JP6245995B2 - ツールの先端位置検出方法及び検出装置 - Google Patents
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Description
ツールを回転軸周りに回転移動可能とし、前記と同じ回転軸周りに回転移動可能な基準部材を設けると共に、出光部と入光部間の光軸の遮光を感知する遮光式センサを、前記基準部材と前記ツールとを前記回転軸周りに回転移動させたときにそれぞれ前記光軸と2箇所で交差する位置に設け、
前記基準部材を所定の回転開始点から前記回転軸周りに回転移動させた時の回転半径Rと、前記回転開始点から前記遮光式センサの光軸との2箇所の交点までの各回転角θ1及びθ2とを既知としておき、
前記ツールを、前記と同じ回転開始点から前記回転軸周りに回転移動させて、前記遮光式センサの光軸と2箇所で交差させ、前記回転開始点から前記遮光式センサの光軸との2箇所の交点までの各回転角θ1’及びθ2’を測定し、該回転角θ1’及びθ2’と、前記回転半径Rと、前記回転角θ1及びθ2とから、前記基準部材の先端である基準点と、前記ツールの先端である検出点との位置ずれ量を算出する工程を有することを特徴とするツールの先端位置検出方法を提供するものである。
前記ツールが回転軸周りに回転移動可能で、前記と同じ回転軸周りに回転移動可能な基準部材が設けられていると共に、出光部と入光部間の光軸の遮光を感知する遮光式センサが、前記基準部材と前記ツールとを前記回転軸周りに回転移動させたときにそれぞれ前記光軸と2箇所で交差する位置に設けられている一方、
前記基準部材を所定の回転開始点から前記回転軸周りに回転移動させた時の回転半径Rと、前記回転開始点から前記遮光式センサの光軸との2箇所の交点までの各回転角θ1及びθ2を記憶した制御部を備えており、
前記ツールを、前記と同じ回転開始点から前記回転軸周りに回転移動させて、前記遮光式センサの光軸と2箇所で交差させることで、前記回転開始点から前記遮光式センサの光軸との2箇所の交点までの各回転角θ1’及びθ2’が測定可能で、しかも該回転角θ1’及びθ2’と、前記回転半径Rと、前記回転角θ1及びθ2とから、前記基準部材の先端である基準点と、前記ツールの先端である検出点との位置ずれ量を算出可能であることを特徴とするツールの先端位置検出装置を提供するものである。
A=(θ2−θ1)/2
B=(θ2’−θ1’)/2
と表せる。
φ=θ0−θ1’−A
と表せる。
RcosA=R’cosB
と表すことができるので、これを変形して
R’=RcosA/cosB
とすることができる。そして、予め教示した際に先端が基準点12となったノズル1の回転半径Rの値が既知であることにより、検出点13である塗布用のノズル1の回転半径R’を求めることができる。
θ0=(θ1+θ2)/2
と表せる。
ΔX=R’cos(θ−θ0+φ)−Rcos(θ−θ0)
ΔY=R’sin(θ−θ0+φ)−Rsin(θ−θ0)
となる。
Claims (7)
- 移動可能なツールの先端位置検出方法において、
ツールを回転軸周りに回転移動可能とし、前記と同じ回転軸周りに回転移動可能な基準部材を設けると共に、出光部と入光部間の光軸の遮光を感知する遮光式センサを、前記基準部材と前記ツールとを前記回転軸周りに回転移動させたときにそれぞれ前記光軸と2箇所で交差する位置に設け、
前記基準部材を所定の回転開始点から前記回転軸周りに回転移動させた時の回転半径Rと、前記回転開始点から前記遮光式センサの光軸との2箇所の交点までの各回転角θ1及びθ2を既知としておき、
前記ツールを、前記と同じ回転開始点から前記回転軸周りに回転移動させて、前記遮光式センサの光軸と2箇所で交差させ、前記回転開始点から前記遮光式センサの光軸との2箇所の交点までの各回転角θ1’及びθ2’を測定し、該回転角θ1’及びθ2’と、前記回転半径Rと、前記回転角θ1及びθ2とから、前記基準部材の先端である基準点と、前記ツールの先端である検出点との位置ずれ量を算出する工程を有することを特徴とするツールの先端位置検出方法。 - 前記ツールを、その先端を前記回転軸方向に向けて取り付け、前記遮光式センサを前記回転軸方向に移動可能とすると共に、前記基準点の回転軸方向の位置を既知としておき、前記ツールを遮光式センサの光軸と交差する位置へ回転移動させた後、前記遮光式センサを、前記光軸と前記ツールの交差が前記ツールの先端側に外れるまで移動させ、更にその後、前記遮光式センサを、前記ツールの先端側へ移動させて、前記光軸を前記ツールの先端と交差させることで、前記検出点の前記回転軸方向の位置を検出して前記基準点の回転軸方向の位置とのずれ量を算出する工程を有することを特徴とする請求項1に記載のツールの先端位置検出方法。
- 前記θ1及びθ2が、前記基準部材を時計回りに移動させたときの測定値と反時計回りに回転移動させたときの測定値の平均値で、前記θ1’及びθ2’が、前記ツールを時計回りに移動させたときの測定値と反時計回りに回転移動させたときの測定値の平均値であることを特徴とする請求項1または2に記載のツールの先端位置検出方法。
- 移動可能なツールの先端位置検出装置において、
前記ツールが回転軸周りに回転移動可能で、前記と同じ回転軸周りに回転移動可能な基準部材が設けられていると共に、出光部と入光部間の光軸の遮光を感知する遮光式センサが、前記基準部材と前記ツールとを前記回転軸周りに回転移動させたときにそれぞれ前記光軸と2箇所で交差する位置に設けられている一方、
前記基準部材を所定の回転開始点から前記回転軸周りに回転移動させた時の回転半径Rと、前記回転開始点から前記遮光式センサの光軸との2箇所の交点までの各回転角θ1及びθ2を記憶した制御部を備えており、
前記ツールを、前記と同じ回転開始点から前記回転軸周りに回転移動させて、前記遮光式センサの光軸と2箇所で交差させることで、前記回転開始点から前記遮光式センサの光軸との2箇所の交点までの各回転角θ1’及びθ2’が測定可能で、しかも該回転角θ1’及びθ2’と、前記回転半径Rと、前記回転角θ1及びθ2とから、前記基準部材の先端である基準点と、前記ツールの先端である検出点との位置ずれ量を算出可能であることを特徴とするツールの先端位置検出装置。 - 前記ツールが、その先端を前記回転軸方向に向けて取り付けられており、前記遮光式センサが前記回転軸方向に移動可能に設けられていると共に、前記基準点の回転軸方向の位置が前記制御部に記憶されており、前記光軸と前記ツールの先端とを交差させることで検出される、前記検出点の前記回転軸方向の位置と、前記基準点の回転軸方向の位置とのずれ量を算出可能であることを特徴とする請求項4に記載のツールの先端位置検出装置。
- 請求項1乃至3いずれか一項に記載のツールの先端位置検出方法を用いて算出されたずれ量に基づいて被加工物の位置を補正し部品の加工を行なうことを特徴とする部品の製造方法。
- 請求項4または5に記載のツールの先端位置検出装置を有することを特徴とする加工システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2014003905A JP6245995B2 (ja) | 2013-02-08 | 2014-01-14 | ツールの先端位置検出方法及び検出装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013022809 | 2013-02-08 | ||
JP2013022809 | 2013-02-08 | ||
JP2014003905A JP6245995B2 (ja) | 2013-02-08 | 2014-01-14 | ツールの先端位置検出方法及び検出装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014169992A JP2014169992A (ja) | 2014-09-18 |
JP2014169992A5 JP2014169992A5 (ja) | 2017-02-16 |
JP6245995B2 true JP6245995B2 (ja) | 2017-12-13 |
Family
ID=51692459
Family Applications (1)
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JP2014003905A Active JP6245995B2 (ja) | 2013-02-08 | 2014-01-14 | ツールの先端位置検出方法及び検出装置 |
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Families Citing this family (2)
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JPH09300178A (ja) * | 1996-05-11 | 1997-11-25 | Makino Milling Mach Co Ltd | 工具の刃先位置測定機能を備えたnc工作機械 |
JP4818837B2 (ja) * | 2006-07-13 | 2011-11-16 | Juki株式会社 | 部品実装装置における部品厚さ計測方法及び部品実装装置 |
JP4663673B2 (ja) * | 2007-04-16 | 2011-04-06 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工具測定方法、及び工具測定機能を備えた工作機械 |
-
2014
- 2014-01-14 JP JP2014003905A patent/JP6245995B2/ja active Active
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