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JP6124895B2 - 反転式の電動機を有する往復動型容積式ポンプ - Google Patents

反転式の電動機を有する往復動型容積式ポンプ Download PDF

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Description

本発明は、容積式ポンプシステムに関し、より具体的には往復動型ポンプの駆動システム及び往復動の制御方法に関するものである。
容積式ポンプは、拡張するチャンバ内に一定容積の物質を引き込み、収縮時にはこの物質をチャンバから押し出す機構を備えている。このようなポンプは、ピストンなどの往復動型ポンプ機構、または1式のギヤの組み合わせなどの回転型ポンプ機構を備えるのが一般的である。往復動型ピストン式ポンプでは、ピストンを駆動してポンプ室を拡張及び収縮させることが可能な2方向の入力が必要となる。典型的なポンプ機構は、回転出力軸を有したモータなどの回転入力によって駆動されるようになっている。従来、このようなモータは、圧縮エアで作動するエアモータ、または交流電流で作動する電動モータで構成される。従って、回転入力の場合には、出力軸の単一方向の回転を往復運動に変換する必要がある。このような変換は、レールケ(Lehrke)らに与えられてグラコインコーポレーテッド(Graco Inc.)に譲渡された特許の特許文献1に開示されているようなクランク軸またはカム機構によって行われる。
米国特許第5145339号明細書
エアモータは、コンプレッサをモータで駆動しなければならず、圧縮エアを回転運動に変換し、更に回転運動を往復動に変換するため、エネルギ消費の点で効率が悪い。更に、エアモータ及びエアモータを駆動するコンプレッサは、好ましくない量の騒音を発し、エアの圧縮及び膨張に起因した氷結に関連する問題が生じるおそれがある。電動モータは、エアモータを上回るエネルギ効率を達成するものであるが、単一方向の回転運動を、ポンプ用の2方向の直線的往復動に変換するための複雑な機構が依然として必要である。従って、往復動型容積式ポンプ用の駆動機構の改善が求められている。
ポンプシステムは、電動モータ、ポンプ、ラックアンドピニオン式変換装置、及びコントローラを備える。電動モータは、第1の回転方向及び第1の回転方向とは逆の第2の回転方向に回転可能な出力軸を有する。ポンプは、第1の直線方向及び第1の直線方向とは逆の第2の直線方向に移動可能な入力軸を有する。ラックアンドピニオン式変換装置は、出力軸を入力軸に連結して、第1の回転方向の出力軸の回転運動を、第1の直線方向の入力軸の直線運動に変換し、第2の回転方向の出力軸の回転運動を、第2の直線方向の入力軸の直線運動に変換する。コントローラは、出力軸の回転を繰り返し反転して、入力軸の往復動を生成する。このとき、コントローラは、電動モータに供給する電流の流れる方向を反転させて、出力軸の回転方向を反転させ、電動モータに供給する電流を反転する時間間隔を変化させ、出力軸の回転方向を反転する際にラックアンドピニオン式変換装置において噛み合う歯を変えることにより、衝撃荷重が加わる歯を分散させる。
ポンプの運転方法は、電動モータに流れる電流の方向を繰り返し反転させて、電動モータの出力軸の回転を、時計回りと反時計回りとに交互に切り換える工程と、減速ギヤ機構及びラックアンドピニオン機構を用い、出力軸の時計回りと反時計回りとの交互の回転運動を、ポンプ軸の直線往復動に変換する工程と、電流の方向を反転する時間間隔を変化させ、ポンプ軸の上限位置、ポンプ軸の下限位置、及びポンプ軸のストローク長の少なくとも1つを変えることにより、出力軸の回転方向を反転する際にラックアンドピニオン変換装置において噛み合う歯を変える工程とを備える。
運動変換装置を介して2方向回転式の電動モータにより駆動される容積式ポンプを有したポンプシステムの概略構成図である。 直線往復動ピストン式ポンプがブラシレスDCモータによって駆動される、図1の構成のポンプシステムの斜視図である。 ブラシレスDCモータの出力軸を直線往復動ピストン式ポンプの入力軸に連結する減速ギヤ機構を示す、図2のポンプシステムの分解図である。 減速ギヤ機構によって連結される出力軸のピニオンギヤと、入力軸のラックギヤとを示す、図3のポンプシステムの斜視図である。 図2〜図4のブラシレスDCモータに入力される電流の向きを時間の経過と共に示すグラフである。 図2〜図4の直線往復動ピストン式ポンプのポンプ軸のストロークを時間の経過と共に示すグラフである。
図1は、電動モータ14及び運動変換装置16により駆動される容積式のポンプ12を有したポンプシステム10の概略構成図である。ポンプ12は、塗料などの流体をリザーバ18から引き込み、加圧された流体をスプレー20に供給する。スプレー20で消費されなかった流体はリザーバ18に戻される。電動モータ14の駆動軸22及びポンプ12のポンプ軸24は、運動変換装置16に機械的に連結されている。運動変換装置16は、駆動軸22の回転運動からポンプ軸24の往復動を生成する。ポンプ12の吐出口26は流路30Aを介し、またポンプ12の流入口28は流路30Bを介し、それぞれリザーバ18に接続されている。スプレー20はホース32により流路30Aと接続されている。電動モータ14はコントローラ34によって電気的に制御され、コントローラ32はポジションセンサ35を備える。
電動モータ14は、コントローラ34から電力が供給されることにより、駆動軸22に動力を与える。図示する実施形態において、電動モータ14は、駆動軸22が中心軸線周りに回転する回転式モータからなる。コントローラ34は、電動モータ14に電気的に接続され、電動モータ14に供給される電流を制御することにより、駆動軸22の回転を制御する。図2〜図4に基づき後述する実施形態において、電動モータ14は、ブラシレス直流(DC)モータからなる。但し、電動モータ14は、ブラシ付DCモータ、または永久磁石式交流(AC)モータであってもよい。
駆動軸22の回転により、運動変換装置16内にある変換機構が回転する。運動変換装置16は、駆動軸22の回転運動をポンプ軸24の直線運動に変換する。具体的には、運動変換装置16が、駆動軸22の一方向の回転運動をポンプ軸24の一方向の移動に変換する。図2〜図4に基づき後述する実施形態では、運動変換装置16がラックアンドピニオン機構からなり、ポンプ軸24に連結された直線状のラックギヤと噛み合うピニオンギヤを、駆動軸22が回転させる。また、一般的に運動変換装置16は減速ギヤ機構を備えており、例えば、減速ギヤ機構が駆動軸22に比べてポンプ軸24の速度を減速させる。但し、運動変換装置16は、カム機構やクランク機構などのような、別の形式の変換機構からなっていてもよい。
運動変換装置16は、ポンプ12のポンプ軸24に連結されている。ポンプ12は、ポンプ軸24の往復動によってポンプ室の拡張及び収縮を行う容積式ポンプからなる。図2〜図4に基づき後述する実施形態において、ポンプ12は、ピストンがシリンダ内に設けられており、流入口28から流体を引き込み、加圧された流体を吐出口から押し出す直線往復動ピストン式ポンプからなる。但し、ポンプ12は、ダイヤフラムポンプなど、別の形式の容積式ポンプであってもよい。
加圧された流体は、吐出口26から吐出され、流路30Aを介してリザーバ18まで送給される。ポンプ12は、ポンプ12のポンプ機構により、流路30B及び流入口28を介し、リザーバ18から加圧前の流体を引き込む。スプレー20は、リザーバ18と並列に接続されており、加圧された流体を流路30Aから引き込む。スプレー20は選択的に操作されてリザーバ18の流体を吐出する。スプレー20は、手動により直接的に操作するものであってもよいし、自動化されたスプレー工程の一部としてコントローラによって操作するものであってもよい。
本発明において、ポンプシステム10は、ブラシレスDCモータ14のような反転可能な電動モータを用い、ピストン式のポンプ12のようなポンプを往復動させるための、運動変換装置16のようなリニアアクチュエータに動力を与える。ブラシレスDCモータを用いた実施形態では、コントローラ34がブラシレスDCモータ14に反転する電流を供給して、往復動を生成するように作動する。より具体的には、コントローラ34がブラシレスDCモータ14に流れる電流の方向を反転させることにより、駆動軸22の回転方向を切り換える。ブラシレスDCモータは慣性が小さく、電流の方向の切り換えに迅速に応答して回転方向を反転させることができる。しかも、ブラシレスDCモータは、回転速度が0の場合においても最大限のトルクが得られるため、ポンプ12に最大限の圧力を維持させることが可能となり、これは、流体式モータに類似した応答性能である上、騒音、費用、及び氷結の問題を生じることなく得られるものである。また、ブラシレスDCモータでは、供給される電流と軸トルクとの間に直接的な関係がある。従って、電動モータ14の一定の出力トルク(及び電流)によって、ポンプ12の吐出圧を一定に維持しながら、電動モータ14の速度のみを変更することができる。更に、本発明のもう1つの特徴として、コントローラ34がポジションセンサ35を用い、ポンプ軸24の位置を監視することにより、ポンプ12の反転を不規則に行ったり変化させたりして、ポンプシステム10の内部構成部品の摩耗を抑制することが可能である。
図2は、直線往復動ピストン式ポンプ12がブラシレスDCモータ14によって駆動される、図1の構成のポンプシステムの斜視図である。直線往復動ピストン式ポンプ12及びブラシレスDCモータ14はハウジング36内に収容されており、ハウジング36内には運動変換装置16(図2には示さず)も収容されている。運動変換装置16は、ハウジング36内に取り付けられた減速ギヤ機構38を備える。減速ギヤ機構38は、軸40及び軸42を有し、ブラシレスDCモータ14側のピニオンギヤを直線往復動ピストン式ポンプ12側のラックギヤに連結する。直線往復動ピストン式ポンプ12は、流入口28、吐出口26、シリンダ44、及び軸カバー46を備え、軸カバー46は、直線往復動ピストン式ポンプ12用の入力軸(図3)を収容している。直線往復動ピストン式ポンプ12は、タイロッド50A(図3)、タイロッド50B(図3)、及びタイロッド50C(図3)を介してハウジング36に組み付けられている。タイロッド50A、タイロッド50B、及びタイロッド50Cは、運動変換装置16及び減速ギヤ機構38を介してブラシレスDCモータ14で軸カバー46内のポンプ軸24を駆動することができるように、直線往復動ピストン式ポンプ12をハウジング36に固定された状態に保持する。
図3は、ブラシレスDCモータ14の駆動軸22を、直線往復動ピストン式ポンプ12のポンプ軸24に連結する減速ギヤ機構38を示す、図2のポンプシステム10の分解図である。運動変換装置16(図1)は減速ギヤ機構38を備え、減速ギヤ機構38は第1ギヤ機構56と第2ギヤ機構58とを備えている。ハウジング36は、ハウジング本体36A、ギヤカバー36B、及びモータカバー36Cを備える。
ブラシレスDCモータ14は、駆動軸22が開口60Aを通って延設され、減速ギヤ機構38を駆動する出力軸となるように、ハウジング本体36A内のキャビティに挿入される。モータカバー36Cは、ハウジング本体36Aに対向して配置され、ブラシレスDCモータ14を収容する。第1ギヤ機構56の軸40は、ハウジング本体36Aの開口60Bとギヤカバー36Bの開口60Cとの間で保持されている。第2ギヤ機構58の軸42は、ギヤカバー36Bの開口60Dに保持され、ハウジング本体36Aのキャビティ62内に延設されている。ポンプ軸24は、直線往復動ピストン式ポンプ12を運転するための入力軸となる。直線往復動ピストン式ポンプ12のポンプ軸24の一端は、ハウジング本体36Aのキャビティ62内に延設され、ラックギヤ(図4に示すラックギヤを参照)を介して第2ギヤ機構58に連結されている。ポンプ軸24の他端は、軸カバー46を通ってシリンダ44内に延設され、ピストン(図示せず)を駆動する。タイロッド50A、タイロッド50B、及びタイロッド50Cは、直線往復動ピストン式ポンプ12の台座64をハウジング本体36Aのベース66に連結する。カバー部材46A及びカバー部材46Bは、タイロッド50A、タイロッド50B、及びタイロッド50Cの内側においてポンプ軸24を取り囲んで配置される。直線往復動ピストン式ポンプ12の流入口28は、流路30B(図1)のような、加圧前の流体の供給源に接続される。直線往復動ピストン式ポンプ12の吐出口26は、スプレー20(図1)のような、流体供給装置に接続される。
一実施形態において、ブラシレスDCモータ14は、駆動軸22がポンプ軸24と直交する方向に向くように、ハウジング36内に取り付けられる。例えば、床のような平坦面の上でのポンプシステム10の操作が意図される。ポンプ軸24は、この平坦面に対して概ね直角となるように構成される。従って、電動モータ14は、一般的にポンプ軸24に対して直交すると共にこの平坦面に平行な方向に向けて取り付けられる。このため、駆動軸22の回転は、ラックアンドピニオン機構の使用などにより、ポンプ軸24の上下方向の直線運動に容易に変換することができる。ブラシレスDCモータ14は駆動軸22を回転させ、第1ギヤ機構56に回転を与える。第1ギヤ機構56は第2ギヤ機構58を回転させ、第2ギヤ機構58はラックギヤ(図示せず)を介して直線往復動ピストン式ポンプ12のポンプ軸24を動かす。ポンプ軸24はシリンダ44内のピストンを駆動し、加圧前の流体が流入口28から引き込まれて、加圧された流体が吐出口26から吐出される。本発明の一実施形態において、直線往復動ピストン式ポンプ12は、グラコインコーポレーテッド(Graco Inc.)から購入することが可能であるような4ボールピストンポンプからなる。4ボールピストンポンプの一例は、パワーズ(Powers)に与えられてグラコインコーポレーテッド(Graco Inc.)に譲渡された米国特許第5,368,424号に全般的に述べられている。カバー部材46A及びカバー部材46Bは、特に、ほこり、塵、及びごみがポンプ軸24用の開口を通ってシリンダ44内に侵入するのを防止する。タイロッド50A、タイロッド50B、及びタイロッド50Cは、減速ギヤ機構38を含む運動変換装置16が、シリンダ44に対してポンプ軸24を往復動させることができるように、直線往復動ピストン式ポンプ12をハウジング36から離間した状態でしっかりと保持する。これにより、タイロッド50A、タイロッド50B、及びタイロッド50Cは、ブラシレスDCモータ14が発生して直線往復動ピストン式ポンプ12に与えられる力に対抗する。
組み立てられた状態において、減速ギヤ機構38は、駆動軸22のピニオンギヤ68とポンプ軸24のラックギヤ70(図4)との間の動力伝達用の結合を形成する。即ち、ピニオンギヤ68が第1ギヤ機構56の入力ギヤ56Aと噛み合う。出力ギヤ56Bが第2ギヤ機構58の入力ギヤ58Aと噛み合い、この入力ギヤ58Aが出力ギヤ58Bを駆動する。出力ギヤ58Bはラックギヤ70に回転入力を与える。このようにして、ブラシレスDCモータ14による駆動軸22の回転により、ポンプ軸24の直線移動が発生する。減速ギヤ機構38を含む運動変換装置16は、ポンプ軸24の単一方向の動きが駆動軸22の単一方向の回転に対応するように、駆動軸22からポンプ軸24への一方向の力の伝達のみを行う。ブラシレスDCモータ14による駆動軸22の回転の方向は、コントローラ34(図1)によって反転され、ポンプ軸24の繰り返しの往復動が生じて、シリンダ44内におけるピストンのポンプ動作が得られる。
図4は、減速ギヤ機構38によって連結される駆動軸22(図3)のピニオンギヤ68及びポンプ軸24のラックギヤ70を示す、図3のポンプシステム10の斜視図である。ポンプシステム10の構成部品の組み付けがわかるようにするため、図4ではハウジング36を示していない。ブラシレスDCモータ14による駆動軸22の回転によって、直線往復動ピストン式ポンプ12のポンプ軸24の直線的な移動が生じる。ブラシレスDCモータ14には、流れの方向が反転するDC電流が、コントローラ34(図1)から供給され、交互の2通りの、即ち交互の2方向の駆動軸22の回転が生じる。
第1の期間において、第1の方向に流れるDC電流がブラシレスDCモータ14に供給されて、時計回りの駆動軸22の回転が生じ、結果的に、直線往復動ピストン式ポンプ12のポンプ軸24を、図4における上方へ向けて移動させる。ピニオンギヤ68の時計回りの回転により、入力ギヤ56Aの反時計回りの回転が生じる。入力ギヤ56Aは、ピニオンギヤ68に比べて径が大きいため、ピニオンギヤ68より低速で回転する。入力ギヤ56A及び出力ギヤ56Bは軸40に取り付けられており、出力ギヤ56Bが入力ギヤ56Aと同じ回転速度で反時計回りに回転する。出力ギヤ56Bは、第2ギヤ機構58の入力ギヤ58Aと噛み合っており、出力ギヤ56Bの反時計回りの回転により、入力ギヤ58Aの時計回りの回転が生じる。入力ギヤ58Aは、出力ギヤ56Bより大きな径を有しており、出力ギヤ56Bより低速で回転する。入力ギヤ58A及び出力ギヤ58Bは軸42に取り付けられており、出力ギヤ58Bが入力ギヤ58Aと同じ回転速度で時計回りに回転する。このようにして、出力ギヤ58Bの時計回りの回転は、ピニオンギヤ68の時計回りの回転に比べて減速されたものとなる。具体的な減速の程度は、ブラシレスDCモータ14及び直線往復動ピストン式ポンプ12の個々の特性値、及びポンプシステム10の要求出力に応じて設定される。出力ギヤ58Bが時計回りに回転することにより、図4における上方に向けて、ラックギヤ70が押し上げられる。
ラックギヤ70の上方への移動により、ポンプ軸24も上方に押し上げられる。ポンプ軸24が上方に移動する距離は、コントローラ34が第1の方向に駆動軸22を回転させる期間と直接的に関係している。従って、ポンプ軸24のストローク長、即ちシリンダ44内のピストンのストローク長は、所定の方向に流れる電流をブラシレスDCモータ14に供給する期間に直接的に対応したものとなる。ポンプ軸24が直線往復動ピストン式ポンプ12から外方に離れるように移動することで、流入口28から流体が引き込まれる。
ポンプ軸24をシリンダ44内に再び戻し、シリンダ44で加圧された流体を吐出口26から押し出すため、コントローラ34は第1の方向とは逆方向の第2の方向に駆動軸22の回転方向を反転させる。一実施形態において、コントローラ34はブラシレスDCモータ14に流れる電流の方向を反転させる。このような反転は、既に公知のとおり、ブラシレスDCモータ14の電機子における電流の極性を反転させることによって行うことができる。これにより、第1ギヤ機構56及び第2ギヤ機構58の作用を経て、ラックギヤ70が(図4における)下方に押し下げられ、ポンプ軸24がシリンダ44内に押し込まれる。このようにして、コントローラ34(図1)により、ある期間にわたってブラシレスDCモータ14に継続的に流れる電流の方向が繰り返し逆転されることにより、ポンプ軸24の直線的な往復動が行われる。
ブラシレスDCモータ14の制御パラメータは、直線往復動ピストン式ポンプ12の要求出力に基づき、ポンプシステム10の操作者が設定する。このため、コントローラ34は、公知であるような、プロセッサ、メモリ、グラフィックディスプレイ、ユーザインタフェイスなどを備えたコンピュータシステムからなる。ブラシレスDCモータ14に供給する電流の大きさ、電流の極性(方向)の反転、及びブラシレスDCモータ14に供給する電流の極性毎の期間が、コントローラ34によって指令される。コントローラ34は、それぞれの極性でブラシレスDCモータ14に供給される電流の大きさを一定に維持するよう作動する。一定の電流により、ブラシレスDCモータ14から一定の出力トルクが得られる。駆動軸22からのトルクは、ピニオンギヤ68、減速ギヤ機構38、及びラックギヤ70により、線形な関係をもってポンプ軸24に直ちに伝達される。従って、駆動軸22の回転速度は、直線往復動ピストン式ポンプ12内の圧力により減速ギヤ機構38を介して駆動軸22に作用する反力の影響を受けることになる。上述したように、ブラシレスDCモータは入力電流の変化に対して迅速に応答するので、ブラシレスDCモータ14は迅速に回転方向を反転させることができ、出力トルクを終止維持しながら、一方向への回転と他方向への回転との間で、一瞬だけ実際に回転を停止する(このとき回転速度は0に等しい)。従って、出力軸の回転運動をポンプ軸の2方向への往復動に変換するするための複雑な機械装置を必要とすることなく、コントローラ34によってブラシレスDCモータを操作し、ポンプ軸24を往復動させることができる。また、ブラシレスDCモータは、従来のエアモータに比べ、静かで使用電力も少ない。このように、ポンプシステム10は、他のシステムに比べ、騒音を低減できると共に、運転コストを改善できる。
図5Aは、図2〜図4に示すブラシレスDCモータ14への入力電流(i)を時間経過(t)と共に示すグラフである。図5Bは、図2〜図4に示す直線往復動ピストン式ポンプ12のポンプ軸24のストローク(d)を時間経過(t)と共に示すグラフである。図5Aによれば、電流iの大きさは、全ての時点においてほぼ同一となっている。従って、駆動軸22の出力トルクはほぼ一定となる。例えば、時点Aにおいて、コントローラ34は、ブラシレスDCモータ14に正方向に流れる電流を供給するよう作動し、ギヤ機構の作用によって、ポンプ軸24の上方への移動が生じる。次に、コントローラ34は、正方向の電流と同じ大きさでブラシレスDCモータ14に負方向に流れる電流を直ちに供給するように作動する。このような反転により、下方へのポンプ軸24の移動が生じる。従って、時点Aと時点Bとの間でポンプ作動の完全な1反転サイクルが生じる。ある期間にわたって流れる電流iの方向は、所望の期間にわたり正方向と負方向とに交互に継続的に切り換えられ、ポンプ軸24の往復動が継続して生じる。
ポンプ軸24の上方移動ストロークと下方移動ストロークとからなるポンプ作動の1反転サイクルは、1対の正方向電流及び負方向電流によって完了する。ポンプ作動の各反転サイクルが生じる期間の長さを変更して、後述するように、ポンプシステム10の性能を改善するようにしてもよい。本実施形態では、図示する期間にわたり、個々の正方向の期間及び負方向の期間がそれぞれ増大する。従って、時点Bと時点Cとの間で生じる第2のポンプ反転間隔は、時点Aと時点Bとの間で生じる第1のポンプ反転間隔より長くなる。その後の各ポンプ反転間隔は、時間の経過と共に徐々に長くなっていく。これにより、より長い直線距離をポンプ軸24が往復動することになり、図5Bに示すように、シリンダ44内におけるピストンのストローク長が増大する。このようなポンプ軸24のストローク長の変化により、減速ギヤ機構38、ピニオンギヤ68、及びラックギヤ70におけるギヤの噛み合い位置が異なるときにポンプ軸24の方向の反転が行われ、これによってギヤ機構における摩耗の分布が改善される。
図5Bに実線で示すように、ピストンシリンダ44内のピストンのストロークdは、時点Aから時点Dに向けて増大していく。例えば、ピストンのストロークdは、時点Aと時点Bとの間で、特定の点に向けて増大した後、起点に向けて戻っていく。その後の各ポンプ反転の際には、ストロークdが次第に増大していく。従って、図5Aにおける時点Aから時点Bに対応する図5Bの同じ時間枠では、ストローク長の増大が示されている。ストローク長が増大して、時点Dにおいてシリンダ44の全体またはほとんどが使用されるようになった後は、ストローク長を徐々に減少させさせてもよい。即ち、図5A及び図5Bにおける時点Aから時点Bに対し、時点Dにおける縦軸を中心として線対称となる時点を定め、電流の反転間隔及びストローク長を徐々に短縮していってもよい。
ストローク長を変化させることの利点には、ポンプシステム10の耐用寿命の増大が含まれる。即ち、運動変換装置16のギヤ機構の耐用寿命が増大する。ポンプの反転動作により、ギヤの歯、特にピニオンギヤ68の歯に衝撃荷重が加わる。このことは、ポンプ反転期間が最短化されて、駆動軸22が急速に方向を反転させる場合に特に顕著となる。ポンプ軸24のストローク長を変化させることにより、反転が生じたときに噛み合うギヤの歯が変わり、これによって、衝撃荷重が加わるギヤの歯がより多く分散した状態となる。更に、ポンプ軸24、軸40、及び軸42に沿った部分のように、ポンプシステム10内の軸支持領域に沿った部分での反転が生じる位置が変わることによって、ポンプシステム10内における軸受部分の耐用寿命が増大する。
図5A及び図5Bの実線は、所定のパターンでのストローク長の線形で均一な変化を示している。図5Aに示すように、時点Aと時点Bとの間で、ポンプ作動の完全な一反転サイクルが生じている。各反転周期は、正方向の電流と負方向の電流とに等しく割り振られる。このような均等配分により、所定のポンプストロークを達成するための十分な余地がないことで、ポンプ軸24がシリンダ44内のピストンをシリンダ44の端部から突き出したり端部に衝突させたりする事態が確実になくなる。但し、ストローク長は、不規則に変化させてもよいし、不均一に変化させてもよい。コントローラ34がピストンの絶対位置を監視するか、シリンダ内のピストンが突き出すのを回避するような設定パターンが設けられる限り、各ポンプ反転周期における正方向電流と負方向電流との時間配分を変更することが可能である。このために、コントローラ34はポジションセンサ35を用い、シリンダ44に対するポンプ軸24の絶対位置を監視する。これに代え、シリンダ44にポジションセンサを設け、ピストンの位置を監視するようにしてもよい。
例えば、図5Bの実線は、上方への移動から下方への移動への切り換えを行う位置(頂点で示される)が変更可能であることを示しているが、下方への移動から上方への移動への切り換えは、当初の同じ位置(谷で示される)で常に行われている。但し、破線は、下方への移動から上方への移動への切り換えが異なる位置で行われてもよいことを示すものである。このように、ストロークの範囲は、シリンダ44における使用可能な全領域内に常に維持される一方、各ストロークで反転が生じる位置は、変更することが可能である。従って、ストローク長を変化させることができるだけでなく、シリンダ44に対するポンプ軸24の位置(及び運動変換装置16におけるギヤ機構の噛み合い位置)に関し、各ストロークにおいて反転を行う位置も変化させることが可能である。
好ましい実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明の主旨及び範囲から逸脱することなく、形態を詳細に変更可能であることは、当業者が認識しうるものである。

Claims (17)

  1. 第1の回転方向と前記第1の回転方向とは逆方向の第2の回転方向とに反転して回転可能な出力軸を有する電動モータと、
    第1の直線方向と前記第1の直線方向とは逆方向の第2の直線方向とに移動可能な入力軸を有するポンプと、
    前記出力軸を前記入力軸に連結して、前記第1の回転方向の前記出力軸の回転運動を前記第1の直線方向の前記入力軸の移動に変換し、前記第2の回転方向の前記出力軸の回転運動を前記第2の直線方向の前記入力軸の移動に変換するラックアンドピニオン式変換装置と、
    前記出力軸の回転方向を繰り返し反転させて、前記入力軸の往復動を生成するコントローラとを備え、
    前記コントローラは、
    前記電動モータに供給する電流の流れる方向を反転させて、前記出力軸の回転方向を反転させ、
    前記電動モータに供給する電流を反転する時間間隔を変化させ、前記出力軸の回転方向を反転する際に前記ラックアンドピニオン式変換装置において噛み合う歯を変えることにより、衝撃荷重が加わる歯を分散させる
    ことを特徴とするポンプシステム。
  2. 前記ポンプは、容積式ポンプからなることを特徴とする請求項1に記載のポンプシステム。
  3. 前記ラックアンドピニオン式変換装置は、減速ギヤ機構を更に備えることを特徴とする請求項に記載のポンプシステム。
  4. 前記減速ギヤ機構は、2段階の減速機構からなることを特徴とする請求項に記載のポンプシステム。
  5. 前記電動モータは、ブラシレス直流モータからなることを特徴とする請求項1に記載のポンプシステム。
  6. 前記コントローラは、前記電動モータの出力トルクを一定に維持することを特徴とする請求項に記載のポンプシステム。
  7. 電動モータに流れる電流の方向を繰り返し反転させて、前記電動モータの出力軸を時計回りと反時計回りとに交互に回転させる工程と、
    減速ギヤ機構及びラックアンドピニオン機構を用い、前記出力軸の時計回りと反時計回りとの交互の回転運動を、ポンプ軸の直線往復動に変換する工程と
    前記電流の方向を反転する時間間隔を変化させ、前記ポンプ軸の上限位置、前記ポンプ軸の下限位置、及び前記ポンプ軸のストローク長の少なくとも1つを変えることにより、前記出力軸の回転方向を反転する際にラックアンドピニオン変換装置において噛み合う歯を変える工程と
    を備えることを特徴とするポンプの運転方法。
  8. 前記電動モータは、ブラシレス直流モータからなり、
    前記ポンプは、容積式ポンプからなる
    ことを特徴とする請求項に記載のポンプの運転方法。
  9. 前記出力軸の時計回りと反時計回りとの交互の回転運動を前記ポンプ軸の直線往復動に変換する前記工程は、
    前記出力軸でピニオンギヤを回転させる工程と、
    前記ピニオンギヤでラックギヤを直線移動させる工程と
    を備えることを特徴とする請求項に記載のポンプの運転方法。
  10. 前記時計回りの前記出力軸の回転により、第1の方向の前記ポンプ軸の直線移動を生成し、
    前記反時計回りの前記出力軸の回転により、前記第1の方向とは逆方向の第2の方向の前記ポンプ軸の直線移動を生成する
    ことを特徴とする請求項に記載のポンプの運転方法。
  11. 前記電動モータに一定の大きさの電流を供給して出力トルクを一定に維持する工程と、
    前記ポンプの出力する圧力を一定に維持する工程と
    を更に備えることを特徴とする請求項に記載のポンプの運転方法。
  12. 電流が流れる方向を反転する前記時間間隔を、予め定めたパターンで変化させることを特徴とする請求項に記載のポンプの運転方法。
  13. 電流が流れる方向を反転する前記時間間隔は、前記上限位置を徐々に上昇させるもの、または前記下限位置を徐々に上昇させるものであることを特徴とする請求項12に記載のポンプの運転方法。
  14. 電流が流れる方向を反転する前記時間間隔を、不規則に変化させることを特徴とする請求項に記載のポンプの運転方法。
  15. 前記ポンプ軸のストローク長を最大ストローク長まで徐々に増大させ、その後、最小ストローク長まで徐々に減少させる工程を更に備えることを特徴とする請求項に記載のポンプの運転方法。
  16. 回転する出力軸を有したブラシレス直流電動モータと、
    直線移動する入力軸を有した容積式ポンプと、
    前記出力軸を前記入力軸に連結し、時計回りの前記出力軸の回転を、第1の方向の前記入力軸の移動に変換し、反時計回りの前記出力軸の回転を、前記第1の方向とは逆方向の第2の方向の前記入力軸の移動に変換するラックアンドピニオン式変換装置と、
    前記出力軸の回転方向を繰り返し反転させて、前記入力軸の往復動を発生させるコントローラとを備え、
    前記コントローラは、前記電流の方向を反転する時間間隔を変化させ、前記出力軸の回転方向を反転する際に前記ラックアンドピニオン式変換装置において噛み合う歯を変えることにより、前記ラックアンドピニオン式変換装置における歯の摩耗を抑制する
    ことを特徴とするポンプシステム。
  17. 前記ラックアンドピニオン式変換装置は、
    前記出力軸に組み付けられたピニオンギヤと、
    前記入力軸に組み付けられたラックギヤと、
    前記ピニオンギヤ及び前記ラックギヤに組み付けられた減速ギヤ機構と
    を備えることを特徴とする請求項16に記載のポンプシステム。
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