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JP6022493B2 - 光造形方法、光造形装置、及び生成プログラム - Google Patents

光造形方法、光造形装置、及び生成プログラム Download PDF

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JP6022493B2 JP2014025707A JP2014025707A JP6022493B2 JP 6022493 B2 JP6022493 B2 JP 6022493B2 JP 2014025707 A JP2014025707 A JP 2014025707A JP 2014025707 A JP2014025707 A JP 2014025707A JP 6022493 B2 JP6022493 B2 JP 6022493B2
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本発明は、光造形方法、光造形装置、及び生成プログラムに関する。
光硬化性材料に光線を照射してその一部を硬化させ、三次元形状物を造形する光造形装置が実用化されている(例えば、特許文献1参照)。この光造形装置は、CADシステムで設計した機械部品等を容易に実体化できる。造形された造形物によって設計の確認と直接的な評価とを行うことができる。
光造形装置は、三次元形状物のCADデータから鉛直方向におけるスライスデータを算出して、スライスデータに従って下から順に一層ずつ造形することで三次元形状物を造形する。
光造形装置は、光硬化性材料として液状の光硬化性樹脂で満たされた液槽中に昇降可能な昇降テーブルを備えている。液槽の上部が開口しており、上部から光線が照射される。光造形装置は、三次元形状物を造形する際に、まず、昇降テーブルを液状の光硬化性樹脂の液面から最下層の厚さ分だけ下降した高さに位置させる。そして、光造形装置は、リコータを液面に沿って移動させることで液面を安定させる。光造形装置は、この状態でスキャナによって光線を必要な範囲内に走査して、最下層を光硬化させる。次に、光造形装置は、昇降テーブルを最下層から二番目の層の厚さ分だけ下降させ、同様にして二番目の層を光硬化させる。以降、光造形装置は、同様にして、下から順に一層ずつ光硬化させることによって三次元形状物を造形する。
特開2011−218821号公報
ところで、光造形装置では、図5に示されるように、架橋構造を有する三次元形状物を造形することがある。架橋構造は、鉛直方向に積層された橋台部122,123に橋桁部121が架橋された構造である。図6に示されるように、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時に、橋台部122,123と橋桁部121との架橋部分における収縮によって変形することがある。このため、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を抑制する光造形方法、光造形装置、及び生成プログラムが求められている。
なお、光線を照射しながら移動させることによって光硬化性材料を硬化させる点描方式に代えて、面露光によって光硬化性材料を硬化させる面露光方式の光造形方法及び光造形装置においても共通の課題がある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を抑制する光造形方法、光造形装置、及び生成プログラムを提供することにある。
以下、上記課題を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
上記課題を解決する光造形方法は、光硬化性材料に選択的に光を照射して前記光硬化性材料を一層ずつ硬化させることによって三次元形状物を造形する光造形方法において、橋台部と橋桁部とが接続された架橋構造を有する三次元形状物を造形する際に、前記橋台部と前記橋桁部との接続部の一部に隙間を形成し、前記隙間は、積層される同一層における前記橋桁部の積層方向と直交し、且つ前記橋台部に沿う方向である奥行き方向に形成することをその要旨としている。
上記方法によれば、架橋構造を有する三次元形状物を造形する際に、橋台部と橋桁部との接続部の一部に隙間を形成する。このため、架橋構造を有する三次元形状物を造形する際に、各層の硬化に伴って収縮が発生したとしても、隙間によって収縮が抑制される。よって、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を抑制できる。
上記光造形方法について、前記隙間は、積層方向に間隔を置いて形成することが好ましい。
上記方法によれば、積層方向に間隔を置いて隙間を形成する。このため、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を隙間によって抑制しつつ、間隔を置いて隙間を形成するので強度を持たせることができる。
上記光造形方法について、前記隙間は、前記奥行き方向に亘って形成することが好ましい。
上記方法によれば、積層される同一層における橋桁部の奥行き方向に亘って隙間を形成する。橋桁部の同一層は、奥行き方向において各層の硬化時に同じように収縮によって変形する。このため、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を抑制できる。
上記光造形方法について、前記隙間は、前記橋台部と前記橋桁部とによって形成される角から積層方向に延長した延長線上の一部に形成することが好ましい。
上記方法によれば、橋台部と橋桁部とによって形成される角の積層方向における角の延長線上の一部に隙間を形成する。橋台部と橋桁部とによって形成される角の積層方向における角の延長線上は、各層の硬化時の収縮によって顕著に変形する。このため、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を更に抑制できる。
上記光造形方法について、前記隙間は、前記橋桁部の最上面を含む層及び最下面を含む層の少なくとも一方に形成することが好ましい。
上記方法によれば、橋桁部の最上面を含む層及び最下面を含む層の少なくとも一方に隙間を形成する。橋台部と橋桁部との接続部分である最上面と最下面とは、各層の硬化時の収縮によって顕著に変形する。このため、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を更に抑制できる。
上記光造形方法について、前記光は、光線であって、前記隙間は、前記光線の照射によって前記光硬化性材料が硬化する硬化幅よりも大きく形成することが好ましい。
上記方法によれば、光線の照射によって光硬化性材料が硬化する硬化幅よりも大きく隙間を形成する。このため、造形物が収縮する際に、収縮が伝達されることを十分に抑制できる。よって、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を更に抑制できる。
上記課題を解決する光造形装置は、上記の光造形方法を行う制御部を備えることを要旨としている。
上記構成によれば、架橋構造を有する三次元形状物を造形する際に、橋台部と橋桁部との接続部の一部に隙間を形成する。このため、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時に、造形物に収縮が発生したとしても、隙間によって収縮が抑制される。よって、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を抑制できる。
上記課題を解決する生成プログラムは、光硬化性材料に選択的に光を照射して前記光硬化性材料を一層ずつ硬化させることによって三次元形状物を造形する光造形に用いるデータを制御部によって生成する生成プログラムであって、前記制御部を、橋台部と橋桁部とが接続された架橋構造を有する三次元形状物の設計データに基づき、前記橋台部と前記橋桁部との接続部の一部に隙間を生成する変換部として機能させ、前記隙間は、積層される同一層における前記橋桁部の積層方向と直交し、且つ前記橋台部に沿う方向である奥行き方向に生成されることを要旨としている。
上記構成によれば、架橋構造を有する三次元形状物の場合に、橋台部と橋桁部との接続部の一部に隙間を生成する。このため、三次元形状物の各層の硬化時に、各層の硬化に伴って収縮が発生したとしても、隙間によって収縮が抑制される。よって、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を抑制できる。また、データの生成時に隙間を生成するので、処理を簡素化できる。
本発明によれば、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を抑制できる。
光造形装置の概略構成を示す図。 架橋構造を有する三次元形状物を示す斜視図。 架橋構造を有する三次元形状物の架橋部分のスライスデータを示す図。 架橋構造を有する三次元形状物の架橋部分のスライスデータを示す図。 架橋構造を有する三次元形状物を示す正面図。 従来の架橋構造を有する三次元形状物における造形後の変形を示す正面図。
以下、図1〜図4を参照して、光造形方法、光造形装置、及び生成プログラムの一実施形態について説明する。
図1に示されるように、光造形装置は、光硬化性材料として液状の光硬化性樹脂で満たされた液槽11と、光線を出射するレーザ12と、レーザ12から出射された光線を液槽11に照射するスキャナ13とを備えている。レーザ12から出射された光線は、光学系装置を介してスキャナ13に入射される。光造形装置は、液槽11内において上下方向に昇降可能な昇降テーブル15を備えている。昇降テーブル15は、テーブル駆動装置16によって上下に移動される。液槽11の上方には、液面を整えるリコータ17が設置されている。リコータ17は、リコータ駆動装置18によって前後方向(図中左右方向)に移動される。レーザ12、スキャナ13、テーブル駆動装置16、及びリコータ駆動装置18は、制御装置10によって制御される。
光造形装置は、三次元形状物のCADデータ(設計データ)から三次元形状物を鉛直方向において分割したスライスデータを算出する。そして、光造形装置は、スライスデータに従って下から順に一層ずつ造形することで三次元形状物の造形物Sを造形する。
光造形装置は、三次元形状物を造形する際に、まず、昇降テーブル15を液状の光硬化性樹脂の液面から最下層の厚さ分だけ下降した高さに位置させる。そして、光造形装置は、リコータ17を液面に沿って移動させることで液面を安定させる。光造形装置は、この状態でスキャナ13によって光線を必要な範囲内に走査して、最下層を光硬化させる。次に、光造形装置は、昇降テーブル15を最下層から二番目の層の厚さ分だけ下降させ、同様にして二番目の層を光硬化させる。以降、光造形装置は、同様にして、下から順に一層ずつ光硬化させることによって三次元形状物を造形する。
次に、図2〜図4を参照して、橋台部と橋桁部とが接続された架橋構造を有する三次元形状物を造形する際に用いるスライスデータについて説明する。
図2に示されるように、ここでは正面視においてH字状の三次元形状物を造形する際について説明する。H字状の三次元形状物は、板状の橋桁部21と、橋桁部21と接続する2つの橋台部22,23とを有している。つまり、H字状の三次元形状物は、架橋構造を有している。橋台部22,23は、板状であって、対向して位置している。橋桁部21は、板状であって、橋台部22,23の対向した面に架橋されている。三次元形状物は、光造形装置によって下から順に一層ずつ光硬化されることによって造形される。
光造形装置の制御部である制御装置10は、三次元形状物が架橋構造を有する場合に、スライスデータを算出する際に三次元形状物に隙間を形成する。光造形装置の制御装置10には、隙間を生成する変換部として機能させる生成プログラムが保存されている。制御装置10は、橋桁部21と橋台部22,23とが接続している接続部25の一部に隙間を形成する。隙間は、積層される同一層における橋桁部21の奥行き方向に形成する。なお、橋桁部21の奥行き方向とは、積層方向と直交し、且つ橋台部22,23に沿う方向である。隙間は、積層方向に間隔を置いて形成する。隙間は、橋桁部21と橋台部22,23とによって形成される角26から積層方向に延長した延長線P上の一部に形成する。隙間は、橋桁部21の最上面を含む層及び最下面を含む層に形成する。
図3に示されるように、隙間24を有する層のスライスデータ30aは、層の外形線となる枠31と、隙間24によって分割された造形部32とを組み合わせた形状のデータである。造形部32は、橋桁部21と各橋台部22,23とが接続する接続部25に位置する隙間24によって、橋桁部21となる第1造形部32aと、橋台部22となる第2造形部32bと、橋台部23となる第3造形部32cとを備える。隙間24の幅Wは、レーザ12から出射された光線(レーザ光)によって硬化性樹脂が硬化する硬化幅よりも大きく形成される。各層の隙間24は、枠31によって閉じられた形状に造形される。このため、造形物の表面には、凹凸が現れることなく意匠性を維持できる。
図4に示されるように、橋桁部21のスライスデータ30は、隙間24を有する層のスライスデータ30aと、隙間24を有しない層のスライスデータ30bとを備えている。隙間24を有する層のスライスデータ30aと、隙間24を有しない層のスライスデータ30bとは、一層毎交互に形成される。なお、スライスデータ30には、造形した三次元形状物の大きさが設計データと一致するように補正する輪郭線データを含む。輪郭線データを生成する際に隙間24を生成する。
橋桁部21の最下面を含む層の一層下をn層とする。n層は、橋台部22,23のみなので橋桁部21となる第1造形部32aを有さない造形部34からなる層である。(n+1)層は、橋桁部21の最下面を含む層であって隙間24を有する。各隙間24は、延長線Pを繋いだ境界線Bを縁部として橋台部22,23側に形成される。(n+2)層は、隙間24を有しない造形部33からなる層である。(n+3)層は、隙間24を有する造形部32からなる層である。(n+4)層は、隙間24を有しない造形部33からなる層である。(n+5)層は、隙間24を有する造形部32からなる層である。(n+6)層は、隙間24を有しない造形部33からなる層である。以降、橋桁部21を含む層は、同様に形成される。橋桁部21の最上面を含む層は、最下面を含む層と同様に隙間24を有する。
さて、光造形装置は、上記のスライスデータを基に三次元形状物を造形すると、橋桁部21と橋台部22,23との接続部25に隙間24が形成されているので、各層の硬化に伴って収縮がおきたとしても、架橋部分における変形を抑制することができる。これは、各層の硬化時に橋台部22,23の橋桁部21と接続している部分にのみ、橋桁部21側へ収縮する力が働くので、橋桁部21の下部分の橋台部22,23が変形する。なお、収縮とは、レーザ光の照射による熱や重合反応熱による熱収縮と、液体の樹脂が固体に変わるときに液体の密度より固体の密度が小さいことによる硬化収縮等を含む。そこで、この橋桁部21における収縮を隙間24によって分断することで変形を抑制している。よって、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を抑制でき、図5のような変形のない造形物となる。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)架橋構造を有する三次元形状物を造形する際に、橋台部22,23と橋桁部21との接続部25の一部に隙間24を形成する。このため、架橋構造を有する三次元形状物を造形する際に、各層の硬化に伴って収縮が発生したとしても、隙間24によって収縮が抑制される。よって、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を抑制できる。
(2)積層方向に間隔を置いて隙間24を形成する。このため、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を隙間によって抑制しつつ、間隔を置いて隙間24を形成するので強度を持たせることができる。
(3)積層される同一層における橋桁部21の奥行き方向に亘って隙間24を形成する。橋桁部21の同一層は、奥行き方向において各層の硬化時に同じように収縮によって変形する。このため、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を抑制できる。
(4)橋台部22,23と橋桁部21とによって形成される角26の積層方向における角26の延長線上の一部に隙間24を形成する。橋台部22,23と橋桁部21とによって形成される角26の積層方向における角26の延長線上は、各層の硬化時の収縮によって顕著に変形する。このため、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を更に抑制できる。
(5)橋桁部21の最上面を含む層及び最下面を含む層の少なくとも一方に隙間24を形成する。橋台部22,23と橋桁部21との接続部分である最上面と最下面とは、各層の硬化時の収縮によって顕著に変形する。このため、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を更に抑制できる。
(6)照射されるレーザ光の直径よりも大きく隙間24を形成する。このため、造形物が収縮する際に、収縮が伝達されることを十分に抑制できる。よって、架橋構造を有する三次元形状物の各層の硬化時における変形を更に抑制できる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態では、制御装置10を制御部としてスライスデータ及び輪郭線データを生成したが、光造形装置とは異なる外部装置を制御部としてスライスデータ及び輪郭線データの少なくとも一方を生成してもよい。
・上記実施形態では、輪郭線データを生成する際に隙間24を生成したが、スライスデータを生成する際に隙間24を生成してもよい。
・上記実施形態では、隙間24の幅Wをレーザ光の照射によって光硬化性材料が硬化する硬化幅よりも大きくした。しかしながら、変形の抑制が可能であれば、レーザ光の照射によって光硬化性材料が硬化する硬化幅よりも小さくてもよい。
・上記実施形態では、橋桁部21の最上面を含む層及び最下面を含む層に隙間24を形成したが、いずれか一方のみでもよく。また、いずれの層にも隙間24を形成しなくてもよい。
・上記実施形態では、各隙間24を、延長線Pを繋いだ境界線Bを縁部として橋台部22,23側に形成した。しかしながら、各隙間24を、延長線Pを繋いだ境界線Bを縁部として橋桁部21側に形成してもよい。また、隙間24の位置は、橋桁部21と橋台部22,23との接続部25であればどこでもよい。
・上記実施形態では、各橋台部22,23に対する接続部25の隙間24を同一層に形成した。しかしながら、各橋台部22,23に対する接続部25の隙間24を異なる層に形成してもよい。
・上記実施形態では、同一層における橋桁部21の奥行方向に亘って隙間24を形成した。しかしながら、同一層において隙間24を分断してもよい。
・上記実施形態では、隙間24を有する層と隙間24を有しない層とを交互に形成した。しかしながら、隙間24を有する層と隙間24を有しない層とを複数層毎に並べてもよく、隙間24を有する層と隙間24を有しない層とを不規則に並べてもよい。
・上記実施形態では、橋桁部21の上面よりも突出する橋台部22,23を有する架橋構造において説明した。しかしながら、橋桁部21の上面よりも突出しない橋台部を有する架橋構造においても同様に効果が得られる。
・上記実施形態では、光線によって光硬化性材料を硬化させる点描方式の光造形装置に本発明を適用した。しかしながら、点描方式の光造形装置に代えて、面露光によって光硬化性材料を硬化させる面露光方式の光造形装置に本発明を適用してもよい。面露光方式の光造形装置は、光源として高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ、低圧水銀ランプやその他のレーザ光以外の光を発射するランプやLEDを用いる。面露光方式の光造形装置は、光源と光硬化性樹脂の造形面との間に、微小ドットエリアでの遮光及び透光が可能な微小液晶シャッターを多数面状に配置した液晶描画マスク、または複数のデジタルマイクロミラーシャッターを面状に配置した面状描画マスクを配置する。面露光方式の光造形装置は、面状描画マスクを介して光硬化性樹脂の造形面に光を照射して所定の断面形状パターンを有する光硬化樹脂層を順次積層させて三次元形状物を造形する。
10…制御装置、11…液槽、12…レーザ、13…スキャナ、15…昇降テーブル、16…テーブル駆動装置、17…リコータ、18…リコータ駆動装置、21…橋桁部、22,23…橋台部、24…隙間、25…接続部、26…角、30,30a,30b…スライスデータ、31…枠、32,33,34…造形部、32a…第1造形部、32b…第2造形部、32c…第3造形部、B…境界線、P…延長線、S…造形物、W…幅。

Claims (8)

  1. 光硬化性材料に選択的に光を照射して前記光硬化性材料を一層ずつ硬化させることによって三次元形状物を造形する光造形方法において、
    橋台部と橋桁部とが接続された架橋構造を有する三次元形状物を造形する際に、前記橋台部と前記橋桁部との接続部の一部に隙間を形成し、
    前記隙間は、積層される同一層における前記橋桁部の積層方向と直交し、且つ前記橋台部に沿う方向である奥行き方向に形成する
    ことを特徴とする光造形方法。
  2. 請求項1に記載の光造形方法において、
    前記隙間は、積層方向に間隔を置いて形成する
    ことを特徴とする光造形方法。
  3. 請求項1又は2に記載の光造形方法において、
    前記隙間は、前記奥行き方向に亘って形成する
    ことを特徴とする光造形方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の光造形方法において、
    前記隙間は、前記橋台部と前記橋桁部とによって形成される角から積層方向に延長した延長線上の一部に形成する
    ことを特徴とする光造形方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の光造形方法において、
    前記隙間は、前記橋桁部の最上面を含む層及び最下面を含む層の少なくとも一方に形成する
    ことを特徴とする光造形方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の光造形方法において、
    前記光は、光線であって、
    前記隙間は、前記光線の照射によって前記光硬化性材料が硬化する硬化幅よりも大きく形成する
    ことを特徴とする光造形方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の光造形方法を行う制御部を備える
    ことを特徴とする光造形装置。
  8. 光硬化性材料に選択的に光を照射して前記光硬化性材料を一層ずつ硬化させることによって三次元形状物を造形する光造形に用いるデータを制御部によって生成する生成プログラムであって、
    前記制御部を、橋台部と橋桁部とが接続された架橋構造を有する三次元形状物の設計データに基づき、前記橋台部と前記橋桁部との接続部の一部に隙間を生成する変換部として機能させ
    前記隙間は、積層される同一層における前記橋桁部の積層方向と直交し、且つ前記橋台部に沿う方向である奥行き方向に生成される
    ことを特徴とする生成プログラム。
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