JP6259386B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
本発明は、オス端子の保持を行うアライニングプレートを有するコネクタに関する。
この種の従来のコネクタとして、特許文献1に記載されたものがある。このコネクタ100は、図29に示すように、オス側コネクタハウジング101のコネクタ嵌合室102にオス端子103が配置されたオス側コネクタ部104と、コネクタ嵌合室102内に配置され、オス端子103を保持する端子保持位置からコネクタ嵌合室102の奥側の退避位置に移動自在に配置されたアライニングプレート110と、コネクタ嵌合室102に嵌合可能なメス側コネクタハウジング120を有し、メス側コネクタハウジング120にメス端子(図示せず)が配置されたメス側コネクタ部121とを備えている。
オス側コネクタハウジング101には、アライニングプレート110を端子保持位置(実線の位置)に保持するプレート保持アーム105が複数箇所に設けられている。アライニングプレート110には、各オス端子103の適正な位置に端子挿通孔(図示せず)がそれぞれ設けられている。アライニングプレート110は、各オス端子103を適正な位置に保持し、整列させている。
この従来例では、メス側コネクタハウジング120をコネクタ嵌合室102に嵌合すると、そのコネクタ嵌合過程でメス側コネクタハウジング120がアライニングプレート110を押圧する。すると、この押圧力でプレート保持アーム105が矢印方向に強制的に弾性変形してアライニングプレート110の保持が解除される。保持が解除されたアライニングプレート110は、メス側コネクタハウジング120に押圧される等してコネクタ嵌合室102の奥の退避位置(仮想線の位置)まで移動する。アライニングプレート110が退避することでメス端子(図示せず)がオス端子103との嵌合位置に進入し、コネクタ嵌合位置では双方の端子間が接続される。
しかしながら、前記従来例では、アライニングプレート110を退避位置から端子保持位置に戻す機構がないため、2回目以降のコネクタ嵌合作業時にはアライニングプレート110が端子保持・整列機能を行わない。そのため、アライニングプレート110を退避位置から端子保持位置に戻すプレート位置復帰手段を備えたコネクタの開発が要請されている。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、コネクタ離脱過程で、アライニングプレートを退避位置から端子保持位置に戻すことができるコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、コネクタ嵌合室を設けたオス側コネクタハウジングを有し、前記オス側コネクタハウジングに前記コネクタ嵌合室に突出するオス端子が配置されたオス側コネクタ部と、前記コネクタ嵌合室内に配置され、前記オス端子を保持する端子保持位置とコネクタ嵌合室の奥側の退避位置との間でコネクタ嵌合・離脱方向に移動自在に配置されたアライニングプレートと、前記コネクタ嵌合室に嵌合可能なメス側コネクタハウジングを有し、前記メス側コネクタハウジングにメス端子が配置されたメス側コネクタ部と、前記アライニングプレートを端子保持位置に保持するプレート保持手段と、前記メス側コネクタハウジングと前記アライニングプレートのいずれか一方に圧入リブが設けられ、他方に圧入孔が設けられ、前記メス側コネクタハウジングのコネクタ嵌合過程で、端子保持位置の前記アライニングプレートに対し前記圧入リブが前記圧入孔に圧入するプレート位置復帰手段と、前記メス側コネクタハウジングの前記コネクタ嵌合室への嵌合過程で、前記圧入リブが前記圧入孔に圧入された後に、前記プレート保持手段の保持を解除するプレート保持解除手段と、前記アライニングプレートを端子保持位置よりコネクタ離脱方向に移動するのを阻止するプレート抜け防止手段とを備えたことを特徴とするコネクタである。
前記メス側コネクタハウジングには、一方向への操作で前記メス側コネクタハウジングにコネクタ嵌合方向の嵌合力を作用させ、前記とは逆の他方向への操作で前記メス側コネクタハウジングにコネクタ離脱方向の離脱力を作用させるレバーが設けられているものを含む。前記メス側コネクタハウジングには、前記圧入孔が設けられ、前記アライニングプレートには前記圧入リブが設けられることが好ましい。
本発明によれば、メス側コネクタハウジングのコネクタ嵌合過程で圧入リブが圧入孔に圧入され、これによってメス側コネクタハウジングとアライニングプレートが合体し、その後、メス側コネクタハウジングのコネクタ離脱過程にあっては、メス側コネクタハウジングと共にアライニングプレートが端子保持位置まで戻されると、アライニングプレートの移動がプレート抜け防止手段によって阻止されて圧入リブが圧入孔より外れ、これによってメス側コネクタハウジングとアライニングプレートの合体が解除される一方、端子保持位置まで移動したアライニングプレートが再びプレート保持手段で保持される。以上より、コネクタ離脱過程で、アライニングプレートを退避位置から端子保持位置に戻すことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図28は本発明の一実施形態を示す。図1〜図6に示すように、コネクタ1は、オス側コネクタ部2とアライニングプレート10とメス側コネクタ部20とレバー30とを備えている。
オス側コネクタ部2は、一面が開口されたコネクタ嵌合室4を有するオス側コネクタハウジング3を有する。オス側コネクタハウジング3には、コネクタ嵌合室4の底面より奥に複数の端子収容室5(図5、図6等参照)が設けられている。この各端子収容室5にオス端子(図示せず)がそれぞれ配置されている。各オス端子のタブ部(図示せず)は、コネクタ嵌合室4の底面より開口に向かって突出する状態で配置されている。
オス側コネクタハウジング3には、コネクタ嵌合室4のほぼ四隅の位置にプレート保持手段であるプレート保持アーム6がそれぞれ設けられている。プレート保持アーム6は、図3に示すように、コネクタ嵌合室4の奥に向かって延設された片持ち支持の弾性アームである。プレート保持アーム6は、その下端側(自由端側)にプレート用フック部6aを有する。4か所のプレート保持アーム6は、アライニングプレート10を端子保持位置で保持する。プレート保持アーム6の下端側(自由端)には、被押圧突部6bが一体に設けられている。
オス側コネクタハウジング3の対向する一対の内壁には、一対の段部7が形成されている(図9、図12等参照)。オス側コネクタハウジング3の対向する一対の内壁には、一対のレバー突部用ガイド溝8が形成されている。各レバー突部用ガイド溝8は、コネクタ嵌合方向に沿って延びる垂直部(符号を付さず)と、垂直部の奥で連続し、奥に向かって傾斜する傾斜部(符号を付さず)とから構成されている。
アライニングプレート10は、扁平な長方形状のプレ−トである。アライニングプレート10には、各オス端子の適正な真上位置に端子挿通孔11がそれぞれ形成されている。アライニングプレート10は、各オス端子を適正な位置に保持し、整列させる。アライニングプレート10は、コネクタ嵌合室4内に配置されている。アライニングプレート10は、オス端子を保持する端子保持位置(図8の位置)とコネクタ嵌合室4の奥側の退避位置(図17の位置)との間でコネクタ嵌合・離脱方向に移動自在である。アライニングプレート10には、四隅の位置に切欠部12が形成されている。この各切欠部12よりプレート保持アーム6が進入、退出できる。そして、切欠部12より下方に進入したプレート保持アーム6のプレート用フック部6aがアライニングプレート10の下面を支持することができる。
アライニングプレート10の長手方向の両側の端部には、プレート抜け防止手段である一対のプレート抜け防止アーム13が上方に向かって突設されている。この一対のプレート抜け防止アーム13は、アライニングプレート10の移動時には、その弾性力によってオス側コネクタハウジング3の内側面を摺動する。一対のプレート抜け防止アーム13は、アライニングプレート10の端子保持位置では、オス側コネクタハウジング3の段部7に突き当たり、アライニングプレート10の端子保持位置よりコネクタ離脱方向への移動を阻止する。
アライニングプレート10の上面には、一対の圧入リブ14が突設されている。圧入リブ14は、細長い扁平な直方体形状である。
メス側コネクタ部20は、コネクタ嵌合室4に挿入可能なメス側コネクタハウジング21を有する。メス側コネクタハウジング21には、複数の端子収容室22(図5、図6等参照)が設けられている。各端子収容室22にはメス端子(図示せず)が収容されている。各端子収容室22には、下面側の開口(特に符号を付さず)よりオス端子のタブ部(図示せず)が進入することができる。
メス側コネクタハウジング21の外面には、その四隅の位置、詳細には、アライニングプレート10の4つの切欠部12に対応する位置に、プレート保持解除手段である解除突部23がそれぞれ設けられている。この4つの解除突部23は、メス側コネクタハウジング21のコネクタ嵌合過程で、プレート保持アーム6の被押圧突部6bを押圧してプレート用フック部6aがアライニングプレート10の下面より外れる位置(支持解除位置)までプレート保持アーム6を弾性変形させる。
メス側コネクタハウジング21の底面部(コネクタ嵌合方向の先端面)には、アライニングプレート10の圧入リブ14に対応する位置に一対の圧入孔24が設けられている。メス側コネクタハウジング21のコネクタ嵌合過程で、端子保持位置のアライニングプレート10の圧入リブ14が圧入孔24に圧入する。圧入リブ14の圧入孔24への圧入によってメス側コネクタハウジング21とアライニングプレート10が合体し、メス側コネクタ部20のコネクタ離脱過程でアライニングプレート10を退避位置から端子保持位置まで戻す(持ち上げる)。つまり、圧入リブ14と圧入孔24によってプレート位置復帰手段PR(図5、図6等参照)が構成されている。
また、メス側コネクタハウジング21の長手方向の左右の外側面には、2箇所にレバー用ガイドピン25が、1箇所にレバー仮保持用突部26が設けられている。
レバー30は、一対のアームプレート部31と、これらを後端側で連結する操作部32とを有する。一対のアームプレート部31の先端側には、2箇所に円弧状のガイド孔33が設けられている。この各ガイド孔33にメス側コネクタハウジング21の各レバー用ガイドピン25がそれぞれ挿入(係合)されている。レバー30は、この2箇所のガイド孔33にメス側コネクタハウジング21の2箇所のレバー用ガイドピン25が挿入されることによってメス側コネクタハウジング21に取り付けされている。各アームプレート部31の先端部には、支持突部34が設けられている。この支持突部34は、コネクタ嵌合時・離脱時に、オス側コネクタハウジング3のレバー突部用ガイド溝8に挿入(係合)される。レバー30は、コネクタ嵌合時・離脱時には、2箇所のレバー用ガイドピン25が2箇所のガイド孔33内の移動のみ許容され、且つ、支持突部34がレバー突部用ガイド溝8内の移動のみ許容され、てこの原理によって低操作力でメス側コネクタハウジング21とオス側コネクタハウジング3間に大きな嵌合力・離脱力を作用させる。
次に、コネクタ嵌合作業を説明する。コネクタ離脱状態にあっては、オス側コネクタハウジング3のコネクタ嵌合室4内には、アライニングプレート10がプレート保持アーム6のプレート用フック部6aによって端子保持位置(図7、図8の位置)に保持されている。各オス端子(図示せず)は、アライニングプレート10によって、それぞれ適正な突出位置に位置保持されている。
図7、図8に示すように、レバー30の一対の支持突部34をオス側コネクタハウジング3の一対のレバー突部用ガイド溝8に位置合わせし、オス側コネクタハウジング3のコネクタ嵌合室4にメス側コネクタハウジング21を挿入する。これで、図9〜図11に示すコネクタ嵌合開始位置にセットされる。レバー30は、メス側コネクタハウジング21のレバー仮保持用突部26でメス側コネクタハウジング21の上面に対し傾斜する回転位置にセットされている。この挿入過程で、図9〜図11に示すように、メス側コネクタハウジング21の圧入孔24にアライニングプレート10の圧入リブ14が途中まで圧入される。これにより、アライニングプレート10がメス側コネクタハウジング21に合体される。
次に、図9〜図11の矢印方向にレバー30の操作部32を押圧する。すると、レバー30がほぼ支持突部34を支点として回転し、レバー30の各ガイド孔33の周縁で各レバー用ガイドピン25を下方に押圧し、この押圧力でメス側コネクタハウジング21がコネクタ嵌合室4内に徐々に挿入される。
この時、メス側コネクタハウジング21の解除突部23がオス側コネクタハウジング3のプレート保持アーム6の被押圧突部6bを押圧し始め、図12にてM矢印で示す方向にプレート保持アーム6が徐々に弾性変形する。そして、図15に示すように、圧入孔24に圧入リブ14が完全に圧入されるタイミングで、プレート保持アーム6のプレート用フック部6aがアライニングプレート10の底面より外れる位置までプレート保持アーム6が弾性変形する。これにより、アライニングプレート10の退避位置への移動が許容される。以上より、アライニングプレート10がメス側コネクタハウジング21に合体した状態で退避位置への移動が許容される。
アライニングプレート10がメス側コネクタハウジング21に合体した位置より、更に、図12〜図14の矢印方向にレバー30の操作部32を押圧する。すると、レバー30がメス側コネクタハウジング21に対して大きな角度で回転し、レバー30がメス側コネクタハウジング21に強い嵌合力が作用し、端子間の嵌合を伴うコネクタ間の嵌合が低い操作力で行われる。アライニングプレート10は、メス側コネクタハウジング21と一体となってコネクタ嵌合室4内を退避位置の方向(下方向)に移動する。図16、図17に示すように、レバー30がメス側コネクタハウジング21の上面に平行になる操作位置まで回転すると、オス側コネクタ部2とメス側コネクタ部20間が完全に嵌合するコネクタ嵌合完了位置となる。コネクタ嵌合完了位置では、アライニングプレート10は、コネクタ嵌合室4の奥の底面に接する退避位置(図17の位置)に位置する。
次に、コネクタ離脱動作を説明する。図16、図17のコネクタ嵌合完了位置にあって、レバー30の操作部32をコネクタ嵌合時とは逆向きに押圧する。すると、図18〜図20に示すように、レバー30がメス側コネクタハウジング21に対して大きな角度で回転し、レバー30がメス側コネクタハウジング21に強い離脱力が作用し、端子間の離脱を伴うコネクタ間の離脱が低い操作力で行われる。
この際、レバー30がほぼ支持突部34を支点として回転し、レバー30の各ガイド孔33の周縁で各レバー用ガイドピン25を上方に押圧し、この押圧力でメス側コネクタハウジング21がコネクタ嵌合室4内を徐々に離脱する。アライニングプレート10は、メス側コネクタハウジング21と一体となってコネクタ嵌合室4内を端子保持位置の方向(上方向)に移動する。メス側コネクタハウジング21のコネクタ離脱方向への移動が進み、アライニングプレート10が端子保持位置まで移動すると、プレート抜け防止アーム13が段部7に当接し、アライニングプレート10についてはこれ以上のコネクタ離脱方向への移動が阻止される。又、アライメントプレート10が端子保持位置まで移動する過程で、メス側コネクタハウジング21の解除突部23がオス側コネクタハウジング3のプレート保持アーム6の被押圧突部6bから外れ、図20にてN矢印で示す方向にプレート保持アーム6が徐々に弾性復帰変形する。そして、プレート保持アーム6のプレート用フック部6aがアライニングプレート10の底面を保持する位置までプレート保持アーム6が弾性復帰変形する。これにより、アライニングプレート10は、端子保持位置に保持される。
更に、レバー30の操作部32を上方向に押圧する。すると、圧入孔24より圧入リブ14の離脱が開始されると共に、図23〜図25に示すコネクタ嵌合開始位置まで戻される。
この後、コネクタ嵌合開始位置のメス側コネクタハウジング21をオス側コネクタハウジング3より引き抜くことにより、圧入孔24より圧入リブ14が完全に離脱すると共に、図26〜図28に示すようにコネクタ1の離脱が完了する。
以上、説明したように、コネクタ1は、メス側コネクタハウジング21に圧入孔24を設け、アライニングプレート10に圧入リブ14を設けたプレート位置復帰手段PRを備えている。従って、メス側コネクタハウジング21のコネクタ嵌合過程で圧入リブ14が圧入孔24に圧入され、これによってメス側コネクタハウジング21とアライニングプレート10が合体し、その後、メス側コネクタハウジング21のコネクタ離脱過程にあっては、メス側コネクタハウジング21と共にアライニングプレート10が端子保持位置まで戻されると、アライニングプレート10の移動がプレート抜け防止アーム(プレート抜け防止手段)13によって阻止されて圧入リブ14が圧入孔24より外れ、これによってメス側コネクタハウジング21とアライニングプレート10の合体が解除される一方、端子保持位置まで移動したアライニングプレート10が再びプレート保持アーム(プレート保持手段)6で保持される。以上より、コネクタ離脱過程で、アライニングプレート10を退避位置から端子保持位置に戻すことができる。2回目以降のコネクタ嵌合作業時でもアライニングプレート10が端子保持・整列機能を発揮する。
また、プレート位置復帰手段PRは、圧入リブ14と圧入孔24から構成されている。従って、メス側コネクタハウジング21とアライニングプレート10の合体時や離脱時に係止音が発生しない。従って、音の勘違いによる作業不良を防止できる。つまり、メス側コネクタハウジング21とアライニングプレート10の合体や離脱は、作業者に音によって認識させる必要のない作業工程である。このような作業工程で音が出ると、音が出る他の作業工程との間で混同し(特に、互いの作業工程が近い場合には混同しやすく)、作業不良を発生する恐れがあるが、本発明ではこのような音の勘違いによる作業不良を防止できる。コネクタ嵌合動作を開始する前からアライニングプレート10が何らかの理由によって退避位置に落ち込んでいる場合であっても、メス側コネクタハウジング21のコネクタ嵌合動作で圧入リブ14が圧入孔24に圧入されるため、コネクタ離脱動作によってアライニングプレート10を端子保持位置に戻すことができる。
更に、プレート位置復帰手段PRは、圧入リブ14と圧入孔24から構成されるので、弾性変形部材で構成した場合に較べて強度的に強く、破損することがない。
この実施形態では、メス側コネクタハウジング21に圧入孔24を、アライニングプレート10に圧入リブを設けたので、オス側コネクタハウジング3より外部に離脱されたメス側コネクタハウジング21の寸法が大型化しない。メス側コネクタハウジング21に圧入リブを、アライニングプレート10に圧入孔を設けても良いことはもちろんである。又、メス側コネクタハウジング21に第1圧入孔と第1圧入リブを、アライニングプレート10に第1圧入孔に圧入する第2圧入リブと第1圧入リブが圧入する第2圧入孔を設けても良い。
メス側コネクタハウジング21には、一方向への操作でメス側コネクタハウジング21にコネクタ嵌合方向の嵌合力を作用させ、前記とは逆の他方向への操作でメス側コネクタハウジング21にコネクタ離脱方向の離脱力を作用させるレバー30が設けられている。従って、コネクタ嵌合過程における圧入リブ14の圧入孔24への圧入やコネクタ離脱過程における圧入リブ14の圧入孔24への離脱力は、レバー30の低操作力によるコネクタ嵌合力やコネクタ離脱力で吸収できるため、レバー30による作業者のコネクタ嵌合・離脱作業性を維持できる。
1 コネクタ
2 オス側コネクタハウジング
3 コネクタ嵌合室
6 プレート保持アーム(プレート保持手段)
10 アライニングプレート
13 プレート抜け防止アーム(プレート抜け防止手段)
14 圧入リブ(プレート位置復帰手段)
20 メス側コネクタ部
21 メス側コネクタハウジング
23 解除突部(プレート保持解除手段)
24 圧入孔(プレート位置復帰手段)
30 レバー
2 オス側コネクタハウジング
3 コネクタ嵌合室
6 プレート保持アーム(プレート保持手段)
10 アライニングプレート
13 プレート抜け防止アーム(プレート抜け防止手段)
14 圧入リブ(プレート位置復帰手段)
20 メス側コネクタ部
21 メス側コネクタハウジング
23 解除突部(プレート保持解除手段)
24 圧入孔(プレート位置復帰手段)
30 レバー
Claims (3)
- コネクタ嵌合室を設けたオス側コネクタハウジングを有し、前記オス側コネクタハウジングに前記コネクタ嵌合室に突出するオス端子が配置されたオス側コネクタ部と、
前記コネクタ嵌合室内に配置され、前記オス端子を保持する端子保持位置とコネクタ嵌合室の奥側の退避位置との間でコネクタ嵌合・離脱方向に移動自在に配置されたアライニングプレートと、
前記コネクタ嵌合室に嵌合可能なメス側コネクタハウジングを有し、前記メス側コネクタハウジングにメス端子が配置されたメス側コネクタ部と、
前記アライニングプレートを端子保持位置に保持するプレート保持手段と、
前記メス側コネクタハウジングと前記アライニングプレートのいずれか一方に圧入リブが設けられ、他方に圧入孔が設けられ、前記メス側コネクタハウジングのコネクタ嵌合過程で、端子保持位置の前記アライニングプレートに対し前記圧入リブが前記圧入孔に圧入するプレート位置復帰手段と、
前記メス側コネクタハウジングの前記コネクタ嵌合室への嵌合過程で、前記圧入リブが前記圧入孔に圧入された後に、前記プレート保持手段の保持を解除するプレート保持解除手段と、
前記アライニングプレートを端子保持位置よりコネクタ離脱方向に移動するのを阻止するプレート抜け防止手段とを備えたことを特徴とするコネクタ。 - 請求項1記載のコネクタであって、
前記メス側コネクタハウジングには、一方向への操作で前記メス側コネクタハウジングにコネクタ嵌合方向の嵌合力を作用させ、前記とは逆の他方向への操作で前記メス側コネクタハウジングにコネクタ離脱方向の離脱力を作用させるレバーが設けられていることを特徴とするコネクタ。 - 請求項1又は請求項2記載のコネクタであって、
前記メス側コネクタハウジングには、前記圧入孔が設けられ、前記アライニングプレートには前記圧入リブが設けられたことを特徴とするコネクタ。
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2014
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JP2016096027A (ja) | 2016-05-26 |
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