JP6104112B2 - 太陽電池検査装置、及び太陽電池検査方法 - Google Patents
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Description
フォトルミネッセンス(PL)を利用した太陽電池検査装置であって、
検査対象の太陽電池に検査光を面照射するLED光源と、
前記太陽電池に逆バイアス電流を印加する電源と、
前記太陽電池の検査面を撮影する撮影部と、
前記検査面の画像を処理する画像処理部と、
前記画像処理部によって処理された処理画像を表示する表示部と、
を備え、
前記画像処理部は、逆バイアス電流を印加していない状態の太陽電池に前記検査光を面照射して得られる第一PL発光画像と、逆バイアス電流を印加している状態の太陽電池に前記検査光を面照射して得られる第二PL発光画像との差分画像を前記処理画像として作成することにある。
この点、本構成の太陽電池検査装置では、画像処理部によって、逆バイアス電流を印加していない状態の太陽電池に検査光を面照射して得られる第一PL発光画像と、逆バイアス電流を印加している状態の太陽電池に検査光を面照射して得られる第二PL発光画像との差分画像が処理画像として作成される。ここで、第一PL発光画像はPL発光と乱反射光によるノイズとからなる発光画像であり、第二PL発光画像はPL発光を抑えたノイズを含むバックグラウンド画像となる。従って、この2つの画像の差分を取ることで、乱反射光によるノイズの影響を低減したPL発光画像が得られ、太陽電池の欠陥等を正確に検出することが可能となる。
前記太陽電池は、複数のセルが接続された太陽電池モジュールとして構成されていることが好ましい。
この点、本構成の太陽電池検査装置は、複数のセルが連なった太陽電池モジュールの検査において、第二PL発光画像を撮影する際に逆バイアス電流を印加する。複数のセルが連なった太陽電池モジュールに逆バイアス電流を印加してモジュール全体を通電可能な状態にすると、検査対象のセルにキャリアが溜まることがなく、PL発光はほぼ起こらない。本発明者は、この現象に着目し、太陽電池モジュールであっても、PL発光を利用した欠陥検査が可能となる装置を開発した。具体的には、先ず、電流を印加していない状態でのPL発光による画像を取得する(第一PL発光画像)。第一PL発光画像は、PL発光とノイズとが重なった画像である。続いて、逆バイアス電流を印加した状態でPL発光による画像を取得する(第二PL発光画像)。第二PL発光画像は、PL発光を抑えたノイズを含むバックグラウンド画像である。そして、これらの第一PL発光画像と第二PL発光画像との差分を解析することにより、ノイズの影響を低減した差分画像を処理画像として表示する。これにより、太陽電池モジュールの欠陥等を正確に検出することができる。
また、通常、太陽電池は複数のセルが接続された太陽電池モジュールとして製品化されている。本発明に係る太陽電池検査装置であれば、太陽電池モジュールを分解等せず、太陽電池を非破壊検査によって検査することができる。そのため、本発明の検査装置は実用性に優れており、太陽電池の長期信頼性の向上にも寄与することができる。
前記太陽電池は、単結晶シリコン型太陽電池、多結晶シリコン型太陽電池、又はCIGS系化合物太陽電池であることが好ましい。
前記LED光源は、前記太陽電池の検査面より大きい範囲に亘って前記検査光を面照射可能に構成されていることが好ましい。
前記差分画像に基づいて、前記太陽電池の状態を判定する判定部を備えることが好ましい。
前記表示部は、前記判定部による判定結果を表示することが好ましい。
フォトルミネッセンス(PL)を利用した太陽電池検査方法であって、
検査対象の太陽電池に検査光を面照射する照射工程と、
前記太陽電池に逆バイアス電流を印加する電流印加工程と、
前記太陽電池の検査面を撮影する撮影工程と、
前記検査面の画像を処理する画像処理工程と、
処理された画像を表示する表示工程と、
を包含し、
前記画像処理工程において、逆バイアス電流を印加していない状態の太陽電池に前記検査光を面照射して得られる第一PL発光画像と、逆バイアス電流を印加している状態の太陽電池に前記検査光を面照射して得られる第二PL発光画像との差分画像を作成することにある。
初めに、本発明の太陽電池検査装置を開発するにあたり、本発明者はPL検査法を利用した太陽電池検査装置とPL発光との関係について以下のような考察をした。これについて図1に基づいて説明する。
図3(a)に示すように、本実施形態の太陽電池Mは、同一のサイズの太陽電池セル1が6×10=60枚接続された太陽電池モジュールを構成する。太陽電池Mは、載置台2に載置される。本発明の検査装置100は、太陽電池Mを構成するセル1を一枚ずつ検査するものとし、本明細書において検査面Cとは、その一枚のセル全体を意味する。太陽電池Mは、単結晶シリコン型太陽電池、多結晶シリコン型太陽電池、又はCIGS系化合物太陽電池{銅(Copper)−インジウム(Indium)−ガリウム(Gallium)−セレン(Selenium)系化合物太陽電池}のいずれかの太陽電池である。これらの種類の太陽電池であれば、検査装置100により、太陽電池Mの半導体不良に起因する欠陥を検出することができる。
従来の太陽電池のPL検査装置は、検査光としてレーザー光を使用するものであった。レーザー光は強度が強く、エネルギーが高い等の利点がある。ところが、レーザー光は照射面積を大きくすることが難しいため、検査対象のセルの面積が広範囲になると、検査に長時間を要したり、装置が大規模になってコストが掛かるといった問題があった。そこで、本発明の検査装置100では、検査光としてLEDを採用し、広い範囲に亘って光を照射可能な面光源を使用している。PL発光を発生させるための照射光の波長は、太陽電池半導体の種類によって固有のものである。例えば、上掲の太陽電池であれば、800〜850mmの波長領域の光を照射光(検査光)とすることが好ましい。
電源20は、太陽電池Mに逆バイアス電流を印加するため、太陽電池Mのバスバーに接続される。なお、太陽電池Mに元々電源が接続されている場合は、その電源を逆バイアス電流印加用の電源として利用することも可能である。電源20をオフにした状態では(太陽電池Mに逆バイアス電流を印加しない状態)、太陽電池Mには電流が流れないため、LED光源10から検査光Lを面照射すると検査面Cの半導体結晶中にキャリアが生成し、蓄積される。そして、これらのキャリアが再結合すると、PLによる発光が起こる。この発光をPL発光L1とする。このとき、検査光Lの一部は検査面Cにより乱反射した乱反射光L2となる。従って、電源20をオフにした状態で検査光Lを照射すると、検査面Cからの光は、PL発光L1と乱反射光L2とが重なったものとなる。これを、第一PL発光とする。一方、図3(b)に示すように、電源20をオンにした状態では(太陽電池Mに逆バイアス電流を印加した状態)、太陽電池Mが通電可能な状態となるため、LED光源10から検査光Lを面照射しても検査面Cの半導体結晶中にキャリアは生成され難い。そのため、キャリアの再結合による発光(PL発光)はほぼ起こらない。このときの検査面Cからの光は、実質的に検査面Cにより乱反射した乱反射光L2のみである。これを第二PL発光とする。このように、電源20をオン又はオフの状態にしてPL検査を行うと、夫々異なったPL発光現象が観測される。
撮影部であるカメラ30は、第一PL発光(電源20オフの状態)及び第二PL発光(電源20オンの状態)における検査面Cの様子を夫々撮影する。上記にて説明したとおり、第一PL発光は、検査光LよってPL発光L1と乱反射光L2とが重なった光であり、このときの検査面Cの様子がカメラ30で撮影される。この撮影画像を第一PL発光画像とする。一方、第二PL発光は、太陽電池Mに逆バイアス電流を印加した状態(電源20オンの状態)で検査光Lを面照射するため、PL発光L1が抑えられ、乱反射光L2のみの様子、つまり検査面Cのバックグラウンド画像がカメラ30で撮影される。この撮影画像を第二PL発光画像とする。第一PL発光画像及び第二PL発光画像は、次に説明する画像処理部40で処理されるため、例えば、ハードディスク等にデータとして記憶される。
画像処理部40は、カメラ30にて撮影され、データとして記憶されている第一PL発光画像及び第二PL発光画像から、両者の発光画像の差分画像を作成する。第一PL発光画像は、PL発光L1の発光画像と乱反射光L2の画像(ノイズ)とが重なった画像である。第一PL発光画像の断面は、図2ではプロフィールXとして示されている。一方、第二PL発光画像は、PL発光L1を抑えたノイズを含むバックグラウンド画像である。第二PL発光画像の断面は、図2ではプロフィールZとして示されている。プロフィールXとプロフィールZとでは、発光強度に大きな差があることが示されている。従って、この第一PL発光画像及び第二PL発光画像の差分画像を作成することにより、ノイズが低減されたPL発光画像を取得することができる。なお、画像処理部40によって作成された差分画像が鮮明であれば、検査面Cの状態をより正確に把握することができる。そのため、例えば、この差分画像について移動平均によるスムージング処理を施して差分画像の粗さを調整することが好ましい。また、差分画像に対して所定の閾値を設定し、この閾値より大きい強度のノイズを差分画像から排除することも有効である。このように、差分画像に対して適切な処理を施すことによって、検査面Cの欠陥を判定することが可能な処理画像、つまり正味のPL発光画像を取得することができる。
表示部であるディスプレイ50は、画像処理部40で作成された処理画像を表示する。画像処理部40による処理画像がディスプレイ50に表示されることにより、検査面Cの欠陥箇所を容易に特定することができる。また、PL検査によれば、EL検査では電極に起因する欠陥であるか、または半導体不良に起因する欠陥なのかを判別することが困難であった欠陥原因を明らかにすることができる。従って、PL検査画像をディスプレイ50に表示することにより、太陽電池Mの不具合について欠陥原因に応じて対処し易くなり、太陽電池Mの品質向上に大きく寄与することができる。
上記のように、検査面Cの欠陥の有無や欠陥箇所の特定は、画像処理部40から取得した処理画像(PL発光画像)をディスプレイ50に表示させることにより目視で確認することができる。しかし、目視による確認は検査員の目に依るため、微小な欠陥を見落としてしまう虞がある。そこで、検査装置100には、太陽電池Mの半導体に起因する欠陥をより確実に検出できるように判定部60を設けることができる。判定部60は、画像処理部40によって作成された差分画像から太陽電池Mの状態を判定する。例えば、サンプルとして欠陥の無い良品の太陽電池にPLを行ったときのPL発光画像(サンプル画像とする。)を予め撮影し、ハードディスク等に記憶させておく。判定部60は、このサンプル画像と、画像処理部40で得られた処理画像(PL発光画像)とを比較する。このとき、ディスプレイ50に判定部60の判定結果を表示することが好ましい。この場合、ディスプレイ50には、画像処理部40による処理画像(PL発光画像)とともに、判定部60による欠陥判定結果が同時に表示されるため、検査面Cの欠陥の有無や欠陥の程度を容易に判断することが可能となる。その結果、太陽電池Mの欠陥検出の精度、及び検査の信頼性が向上する。
次に、検査装置100を用いた太陽電池検査方法について、図4に示したフローチャートに基づいて説明する。
初めに、複数のセル1が直接に接続されたモジュールとして構成される太陽電池Mを、検査装置100の載置台2に載置する。太陽電池Mは、単結晶シリコン型太陽電池、多結晶シリコン型太陽電池、又はCIGS系化合物太陽電池のいずれかの太陽電池である。太陽電池Mを構成するセル1のうち、検査対象となるセルを選択し、当該セルを検査面Cとする。次に、検査光Lを検査面Cに面照射するように、LED光源10を最適な位置にセットする。ステップ1では、太陽電池Mに電流を印加しない状態でPL検査を行う。このため、電源20をオフにしておく。検査光Lの波長領域は、太陽電池の種類によって固有の波長領域がある。例えば、上掲の太陽電池であれば、800〜850mmの波長領域の検査光を使用する。検査光Lを検査面Cに面照射すると、太陽電池Mには電流が印加されていないため、検査面Cのセル1にはキャリアが生成され、蓄積し、キャリアの再結合によってPL発光L1が起こる。このとき、検査光Lが検査面Cに乱反射することによって乱反射光L2が同時に発生する。そのため、このときの検査面Cからの光は、PL発光L1と乱反射光L2とが重なった光となる。これを第一PL発光とする。
ステップ2では、第一PL発光における検査面Cの様子をカメラ30で撮影する。カメラ30で撮影するにあたって、検査面Cのセル1全体を確実に撮影するように、カメラ30を最適な位置にセットする。撮影された画像はPL発光L1と乱反射光L2に由来するノイズとが重なった光であり、これを第一PL発光画像とする。第一PL発光画像は、データとしてハードディスク等に記憶される。
第一PL発光画像を取得した後、ステップ3では、太陽電池Mに逆バイアス電流を印加して太陽電池Mを通電可能な状態にする。これは、ステップ1で行った照射工程によるLED光源10から検査光Lを検査面Cに照射した状態で、電源20をオンにする。太陽電池Mに逆バイアス電流が印加されると、生成されたキャリアは直ちに拡散するため、検査面Cにおいてキャリアの再結合は起こらない。そのため、検査対象のセル1に検査光Lを面照射してもPL発光L1はほぼ起こらず、実質的に乱反射光L2のみが起こる。これを第二PL発光とする
ステップ4では、第二PL発光における検査面Cの様子をカメラ30で撮影する。第二PL発光は第一PL発光とは異なり、検査光Lの面照射によってPL発光L1はほぼ起こらない。そのため、ステップ4で撮影された画像は、PL発光L1が抑えられ、実質的にノイズのみからなる検査面Cのバックグラウンド画像となる。これを第二PL発光画像とする。第二PL発光画像は、データとしてハードディスク等に記憶される。
ステップ5では、ステップ2及びステップ4で撮影され、データとして記憶されている第一PL発光画像と第二PL発光画像との差分を取って差分画像(処理画像)を作成する。2つの画像の差分を取ることで、ノイズの影響を低減したPL発光画像が得られる。画像処理工程で作成した差分画像は、必要に応じて、移動平均によるスムージング処理を行ったり、差分画像に対して設定された所定の閾値との比較から余分なノイズを排除することによって、検査面Cの欠陥を判定することが可能な処理画像、つまり正味のPL発行画像に加工することも可能である。
ステップ5の画像処理工程で取得した処理画像(PL発光画像)を目視で確認することにより、欠陥の有無の判定、及び欠陥箇所の確認をすることができる。しかし、上述したように、より正確な欠陥検査を行うため、ステップ6として、判定部60による欠陥判定工程を行うことが好ましい。
ステップ6では、ステップ5で得られた処理画像から、検査面Cの欠陥の有無を判定部60によって判定する。例えば、サンプルとして欠陥の無い良品の太陽電池のPL発光画像を予め取得しておき、処理画像と比較することにより、欠陥の有無の判定を行う。検査面Cに半導体不良に起因する欠陥がある場合、当該欠陥がある箇所はサンプル画像とは異なって見える。これにより、太陽電池Mの欠陥箇所を発見することができる。
ステップ7では、ステップ5で取得したPL発光画像とともに、ステップ6で判定部60が行った欠陥判定の結果をディスプレイ50に表示する。これにより、画像処理部40によって作成された検査面CのPL発光画像(処理画像)と併せて、検査面Cの不良箇所を容易に視認することができる。
ステップ8では、検査面Cについてステップ1〜ステップ7の一連の検査工程が終了すると、他のセル1についても欠陥検査を続行するか判断する。太陽電池Mを構成するセル1の検査が全て終了した、あるいは、他のセル1の検査を行わない場合(S8;NO)は、欠陥検査を終了する。他のセル1について検査をする場合(S8;YES)は、ステップ9の工程へと進む。
ステップ8で、欠陥検査続行と判断されたら、次の検査対象となるセル1に対してPL検査を行うために最適な位置へLED光源10及びカメラ30が移動する。LED光源10及びカメラ30の移動は、手動で、又はコンピューター制御によって行うことができる。LED光源10及びカメラ30を所定の位置に移動させた後は、新たに検査対象となるセル1の検査面Cに対してステップ1〜ステップ7の各工程を実施する。このように、各ステップの工程を繰り返すことにより、太陽電池Mを構成する全てのセル1の欠陥検査を行うことができる。その結果、太陽電池Mの半導体不良に起因する欠陥を確実に検出することができる。本発明の太陽電池検査方法によれば、欠陥原因に応じて適切に対処することができるため、太陽電池Mの品質維持及び品質向上を実現することができる。
10 LED光源
20 電源
30 カメラ(撮影部)
40 画像処理部
50 ディスプレイ(表示部)
60 判定部
100 太陽電池検査装置
C 検査面
L 検査光
L1 PL発光
L2 乱反射光(ノイズ)
M 太陽電池
Claims (7)
- フォトルミネッセンス(PL)を利用した太陽電池検査装置であって、
検査対象の太陽電池に検査光を面照射するLED光源と、
前記太陽電池に逆バイアス電流を印加する電源と、
前記太陽電池の検査面を撮影する撮影部と、
前記検査面の画像を処理する画像処理部と、
前記画像処理部によって処理された処理画像を表示する表示部と、
を備え、
前記画像処理部は、逆バイアス電流を印加していない状態の太陽電池に前記検査光を面照射して得られる第一PL発光画像と、逆バイアス電流を印加している状態の太陽電池に前記検査光を面照射して得られる第二PL発光画像との差分画像を前記処理画像として作成する太陽電池検査装置。 - 前記太陽電池は、複数のセルが接続された太陽電池モジュールとして構成されている請求項1に記載の太陽電池検査装置。
- 前記太陽電池は、単結晶シリコン型太陽電池、多結晶シリコン型太陽電池、又はCIGS系化合物太陽電池である請求項1又は2に記載の太陽電池検査装置。
- 前記LED光源は、前記太陽電池の検査面より大きい範囲に亘って前記検査光を面照射可能に構成されている請求項1〜3の何れか一項に記載の太陽電池検査装置。
- 前記差分画像に基づいて、前記太陽電池の状態を判定する判定部を備える請求項1〜4の何れか一項に記載の太陽電池検査装置。
- 前記表示部は、前記判定部による判定結果を表示する請求項5に記載の太陽電池検査装置。
- フォトルミネッセンス(PL)を利用した太陽電池検査方法であって、
検査対象の太陽電池に検査光を面照射する照射工程と、
前記太陽電池に逆バイアス電流を印加する電流印加工程と、
前記太陽電池の検査面を撮影する撮影工程と、
前記検査面の画像を処理する画像処理工程と、
処理された画像を表示する表示工程と、
を包含し、
前記画像処理工程において、逆バイアス電流を印加していない状態の太陽電池に前記検査光を面照射して得られる第一PL発光画像と、逆バイアス電流を印加している状態の太陽電池に前記検査光を面照射して得られる第二PL発光画像との差分画像を作成する太陽電池検査方法。
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