JP6036437B2 - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents
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Description
本発明はヘッドアップディスプレイ装置に関する。
従来のヘッドアップディスプレイ装置として、特許文献1に開示されたヘッドアップディスプレイ装置が知られている。このヘッドアップディスプレイ装置は、表示デバイスと、コリメートレンズと、一対の平行に配置された平面ミラーとから構成されている。一対の平面ミラーのうち、一方の平面ミラーは、入射した光の一部を反射し一部を透過する半透過ミラーである。表示デバイスから出射した光(画像光)は、コリメートレンズによって平行な光となり、一対の平行に配置された平面ミラーに入射する。一対の平行に配置された平面ミラーに入射した平行な光は、平面ミラーの間で反射を繰り返す。一対の平行に配置された平面ミラーのうちの一方の平面ミラーは、半透過ミラーであるので、半透過ミラーに入射した平行な光の一部が、半透過ミラーから出射する。この半透過ミラーから出射した平行な光が平面透明板(いわゆるコンバイナ)で反射され、その平行な光が観察者の眼に達する。観察者の眼には平行な光が入射するので、観察者がコンバイナに投影された虚像を見ることによって、観察者は遠方に表示像があるように認識する。
特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置では、ヘッドアップディスプレイ装置から平行な光が出射するので、虚像を曲面に投影することはできない。すなわち、虚像が曲面に投影されると、観察者の眼に平行でない光が入射するので、観察者には遠方に表示像があるように認識されない。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、投影対象が曲面であっても遠方に虚像を視認させることができるヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置は、
曲面に表示光を投影し、前記表示光が前記曲面で反射することによって、前記表示光が表す像を虚像として視認させるヘッドアップディスプレイ装置であって、前記像を表す光を出射する表示手段と、前記表示手段が出射した光を平行光とするコリメート光学系と、前記コリメート光学系からの平行光を入射し、平行光の一部を反射し一部を透過光として透過する半透過曲面と、平行光を前記半透過曲面へ反射する反射曲面とを対向して配設することで、複数の透過光を出射する曲面光学系と、を備え、前記曲面光学系は、出射した複数の前記透過光が前記曲面に反射された場合、該反射される透過光が第1の平面に略平行な前記虚像を表す表示光となる、透過側に凸の曲面形状を有する、ことを特徴とする。
曲面に表示光を投影し、前記表示光が前記曲面で反射することによって、前記表示光が表す像を虚像として視認させるヘッドアップディスプレイ装置であって、前記像を表す光を出射する表示手段と、前記表示手段が出射した光を平行光とするコリメート光学系と、前記コリメート光学系からの平行光を入射し、平行光の一部を反射し一部を透過光として透過する半透過曲面と、平行光を前記半透過曲面へ反射する反射曲面とを対向して配設することで、複数の透過光を出射する曲面光学系と、を備え、前記曲面光学系は、出射した複数の前記透過光が前記曲面に反射された場合、該反射される透過光が第1の平面に略平行な前記虚像を表す表示光となる、透過側に凸の曲面形状を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、ヘッドアップディスプレイ装置において、投影対象が曲面であっても遠方に虚像を視認させることができる。
(実施の形態)
本発明の実施の形態について、図1〜図6を参照して説明する。
本発明の実施の形態について、図1〜図6を参照して説明する。
図1に本実施の形態に係るヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUD装置と記載)の概略を示す。ここで、車両2の左右方向(観察者の眼3の左右方向)をX軸、車両2の上下方向(観察者の眼3の上下方向)をY軸、X軸およびY軸に垂直で観察者の視線方向をZ軸とする(図1)。
本実施の形態に係るHUD装置1は、図1に示すように、車両2のダッシュボード内に設置される。HUD装置1は、出射部51から表示画像の虚像Vを表す表示光Nを車両2のフロントガラス(曲面)2aへ出射する。フロントガラス2aに反射された表示光Nは、観察者の眼3に達する。観察者はフロントガラス2aに反射された表示光Nが表す表示画像の虚像(フロントガラス2aに投影された虚像)Vを視認する。観察者はフロントガラス2aを通して、表示画像が遠方にあるように認識する。
本実施の形態に係るHUD装置1は、図1に示すように、車両2のダッシュボード内に設置される。HUD装置1は、出射部51から表示画像の虚像Vを表す表示光Nを車両2のフロントガラス(曲面)2aへ出射する。フロントガラス2aに反射された表示光Nは、観察者の眼3に達する。観察者はフロントガラス2aに反射された表示光Nが表す表示画像の虚像(フロントガラス2aに投影された虚像)Vを視認する。観察者はフロントガラス2aを通して、表示画像が遠方にあるように認識する。
図2は、HUD装置1の車両2(図1)における略XY平面における断面概略図であり、図3は、HUD装置1の車両2(図1)における上下方向の断面の概略を示す。ここで、図1と同様に、車両2の左右方向(観察者の眼3の左右方向)をX軸、車両2の上下方向(観察者の眼3の上下方向)をY軸、X軸およびY軸に垂直で観察者の視線方向をZ軸とする(図2、3)。
HUD装置1は、図2に示すように、筐体50内に配置された表示手段10、折り返しミラー20、コリメートレンズ(コリメート光学系)30、一対の曲面平行ミラー(曲面光学系)40と、を備える。また、HUD装置1は制御部(図示せず)を備える。
表示手段10から出射した画像光Lは、折り返しミラー20によって反射され、コリメートレンズ30に入射する。画像光Lはコリメートレンズ30によって、平行化される(コリメートレンズ30が平行光Mを出射する)。コリメートレンズ30から出射した平行光Mは、一対の曲面平行ミラー40に入射する。一対の曲面平行ミラーのうち、平行光Mが入射する一方の曲面ミラーは、入射した光の一部を反射し一部を透過光Nとして透過する半透過曲面ミラー(半透過曲面)41で構成されており、一対の曲面平行ミラー40に入射した平行光Mは、一対の曲面平行ミラー40の間で反射を繰り返しつつ、一部の平行光Mは一対の曲面平行ミラー40から複数の透過光(表示光)Nとして出射する(半透過曲面ミラー41を複数の透過光Nが透過する)。
半透過曲面ミラー41を透過した複数の透過光(表示光)Nは、筐体50の略XZ平面に設けられた出射部51から出射する(図3)。出射部51から出射した表示光Nはフロントガラス2aに入射する。フロントガラス2aは入射した複数の表示光Nを反射し、反射された表示光Nは観察者の眼3に達する。
本実施の形態において、フロントガラス2aは所定の曲面(車両2の車外方向に凸)を有するガラスである(図1)。一対の曲面平行ミラー40は、コリメートレンズ30からの平行光Mを入射し、この平行光Mを一対のミラー間で反射及び透過を繰り返すことで、出射部51の方向(フロントガラス2aの方向)へフロントガラス2aの曲率を考慮して予め光軸を傾けた光(発散光)として複数の透過光Nを出射する。このフロントガラス2aの曲率を考慮して予め光軸を傾けた複数の透過光Nは、フロントガラス2aに反射された際、YZ平面に平行な光となり、観察者の左右の眼3それぞれに左右方向で平行な光として入射されるので、観察者はフロントガラス2aを通して、表示画像が遠方にあるように認識する。
本実施の形態において、フロントガラス2aは所定の曲面(車両2の車外方向に凸)を有するガラスである(図1)。一対の曲面平行ミラー40は、コリメートレンズ30からの平行光Mを入射し、この平行光Mを一対のミラー間で反射及び透過を繰り返すことで、出射部51の方向(フロントガラス2aの方向)へフロントガラス2aの曲率を考慮して予め光軸を傾けた光(発散光)として複数の透過光Nを出射する。このフロントガラス2aの曲率を考慮して予め光軸を傾けた複数の透過光Nは、フロントガラス2aに反射された際、YZ平面に平行な光となり、観察者の左右の眼3それぞれに左右方向で平行な光として入射されるので、観察者はフロントガラス2aを通して、表示画像が遠方にあるように認識する。
HUD装置1の具体的な構成について説明する。なお、発明の理解を容易にするために、コリメートレンズ30から出射した平行光Mに限定して説明する。
(表示手段、折り返しミラー、コリメートレンズ)
本実施の形態において、表示手段10は、光源11と、拡散部12と、液晶表示パネル13と、ヒートシンク14とから構成される。光源11は複数のLED(Light Emitting Diode)から構成される。光源11は、液晶表示パネル13を照明する光を出射する。拡散部12は、光源11と液晶表示パネル13との間に、筐体50の一部として形成された空間であり、その内壁は光源11から出射される光を拡散して液晶表示パネル13の背面を照明するように白色の塗料などが塗られている。拡散部12は光源が出射した光を拡散し、液晶表示パネルを均一に照明する。液晶表示パネル13は、後述する制御部から送信される映像信号に従って、拡散部12からの照明光を変調することによって、表示画像を生成する。液晶表示パネル13からは、表示画像を表す画像光Lが出射される。拡散部12は、光源11からの光をより効率よく拡散して液晶表示パネル13に伝達するように、白色に着色されたポリカーボネートなどの透光性の合成樹脂の部材を設けてもよい。
ヒートシンク14はアルミニウム等の金属で構成され、光源11で発生する熱を放散する。ヒートシンク14は、光源11の光を出射する面の反対面に配置される。
本実施の形態において、表示手段10は、光源11と、拡散部12と、液晶表示パネル13と、ヒートシンク14とから構成される。光源11は複数のLED(Light Emitting Diode)から構成される。光源11は、液晶表示パネル13を照明する光を出射する。拡散部12は、光源11と液晶表示パネル13との間に、筐体50の一部として形成された空間であり、その内壁は光源11から出射される光を拡散して液晶表示パネル13の背面を照明するように白色の塗料などが塗られている。拡散部12は光源が出射した光を拡散し、液晶表示パネルを均一に照明する。液晶表示パネル13は、後述する制御部から送信される映像信号に従って、拡散部12からの照明光を変調することによって、表示画像を生成する。液晶表示パネル13からは、表示画像を表す画像光Lが出射される。拡散部12は、光源11からの光をより効率よく拡散して液晶表示パネル13に伝達するように、白色に着色されたポリカーボネートなどの透光性の合成樹脂の部材を設けてもよい。
ヒートシンク14はアルミニウム等の金属で構成され、光源11で発生する熱を放散する。ヒートシンク14は、光源11の光を出射する面の反対面に配置される。
折り返しミラー20は、例えば、平面アルミ蒸着ミラーであり、液晶表示パネル13が出射した画像光Lを、コリメートレンズ30へ反射する。折り返しミラー20は、画像光Lを折り返して反射するために、液晶表示パネル13の表示面に対して傾斜して配置される(図2)。また、折り返しミラー20は、画像光Lをコリメートレンズ30に反射するだけなので、表示手段10とコリメートレンズ30の配置によっては省略してもよい。
コリメートレンズ30は、例えば、凸レンズである。コリメートレンズ30は、折り返しミラー20が反射した表示光の光路上、かつ、コリメートレンズ30から表示画像までの距離(コリメートレンズ30から折り返しミラー20までの距離と、折り返しミラー20から液晶表示パネル13までの距離との和)がコリメートレンズ30の焦点距離と略同じになるように配設される(図2)。コリメートレンズ30は、入射した表示光を平行化する。また、コリメートレンズ30はレンズ光軸Pを有する。
(一対の曲面平行ミラー(曲面光学系))
一対の曲面平行ミラー40は、ガラスに誘電体多層膜をコーティングして形成され、入射した光の一部を反射し一部を透過する半透過曲面ミラー41と、平面アルミ蒸着ミラーである曲面ミラー42とが対向して配置されることによって構成される。
一対の曲面平行ミラー40は、ガラスに誘電体多層膜をコーティングして形成され、入射した光の一部を反射し一部を透過する半透過曲面ミラー41と、平面アルミ蒸着ミラーである曲面ミラー42とが対向して配置されることによって構成される。
半透過曲面ミラー41は、図4(b)に示すように概ねX軸方向に平行な第二軸C2を曲率中心とした第二曲率半径R2(第二曲率D2の逆数)を有する円弧を、図4(a)に示すように前記第二軸C2と垂直な方向(概ねZ軸方向)の第一軸C1を曲率中心とした第一曲率半径R1で回転させた回転面(つまり、直交する曲率半径(R1とR2)が異なるトロイダル面)にて形成される。また、反射ミラー42は、図4(b)に示すように前記第二軸C2を曲率中心とした第三曲率半径R3(第三曲率D3の逆数)を有する円弧を、図4(a)に示すように前記第一軸C1を曲率中心とした第四曲率半径R4で回転させた回転面(つまり、直交する曲率半径(R3とR4)が異なるトロイダル面)にて形成される。
また、半透過曲面ミラー41と、曲面ミラー42とは、平行になるように配設される。つまり、第一軸C1を中心とした半透過曲面ミラー41の第一曲率半径R1と曲面ミラー42の第三曲率半径R3との差(第一軸C1を中心とした半透過曲面ミラー41と曲面ミラー42との間隔)d1と、第一軸C1と直交する第二軸C2を中心とした半透過曲面ミラー41の第二曲率半径R2と曲面ミラー42の第四曲率半径R4との差(第二軸C2を中心とした半透過曲面ミラー41と曲面ミラー42との間隔)d2とは、略均等(d1=d2)になる。
また、半透過曲面ミラー41と、曲面ミラー42とは、平行になるように配設される。つまり、第一軸C1を中心とした半透過曲面ミラー41の第一曲率半径R1と曲面ミラー42の第三曲率半径R3との差(第一軸C1を中心とした半透過曲面ミラー41と曲面ミラー42との間隔)d1と、第一軸C1と直交する第二軸C2を中心とした半透過曲面ミラー41の第二曲率半径R2と曲面ミラー42の第四曲率半径R4との差(第二軸C2を中心とした半透過曲面ミラー41と曲面ミラー42との間隔)d2とは、略均等(d1=d2)になる。
一対の曲面平行ミラー40は、曲面ミラー42がコリメートレンズ30側に配置される(図2)。また、一対の曲面平行ミラー40は、図5に示すように、コリメートレンズ30のレンズ光軸P(平行光Mの出射方向)と、このレンズ光軸Pが半透過曲面ミラー41に交わる位置での法線S1とは、所定の角度A(∠A<90°)をもつように傾いて配置される。
コリメートレンズ30から出射したYZ平面に平行な平行光Mは、半透過曲面ミラー41に入射する。なお、平行光Mの光路を確保するため、曲面ミラー42の外形は、半透過曲面ミラー41の外形よりも小さい。
図5を参照して、一対の曲面平行ミラー40の作用について説明する。
本実施の形態では、一対の曲面平行ミラー40は、コリメートレンズ30のレンズ光軸P(平行光Mの出射方向)と、このレンズ光軸Pが半透過曲面ミラー41に交わる位置での法線S1とは、所定の角度Aをもつように傾いて配置されるので、一対の曲面平行ミラー40に入射した平行光Mは、半透過曲面ミラー41と曲面ミラー42との間で反射を繰り返す。この際、半透過曲面ミラー41と曲面ミラー42との曲率中心は同一(第一曲率中心C1)なので、半透過曲面ミラー41に入射する反射光は常に入射角が角度Aとなり、曲面ミラー42に入射する反射光は常に入射角が角度(A+α)となる。
本実施の形態では、一対の曲面平行ミラー40は、コリメートレンズ30のレンズ光軸P(平行光Mの出射方向)と、このレンズ光軸Pが半透過曲面ミラー41に交わる位置での法線S1とは、所定の角度Aをもつように傾いて配置されるので、一対の曲面平行ミラー40に入射した平行光Mは、半透過曲面ミラー41と曲面ミラー42との間で反射を繰り返す。この際、半透過曲面ミラー41と曲面ミラー42との曲率中心は同一(第一曲率中心C1)なので、半透過曲面ミラー41に入射する反射光は常に入射角が角度Aとなり、曲面ミラー42に入射する反射光は常に入射角が角度(A+α)となる。
半透過ミラー41に最初に入射した光の一部は、半透過ミラー41に入射する際、透過光N1として出射される。半透過曲面ミラー41における透過光Nと反射光の光量比は1:9である。したがって、透過光N1の光量は、最初に半透過曲面ミラー41に入射した平行光Mの光量の1/10に減衰した光となる。この透過光N1は、平行光Mと比較して光量が異なるだけであるので、平行光Mと同様の画像光Lをコリメートした光である。また、半透過曲面ミラー41における透過光Nと反射光の光量比は、前記角度Aによるので、所望の光量比になるように角度Aは設定される。ちなみに入射角度Aが小さくなると、透過光Nと反射光の光量比では透過光Nの光量が大きくなり、延いては観察者に視認させる虚像Vの輝度が上昇するが、反射光の光量が小さくなるので、反射毎の反射光の減衰が大きくなり、反射光が曲面平行ミラー40の入射位置から離れた位置まで届きにくくなるので、透過光Nが半透過ミラー41の広範囲で出射されにくくなる。また、半透過曲面ミラー41における透過光Nと反射光の光量比は、半透過曲面ミラー41に形成される誘電体多層膜のコーティングの厚さなどによっても調整可能である。
一方、最初に半透過曲面ミラー41に入射した平行光Mのうち透過光N1として出射されない光は、半透過曲面ミラー41により反射され、曲面ミラー42方向へ進行し、曲面ミラー42により反射されることで、再度(2回目)、半透過曲面ミラー41に入射する。平行光Mが2回目に半透過曲面ミラー41に入射した場合、最初の場合と同様に、一対の曲面平行ミラー40から、平行光Mと同様の光である透過光N2が出射する。このように、一対の曲面平行ミラー40は、コリメートレンズ30からの平行光Mを入射し、この平行光Mを半透過曲面ミラー41と曲面ミラー42との間で反射を繰り返すことで半透過曲面ミラー41に入射する度に透過光N(N1,N2,・・,Nx)を出射する。これら透過光N(N1,N2,・・,Nx)は、半透過ミラー41の法線S(S1,S2,・・,Sx)に対して常に略一定の出射角(概ね角度A)をもって出射される。すなわち、半透過ミラー41は、反射を繰り返す度に角度2αずつ傾いた複数の透過光Nを発散するように出射する(Nx−N(x−1)=N3−N2=N2−N1=2α)。ここでいう角度αは、角度A、第一曲率半径R1及び第一軸C1を中心とした半透過曲面ミラー41と曲面ミラー42との間隔d1により変わる角度である。角度αは、角度Aが小さくなる程または第一曲率半径R1が大きくなる程または間隔d1が大きくなる程、大きくなる角度であり、適宜設定される。このように、本実施形態における一対の曲面平行ミラー40は、コリメートレンズ30からの平行光Mを入射し、この平行光Mを半透過曲面ミラー41と曲面ミラー42との間で反射を繰り返すことで半透過曲面ミラー41から反射する度に一定の角度(角度2α)ずつ傾き、一定の光量ずつ減衰(1/10ずつ減衰)した透過光Nを安定的に出射する。
曲面平行ミラー40が有する曲面形状は、フロントガラス2aの曲面形状から、市販の光学シミュレーションソフト(例えば、Synopsys社製CODEV、Lambda Research社製OSLO等)を使用して、得ることができる。
図6を参照して、光学シミュレーションによって得られる曲面平行ミラー40の曲面形状について説明する。
光学シミュレーションにおいては、曲面平行ミラー40(半透過曲面ミラー41)、フロントガラス2aは任意の基準点S1、S2を原点として、凸面に垂直な方向にγ軸、車両2の左右方向にα軸、α軸およびγ軸に垂直な方向にβ軸を有すると仮定した(図6)。光学シミュレーションにおいては、βγ平面(図6)が上述したYZ平面(図1、2)に相当する。
光学シミュレーションにおいては、曲面平行ミラー40(半透過曲面ミラー41)、フロントガラス2aは任意の基準点S1、S2を原点として、凸面に垂直な方向にγ軸、車両2の左右方向にα軸、α軸およびγ軸に垂直な方向にβ軸を有すると仮定した(図6)。光学シミュレーションにおいては、βγ平面(図6)が上述したYZ平面(図1、2)に相当する。
曲面平行ミラー40の曲面形状(曲率)は、図6に示すように、曲面平行ミラー40から出射される発散方向に進行する表示光(透過光N)が、車両2の内部に向けた凹面形状のフロントガラス2aに入射され、フロントガラス2aに入射した光がYZ平面に平行な光として観察者の眼3の方向に反射されるように、フロントガラス2aに向けて凸面を有するように、フロントガラス2aの曲面形状、フロントガラス2aと曲面平行ミラー40との位置関係、観察者の眼3の位置などのパラメータから光学シミュレーションによって決定される。具体的なパラメータは、フロントガラス2aのα軸方向の曲率半径Rα(フロントガラス2aの横断面に関する曲率半径)、β軸方向の曲率半径Rβ(フロントガラス2aの縦断面に関する曲率半径)、フロントガラス2aのγ軸とZ軸とのなす角、フロントガラス2aの基準点S2と曲面平行ミラー41の基準点S1との距離、曲面平行ミラー40のγ軸とZ軸とのなす角、さらに、観察者の眼3とフロントガラス2aの基準点S2との距離などであり、これらのパラメータから、半透過曲面ミラー41のα軸方向の第一曲率R1、β軸方向の第二曲率R2、及び曲面ミラー42のα軸方向の第三曲率R3、β軸方向の第四曲率R4が決定される。ちなみに、半透過曲面ミラー41のα軸方向の第一曲率R1を、フロントガラス2aの曲率半径Rαと略同一にし、半透過曲面ミラー41のβ軸方向の第二曲率R2を、フロントガラス2aの曲率半径Rβと略同一にすることで、フロントガラス2aに反射される表示光Nは、観察者の眼3の方向にYZ平面に略平行な光として進行する。
以上のように、フロントガラス2aの曲面形状などから、光学シミュレーションによって曲面平行ミラー40の曲面形状を得ることができる。
HUD装置1は上記の曲面平行ミラー40を備えるので、曲面平行ミラー40によって出射され、HUD装置1から出射した透過光Nは、フロントガラス2aに反射されて、図6に示す観察者の眼3の左右方向で平行な光(YZ平面に平行な光)となる。したがって、観察者はフロントガラス2aに反射された透過光Nが表す表示画像の虚像(フロントガラス2aに投影された虚像)Vを視認し、フロントガラス2aを通して、表示画像が遠方にあるように認識する。
(制御部)
制御部(図示しない)は、光源11、液晶表示パネル13等を制御する。例えば、制御部は液晶表示パネル13に映像信号を送信することにより、液晶表示パネル13を制御する。制御部は、CPU、ROM、汎用メモリ、ビデオメモリ、外部インターフェース等から構成される。外部インターフェースは、光源11、液晶表示パネル13、車両2に関する情報等を送受信するためのCAN(Control Area Network)バスと接続される。また、外部インターフェースは、光源11の明るさ等を調整するためのキー入力を受け付ける入力手段と接続される。
制御部(図示しない)は、光源11、液晶表示パネル13等を制御する。例えば、制御部は液晶表示パネル13に映像信号を送信することにより、液晶表示パネル13を制御する。制御部は、CPU、ROM、汎用メモリ、ビデオメモリ、外部インターフェース等から構成される。外部インターフェースは、光源11、液晶表示パネル13、車両2に関する情報等を送受信するためのCAN(Control Area Network)バスと接続される。また、外部インターフェースは、光源11の明るさ等を調整するためのキー入力を受け付ける入力手段と接続される。
上記実施の形態で説明したHUD装置1によれば、HUD装置1は曲面に虚像Vを投影でき、観察者は、左右方向の広い範囲で、表示画像が遠方にあるように認識できる。これは、以下の構成によって実現される。
曲面に表示光Nを投影し、表示光Nが曲面で反射することによって、表示光Nが表す像を虚像として視認させるヘッドアップディスプレイ装置であって、像を表す画像光Lを出射する表示手段10と、表示手段10が出射した光を平行光Mとするコリメート光学系30と、コリメート光学系30からの平行光Mを入射し、平行光Mの一部を反射し一部を透過光Nとして透過する半透過曲面41と、平行光Mを半透過曲面41へ反射する反射曲面42とを対向して配設することで、複数の透過光Nを出射する曲面光学系40と、を備え、曲面光学系40は、出射した複数の透過光Nが曲面に反射された場合、該反射される透過光Nが第1の平面(YZ平面)に略平行な虚像を表す表示光Nとなる、透過側に凸の曲面形状を有する。
(第二実施形態)
以下に、図7乃至10を用いて、本実施形態における第二実施形態について説明する。図7は、本実施形態に係るHUD装置1の概略を示す模式図であり、図8は、本実施形態に係るHUD装置1の構成を示すXZ平面における概略断面図であり、図9は、本実施形態に係るHUD装置1の構成を示すYZ平面における概略断面図であり、図10は、本実施形態に係る光学シミュレーションを説明するための模式図である。
以下に、図7乃至10を用いて、本実施形態における第二実施形態について説明する。図7は、本実施形態に係るHUD装置1の概略を示す模式図であり、図8は、本実施形態に係るHUD装置1の構成を示すXZ平面における概略断面図であり、図9は、本実施形態に係るHUD装置1の構成を示すYZ平面における概略断面図であり、図10は、本実施形態に係る光学シミュレーションを説明するための模式図である。
第二実施形態におけるHUD装置1は、曲面平行ミラー40から出射される透過光Nをフロントガラス2aに反射する平面ミラー60をさらに備える点で上記第一実施形態とは異なる。平面ミラー60は、曲面平行ミラー40から出射される透過光Nの光路上に、透過光Nをフロントガラス2aに反射するように所定の角度をもって配設される。平面ミラー60に反射された透過光Nは、筐体50のXZ平面に開けた出射部51aから出射され、フロントガラス2aに入射する。曲面平行ミラー40から出射された複数の透過光Nは、それぞれ所定の角度ずつ傾いた発散方向に出射されるので、平面ミラー60がフロントガラス2aに反射した光も発散方向へ進行する。平面ミラー60が反射した発散光は、フロントガラス2aに反射され、図10に示す観察者の眼3の左右方向で平行な光(YZ平面に平行な光)となる。したがって、観察者はフロントガラス2aに反射された透過光Nが表す表示画像の虚像(フロントガラス2aに投影された虚像)Vを視認し、フロントガラス2aを通して、表示画像が遠方にあるように認識する。
コリメートレンズ30は、複数の凸レンズ、凸レンズと凹レンズ等を組み合わせた光学系であってもよい。また、コリメートレンズ30には、レンチキュラーレンズを使用する
こともできる。
こともできる。
虚像Vが投影される曲面は、車両2のフロントガラス2aに限定されない。虚像Vが投影される曲面は、例えば、建築物における湾曲したガラス、メガネレンズ等であっ
てもよい。
てもよい。
以上の説明では、本発明の理解を容易にするために、重要でない公知の技術的事項の説明を適宜省略した。
1 ヘッドアップディスプレイ装置(HUD装置)
2 車両
2a フロントガラス
3 眼
10 表示手段
20 折り返しミラー
30 コリメートレンズ(コリメート光学系)
40 曲面平行ミラー(曲面光学系)
41 半透過曲面ミラー(半透過曲面)
42 曲面ミラー(反射曲面)
50 筐体
51 出射部
C1 第一軸
C2 第二軸
L 画像光
M 平行光
N 透過光(表示光)
P レンズ光軸
R1 第一曲率半径
R2 第二曲率半径
R3 第三曲率半径
R4 第四曲率半径
2 車両
2a フロントガラス
3 眼
10 表示手段
20 折り返しミラー
30 コリメートレンズ(コリメート光学系)
40 曲面平行ミラー(曲面光学系)
41 半透過曲面ミラー(半透過曲面)
42 曲面ミラー(反射曲面)
50 筐体
51 出射部
C1 第一軸
C2 第二軸
L 画像光
M 平行光
N 透過光(表示光)
P レンズ光軸
R1 第一曲率半径
R2 第二曲率半径
R3 第三曲率半径
R4 第四曲率半径
Claims (4)
- 曲面に表示光を投影し、前記表示光が前記曲面で反射することによって、前記表示光が
表す像を虚像として視認させるヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記像を表す光を出射する表示手段と、
前記表示手段が出射した光を平行光とするコリメート光学系と、
前記コリメート光学系からの平行光を入射し、平行光の一部を反射し一部を透過光として透過する半透過反射曲面と、平行光を前記半透過反射曲面へ反射する反射曲面とを対向して配設することで、複数の透過光を出射する曲面光学系と、を備え、
前記曲面光学系は、出射した複数の前記透過光が前記曲面に反射された場合、該反射される透過光が第1の平面に略平行な前記虚像を表す表示光となる、透過側に凸の曲面形状を有する、ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。 - 前記曲面光学系は、曲率を有する回転面に形成されてなる、ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
- 前記曲面光学系は、直交する曲率が異なるトロイダル面に形成されてなる、ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
- 前記半透過反射曲面は、前記反射曲面の曲率中心と略同一の位置に曲率中心を有する、ことを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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