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JP6244198B2 - 布製身の回り品 - Google Patents

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JP6244198B2
JP6244198B2 JP2013265031A JP2013265031A JP6244198B2 JP 6244198 B2 JP6244198 B2 JP 6244198B2 JP 2013265031 A JP2013265031 A JP 2013265031A JP 2013265031 A JP2013265031 A JP 2013265031A JP 6244198 B2 JP6244198 B2 JP 6244198B2
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towels
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博臣 細川
博臣 細川
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株式会社ベネフィット
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Description

本発明は布製の身の回り品に関する。本明細書において「布製の身の回り品」とは一枚の布地で形成された日用品の総称であり、少なくとも「タオル、手ぬぐい、ハンカチ、ナプキン、卓上敷物、壁掛け、ふくさ、風呂敷、タオルケット、敷布」を含む。以下、タオルを例にして説明する。
例えばタオルに関して、実開平6―48495号は、「足の指の間を効率的に洗えて、水虫の防止に有効な浴用タオルを得る」と共に「1枚のタオルでありながら硬さが異なる浴用タオルを得る」ことを目的としたタオルを提案している。その目的のために、「タオル本体1の長手方向の一端部2に、これの幅方向の数箇所に間隔を置いて足の指の厚みより長いスリット3」を形成する。「各スリット3に足の指4を入れて、タオル本体1の中央側と一端側を両手で持ち、長手方向に動かすこと」により、「複数の指4の間や側面を同時にこすることができ、使い勝手が良くて水虫対策に有用である」とされている。
実開平6―48495号
上記実開平6―48495号のタオルによれば、長手方向の一端部に複数のスリットが設けられている。目的は水虫の防止であるから、スリットは裂けやすいものであってはならない。同公報に「各スリット3の周縁を開拡状態でほつれないようにかがり縫いする」とあるとおりである。
本発明は、包帯としても使用可能な布製の身の回り品を提供することを目的とする。そのために、実開平6―48495号のタオルと同様に複数の切欠き(スリット)を設けるが、実開平6―48495号とは逆に切欠き(スリット)は裂けやすくしている。
本発明は、タオル、手ぬぐい、ハンカチ、ナプキン、卓上敷物、壁掛け、ふくさ、風呂敷、タオルケット、敷布の中から選択される布製身の回り品であって、 (a)1枚の四角形の布地からなること、(b)少なくともその一端部に間隔をおいて複数の切欠き(5)が設けられていること、(c)前記切欠き(5)の延長直線(6)の布地強度が下げられて裂けやすくなっていること、(d)裂いた後の各切断片が包帯として使用可能であること、を特徴とする(請求項1)。
上記発明において、四角形は長方形又は正方形である。布地は衛生的なものであれば材質を問わない。一般には綿織物、絹織物、合成繊維織物などである。パイル生地としてもよいし、シャーリング加工したものでもよい。
切欠きの本数は布地の大きさにもよるが、最終使用目的の包帯の幅が目安となる。
切欠きの延長直線の布地強度を下げる方法としては、織り上げるときにバイオ加工した糸を使用する方法、織り上げるときにその部分で糸を抜く方法、ミシン目のように断続する小孔を多数設ける方法がある(請求項2)。その内の「バイオ加工」は、酵素を用いた繊維の加工であり、例えば、セルラーゼ酵素により、綿、麻、レーヨン、テンセル等の天然素材を天然の力(バイオパワー)で美しく仕上げる繊維改質加工法である。
好ましくは、竹を原料とするセルロース系再生繊維を前記布地に使用して抗菌効果を持たせる(請求項3)。そのような布地は、例えば特開2004―360163(東レ(株))によって公知である。その他、一般的な抗菌加工を使用することができる。例えば、従来公知の抗菌剤(例えば、各種有機シリコーン系第4級アンモニウム塩、アルキルリン酸エステルの第4級アンモニウム塩、抗菌性金属イオンを有する無機系抗菌剤等)を、前記布地に、含浸、塗布、散布などの方法で付加させればよい。
「布製身の回り品」としては、タオル、手ぬぐい、ハンカチ、ナプキン、卓上敷物、壁掛け、ふくさ、風呂敷、タオルケット、敷布が例示される(請求項4)。
本発明請求項1によれば、普段は日用品として備品しておき、災害時には包帯として使用可能な布製身の回り品が得られる。
本発明請求項2によれば、包帯として引き裂きやすい布製身の回り品が得られる。
本発明請求項3によれば、抗菌作用を有する布製身の回り品が得られる。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を説明する。
本発明の1実施例に係るタオルの表側(平面)図である。 同タオルの裏側(底面)図である。 同タオルを切欠きから裂いている状態の斜視図である。 図1の矢視断面図である。
図1〜3に示すように、本願発明の1実施例であるタオル1は、パイル地の本体2と、両端部3、4を有する。一端部3に三角形状の切欠き5が3カ所(51,52,53)設けられている。
図1、図4に示すように、この切欠き5の延長直線6(61,62,63)の布地強度を下げて裂けやすくしている。切欠きの延長直線6の布地強度を下げる方法としては、織り上げるときにバイオ加工した糸を使用した。
この実施例では、切欠きの延長直線6上の他端部4には切欠きを設けていないが、設けてもよい。
このタオル1は包帯として使用可能とするため、通常の浴用タオルよりも衛生的なものであることが好ましく、その目的のために抗菌効果を持たせている。そのために、竹を原料とするセルロース系再生繊維を前記布地に使用している。
このタオルの使用法は、通常の浴用や体拭き用のタオルとして使用可能なのはもちろんであるが、けがをした人に対して包帯としても使用可能である。そのためには、図3に示すように、切欠きの両側を指でつまんで力を込めて引き裂けばよい。切欠きの延長線は布地強度を下げているため、容易に裂くことができる。
本発明の布製身の回り品を用意しておけば、包帯を別に用意しなくても非常時に即座に対処することができる。災害対策用の備品として適当である。
1 タオル
2 タオル本体
3,4 端部
5 切欠き
6 延長直線

Claims (3)

  1. タオル、手ぬぐい、ハンカチ、ナプキン、卓上敷物、壁掛け、ふくさ、風呂敷、タオルケット、敷布の中から選択される布製身の回り品であって、
    (a)1枚の四角形の布地からなること、
    (b)少なくともその一端部に間隔をおいて複数の切欠き(5)が設けられていること、
    (c)前記切欠き(5)の延長直線(6)の布地強度が下げられて裂けやすくなっていること、
    (d)裂いた後の各切断片が包帯として使用可能であること、
    を特徴とする布製の身の回り品。
  2. 前記延長直線(6)の部分において、
    (a)バイオ加工した糸が使用されている
    (b)が抜かれている
    (c)ミシン目のように断続する小孔が多数設けられている、
    のいずれかとなっている請求項1記載の布製身の回り品。
  3. 竹を原料とするセルロース系再生繊維前記布地に使用されている請求項1又は2に記載の布製身の回り品。
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