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JP6111277B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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JP6111277B2 JP2015009726A JP2015009726A JP6111277B2 JP 6111277 B2 JP6111277 B2 JP 6111277B2 JP 2015009726 A JP2015009726 A JP 2015009726A JP 2015009726 A JP2015009726 A JP 2015009726A JP 6111277 B2 JP6111277 B2 JP 6111277B2
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Description

本発明は、トナー像をシート部材に転写するための転写装置を有する画像形成装置に関する。
複数のベルトローラーで張架された中間転写ベルトが転写ローラー及び像担持体で挟持されており、像担持体の表面に形成されたトナー像が中間転写ベルトに転写され、そのトナー像がシート部材に転写される画像形成装置が知られている。この種の画像形成装置には、シート部材にトナー像が転写された後の中間転写ベルトの表面からトナーを除去するためのクリーニングブレードが設けられることがある。クリーニングブレードは、中間転写ベルトに接触して配置されることにより、走行する中間転写ベルトの表面からトナーを除去する。
ところで、クリーニングブレードの先端と中間転写ベルトの表面との隙間に、中間転写ベルトの表面に付着する紙粉又は外添剤の凝集物などの異物が入り込む場合がある。隙間に異物が入り込んだままクリーニングブレードが中間転写ベルトと摺接すると、中間転写ベルトの表面、或いはクリーニングブレードの先端が損傷する虞がある。
一方、ベルトローラーの一端を上方又は下方に移動させて中間転写ベルトをベルトローラーの幅方向に移動させる構成が知られている(特許文献1参照)。
特開2005−003983号公報
しかしながら、仮に転写ローラー及び像担持体を中間転写ベルトに接触させたまま、ベルトローラーを幅方向に移動させると、転写ローラー及び像担持体と中間転写ベルトとが擦れて、これらの部材が損傷する虞がある。
本発明の目的は、転写ローラー、像担持体、又は中間転写ベルトなどの損傷を防止しつつ、クリーニングブレードの先端と中間転写ベルトの表面との隙間に入り込んだ異物を除去することのできる画像形成装置を提供することである。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、中間転写ベルトと、複数のベルトローラーと、複数の転写ローラーと、清掃部材と、第1駆動部と、第2駆動部と、走行制御部とを備える。前記中間転写ベルトは、複数の像担持体上に形成されたトナー像が転写される。複数の前記ベルトローラーは、前記中間転写ベルトを走行させる駆動ローラー及び前記中間転写ベルトを張架する張架ローラーを含む。複数の前記転写ローラーは、前記像担持体各々との間で前記中間転写ベルトを挟持する。前記清掃部材は、前記中間転写ベルトの表面に接触して配置される。前記第1駆動部は、前記転写ローラー各々を前記中間転写ベルトに対して接離可能である。前記第2駆動部は、複数の前記ベルトローラーのうち予め定められた一又は複数の可動ローラーの姿勢を変更可能である。前記走行制御部は、前記第1駆動部により前記転写ローラー各々を前記中間転写ベルトから離間させると共に、前記第2駆動部により前記可動ローラーの姿勢を画像形成処理の実行中の姿勢とは異なる姿勢に変更させ、前記中間転写ベルトを走行させる走行処理を実行する。
本発明によれば、転写ローラー、像担持体、又は中間転写ベルトなどの損傷を防止しつつ、クリーニングブレードの先端と中間転写ベルトの表面との隙間に入り込んだ異物を除去することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の構成を示す模式図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置のブロック構成図である。 図3は、一対のレール部材の構成を示す図である。 図4は、レール部材の移動量に応じた転写ローラー及びバックアップローラーの位置の説明図である。 図5は、バックアップローラーが傾斜している状態を示す図である。 図6は、バックアップローラーの姿勢変化による中間転写ベルトの幅方向の移動を示す図である。 図7は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の制御部による走行処理を示すフローチャートである。 図8は、中間転写ベルトを幅方向に移動させるための構成の他の例を示す図である。 図9は、図8の構成が採用される画像形成装置のブロック構成図である 図10は、傾斜機構の作用を説明するための図である
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。以下の説明では、図1で定義されている上下方向801、左右方向802及び前後方向803を用いることがある。
図1及び図2を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。画像形成装置10は、電子写真方式の画像形成装置である。図1で示されるように、画像形成装置10は、筐体100内に、シート供給部2、シート搬送部3、トナー補給部60、画像形成部4、光走査部5及び定着部6などを備える。
シート供給部2は、シート受部21及びシート送出部22を備えている。シート受部21は、複数のシート部材9を重ねて載置可能である。シート部材9は、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどのシート状の画像形成媒体である。シート送出部22は、シート部材9に接して回転することにより、シート部材9をシート受部21から搬送路30へ向けて送り出す。
シート搬送部3は、レジストローラー31、搬送ローラー32及び排出ローラー33などを備える。レジストローラー31及び搬送ローラー32が、シート供給部2から供給されるシート部材9を画像形成部4の二次転写ローラー50へ向けて搬送する。さらに、排出ローラー33が画像形成後のシート部材9を搬送路30の排出口から排出トレイ101上へ排出する。
図1に示される画像形成装置10は、タンデム型画像形成装置であり、カラー及びモノクロの画像が形成可能である。そのため、画像形成部4は、中間転写ベルト71、二次クリーニング装置49及び二次転写ローラー50をさらに備える。なお、画像形成装置10は、例えば、プリンター、コピー機、ファクシミリーまたは複合機などである。前記複合機は、前記プリンターの機能及び前記コピー機の機能などを併せ持つ。
画像形成部4は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色に対応した複数の単色画像形成部40を備える。また、画像形成装置10は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色のトナーを後述する現像装置43各々に供給する複数のトナー補給部60を備える。トナー補給部60は、筐体100から取り外し可能である。本実施形態では、トナー補給部60は、画像形成部4の上方位置に装着される。
中間転写ベルト71は、環状に形成された無端の帯状部材である。中間転写ベルト71は、駆動ローラー72、従動ローラー73及びバックアップローラー75、76に架け渡されている。駆動ローラー72は、駆動モーター(不図示)に駆動されて回転する。中間転写ベルト71は、駆動ローラー72が前記駆動モーターに駆動されることにより走行する。従動ローラー73及びバックアップローラー75、76は、中間転写ベルト71を張架する張架ローラーの一例であり、駆動ローラー72、従動ローラー73及びバックアップローラー75、76は、本発明のベルトローラーの一例である。
中間転写ベルト71は、単色画像形成部40各々における後述の感光ドラム41に形成されたトナー像が重ねて転写される。これにより、各色の画像が重ねられたカラー画像が中間転写ベルト71に形成される。感光ドラム41に形成されたトナー像が中間転写ベルト71に転写されるとき、中間転写ベルト71は、一次転写ローラー45と感光ドラム41とにより挟持される。一次転写ローラー45は、本発明の転写ローラーの一例である。
バックアップローラー75は、従動ローラー73の近傍に設けられている。バックアップローラー76は、各色に対応した複数の一次転写ローラー45のうち駆動ローラー72の近傍に設けられている。バックアップローラー75、76の具体的な位置については後述する。
なお、中間転写ベルト71、駆動ローラー72及び従動ローラー73は、ユニット化されている。このユニットを転写ベルトユニット74と称する。転写ベルトユニット74は、筐体100から取り外し可能である。
単色画像形成部40各々は、感光ドラム41、帯電装置42、現像装置43、一次転写ローラー45及び一次クリーニング装置46などを備える。感光ドラム41は、本発明の像担持体の一例である。
感光ドラム41各々は、中間転写ベルト71の周速度(移動速度)に応じた周速度で回転する。例えば、感光ドラム41が有機感光体であることが考えられる。また、感光ドラム41がアモルファスシリコン感光体であることも考えられる。感光ドラム41は、回転しつつトナー像を担持する感光体の一例である。
帯電装置42は、感光ドラム41における静電潜像が書き込まれる前の部分を帯電させる不図示の帯電ローラーを備える。
光走査部5は、筐体外面に設けられた透光性を有する出射窓99各々から感光ドラム41各々に向けて、画像データに基づくレーザー光を照射することにより感光ドラム41各々に静電潜像を形成する。光走査部5には、出射窓99各々を清掃する露光清掃部900が設けられている。詳細には説明しないが、露光清掃部900は、シリコン樹脂などの弾性部材で構成されたブレード(不図示)を有し、ブレードを出射窓99に接触させつつ移動させて出射窓99に摺擦させることで出射窓99を清掃する。光走査部5は、本発明における露光部の一例である。
単色画像形成部40各々において、感光ドラム41が回転し、帯電装置42が感光ドラム41の表面を一様に帯電させる。さらに、光走査部5がレーザー光を走査することにより帯電した感光ドラム41の表面に静電潜像を書き込む。
現像装置43は、感光ドラム41にトナーを供給することにより、前記静電潜像を現像する。本実施形態における現像装置43は、トナーを含む現像剤を撹拌することによってトナーを帯電させ、帯電したトナーを感光ドラム41に供給する。
図1に示されるように、一次転写ローラー45は、中間転写ベルト71に対して感光ドラム41と反対側に設けられている。一次転写ローラー45は、上下方向801に移動可能に筐体100に支持されている。一次転写ローラー45は、後述する駆動機構400により転写位置と離間位置との間で移動される。前記転写位置は、一次転写ローラー45が中間転写ベルト71の表面に接触し、感光ドラム41との間で中間転写ベルト71を挟持する位置である。前記離間位置は、中間転写ベルト71から離れた位置である。
一次転写ローラー45が前記転写位置に位置する状態で一次転写ローラー45に前記転写用電圧が印加された場合に、前記転写用電圧により生じる静電気力によって、感光ドラム41の表面に形成されたトナー像が中間転写ベルト71に転写する。なお、以下の説明においては、一次転写ローラーの付番「45」の後に「Y」、「M」、「C」及び「BK」を付して各一次転写ローラー45を色ごとに区別して表記する場合がある。
バックアップローラー75、76も、一次転写ローラー45と同様に、上下方向801に移動可能に筐体100に支持されている。バックアップローラー75、76は、駆動機構400(図2参照)により接触位置と非接触位置との間で移動可能である。前記接触位置は、バックアップローラー75、76が中間転写ベルト71の表面に接触する位置である。前記非接触位置は、バックアップローラー75、76が中間転写ベルト71から離れた位置である。
バックアップローラー75は、各色に対応した複数の一次転写ローラー45のうち最上流側に配置されたイエローに対応する一次転写ローラー45Yの上流側に隣接して配置されている。バックアップローラー75は、カラーの画像形成時に、イエローに対応する一次転写ローラー45Yと感光ドラム41とにより挟持される挟持部分へ中間転写ベルト71が進入する角度を予め定められた角度にして、一次転写ローラー45Yに中間転写ベルト71から過度な力がかかるのを防止する。
バックアップローラー76は、各色に対応した複数の一次転写ローラー45のうち最下流側に配置されたブラックに対応する一次転写ローラー45BKの下流側に隣接して配置されている。バックアップローラー76は、一次転写ローラー45BKと感光ドラム41とにより挟持される挟持部分から中間転写ベルト71が進出する角度を予め定められた角度にして、一次転写ローラー45BKに中間転写ベルト71から過度な力がかかるのを防止する。
二次転写ローラー50は、中間転写ベルト71に形成されたカラーのトナー像をシート部材9に転写する。二次クリーニング装置49は、クリーニングブレード491を有する。クリーニングブレード491は、走行する中間転写ベルト71の表面に接触し、中間転写ベルト71における二次転写ローラー50を経た後の部分に残存するトナーを除去する。クリーニングブレード491は、本発明の清掃部材の一例である。
定着部6は、シート部材9を挟持しつつ加熱することによりシート部材9に形成されたトナー像をシート部材9に定着させる定着ローラー61及び加圧ローラー62を有する。定着ローラー61の内部には、電流が供給されることにより発熱する熱源としてのヒーター63が固設されている。ヒーター63は、例えばハロゲンヒーターやセラミックヒーター等によって構成され、通電されることによって熱を周囲に放射する。これにより、定着ローラー61の周面全体が内部から加熱される。ヒーター63は、本発明の加熱部の一例である。
画像形成装置10は、駆動機構400を有する。駆動機構400は、以下に説明するように、一次転写ローラー45の各々を、前記転写位置と前記離間位置との間で変位させ、また、バックアップローラー75、76の傾き状態を左右方向802に直交する面内で変化させる。以下、バックアップローラー75、76の傾き状態を、バックアップローラー75、76の姿勢という。
図2に示されるように、駆動機構400は、レール部材401、402と、駆動モーター403とを有する。駆動モーター403は、本発明のレール駆動部の一例である。
図3(A)に示されるように、レール部材401は、画像形成装置10の前後方向803における前側の位置において、バックアップローラー75からバックアップローラー76に亘って左右方向802に延びる。図3(B)に示されるように、レール部材402は、画像形成装置10の前後方向803における後側の位置において、各単色画像形成部40の一次転写ローラー45及びバックアップローラー75からバックアップローラー76に亘って左右方向802に延びる。レール部材401とレール部材402とは、同じ高さ位置に設けられている。
レール部材401、402各々は、レール部材401、402の長手方向に延びるように形成されたガイド溝411、412(図5参照)を有する。このガイド溝411、412により、レール部材401は、スライド面404を有し、レール部材402は、スライド面405を有する。バックアップローラー75、76および一次転写ローラー45には、支持プレート490を介してスライダー406(図3参照)が取り付けられている。具体的には、支持プレート490の下端部にバックアップローラー75、76の回転軸751、761が嵌め込まれ、上端部にスライダー406が設けられている。また、支持プレート490の下端部に一次転写ローラー45の回転軸451が嵌め込まれ、上端部にスライダー406が設けられている。スライダー406は、支持プレート490からレール部材401、402へ突出する。スライド面404、405は、バックアップローラー75、76に取り付けられたスライダー406と、一次転写ローラー45各々に取り付けられたスライダー406とをスライド可能に支持する。
なお、後述するように、レール部材401、402は駆動モーター403により左右方向802へ移動可能に構成されている。レール部材401、402の左右方向802の移動によって、バックアップローラー75、76及び各一次転写ローラー45に設けられたスライダー406がスライド面404、405に対して相対的にスライドする。
図3(A)、(B)に示されるように、レール部材401のスライド面404は、第1〜第4支持面407〜410及び第10〜第17支持面419〜426を有する。レール部材402のスライド面405は、第5〜第9支持面413〜417及び第18〜第25支持面427〜434を有する。
第1〜第3支持面407〜409と第5〜第7支持面413〜415とは、バックアップローラー75の一端部及び他端部をスライド可能に支持する第1案内部451を構成する。また、第4支持面410と第8支持面416及び第9支持面417とは、バックアップローラー76の一端部及び他端部をスライド可能に支持する第2案内部452を構成する。
また、第10、第11支持面419、420と第18、第19支持面427、428とは、イエローに対応する一次転写ローラー45Yの一端部及び他端部をスライド可能に支持する第3案内部453を構成する。第12、第13支持面421、422と第20、第21支持面429、430とは、マゼンタに対応する一次転写ローラー45Mの一端部及び他端部をスライド可能に支持する第4案内部454を構成する。第14、第15支持面423、424と第22、第23支持面431、432とは、シアンに対応する一次転写ローラー45Cの一端部及び他端部をスライド可能に支持する第5案内部455を構成する。第16、第17支持面425、426と第24、第25支持面433、434とは、ブラックに対応する一次転写ローラー45BKの一端部及び他端部をスライド可能に支持する第6案内部456を構成する。
第1支持面407と第5支持面413とは、レール部材401、402の長手方向において同じ位置に位置する。第2支持面408と第6支持面414とは、前記長手方向において同じ位置に位置する。第3支持面409と第7支持面415とは、前記長手方向において同じ位置に位置する。第4支持面410と第8支持面416及び第9支持面417とは、前記長手方向において同じ位置に位置する。
したがって、レール部材401、402の移動に応じて、バックアップローラー75は、第1支持面407と第5支持面413とによって支持される状態と、第2支持面408と第6支持面414とによって支持される状態と、第3支持面409と第7支持面415とよって支持される状態とをとり得る。
また、バックアップローラー76は、レール部材401、402の移動に応じて、第4支持面410と第8支持面416とによって支持される状態と、第4支持面410と第9支持面417とによって支持される状態とをとり得る。
イエローに対応する一次転写ローラー45Yをスライド可能に支持する第3案内部453において、第10支持面419と第18支持面427とは、前記長手方向において同じ位置に位置し、且つ、同じ高さ位置に位置する。第11支持面420と第19支持面428とは、前記長手方向において同じ位置に位置し、且つ、同じ高さ位置に位置する。したがって、一次転写ローラー45Yに設けられたスライダー406は、レール部材401、402の移動に応じて、第10支持面419と第18支持面427とによって支持される状態と、第11支持面420と第19支持面428とによって支持される状態とをとり得る。
また、第10支持面419及び第18支持面427は、第11支持面420及び第19支持面428よりも高い位置に位置する。したがって、一次転写ローラー45Yが第10支持面419及び第18支持面427によって支持されているときは、第11支持面420及び第19支持面428によって支持されているときよりも高い位置に位置する。
一次転写ローラー45Yが第10支持面419及び第18支持面427によって支持されているとき、中間転写ベルト71から離間する。この位置が前記離間位置である。また、一次転写ローラー45Yが第10支持面419及び第18支持面427によって支持されているとき、中間転写ベルト71に接触する。この位置が前記転写位置である。
マゼンタに対応する一次転写ローラー45Mをスライド可能に支持する第4案内部454において、第12支持面421と第20支持面429とは、前記長手方向において同じ位置に位置し、且つ、同じ高さ位置に位置する。第13支持面422と第21支持面430とは、前記長手方向において同じ位置に位置し、且つ、同じ高さ位置に位置する。したがって、レール部材401、402の移動に応じて、一次転写ローラー45Mに設けられたスライダー406は、第12支持面421と第20支持面429とによって支持される状態と、第13支持面422と第21支持面430とによって支持される状態とをとり得る。
第12支持面421及び第20支持面429は、第13支持面422及び第21支持面430よりも高い位置に位置する。したがって、一次転写ローラー45Mが第12支持面421及び第20支持面429によって支持されているときは、第13支持面422及び第21支持面430によって支持されているときよりも高い位置に位置する。
一次転写ローラー45Mが第12支持面421及び第20支持面429によって支持されているとき、中間転写ベルト71から離間する。この位置が前記離間位置である。また、一次転写ローラー45Mが第13支持面422及び第21支持面430によって支持されているとき、中間転写ベルト71に接触する。この位置が前記転写位置である。
シアンに対応する一次転写ローラー45Cをスライド可能に支持する第5案内部455において、第14支持面423と第22支持面431とは、前記長手方向において同じ位置に位置し、且つ、同じ高さ位置に位置する。第15支持面424と第23支持面432とは、前記長手方向において同じ位置に位置し、且つ、同じ高さ位置に位置する。したがって、レール部材401、402の移動に応じて、一次転写ローラー45Cに設けられたスライダー406は、第14支持面423と第22支持面431とによって支持される状態と、第15支持面424と第23支持面432とによって支持される状態とをとり得る。
第14支持面423及び第22支持面431は、第15支持面424及び第23支持面432よりも高い位置に位置する。したがって、一次転写ローラー45Cが第14支持面423及び第22支持面431によって支持されているときは、第15支持面424及び第23支持面432によって支持されているときよりも高い位置に位置する。
一次転写ローラー45Cが第14支持面423及び第22支持面431によって支持されているとき、中間転写ベルト71から離間する。この位置が前記離間位置である。また、一次転写ローラー45Cが第15支持面424及び第23支持面432によって支持されているとき、中間転写ベルト71に接触する。この位置が前記転写位置である。
ブラックに対応する一次転写ローラー45BKをスライド可能に支持する第5案内部455において、第16支持面425と第24支持面433とは、前記長手方向において同じ位置に位置し、且つ、同じ高さ位置に位置する。第17支持面426と第25支持面434とは、前記長手方向において同じ位置に位置し、且つ、同じ高さ位置に位置する。したがって、レール部材401、402の移動に応じて、一次転写ローラー45BKに設けられたスライダー406は、第16支持面425と第24支持面433とによって支持される状態と、第17支持面426と第25支持面434とによって支持される状態とをとり得る。
第16支持面425及び第24支持面433は、第17支持面426及び第25支持面434よりも高い位置に位置する。したがって、一次転写ローラー45BKが第16支持面425及び第24支持面433によって支持されているときは、第17支持面426及び第25支持面434によって支持されているときよりも高い位置に位置する。
一次転写ローラー45Cが第16支持面425及び第24支持面433によって支持されているとき、中間転写ベルト71から離間する。この位置が前記離間位置である。また、一次転写ローラー45Cが第17支持面426及び第25支持面434によって支持されているとき、中間転写ベルト71に接触する。この位置が前記転写位置である。
駆動モーター403は、レール部材401とレール部材と402とを一体的に左右方向802に移動させる。駆動モーター403は、例えばステッピングモーターやDCモーターを用いることができる。
画像形成装置10においては、非画像形成時、モノクロの画像形成時及びカラーの画像形成時の各状況に対して、バックアップローラー75、76の位置及び各一次転写ローラー45の位置が予め定められている。バックアップローラー75、76の位置は、前記接触位置及び前記非接触位置であり、各一次転写ローラー45の位置は、前記転写位置及び離間位置である。
そして、バックアップローラー75、76及び各一次転写ローラー45がこのような定められた位置に位置するように、各支持面407〜410、413〜417、419〜434のレール部材401、402における位置、長さ、及びレール部材401、402の移動量が定められている。
非画像形成時においては、レール部材401、402は、バックアップローラー75が第1支持面407及び第5支持面413により支持され、バックアップローラー76が第4支持面410及び第8支持面416により支持される位置に位置する(図4(A)参照)。このとき、バックアップローラー75、76は、前記接触位置に位置する。
また、イエローに対応する一次転写ローラー45は、第10支持面419及び第18支持面427により支持される。マゼンタに対応する一次転写ローラー45は、第12支持面421及び第20支持面429により支持される。シアンに対応する一次転写ローラー45は、第14支持面423及び第22支持面431により支持される。ブラックに対応する一次転写ローラー45は、第16支持面425及び第24支持面433により支持される。これにより、各一次転写ローラー45は、前記離間位置に位置する。
一次転写ローラー45が前記転写位置に位置している場合、前述したように一次転写ローラー45が中間転写ベルト71に接触し、一次転写ローラー45と感光ドラム41とによって中間転写ベルト71が挟持される。この場合、転写ベルトユニット74或いは感光ドラム41を筐体100から取り外すことができない。
本実施形態においては、非画像形成時に一次転写ローラー45が前記離間位置に位置されることで、非画像形成時において、転写ベルトユニット74或いは感光ドラム41が筐体100から取り外し可能となる。
モノクロの画像形成時においては、レール部材401、402は、前記非画像形成時における位置から距離L1だけ離間した位置に位置する。以下、このレール部材401、402の位置を第1レール位置という。レール部材401、402が前記第1レール位置に位置する状態においては、バックアップローラー75が第2支持面408及び第6支持面414により支持される。また、バックアップローラー76が第4支持面410及び第9支持面417により支持される(図4(B)参照)。このとき、バックアップローラー75は、前記非接触位置に位置し、バックアップローラー76は、前記接触位置に位置する。バックアップローラー76が前記接触位置に位置することで、駆動ローラー72の近傍に配置されているブラックの一次転写ローラー45に中間転写ベルト71から過度な力がかかることが防止される。
また、イエロー、マゼンタ及びシアンに対応する一次転写ローラー45は、非画像形成時と同じ支持面によって支持される。一方、ブラックに対応する一次転写ローラー45は、第17支持面426及び第25支持面434により支持される。これにより、イエロー、マゼンタ及びシアンに対応する一次転写ローラー45は、前記離間位置に位置し、ブラックに対応する一次転写ローラー45は、前記転写位置に位置する。
カラーの画像形成時においては、レール部材401、402は、前記非画像形成時における位置から距離L2だけ離間した位置に位置する。以下、この位置を第2レール位置という。レール部材401、402が前記第2レール位置に位置する状態においては、バックアップローラー75が第3支持面409及び第7支持面415により支持される。また、バックアップローラー76が第4支持面410及び第9支持面417により支持される(図4(C)参照)。これにより、バックアップローラー75、76は、前記接触位置に位置する。バックアップローラー75、76が前記接触位置に位置することで、駆動ローラー72及び従動ローラー73の近傍に配置されているイエロー及びブラックの一次転写ローラー45に中間転写ベルト71から過度な力がかかることが防止される。
また、イエローに対応する一次転写ローラー45は、第11支持面420及び第19支持面428により支持される。マゼンタに対応する一次転写ローラー45は、第13支持面422と第21支持面430により支持される。シアンに対応する一次転写ローラー45は、第15支持面424と第23支持面432により支持される。ブラックに対応する一次転写ローラー45は、モノクロの画像形成時と同じ支持面により支持される。これにより、各一次転写ローラー45は、前記転写位置に位置する。
このように、第1〜第4支持面407〜410及び第5〜第9支持面413〜417は、バックアップローラー75、76を前記接触位置と前記非接触位置との間で上下方向801に移動させる。また、第10〜第25支持面419〜434は、一次転写ローラー45を前記離間位置と前記転写位置との間で上下方向801に移動させる。
画像形成装置10においては、非画像形成時におけるレール部材401、402の位置が、レール部材401、402のホームポジションに設定されている。そして、レール部材401、402は、画像形成装置10が画像形成ジョブを実行する場合に、その画像形成ジョブがモノクロの画像形成ジョブであるのかカラーの画像形成ジョブであるのかに応じて、前記ホームポジションから前記第1レール位置又は前記第2レール位置まで駆動モーター403により移動される。
なお、画像形成装置10は、図示されていないが、レール部材401が前記ホームポジションに位置することを検出する位置検出部と、前記ホームポジションからのレール部材401の移動量を検出する移動量検出部とを有する。前記位置検出部は、例えば、発光ダイオードからなる発光部及びフォトトランジスタからなる受光部を有する光学センサーが採用可能である。前記移動量検出部は、ロータリーエンコーダーなどが採用可能である。
ところで、レール部材401に形成されている第1支持面407は、レール部材402に形成されている第5支持面413よりも高さ位置が低く設定されている。したがって、バックアップローラー75の端部が第1支持面407と第5支持面413とに支持されているとき、バックアップローラー75は、レール部材401に支持される方の端部がレール部材402に支持される方の端部より低くなって傾斜する。
一方、第2支持面408と第6支持面414とは、同じ高さ位置に位置し、第3支持面409と第7支持面415とは、同じ高さ位置に位置する。つまり、バックアップローラー75の端部が第1支持面407及び第5支持面413以外の支持面に支持されているときは、バックアップローラー75は水平姿勢である。
したがって、バックアップローラー75は、第1支持面407と第5支持面413とに支持されている状態と、第2支持面408と第6支持面414とに支持されている状態との間で状態が移行するときに、傾斜姿勢と水平姿勢との間で姿勢が変化する。
また、レール部材401に形成されている第4支持面410は、レール部材402に形成されている第8支持面416よりも高さ位置が低く設定されている。したがって、バックアップローラー76の端部が第4支持面410及び第8支持面416に支持されているとき、バックアップローラー76は、レール部材401に支持される方の端部が、レール部材402に支持される方の端部より低くなって傾斜する。
一方、第4支持面410は、第9支持面417と同じ高さ位置に位置する。つまり、バックアップローラー76の端部が第4支持面410及び第8支持面416以外の支持面に支持されているときは、バックアップローラー76は水平姿勢である。
したがって、バックアップローラー76は、第4支持面410と第8支持面416とに支持されている状態と、第4支持面410と第9支持面417とに支持されている状態との間で状態が移行するときに、傾斜姿勢と水平姿勢との間で姿勢が変化する。
本実施形態では、駆動ローラー72及び従動ローラー73は、左右方向802に直交する平面内で、予め定められた角度だけ傾けられた状態で設けられている(図6参照)。したがって、バックアップローラー75、76の姿勢が駆動ローラー72及び従動ローラー73の姿勢と異なると、中間転写ベルト71の幅方向一端における張力と幅方向他端における張力との間に差が生じる。その結果、駆動ローラー72及び従動ローラー73の軸方向のうちその張力の差に応じた方向に中間転写ベルト71が変位する。
バックアップローラー75、76は、画像形成処理時においては駆動ローラー72及び従動ローラー73の姿勢と異なる水平姿勢とされる。これにより、画像形成処理時においては、駆動ローラー72及び従動ローラー73の軸方向のうち前記張力が小さい方の端部側へ寄った位置に中間転写ベルト71が位置する。中間転写ベルト71は、前記画像形成処理時、その位置で走行する。
なお、中間転写ベルト71には、規制部200が設けられている。規制部200は、中間転写ベルト71の幅方向両端における内周面において環状又は周方向に一定間隔で設けられたリブである。規制部200は、中間転写ベルト71が幅方向に変位した場合に、駆動ローラー72の端部及び従動ローラー73の端部と当接可能である。規制部200により、中間転写ベルト71の前記幅方向における移動範囲が制限されるとともに、中間転写ベルト71が駆動ローラー72及び従動ローラー73から脱落するのが防止される。
このように、駆動機構400は、一次転写ローラー45各々を中間転写ベルト71に対して接離させ得る。また、駆動機構400は、バックアップローラー75、76の姿勢を変更させ得る。すなわち、駆動機構400は、レール部材401、402に設けられてバックアップローラー75、76の一端又は両端を支持し、レール部材401、402の両端の上下方向における相対位置を、一次転写ローラー45の前記離間位置への移動に伴って前記傾斜姿勢となるように変位させる。また、駆動機構400は、一次転写ローラー45の前記転写位置への移動に伴って前記傾斜姿勢となるように変位させる。前記傾斜姿勢は、本発明の第1姿勢の一例である。前記水平姿勢は、本発明の第2姿勢の一例である。レール部材401、402は、複数の一次転写ローラー45の回転軸451を支持する。そして、レール部材401、402は、左右方向802への移動に伴って複数の一次転写ローラー45を、一次転写ローラー45各々が中間転写ベルト71から離間する離間位置及び一次転写ローラー45各々が中間転写ベルト71に接触する前記転写位置の間で移動させる。前記離間位置は、本発明の第1位置の一例であり、前記転写位置は、本発明の第2位置の一例である。左右方向802は、予め定められた移動方向の一例である。駆動機構400は、本発明の第1駆動部及び第2駆動部の一例である。また、バックアップローラー75、76は、本発明の可動ローラーの一例である。
図2に示されるように、画像形成装置10は、制御部700を有する。制御部700は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを備える。
前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性の記憶部である。制御部700は、前記CPUが前記ROMに記憶されているプログラムを実行することにより、画像形成装置10の動作を制御する。
制御部700の前記ROMには、制御部700の前記CPUに後述の処理(図7のフローチャート参照)を実行させる為の処理プログラムが記憶されている。前記処理プログラムは、画像形成装置10の出荷時点で前記ROMに記憶されていてもよい。或いは、前記処理プログラムがCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、フラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な情報記録媒体に記録されており、前記出荷後に、前記処理プログラムが前記情報記録媒体から制御部700の前記ROMに記憶されてもよい。なお、制御部700が有する機能の一部又は複数が電子回路として設けられる構成も他の実施形態として考えられる。
制御部700は、前記CPUが前記ROMに記憶されている前記処理プログラムを実行することにより、走行制御部701として機能する。なお、制御部700が有する機能の一部又は複数が電子回路として設けられる構成も採用可能である。
走行制御部701は、駆動機構400を用いてクリーニングブレード491の先端と中間転写ベルト71の表面との隙間に入り込んだ異物を除去する異物除去処理を実行する。前記異物除去処理は、駆動機構400により一次転写ローラー45各々を中間転写ベルト71から離間させると共に、駆動機構400によりバックアップローラー75、76の姿勢を画像形成処理の実行中とは異なる姿勢に変更させ、中間転写ベルト71を走行させる走行処理により実現される。
バックアップローラー75、76の姿勢が変化すると、中間転写ベルト71の幅方向両端の張力に差が生じる。そして、中間転写ベルト71が走行した状態で、中間転写ベルト71の幅方向両端の張力に差が生じると、駆動ローラー72及び従動ローラー73の軸方向のうち、前記張力が大きい方の端部側から前記張力が小さい方の端部側へ向かう方向に中間転写ベルト71が移動する。
例えば図6(A)に示されるように、水平姿勢であるバックアップローラー75、76が矢印601の方向に傾けられて図6(B)に示される傾斜姿勢になると、図6(B)に示される位置まで図6(A)の矢印602の方向に中間転写ベルト71が移動する。
また、図6(B)に示されるように、傾斜姿勢であるバックアップローラー75、76の一端が矢印603の方向に変位されて図6(A)に示される水平姿勢になると、図6(A)に示される位置まで、図6(B)の矢印604の方向に中間転写ベルト71が移動する。
本実施形態では、中間転写ベルト71を走行させつつ前記のような幅方向の移動を行わせることで、中間転写ベルト71とクリーニングブレード491とを中間転写ベルト71の幅方向に擦れさせる。これにより、クリーニングブレード491の先端と中間転写ベルト71の表面との隙間に入り込んだ異物に前記幅方向の力が付与され、前記隙間から前記異物が除去される。
次に、図7を用いて、制御部700による処理について説明する。なお、図7のフローチャートにおいてステップS701、S702、・・・は処理手順(ステップ)番号を表している。なお、画像形成装置10は非画像形成時であるものとする。したがって、バックアップローラー75は、第1支持面407と第5支持面413とによって支持される状態である。また、バックアップローラー76は、第4支持面410と第10支持面419とによって支持される状態である。すなわち、中間転写ベルト71は前記傾斜姿勢となっている。
<ステップS701>
ステップS701において、制御部700は、前記他の通信機器から前記画像形成ジョブを示すジョブデータを受信したか否かを判定する。制御部700は、前記ジョブデータを前記他の通信機器から受信していないと判定した場合(ステップS701でNO)、再度ステップS701の処理を実行する。一方、制御部700は、前記ジョブデータを前記他の通信機器から受信したと判定した場合(ステップS701でYES)、ステップS702の処理を行う。
<ステップS702>
ステップS702において、制御部700は、前記ジョブデータに基づき、モノクロで画像を形成すべきであるか否かを判定する。制御部700は、モノクロで画像を形成すべきであると判定した場合(ステップS702でYES)、ステップS703の処理を実行する。一方、制御部700は、カラーで画像を形成すべきであると判定した場合(ステップS702でNO)、ステップS704の処理を実行する。
<ステップS703>
ステップS703において、走行制御部701は、レール部材401、402を前記ホームポジションから距離L1だけ変位した前記第1レール位置に移動させる。これにより、ブラックに対応する一次転写ローラー45BKは、第17支持面426と第25支持面434により支持される。そのため、一次転写ローラー45BKは、前記転写位置に位置する。また、イエローに対応する一次転写ローラー45Yは、第10支持面419及び第18支持面427により支持される。マゼンタに対応する一次転写ローラー45Mは、第12支持面421及び第20支持面429に支持される。シアンに対応する一次転写ローラー45Cは、第14支持面423及び第22支持面431により支持される。そのため、一次転写ローラー45Y、45M、45Cは、前記離間位置に位置する。
バックアップローラー75は、第2支持面408と第6支持面414とによって支持される状態となるため、前記非接触位置に位置する。バックアップローラー76は、第4支持面410と第9支持面417とによって支持される状態となるため、前記接触位置に位置する。
また、このとき、バックアップローラー75が第1支持面407及び第5支持面413で支持される状態から、第2支持面408及び第6支持面414で支持される状態に変化する。これにより、バックアップローラー75の姿勢が傾斜姿勢から水平姿勢に変化する。また、バックアップローラー76が第4支持面410及び第8支持面416で支持される状態から、第4支持面410及び第9支持面417で支持される状態に変化する。これにより、バックアップローラー76が前記傾斜姿勢から前記水平姿勢に変化する。
このように、駆動機構400は、一次転写ローラー45の各々を中間転写ベルト71から接触させる動作に伴って、バックアップローラー75、76の姿勢を非画像形成時とは異なる姿勢に変更する。
制御部700は、ステップS703の処理後、ステップS705の処理を行う。
<ステップS704>
ステップS704において、走行制御部701は、レール部材401、402を前記ホームポジションから距離L2だけ変位した前記第2レール位置に移動させる。これにより、イエローに対応する一次転写ローラー45は、第11支持面420及び第19支持面428により支持される。マゼンタに対応する一次転写ローラー45に設けられたスライダー406は、第13支持面422と第21支持面430により支持される。シアンに対応する一次転写ローラー45に設けられたスライダー406は、第15支持面424と第23支持面432により支持される。ブラックに対応する一次転写ローラー45は、第17支持面426と第25支持面434により支持される。これにより、各一次転写ローラー45は、前記転写位置に位置する。
また、バックアップローラー75は、第3支持面409と第7支持面415とによって支持される状態となるため、前記接触位置に位置する。バックアップローラー76は、第4支持面410と第9支持面417とによって支持される状態となるため、前記接触位置に位置する。
制御部700は、ステップS704の処理後、ステップS705の処理を行う。
<ステップS705>
ステップS705において、制御部700は、前記ジョブデータに含まれる画像データに基づき、前記画像形成ジョブを実行させる。このとき、中間転写ベルト71の走行が開始される。そして、制御部700は、ステップS706の処理を行う。
<ステップS706>
ステップS706において、制御部700は、画像形成処理を行うべき画像データが残っているか否かに基づいて、前記画像形成ジョブを完了したか否かを判定する。制御部700は、前記画像形成ジョブを完了していないと判定した場合は(ステップS706でNO)、ステップS705の処理を行う。一方、制御部700は、前記画像形成ジョブを完了したと判定した場合は(ステップS706でYES)、ステップS707の処理を行う。
<ステップS707>
ステップS707において、走行制御部701は、レール部材401、402を前記ホームポジションに移動させる。これにより、イエローに対応する一次転写ローラー45は、第10支持面419及び第18支持面427により支持される。マゼンタに対応する一次転写ローラー45は、第12支持面421及び第20支持面429により支持される。シアンに対応する一次転写ローラー45は、第14支持面423と第22支持面431により支持される。ブラックに対応する一次転写ローラー45は、第16支持面425と第24支持面433により支持される。これにより、各一次転写ローラー45は、前記離間位置に位置する。
また、バックアップローラー75は、第1支持面407と第5支持面413とによって支持される状態となるため、前記接触位置に位置する。バックアップローラー76は、第4支持面410と第8支持面416とによって支持される状態となるため、前記接触位置に位置する。
また、このとき、バックアップローラー75が第2支持面408及び第6支持面414で支持される状態から、第1支持面407及び第5支持面413で支持される状態に変化する。これにより、バックアップローラー75の姿勢が水平姿勢から傾斜姿勢に変化する。また、バックアップローラー76が第4支持面410及び第9支持面417で支持される状態から、第4支持面410及び第8支持面416で支持される状態に変化する。これにより、バックアップローラー76が水平姿勢から傾斜姿勢に変化する。
このように、駆動機構400は、一次転写ローラー45の各々を中間転写ベルト71から離間させる動作に伴って、バックアップローラー75、76の姿勢をモノクロ又はカラーの画像形成処理の実行中とは異なる姿勢に変更する。
このとき、中間転写ベルト71は、走行している。したがって、中間転写ベルト71が走行しつつ前記のように幅方向に移動することで、中間転写ベルト71とクリーニングブレード491とが中間転写ベルト71の幅方向に擦れる。これにより、クリーニングブレード491の先端と中間転写ベルト71の表面との隙間に入り込んだ異物に前記幅方向の力が付与され、前記隙間から前記異物が除去される。そして、このような異物除去処理は、画像形成処理の実行後、次に前記画像形成処理が開始されるまでの間に行われる。
また、各色に対応する各一次転写ローラー45は、前記離間位置に位置する。各一次転写ローラー45及び感光ドラム41を中間転写ベルトに接触させたまま、中間転写ベルトを幅方向に移動させた場合、各一次転写ローラー45及び感光ドラム41と中間転写ベルト71とが擦れて、これらの部材が損傷する虞があるが、本実施形態では、各一次転写ローラー45が前記離間位置に位置するため、その虞が無い。
<ステップS708>
ステップS708において、制御部700は、レール部材401を前記ホームポジションに移動させてから所定時間が経過したか否かを判定する。制御部700は、前記所定時間が経過していないと判定した場合(ステップS708でNO)、再度ステップS708の処理を行う。一方、前記所定時間が経過したと制御部700が判定した場合(ステップS708でYES)、走行制御部701は、中間転写ベルト71の走行を停止させて、走行処理を終了する。
このように、本実施形態では、前記画像形成処理が終了すると、レール部材401、402を移動させて中間転写ベルト71を幅方向に移動させる。これにより、中間転写ベルト71とクリーニングブレード491とが中間転写ベルト71の幅方向に擦れ、前記隙間から前記異物を除去することができる。
そして、中間転写ベルト71を幅方向に移動させるとき、各色に対応する各一次転写ローラー45は、前記離間位置に位置する。したがって、各一次転写ローラー45、感光ドラム41及び中間転写ベルト71が擦れて、これらの部材が損傷するのを防止することができる。以上のことから、一次転写ローラー45、感光ドラム41、又は中間転写ベルト71などの損傷を防止しつつ、クリーニングブレード491の先端と中間転写ベルト71の表面との隙間に入り込んだ異物を除去することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は前述した内容のものに限られず、種々の変形が可能である。
前記第1の実施形態では、バックアップローラー75、76の姿勢を変えることで、中間転写ベルト71を幅方向に移動させる。ただし、中間転写ベルト71を幅方向に移動させるために姿勢を変えるローラーは、バックアップローラー75、76に限定されず、駆動ローラー72、従動ローラー73、或いは、その他の張架ローラーがある場合はその張架ローラーであってもよい。
また、画像形成装置10は、2つのバックアップローラー75、76を備え、これらのバックアップローラー75、76の姿勢を変化させる。しかし、バックアップローラーの数は、2つに限定されず、1つ、又は3つ以上設けられていてもよい。
また、前記第1の実施形態では、中間転写ベルト71の変位、及び、一次転写ローラー45の変位が、共通の駆動機構400を用いて行われる。しかし、中間転写ベルト71の変位と一次転写ローラー45の変位とが、異なる駆動機構を用いて行われる実施形態も採用可能である。この場合、一次転写ローラー45を変位させる駆動機構は、本発明の第1駆動部の一例であり、中間転写ベルト71を変位させる駆動機構は、本発明の第2駆動部の一例である。
また、中間転写ベルト71の変位と一次転写ローラー45の変位とが、異なる駆動機構を用いて行われる場合において、前記各駆動機構は前記第1の実施形態のように、レール部材と、そのレール部材を移動させる駆動モーターとにより構成可能である。ただし、例えば、中間転写ベルト71を変位させる駆動機構を次のように構成することも可能である。なお、ここでは、姿勢を変える対象のローラーを従動ローラー73として説明するが、前述の通り、姿勢を変える対象のローラーは従動ローラー73に限定されるものではない。
図8、図9に示されるように、画像形成装置10は、傾斜機構500を有する。傾斜機構500は、アーム部材502と、カム部材503と、カムモーター504とを有する。
アーム部材502は、長尺の板状部材である。アーム部材502は、第1貫通孔506、第2貫通孔507及び第3貫通孔508を有する。第1貫通孔506は、筐体100から突設された支持軸102が嵌め込まれており、アーム部材502は、筐体100の支持軸102に回動可能に支持されている。第2貫通孔507は、従動ローラー73の回転軸731の一端が挿通されている。第3貫通孔508は、略楕円形状を有する。
カム部材503は、カムモーター504のモーター軸509に連結されており、その連結部分を回転中心として回転する略楕円状の板状体である。カム部材503は、大略的に、回転中心からの距離(径)が距離R1である長径部511と、回転中心からの距離が距離R2である短径部512とを有している。距離R1は、距離R2より長い。カム部材503は、第3貫通孔508より小さく、第3貫通孔508に嵌まり込んでいる。
なお、カムモーター504は、カム部材503を回転させる駆動力を発生させる。カムモーター504として、例えばステッピングモーターやDCモーターを用いることができる。
アーム部材502は、バネなどの付勢部材(不図示)によって反時計周りの方向、換言すると、第3貫通孔508が上方へ変位する方向に付勢されている。したがって、常に、カム部材503と第3貫通孔508の下縁部とが当接する。
また、画像形成時においては、カム部材503の下側に位置する方の短径部512の縁部と第3貫通孔508の下縁部とが当接する。このとき、従動ローラー73の回転軸731における一端部(図8における手前側の端部)790が他端部791より低い高さ位置に位置する。従動ローラー73は、第2貫通孔507側の端部(図8における手前側の端部)が下方に向いて傾斜した姿勢となる。
図10に示されるように、この状態から、カム部材503が回転して長径部511の縁部と第3貫通孔508の下縁部とが当接した状態となると、アーム部材502は、第3貫通孔508側の部位がカム部材503によって押し下げられる。これにより、アーム部材502は、時計周りの方向、換言すると、第2貫通孔507が上方へ変位する方向に回動する。これに伴い、従動ローラー73の回転軸731における一端部(図10における手前側の端部)790が上方に変位し、他端部791より高い高さ位置に位置する。従動ローラー73の回転軸721の他端部791は筐体100に支持されているので、従動ローラー73は、第2貫通孔507側の端部(図10における手前側の端部)が上方に向いて傾斜した姿勢となる。
このように、カム部材503を回転させて従動ローラー73の姿勢を変えることで、中間転写ベルト71を幅方向に移動させる実施形態も他の実施形態として採用可能である。
前記第1の実施形態においては、前記画像形成処理の実行後、次に前記画像形成処理が開始されるまでの間に、クリーニングブレード491の先端と中間転写ベルト71の表面との隙間に入り込んだ異物を除去する前記異物除去処理が実行される。ただし、前記異物除去処理が行われるタイミングは、前述のタイミングに限定されるものではない。
例えば、画像形成装置10の主電源(不図示)がオンされると、画像形成装置10において各種の準備処理が行われる。その準備処理の1つとして、定着部6のウォームアップ処理がある。前記ウォームアップ処理は、ヒーター63への通電によって、定着ローラー61を予め定められた定着温度に加熱させる処理である。このようなウォームアップ処理が実行されている間に、前記異物除去処理が行われる実施形態も本発明の変形例として採用可能である。
また、露光清掃部900による出射窓99の清掃処理が実行されている間に、前記異物除去処理が行われる実施形態も本発明の変形例として採用可能である。
ウォームアップ処理或いは、出射窓99の清掃処理の他、画像形成装置10において行われる各種のメンテナンス処理中に、前記異物除去処理が実行される実施形態も他の実施形態として採用可能である。他の前記メンテナンス処理として、例えば、トナー濃度のキャリブレーション処理、感光ドラム41のリフレッシュ処理、現像装置43のリフレッシュ処理、或いは帯電装置42の清掃処理等がある。
前記第1の実施形態では、バックアップローラー75、76を水平姿勢と傾斜姿勢との間で姿勢を変化させる。しかし、バックアップローラー75、76の姿勢変化の態様はこの態様に限定されるものではない。例えば、前記画像形成処理の実行中は、バックアップローラー75、76を一端が他端より低くなるように傾斜させ、前記異物除去処理の実行中は、バックアップローラー75、76を一端が他端より低くなるように傾斜させてもよい。すなわち、前記画像形成処理の実行中と前記異物除去処理の実行中とで、バックアップローラー75、76の一端と他端との高低関係を反転させてもよい。
5:光走査部
6:定着部
10:画像形成装置
41:感光ドラム
45:一次転写ローラー
61:定着ローラー
63:ヒーター
71:中間転写ベルト
72:駆動ローラー
73:従動ローラー
75、76:バックアップローラー
400:駆動機構
401、402:レール部材
403:駆動モーター
404、405:スライド面
406:スライダー
407〜410:第1〜第4支持面
413〜417:第5〜第9支持面
419〜434:第10〜第25支持面
451〜456:第1〜第6案内部
491:クリーニングブレード
500:傾斜機構
701:走行制御部
900:露光清掃部

Claims (7)

  1. 複数の像担持体上に形成されたトナー像が転写される中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトを走行させる駆動ローラー及び前記中間転写ベルトを張架する張架ローラーを含む複数のベルトローラーと、
    前記像担持体各々との間で前記中間転写ベルトを挟持する複数の転写ローラーと、
    前記中間転写ベルトの表面に接触して配置される清掃部材と、
    前記転写ローラー各々を前記中間転写ベルトに対して接離可能な第1駆動部と、
    複数の前記ベルトローラーのうち予め定められた一又は複数の可動ローラーの姿勢を変更可能な第2駆動部と、
    前記第1駆動部により前記転写ローラー各々を前記中間転写ベルトから離間させると共に、前記第2駆動部により前記可動ローラーの姿勢を画像形成処理の実行中の姿勢とは異なる姿勢に変更させ、前記中間転写ベルトを走行させる走行処理を実行する走行制御部と、
    を備え
    前記第2駆動部は、前記画像形成処理の実行中と前記走行処理の実行中とにおける前記
    可動ローラーの一端と他端との高低関係を反転可能である画像形成装置。
  2. 前記第2駆動部は、前記第1駆動部による前記転写ローラー各々を前記中間転写ベルトから離間させる動作に伴って前記可動ローラーの姿勢を前記画像形成処理の実行中とは異なる第1姿勢に変更し、前記第1駆動部による前記転写ローラー各々を前記中間転写ベルトに接触させる動作に伴って前記可動ローラーの姿勢を前記画像形成処理の実行中に対応する第2姿勢に変更させる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1駆動部は、
    複数の前記転写ローラーの回転軸を支持し、予め定められた移動方向への移動に伴って複数の前記転写ローラーを、前記転写ローラー各々が前記中間転写ベルトから離間する第1位置及び前記転写ローラー各々が前記中間転写ベルトに接触する第2位置の間で移動させるレール部材と、前記レール部材を前記移動方向に移動させるレール駆動部とを含み、
    前記第2駆動部は、
    前記レール部材に設けられて前記可動ローラーの一端又は両端を支持し、前記可動ローラーの両端の上下方向における相対位置を、前記転写ローラーの前記第1位置への移動に伴って前記第1姿勢に対応して変位させ、前記転写ローラーの前記第2位置への移動に伴って前記第2姿勢に対応して変位させる請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記走行制御部は、前記画像形成処理が実行された後から次の前記画像形成処理が開始されるまでの間に前記走行処理を実行する請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記中間転写ベルトからシート部材に転写されるトナー像を前記シート部材に定着させる定着ローラー及び前記定着ローラーを加熱する加熱部を更に備え、
    前記走行制御部は、前記加熱部により前記定着ローラーが予め定められた定着温度に加熱されるまでの間に前記走行処理を実行する請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体の表面に光を照射して前記像担持体の表面に静電潜像を形成する露光部と、
    前記露光部における前記光の出射窓を清掃する露光清掃部と、を更に備え、
    前記走行制御部は、前記露光清掃部により前記露光部の清掃が実行されている間に前記走行処理を実行する請求項1乃至5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記可動ローラーは、複数の前記ベルトローラーのうち前記中間転写ベルトの走行方向における最上流側に配置された前記転写ローラーの上流側に隣接して配置された前記ベルトローラー、又は、最下流側に配置された前記転写ローラーの下流側に隣接して配置された前記ベルトローラーである請求項1乃至の何れか一項に記載の画像形成装置。
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