114上に第2配線層116a、116bを配置して、第2配線層116a、116bを用いて、ソース/ドレイン領域112a、112bと半導体装置の他の部分と電気的に接続する。
特開2001−339047号公報
上述したようにソース/ドレイン領域112aから第2配線層116aに流れてきた電流は、第2配線層116aを、X軸方向に沿って、第1端部E1側から第2端部E2側に向かって流れる。ここで、ソース/ドレイン領域112aから流れてきた電流は、X軸方向に延びる列を形成する3つの第2ビア115a〜115cの内、第2端部E2側に位置する第2ビア115cに偏って流れることが分かっている。このことを、図2を参照して、以下に説明する。
ソース/ドレイン領域112bから、ゲート電極118の下方に位置するチャネル領域(図示せず)を通って流れてきた電流は、ソース/ドレイン領域112aを通過して、X軸方向に延びるように配置される3つの第1ビア113a〜113cにほぼ均等に注入される。
まず、ソース/ドレイン領域112aから、X軸方向の第1端部E1側に位置する第1ビア113aを流れる電流は、第1配線層114を介して、第2配線層116aへ向かう3つの経路を有する。3つの経路は、第2ビア115aを介して第2配線層116aを流れる経路T1と、第2ビア115bを介して第2配線層116aを流れる経路T2と、第2ビア115cを介して、第2配線層116cを流れる経路T3である。3つの経路T1〜T3の長さは同じなので、電流が受ける抵抗が同じとなるため、3つの経路T1〜T3には同じ電流が流れる。
次に、ソース/ドレイン領域112aから、X軸方向の中間に位置する第1ビア113bを流れる電流は、第1配線層114を介して、第2配線層116aへ向かう2つの経路を有する。2つの経路は、第2ビア115bを介して第2配線層116aを流れる経路T4と、第2ビア115cを介して第2配線層116aを流れる経路T5である。2つの経路T4、T5の長さは同じなので、電流が受ける抵抗が同じとなるため、2つの経路T4、T5には同じ電流が流れる。一方、第2ビア115aを通る経路の長さは、2つの経路T4、T5よりも長いので、電流が受ける抵抗が大きいため、この経路を流れる電流は無視できる。
最後に、ソース/ドレイン領域112aから、X軸方向の第2端部E2側に位置する第1ビア113cを流れる電流は、第1配線層114を介して、第2配線層116aへ向かう1つの経路を有する。この経路は、第2ビア115cを介して第2配線層116cを流れる経路T6である。第2ビア115a、115bを通る2つの経路の長さは、経路T6よりも長いので、電流が受ける抵抗が大きいため、この経路を流れる電流は無視できる。従って、第1ビア113cを流れるほとんどの電流は、第2配線層116aを介して、第2ビア115cを通って第2配線層116aに伝わる。
このような理由から、ソース/ドレイン領域112aから流れてきた電流は、X軸方向に沿って並ぶ列を形成する3つの第2ビア115a〜115cの内、第2端部E2側に位置する第2ビア115cに偏って流れることになる。
また、半導体装置の微細化が進む中、ビアの寸法の減少と共に、ビアの断面積が低減している。ビアに流すことが許される最大許容電流値は、ビアの断面積に基づいて決定され得る。最大許容電流値を超える電流がビアに流れると、エレクトロマイグレーションが生じて抵抗値が増加する等の問題が生じるおそれがある。
従って、第2端部E2側に位置する第2ビア115cに偏って電流が流れることは、エレクトロマイグレーションを第2ビア115cに引き起こすおそれがある。
本明細書では、上述した問題を解決し得る半導体装置を提供することを課題とする。
本明細書に開示する半導体装置の一形態によれば、半導体の基板と、ドーパントが上記基板に拡散されて形成された拡散層と、上記拡散層上に、所定の方向に間隔をあけて配置された複数の第1ビアと、上記所定の方向において互いに離間している複数の第1配線層であって、各第1配線層は、一又は複数の上記第1ビア上に配置される第1配線層と、複数の上記第1配線層それぞれの上に配置された第2ビアと、複数の上記第2ビア上に配置された第2配線層と、を備え、上記所定の方向は、上記第2配線層から上記拡散層へ進むか、又は上記拡散層から上記第2配線層へ来たキャリアが、上記第2配線層を移動する方向と一致している。
上述した本明細書に開示する半導体装置の一形態によれば、ビアを流れる電流を平準化できる。
本発明の目的及び効果は、特に請求項において指摘される構成要素及び組み合わせを用いることによって認識され且つ得られるだろう。
前述の一般的な説明及び後述の詳細な説明の両方は、例示的及び説明的なものであり、特許請求の範囲に記載されている本発明を制限するものではない。
従来例の半導体装置を示す平面図である。 図1のA−A線断面図である。 本明細書に開示する半導体装置の第1実施形態を示す平面図である。 図3のX1−X1線断面図である。 図3のX2−X2線断面図である。 第2ビアの電流値と第2ビアの位置との関係を示す図である。 第2ビアの電流値と基板の静電容量との関係を示す図である。 第1実施形態の半導体装置の変形例1を示す平面図である。 図8のX3−X3線断面図である。 第1実施形態の半導体装置の変形例2を示す平面図である。 図10のX4−X4線断面図である。 本明細書に開示する半導体装置の第2実施形態を示す平面図である。 図12のY1−Y1線断面図である。 図12のY2−Y2線断面図である。
以下、本明細書で開示する半導体装置の好ましい第1実施形態を、図面を参照して説明する。但し、本発明の技術範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
図3は、本明細書に開示する半導体装置の第1実施形態を示す平面図である。図4は、図3のX1−X1線断面図である。図5は、図3のX2−X2線断面図である。
本実施形態の半導体装置10は、n型の導電性を有するMOSトランジスタである。半導体装置10は、半導体の基板11と、基板11上に配置されたゲート絶縁膜17と、ゲート絶縁膜17上に配置されたゲート電極18を有する。ゲート電極18の両側には側壁が配置されていても良い。
ゲート電極18の両側の基板11の部分には、ソース/ドレイン領域12a、12bが配置される。ソース/ドレイン領域112a、112bは、n型の導電性を有するドーパントが基板11に拡散されて形成された拡散層である。
ソース/ドレイン領域12a、12bは、素子分離層20によって画成された素子領域内に配置される。素子領域は、p型の導電性を有するウエル21を備える。ソース/ドレイン領域12a、12bは、ウエル21上に配置される。
ソース/ドレイン領域12aとソース/ドレイン領域12bとの間のゲート絶縁膜17の下部分は、ソース/ドレイン領域12aとソース/ドレイン領域12bとの間でキャリアが移動するチャネル領域19である。
ゲート電極18及びソース/ドレイン領域12a、12bは、X軸方向に延びる形状を有する。ソース/ドレイン領域12a、12bは、その長手方向をゲート電極18の長手方向と一致させて、ゲート電極18と並んで配置される。
ソース/ドレイン領域12a、12bは、第1ビア13a〜13fと、第1配線層14a〜14fと、第2ビア15a〜15fと、第2配線層16a、16bを介して、半導体装置の他の部分(図示せず)と電気的に接続する。各ビア及び配線層は、図示しない絶縁層内に埋め込まれている。各ビアは、図示しない絶縁層に形成されたビアホール内に導電体が充填されて形成される。
第2配線層16aは、X軸方向の両端部として、第1端部E1及び第2端部E2を有する。第2配線層16aの第2端部E2は、図示しない配線又はビアを介して、半導体装置の他の部分と電気的に接続する。
ソース/ドレイン領域12a、12b上には、X軸方向(図3参照)に間隔をあけて6つの第1ビア13a〜13fが並んで配置される。6つの第1ビア13a〜13fは、X軸方向に延びる列を形成する。6つの第1ビア13a〜13fがX軸方向に延びる列は、ゲート電極18側から外方に向かって3つ配置される。第1ビア13a〜13fの形成材料として、例えば、タングステンを用いることができる。
また、ソース/ドレイン領域12a、12bそれぞれの上には、3つの第1ビア13aが、X軸方向と直交するY軸方向に延びる列を形成する。同様に、ソース/ドレイン領域12a、12bそれぞれの上には、他の第1ビア13b〜13fが、Y軸方向に延びる列を形成する。
3つの第1ビア13aが形成するY軸方向に延びる列は、最も第1端部E1側に位置し、3つの第1ビア13fが形成するY軸方向に延びる列は、最も第2端部E2側に位置する。3つの第1ビア13aが形成する列と3つの第1ビア13fが形成する列との間に、他の第1ビアが形成するY軸方向に延びる列が配置する。
6つの第1配線層14a〜14fは、X軸方向において互いに離間しており、電気的に絶縁している。第1配線層14aは、Y軸方向に延びる形状を有し、Y軸方向に延びる列を形成する3つの第1ビア13a上に配置される。第1配線層14aは、下に位置する3つの第1ビア13aと電気的に接続する。
同様に、他の第1配線層14b〜14fも、Y軸方向に延びる形状を有し、Y軸方向に延びる各列を形成する第1ビア13b〜13f上に配置される。第1配線層14b〜14fは、下に位置する第1ビア13b〜13fと電気的に接続する。第1配線層14a〜14fの形成材料として、例えば、銅を用いることができる。
第2ビア15aは、下に位置する第1ビア13aの位置と一致するように第1配線層14a上に配置される。同様に他の第2ビア15b〜15fも、下に位置する第1ビア13b〜13fの位置と一致するように第1配線層14a〜14f上に配置される。第2ビア15b〜15fの形成材料として、例えば、銅を用いることができる。
第2ビア15a〜15fは、全体として、X軸方向に延びる3つの列を形成し、且つ、Y軸方向に延びる6つの列を形成するように、第1配線層14a〜14f上に配置される。
図3に示すように、第1ビア13aは、第2ビア15aの位置と一致しているので、平面視した状態では重なっている。同様に、第1ビア13b〜13fも、第2ビア15b〜15fの位置と一致しているので、平面視した状態では重なっている。
第2配線層16a、16bは、X軸方向に延びる形状を有し、全ての第2ビア15a〜15fを覆うように配置される。図3では、他の構造を分かり易くするために、第2配線層16a、16bを鎖線で示す。第2配線層16a、16bは、第2ビア15a〜15fと電気的に接続する。第2配線層16a、16bの形成材料として、例えば、銅を用いることができる。
半導体装置10では、第1ビア13a〜13f及び第2ビア15a〜15fは、同じ形状及び同じ寸法を有しており、同じ断面積を有する。
半導体装置10では、X軸方向は、第2配線層16a、16bからソース/ドレイン領域12a、12bへ進むキャリアが、第2配線層16a、16bを移動する方向と一致している。また、X軸方向は、ソース/ドレイン領域12a、12bから第2配線層16a、16bへ進んだキャリアが、第2配線層16a、16bを移動する方向と一致している。即ち、X軸方向は、第2配線層16a、16bを流れる電流の向きと一致する。ここで、電流の向きは、X軸方向の正方向及び負方向の2つの方向を含む意味である。
図3に示す例のオン状態の半導体装置10では、電流は、第2配線層16bから、ソース/ドレイン領域12b及びソース/ドレイン領域12aを通過し、第2配線層16aを通って、半導体装置10の他の部分(図示せず)へ流れる。
キャリアが第2配線層16a、16bを移動する方向は、電圧差により発生する電場により、キャリアが加速される向きによって決定される。また、キャリアは、熱拡散によりランダムにも運動するので、Y軸方向に移動する場合もあるが、本明細書では、熱拡散によるキャリアの移動は、キャリアが第2配線層16a、16bを移動することには含めない。
ソース/ドレイン領域12aから流れてきた電流は、第2配線層16aの第1端部E1側から第2端部E2側に向かって流れ、半導体装置の他の部分へ移動して行く。即ち、キャリアが第2配線層16aを移動する方向は、第2配線層16aの長手方向と一致する。このことは、上述したキャリアが第2配線層16aを流れることの説明は、第2配線層16bにも適用される。
半導体装置10では、ソース/ドレイン領域12aから流れてきた電流は、X軸方向に延びる列を形成する6つの第2ビア15a〜15fを均等に流れる。このことを、図4を参照して、以下に説明する。
ソース/ドレイン領域12bから、ゲート電極18の下方に位置するチャネル領域19を通って流れてきた電流は、ソース/ドレイン領域12aを通過して、X軸方向に沿って並ぶ6つの第1ビア13a〜13fにほぼ均等に注入される。
まず、ソース/ドレイン領域12aから、X軸方向の最も第1端部E1側に位置する第1ビア13aを流れる電流は、第1配線層14aを介して、第2配線層16aへ向かう1つの経路S1を有する。この経路S1は、電流が、第1配線層14a及び第2ビア15aを介して、第2配線層16aに流れる経路である。第1配線層14aは、隣接する第1配線層14bを含めて他の第1配線層14b〜14fとは電気的に接続しないので、第1ビア13aを流れる電流が、第1配線層14a以外の他の第1配線層14b〜14fへ流れることが防止される。
同様に、ソース/ドレイン領域12aから他の第1ビア13b〜13fそれぞれを流れる電流も、第2配線層16aへ向かう1つの経路S2〜S6を有する。
第1ビア13a〜13fを流れる電流は、各第1ビア上に配置された第1配線層14a〜14fを介して、対応する第2ビア15a〜13fを流れて、第2配線層16aに移動する。
各第1ビア13a〜13fには、チャネル領域19からほぼ均等に電流が注入されるので、各経路S1〜S6を流れる電流も同じになる。
従って、半導体装置10は、各第2ビア15a〜15fに流れる電流を平準化して、第2配線層16aに流すことができるので、特定の第2ビアに電流が偏って流れることを防止できる。
上述した説明は、6つの第2ビア15a〜15fがX軸方向に延びる3つの列に対して適用される。
上述した第1配線層14a〜14f等は、リソグラフィー技術及びエッチング技術等の従来の半導体装置の製造技術を用いて形成することができる。また、第1ビア、第2ビア及び第2配線層、並びにソース/ドレイン領域等の半導体装置の他の構成要素も、従来の半導体装置の製造技術を用いて形成することができる。
次に、第2ビアの電流値について、本実施形態の半導体装置と従来例の半導体装置とを比較して、以下に説明する。
図6は、第2ビアの電流値と第2ビアの位置との関係を示す図である。
カーブC1は、本実施形態の半導体装置の第2ビアの電流値と、第2ビアの位置との関係を示している。カーブC2は、図1及び図2に示すような、従来例の半導体装置の第2ビアの電流値と、第2ビアの位置との関係を示している。
カーブC1及びカーブC2は、第2ビアがX軸方向に10個配置された半導体装置について、回路シミュレータを用いて計算した。図1及び図2に示す従来例では、3個の第2ビアがX軸方向に配置され、図3〜図5に示す本実施形態の例では、6個の第2ビアがX軸方向に配置されているが、計算に使用したモデルは、第2ビアの数が異なること以外はそれぞれと同じ構成を有している。即ち、本実施形態の第2配線層は、X軸方向において分離しており、従来例の第2配線層は、X軸方向において分離していない。
図6の横軸は、第2ビアの位置を示しており、図4に示す第2配線層16aの長手方向における最も第2端部E2側の第2ビアの位置を位置1とし、最も第1端部E1側の第2ビアの位置を位置10としている。
図6の縦軸は、第2ビアを流れる電流値を示す。各第2ビアは同じ断面積を有するので、縦軸の値は、第2ビアの電流密度に対応する。
カーブC1では、第2ビアの電流値は、第2ビアの位置によらずほぼ同じ値を示しており、第2ビアを流れる電流が平準化されている。カーブC1は、全ての第2ビアにおいて、ビアに流すことが許される最大許容電流値THよりも低い値が得られることを示している。
なお厳密には、第2端部E2側(位置1側)の第2ビアの電流値は、第1端部E1側(位置10側)よりも若干大きくなっている。これは、チャネル領域19からソース/ドレイン領域12aに注入された電流が、ソース/ドレイン領域12aを流れて、第2端部E2側(位置1側)の第1ビアには、第1端部E1側(位置10側)の第1ビアよりも大きい電流が注入されるためである。ただし、第1配線層14a〜14fの抵抗率は、ソース/ドレイン領域12aの抵抗率と比べて十分に小さいので、このソース/ドレイン領域12aを流れる電流値は小さいため、カーブC1の傾きはほぼ水平である。
一方、カーブC2では、第2ビアの電流値は、第1端部E1側(位置10側)から第2端部E2側(位置1側)側に向かって増加しており、第2端部E2側(位置1側)の複数の第2ビアの電流値は、最大許容電流値THよりも大きい値を示している。この理由につては、図1及び図2に示す従来例の半導体装置において説明した通りである。
従って、本実施形態の半導体装置は、従来例と比べて、第2ビアの電流値を平準化して、特定の第2ビアに電流が偏って流れることを防止することが分かる。
次に、第2ビアの数と基板の静電容量との関係について、以下に説明する。
半導体装置では、第2ビアの数を増加することにより、一つの第2ビアを流れる電流値を低減することができる。しかし、第2ビアの数を増加することは、第2ビアの下に位置する第1ビアの数を増加させるので、第1ビアを配置するためのソース/ドレイン領域を増大することになる。即ち、第2ビアの電流密度を低減するために第2ビアの数を増加することは、ソース/ドレイン領域を増大することになる。
基板の静電容量は、n型の導電性を有するソース/ドレイン領域と、p型の導電性を有するウエルとの間の接合容量によって決定され得る。基板の静電容量は、ソース/ドレイン領域が増加するのと共に増大する。従って、第2ビアの電流密度を低減するために、第2ビアの数を増加することは、基板の静電容量を増大させることになる。
基板の静電容量は、信号の遅延又は消費電力の増加をもたらすので、出来るだけ小さくすることが好ましい。
次に、第2ビアの電流値と基板の静電容量との関係について、本実施形態の半導体装置と従来例の半導体装置とを比較して、以下に説明する。
図7は、第2ビアの電流値と基板の静電容量との関係を示す図である。
カーブD1は、本実施形態の半導体装置の第2ビアの電流値と、基板の静電容量との関係を示している。カーブD2は、図1及び図2に示すような、従来例の半導体装置の第2ビアの電流値と、基板の静電容量との関係を示している。ここで、縦軸の第2ビアの電流値は、X軸方向に並ぶ第2ビアの内、最大の電流値を意味する。即ち、縦軸の第2ビアの電流値は、X軸方向に並ぶ第2ビアの内、最も第2端部E2側に位置する第2ビア(例えば図6の位置1に対応する)の電流値を示す。
図7は、X軸方向に延びる第2ビアの列の数を増加させて、第2ビアの電流値と基板の静電容量との関係を、回路シミュレータを用いて計算した結果である。
従来例では、カーブD2に示すように、X軸方向に延びる第2ビアの列の数を増加させて、基板の静電容量が約65fFまで増大して、はじめて、第2ビアの電流値を最大許容電流値THよりも低くできる。
一方、本実施形態では、カーブD1に示すように、基板の静電容量が約30fF程度でも、第2ビアの電流値を最大許容電流値THよりも低くすることができる。
従って、本実施形態の半導体装置は、従来例と比べて、第2ビアの電流値の同じ最大許容電流値THを得るための基板の静電容量を低減できることが分かる。
上述した本実施形態の半導体装置によれば、X軸方向に延びる複数の第2ビアを流れる電流を平準化できる。従って、第2ビアの電流密度の増加を抑制して、エレクトロマイグレーションの発生を防止できるので、半導体装置の信頼性が向上する。
上述した実施形態では、半導体装置は、n型の導電性を有するMOSトランジスタであったが、半導体装置は、p型の導電性を有するMOSトランジスタであっても良い。
次に、上述した第1実施形態の半導体装置の変形例1及び変形例2を、図面を参照して、以下に説明する。
図8は、第1実施形態の半導体装置の変形例1を示す平面図である。図9は、図8のX3−X3線断面図である。
本変型例の半導体装置10では、第1ビア13a〜13fがX軸方向に延びる一つの列を形成する。各第1ビア13a〜13fは、Y軸方向に延びるようには配置されておらず、Y軸方向に延びる列を形成されない。第1ビア13a〜13iは、第2ビア15a〜15fの位置と一致しているので、平面視した状態では重なっている。
第1ビア13aの上には、一つの第1配線層14aが配置される。第1配線層14aは、下に位置する第1ビア13aと電気的に接続する。
同様に、他の第1ビア13b〜13fそれぞれの上には、一つの第1配線層14b〜14fが配置される。第1配線層14b〜14fは、下に位置する第1ビア13b〜13fと電気的に接続する。
各第1配線層14a〜14fは、X軸方向において互いに離間しており、電気的に絶縁している。
図10は、第1実施形態の半導体装置の変形例2を示す平面図である。図11は、図10の半導体装置のX4−X4線断面図である。
本変型例の半導体装置10では、複数の第1ビア13a〜13iは、X軸方向に延びる3つ列を形成し、且つ、Y軸方向に延びる9つの列を形成するように、ソース/ドレイン領域12a、12b上に配置される。第1ビア13a〜13iは、第2ビア15a〜15fの位置と一致しているので、平面視した状態では重なっている。
具体的には、9つの第1ビア13a〜13iは、X軸方向に延びる列を形成する。本変型例の半導体装置10は、X軸方向に延びる3つの列を有する。
また、第1ビア13a〜13cは、Y軸方向に延びる3の列を形成し、第1ビア13d〜13fは、Y軸方向に延びる3つの列を形成し、第1ビア13g〜13iは、Y軸方向に延びる3つの列を形成する。
第1配線層14aは、Y軸方向に延びる3つの列を形成する複数の第1ビア13a〜13c上に配置される。第1配線層14aは、下に位置する複数の第1ビア13a〜13cと電気的に接続する。
同様に、第1配線層14bは、Y軸方向に延びる3つの列を形成する複数の第1ビア13d〜13f上に配置される。第1配線層14bは、下に位置する複数の第1ビア13d〜13fと電気的に接続する。第1配線層14cは、Y軸方向に延びる3つの列を形成する複数の第1ビア13g〜13i上に配置される。第1配線層14cは、下に位置する複数の第1ビア13g〜13iと電気的に接続する。
次に、上述した半導体装置の第2実施形態を、図12〜図14を参照しながら以下に説明する。他の実施形態について特に説明しない点については、上述の第1実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、同一の構成要素には同一の符号を付してある。
図12は、本明細書に開示する半導体装置の第2実施形態を示す平面図である。図13は、図12のY1−Y1線断面図である。図14は、図12のY2−Y2線断面図である。
本実施形態の半導体装置30は、拡散層として拡散抵抗層32を有する抵抗素子である。
第1ビアの配置
半導体装置30は、基板11と、素子分離層20と、素子分離層20によって画成された素子領域と、素子領域内に配置された拡散抵抗層32を備える。拡散抵抗層32は、基板11にドーパントが拡散されて抵抗率が調整された拡散層である。
拡散抵抗層32は、第1ビア13a〜13cと、第1配線層14a〜14cと、第2ビア15a〜15cと、第2配線層16a、16bを介して、半導体装置の他の部分(図示せず)と電気的に接続する。各ビア及び配線層は、図示しない絶縁層内に埋め込まれている。各ビアは、図示しない絶縁層に形成されたビアホール内に導電体が充填されて形成される。
第2配線層16aは、Y軸方向の両端部として、第1端部F1及び第2端部F2を有する。第2配線層16aの第2端部F2は、図示しない配線又はビアを介して、半導体装置の他の部分と電気的に接続する。
拡散抵抗層32上には、Y軸方向(図3参照)に間隔をあけて3つの第1ビア13a〜13cが並んで配置される。3つの第1ビア13a〜13cは、第1端部F1側から第2端部F2側に向かって並んでおり、Y軸方向に延びる列を形成する。3つの第1ビア13a〜13cがY軸方向に延びる列は、X軸方向に並べて6つ配置される。
また、拡散抵抗層32上には、6つの第1ビア13aが、Y軸方向と直交するX軸方向に延びる列を形成する。同様に、拡散抵抗層32上には、他の第1ビア13b〜13cが、X軸方向に延びる列を形成する。
6つの第1ビア13aが形成するX軸方向に延びる列は、第1端部F1側に位置し、6つの第1ビア13cが形成するX軸方向に延びる列は、第2端部F2側に位置し、6つの第1ビア13bが形成するX軸方向に延びる列は、中間に位置する。
3つの第1配線層14a〜14cは、Y軸方向において互いに離間しており、電気的に絶縁している。第1配線層14aは、X軸方向に延びる形状を有し、X軸方向に延びる列を形成する3つの第1ビア13a上に配置される。第1配線層14aは、下に位置する3つの第1ビア13aと電気的に接続する。
同様に、他の第1配線層14b、14cも、X軸方向に延びる形状を有し、X軸方向に延びる各列を形成する第1ビア13b、13c上に配置される。第1配線層14b、14cは、下に位置する第1ビア13b、13cと電気的に接続する。
第2ビア15aは、下に位置する第1ビア13aの位置と一致するように第1配線層14a上に配置される。同様に他の第2ビア15b、15cも、下に位置する第1ビア13b、13cの位置と一致するように第1配線層14a、14c上に配置される。
第2ビア15a〜15cは、全体として、X軸方向に延びる3つの列を形成し、且つ、Y軸方向に延びる6つの列を形成するように、第1配線層14a〜14上に配置される。
図12に示すように、第1ビア13aは、第2ビア15aの位置と一致しているので、平面視した状態では重なっている。同様に、第1ビア13b、13cも、第2ビア15b、15cの位置と一致しているので、平面視した状態では重なっている。
第2配線層16a、16bは、全ての第2ビア15a〜15cを覆うように配置される。第2配線層16a、16bは、第2ビア15a〜15cと電気的に接続する。図12では、他の構造を分かり易くするために、第2配線層16a、16bを鎖線で示す。
半導体装置30では、第1ビア13a〜13c及び第2ビア15a〜15cは、同じ形状及び同じ寸法を有しており、同じ断面積を有する。
半導体装置30では、Y軸方向は、第2配線層16a、16bから拡散抵抗層32へ進むキャリアが、第2配線層16a、16bを移動する方向と一致している。また、Y軸方向は、拡散抵抗層32から第2配線層16a、16bへ進んだキャリアが、第2配線層16a、16bを移動する方向と一致している。即ち、Y軸方向は、第2配線層16a、16bを流れる電流の向きと一致している。ここで、電流の向きは、Y軸方向の正方向及び負方向の2つの方向を含む意味である。
図12〜図14に示す例の半導体装置30では、電流は、第2配線層16bから、拡散抵抗層32を通過し、第2配線層16aを通って、半導体装置30の他の部分(図示せず)へ流れる。
キャリアが第2配線層16a、16bを移動する方向は、電圧差により発生する電場により、キャリアが加速される向きによって決定される。また、キャリアは、熱拡散によりランダムに運動するので、X軸方向に移動する場合もあるが、本明細書では、熱拡散によるキャリアの移動は、キャリアが第2配線層16a、16bを移動することには含めない。
拡散抵抗層32から流れてきた電流は、第2配線層16aの第1端部E1側から第2端部E2側に向かって流れて、半導体装置の他の部分へ移動して行く。上述したキャリアが第2配線層16aを流れることの説明は、第2配線層16bにも適用される。
半導体装置10では、拡散抵抗層32から流れてきた電流は、Y軸方向に延びる列を形成する3つの第2ビア15a〜15cを均等に流れる。この理由は、上述した第1実施形態と同様である。
上述した本実施形態の半導体装置によれば、Y軸方向に延びる複数の第2ビアを流れる電流を平準化できる。従って、第2ビアの電流密度の増加を抑制して、エレクトロマイグレーションの発生を防止するので、半導体装置の信頼性が向上する。
本発明では、上述した実施形態の半導体装置は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。また、一の実施形態が有する構成要件は、他の実施形態にも適宜適用することができる。
上述した実施形態では、半導体装置は、MOSトランジスタ又は抵抗素子であり、拡散層は、ソース/ドレイン領域又は拡散抵抗層であったが、半導体装置及び拡散層は、他の形態であっても良い。例えば、半導体装置がインダクタ(コイル)やキャパシタ(コンデンサ)であり、拡散層が金属であっても良い。
ここで述べられた全ての例及び条件付きの言葉は、読者が、発明者によって寄与された発明及び概念を技術を深めて理解することを助けるための教育的な目的を意図する。ここで述べられた全ての例及び条件付きの言葉は、そのような具体的に述べられた例及び条件に限定されることなく解釈されるべきである。また、明細書のそのような例示の機構は、本発明の優越性及び劣等性を示すこととは関係しない。本発明の実施形態は詳細に説明されているが、その様々な変更、置き換え又は修正が本発明の精神及び範囲を逸脱しない限り行われ得ることが理解されるべきである。
10 半導体装置
11 基板
12a、12b ソース/ドレイン領域(拡散層)
13a〜13f 第1ビア
14a〜14f 第1配線層
15a〜15f 第2ビア
16a、16b 第2配線層
17 ゲート絶縁膜
18 ゲート電極
19 チャネル領域
20 素子分離層
21 ウエル
30 半導体装置
32 拡散抵抗層(拡散層)
T1〜T6 経路
S1〜S6 経路

Claims (4)

  1. 半導体の基板と、
    ドーパントが前記基板に拡散されて形成された拡散層と、
    前記拡散層上に、所定の方向に間隔をあけて配置された複数の第1ビアと、
    前記所定の方向において互いに離間している複数の第1配線層であって、各第1配線層は、一又は複数の前記第1ビア上に配置される第1配線層と、
    複数の前記第1配線層それぞれの上に配置された第2ビアと、
    複数の前記第2ビア上に配置された第2配線層と、
    を備え、
    前記所定の方向は、前記第2配線層から前記拡散層へ進むか、又は前記拡散層から前記第2配線層へ進んだキャリアが、前記第2配線層を移動する方向と一致しており、
    複数の前記第1ビアは、前記所定の方向に延びる複数の第1の列を形成し、且つ、前記所定の方向と交差する方向に延びる複数の第2の列を形成するように、前記拡散層上に配置され、
    一の前記第1配線層は、一の前記第2の列を形成する複数の前記第1ビア上にのみ配置される半導体装置。
  2. 前記第2ビアは、下に位置する前記第1ビアの位置と一致するように前記第1配線層上に配置される請求項に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体装置は、トランジスタであり、
    前記拡散層は、ソース/ドレイン領域である請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記半導体装置は、抵抗素子であり、
    前記拡散層は、抵抗層である請求項1〜3の何れか一項に記載の半導体装置。
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