JP6136722B2 - ボイラシステム - Google Patents
ボイラシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6136722B2 JP6136722B2 JP2013160607A JP2013160607A JP6136722B2 JP 6136722 B2 JP6136722 B2 JP 6136722B2 JP 2013160607 A JP2013160607 A JP 2013160607A JP 2013160607 A JP2013160607 A JP 2013160607A JP 6136722 B2 JP6136722 B2 JP 6136722B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain
- cooling water
- line
- boiler
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 83
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 47
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 19
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 18
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 18
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 13
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 6
- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims description 6
- 238000009833 condensation Methods 0.000 claims description 2
- 230000005494 condensation Effects 0.000 claims description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 32
- 239000013505 freshwater Substances 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 5
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000012071 phase Substances 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 238000005054 agglomeration Methods 0.000 description 1
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 description 1
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000000153 supplemental effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Air Supply (AREA)
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
第1実施形態のボイラシステム1は、図1に示すように、ボイラ10と、ドレンタンク30と、オープンタンク40とを備える。
蒸気ヘッダ16に集められた蒸気は、蒸気使用設備である負荷機器20に供給される。
ドレンタンク30は、負荷機器20において熱交換に用いられた蒸気の一部が凝集して生じるドレンを回収して収容する。このドレンタンク30は、耐圧性を有し密閉可能な圧力容器により構成される。
ドレン回収ラインL2は、負荷機器20とドレンタンク30とを接続し、負荷機器20で発生したドレンをドレンタンク30に供給する。このドレン回収ラインL2には、負荷機器20において発生したドレンを排出し、かつ、蒸気の排出を防ぐスチームトラップ21、逆止弁22及びモータバルブ23が配置される。
ドレンポンプ31は、ドレンタンク30から供給されたドレンを昇圧してボイラ10に供給する。ドレン供給弁32は、モータバルブにより構成される。
第1ドレン循環ラインL7は、第1ドレン供給ラインL3を流通するドレンの一部をドレンタンク30に循環させる。そして、空気加熱器14は、この第1ドレン循環ラインL7を流通するドレンと給気ダクト13を流通する燃焼用空気との間で熱交換を行い、燃焼用空気を加熱する。
第1実施形態では、まず、ボイラ10において蒸気が生成される。具体的には、まず、燃焼用空気が給気ダクト13から供給されて燃料供給ライン15から供給される燃料と混合され、缶体11の内部で燃焼される。次いで、燃料の燃焼により発生した燃焼ガスにより、缶体11に供給された給水(ドレン)から蒸気が生成される。缶体11で生成された蒸気は、気液分離器18において水分が分離された後、連結管17を介して蒸気ヘッダ16に供給される。
蒸気ヘッダ16に供給された蒸気は、負荷機器20において利用された後ドレンとなり、高温高圧の状態でドレンタンク30に貯留される。そして、ドレンタンク30に貯留されたドレンは、第1ドレン供給ラインL3を通ってボイラ10に給水として供給される。
そこで、ボイラシステム1を、ドレンタンク30からボイラ10に供給されるドレンの一部をドレンタンク30に循環させる第1ドレン循環ラインL7と、この第1ドレン循環ラインL7を流通するドレンとボイラ10に供給される燃焼用空気との間で熱交換を行う空気加熱器14と、を含んで構成した。これにより、ドレンタンク30に収容されたドレンの熱を、燃焼用空気の加熱に用いることができるので、ドレンの熱をより有効に利用できる。また、燃焼用空気と熱交換を行ったドレンを直接ボイラ10に供給することなくドレンタンク30に循環させるので、ボイラ10に供給されるドレンの温度の低下を低減できる。よって、ボイラシステム1の熱効率をより向上させられる。
第2実施形態のボイラシステム1Aは、ディーゼルエンジンやガスタービン等の、燃料を燃焼させて動力を発生させる動力発生装置において発生する排ガスを熱源として蒸気を生成する排ガスボイラを含んで構成される点で、第1実施形態と相違する。
第2実施形態のボイラシステム1Aは、動力となるメインエンジン及び補助ボイラを有する舶用のボイラシステムとして好適に用いられる。
排気ダクト120は、装置本体110において燃料が燃焼されて発生した排ガス排出する。
冷却水ライン130は、装置本体110の内部を通ると共に環状に構成される。この冷却水ライン130の内部には、冷却水が循環しており、これにより、装置本体110が冷却される。
返送ライン94は、第2熱交換器150とオープンタンク40とを接続し、第2熱交換器150で熱交換を行った補給水をオープンタンク40に返送する。
第2実施形態では、メインエンジン100において、燃料が燃焼されて排ガスが発生する。そして、この排ガスは、排気ダクト120を介して排ガスボイラ90に導入される。
排ガスボイラ90において生成された蒸気は、蒸気ライン92及びボイラ10を介して負荷機器20に供給される。
そして、ドレンクーラ160を出て冷却された冷却水は、再び装置本体110の内部に導入される。
第3実施形態のボイラシステム1Bは、冷却水加熱ライン93B及び返送ライン94Bの構成において、第2実施形態と異なる。
このように、第3実施形態では、第2熱交換器150における熱源として、ドレンタンク30に収容されたドレンが用いられる。
例えば、第1実施形態〜第3実施形態では、ボイラシステム1,1A,1Bを、一台のボイラ10により構成したが、これに限らない。即ち、ボイラシステムを、複数台のボイラを含んで構成してもよい。
10 ボイラ
11 缶体
14 空気加熱器
20 負荷機器
30 ドレンタンク
40 オープンタンク
90 排ガスボイラ
91 第2ドレン供給ライン
92 蒸気ライン
93,93B 冷却水加熱ライン
94,94B 返送ライン
100 メインエンジン(動力発生装置)
110 装置本体
130 冷却水ライン
140 造水機(第1熱交換器)
150 第2熱交換器
L3 第1ドレン供給ライン
L5 フラッシュ蒸気ライン
L7 第1ドレン循環ライン
Claims (5)
- 蒸気を生成する缶体を有し、生成された蒸気を負荷機器に供給するボイラと、
前記負荷機器が蒸気を使用することによって凝縮して生じたドレンを大気に開放することなく回収するドレンタンクと、
前記ドレンタンクと前記ボイラとを接続し前記ドレンタンクに収容されたドレンを前記ボイラに給水する第1ドレン供給ラインと、を備えるクローズドタイプのボイラシステムであって、
基端側が前記第1ドレン供給ラインに接続されると共に先端側が前記ドレンタンクに接続され、前記第1ドレン供給ラインを流通するドレンの一部を前記ドレンタンクに循環させる第1ドレン循環ラインと、
前記ボイラの一部を構成し前記第1ドレン循環ラインを流通するドレンと前記ボイラに供給される燃焼用空気との間で熱交換を行う空気加熱器と、を更に備えるボイラシステム。 - 燃料を燃焼させて動力を発生させる動力発生装置において発生する排ガスと前記ドレンとの間で熱交換を行い蒸気を生成する排ガスボイラと、
前記ドレンタンクに収容されたドレンを前記排ガスボイラに供給する第2ドレン供給ラインと、
前記排ガスボイラにおいて生成された蒸気を前記負荷機器側に供給する蒸気ラインと、を更に備える請求項1に記載のボイラシステム。 - 大気開放され、前記ボイラに供給する補給水を貯留するオープンタンクと、
基端側が前記ドレンタンクに接続されると共に先端側が前記オープンタンクに接続され、前記ドレンタンクに収容されたドレンから発生したフラッシュ蒸気が流通するフラッシュ蒸気ラインと、を更に備える請求項1又は2に記載のボイラシステム。 - 前記動力発生装置は、
燃料を燃焼させて動力を発生させる装置本体と、
前記装置本体を冷却する冷却水が循環する冷却水ラインと、
前記冷却水ラインに配置され、該冷却水ラインを流通する冷却水との間で熱交換を行い該冷却水を冷却する第1熱交換器と、
前記冷却水ラインにおける前記第1熱交換器よりも上流側に配置され、該冷却水ラインを流通する冷却水との間で熱交換を行い該冷却水を加熱する第2熱交換器と、を備え、
前記ボイラシステムは、
前記オープンタンクと前記第2熱交換器とを接続し、該オープンタンクに貯留される補給水を前記第2熱交換器に供給する冷却水加熱ラインと、
前記第2熱交換器と前記オープンタンクとを接続し、該第2熱交換器で熱交換を行った補給水を前記オープンタンクに返送する返送ラインと、を更に備える請求項3に記載のボイラシステム。 - 前記動力発生装置は、
燃料を燃焼させて動力を発生させる装置本体と、
前記装置本体を冷却する冷却水が循環する冷却水ラインと、
前記冷却水ラインに配置され、該冷却水ラインを流通する冷却水との間で熱交換を行い該冷却水を冷却する第1熱交換器と、
前記冷却水ラインにおける前記第1熱交換器よりも上流側に配置され、該冷却水ラインを流通する冷却水との間で熱交換を行い該冷却水を加熱する第2熱交換器と、を備え、
前記ボイラシステムは、
前記ドレンタンクと前記第2熱交換器とを接続し、該ドレンタンクに収容されるドレンを前記第2熱交換器に供給する冷却水加熱ラインと、
前記第2熱交換器と前記ドレンタンクとを接続し、該第2熱交換器で熱交換を行ったドレンを前記ドレンタンクに返送する返送ラインと、を更に備える請求項2又は3に記載のボイラシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013160607A JP6136722B2 (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | ボイラシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013160607A JP6136722B2 (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | ボイラシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015031434A JP2015031434A (ja) | 2015-02-16 |
JP6136722B2 true JP6136722B2 (ja) | 2017-05-31 |
Family
ID=52516901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013160607A Active JP6136722B2 (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | ボイラシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6136722B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5873464B2 (ja) * | 2013-08-07 | 2016-03-01 | 株式会社マリタイムイノベーションジャパン | ドレン回収装置 |
JP6209940B2 (ja) * | 2013-10-29 | 2017-10-11 | 三浦工業株式会社 | ボイラシステム |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5819620A (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-04 | Kenichi Nakagawa | 排ガスからの熱回収方法 |
JPS5955207U (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-11 | 株式会社東芝 | 発電システム |
JP2002295206A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ごみ焼却発電プラント |
JP2004020140A (ja) * | 2002-06-20 | 2004-01-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 空気加熱装置及び火力発電設備 |
JP2004202419A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 給水処理装置 |
US20100300658A1 (en) * | 2009-05-26 | 2010-12-02 | Vladimir Moldovanu | Method and system of recovering the heat wasted from the steam boilers continuous blow down to preheat the boiler combustion air |
JP5230683B2 (ja) * | 2010-05-07 | 2013-07-10 | 株式会社サムソン | 高温ドレン回収システム |
JP5832103B2 (ja) * | 2011-02-25 | 2015-12-16 | 三菱重工業株式会社 | ボイラプラント |
JP6056371B2 (ja) * | 2012-10-22 | 2017-01-11 | 三浦工業株式会社 | ボイラシステム |
JP2014092357A (ja) * | 2012-11-07 | 2014-05-19 | Miura Co Ltd | ボイラシステム |
-
2013
- 2013-08-01 JP JP2013160607A patent/JP6136722B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015031434A (ja) | 2015-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102234807B1 (ko) | 천연 가스 복합 화력 발전 시스템 및 천연 가스 복합 화력 발전 방법 | |
CN104420906B (zh) | 蒸汽轮机设备 | |
JP4343188B2 (ja) | 高湿分ガスタービン設備 | |
KR102326406B1 (ko) | 개선된 효율을 갖는 조합형 순환 발전소 | |
US11300010B2 (en) | Cooling equipment, combined cycle plant comprising same, and cooling method | |
JP5909429B2 (ja) | 湿分利用ガスタービンシステム | |
CN107466353A (zh) | 熔盐直通蒸汽发生器 | |
JP6193730B2 (ja) | ボイラシステム | |
US20140360191A1 (en) | Energy storage apparatus for the preheating of feed water | |
JP4824098B2 (ja) | 高湿分ガスタービン設備 | |
JP6136722B2 (ja) | ボイラシステム | |
JP6056371B2 (ja) | ボイラシステム | |
JP6803966B2 (ja) | 熱リザーバを備えた発電プラント | |
CN105247208B (zh) | 具有蓄热器的太阳能集热器厂 | |
JP6209940B2 (ja) | ボイラシステム | |
JP5433590B2 (ja) | ガスタービンシステム | |
KR101271188B1 (ko) | 선박용 폐열 회수 시스템 | |
JP5675385B2 (ja) | 燃料予熱システム、ガスタービン発電システムおよび燃料予熱方法 | |
JP6499919B2 (ja) | 高湿分空気利用ガスタービンシステム及びその排ガス処理システム | |
KR102220076B1 (ko) | 보일러 시스템 | |
US10202873B2 (en) | Supercritical CO2 generation system applying plural heat sources | |
KR101199687B1 (ko) | 소형 열병합 발전 시스템의 운전방법 | |
JP2016044851A (ja) | 蒸気発生システム | |
US20190264579A1 (en) | Thermal power station | |
JP6075016B2 (ja) | ボイラシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160525 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170307 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170417 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6136722 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |