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JP6151048B2 - 整地体固定装置および農作業方法 - Google Patents

整地体固定装置および農作業方法 Download PDF

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JP6151048B2 JP2013041730A JP2013041730A JP6151048B2 JP 6151048 B2 JP6151048 B2 JP 6151048B2 JP 2013041730 A JP2013041730 A JP 2013041730A JP 2013041730 A JP2013041730 A JP 2013041730A JP 6151048 B2 JP6151048 B2 JP 6151048B2
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博和 大久保
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Description

本発明は、農作業機に取り付けて使用する整地体固定装置および農作業方法に関するものである。
従来、例えば図8ないし図11に示す農作業機(特許文献1参照)1が知られており、この農作業機1は、走行車であるトラクタ(図示せず)の後部に連結され、トラクタの走行により圃場を前方(進行方向)に移動しながら耕耘整地作業等を行うものである。
農作業機1は、図8および図9に示されるように、トラクタの後部の3点リンクヒッチ部(作業機昇降支持部)に脱着可能に連結される機体2と、この機体2に回転可能に設けられ耕耘作業をする耕耘体3と、機体2に上下方向に回動可能に設けられ耕耘体3の後方で整地作業をする整地体4と、機体2と整地体4との間に設けられこの整地体4を支持する複数本(例えば4本)の連結ロッド5とを備えている。
機体2は、左右方向長手状のフレーム部6を有し、このフレーム部6の長手方向中央部には入力軸7が回転可能に設けられている。入力軸7は、トラクタのPTO軸にジョイント等を介して接続され、トラクタ側からの動力を農作業機1側へ入力する。
フレーム部6の長手方向一端部である左端部には伝動ケース部であるチェーンケース部8が設けられ、フレーム部6の長手方向他端部である右端部にはブラケット部9が設けられている。
そして、互いに離間対向する左右のチェーンケース部8およびブラケット部9間には、入力軸7側からの動力によって所定方向に回転しながら耕耘作業をする耕耘体3が回転可能に架設されている。耕耘体3は、左右方向の回転軸11と、この回転軸11に取り付けられた複数の耕耘爪12とを有している。
また、機体2は、耕耘体3の上方部を覆う左右方向長手状で板状のカバー部10を有している。そして、カバー部10の後端部には、耕耘体3の後方で圃場面に接地して整地作業をする左右方向長手状で板状の整地体(均平板)4が複数の蝶番13を介して上下方向に回動可能に設けられている。つまり、整地体4の前端部が機体2のカバー部10の後端部に左右方向の軸14を介して回動可能に取り付けられ、この整地体4は前端側の軸14を中心として後端側が上下動するようにカバー部10に対して上下方向に回動可能となっている。
整地体4は、整地作業をする左右方向長手状で板状の整地本体部16を有し、この整地本体部16の上面における複数箇所、例えば4箇所には、ロッド連結部17が突設されている。
各ロッド連結部17には、機体2と整地体4とを連結する細長棒状の連結ロッド5が短円柱状のタンブラ等の回動部材18を介して連結されている。なお、各ロッド連結部17は、例えば互いに離間対向する長手状の左右1対の対向板19を有している。
連結ロッド5は、両対向板19の支持孔19aにて回動可能に支持された回動部材18の挿通孔18aに摺動可能に挿通されており、この連結ロッド5の前端部は、機体2のフレーム部6に突設されたロッド連結部20に左右方向の軸21を介してこの軸21を中心に回動可能に連結されている。
つまり、互いに対向する機体2のロッド連結部20の孔22および連結ロッド5の前端部の孔23に、軸方向一端に鍔部21aを有する軸(止めピン)21が挿脱可能に挿入され、この軸21が抜止ピン(Rピン)24によって両孔22,23から抜けないようになっている。なお、連結ロッド5の前端部は機体2のロッド連結部20に対して脱着可能に取り付けられており、この連結ロッド5の前端部をロッド連結部20から取り外す場合には、抜止ピン24を軸21のピン用孔から外した後に、その軸21を両孔22,23から抜く。
また、連結ロッド5の外周側には2つのコイル状のばね26,27が配設され、この各ばね26,27が当接するばね受け28,29が連結ロッド5に脱着可能に取り付けられている。
さらに、整地体4を機体2に対して水平状の持上状態(板状の整地体4が水平面に略沿った水平姿勢となるハイリフト状態)に固定するためのストッパ体30が回動部材18に脱着可能に取り付けられている。
ストッパ体30は、連結ロッド5のピン用孔(図示せず)および回動部材18のピン用孔18bに挿入されその連結ロッド5の回動部材18に対する移動を規制するストッパピン31と、このストッパピン31による移動規制を解除する際に操作される操作レバー32とを有している。
ここで、耕耘体3および整地体4等のメンテナンスや洗浄をする際には、ストッパ体30を使用して整地体4を持上状態に固定すればよいが(特許文献1の図1)、整地体4を持上状態にしたまま耕耘体3で深く耕耘作業をする際、つまり整地体持上状態での深耕作業の際には、ストッパピン31の損傷を回避するために、図10および図11に示すように、連結ロッド5を使用して整地体4を持上状態に固定する。
この場合、ストッパ体30のほか、ばね26,27、ばね受け28,29および回動部材18を取り外す。その後、連結ロッド5の後端部を、その前端部と同じように、軸(止めピン)36および抜止ピン(Rピン)37を用いて、整地体4のロッド連結部17の後端部に脱着可能に取り付ける。
具体的には、整地体4を持上状態になるまで上方に回動させてから、連結ロッド5の後端部に位置する円筒状の筒状部40を、整地体4のロッド連結部17の両対向板19の後端部間に架設された板状の位置決め部材41の側面視略C字状の引掛受け部42に引っ掛けて、整地体4のロッド連結部17の孔44と連結ロッド5の筒状部40の孔45とを互いに対向させる。次いで、互いに対向する両孔44,45に鍔部36aを有する軸36を挿脱可能に挿入し、この挿入した軸36のピン用孔に抜止ピン37を挿脱可能に挿入する。
なお、通常の耕耘整地作業をする場合には、連結ロッド5の後端部を整地体4のロッド連結部17の後端部から取り外し、図8および図9に示すもとの状態に戻す。
特開2005−218316号公報(図1および図2)
しかしながら、上記図10および図11のように、連結ロッド5を使用した場合には、連結ロッド5の前端側における孔22,23と軸21との間の隙間や連結ロッド5の後端側における孔44,45と軸36との間の隙間等に起因して、耕耘体3の振動により整地体4がガタつき、大きな騒音が発生するおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、整地体のガタつきを防止でき、騒音を低減できる整地体固定装置および農作業方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の整地体固定装置は、機体と、この機体に設けられた耕耘体と、前記機体に上下方向に回動可能に設けられた整地体と、前記機体と前記整地体との間に設けられた連結ロッドとを備える農作業機に対して、前記連結ロッドに代えて取り付けられる整地体固定装置であって、前記機体に脱着可能に取り付けられる第1取付体と、前記整地体に脱着可能に取り付けられる第2取付体と、操作可能な操作体とを備え、前記操作体の操作によって前記整地体が前記機体に対してガタつかないように持上状態に固定されるものである。
請求項2記載の整地体固定装置は、請求項1記載の整地体固定装置において、操作体は、互いに螺旋方向が異なる第1ねじ部および第2ねじ部を有し、第1取付体は、前記第1ねじ部に螺合されたねじ部を有し、第2取付体は、前記第2ねじ部に螺合されたねじ部を有するものである。
請求項3記載の整地体固定装置は、請求項1記載の整地体固定装置において、操作体は、第1取付体に回動可能に取り付けられ、第2取付体は、前記操作体に回動可能に取り付けられているものである。
請求項4記載の農作業方法は、機体と、この機体に設けられた耕耘体と、前記機体に上下方向に回動可能に設けられた整地体と、前記機体と前記整地体との間に設けられた連結ロッドとを備える農作業機に対して、前記連結ロッドに代えて整地体固定装置を取り付け、この取り付けた整地体固定装置の操作体を操作して前記整地体を前記機体に対してガタつかないように持上状態に固定し、この固定した整地体を持上状態にしたまま前記耕耘体で耕耘作業をするものである。
本発明によれば、整地体固定装置を連結ロッドに代えて取り付けて使用することにより、整地体のガタつきを防止でき、騒音を低減できる。
本発明の第1の実施の形態に係る整地体固定装置の使用状態を示す平面図である。 同上整地体固定装置の側面図である。 同上整地体固定装置の平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る整地体固定装置の側面図である。 同上整地体固定装置の平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る整地体固定装置の側面図である。 同上整地体固定装置の平面図である。 従来の農作業機の平面図である。 同上農作業機の側面図である。 同上農作業機の整地体持上状態時の側面図である。 同上農作業機の連結ロッドの取付状態を示す側面図である。
本発明の第1の実施の形態の整地体固定装置について図面を参照して説明する。
図1には農作業機1が示されており、この図1に示す例では、4本の連結ロッド5のうちの内側の2本の代わりに、棒状の整地体固定装置51が農作業機1に対して脱着可能に取り付けられている。
つまり、この図1の農作業機1は、図10の農作業機1と比べて、内側の2本の連結ロッド5の代わりに2本の整地体固定装置51が取り付けられている点のみが異なっており、その他の構成は同じである。
なお、複数本の連結ロッド5のうち少なくとも1本を整地体固定装置51に代えればよく、例えば図示しないが、4本の連結ロッド5のすべてを農作業機1から取り外し、それに代えて整地体固定装置51を取り付けるようにしてもよい。また、整地体固定装置51は、通常の耕耘作業とは異なり、整地体4を持上状態にしたまま耕耘体3で深く耕耘作業をする際に、農作業機1に対して連結ロッド5に代えて取り付けられて使用されるものである。
ここで、整地体固定装置51は、例えば伸縮可能なターンバックルタイプのもので、図1ないし図3に示されるように、機体2のロッド連結部20に止めピンである軸21を介して脱着可能に取り付けられた棒状の第1取付体56と、整地体4のロッド連結部17に止めピンである軸36を介して脱着可能に取り付けられた棒状の第2取付体57と、これら両取付体56,57が前後端に螺着され作業者(操作者)が手で把持して回転操作可能な円筒状の操作体58とを備えている。
そして、操作体58の回転操作によって、整地体4が機体2に対してガタつかないように所定の水平状の持上状態(ハイリフト状態)に固定される。
操作体58は、軸方向両端面が開口した円筒状の筒状本体部60と、この筒状本体部60の軸方向一端部(前端部)に固設された第1ナット部61と、筒状本体部60の軸方向他端部(後端部)に固設された第2ナット部62とを有している。
第1ナット部61には第1ねじ部である第1ねじ孔部63が形成され、第2ナット部62には第2ねじ部である第2ねじ孔部64が形成され、これら前後の第1ねじ孔部63および第2ねじ孔部64は互いに螺旋方向が異なっている。つまり、第1ねじ孔部63のねじ溝の螺旋方向と、第2ねじ孔部64のねじ溝の螺旋方向とが互いに逆になっている。
第1取付体56は、操作体58の第1ねじ孔部63に螺合されたねじ部であるねじ軸部66と、このねじ軸部66の基端部に一体に連設された棒状部67とを有している。
ねじ軸部66の外周部には、第1ねじ孔部63のねじ溝と螺合するねじ溝が形成されている。棒状部67の先端部には、この棒状部67の長手方向と直交する方向に延びる孔68が形成されている。
そして、互いに対向する機体2のロッド連結部20の孔22および第1取付体56の棒状部67の孔68に、鍔部21aを有する軸(止めピン)21が挿脱可能に挿入され、この軸21が抜止ピン(Rピン)24によって両孔22,68から抜けないようになっている。
第2取付体57は、操作体58の第2ねじ孔部64に螺合されたねじ部であるねじ軸部71と、このねじ軸部71の基端部に一体に連設された棒状部72と、この棒状部72の先端部にこの棒状部72と直交状に固設された円筒状の筒状部73とを有している。
ねじ軸部71の外周部には、第2ねじ孔部64のねじ溝と螺合するねじ溝が形成されている。筒状部73の軸方向両端部は、棒状部72の外面よりも側方に突出して位置する突出部分73aとなっている。
そして、互いに対向する整地体4のロッド連結部17の孔44および第2取付体57の筒状部73の孔74に、鍔部36aを有する軸(止めピン)36が挿脱可能に挿入され、この軸36が抜止ピン(Rピン)37によって両孔44,74から抜けないようになっている。また、第2取付体57の筒状部73の両突出部分73aが、整地体4のロッド連結部17の位置決め部材41の引掛受け部42に引っ掛けられている。
次に、整地体固定装置51の作用等を説明する。
通常の耕耘整地作業とは異なる整地体持上状態での深耕作業を行う際には、作業者は、図1に示すように、例えば2本の連結ロッド5と2本の整地体固定装置51とを使用して、整地体4を機体2に対してガタつかないように持上状態に固定する。
すなわち、連結ロッド5に関しては、ストッパ体30、ばね26,27、ばね受け28,29および回動部材18を取り外した後、連結ロッド5の後端部を整地体4のロッド連結部17に軸36を介して取り付ける。なお、連結ロッド5の前端部は、機体2のロッド連結部20に軸21を介して取り付けられたままである。
また、整地体固定装置51に関しては、ストッパ体30等とともに連結ロッド5も取り外した後、第1取付体56の前端部を機体2のロッド連結部20に軸21を介して取り付け、かつ、第2取付体57の後端部を整地体4のロッド連結部17に軸36を介して取り付ける。
その後、例えば図3に示すように、作業者が操作体58を一方向に回転操作すると、整地体固定装置51がその操作に応じて縮み動作し、その結果、整地体4が若干たわみ変形するとともに、整地体固定装置51によって整地体4が機体2に対してガタつかないように持上状態に固定される。
なお、操作体58を他方向に回転操作した場合でも、整地体固定装置51がその操作に応じて伸び動作し、その結果同様に、整地体4がガタつかないように持上状態に固定される。
次いで、作業者は、トラクタを運転して、トラクタの走行により整地体持上状態の農作業機1を移動させると、整地体4が持上状態に固定されたまま、耕耘体3が回転して深く耕耘作業を行う。
この整地体持上状態での深耕作業の際、耕耘体3が回転により振動するが、連結ロッド5の前端側における孔22,23と軸21との間の隙間や連結ロッド5の後端側における孔44,45と軸36との間の隙間等に起因して整地体4がガタつくようなことはない。
そして、このような整地体固定装置51によれば、農作業機1を用いて整地体持上状態での深耕作業をする際に、整地体固定装置51を連結ロッド5に代えて取り付けて使用することにより、各部の孔ガタ等を無くすことができるため、その作業時における整地体4のガタつきを防止でき、騒音を低減できる。
また、操作体58は互いに螺旋方向が異なる第1ねじ孔部63および第2ねじ孔部64を有し、第1取付体56は操作体58の第1ねじ孔部63に螺合されたねじ軸部66を有し、第2取付体57は操作体58の第2ねじ孔部64に螺合されたねじ軸部71を有するため、操作体58の回転操作によって整地体4を機体2に対してガタつかないように持上状態に適切に固定することができる。
なお、前記整地体固定装置51は、操作体58を操作する構成には限定されず、例えば回転ハンドル部の操作で伸縮する構成等でもよい。
また、例えば操作体58が互いに螺旋方向が異なる第1ねじ軸部および第2ねじ軸部を有し、第1取付体56が第1ねじ軸部に螺合されたねじ孔部を有し、第2取付体57が第2ねじ軸部に螺合されたねじ孔部を有する構成等でもよい。
さらに、例えば操作体58の長手方向中間部に形成した孔部に棒部材を取り付け、この取り付けた棒部材によって操作体58を容易に回転操作できるようにしてもよい。
また一方、整地体固定装置51は、伸縮可能なターンバックルタイプには限定されず、図4および図5に示す第2の実施の形態や図6および図7に示す第3の実施の形態のようなキャッチクリップタイプでよい。
図4および図5に示す整地体固定装置51は、機体2のロッド連結部20に止めピンである軸21を介して脱着可能に取り付けられた棒状の第1取付体81と、整地体4のロッド連結部17の位置決め部材41の引掛受け部42に脱着可能に引っ掛けられて取り付けられた平面視略コ字状の第2取付体82と、作業者(操作者)が手で回動操作可能な断面略コ字状の操作体83とを備えている。
第1取付体81の前端部には、この第1取付体81の長手方向と直交する方向に延びる孔84が形成されており、この孔84に軸21が挿脱可能に挿入されている。第1取付体81の後端部には、操作体83が左右方向の支持ピン85を介して回動可能に取り付けられており、この操作体83は支持ピン85を中心として上下方向に回動可能となっている。
第2取付体82は、互いに離間対向する対向棒部86と、これら両対向棒部86の先端部同士を連結する連結棒部87を有し、この連結棒部87が位置決め部材41の引掛受け部42に脱着可能に引っ掛けられて取り付けられている。両対向棒部86の基端部は、操作体83の取付孔88に回動可能に取り付けられている。
そして、図4に示すように、作業者が操作体83を下方へ回動操作すると、整地体固定装置51によって整地体4が機体2に対してガタつかないように持上状態に固定される。なお、操作体83を上方へ回動操作すれば、第2取付体82の連結棒部87を引掛受け部42から取り外せる。
したがって、図4および図5に示す第2の実施の形態に係る整地体固定装置51でも、農作業機1による整地体持上状態での深耕作業時において、整地体4のガタつきを防止でき、騒音を低減できる。
図6および図7に示す整地体固定装置51は、前記第2の実施の形態において、平面視で略T字状をなす延長部91が第1取付体81の後端部に一体に設けられたものである。
この延長部91は、左右方向の円筒状の筒状部92を有し、この筒状部92の軸方向両端部が側方への突出部分92aとなっている。
また、互いに対向する整地体4のロッド連結部17の孔44および延長部91の筒状部92の孔94に、鍔部36aを有する軸(止めピン)36が挿脱可能に挿入され、この軸36が抜止ピン(Rピン)37によって両孔44,94から抜けないようになっている。
さらに、延長部91の筒状部92の両突出部分92aが、整地体4のロッド連結部17の位置決め部材41の引掛受け部42に引っ掛けられている。このため、前記第2の実施の形態とは異なり、第2取付体82の連結棒部87が、位置決め部材41のフック状の追加引掛受け部43に脱着可能に引っ掛けられて取り付けられている。
そして、図6に示すように、作業者が操作体83を下方へ回動操作すると、整地体固定装置51によって整地体4が機体2に対してガタつかないように持上状態に固定される。なお、操作体83を上方へ回動操作すれば、第2取付体82の連結棒部87を追加引掛受け部43が取り外せる。
したがって、図6および図7に示す第3の実施の形態に係る整地体固定装置51でも、農作業機1による整地体持上状態での深耕作業時において、整地体4のガタつきを防止でき、騒音を低減できる。
なお、前記第2、3の実施の形態に係る整地体固定装置51は、例えば下方へ回動操作した操作体83をその状態にロックするロック手段を備えた構成等でもよい。
また、いずれの実施の形態においても、操作体は、回転操作や回動操作するものには限定されず、所定操作によって整地体4が機体2に対してガタつきなく持上状態に固定されるものであればよい。
1 農作業機
2 機体
3 耕耘体
4 整地体
5 連結ロッド
51 整地体固定装置
56,81 第1取付体
57,82 第2取付体
58,83 操作体
63 第1ねじ部である第1ねじ孔部
64 第2ねじ部である第2ねじ孔部
66 ねじ部であるねじ軸部
71 ねじ部であるねじ軸部

Claims (4)

  1. 機体と、この機体に設けられた耕耘体と、前記機体に上下方向に回動可能に設けられた整地体と、前記機体と前記整地体との間に設けられた連結ロッドとを備える農作業機に対して、前記連結ロッドに代えて取り付けられる整地体固定装置であって、
    前記機体に脱着可能に取り付けられる第1取付体と、
    前記整地体に脱着可能に取り付けられる第2取付体と、
    操作可能な操作体とを備え、
    前記操作体の操作によって前記整地体が前記機体に対してガタつかないように持上状態に固定される
    ことを特徴とする整地体固定装置。
  2. 操作体は、互いに螺旋方向が異なる第1ねじ部および第2ねじ部を有し、
    第1取付体は、前記第1ねじ部に螺合されたねじ部を有し、
    第2取付体は、前記第2ねじ部に螺合されたねじ部を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の整地体固定装置。
  3. 操作体は、第1取付体に回動可能に取り付けられ、
    第2取付体は、前記操作体に回動可能に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の整地体固定装置。
  4. 機体と、この機体に設けられた耕耘体と、前記機体に上下方向に回動可能に設けられた整地体と、前記機体と前記整地体との間に設けられた連結ロッドとを備える農作業機に対して、前記連結ロッドに代えて整地体固定装置を取り付け、
    この取り付けた整地体固定装置の操作体を操作して前記整地体を前記機体に対してガタつかないように持上状態に固定し、
    この固定した整地体を持上状態にしたまま前記耕耘体で耕耘作業をする
    ことを特徴とする農作業方法。
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