JP6156470B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
本開示は、電力変換装置に関する。
特許文献1には、ポンプ制御盤内に設置されるインバータ装置が開示されている。
上記インバータ装置のような電力変換装置には、設置個所に対し柔軟に適応可能な汎用性が求められる。本開示は、汎用性の高い電力変換装置を提供することを目的とする。
本開示に係る電力変換装置は、回路基板が配置される第一空間と、冷却用の流体の流路を含む第二空間とを内部に有する筐体と、前記回路基板に設けられ、前記第一空間内から前記第二空間内に突出する回路素子と、前記回路素子の少なくとも一部を覆うカバーと、を備え、前記カバーは、前記回路基板側から前記第二空間内に突出する第一部分と、前記第一部分から更に突出する第二部分とを有し、前記回路素子の突出方向から見て、前記第一部分に囲まれる領域の面積は、前記第二部分に囲まれる領域の面積に比べ大きい。
本開示によれば、汎用性の高い電力変換装置を提供することができる。
以下、実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係る電力変換装置1は、交流電力(例えば商用の三相交流電力)又は直流電力を所望の周波数の交流電力(例えば三相交流電力)に変換して出力するものである。電力変換装置1は、例えば産業機器の制御システムに利用される。
1.電力変換装置の全体構成
まず、図1〜図3を参照し、電力変換装置1の具体的構成を例示する。以下の説明において、「上下」は、標準的な設置状態における上下を意味する。「前後左右」は、操作パネル(後述)側を前側とし、その逆側を後側とした方向を意味する。図示においては、Z軸正方向が上方であり、X軸正方向が前方である。
まず、図1〜図3を参照し、電力変換装置1の具体的構成を例示する。以下の説明において、「上下」は、標準的な設置状態における上下を意味する。「前後左右」は、操作パネル(後述)側を前側とし、その逆側を後側とした方向を意味する。図示においては、Z軸正方向が上方であり、X軸正方向が前方である。
電力変換装置1は、電力変換用の回路基板5を内蔵する本体2を有する。本体2は、互いに隣接する第一部分3及び第二部分4を有してもよく、回路基板5は第二部分4内に収容されていてもよい。第一部分3は、回路基板5の回路素子を冷却するために用いられてもよい。
より具体的に、本体2は筐体10を有する。筐体10は、回路基板5が配置される第一空間S1と、冷却用の流体の流路FP1を含む第二空間S2とを内部に有する。例えば筐体10は、図2に示すように、ベース筐体20と、第一カバー50と、第二カバー60とを有する。
ベース筐体20は、後方に開放される第一部分30と、前方に開放される第二部分40とを有する。第一部分30及び第二部分40の間は隔壁21により仕切られている(図3参照)。第二部分40には、隔壁21に対向するように回路基板5が設置される。回路基板5の下部には、入力出力用の電線を接続するためのターミナル5cが設けられている。
第一カバー50は、前方から第二部分40に装着され、ターミナル5cを開放した状態で回路基板5を覆う。第一カバー50は、第二部分40と協働して上記第一空間S1を形成する。
第二カバー60は、前方から第一カバー50に装着され、第一カバー50及びターミナル5cを覆う。第二部分40と、第一カバー50と、第二カバー60とによって、本体2の第二部分4が構成される。第二カバー60の前面は、操作パネルとして用いられる。例えば、第二カバー60の前面には、オペレータ6が配置される。
オペレータ6は、電力変換装置1のユーザによる入力を受け付け、電力変換装置1の内部情報を表示する。オペレータ6は第二カバー60の前面に対して着脱自在であってもよい。
図3に示すように、第一部分30は、内部に上記第二空間S2を形成する。第一空間S1及び第二空間S2は、隔壁21により仕切られる。隔壁21に開口が形成される場合、その開口は第二空間S2に属するものとする。すなわち、隔壁21の前面が第一空間S1及び第二空間S2の境界である。
上述した流路FP1は、例えば次のように構成される。第一部分30の下部には、通気口32が形成され、第一部分30の上部には少なくとも一つ(例えば二つ)のファン70が取り付けられる。ファン70が上方又は下方に空気を送ることで、第二空間S2内には、上下方向に沿う気流が形成される。この気流をなす空気が上記冷却用の流体の一例であり、当該空気の流路が流路FP1の一例である。第一部分30によって、本体2の第一部分3が構成される。
第一部分3は、冷却フィン7を有してもよい。冷却フィン7は、例えば回路基板5の回路素子(例えばスイッチング素子)が生じた熱を放熱する。冷却フィン7は、第一部分30内の第二空間S2において、流路FP1に配置されてもよい。
2.回路素子の保護構造
図4に示すように、回路基板5には、第一空間S1内から第二空間S2内に突出する少なくとも一つの回路素子80が設けられていてもよい。回路素子80としては、コンデンサ、リアクトル、リレー等が挙げられる。図4の回路素子80は、電解コンデンサである。一例として、回路素子80は、第二空間S2内において冷却フィン7と通気口32(図3参照)との間に位置している。隔壁21の下側部分には、開口21aが設けられており、回路素子80は開口21aを通って第一空間S1側から第二空間S2側に突出している。
図4に示すように、回路基板5には、第一空間S1内から第二空間S2内に突出する少なくとも一つの回路素子80が設けられていてもよい。回路素子80としては、コンデンサ、リアクトル、リレー等が挙げられる。図4の回路素子80は、電解コンデンサである。一例として、回路素子80は、第二空間S2内において冷却フィン7と通気口32(図3参照)との間に位置している。隔壁21の下側部分には、開口21aが設けられており、回路素子80は開口21aを通って第一空間S1側から第二空間S2側に突出している。
図5に示すように、電力変換装置1は、回路素子80の少なくとも一部を覆うカバー200を更に備えてもよい。
図6に示すように、カバー200は、回路基板5側から第二空間S2内に突出する第一部分220と、第一部分220から更に突出する第二部分230とを有する。より具体的に、カバー200は、回路基板5に接するベース部分210と、ベース部分210から第二空間S2内に突出する第一部分220と、第一部分220から更に突出する第二部分230とを有する。
図7及び図8に示すように、第一部分220及び第二部分230は、回路素子80の突出方向から見て閉じた環状の断面形状を有してもよい。この場合、回路素子80が全周に亘って囲まれ、水、粉塵及びその他の異物からより確実に保護される。なお、「環状」とは、回路素子80を囲む周方向において閉じていることを意味するに過ぎず、その形は円環形状に限られない。
回路素子80の突出方向(後方)から見て、第一部分220に囲まれる領域R1の面積は、第二部分230に囲まれる領域R2の面積に比べ大きい。第一部分220に囲まれる領域とは、前後方向に直交する断面において、第一部分220の内側に位置する領域を意味する。第二部分230に囲まれる領域とは、前後方向に直交する断面において、第二部分230の内側に位置する領域を意味する。
第二空間S2内の冷却用の流体の流路FP1に沿う方向(例えば上方又は下方)から見て、第二部分230の幅W2は第一部分220の幅W1に比べて小さい。カバー200は、絶縁性の材料により構成される。カバー200の材料の具体例としては、ゴム、高分子エラストマー等が挙げられる。
図4〜図8に示すように、電力変換装置1は、複数の回路素子80を備えてもよい。カバー200は、一つ又は複数の第一部分220と、第一部分220よりも多数の第二部分230とを有してもよい。それぞれの第一部分220は少なくとも一つの回路素子80を収容し、少なくとも一つの第一部分220は複数の回路素子80を収容する。それぞれの第二部分230は少なくとも一つの回路素子80を収容する。なお、二つの第一部分220同士が外観上一体化されている場合であっても、内部空間が仕切られていればこれらは別個の第一部分220であるものとする。第二部分230についても同様である。一例として、図示の電力変換装置1は八つの回路素子80を備え、カバー200は、一つの第一部分220と、八つの第二部分230とを有する。
複数の第二部分230の少なくとも一部は、第二部分230同士の間に流路FP1に沿う通気経路FP2が形成されるように、互いに離間していてもよい。例えば、カバー200では、八つの第二部分230が、流路FP1に交差する方向に並ぶ三つのグループに分かれている(図8参照)。各グループ内では、第二部分230同士が外観上一体化されているものの、グループ間においては第二部分230同士が離れている。これにより、通気経路FP2が形成されている。このように、第二部分230同士の間に通気経路FP2が形成されることで、回路素子80の冷却効率が高められる。
第二部分230は、その内面が回路素子80の外面に倣うように構成されていてもよい。この場合、第二部分230と回路素子80との間の隙間G1を全周に亘って小さくし、第二部分230の占有面積を小さくすることが可能となる。これにより、通気経路FP2を確保し易くなる。また、全周に亘って隙間G1を小さくすることにより、第二部分230と回路素子80との間の空気層による保温効果を抑制し、回路素子80の放熱性を高めることができる。
図6に示すように、電力変換装置1は、第一部分220の内部において回路素子80の周囲に設けられた防振部材81を更に備えてもよい。第一部分220内に複数の回路素子80が配置される構成において、防振部材81は、隣り合う回路素子80同士の間を埋めるように設けられていてもよい。防振部材81の材料としては、シリコーン系のポッティング剤等が挙げられる。
上述のように、第一部分220により囲まれる領域R1の面積は、第二部分230により囲まれる領域R2の面積に比べ大きい。このため、第一部分220内においては回路素子80の周囲に防振部材81を十分に配置し、回路素子80の耐振動性を向上させることができる。このように、領域R1の面積を領域R2の面積に比べ大きくすることは、回路素子80の耐振動性を向上させる手段として機能する。
回路素子80の耐振動性を向上させる手段は、第一部分220内の空間を拡大してそこに防振部材81を配置することに限られない。例えば、第一部分220の壁を第二部分230の壁に比べて厚くし、第一部分220の壁を回路素子80に密着させることによっても、回路素子80の耐振動性を向上させることができる。また、第一部分220と回路素子80との間に防振部材81を充填することによっても、回路素子80の耐振動性を向上させることができる。
図6に示すように、カバー200は、回路基板5と隔壁21との間に挟まれる鍔部211を有してもよい。例えば鍔部211は、ベース部分210の周縁部に設けられる。この場合に、隔壁21及び回路基板5の少なくとも一方は溝部を有し、鍔部211は上記溝部に嵌合する隆起部を有してもよい。例えば図9に示すように、隔壁21が溝部21bを有し、鍔部211は溝部21bに嵌合する隆起部212を有してもよい。
なお、図に示したカバー200は一例であり、様々な変形が可能である。カバー200は、第一部分220及び第二部分230を有し、第一部分220により囲まれる領域R1の面積が第二部分230に囲まれる領域R2の面積に比べ大きいという条件を満たす限り、どのような形態であってもよい。
例えば第二部分230は、図10に示すように、屋根部231を有してもよい。屋根部231は、回路素子80の上側を覆い、回路素子80の下側を覆わない。第二部分230が屋根部231のみから構成されている場合、図11に示すように、屋根部231の下側を塞ぎ得る仮想平面P1と、屋根部231とで囲まれる領域R3が上記領域R2に相当する。第二部分230が屋根部231を有する場合、ファン70が下から上に向かう気流を発生させるように構成されていると、屋根部231において回路素子80の下部がより直接的に気流に晒される。このため、回路素子80がより確実に冷却される。
3.本実施形態の効果
以上に説明したように、電力変換装置1は、回路基板5が配置される第一空間S1と、冷却用の流体の流路FP1を含む第二空間S2とを内部に有する筐体10と、回路基板5に設けられ、第一空間S1内から第二空間S2内に突出する回路素子80と、回路素子80の少なくとも一部を覆うカバー200と、を備える。カバー200は、回路基板5側から第二空間S2内に突出する第一部分220と、第一部分220から更に突出する第二部分230とを有する。回路素子80の突出方向から見て、第一部分220に囲まれる領域R1の面積は、第二部分230に囲まれる領域R2の面積に比べ大きい。
以上に説明したように、電力変換装置1は、回路基板5が配置される第一空間S1と、冷却用の流体の流路FP1を含む第二空間S2とを内部に有する筐体10と、回路基板5に設けられ、第一空間S1内から第二空間S2内に突出する回路素子80と、回路素子80の少なくとも一部を覆うカバー200と、を備える。カバー200は、回路基板5側から第二空間S2内に突出する第一部分220と、第一部分220から更に突出する第二部分230とを有する。回路素子80の突出方向から見て、第一部分220に囲まれる領域R1の面積は、第二部分230に囲まれる領域R2の面積に比べ大きい。
電力変換装置1によれば、冷却用の流体の流路FP1を含む第二空間S2の一部を回路素子80の収容空間として用いることで、外形を小型化し、より多様な設置環境への適応が可能となる。また、第二空間S2の流体により回路素子80が冷却されるので、回路素子80の耐熱性の観点においても適応範囲が広くなる。第二空間S2内に突出した回路素子80は、カバー200によって水、粉塵及びその他の異物から保護される。更に、カバー200において、第一部分220により囲まれる領域R1の面積は、第二部分230により囲まれる領域R2の面積に比べ大きい。このため、第一部分220内に防振部材81等を設けて回路素子80の耐振動性を高めることができる。このように、外形を小型化しつつ、回路素子80をしっかりと保護することで、汎用性の高い電力変換装置を提供できる。
第二空間S2内の冷却用の流体の流路FP1に沿う方向から見て、第二部分230の幅W2は第一部分220の幅W1に比べて小さくてもよい。この場合、第二部分230において、流路FP1を通る流体の流量を増やし、回路素子80をより確実に冷却することができる。第二空間S2内に回路素子80以外の部材(例えば冷却フィン7)が配置されている場合には、当該部材の冷却性能を確保することもできる。
電力変換装置1は、複数の回路素子80を備え、カバー200は、一つ又は複数の第一部分220と、第一部分220よりも多数の第二部分230とを有していてもよい。この場合、カバー200において細分化された部分(第二部分230)を、その根元側(第一部分220)において一まとめにすることで、カバー200全体の強度を向上し得る。また、第二部分230同士の間に通気経路FP2を形成することで、回路素子80の冷却性能を更に向上させることもできる。第二空間S2内に回路素子80以外の部材(例えば冷却フィン7)が配置されている場合には、当該部材の冷却性能も更に向上させることができる。
電力変換装置1は、第一部分220の内部において回路素子80の周囲に設けられた防振部材81を更に備えていてもよい。この場合、第一部分220の内部を利用して防振部材81を設けることで、回路素子80の耐振動性を高めることができる。
電力変換装置1は、複数の回路素子80を備えるとともに、第一部分220の内部において回路素子80の周囲に設けられ、隣り合う回路素子80同士の間を埋める防振部材81を更に備えていてもよい。この場合、第一部分220の内部に複数の回路素子80が収容されることを利用して回路素子80同士の間を防振部材81で埋めることにより、回路素子80の耐振動性を更に高めることができる。
第二部分230は、回路素子80の上側を覆い、回路素子80の下側を覆わない屋根部231を有していてもよい。この場合、屋根部231においては、回路素子80の下部が流体の流れに晒されるので、回路素子80がより確実に冷却される。
電力変換装置1は、下から上に向かう気流を第二空間S2内に発生させるファン70を更に備えていてもよい。この場合、屋根部231において、回路素子80の下部がより直接的にファン70からの流体に晒されるので、回路素子80がより確実に冷却される。
電力変換装置1は、第一空間S1と第二空間S2とを仕切る隔壁21を更に備え、カバー200は、回路基板5と隔壁21との間に挟まれる鍔部211を有していてもよい。この場合、カバー200を、回路基板5と隔壁21との間の封止にも活用できる。これにより、回路基板5を水、粉塵及びその他の異物からより確実に保護することができる。
隔壁21及び回路基板5の少なくとも一方は溝部21bを有し、鍔部211は溝部21bに嵌合する隆起部212を有していてもよい。この場合、鍔部211と隆起部212との嵌合により、回路基板5と隔壁21との間をより確実に封止できる。
1…電力変換装置、5…回路基板、10…筐体、21…隔壁、21b…溝部、70…ファン、80…回路素子、81…防振部材、200…カバー、211…鍔部、212…隆起部、220…第一部分、230…第二部分、231…屋根部、FP1…流路、R1…第一部分220に囲まれる領域、R2…第二部分230に囲まれる領域、S1…第一空間、S2…第二空間、W1…第一部分220の幅、W2…第二部分230の幅。
Claims (9)
- 回路基板が配置される第一空間と、冷却用の流体の流路を含む第二空間とを内部に有する筐体と、
前記回路基板に設けられ、前記第一空間内から前記第二空間内に突出する回路素子と、
前記回路素子の少なくとも一部を覆うカバーと、を備え、
前記カバーは、前記回路基板側から前記第二空間内に突出する第一部分と、前記第一部分から更に突出する第二部分とを有し、
前記回路素子の突出方向から見て、前記第一部分に囲まれる領域の面積は、前記第二部分に囲まれる領域の面積に比べ大きく、
前記第二空間内の前記冷却用の流体の流路に沿う方向から見て、前記第二部分の幅は前記第一部分の幅に比べて小さい、電力変換装置。 - 前記カバーは、複数の前記第二部分を有し、前記複数の前記第二部分の少なくとも一部は、当該第二部分同士の間に前記流路に沿う経路が形成されるように互いに離間している、請求項1記載の電力変換装置。
- 複数の前記回路素子を備え、
前記カバーは、一つ又は複数の前記第一部分と、前記第一部分よりも多数の前記第二部分とを有する、請求項1又は2記載の電力変換装置。 - 前記第一部分の内部において前記回路素子の周囲に設けられた防振部材を更に備える、請求項1〜3のいずれか一項記載の電力変換装置。
- 前記第一部分の内部において前記回路素子の周囲に設けられ、隣り合う前記回路素子同士の間を埋める防振部材を更に備える、請求項3記載の電力変換装置。
- 前記第二部分は、前記回路素子の上側を覆い、前記回路素子の下側を覆わない屋根部を有する、請求項1〜5のいずれか一項記載の電力変換装置。
- 下から上に向かう気流を前記第二空間内に発生させるファンを更に備える、請求項6記載の電力変換装置。
- 前記第一空間と前記第二空間とを仕切る隔壁を更に備え、
前記カバーは、前記回路基板と前記隔壁との間に挟まれる鍔部を有する、請求項1〜7のいずれか一項記載の電力変換装置。 - 前記隔壁及び前記回路基板の少なくとも一方は溝部を有し、
前記鍔部は前記溝部に嵌合する隆起部を有する、請求項8記載の電力変換装置。
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