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JP6155621B2 - モア - Google Patents

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Description

この発明は、油圧駆動のブレードによって芝草を刈取るモアにおいて、ブレードや、搬送用ブロワー等の回転を自動制御しながら刈取る刈取制御装置に関する。
ブレードを草刈用モータで駆動し、車輪を走行用モータで駆動して、刈取作業する技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開2011ー182729号公報
モアにおいて、ブレード回転によって刈取作業するブレードの刈取位置が高い状態にあったり、モアの走行速が遅い状態にあるときは、刈取負荷の低下によって、ブレードが高速回転されて、エンジンの燃料消費量を増大させることとなり易く、不経済である。又、これら刈取高さが高くなったり、走行速が遅速になる度毎に、これらの変速装置を手動で減速操作するのは、煩雑で面倒である。
請求項1に記載の発明は、圧モータ(M1)によって回転するブレード(1)を軸装して芝草の刈取を行うモアデッキ(2)を走行車体(3)に対して昇降可能に装着し、モアデッキ(2)で刈取りした刈草を、ブロワ油圧モータ(M4)で回転させるブロワー(9)でコレクター(8)へ搬送する構成とし、
前輪(10)及び後輪(11)にそれぞれ走行モータ(M2)を備え、該走行モータ(M)を油圧無段変速装置(19)の走行油圧回路(39)により走行駆動するモアにおいて、前記ブレード(1)の回転を変更可能の油圧回路(4)の油圧バルブ(5)と、前記モアデッキ(2)の刈取高さを検出する刈取高センサ(6)とを設けて、前記刈取高センサ(6)の検出によって、前記油圧バルブ(5)を切替えてブレード(1)の回転速を制御し
ブロワー(9)の回転数をブロワファン回転切替弁(51)により、高回転側と低回転側に切り替わる構成とし、
前記走行モータ(M2)を制御する走行バルブ(63,64,65)を設け、
前輪(10)及び後輪(11)の走行モータ(M2)を駆動させるとブロワー(9)の回転数を低回転側に切り替えると共に、前輪(10)の走行モータ(M2)を駆動して後輪(11)の走行モータ(M2)をフリー状態とすると、ブロワー(9)を高回転側に切り替えるスイッチ回路を設け、
コレクター(8)の芝草収容量を検出する満杯スイッチ(S2)を設け、ブロワー(9)が高回転側で駆動している時に前記満杯スイッチ(S2)が満杯を検出すると高回転から低回転に切り替える制御を行うことを特徴とするモアの構成とする。
油圧ポンプの駆動によって油圧回路4を流れる油圧は、走行装置を走行駆動し、ブレード1軸を駆動回転して、モアを走行しながら、このブレード1の回転で芝草の刈取を行う。このブレード1による刈取を行う刈取高さは、昇降機構や、ゲージホイル等によって適宜の刈取高位置に選択設定されるが、モアの刈取作業位置の刈取地面形態や、刈取作業姿勢等によって、刈取高さが高、低に大きく変化することがある。このようなときは、モアデッキ2の刈取高さ上限位置を刈取高センサ6が検出していて、油圧回路4の油圧バルブ5の切替によってブレード1の回転速度(回転数)が高速、低速に変速制御される。そして、刈取高さが所定の刈取高さ以上に高くなると、刈取高センサ6の検出によって、前記油圧バルブ5を切替えて、このモアデッキ2のブレード1の回転速を検出高さに応じて低下するように制御する。従って、刈取高さが高くなるほど、ブレード1回転は大きく減速される。又、ブレード1の刈取高位置が通常の刈取位置に下降すると、ブレード1の回転速も正規の高速回転に復帰する。
請求項1に記載の発明は、モアデッキ2が所定以上の高位置に上昇した位置で刈取作用が行われるとき、ブレード1の回転は、刈取抵抗が小さくなり、回転負荷が小さくなって、高速回転状態となり、エンジンの回転も上り易くなるが、前記ブレード1の所定以上の刈取高さ位置を刈取高センサ6によって検出して、油圧バルブ5によって、ブレード1の回転速が低速側へ自動的に切替制御されるため、ブレード1の刈取回転速を、刈取対象の芝草の刈取量に応じたブレード1回転速に減速して、芝草刈取作用を円滑に維持されると共に、芝草刈取の操作性を向上し、エンジンの燃料消費を軽減することができる。
また、前輪(10)及び後輪(11)の走行モータ(M2)を駆動させるとブロワー(9)の回転数を低回転側に切り替えると共に、前輪(10)の走行モータ(M2)を駆動して後輪(11)の走行モータ(M2)をフリー状態とすると、ブロワー(9)を高回転側に切り替えるスイッチ回路を設け、
コレクター(8)の芝草収容量を検出する満杯スイッチ(S2)を設け、ブロワー(9)が高回転側で駆動している時に前記満杯スイッチ(S2)が満杯を検出すると高回転から低回転に切り替える制御を行うことで、燃費向上を図ることができる。
フロントモアの側面図。 その平面図。 その正面図。 その油圧回路図(A)と、スイッチ回路図(B)。 その一部刈取制御部のブロック図。 一部別例の油圧回路図(A)と、をスイッチ回路図(B)。
図面に基づいて、フロントモアは、前輪10、後輪11を配置して、ステアリングハンドル12によって後輪11を操向しながら、エンジン13による駆動して走行する四輪走行形態の車体3構成であり、前輪10の前部位置に昇降可能のモアデッキ2を配置する。車体3の前輪10部上には、フロア14、及び運転席15を搭載し、このフロア14の前端部にハンドル12を支持するステアリングポスト16を設けている。運転席15の後側には正面視門形状のガードフレーム17を設けている。前記エンジン13の前側部にはミッションケース18を配置して、エンジン13によって油圧無段変速装置19を駆動して、この油圧無断変速装置19から前輪10を回転し走行することができる。又、車体3の後部上側にはコレクター8を搭載して、後方へダンプ回動可能に設け、このコレクター8の後側排出口部には開閉可能の蓋20を設ける。
前記車体3の前部下側に位置するモアデッキ2の後側中央部に開口する刈取芝草排出用の排出口21と、前記コレクタ8の前側下部に形成のコレクタ口22との間を、ブロワー9を有したダクト23を連通して、モアデッキ2で刈取られる芝草を、前記ブロワー9のファン24の回転による送風によって、このダクト23内を搬送してコレクター8内へ搬入させる。前記ダクト23は、車体3の運転席15の下方部で、左右両側の前輪10間隔部に形成されて、後方上部のコレクタ口22部へ傾斜形態に構成される。前記ガードフレーム17は、パイプ形態に形成されて、エンジン13のエア吸入口に連結して、このガードフレーム17の下端外側部にはエアクリーナ25を設け、ガードフレーム17の上側部にはプレクリーナ26を取付けている。
前記モアデッキ2は、左右一対のブレード軸30を鉛直状形態に軸装して、このブレード軸30の周りにブレード1を回転して芝草刈取作用を行うことができる。モアデッキ2の前側部に前部ゲージホイル31を設け、後側部には後部ゲージホイル32を設けている。モアデッキ2の上部は、車体3との間に平行リンク形態のリフトリンク34に取付けて、リフトアーム35で連結して、このリフトアーム35の上下回動によって昇降される。
前記車体3の前輪10、後輪11、ブレード軸30、ブロワー9、モアデッキ2の昇降、コレクタの昇降及び、ダンプ等は、油圧回路4、及び油圧モータMによって駆動する形態である。これら油圧回路4、及び油圧モータMとしては、前記車輪10、11を駆動して走行するための走行油圧回路39、及び油圧無断変速装置19油圧回路、パワステアリング42油圧回路、ブレード1を回転するためのブレード油圧回路43、及びブレード1を回転するブレード(油圧)モータM1、芝草搬送用のブロワー9を回転するためのブロワ油圧回路44、及びブロワ(油圧)モータM4、エンジン13を冷却する冷却フアン36を回転するための冷却フアン油圧回路45、及び冷却フアンモータM3等を配置し、又、コレクタ8をダンプ作動するためのコレクタ油圧回路46等を配置している。又、ステアリングハンドル12はパワステアリング形態とし、エンジン13を冷却する冷却ファン36も油圧モータMによって駆動する。前記エンジン13によってベルト伝動機構等を介してHST(油圧無段変速装置)19の入力軸40や、チャージポンプ41等を駆動し、パワステアリング42のステアリングポンプP1や、ブレード油圧回路43、ブロワ油圧回路44、冷却ファンモータM3を駆動する冷却ファン油圧回路45、及びコレクタ8を操作すめのコレクタ油圧回路46のモア用ポンプP2等を伝動回転する。
前記HST入力軸40の回転によって、トラニオンアーム47を中立位置から前進側高速位置、又は後進側高速位置へ回動して、HST油圧回路19を介して、前輪10、及び後輪11の各走行モータM2が油圧駆動されて、走行することができる。
又、前記パワステアリング42の回路にはステアリングハンドル48、及びステアリングシリンダ49等を設けている。
又、前記モア用ポンプP2の駆動によって、油圧がレデュースバルブ59を介してブレード油圧回路43や、ブロワ油圧回路44等に分流されて、ブレード油圧モータM1を駆動し、ブロワ油圧モータM4を駆動する形態である。前記各油圧回路43、44には、電磁ソレノイドで切替えられる油圧バルブ5(ブレード回転速を切替えるブレード切替弁50、及びブロワ9のフアン24回転速を切替えるブロワ切替弁51)を設けて、ブレード油圧モータM1、ブロワ油圧モータM4を高速回転、低速回転に切替えることができる。
又、前記ポンプP2からリリーフバルブ52、及びフロコンバルブ53等を経て冷却ファン油圧回路45へ流れる油圧は、電磁ソレノイドによって切替えられる冷却ファン用切替弁54によって、冷却ファンモアM3の回転を、高速、低速に切替える。
又、前記コレクタ油圧回路46には、コレクタ8をダンプするためのダンプシリンダ55、コレクタ8を昇降するためのリフトシリンダ56、モアデッキ2を昇降するためのモアリフトシリンダ57等を設け、各々コントロールバルブ58を設けている。
前記ブレード1の回転制御を行うコントローラ60は、入力側に前記刈取高センサ6や、走行速センサ7、ブレード回転センサ61、及びブロワ回転センサ62等を配置し、出力側にブレード油圧モータM1の回転数を高速、低速に切替えるブレード切替弁50や、ブロワ油圧モータM4のブロワ切替弁51等を配置している。
又、前記刈取高センサ6の回路は、モアデッキ2が所定の高刈位置hに上昇した状態を検出してONするスイッチSWhからなる刈取高センサ6と、このスイッチSWhのONによるリレーAによって高回転側HI、低回転側LOに切替作動されるスイッチSWmsと、ブロワ切替弁51を連動するソレノイドG(高回転)、F(低回転)を有して、前記刈取高センサ6が高刈取位置を検出することによって、リレーAを介してブレード切替弁50を高速位置Gから低速位置Fへ切替えると共に、ブロワ回転切替弁51を高速位置Eから低速位置Dへ切替える形態である。
刈取作業時に、ブレード1の回転速(数)はブレード切替弁50の切替えによって、ソレノイドFがONで高回転位置HIに、ソレノイドGがONで低回転位置LOにある。このとき、高回転時は所要圧力も大きくなり、根料消費量も多くなる。刈取る草の刈高さが高くなって刈取量が少いときは、ブレード1は不要に高回転になり易く、燃料諸費も行われ易くなる。そこで、図4のようにブレード1高回転の時に、モアの刈取高さが一定の高さ以上の高さhになると、刈取高センサ6のスイッチSWhがONになって、リレーAが作動してブレード1回転の切替弁50を、低回転側のソレノイドGのONによって、ブレード油圧モータM1を低速回転に駆動させる。これと同時に、前記リレーAによって、ブロワー9回転の切替弁51を、ソレノイドEの作動で低速側に作動されて、ブロワー9の回転数を低下させて、ダクト27における刈取芝草の搬送力をも弱くする。従って、運転者は、わざわざ、スイッチSWmsを切替えることなく、自動制御によって燃料消費を軽減することができる。
ここにおいて、油圧モータM1によって回転するブレード1を軸装して芝草の刈取を行うモアデッキ2を走行車体3に対して昇降可能に装着したモアにおいて、前記ブレード1の回転を変更可能のブレード油圧回路43のブレード(油圧)切替弁50と、前記モアデッキ2の刈取高さを検出する刈取高センサ6とを設けて、前記刈取高センサ6の検出によって、前記ブレード(油圧)切替弁50を切替えてブレード1の回転速を制御することを特徴とするモアの刈取制御装置の構成とする。
油圧ポンプの駆動によってブレード油圧回路43を流れる油圧は、走行装置を走行駆動し、ブレード1軸を駆動回転して、モアを走行しながら、このブレード1の回転で芝草の刈取を行う。このブレード1による刈取を行う刈取高さは、昇降機構や、ゲージホイル等によって適宜の刈取高位置に選択設定されるが、モアの刈取作業位置の刈取地面形態や、刈取作業姿勢等によって、刈取高さが高、低に大きく変化することがある。このようなときは、モアデッキ2の刈取高さ上限位置を刈取高センサ6が検出していて、ブレード油圧回路43のブレード切替弁50の切替によってブレード1の回転速度(回転数)が高速、低速に変速制御される。そして、刈取高さが所定の刈取高さ以上に高くなると、刈取高センサ6の検出によって、前記ブレード切替弁50を切替えて、このモアデッキ2のブレード1の回転速を検出高さに応じて低下するように制御する。従って、刈取高さが高くなるほど、ブレード1回転は大きく減速される。又、ブレード1の刈取高位置が通常の刈取位置に下降すると、ブレード1の回転速も正規の高速回転に復帰する。
又、油圧モータM1によって回転するブレード1を軸装して芝草の刈取を行うモアデッキ2を走行車体3に対して昇降可能に装着したモアにおいて、前記ブレード1の回転を変更可能のブレード油圧回路43のブレード切替弁50と、モアの走行速を検出する走行速センサ7を設け、この走行速センサ7の検出速に応じて前記ブレード切替弁50を切替えてブレード1の回転速を制御することを特徴とするモアの刈取制御装置の構成とする。
前記のように走行するモアのモアデッキ2で、ブレード1の回転によって芝草の刈取作用が行われる。このモアの走行速が速いときは、モアデッキ2内に案内される芝草量が多くなり、ブレード1の刈取負荷も増大し、又、走行速が低速のときは、モアデッキ2内に案内される芝草量が少くなり、ブレード1の回転が上昇し易くなる。そして、モアの走行速が所定以下の低速域になると、前記走行速センサ7の検出によって、自動的に油圧バルブ5を切替えて、ブレード1の回転速を前記走行速度の低下に応じた回転に低下調整して、過回転による燃料消費を防止する。従って、前記モアの所定以下の刈取走行速度が低速域になるほど、ブレード1回転は大きく減速される。又、モアの走行速度が通常の刈取走行速位置に復帰すると、ブレード1の回転速も正規の高速回転に復帰する。
更に、前記刈取高センサ6、又は走行速センサ7の検出によって、モアデッキ2で刈取られた芝草をコレクター8へ搬送するブロワー9の回転を制御する。
前記のように、刈取高センサ6の高速、低速位置の検出によって、ブレード1の回転速を低速、高速に制御し、又、走行速センサ7の高速、低速位置の検出によって、ブレード1の回転速を高速、低速に制御して、これらは共に刈取負荷に対応した出力制御する形態であるが、特に前者の制御形態は、ブレード1による刈取高が高くなった場合のブレード1回転を低下するものであり、後者の制御形態は、走行速1の低速走行時のブレード1回転を低下する。そして、前記モアデッキ2のブレード1の回転によって刈取られた芝草は、車体3後方に配置のブロワー9及びこのダクトを介してコレクター8へ噴送搬入されるが、このブロワー9のファンの回転速が、前記ブレード1の回転と略同形態に制御されて、刈取芝草のコレクター8への搬送処理を円滑、効率的に行わせる。
次に、主として図6に基づいて、前記のようにブロワー9のファン24、及び走行車輪10、11を油圧モータM4、M2で駆動する運搬車において、油圧バルブ5のブロワ回転切替弁51の切替えでファン24の回転数を切替え可能な構成とし、同時に、HST油圧回路19と、これに連結する走行油圧回路39とによって油圧駆動される走行車輪10、11の走行モータM2を、走行油圧バルブ63、64、65の切替えで制御する構成としている。
そして、通常ブロワー9のファン24の回転数はブロワ回転切替弁51の切替で行い、ソレノイドSOLDがONで高回転HI、ソレノイドSOLEがONで低回転LOとなる。高回転時は所要専力も大きくなり、燃料の消費も多くなる、そこで、ブロワー9を制御するソレノイドバルブからなるブロワ回転切替弁51と、ソレノイドバルブからなるブロワ回転切替弁51と、走行モータM2を制御する走行油圧回路39に走行バルブ63、64、65を設ける。この走行油圧回路39は、前記油圧無段変速装置19の油圧回路から油圧を通して、各前輪100、後輪11の走行モータM2を正、逆転に駆動して走行駆動する。前記走行バルブ63は、ソレノイドSOLFとSOLGを有し、走行バルブ64、65はソレノイドSOLH、SOLIを有して切替作動される。そして、スイッチ回路のスイッチSWbsがOL位置にあるときは、ソレノイドSOLEが作動してブロワー9は低回転となり、走行モータM2は前輪10、後輪11共に回転する。次に、スイッチSWbsをHI位置にするとソレノイドSOLEが作動してブロワー9は高回転になる。と、同時に、ソレノイドSOLG、SOLH、SOLIが作動するもので、走行モータM2は、前輪10のモータM2が駆動回転して走行できるが、後輪11のモータM2はフリー状態となる。このため、ブロワー9における動力は大きくなるが、走行モータM2の動力は軽減されるため、消費燃料量の増加を抑制することができる。
前記のようにモアにけるブロワー9の回転制御を行う形態において、ブロワ回転切替弁51によるファン24の回転数の切替可能に構成し、エンジン13のオーバヒートスイッチS1の検出に応じてファン24の回転数を制御する構成として、通常はブロワー9のファン24回転数はブロワ回転切替弁51の切替で行い、ソレノイドSOLDがONで高回転HI、ソレノイドSOLEがONで低回転LOとなる。このとき高回転時は所要馬力も大きくなり、ラジエータの水温も上昇する。オーバヒート時にブロワー9を高回転のままにしておくと水温が増々上昇して機械を傷めたり、オーバヒート時間が長くなる作業能率も低下することとなり易いが、前記の形態によって、オーバヒート時には、高回転から低回転に切替えるため、このような不具合が解消される。このため、モア作業の操作性を向上し、機械損傷を防止し、作業能率を向上することができる。
又、前記ブロワー9の回転制御に、コレクター8の芝草収容量を検出する満杯スイッチS2を設けて、この満杯スイッチS2の検出に応じてファン24の回転数を制御する、コレクター8が満杯になって作業の継続が困難なときに、ブロワー9を高回転にままにしておくのは燃料の無駄使いとなる。そこで、コレクター8が満杯時には高回転から低回転に切替えるので、上記不具合を解消できる。操作性を向上し、燃費向上を図ることができる。
前記ブロワー9の回転制御において、エンジン13のエアクリーナ圧力スイッチS3の検出圧力に応じてファン24の回転数を制御する形態とすることができる。ブロワー9の高回転時は、所要馬力が大きくなり、エアクリーナ25における空気の流入量も多くなる。このエアクリーナ25詰まって作業の継続が困難なときにブロワー9を高回転のままにしておくと圧力の低下や、機械の損傷を招く恐れがあるが、前記のように構成することによって、エアクリーナ25が詰ったときは高回転から低回転に切替るので、上記不具合が解消され、操作性を向上し、機械損傷を防止し、作業能率を向上できる。
更には、前記ブロワー9の回転制御において、前記オーバヒートスイッチS1や、満杯スイッチS2等の入力センサ乃至スイッチに代えて、エンジンオイルプレッシャースイッチS4や、オイルフィルタープレッシャースイッチS5、パーキングブレーキスイッチS6、又は、ラジエータの水温を検出する水温センサS7等を設けて、これのセンサS4〜S7による所定以上の圧力、温度等の検出によって、前記ブロワー9のファン24の回転を低回転に制御する形態とすることができる。
1 ブレード
2 モアデッキ
3 車体
4 油圧回路
5 油圧バルブ
6 刈取高センサ
7 総高速センサ
8 コレクタ
9 ブロワー
10 前輪
11 後輪
12 ステアリングハンドル
13 エンジン
23 ダクト
24 ダクトフアン
30 ブレード軸
50 ブレード(回転速、回転数)切替弁
51 ブロワ(フアンの回転速、回転数)切替弁
M1 ブレード油圧モータ
M4 ブロワ油圧モータ

Claims (1)

  1. 油圧モータ(M1)によって回転するブレード(1)を軸装して芝草の刈取を行うモアデッキ(2)を走行車体(3)に対して昇降可能に装着し、モアデッキ(2)で刈取りした刈草を、ブロワ油圧モータ(M4)で回転させるブロワー(9)でコレクター(8)へ搬送する構成とし、
    前輪(10)及び後輪(11)にそれぞれ走行モータ(M2)を備え、該走行モータ(M)を油圧無段変速装置(19)の走行油圧回路(39)により走行駆動するモアにおいて、前記ブレード(1)の回転を変更可能の油圧回路(4)の油圧バルブ(5)と、前記モアデッキ(2)の刈取高さを検出する刈取高センサ(6)とを設けて、前記刈取高センサ(6)の検出によって、前記油圧バルブ(5)を切替えてブレード(1)の回転速を制御し
    ブロワー(9)の回転数をブロワファン回転切替弁(51)により、高回転側と低回転側に切り替わる構成とし、
    前記走行モータ(M2)を制御する走行バルブ(63,64,65)を設け、
    前輪(10)及び後輪(11)の走行モータ(M2)を駆動させるとブロワー(9)の回転数を低回転側に切り替えると共に、前輪(10)の走行モータ(M2)を駆動して後輪(11)の走行モータ(M2)をフリー状態とすると、ブロワー(9)を高回転側に切り替えるスイッチ回路を設け、
    コレクター(8)の芝草収容量を検出する満杯スイッチ(S2)を設け、ブロワー(9)が高回転側で駆動している時に前記満杯スイッチ(S2)が満杯を検出すると高回転から低回転に切り替える制御を行うことを特徴とするモア。
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