JP6150738B2 - 加熱冷却式シート - Google Patents
加熱冷却式シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP6150738B2 JP6150738B2 JP2014020376A JP2014020376A JP6150738B2 JP 6150738 B2 JP6150738 B2 JP 6150738B2 JP 2014020376 A JP2014020376 A JP 2014020376A JP 2014020376 A JP2014020376 A JP 2014020376A JP 6150738 B2 JP6150738 B2 JP 6150738B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peltier element
- seat cushion
- seat
- heat
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
さらに、請求項2に係る発明では、該シートクッションは、発泡成形により、該熱伝導部材を埋設した発泡成形体によって構成されている。該熱伝導部材のなかの、ペルチェ素子設置部とシート熱伝導部との間で熱を伝える熱伝達部は、該シートクッションの発泡成形時に、該シートクッションの内部に埋設される。このため、シートクッションのクッション材に、熱伝達部を通すための貫通孔を開ける必要はない。
また、該シートクッションの着座面に近接し且つ埋設されたシート熱伝導部は、クッション材(発泡成形体)や表皮に対して位置ずれを起こすことがない。このため、該シート熱伝導部を、該表皮に接着等によって固着する必要はない。
従って、クッション材に孔加工を施す工程や、表皮にシート熱伝導部を固着する工程は、不要である。これらの工程がないので、加熱冷却式シートを製造する時間を短縮できるとともに、製造コストを抑制することができる。
このように、請求項2に係る発明では、シートの座り心地性を高めるとともに、加熱冷却式シートの製造コストを抑制することができる。さらには、該熱伝導部材のなかの、該素子設置面は、該シートクッションから外部に露出している。このため、該熱伝導部材が該シートクッションに埋設されているにもかかわらず、該シートクッションを制作後に、該素子設置面に対してペルチェ素子を容易に且つ確実に設置することができる。
さらに、請求項2に係る発明では、該シートクッションを支持するための左右の支持フレームは、該シートクッションの前後方向に延びるとともに、該左右のシート熱伝導部の下に位置している。つまり、シートクッションの幅方向中央には、該支持フレームが位置していない。このため、該シートクッションの着座面のなかの、幅方向中央は撓みやすい。つまり、着座面における、シートクッションのクッション性を、十分に確保することができる。従って、シートの座り心地性を、より高めることができる。
次に、図5(c)に示されるように、該固定型81に可動型82を合わせてキャビティを形成する(第4工程)。
次に、ウレタン樹脂の溶液Lqを発泡させることによって、図5(d)に示されるように、シートクッション11のクッション材21(発泡成形体21)を成形する(第5工程)。この結果、内部に熱伝導部材32を埋設したクッション材21が完成する。
Tvr=|Ts−Td|
11 シートクッション
11a 着座面
21 クッション材(発泡成形体)
23 支持フレーム
30 加熱冷却装置
31 ペルチェ素子
32 熱伝導部材
41 ペルチェ素子設置部
41a 素子設置面
42 シート熱伝導部
43 熱伝達部
71 温度センサ
72 温度設定部
73 制御部
Claims (4)
- ペルチェ素子と、該ペルチェ素子に結合された熱伝導部材とによって、シートクッションを加熱又は冷却する加熱冷却式シートにおいて、
前記熱伝導部材は、該シートクッションに対し着座面とは反対側であって前記シートクッションの幅方向中央に位置するペルチェ素子設置部と、前記シートクッションのなかの前記着座面に近接して前記ペルチェ素子設置部に対して前記シートクッションの幅方向両側に位置する左右のシート熱伝導部と、前記ペルチェ素子設置部と前記シート熱伝導部との間に位置し、前記ペルチェ素子設置部と前記シート熱伝導部との間で熱を伝える左右の熱伝達部とによって、1組を構成するとともに、可撓性を有している、一体品であり、
前記ペルチェ素子設置部は、前記ペルチェ素子を設置するための素子設置面を有し、
前記シートクッションは、前記素子設置面を外部に露出しつつ、発泡成形により、前記シートクッションのなかの平面視着座可能な範囲に前記熱伝導部材を埋設した発泡成形体によって構成されていることを特徴とする加熱冷却式シート。 - ペルチェ素子と、該ペルチェ素子に結合された熱伝導部材とによって、シートクッションを加熱又は冷却する加熱冷却式シートにおいて、
前記シートクッションを支持するための左右の支持フレームを有し、
前記熱伝導部材は、該シートクッションに対し着座面とは反対側に位置したペルチェ素子設置部と、前記シートクッションのなかの前記着座面に近接して位置したシート熱伝導部と、前記ペルチェ素子設置部と前記シート熱伝導部との間で熱を伝える熱伝達部とから成る、一体品であり、
前記左右の支持フレームは、前記シートクッションの前後方向に延びており、左右のシート熱伝導部の下に位置し、
前記ペルチェ素子設置部は、前記ペルチェ素子を設置するための素子設置面を有し、
前記シートクッションは、前記素子設置面を外部に露出しつつ、発泡成形により、前記シートクッションのなかの平面視着座可能な範囲に前記熱伝導部材を埋設した発泡成形体によって構成されていることを特徴とする加熱冷却式シート。 - 前記熱伝導部材の温度を検出する温度センサを、更に有し、
該温度センサは、前記ペルチェ素子設置部に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の加熱冷却式シート。 - 前記ペルチェ素子を加熱又は冷却するときの設定温度を設定する温度設定部と、
前記設定温度に従って、前記ペルチェ素子の温度を制御するための制御部とを、更に有し、
該制御部は、前記設定温度と前記温度センサの検出温度との偏差が、予め設定されている所定の偏差基準値を超えていると判断した場合には、予め設定されている補正温度を前記設定温度に一時的に付加し、前記設定温度と前記補正温度との和の値に一時的に従って前記ペルチェ素子の温度を制御する構成であることを特徴とする請求項3記載の加熱冷却式シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014020376A JP6150738B2 (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | 加熱冷却式シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014020376A JP6150738B2 (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | 加熱冷却式シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015147462A JP2015147462A (ja) | 2015-08-20 |
JP6150738B2 true JP6150738B2 (ja) | 2017-06-21 |
Family
ID=53891235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014020376A Active JP6150738B2 (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | 加熱冷却式シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6150738B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105180503B (zh) * | 2015-08-31 | 2018-02-06 | 夏盛清 | 一种半导体空调卡及坐垫、座椅、床垫 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62159610A (ja) * | 1985-12-30 | 1987-07-15 | 今永 栄輔 | 冷暖房椅子 |
JP2003042593A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温度調節装置 |
JP2006137405A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-06-01 | Denso Corp | シート用加熱冷却装置 |
JP2008074046A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Konica Minolta Opto Inc | 媒体式金型温度調節機 |
-
2014
- 2014-02-05 JP JP2014020376A patent/JP6150738B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015147462A (ja) | 2015-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5442427B2 (ja) | シートヒータを備えたシート | |
EP2908699B1 (en) | Support cushion | |
US9272647B2 (en) | Seat climate control system | |
EP3344492B1 (en) | Vehicle seat with improved thermal conductivity | |
US20160152167A1 (en) | Instant Hot/Cold Seat | |
US7578552B2 (en) | Automotive vehicle seat having a comfort system | |
US20190241101A1 (en) | Air channel foam pad with thermally conductive tape | |
JP3705395B2 (ja) | 自動車用シート構造 | |
EP3391705B1 (en) | Heating and cooling engine | |
US9913546B2 (en) | Support cushion and method for converting a temperature difference within the same into an electric voltage | |
US10449877B1 (en) | Vehicle seat with serpentine air flow channel | |
JP2005137881A (ja) | 車両用シート加熱装置 | |
US11945348B2 (en) | Flexible heater and method of integration | |
JP2014240269A (ja) | 加熱冷却式シート | |
JP6150738B2 (ja) | 加熱冷却式シート | |
DE10346064A1 (de) | Kopfstütze für einen Fahrzeugsitz | |
CN208393189U (zh) | 车辆座椅组件和车辆 | |
JP5736141B2 (ja) | 車両用シートヒータ及び車両用シート | |
CN208359980U (zh) | 导热带和车辆座椅组件 | |
CN208359979U (zh) | 车辆座椅组件和车辆 | |
CN210101408U (zh) | 一种加热制冷垫 | |
CN105078056B (zh) | 加热冷却式座椅 | |
WO2014062188A1 (en) | Support cushions including reticulated materials and methods for controlling surface temperature of same | |
JP7083216B2 (ja) | ペット用冷房器 | |
JP2012130587A (ja) | 放熱型温調シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160226 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20160328 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161206 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170425 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170523 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6150738 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |