JP6029210B2 - 浴槽パン用排水トラップおよびこの浴槽パン用排水トラップが用いられた浴室ユニット - Google Patents
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そこで、時折、フロート弁あるいは逆止弁や桝蓋部の浴槽パン排水孔周辺を清掃する必要があるが、清掃に際しては、浴槽側と洗い場側を仕切るエプロン等を取り外さなければならないなど、一般家庭の使用者が行うには、非常に作業性が悪く面倒である。したがって、どうしても浴槽パン内が汚れた状態で放置されがちである。
したがって、浴槽パンと浴槽パンを設置する建物躯体床面との隙間を多くとらなければならず、結果として、洗い場パン側の床面高さを上げないと、浴槽パン上に設置される浴槽の跨ぎ込み高さが高くなってしまう。
しかし、洗い場パン側の床面高さを上げると、洗い場の天井高が低くなってしまうとともに、浴室の出入口に脱衣室や洗面室等の隣室の床面FLとの間に段差が生じて、バリアフリー化できないという問題がある。
したがって、中高層住宅などの集合住宅では、この破封音が階下や隣室に響き、騒音問題となるおそれがある。
また、本発明の浴室ユニットは、最も低床化を図れるように、第2オーバーフロー口の下端の高さが洗い場パン用封水トラップの封水最高高さ位置と略同じになっていることが好ましい。
また、本発明にかかる浴槽パン用排水トラップは、封水貯水部を有するトラップ本体と、トラップ本体の封水貯水部からオーバーフローした排水の排水筒部を有し、前記封水貯水部が、オーバーフロー口を有する貯水枡部と、浴槽の排水口に繋がる浴槽排水管の下流側端部が連結される浴槽排水孔と、浴槽パン排水孔とを有する桝蓋部とを備える浴槽パン用排水トラップであって、前記封水貯水部が、隔壁を介して前記浴槽排水孔を下方から臨み、前記排水筒部につながる第1オーバーフロー口を有する第1封水貯水部と、前記浴槽パン排水孔を下方から臨み、前記第1オーバーフロー口より下流側で前記排水筒部につながる第2オーバーフロー口を有する第2封水貯水部とに仕切られていて、前記排水筒部は、筒長手方向の一側が閉塞され、閉塞側の端部にその底面より上方で前記トラップ本体側壁面に前記第1オーバーフロー口が開口する第1通水部を有し、この第1通水部の下流側に、底面が前記トラップ本体側に拡幅するように第1通水部より内断面積が大きくなった第2通水部が形成され、この第2通水部の下流側に設けられ、底が第2通水部の底面より低くなり、かつ、内断面積が大きくなった第3通水部が形成されていて、前記第2オーバーフロー口が、前記第2通水部の底面の第1通水部より拡幅した部分の第1通水部側端部を切欠いて前記第2封水貯水部に連通させるように形成されている。
すなわち、排水筒部内を流れる排水中に、浴槽パン内の空気が入り込み、洗い場パン用排水トラップの排水管路の合流部で、排水が負圧になって洗い場パン用排水トラップの封水を吸引して浴室内に破封音が発生するということがない。
また、浴槽からの排水量が多い間は、第2封水貯水部の破封状態が保たれるため、浴槽パン排水孔部分に弁を設けなくても、浴槽からの排水が浴槽パン排水孔を介して浴槽パン側に逆流することがない。
したがって、浴槽パン側に下水路側からの汚臭が入り込むことを確実に防止できる。
しかも、浴槽から湯や水を多量に排水しても、洗い場パン用排水トラップの封水が破封されることがない。したがって、浴槽の湯や水を排水する際の「ゴボゴボ」という破封音の発生を防止することができる。
図1〜図5は、本発明にかかる浴槽パン用排水トラップの1つの実施の形態をあらわしている。
トラップ本体1は、貯水桝部3と、貯水桝部3の上部を覆う桝蓋部4とを備えている。
第1封水貯水部32は、オーバーフロー口32aが、後述する排水筒部2の第1通水部21に設けられた仕切り壁21aに水平方向に長い矩形の孔状に設けられ、オーバーフローライン(孔の下端縁)が、後述する第1通水部21の底面(以下、「第1底面」と記す)21bより高い位置になっている。
第2オーバーフロー口33aは、オーバーフローラインが、第2通水部22の底面(以下、「第2底面」と記す)22aと同じ高さになっている。
桝蓋部4は、底板部41の下面から第1封水筒42と、第2封水筒43が延設されている。
第1封水筒42の下端と、第1封水貯水部32の底との間には、隙間が設けられている。
隙間は、封水高さ(第1封水筒42の下端から第1オーバフローラインまでの高さ)が51cm以上確保できれば特に限定されないが、あまり隙間が狭すぎると、浴槽からの排水が流れ込む際に抵抗が大きくなり、排水速度が遅くなるため、10cm以上が好ましい。
また、第2封水筒43の下端と、第2封水貯水部33の底との間には、隙間が設けられている。
この隙間は、封水高さ(第1封水筒42の下端から第1オーバフローラインまでの高さ)が51cm以上確保できれば特に限定されないが、底板部41の浴槽パン排水孔41aを
通過可能な最大立方体(この実施の形態では、一辺の長さが、浴槽パン排水孔41aの短手方向の寸法を有する立方体)の一辺の長さ以上であればよい。
第1通水部21は、前述のように、第1オーバーフロー口32a以外の部分が仕切り壁21aによってトラップ本体1と仕切られていて、第1底面21bが第1オーバーフロー口32aのオーバーフローラインに平行な平坦面になっている。
また、第2底面22aは、仕切り壁21aのその一部が切り欠かれて第2オーバーフロー口33aとなっている。すなわち、第2底面22aが第2オーバーフロー口33aのオーバーフローラインとなっている。
なお、この実施の形態では、第2底面22aの下方に第3通水部23側で開口する凹部24が形成されているが、この凹部24は、成形金型の構造上設けられたもので、段差が形成されていれば無くても構わない。
b>a>c、b>a+cを満足していればよい。
一方、仕切り壁21aを図6および図7で見て右側に移動させて第1通水面積aを大きくしていくと、浴槽排水が第3通水部23に流入したときに発生する負圧は小さくなっていくと考えられるが、第1通水面積aが大きくなるにしたがい、第3通水路cが小さくなっていくので、第2封水貯水部33の封水を引く力にはあまり問題はない。しかし、第3通水路cを小さくしずぎると、排水完了時には元の封水高さまで水位が戻りきらないようになるおそれがある。
すなわち、この浴室ユニットは、浴槽パン用排水トラップAが、図8に示すように、浴槽パン8aの排水口80を底板部41の上方に臨ませ、浴槽パン固定部材82の雄ねじ筒部82bを雌ねじ筒部40にねじ込んで、浴槽パン用排水トラップAのトラップ本体1の周縁とフランジ部82aとの間でシール材81を介して排水口80の周縁を水密に挟み込むことによって浴槽パン8aに取り付けられている。
プレキシブル管P1は、Y型管継手P2に接続されている。
Y型管継手P2は、第1短管P3は、45°エルボP4,第2短管P5を介して洗い場パン用排水トラップ7に接続されている。
洗い場パン用排水トラップ7は、図8に示すように、洗い場パン9に取り付けられている。
なお、図8,9中、71は、洗い場パン用排水トラップ7のお洗い場パン9の排水口から着脱自在な封水筒である。
第1封水貯水部32に入った排水は、通常、第1オーバーフロー口32aから排水筒部2の第1通水部21に入り、第2通水部22および第3通水部23を介して排水経路に排水される。
第2封水貯水部33が破封状態となると、浴槽パン8a内の空気が、浴槽パン排水孔41a,第2封水筒43および第2封水貯水部33を介して第2オーバーフロー口33aから吸引されて排水管部2内を流れる浴槽8bからの排水中に空気が混ざり込む。
そして、フロート弁や逆止弁が設けられていないので、浴槽パン排水孔の周囲等に汚れが付着し、フロート弁や逆止弁が桝蓋部4の下面に吸着したり、排水中に含まれる髪の毛などがフロート弁や逆止弁の止水面に付着したりする問題もない。
すなわち、中高層住宅に用いた場合に、上記のようなゴボゴボと破封音が隣室に響くという騒音問題を解消することができる。
したがって、長期間浴槽を使用せず、封水が蒸発してしまわない限り、下水等の汚臭が浴槽パン排水孔41aを介して浴室内に流れ込むことがない。
したがって、フロート弁を設けなくても、洗い場パン側からの排水が逆流して、浴槽パン8a側へ入り込むことがない。
例えば、上記の実施の形態では、第1封水筒が設けられていたが、浴槽排水孔のみを桝蓋部に設け、浴槽排水孔に嵌合される浴槽排水管の下端部が封水筒を兼ねるような構造としても構わない。
また、上記の実施の形態では、浴槽排水管が、その下端部を、浴槽排水孔を介して第1封水筒に嵌合させることによってトラップに連結されていたが、たとえば、浴槽排水管の下端部を桝蓋部の表面に接着等によって固定することによって連結するようにしても構わない。
(実施例1)
以下の構成の、図1〜5に示す浴槽パン用排水トラップAと同様の形状をしたを浴槽パン用排水トラップAを作製した。
第1封水筒42と、第1封水貯水部32の底面との隙間:11mm
第2封水筒43と、第1封水貯水部32の底面との隙間:5mm
第1オーバーフロー口32aの開口面積:20.7cm2
第1ホバーフロー口32aのオーバーフローラインと、第1底面21bとの高低差:5mm
第1通水部21の第1通水面積a:316mm2
第3通水部23の第3通水面積b:855mm2
第2オーバーフロー口33aの第2通水面積c:103mm2
第2底面22と、第3底面23との最大高低差:8.5mm
浴槽パン排水孔41aの短手方向の寸法:4.8mm
また、浴槽8bの跨ぎ込み高さは450mmとした。
浴槽満水80%のときの排水量で浴槽排水管P6から第1封水貯水部32に排水を流入させるとともに、洗い場パン側から20L/分の排水量で排水を流し、洗い場パン用排水トラップ7側で破封が起こらないか否かと、浴槽パン用排水トラップ側への逆流の有無をテストしたところ、洗い場パン用排水トラップ7側での破封はなく、破封音もなかった。また、逆流もなかった。
浴槽8b内に満水量の80%まで水を張った状態で浴槽8bの排水栓を開放して排水量で浴槽排水管P6から第1封水貯水部32に排水を流入させ、浴槽パン8a側への逆流の有無を調べたところ、逆流は認められなかった。また、排水完了までの時間は、6分2〜4秒であった。そして、一旦、破封した第2封水貯水部33には、排水完了30秒前に第2オーバーフロー口33aから排水が逆流し、排水完了時には元の封水高さまで水位が戻った。
浴槽ハ゜ン排水孔41aを上方から塞ぐように、ワセリンを底板部41上の3mmの厚みに堆積させた状態にし、浴槽8bに満水状態まで水を張った状態で浴槽8bの排水栓を開放して排水量で浴槽排水管P6から第1封水貯水部32に排水を流入させたところ、排水によってワセリンに穴が開き、通気されることが判り、排水によって第2封水貯水部33内が破封状態になることが確認できた。
また、排水完了時には、第2封水貯水部33内が封水で満たされた状態に戻るため、封水が蒸発によりなくならない限り、下水等の汚臭が浴槽パン側へ流れ込まない状態を常に確保できることがわかる。
〔浴槽パン用排水トラップB〕
第1通水面積aが小さくなるように、仕切り壁21aを図6および図7でみて左側に4mm移動させて、第1通水面積aを267mm2、第2通水面積cを170mm2となるようにした以外は上記浴槽パン用排水トラップAと同じ条件で浴槽パン用排水トラップBを作製した。
また、浴槽8bの跨ぎ込み高さは450mmとした。
浴槽満水80%のときの排水量で浴槽排水管P6から第1封水貯水部32に排水を流入させるとともに、洗い場パン側から20L/分の排水量で排水を流し、洗い場パン用排水トラップ7側で破封が起こらないか否かと、浴槽パン用排水トラップ側への逆流の有無をテストしたところ、洗い場パン用排水トラップ7側での破封はなく、破封音もなかった。また、逆流もなかった。
浴槽8b内に満水量の80%まで水を張った状態で浴槽8bの排水栓を開放して排水量で浴槽排水管P6から第1封水貯水部32に排水を流入させ、浴槽パン8a側への逆流の有無を調べたところ、逆流は認められなかった。また、排水完了までの時間は、6分30秒であった。そして、一旦、破封した第2封水貯水部33には、排水完了30秒前に第2オーバーフロー口33aから排水が逆流し、排水完了時には元の封水高さまで水位が戻った。
〔浴槽パン用排水トラップC〕
第1通水面積aが大きくなるように、仕切り壁21aを図6および図7でみて右側に4.5mm移動させて、第2通水面積c部分の底辺の長さが5mm、第1通水面積aを385mm2、第2通水面積cを40mm2となるようにした以外は上記浴槽パン用排水トラップAと同じ条件で浴槽パン用排水トラップCを作製した。
上記構成の浴槽パン用排水トラップCおよび洗い場パン用排水トラップ7を排水筒部2の第1底面21bが水平面となるとともに、図7に示すH1とH2が、H1=185mm、H2=51mmになるように組み込み、以下のようなテストを行った。
また、浴槽8bの跨ぎ込み高さは450mmとした。
浴槽満水80%のときの排水量で浴槽排水管P6から第1封水貯水部32に排水を流入させるとともに、洗い場パン側から20L/分の排水量で排水を流し、洗い場パン用排水トラップ7側で破封が起こらないか否かと、浴槽パン用排水トラップ側への逆流の有無をテストしたところ、洗い場パン用排水トラップ7側での破封はなく、破封音もなかった。また、逆流もなかった。
浴槽8b内に満水量の80%まで水を張った状態で浴槽8bの排水栓を開放して排水量で浴槽排水管P6から第1封水貯水部32に排水を流入させ、浴槽パン8a側への逆流の有無を調べたところ、逆流は認められなかった。また、排水完了までの時間は、5分23〜25秒であった。そして、一旦、破封した第2封水貯水部33には、排水完了30秒前に第2オーバーフロー口33aから排水が逆流し、排水完了時には元の封水高さまで水位が戻った。
浴槽パン用排水トラップCより仕切り壁21bをさらに右側に0.5mm移動させた浴槽パン用排水トラップDを作製したが、浴槽パン用排水トラップDの場合、第2封水貯水部33の破封には問題なかったが、排水完了時には元の封水高さまで水位が戻らなかった。
1 トラップ本体
2 排水筒部
21 第1通水部
21a 仕切り壁
21b 第1底面
22 第2通水部
22a 第2底面
23 第3通水部
24 凹部
3 貯水桝部
31 隔壁
32 第1封水貯水部
32a 第1オーバーフロー口
33 第2封水貯水部
33a 第2オーバーフロー口
4 桝蓋部
40 雌ねじ筒部
41 底板部
41a 浴槽パン排水孔
42 第1封水筒(浴槽排水孔)
43 第2封水筒
7 洗い場パン用排水トラップ
71 封水筒
8b 浴槽
8a 浴槽パン
80 排水口
81 シール材
82 浴槽パン固定部材
82a フランジ部
82b 雄ねじ筒部
9 洗い場パン
P1 フレキシブル管
P2 Y型管継手
P3 第1短管
P4 45°エルボ
P5 第2短管
P6 浴槽排水管
a 第1通水面積
b 第3通水面積
c 第2通水面積
Claims (6)
- 封水貯水部を有するトラップ本体と、トラップ本体の封水貯水部からオーバーフローした排水の排水筒部を有し、
前記封水貯水部が、オーバーフロー口を有する貯水枡部と、
浴槽の排水口に繋がる浴槽排水管の下流側端部が連結される浴槽排水孔と、浴槽パン排水孔とを有する桝蓋部とを備える浴槽パン用排水トラップであって、
前記封水貯水部が、隔壁を介して前記浴槽排水孔を下方から臨み、前記排水筒部につながる第1オーバーフロー口を有する第1封水貯水部と、
前記浴槽パン排水孔を下方から臨み、前記第1オーバーフロー口より下流側で前記排水筒部につながる第2オーバーフロー口を有する第2封水貯水部とに仕切られていて、
前記第2オーバーフロー口は、前記第1オーバーフロー口からオーバーフローした浴槽からの排水で、前記排水筒部の第2オーバーフロー口より下流側が大気圧より負圧になることによって第2封水貯水部中に貯まった封水が破封状態になるまで第2オーバーフロー口から排水筒部内に吸引排水され、前記第1オーバーフロー口からのオーバーフロー量が前記負圧となる排水量以下となると、第1オーバーフロー口からオーバーフローした排水の一部が第2オーバーフロー口から第2封水貯水部内に封水として流れ込む構造に形成されていることを特徴とする浴槽パン用排水トラップ。 - 封水貯水部を有するトラップ本体と、トラップ本体の封水貯水部からオーバーフローした排水の排水筒部を有し、
前記封水貯水部が、オーバーフロー口を有する貯水枡部と、
浴槽の排水口に繋がる浴槽排水管の下流側端部が連結される浴槽排水孔と、浴槽パン排水孔とを有する桝蓋部とを備える浴槽パン用排水トラップであって、
前記封水貯水部が、隔壁を介して前記浴槽排水孔を下方から臨み、前記排水筒部につながる第1オーバーフロー口を有する第1封水貯水部と、
前記浴槽パン排水孔を下方から臨み、前記第1オーバーフロー口より下流側で前記排水筒部につながる第2オーバーフロー口を有する第2封水貯水部とに仕切られていて、
前記排水筒部は、筒長手方向の一側が閉塞され、閉塞側の端部にその底面より上方で前記トラップ本体側壁面に前記第1オーバーフロー口が開口する第1通水部を有し、
この第1通水部の下流側に、底面が前記トラップ本体側に拡幅するように第1通水部より内断面積が大きくなった第2通水部が形成され、
この第2通水部の下流側に設けられ、底が第2通水部の底面より低くなり、かつ、内断面積が大きくなった第3通水部が形成されていて、
前記第2オーバーフロー口が、前記第2通水部の底面の第1通水部より拡幅した部分の第1通水部側端部を切欠いて前記第2封水貯水部に連通させるように形成されていることを特徴とする浴槽パン用排水トラップ。 - 排水筒部は、筒長手方向に直交する面で切断して見て、第1通水部の内断面積をa第3通水部の内断面積をb、第2オーバーフロー口の内断面積をcとしたとき、b>a>cおよびb>a+cを満足する請求項2に記載の浴槽パン用排水トラップ。
- 桝蓋部が、その下面側に浴槽パン排水孔に連通する封水筒を備えている請求項1〜請求項3のいずれかに記載の浴槽パン用排水トラップ。
- 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の浴槽パン用排水トラップが、浴槽パンに取り付けられ、その排水筒部が、浴槽パンに連設された洗い場パンに取り付けられた洗い場パン用排水トラップの排水管路に合流するように接続配管されていることを特徴とする浴室ユニット。
- 第2オーバーフロー口のオーバーフローラインの高さが洗い場パン用封水トラップの封水のオーバーフローラインと略同じ高さになっている請求項5に記載の浴室ユニット。
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