JP6249671B2 - インバータ駆動圧縮機の運転制御方法及びインバータ駆動圧縮機 - Google Patents
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Description
前記圧縮機本体10の吐出口10bから消費側に至る空気流路50中に逆止弁54を設け,前記逆止弁54の一次側における前記空気流路を吐出流路51と,前記逆止弁54の二次側における前記空気流路50を供給流路52と成すと共に,前記目標圧力Ptに対し所定の高い圧力を無負荷運転開始圧力Pulとして設定し,
前記供給流路52内の圧力Pdが前記無負荷運転開始圧力Pul未満のとき,前記供給流路52内の圧力Pdを前記目標圧力Ptと一致させるように前記インバータが出力する交流電流の周波数を所定の下限周波数fminと上限周波数fmax間で変化させて前記圧縮機本体10の回転速度を制御する回転速度制御を行い,
前記供給流路52内の圧力Pdが前記無負荷運転開始圧力Pulとなったとき,前記吐出流路51を大気開放した無負荷運転に移行すると共に,前記無負荷運転に移行した後で前記供給流路52内の圧力Pdが前記目標圧力Pt以下となったときに前記回転速度制御に復帰するよう構成し,
前記回転速度制御時において前記圧縮機本体10が所定の低負荷運転状態となったとき,前記回転速度制御を停止すると共に,前記インバータ30の出力周波数を,前記供給流路52内の圧力Pdを前記無負荷運転開始圧力Pul以上に上昇させる周波数である圧力上昇周波数fbまで増大させて前記無負荷運転に強制的に移行する強制移行制御を行うことを特徴とする(請求項1)。
前記圧縮機本体10の吐出口10bから消費側に至る空気流路50中に逆止弁54を設け,前記逆止弁54の一次側における前記空気流路50を吐出流路51と成すと共に該吐出流路51を大気開放可能とする放気手段40を設け,前記逆止弁54の二次側における前記空気流路50を供給流路52と成すと共に該供給流路52に前記圧力検知手段60を設け,
前記制御装置2が,
前記目標圧力Ptに対し所定の高い圧力を無負荷運転開始圧力Pulとして記憶すると共に,圧力検知手段60が検知した供給流路52内の圧力と比較して,前記圧力検知手段60の検知圧力Pdが前記無負荷運転開始圧力Pul未満のとき,前記供給流路52内の圧力を前記目標圧力Ptと一致させるように前記インバータ30が出力する交流電流の周波数を所定の下限周波数fminと上限周波数fmax間で変化させる制御信号を出力して前記圧縮機本体10の回転速度を制御する回転速度制御と,
前記圧力検知手段60の検知圧力Pdが前記無負荷運転開始圧力Pulとなったとき,前記放気手段40を操作して前記吐出流路51を大気開放した無負荷運転に移行すると共に,前記無負荷運転に移行した後で前記圧力検知手段60の検知圧力Pdが前記目標圧力Pt以下となったときに前記回転速度制御に復帰する運転状態の切換と,
前記回転速度制御時において前記圧縮機本体10が所定の低負荷運転状態になったと判定したとき,前記回転速度制御を停止すると共に,前記インバータ30の出力周波数を,前記供給流路52内の圧力を前記無負荷運転開始圧力Pul以上に上昇させる周波数である圧力上昇周波数fbまで増大させて前記無負荷運転に強制的に移行させる,強制移行制御を行うことを特徴とする(請求項5)。
2 制御装置
10 圧縮機本体
10a 吸入口(圧縮機本体の)
10b 吐出口(圧縮機本体の)
10c 給油口(圧縮機本体の)
15 モータ
30 インバータ
40 放気手段
41 電磁弁
42 管路
43 放気管路(他方の分岐路;管路)
45 吸入弁
50 空気流路
51 吐出流路
51a 吐出配管
51b レシーバタンク
52 供給流路
54 逆止弁
60 圧力検知手段
Pd 供給流路52内の圧力(吐出側圧力;圧力検知手段の検知圧力)
Pt 目標圧力
Pul 無負荷運転開始圧力
Pj 判定基準圧力
Pmin 下限圧力
fmin 下限周波数
fmax 上限周波数
fa 判定基準周波数
fb 圧力上昇周波数
Claims (8)
- 圧縮機本体と,前記圧縮機本体を駆動するモータと,前記モータに入力する交流電流を発生させるインバータを備え,前記圧縮機本体の吐出側圧力が所定の目標圧力となるように前記インバータの出力周波数を可変として前記圧縮機本体の回転速度を可変としたインバータ駆動圧縮機において,
前記圧縮機本体の吐出口から消費側に至る空気流路中に逆止弁を設け,前記逆止弁の一次側における前記空気流路を吐出流路と,前記逆止弁の二次側における前記空気流路を供給流路と成すと共に,前記目標圧力に対し所定の高い圧力を無負荷運転開始圧力として設定し,
前記供給流路内の圧力が前記無負荷運転開始圧力未満のとき,前記供給流路内の圧力を前記目標圧力と一致させるように前記インバータが出力する交流電流の周波数を所定の下限周波数と上限周波数間で変化させて前記圧縮機本体の回転速度を制御する回転速度制御を行い,
前記供給流路内の圧力が前記無負荷運転開始圧力となったとき,前記吐出流路を大気開放した無負荷運転に移行すると共に,前記無負荷運転に移行した後で前記供給流路内の圧力が前記目標圧力以下となったときに前記回転速度制御に復帰するよう構成し,
前記回転速度制御時において前記圧縮機本体が,所定の低負荷運転状態となったとき,前記回転速度制御を停止すると共に,前記インバータの出力周波数を,前記供給流路内の圧力を前記無負荷運転開始圧力以上に上昇させる周波数である圧力上昇周波数まで増大させて前記無負荷運転に強制的に移行する強制移行制御を行うことを特徴とするインバータ駆動圧縮機の運転制御方法。 - 前記下限周波数に対し所定の高い周波数を判定基準周波数として設定し,前記インバータによる前記判定基準周波数以下の周波数の継続出力時間をカウントし,前記判定基準周波数以下の周波数の出力が所定時間継続して行われたとき,前記低負荷運転状態になったと判定することを特徴とする請求項1記載のインバータ駆動圧縮機の運転制御方法。
- 前記インバータが前記判定基準周波数以下の周波数を出力し,且つ,前記供給流路内の圧力が前記目標圧力に対し所定値高い判定基準圧力以上となったとき,前記判定基準周波数以下の周波数の継続出力時間のカウントを開始することを特徴とする請求項2記載のインバータ駆動圧縮機の運転制御方法。
- 前記供給流路内の圧力が,目標圧力より所定値高い判定基準圧力以上となったとき,前記低負荷運転状態になったと判定することを特徴とする請求項1記載のインバータ駆動圧縮機の運転制御方法。
- 圧縮機本体と,前記圧縮機本体を駆動するモータと,前記圧縮機本体の吐出側の圧力を検知する圧力検知手段と,前記モータに入力する交流電流を発生させるインバータを備えると共に,前記圧力検知手段が検知する圧力を所定の目標圧力に一致させるように,前記インバータの出力周波数を変化させる制御装置を備えたインバータ駆動圧縮機において,
前記圧縮機本体の吐出口から消費側に至る空気流路中に逆止弁を設け,前記逆止弁の一次側における前記空気流路を吐出流路と成すと共に該吐出流路を大気開放可能とする放気手段を設け,前記逆止弁の二次側における前記空気流路を供給流路と成すと共に該供給流路に前記圧力検知手段を設け,
前記制御装置が,
前記目標圧力に対し所定の高い圧力を無負荷運転開始圧力として記憶すると共に,圧力検知手段が検知した供給流路内の圧力と比較して,前記圧力検知手段の検知圧力が前記無負荷運転開始圧力未満のとき,前記供給流路内の圧力を前記目標圧力と一致させるように前記インバータが出力する交流電流の周波数を所定の下限周波数と上限周波数間で変化させる制御信号を出力して前記圧縮機本体の回転速度を制御する回転速度制御と,
前記圧力検知手段の検知圧力が前記無負荷運転開始圧力となったとき,前記放気手段を操作して前記吐出流路を大気開放した無負荷運転に移行すると共に,前記無負荷運転に移行した後で前記圧力検知手段の検知圧力が前記目標圧力以下となったときに前記回転速度制御に復帰する運転状態切換と,
前記回転速度制御時において前記圧縮機本体が所定の低負荷運転状態になったと判定したとき,前記回転速度制御を停止すると共に,前記インバータの出力周波数を,前記供給流路内の圧力を前記無負荷運転開始圧力以上に上昇させる周波数である圧力上昇周波数まで増大させて前記無負荷運転に強制的に移行させる,強制移行制御を行うことを特徴とするインバータ駆動圧縮機。 - 前記制御装置が,前記下限周波数に対し所定の高い周波数を判定基準周波数として記憶し,前記インバータによる前記判定基準周波数以下の周波数の継続出力時間をカウントすると共に,前記判定基準周波数の継続出力時間が所定時間継続したとき,前記低負荷運転状態になったと判定して前記強制移行制御を実行することを特徴とする請求項5記載のインバータ駆動圧縮機。
- 前記制御装置が,前記インバータが前記判定基準周波数以下の周波数を出力し,且つ,前記圧力検知手段の検知圧力が前記目標圧力に対し所定値高い判定基準圧力以上となったとき,前記判定基準周波数以下の周波数の継続出力時間のカウントを開始することを特徴とする請求項6記載のインバータ駆動圧縮機。
- 前記制御装置が,前記圧力検知手段の検知圧力が,目標圧力より所定値高い判定基準圧力以上となったとき,前記低負荷運転状態になったと判定することを特徴とする請求項5記載のインバータ駆動圧縮機。
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