JP6191107B2 - 情報共有システム、情報共有方法および車載端末 - Google Patents
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Description
具体的には、路側装置は、所定の地点を通過する車両に、当該路側装置に対応する施設の情報である施設情報を送信する施設情報配信手段を有する。
また、車両は、前記路側装置から前記施設情報を受信する第一の施設情報受信手段と、他の車両から前記施設情報を受信する第二の施設情報受信手段と、前記第一および第二の施設情報受信手段が受信した施設情報を記憶する施設情報記憶手段と、前記施設情報記憶手段から施設情報を抽出して他の車両に送信する施設情報送信手段と、施設情報の送信を要求する情報であって、自車両に関する情報を含む施設情報要求を、他の車両に送信する施設情報要求送信手段と、他の車両から前記施設情報要求を受信する施設情報要求受信手段と、を有する。
また、前記施設情報送信手段は、他の車両から前記施設情報要求を受信していない場合は、所定のアルゴリズムによって施設情報を抽出して周期的に送信し、他の車両から施設情報要求を受信した場合は、前記施設情報要求に含まれる情報に基づいて施設情報を抽出し、送信することを特徴とする。
施設情報要求は、任意のタイミングで送信することができる。例えば、ドライバーの操作によって送信してもよいし、航続可能距離が少なくなった場合に自動で送信してもよい。
また、他の車両から施設情報要求を受信した場合は、記憶している施設情報のうち、当該要求に適合する施設情報を抽出し、送信を行う。これにより、情報を欲している車両が現れた場合は、周辺の車両は、あらかじめ共有された情報から、当該車両が欲する情報を抽出して送信することができる。
設情報要求を受信した場合、周期の到来を待たずに施設情報を送信することで、情報を欲する車両は、短時間で所望の施設情報を入手することができる。
充電設備に関する情報(以下、充電設備情報)とは、充電設備の場所や充電料金、充電規格や空き情報などである。充電設備情報を電気自動車の間で共有することで、蓄電量が少なくなるたびにドライバーが充電設備を探す必要がなくなり、利便性が大幅に向上する。
なった場合、施設情報要求を自動で送信することで、ドライバーは煩わしい操作を行うことなく充電設備情報を入手することができる。
このように、蓄電量が少なくなるほど、より短い周期で施設情報要求を送信するようにしてもよい。このようにすることで、条件に合う充電設備情報を有している車両をより早く発見することができる。
第一の実施形態に係る情報共有システムは、電気自動車の充電スタンド(以下、充電設備)に併設された路側装置10と、車両に搭載された車載端末20からなり、充電設備情報を車両間で共有するシステムである。
路側装置、および車載端末の説明を行う前に、充電設備情報を路車間、および車車間で共有する方法について、その概要を説明する。図1は、路側装置の設置場所を説明する図である。路側装置は、充電設備に併設されている無線装置であり、図2に示したような充電設備情報をそれぞれ記憶している。また、路側装置は、無線通信によって、充電設備の近傍を通過する車両に充電設備情報を送信する。車両に搭載された車載端末は、路側装置から送信された充電設備情報を受信し、記憶する。
て、路側装置から送信された充電設備情報を、複数の車載端末間で共有することができる。
例えば、自車両の蓄電量が少なくなってきた場合であって、自車両が充電設備情報を持っていない場合、または、充電設備情報を持っていても、ドライバーが所望するものではない場合、他の車載端末に対して充電設備情報要求を送信する。充電設備情報要求は、他の車載端末が充電設備情報を抽出するための情報が含まれている。例えば、自車両の現在位置や、走行できる残り距離、希望する充電料金の価格帯などである。他の車載端末は、当該情報を参照して、送信する充電設備情報を抽出する。
以上に説明した動作によって、各車載端末は、路側装置から送信された充電設備情報を効率よく共有し、情報を欲する車両にいち早く伝達することができる。
以上に説明した動作を実現するための、実施形態の詳細について説明する。
路側装置10は、充電設備の近傍に設置され、当該充電設備に関する充電設備情報を車載端末20に送信する無線装置である。車載端末20は、ドライバーに対して充電設備情報の提供を行う端末である。また、車載端末20は、無線通信によって他の車載端末と情報を交換する機能を有している。
施設情報記憶部11は、不揮発性メモリや固定ディスク装置によって構成され、路側装置に紐付いた充電設備に関する情報である充電設備情報を記憶する手段である。充電設備情報とは、図2で示したように、情報を発行した時刻、充電設備の位置情報、利用可否状況、利用料金、利用条件などが含まれる情報である。
通信部12は、車載端末20との無線通信を行う手段である。無線通信によって充電設備情報を送信することができれば、使用する周波数および通信方法は特に限定されない。
施設情報記憶部21は、路側装置もしくは他の車載端末から受信した充電設備情報を記憶する手段である。施設情報記憶部11と同様に、不揮発性メモリであってもよいし、固定ディスク装置などであってもよい。施設情報記憶部21は、複数の充電設備情報を記憶することができる。
制御部22は、車載端末20全体の制御を司る手段である。具体的には、充電設備情報の送信周期の管理や、他の車載端末から受信した充電設備情報要求の読み取り、充電設備情報要求の生成などを行う。
中から、送信すべき情報を所定のアルゴリズムによって抽出する。
また、通信部24は、無線によって路側装置、または他の車載端末との通信を行う手段である。通信部24が無線通信を行う方法は、通信部12と同様である。
次に、路側装置から車載端末へ充電設備情報を送信する処理について説明する。図5は、路側装置および車載端末が行う、充電設備情報の伝送処理のフローチャートである。
路側装置が有する通信部12は、道路上の地点に向けて周期的に無線信号を送信している。当該無線信号を、車載端末が有する通信部24が受信し、ネゴシエーションが成立すると、図5に示したフローチャートが開始される。
以上の処理により、車両に搭載された車載端末は、路側装置の近傍を通過するたびに当該路側装置に対応する充電設備情報を受信し、記憶することができる。
次に、車載端末20が、他の車載端末に対して周期的に充電設備情報を送信する処理について説明する。図6は、車載端末20が行う、充電設備情報の周期的な送信処理のフローチャートである。
図6に示した処理は、車両が稼働している間は常に実行される。例えばエンジンの始動とともに開始し、エンジンの停止とともに終了してもよい。
車載端末間で送受信される伝送メッセージの構造を図7に示す。伝送メッセージは、自車両の走行状態に関する情報(以下、車両情報と称する)と、施設情報記憶部から抽出された複数の充電設備情報からなる。
ることを表す探索フラグを有している。車両情報に含まれる探索フラグは通常0であるが(図8(a)参照)、ステップS22で探索フラグをONにする処理が実行されると1になる(図8(b)参照)。また、探索フラグが1である場合、希望条件を表すフィールドに値が代入される。ここでは、充電料金が「30分100円以下」であること、充電規格が「CHAdeMO(登録商標)」であることが条件として示されている。なお、希望条件については、探索フラグをONにする際に利用者が入力してもよいし、あらかじめ記憶している条件を使用してもよい。
そして、ステップS25で、通信部24が、生成された伝送メッセージをブロードキャスト送信する。送信後は、処理はステップS21へ戻る。
次に、車載端末が、他の車載端末が送信した伝送メッセージを受信した際の処理について説明する。図9は、車載端末20が、他の車載端末によって送信された伝送メッセージを受信した際の処理フローチャートである。
まず、ステップS31では、受信した伝送メッセージに含まれる充電設備情報を、施設情報記憶部21が記憶する。このとき、同じ情報が既に記憶されていた場合、情報を受け捨ててもよいし、上書きしてもよい。また、充電設備情報の内容によって当該情報を破棄するか記憶するかを選択してもよい。例えば、現在位置情報が取得できる場合、現在位置から所定の距離以上離れた充電設備についての情報は破棄してもよいし、自車両の進行方向と逆向きにある充電設備についての情報は破棄してもよい。また、施設情報記憶部の記憶容量が不足している場合は、充電設備情報に優先度を付し、優先度が低い情報から順に削除することで記憶容量を確保してもよい。
伝送メッセージを送信した車載端末が搭載された車両(以下、相手車両と称する)に適した充電設備情報を抽出する。具体的には、受信した伝送メッセージに含まれる車両情報に基づいて、施設情報記憶部から充電設備情報を抽出する。
ここで、車両情報に基づいて充電設備情報を抽出するアルゴリズムについて、三つのパターンを例示する。
車両情報から、相手車両の現在位置と、走行可能距離を取得することで、相手車両が到達することができるエリアに存在する充電設備を抽出することができる。例えば、図10(a)のように、相手車両の現在位置を中心として、走行可能距離を半径とする円内にある充電設備を抽出し、送信対象とすることができる。
(2)相手車両の位置情報と進行方向に基づいて情報を抽出する
相手車両の現在位置と、進行方向を取得することで、相手車両の移動経路に近い充電設備を抽出することができる。例えば、図10(b)のように、相手車両の進行方向±所定の角度以内にある充電設備を抽出し、送信対象とすることができる。
(3)相手車両の位置情報と目的地に基づいて情報を抽出する
相手車両の現在位置と、目的地を取得することで、目的地までの経路に近い位置にある充電設備を抽出することができる。例えば、図10(c)のように、相手車両の現在位置と目的地とを結んだ線から所定の距離以内にある充電設備を抽出し、送信対象とすることができる。
この他にも、図8(c)のように、車両情報に自車載端末が記憶している充電設備情報を識別する情報を含ませ、ステップS33で当該充電設備情報を除外して抽出するようにしてもよい。
生成された伝送メッセージは、ステップS34で、通信部24によって送信される。
また、ステップS21では、蓄電量が閾値未満であった場合に探索フラグをONにしているが、探索フラグの切り替えは手動で行ってもよい。また、車両が充電を行い、蓄電量が回復したら探索フラグをOFFにしてもよいし、利用者の操作によって探索フラグをOFFにしてもよい。
また、第一の実施形態では、伝送メッセージを送信する際は、ステップS23で送信タイミングの到来を待って送信を行ったが、探索フラグがONとなる条件を満たした場合は、車両情報のみを含む伝送メッセージを即座に送信するようにしてもよい。
第一の実施形態では、図6に示した送信処理を一定の周期で行っている。これに対し、本変形例は、車両の蓄電量に応じて送信周期を変更する実施形態である。
具体的には、ステップS23における待ち時間を、蓄電量が少なくなるにしたがって短くする。すなわち、蓄電量が短くなるにつれ、より短い周期で伝送メッセージを送信する。
が15を下回ると、所定の時間よりも送信間隔を短くする制御を行っている。本変形例では、蓄電量が少なくなるにつれて伝送メッセージの送信周期が短くなるため、より多くの充電設備情報を収集することが期待できる。
第一の実施形態では、ステップS33で、条件に合致する充電設備の情報を全て抽出し、送信しているが、車両は常に移動しているため、送信中に通信が途絶してしまう可能性がある。第二の実施形態は、これを防止するため、互いの速度と距離から、通信可能な時間を算出し、送信する情報の量を決定する形態である。
制御部22は、受信した車両情報と、自車両から取得した情報から、通信可能時間を算出する機能を有している。また、送信情報生成部23は、充電設備情報を抽出する際に、算出した通信可能時間で送信できる量の情報を抽出する機能を有している。他の構成は、第一の実施形態と同一である。
他の車載端末から伝送メッセージを受信すると、制御部22が、ステップS31で、当該伝送メッセージに含まれる車両情報を取得し、相手車両の現在位置、速度、および進行方向を取得する。また、制御部22は、同時に自車両の現在位置、速度、および進行方向を取得する。そして、車両同士が所定の距離以内にある時間、すなわち相手車両との通信可能時間の見積もりを行う。
例えば、相手車両と自車両が同じ道路を相対速度v[m/s]で対向している場合、車車間通信の通信可能距離(半径)をr[m]とすると、通信可能時間は、2r/v[秒]という式によって表すことができる。例えば、相対速度が25m/sであった場合であって、通信可能距離が25mであった場合、(2×25)/25より、通信可能時間は2秒となる。
なお、本実施形態では、両車両が互いに対向して走行している場合の例を挙げたが、通信可能時間は、双方の車両の現在位置、速度、進行方向に基づいて他の方法で演算することもできる。
このように、本実施形態によると、通信可能時間を算出することで、送信できる情報量を見積もることができるため、通信の途絶を防ぐことができる。
第一および第二の実施形態では、周期的に充電設備情報を周囲の車両に送信しているが、既に多くの車両によって共有されている情報を送信しても有益ではない。第三の実施形態は、多くの車両によって既に共有されていると考えられる情報については、優先度を落として抽出および送信を行う実施形態である。
施設情報記憶部21が記憶する充電設備情報の例を図12に示す。第三の実施形態では、充電設備情報に、当該充電設備情報を他の車両から受信した回数を表す「受信回数」フィールドと、当該充電設備情報を他の車両に送信した回数を表す「送信回数」フィールドを追加する。「受信回数」は、ステップS31で充電設備情報を記憶する際、設備IDおよび情報発行時刻が、既に記憶されているレコードと一致する場合にインクリメントされる。また、「送信回数」は、ステップS25およびS34で充電設備情報を送信する際にインクリメントされる。他の構成は、第一の実施形態と同一である。
送信タイミングが到来すると、ステップS24で、送信情報生成部23が、他の車載端末に送信する充電設備情報を抽出する。この際、受信回数フィールドの値が小さいレコードについては、値が大きいレコードよりも優先して抽出する。また、送信回数フィールドの値が小さいレコードについては、値が大きいレコードよりも優先して抽出する。例えば、受信回数と送信回数を加算する、もしくは重み付け加算するなどし、結果の値が小さい順に送信するなどしてもよい。また、受信回数および送信回数は、どちらか片方のみを使用してもよい。
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本発明はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。例えば、各実施形態の説明では、施設情報として、電気自動車の充電設備に関する情報を挙げたが、本発明における施設情報は、充電設備に関するもの以外であってもよい。例えば、図13は、給油施設の情報を表した例である。このように、本発明に係る情報共有システムは、街中に点在する施設に関する情報であれば、どのよう
なものであっても共有することができる。
11,21 施設情報記憶部
12,24 通信部
20 車載端末
22 制御部
23 送信情報生成部
Claims (9)
- 路側装置と、複数の車両と、からなる情報共有システムであって、
前記路側装置は、
所定の地点を通過する車両に、当該路側装置に対応する施設の情報である施設情報を送信する施設情報配信手段を有し、
前記車両は、
前記路側装置から前記施設情報を受信する第一の施設情報受信手段と、
他の車両から前記施設情報を受信する第二の施設情報受信手段と、
前記第一および第二の施設情報受信手段が受信した施設情報を記憶する施設情報記憶手段と、
前記施設情報記憶手段から施設情報を抽出して他の車両に送信する施設情報送信手段と、
施設情報の送信を要求する情報であって、自車両に関する情報を含む施設情報要求を、他の車両に送信する施設情報要求送信手段と、
他の車両から前記施設情報要求を受信する施設情報要求受信手段と、
を有し、
前記施設情報送信手段は、他の車両から前記施設情報要求を受信していない場合は、所定のアルゴリズムによって施設情報を抽出して周期的に送信し、他の車両から施設情報要求を受信した場合は、前記施設情報要求に含まれる情報に基づいて施設情報を抽出して送信し、さらに、
施設情報を抽出して送信する際、前記施設情報記憶手段に複数の施設情報が記憶されている場合は、他の車両から受信した回数が多い施設情報よりも受信した回数が少ない施設情報を優先、または、他の車両に送信した回数が多い施設情報よりも送信した回数が少ない施設情報を優先する、
情報共有システム。 - 路側装置と、電気自動車である複数の車両と、からなる情報共有システムであって、
前記路側装置は、
所定の地点を通過する車両に、当該路側装置に対応する、電気自動車の充電設備に関する情報である施設情報を送信する施設情報配信手段を有し、
前記車両は、
前記路側装置から前記施設情報を受信する第一の施設情報受信手段と、
他の車両から前記施設情報を受信する第二の施設情報受信手段と、
前記第一および第二の施設情報受信手段が受信した施設情報を記憶する施設情報記憶手段と、
前記施設情報記憶手段から施設情報を抽出して他の車両に送信する施設情報送信手段と、
施設情報の送信を要求する情報であって、走行可能距離を含んだ自車両に関する情報を含む施設情報要求を、他の車両に送信する施設情報要求送信手段と、
他の車両から前記施設情報要求を受信する施設情報要求受信手段と、
を有し、
前記施設情報要求送信手段は、自車両の蓄電量が閾値を下回った場合に、周期的に前記施設情報要求を他の車両に送信し、前記蓄電量が多い場合と比較して少ない場合に、より短い周期で前記施設情報要求を送信し、
前記施設情報送信手段は、他の車両から前記施設情報要求を受信していない場合は、所定のアルゴリズムによって施設情報を抽出して周期的に送信し、他の車両から施設情報要求を受信した場合は、前記施設情報要求に含まれる走行可能距離を用いて施設情報を抽出し、送信する、
情報共有システム。 - 前記施設情報送信手段は、他の車両から施設情報要求を受信した場合に、抽出した施設情報を、周期の到来を待たずに送信する、
請求項1または2に記載の情報共有システム。 - 前記施設情報要求送信手段が送信する施設情報要求は、自車両の位置情報を含み、
前記施設情報送信手段は、前記施設情報要求を受信した場合に、送信する施設情報を、受信した前記施設情報要求に含まれる前記位置情報に基づいて抽出する、
請求項1から3のいずれかに記載の情報共有システム。 - 前記施設情報送信手段は、他の車両から前記施設情報要求を受信した場合に、当該他の車両との距離および相対速度から、通信が可能である時間を算出し、当該時間で通信が可能な量の施設情報を抽出して送信する、
請求項1から4のいずれかに記載の情報共有システム。 - 路側装置、または他の車載端末から、前記路側装置に対応する施設の情報である施設情報を受信する車載端末であって、
前記路側装置から前記施設情報を受信する、第一の施設情報受信手段と、
他の車載端末から前記施設情報を受信する、第二の施設情報受信手段と、
前記第一および第二の施設情報受信手段が受信した施設情報を記憶する施設情報記憶手段と、
他の車載端末に送信する施設情報を、前記施設情報記憶手段から抽出して送信する施設情報送信手段と、
施設情報の送信を要求する情報である施設情報要求を、他の車載端末に送信する施設情報要求手段と、
他の車載端末から前記施設情報要求を受信する施設情報要求受信手段と、
を有し、
前記施設情報送信手段は、他の車載端末から前記施設情報要求を受信していない場合は、所定のアルゴリズムによって施設情報を抽出して周期的に送信し、他の車載端末から施設情報要求を受信した場合は、前記施設情報要求に含まれる情報に基づいて施設情報を抽出して送信し、
さらに、
施設情報を抽出して送信する際、前記施設情報記憶手段に複数の施設情報が記憶されている場合は、他の車載端末から受信した回数が多い施設情報よりも受信した回数が少ない施設情報を優先、または、他の車載端末に送信した回数が多い施設情報よりも送信した回数が少ない施設情報を優先する、
車載端末。 - 路側装置、または電気自動車に搭載された他の車載端末から、前記路側装置に対応する、電気自動車の充電設備に関する情報である施設情報を受信する車載端末であって、
前記路側装置から前記施設情報を受信する、第一の施設情報受信手段と、
他の車載端末から前記施設情報を受信する、第二の施設情報受信手段と、
前記第一および第二の施設情報受信手段が受信した施設情報を記憶する施設情報記憶手段と、
他の車載端末に送信する施設情報を、前記施設情報記憶手段から抽出して送信する施設情報送信手段と、
施設情報の送信を要求する情報であって、自車両の走行可能距離を含んだ施設情報要求を、他の車載端末に送信する施設情報要求手段と、
他の車載端末から前記施設情報要求を受信する施設情報要求受信手段と、
を有し、
前記施設情報要求手段は、自車両の蓄電量が閾値を下回った場合に、周期的に前記施設情報要求を他の車載端末に送信し、前記蓄電量が多い場合と比較して少ない場合に、より短い周期で前記施設情報要求を送信し、
前記施設情報送信手段は、他の車載端末から前記施設情報要求を受信していない場合は、所定のアルゴリズムによって施設情報を抽出して周期的に送信し、他の車載端末から施設情報要求を受信した場合は、前記施設情報要求に含まれる走行可能距離を用いて施設情報を抽出し、送信する、
車載端末。 - 路側装置と、第一の車両と、第二の車両と、が行う情報共有方法であって、
前記路側装置が、所定の地点を通過する前記第一の車両に、当該路側装置に対応する施設の情報である施設情報を送信する第一の施設情報送信ステップと、
前記第一の車両が、前記路側装置または他の車両の少なくともいずれかから前記施設情報を受信し、記憶する施設情報記憶ステップと、
前記第一の車両が、他の車両に送信する施設情報を、記憶している施設情報の中から抽出して送信する第二の施設情報送信ステップと、
前記第二の車両が、施設情報の送信を要求する情報である施設情報要求を、前記第一の車両に送信する施設情報要求送信ステップと、
前記第一の車両が、前記第二の車両から前記施設情報要求を受信する施設情報要求受信ステップと、
を含み、
前記第二の施設情報送信ステップにおいて、前記第二の車両から前記施設情報要求を受信しない場合は、所定のアルゴリズムによって施設情報を抽出して周期的に送信し、前記第二の車両から施設情報要求を受信した場合は、前記施設情報要求に含まれる情報に基づいて施設情報を抽出して送信し、さらに、
施設情報を抽出して送信する際、複数の施設情報が記憶されている場合は、他の車両から受信した回数が多い施設情報よりも受信した回数が少ない施設情報を優先、または、他の車両に送信した回数が多い施設情報よりも送信した回数が少ない施設情報を優先する、
情報共有方法。 - 路側装置と、第一の車両と、電気自動車である第二の車両と、が行う情報共有方法であって、
前記路側装置が、所定の地点を通過する前記第一の車両に、当該路側装置に対応する、電気自動車の充電設備に関する情報である施設情報を送信する第一の施設情報送信ステップと、
前記第一の車両が、前記路側装置または他の車両の少なくともいずれかから前記施設情報を受信し、記憶する施設情報記憶ステップと、
前記第一の車両が、他の車両に送信する施設情報を、記憶している施設情報の中から抽出して送信する第二の施設情報送信ステップと、
前記第二の車両が、施設情報の送信を要求する情報であって、走行可能距離を含んだ施設情報要求を、前記第一の車両に送信する施設情報要求送信ステップと、
前記第一の車両が、前記第二の車両から前記施設情報要求を受信する施設情報要求受信ステップと、
を含み、
前記施設情報要求送信ステップでは、自車両の蓄電量が閾値を下回った場合に、周期的に前記施設情報要求を他の車両に送信し、前記蓄電量が多い場合と比較して少ない場合に、より短い周期で前記施設情報要求を送信し、
前記第二の施設情報送信ステップにおいて、前記第二の車両から前記施設情報要求を受信しない場合は、所定のアルゴリズムによって施設情報を抽出して周期的に送信し、前記第二の車両から施設情報要求を受信した場合は、前記施設情報要求に含まれる走行可能距離を用いて施設情報を抽出し、送信する、
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