JP6146629B2 - 自動変速機用オイルポンプの制御装置 - Google Patents
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Description
図6に示したように、従来の自動変速機用オイルポンプの制御装置100は、機械式オイルポンプ112、油圧回路150、リリーフ弁114、クラッチ制御弁126、オイルクーラー弁128等の各種バルブ類が配置されているバルブボディ102と、ギアシフト制御弁116およびギアシフトアクチュエータ118からなるギアシフトユニット104と、クラッチアクチュエータ122および湿式多板クラッチ124(被潤滑部)からなるクラッチユニット106、および上記各種バルブ類を制御する制御部108等から構成されている。
本発明の自動変速機用オイルポンプの制御装置は、
エンジンによって駆動され、前記エンジンの回転数に応じた流量のATオイルを吐出する機械式オイルポンプと、
電動機によって駆動され、そのポンプ回転数が制御可能に構成されている電動式オイルポンプと、
前記エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、
前記自動変速機を作動させるのに必要なATオイルの必要流量として、前記自動変速機が備える全ての油圧機器を同時に作動させるのに必要な固定流量値として予め設定された第1必要流量と、前記自動変速機が備える全ての油圧機器の内、実際に作動している油圧機器の個別必要流量を積算した変動流量値として算出される第2必要流量と、を記憶する必要流量記憶手段と、
前記エンジン回転数検出手段にて検出されたエンジン回転数に基づいて、前記機械式オイルポンプから吐出される吐出流量を算出する第1流量算出手段と、
前記第1必要流量、および前記第2必要流量の内、いずれの流量を必要流量として前記必要流量記憶手段に記憶させるかを択一的に切り換え可能に構成された切り換え手段と、
前記必要流量記憶手段に記憶されている必要流量と、前記第1流量算出手段によって算出された吐出流量との差分から、必要流量に対する不足流量を算出する第2流量算出手段と、
前記電動式オイルポンプから吐出されるATオイルの吐出流量が前記不足流量と等しくなるように、前記電動式オイルポンプの回転数を制御する吐出流量制御手段と、を備え、
前記機械式オイルポンプは、前記エンジンが中速回転数域の時の不足流量が0になるように構成され、
前記電動式オイルポンプは、その最大吐出流量が、前記エンジンがアイドル回転数域の時の不足流量と等しくなるように構成されていることを特徴とする。
また前記ATオイルの温度を測定する温度センサを更に備え、前記切り換え手段は、前記温度センサで測定された温度が所定温度より低い場合に、前記第2必要流量を前記必要流量として前記必要流量記憶手段に記憶させてもよい。
また前記第2必要流量は、前記第1必要流量から前記自動変速機が備える全ての油圧機器の内オイルクーラーで消費される流量を除くことにより算出されてもよい。
ただし、本発明の範囲は以下の実施形態に限定されるものではない。以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に記載がない限り、本発明の範囲をそれにのみ限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図2に示したように、上述した制御部8によって、本発明の必要流量記憶手段8a、第1流量算出手段8b、第2流量算出手段8c、吐出流量算出手段8d、および必要流量算出手段8eが構成されている。
不足流量(Qsho)=必要流量(Qreq)−吐出流量(Qdis・m)
例えば上述した実施形態では、自動変速機の一例として、所謂デュアルクラッチトランスミッションの場合を例に説明した。しかしながら本発明は、機械式オイルポンプを具え、油圧式アクチュエータを用いてクラッチ操作およびギアシフト操作を夫々制御する機械式自動変速機には限定されず、例えばトルクコンバータを備えた自動変速機(AT)や無段変速機(CVT)等、自動変速機一般にも適用可能である。
2 バルブボディ
4 ギアシフトユニット
6 クラッチユニット
8 制御部
10 エンジン
10a エンジン回転数センサ
12 機械式オイルポンプ
14 リリーフ弁
16 ギアシフト制御弁
18 ギアシフトアクチュエータ
22 クラッチアクチュエータ
24 湿式多板クラッチ
26 クラッチ制御弁
28 オイルクーラー弁
30 オイルクーラー
32 オイルパン
34 温度センサ
38a〜c アキュームレータ
40a〜d フィルタ
42 電動式オイルポンプ
44 モータ(電動機)
50 油圧回路
Claims (6)
- 自動変速機用オイルポンプの制御装置において、
エンジンによって駆動され、前記エンジンの回転数に応じた流量のATオイルを吐出する機械式オイルポンプと、
電動機によって駆動され、そのポンプ回転数が制御可能に構成されている電動式オイルポンプと、
前記エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、
前記自動変速機を作動させるのに必要なATオイルの必要流量として、前記自動変速機が備える全ての油圧機器を同時に作動させるのに必要な固定流量値として予め設定された第1必要流量と、前記自動変速機が備える全ての油圧機器の内、実際に作動している油圧機器の個別必要流量を積算した変動流量値として算出される第2必要流量と、を記憶する必要流量記憶手段と、
前記エンジン回転数検出手段にて検出されたエンジン回転数に基づいて、前記機械式オイルポンプから吐出される吐出流量を算出する第1流量算出手段と、
前記第1必要流量、および前記第2必要流量の内、いずれの流量を必要流量として前記必要流量記憶手段に記憶させるかを択一的に切り換え可能に構成された切り換え手段と、
前記必要流量記憶手段に記憶されている必要流量と、前記第1流量算出手段によって算出された吐出流量との差分から、必要流量に対する不足流量を算出する第2流量算出手段と、
前記電動式オイルポンプから吐出されるATオイルの吐出流量が前記不足流量と等しくなるように、前記電動式オイルポンプの回転数を制御する吐出流量制御手段と、を備え、
前記機械式オイルポンプは、前記エンジンが中速回転数域の時の不足流量が0になるように構成され、
前記電動式オイルポンプは、その最大吐出流量が、前記エンジンがアイドル回転数域の時の不足流量と等しくなるように構成されていることを特徴とする自動変速機用オイルポンプの制御装置。 - 前記中速回転数域は、前記エンジンの最大出力回転数の30〜60%の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機用オイルポンプの制御装置。
- 前記必要流量は、前記自動変速機が備える全ての油圧機器を同時に作動させるのに必要なATオイルの流量であることを特徴とする請求項1または2に記載の自動変速機用オイルポンプの制御装置。
- 前記必要流量は、前記自動変速機が備える全ての油圧機器の内、実際に作動している油圧機器の個別必要流量を積算した流量であることを特徴とする請求項1または2に記載の自動変速機用オイルポンプの制御装置。
- 前記ATオイルの温度を測定する温度センサを更に備え、
前記切り換え手段は、前記温度センサで測定された温度が所定温度より低い場合に、前記第2必要流量を前記必要流量として前記必要流量記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の自動変速機用オイルポンプの制御装置。 - 前記第2必要流量は、前記第1必要流量から前記自動変速機が備える全ての油圧機器の内オイルクーラーで消費される流量を除くことにより算出されることを特徴とする請求項5に記載の自動変速機用オイルポンプの制御装置。
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