JP6024983B2 - 柱同士の接合構造及び柱同士の接合方法 - Google Patents
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Description
例えば、プレキャスト部材で構成された柱同士を接合する場合には、柱主筋同士を互いに機械式継手で接合するとともに、接合部分の柱主筋の周りに現場打ちコンクリートで上下のプレキャストコンクリート同士を互いに接合する方法が採用されている。
同様に、上記の特許文献1に記載の接合方法でも、現場において、コンクリート部材に埋設された鋼管内に充填剤を充填して、この充填剤が硬化するまでの日数を要することになる。
いずれの場合も、建築現場における工期短縮に限界があり、短期間で施工することができないという問題点がある。
すなわち、本発明に係る柱同士の接合構造は、共にプレキャストコンクリートで構成された第一柱と第二柱とを接合する柱同士の接合構造であって、前記第一柱の接合面には、第一面及び該第一面と交差する第二面が形成され、前記第二柱の接合面には、前記第一面と対向する第三面及び該第三面と交差するとともに前記第二面と対向する第四面が形成され、前記第一面に形成された第一凹部と、前記第二面に形成された第一凸部と、前記第三面に形成され、前記第一凹部と嵌合される第二凸部と、前記第四面に形成され、前記第一凸部と嵌合される第二凹部とを備え、前記第一凸部、前記第二凸部は、それぞれ前記第二面、前記第三面に対して進退可能とされたピンと、該ピンを前記第二面、第三面から突出する向きに付勢する付勢部とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る柱同士の接合方法は、共にプレキャストコンクリートで構成された第一柱と第二柱とを接合する柱同士の接合方法であって、前記第一柱の接合面には、第一面及び該第一面と交差する第二面が形成され、前記第二柱の接合面には、前記第一面と対向する第三面及び該第三面と交差するとともに前記第二面と対向する第四面が形成され、前記第一面には、第一凹部が形成され、前記第二面には、第一凸部が形成され、前記第三面には、前記第一凹部と嵌合される第二凸部が形成され、前記第四面には、前記第一凸部と嵌合される第二凹部が形成され、前記第一凸部、前記第二凸部は、それぞれ前記第二面、前記第三面に対して進退可能とされたピンと、該ピンを前記第二面、第三面から突出する向きに付勢する付勢部とを有し、前記第一面、前記第二面に対して、それぞれ前記第三面、前記第四面を対向させるようにして、前記第一柱と前記第二柱とを対向配置し、前記第一柱に前記第二柱を接近させ、前記第二面に形成された前記第一凸部を前記第四面に接触させて該第一凸部の前記付勢部を収縮させるとともに、前記第二凸部を前記第一面に接触させて該第二凸部の付勢部を収縮させ、前記第一凸部の前記付勢部を伸長させて該第一凸部の前記ピンを前記第二凹部に嵌合させるとともに、前記第二凸部の前記付勢部を伸長させて該第二凸部の前記ピンを前記第一凹部に嵌合させることを特徴とする。
図1に示すように、柱同士の接合構造1は、第一柱10と、この第一柱10の上方に配置された第二柱60とを接合するものである。これら第一柱10及び第二柱60は、プレキャストコンクリート部材で構成されている。
まず、図2に示すように、第一柱10の直上に第二柱60を配置して、第一柱10の第一面21、第二面31にそれぞれ第二柱60の第三面71、第四面72を対向配置する。
10…第一柱
11,61…柱主筋
12,62…せん断補強筋
10A…上面
13…溝部
21…第一面
22…第一凹部
31…第二面
32…第一穴部
33…第一凸部
34,84…ピン
35,85…付勢部
36,86…調整用ボルト
60…第二柱
60A…下面
63…突出部
71…第三面
72…第四面
81…第二凹部
82…第二穴部
83…第二凸部
Z…鉛直方向
Claims (3)
- 共にプレキャストコンクリートで構成された第一柱と第二柱とを接合する柱同士の接合構造であって、
前記第一柱の接合面には、第一面及び該第一面と交差する第二面が形成され、
前記第二柱の接合面には、前記第一面と対向する第三面及び該第三面と交差するとともに前記第二面と対向する第四面が形成され、
前記第一面に形成された第一凹部と、
前記第二面に形成された第一凸部と、
前記第三面に形成され、前記第一凹部と嵌合される第二凸部と、
前記第四面に形成され、前記第一凸部と嵌合される第二凹部とを備え、
前記第一凸部、前記第二凸部は、それぞれ前記第二面、前記第三面に対して進退可能とされたピンと、該ピンを前記第二面、第三面から突出する向きに付勢する付勢部とを有することを特徴とする柱同士の接合構造。 - 前記第一面と前記第二面とは直交し、
前記第一凸部、前記第二凸部は、それぞれ前記第二面、前記第三面と直交するとともに、鉛直方向から45度傾くように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の柱同士の接合構造。 - 共にプレキャストコンクリートで構成された第一柱と第二柱とを接合する柱同士の接合方法であって、
前記第一柱の接合面には、第一面及び該第一面と交差する第二面が形成され、
前記第二柱の接合面には、前記第一面と対向する第三面及び該第三面と交差するとともに前記第二面と対向する第四面が形成され、
前記第一面には、第一凹部が形成され、
前記第二面には、第一凸部が形成され、
前記第三面には、前記第一凹部と嵌合される第二凸部が形成され、
前記第四面には、前記第一凸部と嵌合される第二凹部が形成され、
前記第一凸部、前記第二凸部は、それぞれ前記第二面、前記第三面に対して進退可能とされたピンと、該ピンを前記第二面、第三面から突出する向きに付勢する付勢部とを有し、
前記第一面、前記第二面に対して、それぞれ前記第三面、前記第四面を対向させるようにして、前記第一柱と前記第二柱とを対向配置し、
前記第一柱に前記第二柱を接近させ、
前記第二面に形成された前記第一凸部を前記第四面に接触させて該第一凸部の前記付勢部を収縮させるとともに、前記第二凸部を前記第一面に接触させて該第二凸部の付勢部を収縮させ、
前記第一凸部の前記付勢部を伸長させて該第一凸部の前記ピンを前記第二凹部に嵌合させるとともに、前記第二凸部の前記付勢部を伸長させて該第二凸部の前記ピンを前記第一凹部に嵌合させることを特徴とする柱同士の接合方法。
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