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JP6198678B2 - スリッター - Google Patents

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JP6198678B2 JP2014116884A JP2014116884A JP6198678B2 JP 6198678 B2 JP6198678 B2 JP 6198678B2 JP 2014116884 A JP2014116884 A JP 2014116884A JP 2014116884 A JP2014116884 A JP 2014116884A JP 6198678 B2 JP6198678 B2 JP 6198678B2
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Description

本願の発明は、紙、フィルム等の連続したシート状の長尺巻物を連続して任意の幅で切断しながらその製品を巻取るスリッターまたはシャーカッターに関するものである。
布、複合材料等のロール素材をシート状に引き出してシート素材の態様とし、スリッターまたはシャーカッターによって任意の幅で切断した後に再度巻取ることで、必要な幅のロール製品へと加工する作業が、国内外において行われている。
この作業を行うものとして、上軸に備えられた上刃と、下軸に備えられた下刃の位置を任意に定め(つまり製品の切断面の幅を決定する)、上下の刃を固定する機構を有する装置の従来技術として、特許文献1には、下刃の位置の変更に伴い該下刃と対になる上刃の位置を変更することを特徴としたスリッター装置が開示されている。
また、特許文献2には、重合テープを繰分けながら切断した後、再度重合テープを形成するように巻き取るスリッター装置が開示されている。このスリッター装置は、吸引機により負荷のかからない状態でスペーサー(保護テープ)を巻取軸まで送るようにすることで、巻取軸の張力によってスペーサーが引っ張られずに、安定して、巻取軸上に巻回させることができ、効率的に不良品の発生率を低減することを特徴としている。
特許文献1及び2のスリッター装置では、ユーザーが係脱機構の係合体や操作ハンドルなどの機構を作動させることによって、上刃を所定位置に固定していたため、この上刃の固定機構を設置するための複雑な機構設計、配置スペース、さらに、刃交換時や製品の切断位置を変更する時などに、ユーザーが上下の軸に備えられた複数の刃を固定している複数の刃固定機構を、1つずつ固定解除、移動、または固定させる作業、などを要していた。
そこで、特許文献1または2に係るスリッター装置のように、刃ホルダを固定解除、移動、または固定するために、スリッター装置(シャーカッター装置)に複雑な機構を設置することなく、または、ユーザーが作業を行うことなく、簡素な刃ホルダ固定機構をスリッター装置に設置して、刃ホルダを自動的に任意の位置に変更/固定することができるスリッターが提供されている(特願2013−227002号)。
特開2012−071414号公報 特開2006−193290号公報
このスリッターは、相応の長さを有するロール素材をシート状に引き出して、上軸及び下軸に位置決めされた複数の上刃及び下刃で同時に切断を行うものであり、上軸及び下軸の長さもロール素材の長さに対応した十分な長さが必要となる。そのため、軸自体の剛性によって軸のたわみを防ぐことが困難なケースがある。従って、製品切断時において、上刃または下刃が走行中の製品から受ける反力により、上刃または下刃を支持する上軸または下軸がたわみ、製品の品質が低下しないように、上軸及び下軸を適切に支持することが望ましい。
本願の発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、スリッターを用いてロール素材を切断するにあたり、上軸及び下軸のたわみを適切に防止することにより、より正確にシート素材を切断することを目的とする。
(発明の態様)
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。又、各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。よって、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)上軸に支持される円盤状の上刃と下軸に支持される円盤状の下刃とを、一対にかみ合わせて切断するシャーカッターを備えるスリッターであって、前記シャーカッターの一対の上刃ホルダと下刃ホルダとの軸方向の位置を、任意の位置に移動させるための、前記上刃ホルダまたは前記下刃ホルダに当接可能な一対の位置決めフォークを、前記上刃ホルダまたは前記下刃ホルダに対して離間接近自在に備える移動手段と、一対の上刃ホルダと下刃ホルダとの軸方向の位置を、任意の位置に固定することが可能な刃ホルダ固定機構と、を含み、前記一対の移動手段に、ローラーが、前記シャーカッターと独立して、前記上軸または前記下軸に対して離間接近自在に設けられていることを特徴とするスリッター(請求項1)。
本項に記載のスリッターは、上刃ホルダ及び下刃ホルダに、上刃及び下刃が取り付けられ、これらの刃をかみ合わせることによって、シート素材を切断するものである。また、移動手段を用いて、上刃ホルダまたは下刃ホルダに、其々の対応する位置決めフォークを当接させた状態で位置決めフォークを軸方向に移動させる。さらに、刀ホルダ固定機構により、上刃ホルダと下刃ホルダを任意の位置に固定させる。その上、シート素材切断時に、ローラーを、上軸または下軸の軸方向における任意の位置において当接させ、上軸及び下軸を上下方向に支持して、上軸及び下軸のベンディングを防止することとなる。
一対の移動手段は、上刃ホルダ及び下刃ホルダを、軸方向の任意の位置に移動させるものであり、軸方向の任意の位置に移動して停止する機能を有することから、一対のローラーを、上軸または下軸の軸方向の任意の位置に、位置決めして当接させるものである。そして、上刃ホルダ及び下刃ホルダの軸周りの回転、すなわち、上軸及び下軸の回転を許容しつつ、上軸または下軸のたわみを効果的に防止するための、上軸及び下軸の適切な位置を、ローラーで支持するものである。また、上刃ホルダまたは下刃ホルダを、軸方向の任意の位置に移動させるための機構と、上軸または下軸のたわみを防止するための機能を、移動手段に担持させるものである。
(2)上記(1)項において、前記上刃ホルダ及び前記下刃ホルダは、其々、円筒状をなして、その外周面に前記位置決めフォークが係合する環状溝部を有し、前記ローラーの外周面は、前記環状溝部の其々に係合される環状の凸部を備えているスリッター(請求項2)。
本項に記載のスリッターは、上刃ホルダ及び下刃ホルダの軸周りの回転を許容しつつ、上刃ホルダ及び下刃ホルダを介して、ローラーにより上軸及び下軸を支持する。また、上刃ホルダ及び下刃ホルダの環状溝部に、位置決めフォークの先端部を係合させた状態で、位置決めフォークを軸方向において移動させることにより、上刃ホルダと下刃ホルダを、任意の位置に移動させるものである。一方、製品切断時においては、上刃ホルダ及び下刃ホルダの環状溝部に、ローラーの環状の凸部を係合させることで、上刃ホルダ及び下刃ホルダとローラーとの位置決めを行い、上刃ホルダ及び下刃ホルダを介して、上軸または下軸のたわみを効果的に防止するための、上軸及び下軸の適切な位置を、一対のローラーで支持するものである。換言すると、上刃ホルダまたは下刃ホルダの環状溝部、すなわち共通する1つの部位に、用途に応じて、異なる2つの構成要素(位置決めフォークとローラー)を、係合させて使用することとなる。
(3)上記(1)または(2)項において、前記一対の移動手段は、前記上軸または前記下軸と平行に延びるガイド軸に沿って移動可能なベース台を其々有し、前記ローラー及び位置決めフォークは、前記ベース台に其々設けられたリニアアクチュエータによって、前記上軸または前記下軸に対して離間接近自在に支持されているスリッター(請求項3)。
本項に記載のスリッターは、其々のベース台に、ローラー及び位置決めフォークを取り付け、共通の1つの移動機構によって、双方を上軸または下軸に沿って所望の位置へ移動することとなる。また、ベース台に其々設けられたリニアアクチュエータによって、必要に応じて、ローラー及び位置決めフォークを、独立して、上軸または下軸,及び,上刃ホルダまたは下刃ホルダに対して係合/離脱するものとなり、上記機能を奏するものとなる。
(4)上記()項において、前記リニアアクチュエータにエアシリンダを用いるスリッター(請求項4)。
本項に記載のスリッターは、共通の1つの動力源(例えばエアコンプレッサー)によって、ローラーまたは位置決めフォークを、前記上軸または前記下軸に対して離間接近自在にすることとなり、上記機能を奏するものとなる。
(5)上記(1)項において、前記スリッターの刃ホルダ固定機構は、上軸及び下軸に形成したピン収容穴に収容する一対のカッター固定ピンと、カッター固定ピンを上軸と下軸に取付けるためのピンと、上軸及び下軸に仮止めされる複数のカッター仮止めリングと、エアを供給または吸引可能に上軸及び下軸に形成され、ピン収容穴に連通される送気路部分と、を備えているスリッター(請求項5)。
本項に記載のスリッターは、カッター仮止めリングにより、上刃ホルダまたは下刃ホルダがカッター仮止めリング上に存在している場合、上刃ホルダまたは下刃ホルダをその位置において仮止めすることとなる。さらに、エアが送気路部分に供給されている場合、鉛直軸方向において上軸または下軸の外表面から突出するように互いに離れる方向に同時に動作し、一対のカッター固定ピンと接触している上刃ホルダまたは下刃ホルダを上軸または下軸の所定の位置に位置決めして固定させることとなる。またさらに、エアが送気路部分から吸引されている場合、上刃ホルダまたは下刃ホルダが一対のカッター固定ピン上及びカッター仮止めリング上を通過することを許容するため、上記機能を奏するものとなる。また、リニアアクチュエータと共通の動力源によって、刃ホルダ固定機構を作動させるものである。
本発明はこのように構成したので、スリッターを用いてロール素材を切断するにあたり、一対のローラーを用い、上軸及び下軸を上下方向に支持して、上軸及び下軸のベンディングを防止することにより、より正確にシート素材を切断することが可能となる。
(a)は、本発明のスリッターの全体構造を示す側面図である。(b)は、本発明のスリッターの全体構造を示す正面図である。 本発明のスリッターの上軸に対して設置される移動手段を示す部分断面図である。 本発明のスリッターの下軸に対して設置される移動手段を示す部分断面図である。 (a)は、本発明のスリッターの下軸に設置されている刃ホルダ固定機構の拡大断面図である。(b)は、(a)に示されているA‐A線における断面図である。 (a)は、本発明のスリッターに設置されている刃ホルダ固定機構のカッター固定ピンの正面図である。(b)は、本発明のスリッターに設置されている刃ホルダ固定機構のカッター固定ピンの側面図である。 (a)は、本発明のスリッターに設置されている刃ホルダ固定機構のカッター仮止めリングの側面図である。(b)は、本発明のスリッターに設置されている刃ホルダ固定機構のカッター仮止めリングの正面図である。
以下、本願の発明に係る好適な実施の形態を、添付図面を参照しながら説明するが、以下に記載される装置及びその各構成要素、各部品、各箇所、各材料は、本願の発明の実施の形態の一例であり、これに限られるものではない。また、図中、同一の符号を付した部分は同一物、同一部材を表し、装置や部材の各寸法、各比率は実際のものを反映したものではなく、概略的に示したものである。
図1(a)及び(b)は、本発明のスリッターの全体構造を示す側面図及び正面図であり、この図を参照して、本発明のスリッター1の全体動作について説明する。
図1(b)に示されているように、本発明のスリッター1は、フレーム上に第1回転軸(上軸)2と第2回転軸(下軸)4が設置されており、上軸2と下軸4の夫々に、対にかみ合うように、複数の上刃6と下刃8が取付けられる。通常、上軸2と下軸4は、夫々、軸線が水平方向を向き、鉛直方向に相対峙するように配置される。そして、上軸2と下軸4は、夫々、回転軸O,Oを中心にして、互いに逆方向に回転する。これら上軸2と下軸4の間には、図示しないローラー等からなる搬送路を介して被切断物(シート素材)が供給されて、上刃6と下刃8によって直線状に切断される。
ここで、下軸4は、スリッター1のフレーム上で両端を軸支されて回転自在に固定されている。下刃8は、下軸4に沿って移動可能な下刃ホルダ18を用いて下軸4上を移動可能かつ任意の位置に位置決め可能に取付けられている。下刃8は、例えば、丸刃又は厚刃等の円盤状の刃が用いられる。
それに対して、上軸2は、スリッター1のフレーム上で両端を軸支されているが、下軸4に対して上下動可能に取付けられている。図1(b)を参照すると、上刃6と下刃8はかみ合っていないが、上軸2を下軸4に対して平行な状態を保ちながら接近させる。その後、上刃6を下刃8に押し付けるように上軸2を軸方向に移動させることで、上刃6と下刃8をかみ合わせることができる。この上軸2の軸方向における移動量は、側圧センサ22により測定される。
上軸2の端部側には、上軸2を下軸4に対して接近させるための任意の駆動機構(例えば、モータ20’,20’),及び,上軸2を軸方向に移動させるための任意の駆動機構(例えば、エアシリンダ10’’)を接続させてもよい。上軸2上には、任意の数の上刃6を取付けるが、この数は下刃8の数と対応している。上刃6は、例えば、円盤状の薄刃が用いられる。
上刃6は、上軸2に沿って移動可能な上刃ホルダ16を用いて上軸2上に取付けられている。また、下刃8は、下軸4に沿って移動可能な下刃ホルダ18を用いて下軸4上に取付けられている。この上刃ホルダ16及び下刃ホルダ18は、通常、ホルダ1個に対して、取付けられる刃が1枚または2枚となるように構成されている。
後述する移動手段40のエアシリンダ10,10に取付けられている位置決めフォーク12,12は、モータ20,20が駆動されることによって、モータ20,20に連結されているボールねじ軸14,14上を、エアシリンダ10,10と共に移動することができるように構成されている(詳細は後述する)。本発明の上刃ホルダ16と下刃ホルダ18は、この位置決めフォーク12,12によって上軸2及び下軸4に沿って移動させることによって、位置決めフォーク12,12と共に左右に任意の位置に位置決めすることができる。
この位置決めフォーク12は、エアシリンダ10のシリンダロッドを動作させることにより、鉛直方向に伸縮することができる。従って、位置決めフォーク12を任意の1つの上刃ホルダ16または下刃ホルダ18に形成されている環状溝部G(図4参照)に係合させて上刃ホルダ16または下刃ホルダ18を上軸2または下軸4に沿って移動させて所望の位置に位置決めした後、エアシリンダ10のシリンダロッドを縮める方向に動作させることによって、位置決めフォーク12を引っ込めて上刃ホルダ16または下刃ホルダ18と位置決めフォーク12との接触を解除する。そして、次の隣接した上刃ホルダ16または下刃ホルダ18の近くまでエアシリンダ10を左右方向に移動させる。
その後、エアシリンダ10のシリンダロッドを伸ばす方向に動作させることによって、位置決めフォーク12をその隣接した上刃ホルダ16または下刃ホルダ18に係合させて、隣接した上刃ホルダ16または下刃ホルダ18を上軸2または下軸4に沿って移動させて所望の位置に位置決めする。この一連の動作を繰り返すことにより、複数の上刃ホルダ16または下刃ホルダ18を、各々上軸2または下軸4の所望の位置に位置決めさせることができる。
複数の上刃6の上軸2上の位置及び複数の下刃8の下軸4上の位置は、シート素材の寸法を考慮しつつ、図1(a)に示されている刃物位置検出センサ24,24により測定された測定値(現在位置)に基づいて設定されるため、この測定値に基づいて上刃ホルダ16または下刃ホルダ18を各々上軸2または下軸4の所望の位置に正確に位置決めすることができ、その結果、シート素材(被切断物)を所望の幅で正確に切断することができる。
上述したように、本発明の上刃ホルダ16と下刃ホルダ18を、位置決めフォーク12を利用することで上刃6と下刃8を上軸2と下軸4の所望の位置に移動させて、切断するシート素材の寸法に合わせて、自在に位置変更することが可能となる。
図2及び3は、本発明のスリッター1の上軸2及び下軸4に対して其々設置される移動手段40(40A),40(40B)を示す部分断面図であり、この図を参照して、本発明のスリッター1の切断中に生じうる軸のたわみを防止する機能について説明する。なお、上軸2及び下軸4の両方に対して設置される移動手段40A,40Bの構造は、設置向きが180°異なった、ほぼ同様の構造であるため、上軸2に対して設置される一方の移動手段40A(図2に相当)を中心に説明する。
図2に示されているように、移動手段40は、ボールねじ軸14のボールナット部46に連結され、ボールねじ軸14に沿って移動可能なベース台42を有している。このベース台42に、エアシリンダ10,10’が、例えばねじ止めにより、取り付けられており、このエアシリンダ10,10’のシリンダロッドの先端部には、位置決めフォーク12とローラー44が其々取り付けられている。これより、共通の1つの移動機構、つまり移動手段40によって、位置決めフォーク12とローラー44の双方を上軸2に沿って所望の位置へ移動させることができる。また、ローラー44は、エアシリンダ10’のシリンダロッドを伸ばすことにより、位置決めフォーク12と同様に、シャーカッターから独立して、上軸2に対して離間接近自在に構成されている。
ここで、ローラー44の外周面は、環状溝部Gに係合されるように形成された環状の凸部Sを備えている。シート素材の切断中にエアシリンダ10’によって、この環状凸部Sを、所望の1つの上刃ホルダ16(この上刃ホルダ16の検出方法は後述する)の環状溝部Gに係合させて、上刃ホルダ16の軸周りの回転を許容しつつ、上刃ホルダ16を介して、ローラー44により上軸2を支持する。これより、上軸2の上方向へのたわみを防止することができ、より正確にシート素材を切断することが可能となる。
また、このローラー44の具体的な制御方法は、以下のような手順になる。この一連の制御動作は、下軸4に対して上軸2を下降させて刃6,8をかみ合わせた後に行われる。
(1)刃物位置検出センサ24により、上軸2上に存在するすべての上刃ホルダ16の位置を検出する。(2)検出したすべての上刃ホルダ16の中で最も上軸2の中央に近い位置にある上刃ホルダ16の上軸2上の軸方向位置(切断対象となるシート素材により異なる)を算出する。(3)移動手段40により、その上刃ホルダ16の溝部Gの真上位置に、ローラー44の凸部Sの位置決めを行う。(4)位置決めの完了後、ローラー44が連結されたシリンダ10’を伸ばし、上刃ホルダ16の溝部Gにローラー44の凸部Sを係合し、上軸2を支持する。
本発明のスリッター1は、上刃ホルダ16及び下刃ホルダ18の軸周りの回転を許容しつつ、上刃ホルダ16及び下刃ホルダ18を介して、一対のローラー44,44により上軸2及び下軸4を支持する。また、上刃ホルダ16及び下刃ホルダ18の環状溝部Gに、位置決めフォーク12の先端部を係合させた状態で、位置決めフォーク12を軸方向において移動させることにより、上刃ホルダ16と下刃ホルダ18を、任意の位置に移動させる。一方、製品切断時においては、上刃ホルダ16及び下刃ホルダ18の環状溝部Gに、ローラー44の環状の凸部Sを係合させることで、上刃ホルダ16及び下刃ホルダ18とローラー44との位置決めを行い、上刃ホルダ16及び下刃ホルダ18を介して、上軸2または下軸4のたわみを効果的に防止するための、上軸2及び下軸4の適切な位置を、一対のローラー44で支持することができる。換言すると、上刃ホルダ16または下刃ホルダ18の環状溝部G、すなわち共通する1つの部位に、用途に応じて、異なる2つの構成要素(位置決めフォーク12とローラー44)を、係合させて使用することが可能となる。
以下、本発明の上刃ホルダ16と下刃ホルダ18を、ユーザーが作業することなしに、自動的に固定解除、移動、固定させるためのスリッター1の刃ホルダ固定機構36,36について、図4〜6を参照して詳細に説明する。
図4(a)を参照すると、本発明のスリッター1の下軸4に設置されている刃ホルダ固定機構36の拡大断面図が示されている。本発明の刃ホルダ固定機構36は、下軸4に形成したピン収容穴34,34に収容する上下一対のカッター固定ピン28,28と、このカッター固定ピン28,28を下軸4に取付けるためのピン30,30と、下軸4に仮止めされる複数のカッター仮止めリング26と、エアを供給または吸引可能に下軸4に形成され、ピン収容穴34,34に連通される送気路部分32を含む。
この図4(a)では本発明における1つの実施形態として、カッター仮止めリング26と上下一対のカッター固定ピン28が、下軸4に交互に配置されており、2つの下刃ホルダ18がそれらの上に設置されて示されている。
刃ホルダ固定機構36のカッター仮止めリング26は、下刃ホルダ18がカッター仮止めリング26上を通過することができる程度に、下軸4の外径より少し大きい外径(例えば下軸4の外径より+0.4mm程度大きい)を有している。カッター仮止めリング26は、さらに、下刃ホルダ18がカッター仮止めリング26上に存在しているときに、カッター仮止めリング26が少したわむようなバネ特性を有するように隙間(M)を有する(図6(b)参照)。このカッター仮止めリング26の外径の寸法条件とバネ特性により、カッター仮止めリング26は、下刃ホルダ18がカッター仮止めリング26上に存在している場合、下刃ホルダ18をその位置において仮止めすることができる。
図4(b)に示されているように、刃ホルダ固定機構36の一対のカッター固定ピン28,28は、一対のカッター固定ピン28,28を下軸4に形成したピン収容穴34,34に収容した状態で、ピン30,30を、下軸4に設けられたピン30とほぼ同径の丸穴からカッター固定ピン28に設けられた丸穴B(図5(a),(b)参照)に嵌め込むことによって、下軸4に上下一対に取付けられている。このカッター固定ピン28の丸穴Bの径は、ピン30の径より少し大きく形成されており(例えばピン30の径より+0.5mm大きい)、一対のカッター固定ピン28,28は、このマージンだけ下軸4の軸線方向に対して鉛直軸方向に上下動するように下軸4のピン収容穴34,34内に収容されている。
図4(b)に示されているように、一対のカッター固定ピン28,28は送気路部分32に連通したピン収容穴34,34に収容されており、エアが送気路部分32に供給されている場合、一対のカッター固定ピン28,28はピストンのように下軸4の外表面から鉛直軸方向において互いに少し突出する方向に動作する(例えば、一対のカッター固定ピン28,28の夫々が図の上下方向に0.5mm移動する)。従って、複数の一対のカッター固定ピン28,28は、エアが送気路部分32に供給されている場合、鉛直軸方向において下軸4の外表面から突出するように互いに離れる方向に同時に動作し、一対のカッター固定ピン28,28と接触している下刃ホルダ18を下軸4の所定の位置に位置決めして固定させることができる。
また、複数の一対のカッター固定ピン28,28は、エアが送気路部分32から吸引されている場合、上述した下軸4の外表面から鉛直軸方向において互いに少し突出した状態から下軸4のピン収容穴34,34内に収容される状態に同時に戻されて下刃ホルダ18が複数の一対のカッター固定ピン28,28上を通過することを許容する。
なお、上記の本発明の刃ホルダ固定機構36は、上軸2においても同様に用いられる。
このように、本発明のスリッター1によれば、図4(a),(b)に示されている刃ホルダ固定機構36を用いて、シャーカッター位置合わせ装置1に複雑な機構を設置することなく、または、ユーザーが上刃ホルダ16と下刃ホルダ18を固定解除、移動、または固定するための作業を行うことなく、上刃ホルダ16と下刃18を自動的に任意の位置に変更/固定することができる。
図5(a),(b)を参照すると、本発明のスリッター1に設置されている刃ホルダ固定機構36のカッター固定ピン28の正面図と側面図が示されている。このカッター固定ピン28は、例えば、真空焼入されたダイス鋼のような化学的耐性を有する材料から形成されており、センターレス研磨がなされている。カッター固定ピン28は、カッター固定ピン28を上軸2と下軸4の夫々に取付けるためのピン30(図2(b)参照)を通すためのピン穴B、及び、カッター固定ピン28と上軸2及び下軸4に形成されたピン収容穴34との間を密封するためのO-リングを取付けるための溝Dが形成されている。
図5(b)に示されているように、カッター固定ピン28の上面には、さらに、上軸2または下軸4の外表面の形状に対応した曲率で湾曲させた面Rに形成されている。従って、このカッター固定ピン28の面Rは、エアが送気路部分32から吸引されている場合、上刃ホルダ16または下刃ホルダ18が一対のカッター固定ピン28,28上を通過することを許容する。
図6(a),(b)は、本発明のスリッター1に設置されている刃ホルダ固定機構36のカッター仮止めリング26の側面図及び正面図である。このカッター仮止めリング26は、例えば、焼入された高硬度鋼のような化学的耐性を有する材料から形成されており、硬質クロームメッキとバフ仕上げがなされている。図6(a)に示されているように、このカッター仮止めリング26は、さらに、上刃ホルダ16または下刃ホルダ18が上軸2または下軸4に仮止めされたカッター仮止めリング26上を通過しやすいように、両端部に面取りCが施されている。
上述したように、本発明のスリッター1は、刃ホルダ固定機構36を用いることによって、上軸2に対して上刃ホルダ16を、また、下軸4に対して下刃ホルダ18を、所定の位置に位置決めする場合には、被切断物(シート素材)に対応させて設定した上刃ホルダ16及び下刃ホルダ18の設定位置を制御装置(図示省略)で予め設定しておいて、刃物位置検出センサ24で測定した測定値を、上刃ホルダ16及び下刃ホルダ18の設定位置に一致させるように、位置決めフォーク12を用いて上刃ホルダ16を上軸2上で、また、下刃ホルダ18を下軸4上で、それぞれ所定の位置まで移動させる。
この場合、上刃ホルダ16及び下刃ホルダ18は、上軸2及び下軸4に設置されているカッター仮止めリング26上を通過することになるが、カッター仮止めリング26の両端部に面取りCが形成されているため、上刃ホルダ16及び下刃ホルダ18は、上軸2及び下軸4に沿ってスムーズに移動することができる。その後、それぞれカッター仮止めリング26で仮止めした状態で送気路部分32にエアを供給して、一対のカッター固定ピン28,28を、上軸2または下軸4から突出するように互いに離れる方向に同時に動作させて、上軸2に対して上刃ホルダ16を、また、下軸4に対して下刃ホルダ18をそれぞれ位置決めして自動的に固定することができる。
また、本発明の刃ホルダ固定機構36は、上刃ホルダ16または下刃ホルダ18が何度も通過することなどによって生じる、一対のカッター固定ピン28,28またはカッター仮止めリング26の磨耗による交換が必要となった場合、一対のカッター固定ピン28,28とカッター仮止めリング26を交換するか、または、上軸2または下軸4ごとカセット式に交換される。
上述したように、本発明のスリッター1は、上刃ホルダ16及び下刃ホルダ18に、上刃6及び下刃8が取り付けられ、これらの刃をかみ合わせることによって、シート素材を切断するものである。また、移動手段40を用いて、上刃ホルダ16または下刃ホルダ18に、其々の対応する位置決めフォーク12を当接させた状態で位置決めフォーク12を軸方向に移動させることにより、ユーザーが上刃ホルダ16と下刃ホルダ18を固定解除、または、移動させるための作業を行うことなく、上刃ホルダ16と下刃ホルダ18を、自動的に固定解除/任意の位置に移動させることができる。さらに、刀ホルダ固定機構36により、上刃ホルダ16と下刃ホルダ18を任意の位置に固定させる。その上、シート素材切断時に、ローラー44を、上軸2または下軸4の軸方向における任意の位置において、上刃ホルダ16または下刃ホルダを介して当接させ、上軸2及び下軸4を上下方向に支持して、上軸2及び下軸4のベンディングを防止することにより、より正確にシート素材を切断することができる。
また、一対の移動手段40,40は、上刃ホルダ16及び下刃ホルダ18を、軸方向の任意の位置に移動させるものであり、軸方向の任意の位置に移動して停止する機能を有することから、一対のローラー44,44を、上軸2または下軸4の軸方向の任意の位置に、位置決めして当接させることができる。そして、上刃ホルダ16及び下刃ホルダ18の軸周りの回転、すなわち、上軸2及び下軸4の回転を許容しつつ、上軸2または下軸4のたわみを効果的に防止するための、上軸2及び下軸4の適切な位置を、ローラー44で支持することができる。また、上刃ホルダ16または下刃ホルダ18を、軸方向の任意の位置に移動させるための機構と、上軸2または下軸4のたわみを防止するための機能を、移動手段40に担持させている。
本発明は、自動的に固定解除/並進移動/固定することが望ましい部品を含むシステムであれば、そのようなシステムに好適に適用することができる。
1 スリッター 2 上軸(第1回転軸)
4 下軸(第2回転軸) 6 上刃(薄刃)
8 下刃(厚刃) 10,10’,10’’ エアシリンダ
12,12 位置決めフォーク 14,14 ボールねじ軸
16 上刃ホルダ 18 下刃ホルダ
20,20’ モータ 22 側圧センサ
24,24 刃物位置検出センサ 26 カッター仮止めリング
28,28 カッター固定ピン 30,30 ピン
32 送気路部分 34 カッター固定ピン収容穴
36 刃ホルダ固定機構 38 固定部材
40,40A,40B 移動手段 42 ベース台
44,44 ローラー 46 ボールナット部
G 環状溝部 S 凸部

Claims (5)

  1. 上軸に支持される円盤状の上刃と下軸に支持される円盤状の下刃とを、一対にかみ合わせて切断するシャーカッターを備えるスリッターであって、
    前記シャーカッターの一対の上刃ホルダと下刃ホルダとの軸方向の位置を、任意の位置に移動させるための、前記上刃ホルダまたは前記下刃ホルダに当接可能な一対の位置決めフォークを、前記上刃ホルダまたは前記下刃ホルダに対して離間接近自在に備える移動手段と、
    一対の上刃ホルダと下刃ホルダとの軸方向の位置を、任意の位置に固定することが可能な刃ホルダ固定機構と、を含み、
    前記一対の移動手段に、ローラーが、前記シャーカッターと独立して、前記上軸または前記下軸に対して離間接近自在に設けられていることを特徴とするスリッター。
  2. 前記上刃ホルダ及び前記下刃ホルダは、其々、円筒状をなして、その外周面に前記位置決めフォークが係合する環状溝部を有し、前記ローラーの外周面は、前記環状溝部の其々に係合される環状の凸部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のスリッター。
  3. 前記一対の移動手段は、前記上軸または前記下軸と平行に延びるガイド軸に沿って移動可能なベース台を其々有し、前記ローラー及び位置決めフォークは、前記ベース台に其々設けられたリニアアクチュエータによって、前記上軸または前記下軸に対して離間接近自在に支持されていることを特徴とする請求項1または2に記載のスリッター。
  4. 前記リニアアクチュエータにエアシリンダを用いることを特徴とする請求項に記載のスリッター。
  5. 前記スリッターの刃ホルダ固定機構は、上軸及び下軸に形成したピン収容穴に収容する一対のカッター固定ピンと、カッター固定ピンを上軸と下軸に取付けるためのピンと、上軸及び下軸に仮止めされる複数のカッター仮止めリングと、エアを供給または吸引可能に上軸及び下軸に形成され、ピン収容穴に連通される送気路部分と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載のスリッター。
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