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JP6260273B2 - 情報処理システム、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

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JP6260273B2 JP2013273073A JP2013273073A JP6260273B2 JP 6260273 B2 JP6260273 B2 JP 6260273B2 JP 2013273073 A JP2013273073 A JP 2013273073A JP 2013273073 A JP2013273073 A JP 2013273073A JP 6260273 B2 JP6260273 B2 JP 6260273B2
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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
今日において広く普及している、いわゆるスマートフォンおよびタブレット型端末等の情報処理端末は、ユーザが任意にアプリケーションプログラムをインストールして、機能拡張等を図ることができる。また、情報処理端末は、GUI(Graphical User Interface)により、表現豊かな表示が可能であると共に、タッチパネルによる優れた操作性を備えている。
ここで、特許文献1(特許第4842171号公報)には、携帯端末の各機種固有に特化された仕様まで含むエミュレーション機能を実現するエミュレータシステムが開示されている。このエミュレータシステムの場合、パーソナルコンピュータ装置が、エミュレート部として機能すると共に、記憶手段に、複数の機種情報ファイルを格納する。機種情報ファイルには、それぞれ異なる特定の携帯端末機種の仕様を表す情報が格納されている。操作者が、パーソナルコンピュータ装置のエミュレート部に対して、いずれかの機種情報ファイルを指定すると、エミュレート部は、指定された機種情報ファイルを参照し、操作者の指定に対応する仕様のエミュレーション機能を提供する。
しかし、特許文献1に開示されている技術を含め、従来のエミュレータシステムは、操作部と機器本体とが一体化した機器に対するアプリケーションプログラム等の動作検証を行うことを前提として提供されている。このため、操作部と機器本体とが別体とされており、なおかつ、一つの操作部が複数種類の機器本体に対応可能な機器構成とした場合、操作部と各種機器本体との多数の組み合わせが存在することから、エミュレータによる動作検証が困難となる問題があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、様々な機器構成に対応した動作検証を可能とする情報処理システム、情報処理方法、および情報処理プログラムの提供を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1の情報処理部と、第2の情報処理部と、第1の情報処理部を操作部として擬似的に動作させる操作部データを第1の記憶部に記憶する操作部データ記憶制御部と、第1の記憶部に記憶されている操作部データで、第1の情報処理部を擬似的に操作部として動作させる第1のエミュレート部と、第2の情報処理部を、検証対象となる機器として擬似的に動作させる、複数機種分の機種データを第2の記憶部に記憶する機種データ記憶制御部と、第2の記憶部に機種データが記憶されている複数の機器のうち、検証対象となる機器を選択する選択部と、選択部で選択された機器の機種データで、第2の情報処理部を擬似的に、選択された機器として動作させる第2のエミュレート部と、第1のエミュレート部により操作部として動作される第1の情報処理部と、第2のエミュレート部により機器として動作される第2の情報処理部との動作検証を行うアプリケーションプログラムを実行するアプリケーション部とを備える。
本発明によれば、様々な機器構成に対応した動作検証が可能となる効果を奏する。
図1は、実施の形態の動作検証システムのシステム構成を示す図である。 図2は、実施の形態の動作検証システムの第1情報処理部の機能ブロック図である。 図3は、実施の形態の動作検証システムの第2情報処理部の機能ブロック図である。 図4は、第1の実施の形態の動作検証システムの変形例を説明するための図である。 図5は、第1の実施の形態の動作検証システムで用いられる操作部データの一例を示す図である。 図6は、第1の実施の形態の動作検証システムで用いられる機種データの一例を示す図である。 図7は、第1の実施の形態の動作検証システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図8は、第1の実施の形態の動作検証システムの機種選択動作を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る情報処理システム、情報処理方法、および情報処理プログラムを適用した実施の形態となる動作検証システムの説明をする。なお、動作検証を行うプログラムは、「エミュレータ」または「シミュレータ」と呼ばれることもある。
(概要)
まず、実施の形態の動作検証システムの概要を説明する。今日において、いわゆるスマートフォンおよびタブレット型端末等の情報処理端末が、広く普及している。情報処理端末を、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)等の機器の操作部として機能させる場合、例えば機器本体で動作する各種アプリケーションプログラムの操作画面を情報処理端末に表示して、機器本体を操作することが可能となる。
このような操作部(この例の場合、情報処理端末)が、機器本体と別体とされた新たな機器構成では、操作部が例えば一つ(操作部が複数でもよい)であるのに対して、機器本体は、例えばMFPとLP(レーザプリンタ装置)、または、モノクロ機とカラー機等のように、スペックおよび機能が異なる複数の機種の機器本体が存在する。
一方、各機器のアプリケーションプログラムを開発する開発ベンダにおいて、上述の新たな機器構成に対応したアプリケーションプログラムを開発する場合、機種毎の違いを意識して操作部向けのアプリケーションプログラムを開発することが必要となる。この際、高価なMFP等の機器を購入して、開発したアプリケーションプログラムの動作検証を行うことは非現実的である。このため、通常、エミュレータ(シミュレータ)による動作検証が行われる。
しかし、今日において知られているMFP等の機器は、操作部と画像処理部とが一体化された構成であるため、エミュレータとしても、操作部と画像処理部とが一体化された機器用のエミュレータが提供されている。操作部と機器本体とが別体とされた新たな機器構成に対応して開発したアプリケーションプログラムを、操作部と画像処理部とが一体化された機器構成用のエミュレータを用いて動作検証することは困難である。
このようなことから、実施の形態の動作検証システムは、操作部のエミュレータと画像処理部(機種依存部)のエミュレータとを別々のエミュレータに分離し、操作部から画像処理部のエミュレータを切り替えて利用できるようにした。これにより、操作部と機器本体とが別体とされており、一つの操作部で複数種類の機器本体の操作に対応する新たな機器構成に対応して開発したアプリケーションプログラムの動作を、操作部と様々な機種の機器本体との組み合わせ毎に、それぞれ対応するエミュレータを用いて検証することができる。
(実施の形態の構成)
図1に、実施の形態の動作検証システムのシステム構成図を示す。この図1に示すように、実施の形態の動作検証システムは、第1情報処理装置1および第2情報処理装置2を有している。第1情報処理装置1および第2情報処理装置2は、有線または無線で相互に通信可能となっている。また、第1情報処理装置1には、操作部用のエミュレータが記憶されている。このため、第1情報処理装置1は、擬似的な操作部として動作する。これに対して、第2情報処理装置2には、画像形成装置用のエミュレータが記憶されている。このため、第2情報処理装置2は、擬似的に、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)等の画像形成装置として動作する。
第1情報処理装置1および第2情報処理装置2は、一般的なパーソナルコンピュータ装置と同じハードウェア構成を有している。すなわち、各情報処理装置1,2は、全体の動作を制御するCPUを有している。CPUは、「Central Processing Unit」の略記である。また、各情報処理装置1,2は、OS、各種アプリケーションプログラム、およびエミュレータ等が記憶されるHDD,RAM,ROM等の記憶部を有している。OSは、「Operating System」の略記である。HDDは、「Hard Disk Drive」の略記である。RAMは、「Random Access Memory」の略記である。ROMは、「Read Only Memory」の略記である。また、各情報処理装置1,2は、キーボードおよびマウス装置等の入力デバイス等が接続される入出力インターフェイスを有している。また、各情報処理装置1,2は、互いを有線接続するための通信インターフェイスを有している。
なお、第1情報処理装置1および第2情報処理装置2としては、パーソナルコンピュータ装置以外であっても、スマートフォンまたはタブレット型端末等の情報処理端末を用いることができる。特に、図1に示す例において、操作部として擬似的に動作させる第1情報処理装置1として、スマートフォンまたはタブレット型端末等の情報処理端末を用いることで、本体から分離された操作部の操作感を操作者に与えることができる。また、図1に示す例では、2台の情報処理装置1,2を用いたが、1台の情報処理装置に、操作部用のエミュレータおよび画像処理装置用のエミュレータの両方を記憶させ、各エミュレータ同士が同一端末装置内で相互に通信する構成としてもよい。
図2は、擬似的な操作部として動作する第1情報処理装置1の機能ブロック図である。この図2に示すように、第1情報処理装置1は、第1情報処理部10、アプリケーション部(AP部)11、操作部の公開API部12、および操作UIエミュレート部13を有している。APIは、「Application Programming Interface」の略記である。UIは、「User Interface」の略記である。また、第1情報処理装置1は、通信部14、操作部データ記憶制御部15、および選択部17を有している。エミュレート部13は、第1のエミュレート部の一例である。
第1情報処理部10は、第1の情報処理部の一例である。第1情報処理部10は、操作UIエミュレート部13により擬似的な操作部として制御される、第1情報処理装置1の機能である。AP部11は、開発により、検証を行うアプリケーションプログラム(例えば、SDK(Software Development Kit)アプリケーションプログラム)の機能である。実施の形態の動作検証システムの場合、例えばベンダにより開発されたアプリケーションプログラムは、このように操作部側(=第1情報処理装置1側)に記憶される。AP部11は、ネットワーク経由で、擬似的な画像形成装置を形成する第2情報処理装置2の公開API部(図3の符号22のブロック)にアクセスする。
公開API部12は、操作部および機器本体のメーカ側で公開しているAPIにより提供される機能である。操作UIエミュレート部13は、操作部を擬似的に実現するエミュレート機能である。通信部14は、第2情報処理装置2のエミュレータ(図3の画像形成エミュレート部23)と通信を行う機能である。操作部データ記憶制御部15は、一つまたは複数の操作部用の操作部データを第1記憶部16に記憶する。第1記憶部16に記憶されている操作部データは、実機となる操作部にインストールされている操作部データと同じ操作部データである。
操作UIエミュレート部13は、第1記憶部16に記憶されている操作部データを用いて、第1の情報処理部10を介してエミュレーション動作を実行することで、第1情報処理装置1を擬似的な操作部として機能させる。通信部14は、ネットワーク経由(httpまたはhttps等)で、第2情報処理装置2のエミュレータと通信を行う。選択部17は、第2情報処理装置2の第2記憶部(図3の符号26のブロック)に記憶されている複数の機器の機種データのうち、検証対象となる機器の機種データを選択(=機器を選択)する。
なお、図2に示す各部11〜15は、全てソフトウェアで実現してもよいし、一部をソフトウェアで実現し、残りをハードウェアで実現してもよい。また、各部11〜15(または一部)をソフトウェアで実現する場合、例えばCD、DVD、または半導体メモリ等の記憶媒体に記憶して配布してもよいし、例えばメーカ側のサーバ装置等から、ベンダ等がダウンロードするかたちで配布してもよい。
図5に、第1記憶部16に記憶されている操作部データの一例を示す。操作部データは、第1情報処理装置1を操作部として機能させるための基本情報を有している。具体的には、図5に示す例の場合、「1024ドット×600ドット」等の操作部の画面サイズ、「xxxxxx.img」等の背景画像のファイル名、「タッチ型」等の操作面(スクリーン)の形態、「qwerty2」等のキーボードの形態、音入力設定「ON/OFF」、音出力設定「ON/OFF」・・・等の各種情報を有している。ベンダにより開発されたアプリケーションプログラムの動作検証時(エミュレート時)には、動作検証に必要となるデータだけがエミュレート用にカスタマイズされ用いられる。
図3は、擬似的な画像形成装置として動作する第2情報処理装置2の機能ブロック図である。この図3に示すように、第2情報処理装置2は、第2情報処理部20、通信部21、画像形成装置の公開API部22、画像形成エミュレート部23、設定UI部24、および機種データ記憶制御部25を有している。第2情報処理部20は、第2の情報処理部20の一例である。第2情報処理部20は、画像形成エミュレート部23により擬似的な画像形成装置として制御される、第2情報処理装置2の機能である。通信部21は、第1情報処理装置1の操作UIエミュレート部13と通信を行う機能である。公開API部22は、画像形成装置のメーカ側で公開しているAPIにより提供される機能である。
画像形成エミュレート部23は、第2のエミュレート部の一例であり、画像形成装置を第2情報処理装置2側で擬似的に実現するエミュレート機能である。機種データ記憶制御部25は、画像形成装置の各機種の機種データを第2記憶部26に記憶する。第2記憶部26に記憶されている機種データは、実機となる各機種の画像形成装置にインストールされている機種データと同じ機種データである。設定UI部24は、擬似的に操作部として動作する第1情報処理部1を介して操作者から指定された機種(操作者により指定された動作検証の対象となる機種)を画像形成エミュレート部23に設定する。また、操作者は、指定した画像形成装置の用紙サイズ,トナー,カバーオープン等の動作条件を、操作部を介して指定可能となっている。設定UI部24は、操作者により設定された動作条件を、画像形成エミュレート部23に設定する。画像形成エミュレート部23は、第2記憶部26に記憶されている、設定された機種(=操作者が操作部を介して選択した機種)の機種データを用い、第2情報処理部20を介してエミュレーション動作を実行する。これにより、画像形成エミュレート部23は、第2の情報処理装置2を、操作者により選択された擬似的な画像形成装置として機能させる。
なお、図3に示す各部21〜25は、全てソフトウェアで実現してもよいし、一部をソフトウェアで実現し、残りをハードウェアで実現してもよい。また、各部21〜25(または一部)をソフトウェアで実現する場合、例えばCD、DVD、または半導体メモリ等の記憶媒体に記憶して配布してもよいし、例えばメーカ側のサーバ装置等から、ベンダ等がダウンロードするかたちで配布してもよい。
図6に、第2記憶部26に記憶されている機種データの一例を示す。機種データは、第2情報処理装置2を画像形成装置として機能させるための、機種毎の機器構成およびデフォルト設定値等で構成されている。具体的には、図6に示す例の場合、機種名、スキャナ機能の有無を示す情報、プロッタ機能の有無を示す情報、スキャン機能および印刷機能のカラー対応(カラー種別:フルカラー)、スキャン機能および印刷機能の基本解像度(デフォルトの解像度)・・・等の各種情報を有している。ベンダにより開発されたアプリケーションプログラムの動作検証時(エミュレート時)には、動作検証に必要となるデータだけがエミュレート用にカスタマイズされ用いられる。
ここで、画像形成装置を擬似的に実現する第2情報処理装置2は、記憶部に各機種の機種データを記憶しておくこととした。しかし、ベンダ側(=第2の情報処理装置2側)で、多数の機種データを保存しておき管理するのは、管理負担が大きくなる。例えば、ベンダ側において、新しい機種データのエミュレートによる動作検証、および古い機種データのエミュレートによる動作検証の両方を行いたい場合がある。このような場合、新旧、2つの機種データを保存して管理する必要がある。そして、新旧、2つの機種データを多数の機種分保存して管理することとなると、ベンダ側の管理負担が大きくなる。
このような不都合を防止するために、各機種の機種データを、図4に示すように所定のネットワーク上のサーバ装置またはクラウドに記憶しておく。そして、画像形成装置を擬似的に実現する第2情報処理装置2が、サーバ装置またはクラウドからネットワーク経由でダウンロードして用いてもよい。
これにより、ベンダ側の機種データの管理負担を軽減できる。また、ベンダ側で、管理する機種データが多くなり、動作検証に用いている機種データが分からなくなる不都合を防止できる。また、機種データを配信しているメーカ側でも、配信の際に、注意事項等、最新の情報を付加して配信できる。
次に、図7のフローチャートを用いて、実施の形態の動作検証システムにおける動作検証の流れを説明する。まず、操作者(動作検証を行う者)は、ベンダ側で開発したアプリケーションプログラム(これから動作検証を行うアプリケーションプログラム)を、擬似的な操作部となる第1情報処理装置1に記憶する。上述のように、図2に示すAP部11が、これから動作検証を行うアプリケーションプログラムで提供される機能である。次に、操作者は、動作検証開始を指定操作する。これにより、図7のフローチャートのステップS1から処理が開始される。
ステップS1では、第1情報処理装置1の選択部17が、図8の(a)の符号を付した図に示す、機種選択用のダイアログボックスを表示部に表示制御する。なお、この例の場合、「表示部」は、第1情報処理装置1がパーソナルコンピュータ装置である場合は、パーソナルコンピュータ装置に接続されているモニタ装置となる。また、第1情報処理装置1がスマートフォンまたはタブレット型端末等の情報処理端末である場合、「表示部」は、第1情報処理装置1と一体的に形成された表示部となる。
機種選択用のダイアログボックスは、開発したアプリケーションプログラムの検証を行う機種を選択するためのプルダウンメニュー31を備えている。また、ダイアログボックスは、プルダウンメニュー31で選択した機種を用いること(決定)を指示するためのOKボタン32と、機種選択操作のキャンセルを指示するための(機器の選択を取り消すための)キャンセルボタン33とを備えている。なお、ここで言う「機種選択操作のキャンセル」とは、機種選択のみをキャンセルし、アプリケーションプログラムの動作検証は継続して行うことを意味している。詳しくは、後述する。
プルダウンメニュー31は、表示直後において、例えば図8に示す「第1機種」等のように、デフォルトとなる機種が選択されて表示される。操作者は、所望の機種を選択する場合、図8の(a)の符号を付した図に黒色で下向きの三角形で示すアイコンを操作する。この操作を検出すると、選択部17は、図8の(b)の符号を付した図に示すように、他の機種の機種名等の一覧を表示部に表示する。操作者は、例えばポイント操作により所望の機種を選択する。選択部17は、現在、選択中の機種の機種名に、例えばアンダーラインを表示する。なお、図8(b)の符号を付した図に示す例は、現在、「第3機種」が選択中であることを示している。
操作者は、一覧表示される各機種の機種名の中から所望の機種名をポイント操作で選択し、決定操作を行う。この決定操作を検出すると、選択部17は、選択された機種名のみを、図8の(a)の符号を付した図に示すようにプルダウンメニュー31に表示する。操作者は、プルダウンメニュー31に表示されている機種で、アプリケーションプログラムの動作検証を行う場合は、OKボタン32を操作する。また、操作者は、機種を特定せずに、各機種に共通する動作条件で動作検証を行う場合は、キャンセルボタン33を操作する(キャンセル操作)。
ステップS2では、選択部17が、キャンセルボタン33が操作されたか否かを判別する。選択部17がキャンセルボタン33の操作を検出しない場合(ステップS2:No)、処理はステップS3に進む。また、画像形成エミュレート部23がキャンセルボタン33の操作を検出した場合(ステップS2:Yes)、処理はステップS4に進む。
キャンセルボタン33の操作を検出しない場合とは、OKボタン32の操作を検出した場合である。この場合、処理がステップS3に進み、操作UIエミュレート部13が、通信部14を介して第2情報処理装置2の画像形成エミュレート部23と通信を行う。そして、操作UIエミュレート部13は、操作者に選択された機種の機種データの読み込み、および、動作条件の初期化(動作条件を全て初期値(デフォルト値に設定する)を指定する。第2情報処理装置2の画像形成エミュレート部23は、機種データ記憶制御部25を介して、操作者により選択された機種の機種データを第2記憶部26から読み込み、動作条件を全て初期化する。
これにより、第2の情報処理装置2は、操作者により選択された機種の画像形成装置として擬似的に動作することが可能となる。そして、第2情報処理装置2は、操作部となる第1情報処理装置1と通信を行いながら、第1情報処理装置1側に記憶されたアプリケーションプログラムの処理を実行する。これにより、ベンダ側が希望する機種の画像形成装置を対象として、ベンダ側で開発したアプリケーションプログラムの動作検証を行うことができる。
なお、動作条件の初期化が完了するまでの間に、第1情報処理装置1から第2情報処理装置2にアクセスすると、第2情報処理装置2は、初期化が完了していないため、第1情報処理装置1に対して、エミュレータは利用できない旨のエラー通知を行う。
これに対して、選択部17が、キャンセルボタン33の操作を検出することで、処理がステップS4に進むと、互いの通信部14,21を介して、第1情報処理装置1の操作UIエミュレート部13と、第2情報処理装置2の画像形成エミュレート部23とが通信を行う。操作UIエミュレート部13は、各機種に共通する動作条件で動作検証を行うための共通データの読み込み、および、動作条件の初期化(動作条件を全て初期値(デフォルト値に設定する)を指定する。第2情報処理装置2の画像形成エミュレート部23は、機種データ記憶制御部25を介して、各機種の共通データを第2記憶部26から読み込み、動作条件を全て初期化する。
これにより、第2の情報処理装置2は、擬似的に各機種の画像形成装置の共通する動作を行うことが可能となる。そして、第2情報処理装置2は、操作部となる第1情報処理装置1と通信を行いながら、第1情報処理装置1側に記憶されたアプリケーションプログラムの処理を実行する。これにより、各機種に共通する動作条件で、ベンダ側で開発したアプリケーションプログラムの動作検証を行うことができる。
なお、動作条件の初期化が完了するまでの間に、第1情報処理装置1から第2情報処理装置2にアクセスすると、第2情報処理装置2は、初期化が完了していないため、第1情報処理装置1に対して、エミュレータは利用できない旨のエラー通知を行う。
以上の説明から明らかなように、実施の形態の動作検証システムは、操作部をエミュレーションする第1情報処理装置1と、画像形成装置(画像処理部)をエミュレーションする第2情報処理装置2とを、有線接続または無線接続する。第1情報処理装置1には、擬似的に操作部として動作させるための操作部データ、および動作検証を行うアプリケーションプログラムを記憶する。第2情報処理装置2には、異なる画像形成装置の機種固有情報(各機種の機種データ)を記憶する。そして、擬似的に操作部と機能させる第1情報処理装置1側で検証対象となる機種を選択して第2の情報処理装置2側に設定する。これにより、第2の情報処理装置2は、選択された機種の画像形成装置として擬似的に機能する。操作者は、擬似的に操作部として機能している第1情報処理装置1を操作して、擬似的に画像形成装置として機能している第2情報処理装置2と通信を行いながら、開発したアプリケーションプログラムの動作検証を行う。
このような実施の形態の動作検証システムは、操作部と各機種の機器本体との組み合わせ毎に、それぞれ対応するエミュレータを選択して(エミュレータを切り替えて)検証できる。このため、操作部と機器本体とが別体とされ、一つの操作部で複数種類の機器本体の操作に対応する新たな機器構成に対応して開発したアプリケーションプログラムの動作を、簡単に検証できる。
また、機種データを、クラウド等からネットワークを介して取得可能としている。このため、ベンダ側で多くの機種データを管理する負担を軽減できる。また、ベンダ側で、管理する機種データが多くなり、動作検証に用いている機種データが分からなくなる不都合を防止できる。また、機種データを配信しているメーカ側でも、配信の際に、注意事項等、最新の情報を付加して配信できる。
上述の実施の形態は、例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことも可能である。実施の形態および実施の形態の変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 第1情報処理部
2 第2情報処理部
10 第1情報処理部
11 AP部
12 公開API部
13 操作UIエミュレート部
14 通信部
15 操作部データ記憶制御部
16 第1記憶部
17 選択部
20 第2情報処理部
21 通信部
22 公開API部
23 画像形成エミュレート部
24 設定UI部
25 機種データ記憶制御部
26 第2記憶部
31 プルダウンメニュー
32 OKボタン
33 キャンセルボタン
特許第4842171号公報

Claims (6)

  1. 第1の情報処理部と、
    第2の情報処理部と、
    前記第1の情報処理部を操作部として擬似的に動作させる操作部データを第1の記憶部に記憶する操作部データ記憶制御部と、
    前記第1の記憶部に記憶されている操作部データで、前記第1の情報処理部を擬似的に操作部として動作させる第1のエミュレート部と、
    前記第2の情報処理部を、検証対象となる機器として擬似的に動作させる、複数機種分の機種データを第2の記憶部に記憶する機種データ記憶制御部と、
    前記第2の記憶部に機種データが記憶されている複数の機器のうち、検証対象となる機器を選択する選択部と、
    前記選択部で選択された機器の機種データで、前記第2の情報処理部を擬似的に、選択された機器として動作させる第2のエミュレート部と、
    前記第1のエミュレート部により前記操作部として動作される前記第1の情報処理部と、前記第2のエミュレート部により前記機器として動作される前記第2の情報処理部との動作検証を行うアプリケーションプログラムを実行するアプリケーション部と
    を備える情報処理システム。
  2. 前記選択部で前記機器の選択を取り消すためのキャンセル操作がされた場合、前記第2のエミュレート部は、前記第2の記憶部に記憶されている機種データのうち、各機種共通のデータで前記第2の情報処理部を動作させること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第2のエミュレート部は、動作条件の初期化中に前記第1のエミュレート部からアクセスされた場合、第1のエミュレート部に対してエラー通知を行うこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記機種データ記憶制御部は、少なくとも前記機種データを、ネットワーク上のサーバ装置またはクラウドから取得すること
    を特徴とする請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の情報処理システム。
  5. 第1のエミュレート部が、操作部データ記憶制御部で第1の記憶部に記憶された操作部データで、第1の情報処理部を擬似的に操作部として動作させる第1のエミュレートステップと、
    選択部が、検証対象となる機器を選択する選択ステップと、
    第2のエミュレート部が、機種データ記憶制御部で第2の記憶部に記憶された、検証対象となる機器として擬似的に動作させるための複数機種分の機種データのうち、前記選択部で選択された機器の機種データで、第2の情報処理部を擬似的に、選択された前記機器として動作させる第2のエミュレートステップと、
    アプリケーション部が、アプリケーションプログラムを実行し、前記第1のエミュレート部により前記操作部として動作される前記第1の情報処理部と、前記第2のエミュレート部により前記機器として動作される前記第2の情報処理部との動作検証を行う動作検証ステップと
    を備える情報処理方法。
  6. コンピュータを、請求項1〜請求項4のうち、いずれか一項に記載の情報処理システムとして機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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