JP6171968B2 - 圧縮自己着火エンジンの制御装置 - Google Patents
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Description
さらに、前記制御器は、前記第1領域における前記所定の高負荷側領域と前記所定の低負荷側領域との間の負荷領域では、EGR率を、前記第2領域において変化するEGR率の中間値となるように設定する。
可能にする。これは、圧縮自己着火燃焼の燃焼期間をできるだけ進角させることになるから、燃費の向上に有利になる。
図1、2は、実施形態に係るエンジンシステム1の構成を示している。このエンジンシステム1は、車両に搭載されるシステムである。エンジンシステム1は、エンジン本体(以下、単に「エンジン」という)10と、エンジン10に付随する様々なアクチュエータ、様々なセンサ、及び、該センサからの信号に基づきアクチュエータを制御するPCM(Powertrain Control Module、制御器)100を含む。
次に、エンジン本体の構成についてさらに詳細に説明をする。このエンジン10の幾何学的圧縮比εは、20以上40以下とされている。幾何学的圧縮比εは、特に25以上35以下が好ましい。エンジン10は圧縮比=膨張比となる構成から、高圧縮比と同時に、比較的高い膨張比を有するエンジン10でもある。尚、圧縮比≦膨張比となる構成(例えばアトキンソンサイクルや、ミラーサイクル)を採用してもよい。また、吸気弁の遅閉じ等を行う場合には、エンジン10の有効圧縮比は、12以上に設定される。好ましくは、エンジン10の有効圧縮比は、18以上に設定される。
(エンジンの燃料噴射制御)
エンジン10は、全運転領域において、インジェクタ34により気筒内に噴射された燃料を自己着火燃焼させる。より詳しくは、エンジン10は、エンジン負荷が、図3に実線で示す所定の負荷(つまり、切替負荷)よりも低い低負荷及び中負荷の運転領域であって、通常の自己着火燃焼を行う通常運転領域Aと、通常運転領域Aよりも高負荷側の運転領域であって、リタードさせた自己着火燃焼を行うリタード運転領域Bとを有している。リタード運転領域Bは、切替負荷以上の運転領域と言い換えることが可能である。通常運転領域Aは、後述するように、負荷の高低について領域A1と領域A2とに分割され、リタード運転領域Bは、負荷の高低について領域B1と領域B2とに分割される。
次に、エンジン10のEGR制御(吸気充填量制御)について説明をする。先ず、通常運転領域Aは、エンジン負荷の高低に対して、低負荷側の領域A1と、高負荷側の領域A2とに区分される。低負荷側の領域A1(つまり、リーン領域内における所定の低負荷側領域に対応)では、エンジン10の負荷が低いことから燃焼安定性を確保するために、高圧EGRシステム51及び低圧EGRシステム52を通じた排気ガスの還流は行わない。一方、高負荷側の領域A2では、高圧EGRシステム51及び低圧EGRシステム52を通じて排気ガスの還流を行う。高圧EGRシステム51による排気ガスの還流量と、低圧EGRシステム52による排気ガスの還流量との割合は、エンジン10の運転状態に応じて適宜設定される。前述したように、高圧EGRシステム51及び低圧EGRシステム52はそれぞれ、EGRクーラ512、522を含むことから、いずれのシステム51、52を通じて還流した排気ガスも、冷却した排気ガスとなる。
10 エンジン(エンジン本体)
11 気筒
100 PCM(制御器)
30 吸気通路
33 スロットル弁
34 インジェクタ(燃料噴射弁)
51 高圧EGRシステム(コールドEGR手段)
52 低圧EGRシステム(コールドEGR手段)
Claims (3)
- 幾何学的圧縮比が20以上に設定された気筒を有して構成されたエンジン本体と、
前記気筒内に、排気ガスの一部を冷却した上で還流させるよう構成されたコールドEGR手段と、
前記気筒内の混合気を圧縮自己着火燃焼させることにより、前記エンジン本体を運転するよう構成された制御器と、
前記気筒内に燃料を噴射する燃料噴射弁と、を備え、
前記制御器は、前記エンジン本体の運転状態が、中負荷に相当する所定の切替負荷よりも低い第1領域にあるときには、前記気筒内の混合気の空気過剰率λを2.5以上にして圧縮自己着火燃焼させる一方、前記エンジン本体の運転状態が前記切替負荷以上の第2領域にあるときには、前記空気過剰率λを1にして圧縮自己着火燃焼させ、
前記制御器はまた、前記第1領域及び第2領域で、前記気筒に連通する吸気通路上に設けたスロットル弁の開度を全開に設定すると共に、
前記第1領域内における所定の低負荷側領域では、前記コールドEGR手段による排気ガスの還流を行わない一方、
全開負荷を除く前記第2領域では、前記コールドEGR手段を通じて冷却した排気ガスを還流することにより、前記空気過剰率λを1にし、
前記制御器は、
前記第1領域では、圧縮上死点前に、全量の燃料噴射を前記燃料噴射弁に実行させ、
前記第2領域では、圧縮上死点前に、熱炎反応に至らずに酸化反応をする量の燃料を噴射することにより、圧縮上死点以降に、気筒内の温度の変動が所定の温度幅に収まる温度維持期間を設ける前段噴射と、当該前段噴射よりも後に燃料を噴射して、圧縮上死点以降であって、前記温度維持期間内に燃料を圧縮自己着火燃焼させる主噴射と、を前記燃料噴射弁に実行させ、
前記制御器はまた、前記第2領域では、前記エンジン本体の負荷の高低に応じてEGR率を変化させると共に、前記第1領域内において、前記第2領域に隣接する所定の高負荷側領域では、前記第2領域の前記切替負荷において設定されているEGR率に近づくように、前記エンジン本体の負荷が高まるに従いEGR率を高くし、
前記制御器は、前記第1領域における前記所定の高負荷側領域と前記所定の低負荷側領域との間の負荷領域では、EGR率を、前記第2領域において変化するEGR率の中間値となるように設定する圧縮自己着火エンジンの制御装置。 - 請求項1に記載の圧縮自己着火エンジンの制御装置において、
前記制御器は、前記第2領域では、前記エンジン本体の負荷が高くなるに従いEGR率を低くし、
前記制御器はまた、前記第2領域における所定の高負荷側領域では、前記前段噴射と前記主噴射との間で、熱炎反応に至らずに酸化反応をする量の燃料を噴射して、前記温度維持期間の長さを調整する第2の前段噴射を行うと共に、前記主噴射の時期を、前記所定の高負荷側領域よりも負荷の低い領域での主噴射の時期に対し遅角させる圧縮自己着火エンジンの制御装置。 - 幾何学的圧縮比が20以上に設定された気筒を有して構成されたエンジン本体と、
前記気筒内に、排気ガスの一部を冷却した上で還流させるよう構成されたコールドEGR手段と、
前記気筒内の混合気を圧縮自己着火燃焼させることにより、前記エンジン本体を運転するよう構成された制御器と、を備え、
前記制御器は、前記エンジン本体の運転状態が、中負荷に相当する所定の切替負荷よりも低い第1領域にあるときには、前記気筒内の混合気の空気過剰率λを2.5以上にして圧縮自己着火燃焼させる一方、前記エンジン本体の運転状態が前記切替負荷以上の第2領域にあるときには、前記気筒内全体の前記空気過剰率λを1にして圧縮自己着火燃焼させ、
前記制御器はまた、前記第1領域及び第2領域で、前記気筒に連通する吸気通路上に設けたスロットル弁の開度を全開に設定すると共に、
前記第1領域内における所定の低負荷側領域では、前記コールドEGR手段による排気ガスの還流を行わない一方、
全開負荷を除く前記第2領域では、前記コールドEGR手段を通じて冷却した排気ガスを還流することにより、前記空気過剰率λを1にする圧縮自己着火エンジンの制御装置。
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