JP6198678B2 - スリッター - Google Patents
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Description
また、特許文献2には、重合テープを繰分けながら切断した後、再度重合テープを形成するように巻き取るスリッター装置が開示されている。このスリッター装置は、吸引機により負荷のかからない状態でスペーサー(保護テープ)を巻取軸まで送るようにすることで、巻取軸の張力によってスペーサーが引っ張られずに、安定して、巻取軸上に巻回させることができ、効率的に不良品の発生率を低減することを特徴としている。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。又、各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。よって、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
本項に記載のスリッターは、上刃ホルダ及び下刃ホルダに、上刃及び下刃が取り付けられ、これらの刃をかみ合わせることによって、シート素材を切断するものである。また、移動手段を用いて、上刃ホルダまたは下刃ホルダに、其々の対応する位置決めフォークを当接させた状態で位置決めフォークを軸方向に移動させる。さらに、刀ホルダ固定機構により、上刃ホルダと下刃ホルダを任意の位置に固定させる。その上、シート素材切断時に、ローラーを、上軸または下軸の軸方向における任意の位置において当接させ、上軸及び下軸を上下方向に支持して、上軸及び下軸のベンディングを防止することとなる。
一対の移動手段は、上刃ホルダ及び下刃ホルダを、軸方向の任意の位置に移動させるものであり、軸方向の任意の位置に移動して停止する機能を有することから、一対のローラーを、上軸または下軸の軸方向の任意の位置に、位置決めして当接させるものである。そして、上刃ホルダ及び下刃ホルダの軸周りの回転、すなわち、上軸及び下軸の回転を許容しつつ、上軸または下軸のたわみを効果的に防止するための、上軸及び下軸の適切な位置を、ローラーで支持するものである。また、上刃ホルダまたは下刃ホルダを、軸方向の任意の位置に移動させるための機構と、上軸または下軸のたわみを防止するための機能を、移動手段に担持させるものである。
本項に記載のスリッターは、上刃ホルダ及び下刃ホルダの軸周りの回転を許容しつつ、上刃ホルダ及び下刃ホルダを介して、ローラーにより上軸及び下軸を支持する。また、上刃ホルダ及び下刃ホルダの環状溝部に、位置決めフォークの先端部を係合させた状態で、位置決めフォークを軸方向において移動させることにより、上刃ホルダと下刃ホルダを、任意の位置に移動させるものである。一方、製品切断時においては、上刃ホルダ及び下刃ホルダの環状溝部に、ローラーの環状の凸部を係合させることで、上刃ホルダ及び下刃ホルダとローラーとの位置決めを行い、上刃ホルダ及び下刃ホルダを介して、上軸または下軸のたわみを効果的に防止するための、上軸及び下軸の適切な位置を、一対のローラーで支持するものである。換言すると、上刃ホルダまたは下刃ホルダの環状溝部、すなわち共通する1つの部位に、用途に応じて、異なる2つの構成要素(位置決めフォークとローラー)を、係合させて使用することとなる。
本項に記載のスリッターは、其々のベース台に、ローラー及び位置決めフォークを取り付け、共通の1つの移動機構によって、双方を上軸または下軸に沿って所望の位置へ移動することとなる。また、ベース台に其々設けられたリニアアクチュエータによって、必要に応じて、ローラー及び位置決めフォークを、独立して、上軸または下軸,及び,上刃ホルダまたは下刃ホルダに対して係合/離脱するものとなり、上記機能を奏するものとなる。
本項に記載のスリッターは、共通の1つの動力源(例えばエアコンプレッサー)によって、ローラーまたは位置決めフォークを、前記上軸または前記下軸に対して離間接近自在にすることとなり、上記機能を奏するものとなる。
本項に記載のスリッターは、カッター仮止めリングにより、上刃ホルダまたは下刃ホルダがカッター仮止めリング上に存在している場合、上刃ホルダまたは下刃ホルダをその位置において仮止めすることとなる。さらに、エアが送気路部分に供給されている場合、鉛直軸方向において上軸または下軸の外表面から突出するように互いに離れる方向に同時に動作し、一対のカッター固定ピンと接触している上刃ホルダまたは下刃ホルダを上軸または下軸の所定の位置に位置決めして固定させることとなる。またさらに、エアが送気路部分から吸引されている場合、上刃ホルダまたは下刃ホルダが一対のカッター固定ピン上及びカッター仮止めリング上を通過することを許容するため、上記機能を奏するものとなる。また、リニアアクチュエータと共通の動力源によって、刃ホルダ固定機構を作動させるものである。
それに対して、上軸2は、スリッター1のフレーム上で両端を軸支されているが、下軸4に対して上下動可能に取付けられている。図1(b)を参照すると、上刃6と下刃8はかみ合っていないが、上軸2を下軸4に対して平行な状態を保ちながら接近させる。その後、上刃6を下刃8に押し付けるように上軸2を軸方向に移動させることで、上刃6と下刃8をかみ合わせることができる。この上軸2の軸方向における移動量は、側圧センサ22により測定される。
上述したように、本発明の上刃ホルダ16と下刃ホルダ18を、位置決めフォーク12を利用することで上刃6と下刃8を上軸2と下軸4の所望の位置に移動させて、切断するシート素材の寸法に合わせて、自在に位置変更することが可能となる。
(1)刃物位置検出センサ24により、上軸2上に存在するすべての上刃ホルダ16の位置を検出する。(2)検出したすべての上刃ホルダ16の中で最も上軸2の中央に近い位置にある上刃ホルダ16の上軸2上の軸方向位置(切断対象となるシート素材により異なる)を算出する。(3)移動手段40により、その上刃ホルダ16の溝部Gの真上位置に、ローラー44の凸部Sの位置決めを行う。(4)位置決めの完了後、ローラー44が連結されたシリンダ10’を伸ばし、上刃ホルダ16の溝部Gにローラー44の凸部Sを係合し、上軸2を支持する。
この図4(a)では本発明における1つの実施形態として、カッター仮止めリング26と上下一対のカッター固定ピン28が、下軸4に交互に配置されており、2つの下刃ホルダ18がそれらの上に設置されて示されている。
なお、上記の本発明の刃ホルダ固定機構36は、上軸2においても同様に用いられる。
4 下軸(第2回転軸) 6 上刃(薄刃)
8 下刃(厚刃) 10,10’,10’’ エアシリンダ
12,12 位置決めフォーク 14,14 ボールねじ軸
16 上刃ホルダ 18 下刃ホルダ
20,20’ モータ 22 側圧センサ
24,24 刃物位置検出センサ 26 カッター仮止めリング
28,28 カッター固定ピン 30,30 ピン
32 送気路部分 34 カッター固定ピン収容穴
36 刃ホルダ固定機構 38 固定部材
40,40A,40B 移動手段 42 ベース台
44,44 ローラー 46 ボールナット部
G 環状溝部 S 凸部
Claims (5)
- 上軸に支持される円盤状の上刃と下軸に支持される円盤状の下刃とを、一対にかみ合わせて切断するシャーカッターを備えるスリッターであって、
前記シャーカッターの一対の上刃ホルダと下刃ホルダとの軸方向の位置を、任意の位置に移動させるための、前記上刃ホルダまたは前記下刃ホルダに当接可能な一対の位置決めフォークを、前記上刃ホルダまたは前記下刃ホルダに対して離間接近自在に備える移動手段と、
一対の上刃ホルダと下刃ホルダとの軸方向の位置を、任意の位置に固定することが可能な刃ホルダ固定機構と、を含み、
前記一対の移動手段に、ローラーが、前記シャーカッターと独立して、前記上軸または前記下軸に対して離間接近自在に設けられていることを特徴とするスリッター。 - 前記上刃ホルダ及び前記下刃ホルダは、其々、円筒状をなして、その外周面に前記位置決めフォークが係合する環状溝部を有し、前記ローラーの外周面は、前記環状溝部の其々に係合される環状の凸部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のスリッター。
- 前記一対の移動手段は、前記上軸または前記下軸と平行に延びるガイド軸に沿って移動可能なベース台を其々有し、前記ローラー及び位置決めフォークは、前記ベース台に其々設けられたリニアアクチュエータによって、前記上軸または前記下軸に対して離間接近自在に支持されていることを特徴とする請求項1または2に記載のスリッター。
- 前記リニアアクチュエータにエアシリンダを用いることを特徴とする請求項3に記載のスリッター。
- 前記スリッターの刃ホルダ固定機構は、上軸及び下軸に形成したピン収容穴に収容する一対のカッター固定ピンと、カッター固定ピンを上軸と下軸に取付けるためのピンと、上軸及び下軸に仮止めされる複数のカッター仮止めリングと、エアを供給または吸引可能に上軸及び下軸に形成され、ピン収容穴に連通される送気路部分と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載のスリッター。
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