JP6119787B2 - ケース体に対する回路基板の姿勢維持構造 - Google Patents
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Description
本発明は、回路基板をケース体から取り外し、または回路基板をケース体に取り付ける際に、ケース体に対する回路基板の姿勢を維持するための構造に関する。
近年、駆動源として電動モータを搭載したハイブリッド車両や電気自動車等が開発されている。車両に搭載されるパワー制御ユニット(PCU:Power Control Unit)は、電源の直流電圧を昇圧し、昇圧した直流電力から三相交流電力を生成して、電動モータに提供する。
パワー制御ユニットは、ケース体に、昇圧コンバータおよびインバータのスイッチング素子、リアクトル、コンデンサ、各種センサ、冷却器などの構成部品を収容するとともに、各種センサの検出値にもとづいてスイッチング素子を制御する電子部品を搭載した回路基板を収容する。ケース体の開口はカバー体により覆われて、ケース体とカバー体とが締結用ボルトで固定される。
特許文献1は、嵌合ピンを備えるケースと、嵌合ピンに嵌合される嵌合穴を有する電子回路基板を備える電子制御装置を開示する。この電子制御装置において、嵌合ピンおよび嵌合穴は、ケースに電子回路基板を組み付ける際の組み付け方向から見て回転非対称に配置され、これにより電子回路基板のケースに対する誤組を防止するようにしている。
車両には電子制御装置として、パワー制御ユニット(PCU)以外にも多くの電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)が搭載されている。これらのECUもPCUと同様にケース体内に回路基板を収容して構成されているが、回路基板の電子部品とケース体内の構成部品は、半田により電気的に接続されていることが多い。そのため回路基板に故障が発生した場合、回路基板のみを交換しようとすると、半田を除去して故障した回路基板をケース体から取り外し、また新しい回路基板をケース体に取り付ける際には、回路基板の電子部品とケース体内の構成部品とを半田付けする作業が必要となる。この交換作業はディーラーにおいて整備士により手動で行われることになるが、現状では作業性の悪さにより、回路基板のみの交換は行っておらず、ECUをケースごと全交換している。
PCUにおいても同様の事情が存在しており、PCU用の回路基板に故障が発生すると、回路基板のみを交換するのではなく、PCUをケース体ごと全交換する。しかしながらPCUのケース体の価格は他のECUのケース体と比べると非常に高いため、回路基板に故障が発生している場合には、回路基板のみを交換できるようにすることが好ましい。なおPCU以外の電子制御装置であっても、交換作業が容易になるのであれば、ケース体ごと全交換するのではなく、回路基板のみを交換できるようにすることが好ましい。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、整備士などの作業者が電子制御装置のケース体から回路基板を取り外し、または電子制御装置のケース体に回路基板を取り付ける際に、ケース体に対する回路基板の姿勢を維持するための構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、ケース体の内部に固定される構成部品と回路基板の電子部品とがコネクタにより電気的に接続される電子制御装置において、ケース体から回路基板を取り外し、またはケース体に回路基板を取り付ける際に、ケース体に対する回路基板の姿勢を維持するための構造を提供する。この態様の姿勢維持構造は、カバー体をケース体に固定するためにケース体に設けられたカバー固定用穴に取り付けられる方向規制ピンと、回路基板を把持する把持部を有する把持治具とを備える。把持治具は方向規制ピンが挿入されるガイド穴を有し、ガイド穴に挿入された方向規制ピンにより移動方向を規制される。
この態様によると、電子制御装置においてケース体の内部に固定される構成部品と回路基板の電子部品とがコネクタにより電気的に接続されるため、コネクタをケース体の信号端子から外すことで、ケース体の内部に固定される構成部品と回路基板の電子部品との電気的接続を解除し、コネクタを信号端子に装着することで、ケース体の内部に固定される構成部品と回路基板の電子部品とを電気的に接続できる。また、この態様によると、回路基板の交換時に、回路基板を把持した把持治具の移動方向が方向規制ピンにより規制されるため、回路基板の姿勢を一定に維持することが可能となる。また方向規制ピンがカバー固定用穴に取り付けられるため、方向規制ピン用の穴を別途形成しておく必要がない。
回路基板の交換時には、少なくとも3本の方向規制ピンが、異なるカバー固定用穴に取り付けられることが好ましい。少なくとも3本の方向規制ピンを利用して把持治具の移動方向をガイドすることで、回路基板の姿勢をより安定に維持できる。
把持部は把持治具において弾性変形可能に支持されて、回路基板の縁部を把持することが好ましい。把持部を弾性変形可能に設けることで、回路基板の把持および解放を容易に実現できる。
把持治具のガイド穴は、金属材料で形成されてもよい。ガイド穴を金属材料で形成することで、ガイド穴と方向規制ピンとの間のがたつきを抑制できる。
本発明によれば、電子制御装置のケース体から手動で回路基板を取り外し、または電子制御装置のケース体に手動で回路基板を取り付ける際に、ケース体に対する回路基板の姿勢を維持するための構造を提供する。
図1は、ハイブリッド車両等の電動モータを走行駆動源として備える車両におけるモータ制御システムを説明するための図である。モータ制御システム1は、パワー制御ユニット(PCU)2、電源3およびモータ4を備える。なお図1には1つのモータ4を示しているが、モータ制御システム1は、複数のモータ4を備えてもよい。
PCU2は、フィルタコンデンサ5、昇圧コンバータ6、平滑コンデンサ7、インバータ8および制御部10を備える。またセンサ群としてPCU2は、平滑コンデンサ7の両端電圧を検出する電圧センサ11、モータ4のV相コイルおよびW相コイルに流れるモータ電流をそれぞれ検出する電流センサ12a、12bを備える。なおPCU2は、昇圧コンバータ6およびインバータ8の温度を検出する温度センサ、昇圧コンバータ6のリアクトルに流れる電流を検出する電流センサをさらに有してよい。各センサからの検出値は、所定のタイミングで制御部10に出力される。
制御部10は、走行制御ECU(図示せず)から指示されるモータトルク指令に応じて、昇圧コンバータ6を制御して電源3の直流電圧を昇圧し、インバータ8を制御して直流電力を三相交流電力に変換して、モータ4に供給する。フィルタコンデンサ5は、電源3と昇圧コンバータ6との間に並列に接続され、電源3の直流電圧を平滑化する機能をもつ。
昇圧コンバータ6は、リアクトルおよびスイッチング素子を有し、フィルタコンデンサ5を介して電源3に接続される。昇圧コンバータ6は、リアクトルに流れる電流を検出する電流センサを有し、検出した電流値を制御部10に出力する。スイッチング素子は、制御部10から供給されるゲート信号によりスイッチング動作し、フィルタコンデンサ5の直流低電圧を、直流高電圧に昇圧する。
平滑コンデンサ7は、昇圧コンバータ6とインバータ8との間に設けられ、昇圧コンバータ6で昇圧された直流電圧を平滑化し、その直流電圧の電荷を蓄電する。電圧センサ11は、平滑コンデンサ7の両端間の電圧を検出し、検出した電圧値を制御部10に出力する。インバータ8はスイッチング素子を有し、制御部10から供給されるモータ4の各相(U相、V相、W相)用のスイッチング素子に対するゲート信号によりスイッチング動作し、直流電力を三相交流電力に変換してモータ4に供給する。
制御部10は、マイクロコンピュータやメモリ等の電子部品により構成され、これらの電子部品は回路基板に搭載される。制御部10は、モータトルク指令を受け取ると、各種センサから出力される検出値をもとに、昇圧コンバータ6およびインバータ8に対してゲート信号を供給し、それぞれのスイッチング素子を制御する。
以下、PCU2の構造について説明する。PCU2は、開口を有するケース体に回路基板を取り付け、ケース体の開口をカバー体で覆うことで形成される。実施例においてPCU2は電子制御装置の一例として示される。
図2は、PCU2の各構成部材を説明するための図である。図2では、各構成部材の断面の概要を示している。
図2は、PCU2の各構成部材を説明するための図である。図2では、各構成部材の断面の概要を示している。
PCU2は、ケース体20、回路基板40およびカバー体60により形成される。ケース体20は、最上部に開口34を有する箱形状をとる。ケース体20の収容空間22には、図示していないが、フィルタコンデンサ5、昇圧コンバータ6、平滑コンデンサ7、インバータ8、電圧センサ11、電流センサ12、冷却器などの構成部品が収容されており、ケース体20の側壁には、冷媒を供給する供給菅および排出菅が取り付けられている。収容空間22の上方には、開口34において開放されて回路基板40を収容するための収容空間32が形成され、収容空間22と収容空間32とは、仕切板30によって仕切られている。
図1を参照して、回路基板40に形成される制御部10は、収容空間22に収容された昇圧コンバータ6およびインバータ8のスイッチング素子や、各種センサとの間で信号を送受するが、この信号の送受は、回路基板40に設けられるコネクタ48が、仕切板30において立設される複数の信号端子24に電気的に接続することで実現される。信号端子24は、収容空間22に収容されている構成部品と接続し、コネクタ48は、回路基板40に搭載された電子部品42と接続している。このようにPCU2においては、ケース体20の内部に固定される構成部品と回路基板40の電子部品42とがコネクタ48により電気的に接続される。
コネクタ48はメス型のコネクタとして形成され、上向きに突出してオス型端子の形状をもつ信号端子24に対して下向きに押し込むことで、コネクタ48と信号端子24とが電気的に接続する。実施例のPCU2では、ケース体20の内部に固定される構成部品と回路基板40の電子部品42とを半田等により電気的に接続するのではなく、コネクタ48と信号端子24とを嵌合させることで、電気的接続を実現する。このような接続構造を採用することで、整備士などの作業者が手動で、ケース体20から故障した回路基板40を容易に取り外すことができ、また新しい回路基板40をケース体20に容易に取り付けることができる。
仕切板30には、回路基板40をボルトで締結するための複数の基板固定用穴28が設けられる。基板固定用穴28は、仕切板30から突出して形成されており、回路基板40をケース体20に取り付けたときに、回路基板40と仕切板30との間に隙間をつくるスペーサとしての役割ももつ。ケース体20の最上部の縁部36には、カバー体60をボルトで締結するための複数のカバー固定用穴26が設けられる。
図3は、PCU2の構成部材の1つであるケース体20の上面を示す。ケース体20の縁部36は、PCU2の防水性を担保するために高い平面度をもつように加工されており、縁部36には、カバー固定用穴26が複数設けられる。この例では縁部36の4隅および隣接する隅の間に、計8つのカバー固定用穴26が設けられているが、PCU2の防水性を高めるために、それ以上の数のカバー固定用穴26が設けられてもよい。縁部36の内周により画定される開口34の下方には、仕切板30が設けられる。仕切板30には、複数の信号端子24が立設され、また複数の基板固定用穴28が突設されている。
図2に戻り、回路基板40は複数の電子部品42を搭載して、PCU2の動作を制御する制御部10を形成する。回路基板40には複数の貫通孔であるボルト穴46が形成されている。回路基板40は、ボルト穴46と仕切板30上の基板固定用穴28とが合うように基板固定用穴28の上に載置された後、ボルト44によりケース体20に締結される。
なお回路基板40をケース体20に組み付ける前、コネクタ48は、端子用開口50の上側にて仮装着されており、回路基板40が基板固定用穴28の上に載置された後、端子用開口50を通過した信号端子24に対してコネクタ48が下向きに押されることで、信号端子24がコネクタ48の凹部に嵌合し、信号端子24とコネクタ48とが電気的に接続する。
図4は、PCU2の構成部材の1つである回路基板40の上面を示す。回路基板40には、制御部10を形成する複数の電子部品42が搭載されている。回路基板40は、貫通する複数のボルト穴46を有し、ボルト穴46は、ケース体20の仕切板30における基板固定用穴28の位置に対応して形成される。
回路基板40の外周には、複数の切欠部52が設けられる。切欠部52は、矩形の基板外周の一部を内側に切り欠いて形成されており、回路基板40を交換する際に、専用の治具によって把持されるために設けられる。治具が回路基板40を安定して把持できるように、切欠部52は、矩形の回路基板40の4隅の近傍に形成されることが好ましい。
図2に戻り、カバー体60はケース体20の開口34を覆うための部材であり、カバー体60の縁部分には、複数の貫通孔であるボルト穴64が形成されている。カバー体60は、ボルト穴64とケース体20の縁部36に形成されたカバー固定用穴26とが合うようにケース体20の上に載置された後、ボルト62によりケース体20に締結される。
ケース体20の縁部36に当接するカバー体60の縁部分の裏面側は、高い平面度をもつように加工される。これによりケース体20とカバー体60とをボルト62で締結すると、両者が高い平面度を有していることで、防水性の密閉構造が実現される。
ケース体20、回路基板40およびカバー体60の組み付け作業は、部品工場においてロボットにより行われる。回路基板40をケース体20に取り付ける際、ロボットは、回路基板40とケース体20とを精度高く位置合わせできるため、信号端子24を回路基板40の裏面に干渉させることなく、回路基板40の端子用開口50に挿入でき、回路基板40をケース体20に固定できる。
図5は、PCU2の構成部材を組み付けた状態の断面の概要を示す。回路基板40が、ボルト44によってケース体20に取り付けられ、またカバー体60が、ボルト62によってケース体20に取り付けられている。
上記したようにケース体20の収容空間22には、スイッチング素子(パワー半導体素子)やコンバータ、リアクトル、各種センサなどの構成部品が収容されているため、高価である。そのため回路基板40が故障した場合に、PCU2をケース体20も含めて全交換するとなると、車両オーナーの負担は大きい。そこで実施例のPCU2は、ケース体20の内部に固定される構成部品と回路基板40の電子部品42との電気的接続をコネクタ48によって実現し、回路基板40が故障した際には、コネクタ48を上方に引っ張って信号端子24から外し、またボルト44を外すことで、回路基板40をケース体20から容易に取り外せるようにしている。
しかしながら、この取外作業は、ディーラーにおいて作業者が手動で行うため、故障した回路基板40をケース体20から引き上げる際に、回路基板40を水平に保つことが難しい。たとえば引き上げ中に回路基板40を水平に維持できず傾けてしまうと、端子用開口50の内周縁が信号端子24に接触して、信号端子24を曲げてしまうことがある。信号端子24が曲がると、新しい回路基板40をケース体20に取り付ける際に、信号端子24の曲がった上端が回路基板40の裏面に接触して、信号端子24を端子用開口50に挿入できなくなる可能性がある。また同様に、新しい回路基板40をケース体20に挿入する際にも、回路基板40を水平に維持できず傾けてしまうと、信号端子24の上端が回路基板40の裏面に接触して、端子用開口50に挿入できず、信号端子24とコネクタ48とを接続できない可能性がある。
そこで実施例においては、作業者が回路基板40をケース体20から取り外し、または回路基板40をケース体20に取り付ける際に、ケース体20に対する回路基板40の姿勢を維持するための姿勢維持構造を提案する。この姿勢維持構造は、回路基板40を交換する際に回路基板40を水平に維持するための構造であり、以下においては、回路基板40の「交換構造」とも呼ぶ。交換構造は、ケース体20のカバー固定用穴26に取り付けられる方向規制ピンと、回路基板40を把持する把持治具とを備えて構成される。把持治具は樹脂材料により軽量且つ安価に形成されることが好ましい。
図6は、把持治具の構成を示す。図6(a)は把持治具の上面を示し、図6(b)は把持治具の側面を示し、図6(c)は把持治具の把持部を示す。把持治具100は、ガイド穴102を形成された菅部104を有する。このガイド穴102は、回路基板40の交換時に、方向規制ピンが挿入される穴であり、図6(a)では、ケース体20の4隅のカバー固定用穴26の位置に対応して把持治具100の4隅に設けられている。なおガイド穴102の個数は、回路基板40の交換時に使用する方向規制ピンの本数分だけあればよい。
把持治具100の筐体は、ケース体20の開口34から収容空間32に挿入可能な大きさに形成される。治具筐体は下面に開口を有する箱形状をとり、把持治具100を回路基板40に被せたときに、回路基板40に実装された電子部品42やコネクタ48に干渉することなく収容する空間をもつ。菅部104は、治具筐体がケース体20の収容空間32に挿入されたときに、菅部104のガイド穴102がケース体20のカバー固定用穴26と同軸になるように支持部106によって支持される。ガイド穴102は、カバー固定用穴26と同径であってよい。
治具筐体には、複数のボルト着脱用穴108が形成される。ボルト着脱用穴108は貫通孔であり、回路基板40を把持した状態で、回路基板40とケース体20を締結しているボルト44を外し、または回路基板40とケース体20をボルト44で締結するために設けられる。把持治具100が回路基板40を把持した状態で作業者がボルト着脱用穴108を通じてボルト44の着脱を行えるようにしたことで、ボルト着脱時の回路基板40のケース体20に対する相対位置精度を確保できる。
なお回路基板40においてコネクタ48や電子部品42の基板面からの高さが高く、把持治具100を回路基板40に被せたときに、コネクタ48や電子部品42の上面が治具筐体の上板116の裏面に接触するような場合には、その位置に凹部ないしは貫通穴を設けて、コネクタ48や電子部品42の上面と上板116の裏面との干渉が生じないようにする。
治具筐体の上板116において切り欠かれた領域に、複数のレバー110および把持部112が形成される。レバー110および把持部112は1つの板状部材として形成され、弾性支持部118により弾性変形可能に支持される。レバー110は、弾性支持部118による支持位置の上側の板状部材であって、作業者により操作可能である。把持部112は、弾性支持部118による支持位置の下側の板状部材であり、内側に突出した下端部において回路基板40の縁部、具体的には切欠部52の縁部に係止する。
複数の把持部112が、回路基板40の複数の切欠部52に対応する位置に設けられ、この例では、互いに対向する一対の把持部112が2組設けられている。図示されるように、4つの把持部112が治具筐体の4隅近傍に設けられ、それぞれの把持部112が回路基板40の切欠部52の縁部裏面に係止することで、回路基板40を把持できる。把持部112が回路基板40を把持することで、把持治具100に対して回路基板40が固定され、基板交換時に把持治具100と回路基板40とが一体として移動可能となる。またレバー110および把持部112が、弾性支持部118により把持治具100に弾性変形可能に支持されることで、回路基板40の把持および解放を容易に実現できる。
(回路基板40の取外工程)
以下、方向規制ピンおよび把持治具100を用いてケース体20から回路基板40を取り外す工程を説明する。取外作業は、作業者により手動で行われる。取外工程では、まず最初に、図5に示す組付状態からボルト62を外し、ケース体20からカバー体60を取り外す。図7は、ケース体20からカバー体60を取り外した状態を示す。
以下、方向規制ピンおよび把持治具100を用いてケース体20から回路基板40を取り外す工程を説明する。取外作業は、作業者により手動で行われる。取外工程では、まず最初に、図5に示す組付状態からボルト62を外し、ケース体20からカバー体60を取り外す。図7は、ケース体20からカバー体60を取り外した状態を示す。
続いて作業者は、コネクタ48を上方に引き抜いて信号端子24との接続を解除し、方向規制ピン80をケース体20のカバー固定用穴26に固定する。
図8は、ケース体20のカバー固定用穴26に方向規制ピン80を固定した状態を示す。方向規制ピン80はボルト62と同径の円柱状部材であり、少なくともカバー固定用穴26に挿入される軸部には、雄ねじが切られている。作業者は、方向規制ピン80をカバー固定用穴26に螺合して、方向規制ピン80が縁部36に対して垂直となるように固定する。図8には、縁部36の隅に設けられたカバー固定用穴26a、26b、26cに、それぞれ方向規制ピン80a、80b、80cを取り付けた状態が示される。
図8は、ケース体20のカバー固定用穴26に方向規制ピン80を固定した状態を示す。方向規制ピン80はボルト62と同径の円柱状部材であり、少なくともカバー固定用穴26に挿入される軸部には、雄ねじが切られている。作業者は、方向規制ピン80をカバー固定用穴26に螺合して、方向規制ピン80が縁部36に対して垂直となるように固定する。図8には、縁部36の隅に設けられたカバー固定用穴26a、26b、26cに、それぞれ方向規制ピン80a、80b、80cを取り付けた状態が示される。
ケース体20に方向規制ピン80を固定する際に、カバー体60をケース体20に固定するためにケース体20に設けられたカバー固定用穴26を利用することで、方向規制ピン80を固定するための専用の穴を別途設ける必要がない。またカバー固定用穴26が形成されている縁部36は、平面度が高く加工されているため、縁部36に対して方向規制ピン80を精度よく垂直に設置することが可能となる。またカバー固定用穴26には、方向規制ピン80が挿入される直前までボルト62が入っているため、その周囲には砂や泥などの異物が付着していない。そのため方向規制ピン80をカバー固定用穴26に挿抜する際に、異物がケース体20の収容空間32に入り込まないという利点もある。
作業者は、把持治具100を持ち上げ、ケース体20の上方に配置する。
図9は、把持治具100をケース体20の上方に配置した状態を示す。作業者は、方向規制ピン80aをガイド穴102aに、方向規制ピン80bをガイド穴102bに、方向規制ピン80cをガイド穴102cに挿入させるべく、把持治具100をゆっくりとケース体20に近づける。
図9は、把持治具100をケース体20の上方に配置した状態を示す。作業者は、方向規制ピン80aをガイド穴102aに、方向規制ピン80bをガイド穴102bに、方向規制ピン80cをガイド穴102cに挿入させるべく、把持治具100をゆっくりとケース体20に近づける。
図10は、方向規制ピン80の一部がガイド穴102に挿入された状態を示す。方向規制ピン80がケース体20の縁部36に対して垂直に設置されているため、方向規制ピン80がガイド穴102に挿入されると、把持治具100は、方向規制ピン80に対して直角となる姿勢を維持され、すなわちケース体20に対して正確に水平となる姿勢を維持される。作業者は、治具筐体の下端部が回路基板40に当接するまで把持治具100をゆっくりと落とし込む。
図11は、把持治具100の下端部が回路基板40に当接した状態を示す。把持治具100を、下端部が回路基板40に当接するまで落とし込むと、把持部112の内側に突出した下端部が、回路基板40の切欠部52に係止する。
図12は、回路基板40の裏面において把持部112が切欠部52に係止した状態を示す。なお図12においては、他の構成の図示を簡略化している。上記したようにレバー110および把持部112は、弾性支持部118により上板116に弾性変形可能に支持されている。把持治具100の下端部が回路基板40に当接する前に、把持部112の下端部の内向き突起が切欠部52の縁部に当接すると、把持部112が、切欠部52の縁部から離れる方向に変形する。把持治具100の下端部が回路基板40に当接するとき、内向き突起は切欠部52の縁部を乗り越え、回路基板40の裏面に回り込んで、切欠部52に係止する。このようにして把持部112は、回路基板40の縁部を把持する。把持部112が回路基板40を把持した状態で、作業者は、ボルト着脱用穴108から、回路基板40とケース体20とを締結しているボルト44を外す。把持部112が回路基板40を把持した状態で作業者がボルト44を外せるようにしたことで、ボルト取外時の回路基板40のケース体20に対する相対位置精度を確保できる。
なお上記した取外工程においては、把持治具100をケース体20内に挿入する前にコネクタ48と信号端子24との接続を解除したが、この接続解除は、把持治具100をケース体20内に落とし込んだ後に行ってもよい。この場合、把持治具100の上板116にコネクタ48用の開口を設けておき、作業者は、把持治具100をケース体20内に落とし込んだ後に、コネクタ用開口からコネクタ48を上方に引き上げて、信号端子24との接続を解除してもよい。
作業者はボルト44を外すと、回路基板40を把持した把持治具100を上方に引き上げる。
図13は、把持治具100を上方に引き上げている状態を示す。図示されるように回路基板40は、把持治具100により把持されて、把持治具100とともに上方に引き上げられる。把持治具100は、回路基板40を把持した状態でガイド穴102に挿入された方向規制ピン80に沿って動かされることで、引き上げ方向が方向規制ピン80によって正確にガイドされ、移動方向を規制される。すなわち把持治具100は、方向規制ピン80により移動方向をケース体20の縁部36に垂直な方向に制限され、水平姿勢を維持しながら上方に引き上げられる。把持治具100に固定された回路基板40も、把持治具100とともに水平姿勢を維持して上方に引き上げられるため、引き上げ中に回路基板40が傾くことがなく、ケース体20の信号端子24が、回路基板40の端子用開口50と接触して曲げられることがない。
図13は、把持治具100を上方に引き上げている状態を示す。図示されるように回路基板40は、把持治具100により把持されて、把持治具100とともに上方に引き上げられる。把持治具100は、回路基板40を把持した状態でガイド穴102に挿入された方向規制ピン80に沿って動かされることで、引き上げ方向が方向規制ピン80によって正確にガイドされ、移動方向を規制される。すなわち把持治具100は、方向規制ピン80により移動方向をケース体20の縁部36に垂直な方向に制限され、水平姿勢を維持しながら上方に引き上げられる。把持治具100に固定された回路基板40も、把持治具100とともに水平姿勢を維持して上方に引き上げられるため、引き上げ中に回路基板40が傾くことがなく、ケース体20の信号端子24が、回路基板40の端子用開口50と接触して曲げられることがない。
この例においては、3本の方向規制ピン80が、ケース体20の異なるカバー固定用穴26に取り付けられて、把持治具100の挿抜方向をガイドしている。本発明者は、カバー固定用穴26に様々な本数の方向規制ピン80を取り付けて実験した結果、少なくとも3本の方向規制ピン80をカバー固定用穴26に取り付けることで、把持治具100の移動方向を好適に規制できることの知見を得た。なお2本の方向規制ピン80を、対角に位置するカバー固定用穴26に取り付けた場合にも、把持治具100をある程度水平に維持できることも分かった。
把持治具100のガイド穴102は、金属材料で形成されてもよい。ガイド穴を金属材料で形成することで、ガイド穴102と方向規制ピン80との間のがたつきを抑制できる。たとえばガイド穴102は、樹脂製の菅部104に金属カラーを固定することで形成されてもよい。
(回路基板40の取付工程)
以下、方向規制ピン80および把持治具100を用いてケース体20に、新しい回路基板40を取り付ける工程を説明する。
図14は、把持治具100に、新しい回路基板40を取り付けた状態を示す。回路基板40の複数の切欠部52には、把持治具100の把持部112が係止され、これにより回路基板40が把持治具100に把持されている。
以下、方向規制ピン80および把持治具100を用いてケース体20に、新しい回路基板40を取り付ける工程を説明する。
図14は、把持治具100に、新しい回路基板40を取り付けた状態を示す。回路基板40の複数の切欠部52には、把持治具100の把持部112が係止され、これにより回路基板40が把持治具100に把持されている。
作業者は、回路基板40を把持した把持治具100を持ち上げ、ケース体20の上方に配置する。
図15は、回路基板40を把持した把持治具100をケース体20の上方に配置した状態を示す。作業者は、方向規制ピン80aをガイド穴102aに、方向規制ピン80bをガイド穴102bに、方向規制ピン80cをガイド穴102cに挿入させるべく、把持治具100をゆっくりとケース体20に近づける。
図15は、回路基板40を把持した把持治具100をケース体20の上方に配置した状態を示す。作業者は、方向規制ピン80aをガイド穴102aに、方向規制ピン80bをガイド穴102bに、方向規制ピン80cをガイド穴102cに挿入させるべく、把持治具100をゆっくりとケース体20に近づける。
図16は、方向規制ピン80の一部がガイド穴102に挿入された状態を示す。方向規制ピン80がケース体20の縁部36に対して垂直に設置されているため、方向規制ピン80がガイド穴102に挿入されると、把持治具100は、方向規制ピン80に対して直角となる姿勢を維持され、すなわちケース体20に対して水平となる姿勢を維持される。作業者は、把持治具100に把持された回路基板40の裏面が基板固定用穴28の上面に当接するまで把持治具100をゆっくりと落とし込む。
回路基板40は、把持治具100とともにケース体20内に挿入される。把持治具100は、回路基板40を把持した状態でガイド穴102に挿入された方向規制ピン80に沿って動かされることで、把持治具100の挿入方向が方向規制ピン80によって正確にガイドされ、移動方向を規制される。すなわち把持治具100は、方向規制ピン80により移動方向をケース体20の縁部36に垂直な方向に制限され、水平姿勢を維持しながら下方に落とし込まれる。把持治具100に固定された回路基板40も、把持治具100とともに水平姿勢を維持して下方に落とし込まれるため、ケース体20内に挿入される際、回路基板40が傾かない。これによりケース体20の信号端子24が、回路基板40の裏面と接触して曲げられることなく、回路基板40の端子用開口50に好適に挿入される。
図17は、回路基板40の裏面が基板固定用穴28の上面に当接した状態を示す。把持部112が回路基板40を把持した状態で、作業者は、ボルト着脱用穴108から、回路基板40とケース体20とをボルト44で締結する。把持部112が回路基板40を把持した状態で作業者がボルト44を締結できるようにしたことで、ボルト締結時の回路基板40のケース体20に対する相対位置精度を確保できる。
ボルト44でケース体20と回路基板40とを固定すると、作業者は、レバー110を操作して、把持治具100による回路基板40の把持を解除する。作業者は、全てのレバー110を内側に、すなわち治具筐体の上板116に対して鋭角となるようにレバー110を倒し込む。このとき、弾性支持部118の下方の把持部112は、回路基板40から離れる方向に移動するため、把持部112による把持が解除される。
図18は、回路基板40の裏面において把持部112が切欠部52から離れた状態を示す。作業者は、把持部112による回路基板40の把持を解除させた状態で、把持治具100を上方に引き上げる。
図19は、把持治具100を上方に引き上げている状態を示す。
図19は、把持治具100を上方に引き上げている状態を示す。
以上のように、実施例の回路基板40の姿勢維持構造によると、回路基板40の交換時に、回路基板40の姿勢を正確に水平に保つことができるため、立設する信号端子24を曲げることなく、作業者が手動で回路基板40の交換作業を行うことが可能となる。
以上、実施例をもとに本発明を説明した。実施例はあくまでも例示であり、各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。実施例においてPCU2は電子制御装置の一例であって、他の種類の電子制御装置においても、上記した姿勢維持構造を用いることで、作業者が容易に回路基板40の交換作業を行うことができる。
方向規制ピン80およびガイド穴102の長さは、適宜定められてよい。ガイド穴102および方向規制ピン80の長さを長くすることで、回路基板40をより水平に維持することが可能となる。
1・・・モータ制御システム、2・・・PCU、10・・・制御部、20・・・ケース体、22・・・収容空間、24・・・信号端子、26・・・カバー固定用穴、28・・・基板固定用穴、30・・・仕切板、32・・・収容空間、34・・・開口、36・・・縁部、40・・・回路基板、42・・・電子部品、44・・・ボルト、46・・・ボルト穴、48・・・コネクタ、50・・・端子用開口、52・・・切欠部、60・・・カバー体、62・・・ボルト、64・・・ボルト穴、80・・・方向規制ピン、100・・・把持治具、102・・・ガイド穴、104・・・菅部、106・・・支持部、108・・・ボルト着脱用穴、110・・・レバー、112・・・把持部、116・・・上板、118・・・弾性支持部。
Claims (4)
- ケース体の内部に固定される構成部品と回路基板の電子部品とがコネクタにより電気的に接続される電子制御装置において、前記ケース体から前記回路基板を取り外し、または前記ケース体に前記回路基板を取り付ける際に、前記ケース体に対する回路基板の姿勢を維持するための構造であって、
カバー体を前記ケース体に固定するために前記ケース体に設けられたカバー固定用穴に取り付けられる方向規制ピンと、
前記回路基板を把持する把持部と、前記方向規制ピンが挿入されるガイド穴とを有する把持治具と、を備え、
前記把持治具は、前記ガイド穴に挿入された前記方向規制ピンにより移動方向を規制される、
ことを特徴とする回路基板の姿勢維持構造。 - 少なくとも3本の前記方向規制ピンが、異なる前記カバー固定用穴に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の回路基板の姿勢維持構造。
- 前記把持部は前記把持治具において弾性変形可能に支持されて、前記回路基板の縁部を把持することを特徴とする請求項1または2に記載の回路基板の姿勢維持構造。
- 前記把持治具の前記ガイド穴は、金属材料で形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の回路基板の姿勢維持構造。
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