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JP6019539B2 - パイプ用カプラ - Google Patents

パイプ用カプラ Download PDF

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JP6019539B2
JP6019539B2 JP2014091145A JP2014091145A JP6019539B2 JP 6019539 B2 JP6019539 B2 JP 6019539B2 JP 2014091145 A JP2014091145 A JP 2014091145A JP 2014091145 A JP2014091145 A JP 2014091145A JP 6019539 B2 JP6019539 B2 JP 6019539B2
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キム、サンニョル
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ヨンナム メタル カンパニー リミテッド
ヨンナム メタル カンパニー リミテッド
ショーボンドカップリング株式会社
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Description

本発明は、気密と水密を要する2つのパイプを長さ方向に連結するパイプ用カプラに関し、ケーシングの内壁とスリーブとの間に設けられるグリップリングの端部が、ケーシングの内壁を食い込んで損傷ケーシングが損傷することを防止したパイプ用カプラに関する。
より詳しくは、本発明は、合成樹脂などからなるケーシングを用いてカプラを構成することにおいて、グリップリングの外周端部がケーシングの内壁を食い込んでケーシングが損傷することを防止できるように、グリップリングとケーシング内壁との間に侵食防止リングを設けたパイプ用カプラに関する。
一般に、パイプクランプ又はカプラは、ボルト締結力によって2つのパイプを連結するもので、水密や気密が必要な連結部位に用いられるカプラは、内部にゴム材質のスリーブを設けて、連結部位に管体内の流体又は気体が流出することを防止している。
特に、高圧パイプの連結に用いられるカプラの場合、パイプの内部圧力がパイプの長さ方向に脱離作用を行うため、溝が形成されたグリップリングを内部に設けることで、圧力によってパイプが長さ方向に離脱することを防止している。
このようなカプラに関連する技術として、下記のような特許文献1乃至4がある。
このようなカプラは、ボルトの締結力がパイプの外周面方向、すなわち、長さ方向と垂直方向で作用することに対して、グリップリングは、パイプ長さ方向で45゜程度の方向に作用することにより、長さ方向に押されるパイプを直接固定させるものである。
前記カプラは、締結過程において、ボルト締結で内部空間が縮小される。それで、前記カプラ内側に装着したグリップリングも、一側が開口したC字状に形成することにより、カプラボルトの締結に際して、直径の縮小が容易になされるようにする。
しかし、前記過程においては、ボルト締結により、弾性材質のスリーブがパイプに圧着しながら、一部が両端部に膨脹するようになり、このようなスリーブの膨脹は、スリーブの端部に接して設けられているグリップリングに伝達される。この際、膨脹されるスリーブの一部は、グリップリングの内側に形成された溝間に組み込んで、グリップリングがスリーブ端部面に沿って摺動することを強く制限することになる。
このように、グリップリングとスリーブ端部との間の係止部分で抵抗が発生すると、カプラの締結において、より強いボルト締結力を要求することになり、強い締結力によって、グリップリングの直径が縮小されることで、グリップリングの溝に嵌入したスリーブの突出部分が破損するという問題がある。また、一定時間が経過すると、カプラの締結力と移送される流体の耐圧が作用して、スリーブがグリップリングの溝に食い込んで固定した状態となり、このような状態でカプラを分離すると、グリップリングとスリーブがくっついて分離されず、分離されたとしても、グリップリングの溝部分に嵌入したスリーブの一部分が引き裂かれるという問題がある。
このような問題点を解消するための技術として、下記の特許文献1がある。
図5〜図8に示しているように、カプラ100のケーシング110の内側にスリーブ120を設け、スリーブの端部には、その一側に、切断部130cと複数の切開溝130gとを備えたグリップリング130を設け、グリップリング130の切断部130cが、図8(b)のように縮まったとき、切開溝130gの両端が互いにくっついて切開溝130gが閉塞することになり、もって、切開溝130gにスリーブの一部が嵌入することを防止する。ところが、このような従来のカプラは、グリップリングの切開溝130gにスリーブが一部突出して嵌入することを防止する効果はあるものの、図6及び図7に示しているように、グリップリング130の端部がケーシング110の内壁を食い込んでケーシングが損傷するという不都合がある。
特に、船舶や車両などに設置されたパイプの連結において、このようなカプラを使用する場合、車両や船舶の移動で発生する振動により、グリップリング130が逐次ケーシング110の内壁を食い込んでケーシングが損傷することにより、パイプの内部に流れる流体が漏出する虞もある。
大韓民国特許登録第0983087号 日本特開2007−225094 日本特開2009−133446 日本特開2000−179761
本発明は、前記のような従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ケーシングの内壁とスリーブとの間に設けられるグリップリングの端部が、ケーシングの内壁を食い込んでケーシングが損傷することを防止したパイプ用カプラを提供することにある。
より詳しくは、本発明は、合成樹脂などからなるケーシングを用いてカプラを構成することにおいて、グリップリングの外周端部がケーシングの内壁を食い込んでケーシングが損傷することを防止するため、グリップリングとケーシング内壁との間に侵食防止リングを設けたパイプ用カプラを提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明は、弾性を有するスリーブの両端とケーシングの両端内壁との間に、複数の切開溝を有するグリップリングを備えたパイプ用カプラにおいて、
前記グリップリングの外側とケーシングの両端内壁との間に、グリップリングの外周端部がケーシングの内壁に食い込まないように、グリップリングの縁部を取り囲む侵食防止リングを設けることを特徴とする。
また、本発明のカプラを構成する侵食防止リングは、前記スリーブの端部外周面を取り囲む内壁保護部と、前記内壁保護部と直角に折り曲げられて、グリップリングの外周端部を取り囲む端鍔保護部とからなることが望ましく、前記端鍔保護部は、内壁保護部に複数の切開溝を形成した後、内側に曲げて形成する。
また、前記侵食防止リングは、一部を切開して開口部が形成されている開放した円状であることが望ましい。
本発明によると、グリップリングの縁端部とケーシングが接触する面に侵食防止リングを設けることにより、グリップリングの外周端部がケーシングの内壁を食い込まないようにできるという効果がある。
図1は、本発明によるカプラの一例を示す分解斜視図である。 図2は、本発明によるカプラの一例を示す断面図である。 図3は、本発明によるカプラに設けられた侵食防止リングの一例を示す斜視図である。 図4は、図2におけるA部分の拡大図である。 図5は、従来のカプラを示す分解斜視図である。 図6は、従来のカプラを示す断面図である。 図7は、図6におけるB部分の拡大図である。 図8は、従来グリップリングの作動状態を示す平面図である。
以下では、本発明を添付の図面と共に、詳しく説明することにする。
本発明は、グリップリングの端部がケーシングの内壁を食い込まないようにしてケーシングの損傷を防止するものであって、このためには、侵食防止リング1を備えている。
このような侵食防止リング1を備えたパイプ連結用カプラは、2つのパイプ200の対向する端部の間に挟み込まれ、流体の漏出を防止するスリーブ120と、前記スリーブ120を支持するためのケーシング110とを含む。これらの構成要素は、従来のカプラを構成するものと同一・類似しているが、本発明の理解のために説明すると、下記の通りである。
前記スリーブ120は、図1及び図2に示しているように、内面に螺旋状又は円環状で凹凸が形成されており、外周面にしわが形成されたパイプ200にも設置可能であり、また、前記ケーシング110がその外部に設置されて、ケーシングを固定ボルトで締め付けて組み立てることにより、パイプの外周面に密着される。
前記ケーシング110は、両端に端鍔111が形成され、半円状の弧形内面が形成された二つをヒンジ結合してなされたものであって、ヒンジ固定部の反対側には、固定ボルトが締結されるボルト固定孔が形成されており、固定ボルトが締結されることにより、内面が前記スリーブ120を加圧して、パイプに密着されるようにする。
このように固定ボルトが締結される過程において、スリーブ120が長さ方向に拡張されると、スリーブがパイプとケーシングとの間に気密に密着できないので、このような拡張を防止するために、ケーシングの両端には、端鍔111が形成されている。
また、このようなケーシング110の端鍔111は、パイプ200の外周面に近く隣接して密着され、このように設置されたケーシングの端鍔とパイプとの間にスリーブ120が押されないようにするための部材であって、パイプに圧力が作用すると離脱しないように45゜程度の角度で作用可能な部材として、グリップリング130を備えている。
前記グリップリング130は、円環状にすることができるが、ケーシングを設置する過程において、ケーシングへのボルト締結により内部空間が縮小され、これに伴い、グリップリング130も縮小され、直径も小さくなるべきであるので、一側が開放したC字状に形成されており、ケーシングの内径が小径となることにつれ、この過程で生じる捻れることを防止するために、内側に複数の切開溝を形成した。これにより、グリップリング130は、設置前には、“C”字状に一側が開放した環状をしているが、設置後は、円環状を成すことになり、内側に形成された切開溝が狭められるようになる。
このように構成されたカプラ100は、前述したように、グリップリング130の外周端部がケーシング110の端部内壁、すなわち、ケーシング本体部と端鍔111との間の内側角部分に対向した状態で設置され、この状態で、ケーシング110に固定ボルトを締め付ける場合、グリップリング130の外周端部がケーシング110の内壁に食い込まれるようになる。
特に、ケーシング110が合成樹脂などのような材質からなり、船舶や自動車などに設置されるパイプの連結にカプラを用いた場合、頻繁な振動によって、グリップリング130の外周端部がケーシング110の内壁を摩滅させて、ケーシングが損傷又は破損して、流体漏出の虞がある。
それで、前述したように、グリップリング130の外周端部がケーシング110の内壁を摩滅しないようにするため、侵食防止リング1を設置している。
前記侵食防止リング1は、図2及び図4に示しているように、ケーシング110の両端の端鍔111の内部に設けられ、グリップリング130の外周端部がケーシング110と接触しないようにする。
このような侵食防止リング1は、図3に示しているように、スリーブ120の端部の外周面を取り囲むように、ケーシング110の内壁とスリーブ120の外壁との間に挟み込まれる内壁保護部1iと、前記内壁保護部1iと直角に折り曲げられて、グリップリング130の外周端部とケーシング110の端鍔との間に位置する端鍔保護部1eとからなる。
前述したように、ケーシング110の内部に設けられる構成要素は、ケーシングの組立過程において締め付けられる固定ボルトの締結によって縮小されるべきであり、これにより、前記侵食防止リング1も、一側が開放し、開口部1cが形成された円状をなしている。すなわち、正面視において、円形のリング状を成し、一側を開放して“C”字状を成している。
また、前記内壁保護部1iと端鍔保護部1eは、連続して形成することができるが、ケーシング110が締められて縮小される過程において、端鍔保護部1eが歪んで不規則な面を成すことがあるので、図3に示しているように、複数の切開溝1gを形成している。
すなわち、前記侵食防止リング1における前記端鍔保護部1eは、内壁保護部1iに複数の切開溝1gを形成した後、内側に曲げて形成される。
このように構成された本発明によるカプラは、図2に示しているように、前記侵食防止リング1が、ケーシング110の端鍔111とグリップリング130の外周端部との間に設置されることにより、グリップリング130の外周端部が、ケーシング110の内壁に食い込むか、内壁を摩滅することを防止する。
1 侵食防止リング
1c 開口部
1g 切開溝
1e 端鍔保護部
1i 内壁保護部
100 カプラ
110 ケーシング
111 端鍔
120 スリーブ
130 グリップリング
200 パイプ

Claims (2)

  1. 弾性を有するスリーブの両端とケーシングの両端内壁との間に、複数の切開溝を有するグリップリングを備えたパイプ用カプラにおいて、
    前記グリップリングの外側とケーシングの両端内壁との間に、グリップリングの外周端部がケーシングの内壁に食い込まないように、グリップリングの縁部を取り囲む侵食防止リングを設け、
    前記侵食防止リングは、前記スリーブの端部外周面を取り囲む内壁保護部と、前記内壁保護部と直角に折り曲げられて、グリップリングの外周端部を取り囲む端鍔保護部とからなることを特徴とするパイプ用カプラ。
  2. 前記侵食防止リングは、一部を切開して開口部が形成されている開放した円状であることを特徴とする請求項1に記載のパイプ用カプラ。
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