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JP6036332B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、プリンタ、複写機などとして電子写真方式の画像形成装置が知られている。画像形成装置は、原稿となる画像データに応じて用紙に画像を形成し、当該用紙を印刷物として出力する。ところで、この類の画像形成装置を使用する場合に、出力された一次的な印刷物を複写することにより得られる二次的な印刷物の仕上り状態を確認したいといった要望が存在する。例えば、画像形成装置は、印刷物の複写を抑制・禁止する観点から、原稿画像に、複写時に顕在化される模様(潜像画像)を含む地紋画像を合成することで、地紋画像付きの印刷物を出力する機能を備えている。このような場合には、二次的な印刷物において潜像画像がどのような態様で顕在化されるのかを確認したいことから、上記のような要求がある。
例えば特許文献1には、次の機能を備える画像形成装置が開示されている。具体的には、画像形成装置は、潜像画像が可視化された可視化地紋画像データを生成し、生成した可視化地紋画像データとジョブの画像データの先頭ページとを合成して可視化地紋合成画像データを生成する。そして、画像形成装置は、生成された可視化地紋合成画像データに基づき潜像画像が可視化された可視化地紋合成画像を用紙上に形成し出力する。
また、例えば特許文献2には、次の機能を備える画像形成装置が開示されている。具体的には、画像形成装置は、ユーザインタフェース手段を介して入力されたイメージを用いて地紋画像を生成する地紋生成手段と、地紋生成手段により生成された地紋画像を含むプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成手段と、プレビュー画像生成手段により生成されたプレビュー画像を表示する表示手段と、を備えている。
特開2008−186146号公報 特開2005−115874号公報
しかしながら、特許文献1又は特許文献2に開示された手法によれば、原稿となる画像データを元に二次的な印刷物を再現していることから、実際に複写及び画像形成プロセスを経て出力される二次的な印刷物とは異なってしまうことがある。例えば、トナー不良やエンジントラブルにより意図した色合いや濃度で画像形成が行われない場合には、このようなことが起こりえる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、一次的な印刷物を複写することにより得られる二次的な印刷物を適切に再現し、これを容易に確認可能とすることである。
かかる課題を解決するために、第1の発明は、用紙に画像を形成する画像形成部と、地紋画像データが合成された原稿画像データに基づいて画像形成部を制御する制御部と、画像形成部よりも下流側の搬送経路上に設けられており、画像形成部により原稿画像に地紋画像を合成した合成画像が形成された用紙を読み取り、印刷画像データを生成する印刷画像読取部と、を有する。ここで、制御部は、印刷画像読取部から取得した印刷画像データに基づいて画像形成部を制御することにより、印刷画像読取部が読み取った合成画像を用紙に形成して出力する。
また、第1の発明において、制御部は、画像形成部により形成する画像に地紋画像が含まれるか否かを判断し、画像形成部により形成する画像に地紋画像が含まれる場合に、印刷画像読取部が読み取った画像を用紙に形成することが好ましい。
また、第1の発明において、制御部は、原稿画像データ及び印刷画像データのうち、ユーザによって選択される一方の画像データに基づいてサンプル排紙を実行することが好ましい。
また、第2の発明は、用紙に画像を形成する画像形成部と、地紋画像データが合成された原稿画像データに基づいて画像形成部を制御する制御部と、画像形成部よりも下流側の搬送経路上に設けられており、画像形成部により原稿画像に地紋画像を合成した合成画像が形成された用紙を読み取り、印刷画像データを生成する印刷画像読取部と、を有する。この場合、制御部は、印刷画像読取部から取得した印刷画像データを、画像形成部により合成画像が形成された用紙を複写することにより得られる画像として、原稿画像データと関連付けて保存し、原稿画像データに基づく画像と印刷画像データに基づく画像のいずれかを表示部に表示する。
ここで、第2の発明において、制御部は、画像形成部により形成する画像に地紋画像が含まれるか否かを判断し、画像形成部により形成する画像に地紋画像が含まれる場合に、印刷画像データを原稿画像データに関連付けて保存することが好ましい。
本発明によれば、ユーザが一次的な印刷物を複写するといった実際の手間を要することなく、印刷画像データに基づいて二次的な印刷物の仕上がり状態を容易にチェックすることができる。また、二次的な印刷物を、原稿画像データを使って再現する場合には、トナー不良やエンジントラブルにより意図した色味や濃度で印刷されないといった事態が想定される。この点、本発明によれば、一次的な印刷物を直接的に読み取った印刷画像データに基づいて二次的な印刷物を再現することができるので、再現性の向上を図ることができる。
第1の実施形態にかかる画像形成装置を模式的に示す構成図 第1の実施形態にかかる画像形成装置の動作手順を示すフローチャート 第2の実施形態に係る画像形成装置の動作手順を示すフローチャート 第3の実施形態に係る画像形成装置の動作手順を示すフローチャート 操作表示部による表示画面の一例を示す説明図 印刷画像の表示処理の手順を示すフローチャート
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる画像形成装置1を模式的に示す構成図である。画像形成装置1は、例えば電子写真方式の画像形成装置であり、複数の感光体を一本の中間転写ベルトに対面させて縦方向に配列することによりフルカラーの画像を形成する、いわゆる、タンデム型カラー画像形成装置である。
画像形成装置1は、図示しない原稿読取装置、露光部15Y,15M,15C,15K、帯電・現像ユニット20Y,20M,20C,20K、中間転写ベルト23、二次転写ローラー24、定着装置30、印刷画像読取部40及び制御部60とを主体に構成され、これらが一つの筐体内に収められている。
原稿読取装置は、装置の上部に備えられた自動原稿送り装置(図示せず)を有し、自動原稿送り装置によって搬送される原稿を読み取ることで、画像信号を得る。画像信号は、画像読取制御部(図示せず)に出力される。画像読取制御部は、画像信号に対して、A/D変換、シェーディング補正、圧縮等の処理を施して原稿画像データを生成し、当該原稿画像データを制御部60に出力する。なお、制御部60に入力される原稿画像データとしては、原稿読取装置で読み取ったものに限らず、例えば、画像形成装置に接続されたパーソナルコンピュータや他の画像形成装置から受信したものであってもよい。
個々の露光部15Y,15M,15C,15Kは、レーザ光源、ポリゴンミラー、複数のレンズ等から構成される。各露光部15Y,15M,15C,15Kは、原稿画像データをもとに制御部60から出力される出力情報に対応して、後述する感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kの表面をレーザビームにより走査露光する。
帯電・現像ユニット20Yは、感光体ドラム21Yと、その周辺に配置されている帯電・現像部22Yを主体に構成されており、イエローに対応する画像を感光体ドラム21Y上に形成する。また、残余の帯電・現像ユニット20M,20C,20Kも、帯電・現像ユニット20Yと同様な構成であり、感光体ドラム21M,21C,21Kの周辺に、帯電・現像部22M,22C,22Kがそれぞれ配置されており、マゼンダ、シアン、ブラックに対応する画像を感光体ドラム21M,21C,21K上にそれぞれ形成する。
各感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kは、帯電・現像部22Y,22,22C,22Kによりその表面が一様に帯電させられており、上述した露光部15Y,15M,15C,15Kによる走査露光により、個々の感光体ドラム21Y,21M,21C,21Kには潜像が形成される。さらに、帯電・現像部22Y,22M,22C,22Kは、トナーで現像することによって感光体ドラム21Y,21M,21C,21K上の潜像を顕像化する。これにより、各感光体ドラム21Y,21M,21C,21K上には画像(トナー画像)が形成される。個々の感光体ドラム21Y,21M,21C,21K上に形成された画像は、中間転写ベルト23上の所定位置に逐次転写され、これにより、各色の画像が重ね合わせられた画像が形成される。
中間転写ベルト23上に転写された画像は、用紙Pが所定のタイミングで搬送されることにより、二次転写ローラー24により用紙Pに転写される。
給紙部50は、一つ以上の給紙トレイ51から構成されており、各給紙トレイ51には用紙Pが収容されている。この給紙部50は、ユーザによって選択された用紙Pを給紙トレイ51から一枚ずつ給紙する。給紙トレイ51から給紙された用紙Pは、搬送ローラーにより機内を搬送されることにより、二次転写ローラー24により用紙Pに画像が転写される転写位置へと供給され、その後、定着装置30へと供給される。
定着装置30は、未定着な状態の画像を用紙Pに定着させる装置であり、互いに圧接された一対の定着部材と、当該定着部材の一方又は双方を加熱する加熱手段とで構成されている。この定着装置30は、用紙Pの搬送過程において、一対の定着部材のニップ部に用紙Pを通過させることにより、当該ニップ部による加圧と定着部材の有する熱との作用を通じて、画像を用紙Pに定着させる。定着処理がなされた用紙Pは、搬送方向の下流側へと搬送される。
ここで、上述した各要素、すなわち、露光部15Y,15M,15C,15K、帯電・現像ユニット20Y,21M,21C,21K、中間転写ベルト23、二次転写ローラー24及び定着装置30は、画像形成部を構成する。画像形成部は、例えば(1)画像を形成する、(2)形成された画像を用紙Pに転写する、(3)転写された画像を用紙Pに定着させる、という一連のプロセスを通じて、原稿画像データに対応する画像(原稿に相当する画像)を用紙Pに形成する。
印刷画像読取部40は、画像形成部により画像が形成された用紙Pを読み取るものである。印刷画像読取部40は、用紙Pの搬送経路上に設けられており、本実施形態では、用紙搬送方向において定着装置30よりも下流側に配置される。印刷画像読取部40は、例えば、1画素毎に光電変換する複数の撮像素子を、用紙搬送方向と直交する方向(用紙幅方向)に一次元状に並べて配置させたラインセンサで構成される。このラインセンサは、用紙幅方向の1ライン単位で用紙Pを読み取る、すなわち、画像形成部により形成された画像(印刷画像)を読み取ることができる。印刷画像読取部40は、画像形成部により画像が形成された用紙P(印刷物)を対象として読取動作を行うことにより、用紙Pの片面(1ページ相当)の画像データを印刷画像データとして生成する。生成された印刷画像データは、制御部60に出力される。
印刷画像読取部40を通過した用紙Pは、排紙ローラー55により、装置筐体の外部側面に取り付けられた用紙トレイ(図示せず)に排出される。また、用紙Pの裏面にも画像形成を行う場合、ガイド部材(図示せず)により、用紙表面に対する画像形成を終えた用紙Pを下方にある反転ローラー56に搬送する。反転ローラー56は、搬送された用紙Pの後端を挟持した後、逆送することによって用紙Pを反転させて、再給紙搬送路57に送り出す。この再給紙搬送路57により、表裏が反転された用紙Pが、中間転写ベルト23と二次転写ローラー24とのニップ部に相当する転写位置へと再度搬送される。
制御部60は、画像形成装置1を統合的に制御する機能を担っている。例えば、制御部60は、CPU、ROMやRAMなどのメモリ、補助記憶装置としてのHDD(Hard Disk Drive)又は不揮発性メモリ、通信I/F部などを備えるコンピューターであり、これらの要素はバスを介して相互に接続されている。
制御部60は、原稿読取装置、露光部15Y,15M,15C,15K、帯電・現像ユニット20Y,20M,20C,20K、中間転写ベルト23、二次転写ローラー24、定着装置30などを制御することにより、用紙Pに画像を形成する。また、制御部60は、印刷ジョブに基づいて用紙Pに画像を形成する。印刷ジョブには、一連のページの原稿画像データと、設定情報とから構成されている。設定情報は、例えば、出力部数、片面・両面の出力モード、用紙Pの種類(例えば坪量やサイズ)、画像の濃度や倍率、地紋印刷の有無などで構成されている。
地紋印刷は、原稿に相当する画像に地紋画像を合成した画像を用紙Pに形成して出力するものである。地紋画像は、潜像画像と背景画像とで構成されている。潜像画像は、「複写禁止」「コピー」等、複写によって顕在化される文字列やマークといった模様に対応した画像である。背景画像は、一次的な印刷物において潜像画像を見えづらくするための画像である。例えば、潜像画像は背景画像よりも大きなドットで構成されている。この場合、地紋画像が形成された用紙Pを複写すると、その複写における読み取りにおいて、読み取り限界以下のドットで構成される背景画像が消去される。このため、潜像画像のみが複写されることとなり、二次的な印刷物において、潜像画像が顕在化される。潜像画像及び背景画像に対応する画像データは、制御部60の所定の記憶領域に格納されている。
制御部60は、設定情報において地紋印刷が無しに設定されている場合には、原稿画像データに基づいて画像形成部を制御し、これにより、原稿に相当する画像を用紙Pに形成する。一方、制御部60は、設定情報において地紋印刷が有りに設定されている場合には、原稿画像データに地紋画像データを合成して、合成後の原稿画像データに基づいて画像形成部を制御する。これにより、合成後の原稿画像データに対応した画像、すなわち、原稿に相当する画像に地紋画像が合成された画像が用紙Pに形成される。
また、本実施形態において、制御部60は、印刷物の出力に対応して、印刷画像読取部40から印刷画像データを取得する。そして、制御部60は、印刷画像データに基づいて画像形成部を制御することにより、印刷画像読取部40が読み取った印刷画像を用紙Pに形成する。印刷画像データの取得又は取得した印刷画像データに基づく画像形成は、画像形成部から印刷物が出力される度に実行してもよいが、本実施形態では、画像形成部により形成される画像に地紋画像が含まれる場合に実行することとする。
操作表示部70は、例えば、画面上に表示される情報に従い、入力操作を行うことが可能なタッチパネルである。操作表示部70は、ユーザの入力操作を通じて、各種の情報(例えば設定情報)を制御部60に出力する。また、操作表示部は、制御部60に制御されることにより所望の情報を表示し、これにより、ユーザに所定の情報を提示する。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置1の動作手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、所定のタイミングで呼び出され、用紙Pの片面に対する印刷に対応して実行される。
まず、ステップ10(S10)において、制御部60は、原稿画像データに基づいて画像形成部を制御することにより、原稿に相当する画像を用紙Pに形成する。
ステップ11(S11)において、制御部60は、設定情報において地紋印刷が有りに設定されているか否かを判断する。このステップ11において肯定判定された場合、すなわち、地紋印刷が有りに設定されている場合には、ステップ12(S12)に進む。一方、ステップ11において否定判定された場合、すなわち、地紋印刷が無しに設定されている場合には、本処理を終了する。
ステップ12において、印刷画像読取部40は、画像形成部により画像が形成された用紙P、すなわち、当該用紙Pに形成された印刷画像を読み取る。これにより、印刷画像データが生成され、当該印刷画像データが制御部60に出力される。
ステップ13において、制御部60は、印刷画像データに基づいて画像形成部を制御することにより、当該印刷画像データに対応する画像を用紙Pに形成する。
このように本実施形態において、画像形成装置1は、画像形成部と、原稿画像データに基づいて画像形成部を制御する制御部60と、画像形成部により画像が形成された用紙Pを読み取り、印刷画像データを生成する印刷画像読取部40と、を有している。ここで、制御部60は、印刷画像読取部40から取得した印刷画像データに基づいて画像形成部を制御することにより、印刷画像読取部が読み取った画像を用紙Pに形成することとしている。
かかる構成によれば、一次的な印刷物を複写することにより得られる二次的な印刷物を、印刷画像データに基づいて出力することができる。これにより、ユーザが一次的な印刷物を複写するといった実際の手間を要することなく、二次的な印刷物の仕上がり状態を容易にチェックすることができる。また、二次的な印刷物を、原稿画像データを使って再現する場合には、トナー不良やエンジントラブルにより意図した色味や濃度で印刷されないといった事態が想定される。この点、本実施形態によれば、一次的な印刷物を直接的に読み取った印刷画像データに基づいて二次的な印刷物を再現しているので、再現性の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、画像形成部により形成する画像に地紋画像が含まれる場合に、印刷画像読取部40が読み取った画像を用紙Pに形成することとしている。一次的な印刷物の複写態様を要求するようなシーンとしては、地紋画像がどのように浮かび上がるのかといったようなことが想定される。そこで、画像形成部により形成する画像に地紋画像が含まれる場合に限定することで、処理負荷の増大、生産性の低下、不要な用紙Pの消費といった不都合を解消することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態に係る画像形成装置について説明する。第2の実施形態に係る画像形成装置が、第1の実施形態のそれと相違する点は、サンプル排紙の有無を選択することができる点である。なお、第1の実施形態と重複する点については説明を省略することとし、以下、相違点を中心に説明を行う。
ここで、サンプル排紙とは、通常の画像形成を実行している途中に、所定の画像を形成した用紙Pをサンプルとして排紙する処理である。本実施形態において、サンプル排紙における画像形成では、原稿画像データ及び印刷画像データのいずれかが選択される。サンプル排紙の有無、また、サンプル排紙において使用する画像データは、印刷ジョブに係る設定情報から設定することができ、この設定情報は、操作表示部70を介してユーザが設定することができる。
図3は、第2の実施形態に係る画像形成装置1の動作手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、所定のタイミングで呼び出され、用紙Pの片面に対する印刷に対応して実行される。
まず、ステップ20(S20)において、制御部60は、原稿画像データに基づいて画像形成部を制御することにより、当該原稿画像データに対応する画像を用紙Pに形成する。
ステップ21(S21)において、制御部60は、設定情報においてサンプル排紙が有りに設定されているか否かを判断する。このステップ21において肯定判定された場合、すなわち、サンプル排紙が有りに設定されている場合には、ステップ22(S22)に進む。一方、ステップ21において否定判定された場合、すなわち、サンプル排紙が無しに設定されている場合には、本処理を終了する。
ステップ22において、印刷画像読取部40は、画像形成部により画像が形成された用紙P、すなわち、当該用紙Pに形成された印刷画像を読み取る。これにより、印刷画像データが生成され、当該印刷画像データが制御部60に出力される。
ステップ23(S23)において、制御部60は、設定情報に基づいて、サンプル排紙を印刷画像データで行うか否かを判断する。このステップ23において肯定判定された場合、すなわち、サンプル排紙を印刷画像データで行う場合には、ステップ24(S24)に進む。一方、ステップ23において否定判定された場合、すなわち、サンプル排紙を原稿画像データで行う場合には、ステップ25(S25)に進む。
ステップ24(S24)において、制御部60は、印刷画像データに基づいて画像形成部を制御することにより、当該印刷画像データに対応する画像を用紙Pに形成する。これにより、サンプル排紙が実行される。
一方、ステップ25(S25)において、制御部60は、原稿画像データに基づいて画像形成部を制御することにより、当該原稿に相当する画像を用紙Pに形成する。これにより、サンプル排紙が実行される。
このように本実施形態において、制御部60は、ユーザによって選択される原稿画像データ及び印刷画像データのうちの一方の画像データに基づいて、サンプル排紙を実行する。
かかる構成によれば、サンプル排紙において、印刷画像データを選択することで、二次的な印刷物の態様を容易に把握することができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態に係る画像形成装置について説明する。第3の実施形態に係る画像形成装置が、第1の実施形態のそれと相違する点は、印刷画像データを画像形成に供することなく別の形態で利用することである。なお、第1の実施形態と重複する点については説明を省略することとし、以下、相違点を中心に説明を行う。
本実施形態において、印刷ジョブに係る設定情報には、確認モードの有無が含まれている。確認モードは、二次的な印刷物を出力することなく、印刷画像データを操作表示部70に表示することにより当該印刷物の状態を確認するモードである。この設定情報は、操作表示部70を介してユーザが設定することができる。
図4は、第3の実施形態に係る画像形成装置1の動作手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、所定のタイミングで呼び出され、用紙Pの片面に対応する印刷に対応して実行される。
まず、ステップ30(S30)において、制御部60は、原稿画像データに基づいて画像形成部を制御することにより、当該原稿に相当する画像を用紙Pに形成する。
ステップ31(S31)において、制御部60は、印刷情報において確認モードが有りに設定されているか否かを判断する。このステップ31において肯定判定された場合、すなわち、確認モードが有りに設定されている場合には、ステップ32(S32)に進む。一方、ステップ31において否定判定された場合、すなわち、確認モードが無しに設定されている場合には、本処理を終了する。
ステップ32において、印刷画像読取部40は、画像形成部により画像が形成された用紙P、すなわち、当該用紙Pに形成された印刷画像を読み取る。これにより、印刷画像データが生成され、当該印刷画像データが制御部60に出力される。
ステップ33(S33)において、制御部60は、画像形式の変換など各種の画像処理を行うことにより、印刷画像データを、印刷画像を操作表示部70に表示するための表示用画像データに変換する。この印刷画像に係る表示用画像データは、その画像としての内容は同じであり、広義において印刷画像データを見なせるものである。
ステップ34(S34)において、制御部60は、印刷物を複写することにより得られる画像として、印刷画像に係る表示用画像データを原稿画像データと関連付けて保存領域に保存する。
図5は、操作表示部70による表示画面の一例を示す説明図であり、図6は、印刷画像の表示処理の手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、ユーザによる操作入力を通じて、操作表示部70から確認モードで保存した画像を表示する旨の指示を取得したことをトリガーとして実行される。
まず、ステップ40(S40)において、制御部60は、表示を行う印刷ジョブの選択をユーザに促す。例えば、制御部60は、図5に示すように、確認モードの設定がされた印刷ジョブの一覧を示す画面を操作表示部70に表示させる。また、この画面を通じて、表示を行う画像を、原稿に相当する画像(原稿画像)とするのか、それとも印刷画像を複写した画像(孫コピー画像)とするのかを、ユーザに選択させることができるようになっている。
ステップ41(S41)において、制御部60は、原稿画像について表示を行うか否かを判断する。このステップ41において肯定判定された場合、すなわち、原稿画像についての表示を行う場合には、ステップ44(S44)に進む。一方、ステップ41において否定判定された場合、すなわち、孫コピー画像について画像表示を行う場合には、ステップ42(S42)に進む。
ステップ44において、制御部60は、原稿画像データを操作表示部70の所定の表示エリアに表示する。
ステップ42において、制御部60は、ユーザによって選択された印刷ジョブに地紋印刷の設定があるか否かを判断する。このステップ42において肯定判定された場合、すなわち、地紋印刷の設定がある場合には、ステップ43(S43)に進む。一方、ステップ42において否定判定された場合、すなわち、地紋印刷の設定がない場合には、ステップ45(S45)に進む。
ステップ43において、制御部60は、選択された印刷ジョブに係る原稿画像データに関連付けられた表示画像用データを、操作表示部70の所定の表示エリアに表示する。この場合、制御部60は、地紋画像を明示的に浮き出させた画像である旨を併せて表示する。
ステップ45において、制御部60は、当該原稿画像データに関連付けられた表示画像用データを、操作表示部70の所定の表示エリアに表示する。
このように本実施形態によれば、画像形成装置1は、画像形成部と、原稿画像データに基づいて画像形成部を制御する制御部と、画像形成部により画像が形成された用紙Pを読み取り、印刷画像データを生成する印刷画像読取部40と、を有する。ここで、制御部60は、印刷画像読取部40から取得した印刷画像データを、印刷物を複写することにより得られる画像として、原稿画像データと関連付けて保存する。
かかる構成によれば、一次的な印刷物を複写することにより得られる二次的な印刷物、印刷画像データ(具体的には、表示画像用データ))に基づいて表示させることができる。これにより、ユーザが一次的な印刷物を複写するといった実際の手間を要することなく、二次的な印刷物を容易にチェックすることができる。また、原稿画像データと関連付けられているので、必要な印刷画像データを容易に検索することができる。また、かかる手法によれば、一次的な印刷物を直接的に読み取った印刷画像データに基づいて二次的な印刷物を再現しているので、再現性の向上を図ることができる。
なお、本実施形態において、画像形成部により形成する画像に地紋画像が含まれる場合に、印刷画像データを原稿画像データに関連付けて保存するとしてもよい。一次的な印刷物の複写態様を要求するようなシーンとしては、地紋画像がどのように浮かび上がるのかといったようなことが想定される。そこで、画像形成部により形成する画像に地紋画像が含まれる場合に限定することで、処理負荷の増大、多大な保存領域の確保といった不都合を解消することができる。
以上、本発明の実施形態にかかる画像形成装置について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。例えば、本実施形態によれば、画像形成装置内に画像読取部を備えるものであったが、専用の読取装置を画像形成装置の後段に配置して、印刷物の読み取り及びデータの保存に係る処理を当該読取装置にて行ってもよく、このような画像形成システムであっても本発明の一部として機能する。
1 画像形成装置
15Y〜15K 露光部
20Y〜20K 帯電・現像ユニット
21Y〜21K 感光体ドラム
22Y〜22K 帯電・現像部
23 中間転写ベルト
24 二次転写ローラー
30 定着装置
40 印刷画像読取部
50 給紙部
51 給紙トレイ
55 排紙ローラー
56 反転ローラー
57 再給紙搬送路
60 制御部
70 操作表示部

Claims (5)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    地紋画像データが合成された原稿画像データに基づいて前記画像形成部を制御する制御部と、
    前記画像形成部よりも下流側の搬送経路上に設けられており、前記画像形成部により原稿画像に地紋画像を合成した合成画像が形成された用紙を読み取り、印刷画像データを生成する印刷画像読取部と、を有し、
    前記制御部は、前記印刷画像読取部から取得した前記印刷画像データに基づいて前記画像形成部を制御することにより、前記印刷画像読取部が読み取った合成画像を用紙に形成して出力することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記画像形成部により形成する画像に地紋画像が含まれるか否かを判断し、前記画像形成部により形成する画像に地紋画像が含まれる場合に、前記印刷画像読取部が読み取った画像を用紙に形成することを特徴とする請求項1に記載された画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記原稿画像データ及び前記印刷画像データのうち、ユーザによって選択される一方の画像データに基づいてサンプル排紙を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載された画像形成装置。
  4. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    地紋画像データが合成された原稿画像データに基づいて前記画像形成部を制御する制御部と、
    前記画像形成部よりも下流側の搬送経路上に設けられており、前記画像形成部により原稿画像に地紋画像を合成した合成画像が形成された用紙を読み取り、印刷画像データを生成する印刷画像読取部と、を有し、
    前記制御部は、前記印刷画像読取部から取得した前記印刷画像データを、前記画像形成部により合成画像が形成された用紙を複写することにより得られる画像として、前記原稿画像データと関連付けて保存し、前記原稿画像データに基づく画像と前記印刷画像データに基づく画像のいずれかを表示部に表示することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記画像形成部により形成する画像に地紋画像が含まれるか否かを判断し、前記画像形成部により形成する画像に地紋画像が含まれる場合に、前記印刷画像データを前記原稿画像データに関連付けて保存する請求項4に記載された画像形成装置。
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