JP6038372B1 - 水受け部材 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の一態様に係る水受け部材は、水栓と洗濯機用給水ホースとの接続部分から漏水した場合の水を受けることを特徴とする。
このような構成によれば、水栓と洗濯機用給水ホースとの接続部分からの漏水による被害を予防することができる。
このような構成によれば、水受け部材を簡便に取り付けて使用することができる。
このような構成によれば、受けた水を連続的に外部に排出できるため、水受け部材から水が溢れ出る心配がなく、継続的に安心して使用できる。
このような構成によれば、部品点数が減少し製造コストが低下するとともに、耐久性が向上する。
(第1の実施形態)
以下に実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は実施形態に係る水受け部材1の斜視図、図2は水受け部材1の正面図、図3は水受け部材1の側面図、図4は水受け部材1を上側から見た平面図である。図5は水受け部材1の取付状態を説明する斜視図、図6は水受け部材1の取付状態を説明する部分拡大図である。
主に図1、図5、図6を用いて説明する。
水受け部材1は、水栓30と洗濯機用給水ホース32との接続部分近傍から漏水した場合の水を受ける水受け部本体10と、受けた水を外部に排出する長尺のホース部20とを備える。
主に図5を用いて説明する。
水栓30は、一般に水道蛇口もしくは水栓金具と呼ばれているものである。水栓30は枠体31に埋設された状態で取り付けられている。水栓30の種類は特に限定はなく、単水栓でも混合栓でもよい。
主に図5を用いて説明する。
長尺の洗濯機用給水ホース32の一端は、ワンタッチで接続可能なジョイント部33により水栓30に接続されており、洗濯機用給水ホース32の他端は、洗濯機本体(図示せず)と接続されている。洗濯機本体は、通常、排水口を備える洗濯機用防水パン(図示せず)上に載置される。なお、図面では長尺の洗濯機用給水ホース32の一部のみを示している。
主に図1を用いて説明する。
水受け部本体10は、矩形状の取付部11と、水を一時的に受ける水受け部12と、ホース部20との接続箇所となる筒部13とを備える。
主に図1、図2、図5、図6を用いて説明する。
取付部11は、通常、枠体31と壁40との隙間に挟み込んだ状態で取り付けて使用される。取付部11の厚み(T)は、枠体31と壁40との隙間に挟み込んだ際に落ちない程度の厚みであれば問題はなく、通常、0.3〜0.7mmであり、好ましくは0.4〜0.6mm、特に好ましくは0.5mm程度である。また、取付部11の横幅(W)は、枠体31の横幅と同等であることが好ましく、通常90〜110mm、好ましくは95〜105mm、特に好ましくは100mm程度である。取付部11の高さ(H)は、通常、30〜50mm、好ましくは35〜45mm、特に好ましくは40mm程度である。
主に図1、図2、図4を用いて説明する。
水受け部12は、下方(図面下側)にむかって横幅が小さくなる筒状であり、取付部11の内壁を伝って下方に流れてきた水を一時的に受けるために上部は開口している。
主に図1、図3、図4を用いて説明する。
筒部13はホース部20の先端に挿通されて使用されるため、筒部13の外径(D1)は、ホース部20の内径(d1)と略同じ大きさである。具体的には、筒部13の外径(D1)は、通常10〜18mm、好ましくは13〜17mm、特に好ましくは15mm程度である。
主に図1、図2、図4を用いて説明する。
ホース部20は、水受け部12で一時的に受けた水を外部に排出する長尺のホースである。
水栓30と洗濯機用給水ホース32との接続部分近傍から漏水した水は、取付部11の内壁を伝って下方側の水受け部12に案内され、もしくは直接水受け部12に溜まり、ホース部20を介して防水パン(図示せず)上に排出される。防水パン(図示せず)上の水は、防水パンの排水口を介して外部に排水される。
図7は、第2の実施形態に係る水受け部材1の取付状態を説明する斜視図、図8は水受け部材1の取付状態を説明する側面図である。
図5では、水栓30が枠体31に埋設されているタイプを示したが、これに限定されず、例えば、図7、図8に示すように、水栓34が枠体35から突出しているタイプであってもよい。
以上、一実施形態に係る水受け部材を説明したが、本発明はこの実施形態に限られるものではなく、例えば、以下のような変形例であってもよい。また、実施形態と変形例とを組み合わせたものでもよいし、変形例同士を組み合わせたものでもよい。また、実施形態や変形例に記載していない例や要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
実施形態では、水受け部本体10と水受け部12と筒部13とは、同一の樹脂材料により一体的に成形されているが、別部品であってもよい。
実施形態の水受け部材1は、主に水栓と洗濯機用給水ホースとの接続部分近傍から漏水した場合の水を受けるために使用されるが、上記接続部分以外の他の箇所から漏水した場合の水を受けるために使用することもできる。
取付部11は、横方向に長い矩形状をしているが、これに限定されず、縦方向に長い矩形状をしていてもよく、略正方形状であってもよい。
実施形態では、筒部13の外側にホース部20を挿通させているが、筒部13の内側にホース部20を挿通させてもよい。
10 水受け部本体
20 ホース部
30 水栓
31 枠体
32 洗濯機用給水ホース
40 壁
Claims (3)
- 水栓と洗濯機用給水ホースとの接続部分から漏水した場合の水を受ける水受け部材であって、前記水栓が取り付けられる枠体と前記枠体が取り付けられる壁との間に取り付けられる水受け部本体と、前記水受け部本体が受けた水を外部に排出するホース部とを備えた水受け部材。
- 前記水受け部本体と前記ホース部とが一体成形品である
請求項1に記載の水受け部材。 - 前記ホース部は長尺である
請求項1または2に記載の水受け部材。
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JP2016102892A JP6038372B1 (ja) | 2016-05-24 | 2016-05-24 | 水受け部材 |
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JP6038372B1 true JP6038372B1 (ja) | 2016-12-07 |
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ID=57483106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016102892A Expired - Fee Related JP6038372B1 (ja) | 2016-05-24 | 2016-05-24 | 水受け部材 |
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Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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