JP6139371B2 - 電子キーシステム - Google Patents
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Description
上記の電子キーシステムにおいて、前記制御装置は、車両のドアが解錠された後に車両走行用の駆動源が始動されてから当該駆動源が停止された後に車両のドアが開閉されるまでの間、第1の携帯機の認証を定期的に試みるようにしてもよい。
上記の電子キーシステムにおいて、第1の携帯機は電池を動作電源として有する多機能携帯端末であってもよい。
以下、電子キーシステムを車両に適用した第1の実施の形態を説明する。電子キーシステムは、車両と携帯機との間の無線通信を通じて、たとえば車両のドアを解錠および施錠したり走行用の駆動源を始動したりするためのシステムである。
図1に示すように、電子キーシステム11は、ユーザに所持される主たる携帯機であるメインキー12、ならびに車両13に設けられるECU(Electronic Control Unit)14および予備の携帯機であるサブキー15を有している。
たとえばECU14は、メインキー12の車外照合を経てドアが解錠された後、ドアカーテシスイッチ37を通じてドアが開閉されたことが検出されるとき、メインキー12との間の車内照合を試みる。すなわち、ECU14は車外送信機31に代えて車内送信機32を通じて応答要求信号Srqを送信する。ECU14は受信機33を通じてメインキー12からの応答信号Srpを受信したとき、応答信号Srpに含まれる識別情報ID1と、自身のメモリ14aに記憶された識別情報ID1とを照合する。ECU14は、これら識別情報ID1,ID1の照合が成立したとき、エンジンスイッチ34の操作を通じた車両13の電源ポジションの切り替えを許可する。エンジンスイッチ34の操作を通じてエンジン35を始動させることも可能となる。なお、ECU14は、乗車時にドアが開閉されたときではなく、乗車後にエンジンスイッチ34が操作されたときに車内照合を実行するようにしてもよい。
図2に示すように、車室内におけるグローブボックス41の内部には車載器42が設けられている。サブキー15は車載器42の正面に開口する挿入口42aに差し込まれることにより車載器42の内部に収納される。サブキー15が車載器42に収納されている状態において、たとえば車載器42に設けられたボタン42bが操作されたとき、車載器42の図示しない押出し機構の作動を通じてサブキー15が挿入口42aから所定量だけ飛び出す。これにより、サブキー15を車載器42から摘み出すことができる。
つぎに、サブキー15の動作状態を切り替えるための処理手順を図3のシーケンス図に従って説明する。ここでは乗車する場合を例に挙げて説明する。また、サブキー15の動作状態は機能無効とされる第1の動作状態に維持された状態で車載器42に収納されている。
つぎに、電子キーシステムの作用を説明する。たとえば乗車してエンジン35を始動させる場合、メインキー12と車両13との間の照合が成立しないとき、図3のシーケンス図に示される各処理を通じて車載器42に収納されているサブキー15が自動的に有効化される。このため、メインキー12と車両13との間で照合が成立しない場合であれ、サブキー15を使用してたとえばエンジン35を始動させることが可能となる。メインキー12と車両13との間の照合が成立しない状況としては、たとえばメインキー12が故障したり動作電源である電池が消耗したりすることが考えられる。
したがって、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)メインキー12の車室内における存否を確認するべきであるとして定められたイベント(事象)が発生したとき、ECU14はメインキー12の認証を試みる。そしてメインキー12の認証が成立するとき、車載器42に収納されているサブキーは無効化された状態に維持される。これに対し、メインキー12の認証が成立しないとき、車載器42に収納されたサブキー15が自動的に有効化される。このように、電子キーシステム11で通常行われる車内照合が成立しない場合、何らかの原因によりメインキー12が使用できなくなった蓋然性が高いとして、車載器42に収納されているサブキー15が自動的に有効化される。ユーザは、この有効化されたサブキー15を使用して車両13を継続して使用することができる。利便性も確保される。
つぎに、電子キーシステムの第2の実施の形態を説明する。本例の電子キーシステムは、基本的には先の図1および図2に示される構成と同様の構成を有している。また本例の電子キーシステムは、基本的には図3のシーケンス図に示される各処理を実行する。図3のシーケンス図において、ECU14により実行される車内照合の実行タイミングが第1の実施の形態と異なる。
したがって、本実施の形態によれば第1の実施の形態の(1)の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
なお、第1および第2の実施の形態は、つぎのように変更して実施してもよい。
・第1および第2の実施の形態では信号生成回路56を車載器42に設けたが、ECU14の一機能として設けてもよい。また、車載器42に収納されたサブキー15との間で無線通信を行えるのであれば、近距離通信部55の搭載位置は適宜変更して設定してもよい。
Claims (6)
- 通常使用される第1の携帯機と、
通常は機能が無効とされた状態で車室内の収納場所に収納される第2の携帯機と、
通常は第1の携帯機との間における双方向の無線通信を通じて第1の携帯機の認証を試み当該認証が成立したとき車両の制御を実行する制御装置と、
車室内で前記認証が成立したとき第2の携帯機の機能を無効とする旨の指令信号を生成する一方、車室内で前記認証が成立しなかったとき第2の携帯機の機能を有効とする旨の指令信号を生成する信号生成回路と、を備え、
前記第2の携帯機は、前記指令信号に基づき自身の動作状態を機能無効となる第1の動作状態と機能有効となる第2の動作状態との間で切り替える制御回路を備えている電子キーシステム。 - 請求項1に記載の電子キーシステムにおいて、
前記制御装置は、第1の携帯機の車室内における存否を確認するべきであるとして定められた事象が車両に発生したとき、第1の携帯機の認証を試みる電子キーシステム。 - 請求項2に記載の電子キーシステムにおいて、
前記事象は、車両走行用の駆動源を始動させるための操作、および前記駆動源を停止させるための操作、または前記駆動源を停止させた後に車両のドアを開く操作を含む電子キーシステム。 - 請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の電子キーシステムにおいて、
前記制御装置は、車両のドアが解錠された後に車両走行用の駆動源が始動されてから当該駆動源が停止された後に車両のドアが開閉されるまでの間、第1の携帯機の認証を定期的に試みる電子キーシステム。 - 請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の電子キーシステムにおいて、
前記信号生成回路は、前記指令信号を生成した場合、第2の携帯機の動作状態を切り替える旨車載の報知装置を通じて報知し、定められたユーザ操作が検出されたとき、前記指令信号を第2の携帯機へ供給する電子キーシステム。 - 請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の電子キーシステムにおいて、
第1の携帯機は電池を動作電源として有する多機能携帯端末である電子キーシステム。
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