[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP6004813B2 - プリント装置の制御方法、連続シートおよびプリント装置 - Google Patents

プリント装置の制御方法、連続シートおよびプリント装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6004813B2
JP6004813B2 JP2012169221A JP2012169221A JP6004813B2 JP 6004813 B2 JP6004813 B2 JP 6004813B2 JP 2012169221 A JP2012169221 A JP 2012169221A JP 2012169221 A JP2012169221 A JP 2012169221A JP 6004813 B2 JP6004813 B2 JP 6004813B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
singular part
continuous sheet
unit
sheet
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012169221A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014028438A (ja
Inventor
太智 渡邉
太智 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012169221A priority Critical patent/JP6004813B2/ja
Publication of JP2014028438A publication Critical patent/JP2014028438A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6004813B2 publication Critical patent/JP6004813B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

本発明は、連続シートに複数の画像をプリントする技術に関する。
プリント用の連続シートには、シート製造過程で意図せずして生まれた、シートの特性が部分的に異なる領域である特異部が存在することがある。このような特異部が存在する領域に画像のプリントを行なうと、その画像は良質な成果物にならない。
この問題を解決するために、特許文献1では、特異部の存在をセンサによって直接的に検知して、特異部が存在する部分はプリントせずにシートを所定長搬送することで特異部部位へのプリントを回避する技術が開示されている。
特開昭61−64477号公報
特許文献1に開示された技術では、長尺の画像のプリントを行なう場合、特異部を検知するセンサからプリントを行なうプリント部までの長さよりもプリントしようとする画像が長い場合は、不要なプリントを回避できないことがある。すなわち、長尺画像のプリントを開始してからプリント予定領域の特異部の存在を検知してしまうことがある。すると、特異部を検知する前にプリントした部分は廃棄することになるため、インクやシートを無駄にしてしまう。また、長尺でない画像をプリントする場合においても、極めて速い速度でシートを搬送するような場合、特異部を直接的に検知してからでは特異部の回避処理が間に合わないような場合もある。
本発明は以上の点を鑑みてなされたものであり、特異部があるシートを使用してプリントを行なう場合にも、シートを有効利用することができるプリント方法を提供することを目的とする。
そのために本発明では、連続シートにスケジュールに従って複数の画像をプリントするプリント装置の制御方法であって、続シートに存在する特異部までの距離に関する情報を取得し、取得された前記情報に基づいて、前記連続シートの特異部を示すマークを読取部により読み取る前に、前記特異部の位置を特定し、特定された前記特異部の位置に基づいて、前記特異部を示すマークを前記読取部により読み取る前に、前記特異部を避けて画像をプリントするように前記スケジュールを設定することを特徴とする。
以上の構成によれば、特異部の相対的距離情報に基づいてプリントを行なうことにより、特異部のある場所が判明し、シートを有効利用することができる。
実施形態のプリント装置の内部構成を示す断面の概略図である。 制御部の概念を示すブロック図である。 特異部および特異部予告マークの例を示す模式図である。 プリントの流れを示すフローチャートである。 位置情報からスケジュールの設定を示すフローチャートである。 位置情報からスケジュールの設定を示すフローチャートである。
以下に図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
以下、インクジェット方式を用いたプリント装置の実施形態を説明する。実施形態のプリント装置は、長尺で連続したプリント用のシート(搬送方向において繰り返しのプリント単位(1ページあるいは単位画像という)の長さよりも長い連続シート)を使用し、片面プリントおよび両面プリントの両方に対応した高速ラインプリンタである。例えば、プリントラボ等における大量の枚数のプリントの分野に適している。なお、本明細書では、1つのプリント単位(1ページ)の領域内に複数の小さな画像や文字や空白が混在していたとしても、当該領域内に含まれるものをまとめて1つの単位画像という。つまり、単位画像とは、連続したシートに複数のページを順次プリントする場合の1つのプリント単位(1ページ)を意味する。なお、単位画像といわずに単に画像という場合もある。プリントする画像サイズに応じて単位画像の長さは異なる。例えばL版サイズの写真ではシート搬送方向の長さは135mm、A4サイズではシート搬送方向の長さは297mmとなる。本発明はプリンタ、プリンタ複合機、複写機、ファクシミリ装置、各種デバイスの製造装置など、インクを用いて乾燥が必要なプリント装置に広く適用可能である。
図1は、実施形態のプリント装置の内部構成を示す断面の概略図である。実施形態のプリント装置は、ロール状に巻かれたシートを用いて、シートの第1面と第1面の背面側の第2面に両面プリントすることが可能となっている。プリント装置内部には、大きくは、シート供給部1、デカール部2、斜行矯正部3、プリント部4、検査部5、カッタ部6、情報記録部7、乾燥部8、反転部9、排出搬送部10、ソータ部11、排出部12、制御部13の各ユニットを備える。排出部12はソータ部11を含んで排出処理を行なうユニットを指す。シートは、図中の実線で示したシート搬送経路に沿ってローラ対やベルトからなる搬送機構で搬送され、各ユニットで処理がなされる。なお、シート搬送経路の任意の位置において、シート供給部1に近い側を「上流」、その逆側を「下流」という。
シート供給部1は、ロール状に巻かれた連続シートを保持して供給するためのユニットである。シート供給部1は、2つのロールR1、R2を収納することが可能であり、択一的にシートを引き出して供給する構成となっている。なお、収納可能なロールは2つであることに限定はされず、1つ、あるいは3つ以上を収納するものであってもよい。また、連続したシートであれば、ロール状に巻かれたものに限らない。例えば、単位長さごとのミシン目が付与された連続したシートがミシン目ごとに折り返されて積層され、シート供給部1に収納されるものでもよい。
斜行矯正部3とでカール部2の間には、特異部検知センサ17(検知部)が設けられており、シート供給部1から供給される連続シートの特性が部分的に異なる領域である特異部を識別する特異部マークおよび特異部予告マークの読み取りを行なう。特異部の詳細については後述する。
デカール部2は、シート供給部1から供給されたシートのカール(反り)を軽減させるユニットである。デカール部2では、1つの駆動ローラに対して2つのピンチローラを用いて、カールの逆向きの反りを与えるようにシートを湾曲させて通過させることでデカール力を作用させてカールを軽減させる。
斜行矯正部3は、デカール部2を通過したシートの斜行(本来の進行方向に対する傾き)を矯正するユニットである。基準となる側のシート端部をガイド部材に押し付けることにより、シートの斜行が矯正される。斜行矯正部3では、搬送されるシートにループが形成される。
プリント部4は、搬送されるシートに対して上方からプリントヘッド14によりシート上にプリント処理を行なって画像を形成するシート処理部である。つまり、プリント部4はシートに所定の処理を行なう処理部である。プリント部4は、シートを搬送する複数の搬送ローラも備えている。プリントヘッド14は、使用が想定されるシートの最大幅をカバーする範囲でインクジェット方式のノズル列が形成されたライン型プリントヘッドを有する。プリントヘッド14は、複数のプリントヘッドが搬送方向に沿って平行に並べられている。本例ではC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、LC(ライトシアン)、LM(ライトマゼンタ)、G(グレー)、K(ブラック)の7色に対応した7つのプリントヘッドを有する。なお、色数およびプリントヘッドの数は7つには限定はされない。インクジェット方式は、発熱素子を用いた方式、ピエゾ素子を用いた方式、静電素子を用いた方式、MEMS素子を用いた方式等を採用することができる。各色のインクは、インクタンクからそれぞれインクチューブを介してプリントヘッド14に供給される。
検査部5は、プリント部4でシートにプリントされた検査パターンや画像をスキャナによって光学的に読み取って、プリントヘッドのノズルの状態、シート搬送状態、画像位置等を検査して画像が正しくプリントされたかを判定するためのユニットである。スキャナはCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサを有する。
カッタ部6は、プリント後のシートを所定長さに切断する機械的なカッタ18を備えたユニットである。カッタ部6はさらに、シート上に記録されているカットマークを光学的に検出するカットマークセンサとシートを次工程に送り出すための複数の搬送ローラも備えている。カッタ部6の近傍にはゴミ箱19が設けられている。ゴミ箱19は、カッタ部6で切り落とされゴミとして排出される小さなシート片を収容するものである。カッタ部6には、切断したシートをゴミ箱19に排出するか、本来の搬送経路に移行させるかの振り分け機構が設けられている。
情報記録部7は、切断されたシートの非プリント領域にプリントのシリアル番号や日付などのプリント情報(固有の情報)を記録するユニットである。記録はインクジェット方式、熱転写方式などで文字やコードをプリントすることで行なわれる。情報記録部7の上流側且つカッタ部6の下流側には、切断されたシートの先端エッジを検知するセンサ21が設けられている。センサ21の検知タイミングに基づいて情報記録部7で情報記録するタイミングが制御される。
乾燥部8は、プリント部4でプリントされたシートを加熱して、付与されたインクを短時間に乾燥させるためのユニットである。乾燥部8の内部では通過するシートに対して少なくとも下面側から熱風を付与してインク付与面を乾燥させる。なお、乾燥方式は熱風を付与する方式に限らず、電磁波(紫外線や赤外線など)をシート表面に照射する方式であってもよい。
以上のシート供給部1から乾燥部8までのシート搬送経路を第1経路と称する。第1経路はプリント部4から乾燥部8までの間にUターンする形状を有し、カッタ部6はUターンの形状の途中に位置している。
反転部9は両面プリントを行う際に表面プリントが終了した連続シートを一時的に巻き取って表裏反転させるためのユニットである。反転部9は、乾燥部8を通過したシートを再びプリント部4に供給するための、乾燥部8からデカール部2を経てプリント部4に到る経路(ループパス)(第2経路と称する)の途中に設けられている。反転部9はシートを巻き取るための回転する巻取回転体(ドラム)を備えている。表面のプリントが済んで切断されていない連続シートは巻取回転体に一時的に巻き取られる。巻き取りが終わったら、巻取回転体が逆回転して巻き取り済みシートは巻き取りのときとは逆順に送り出されてデカール部2に供給され、プリント部4に送られる。このシートは表裏反転しているのでプリント部4で裏面にプリントを行うことができる。シート供給部1を第1のシート供給部とすると、反転部9は第2のシート供給部とみなすことができる。両面プリントのより具体的な動作については後述する。
排出搬送部10は、カッタ部6で切断され乾燥部8で乾燥させられたシートを搬送して、ソータ部11までシートを受け渡すためのユニットである。排出搬送部10は、反転部9が設けられた第2経路とは異なる経路(第3経路と称する)に設けられている。第1経路を搬送されてきたシートを第2経路と第3経路のいずれか一方に選択的に導くために、経路の分岐位置(「排出分岐位置」と呼ぶ。)には可動フラッパを有する経路切替機構が設けられている。
ソータ部11を含む排出部12は、シート供給部1の側部で且つ第3経路の末端に設けられている。ソータ部11は必要に応じてプリント済みシートをグループ毎に仕分けるためのユニットである。仕分けられたシートは排出部12が有する複数のトレイに排出される。このように、第3経路はシート供給部1の下方を通過して、シート供給部1を挟んでプリント部4や乾燥部8とは逆側にシートを排出するレイアウトとなっている。
以上のように、シート供給部1から乾燥部8までが第1経路に順に設けられている。乾燥部8の先は第2経路と第3経路に分岐され、第2経路は途中に反転部9が設けられ反転部9の先は第1経路に合流する。第3経路の末端には排出部12が設けられている。
制御部13は、プリント装置全体の各部の制御を司るユニットである。制御部13は、CPU、記憶装置、各種制御部を備えたコントローラ、外部インターフェース、およびユーザが入出力を行なう操作部15を有する。プリント装置の動作は、コントローラまたはコントローラに外部インターフェースを介して接続されるホストコンピュータ等のホスト装置16からの指令に基づいて制御される。
図2は、実施形態の制御部13の概念を示すブロック図である。制御部13に含まれるコントローラ(破線で囲んだ範囲)は、CPU201、ROM202、RAM203、HDD204、画像処理部207、エンジン制御部208、個別ユニット制御部209から構成される。CPU201(中央演算処理部)はプリント装置の各ユニットの動作を統合的に制御する。ROM202はCPU201が実行するためのプログラムやプリント装置の各種動作に必要な固定データを格納する。RAM203はCPU201のワークエリアとして用いられたり、種々の受信データの一時格納領域として用いられたり、各種設定データを記憶させたりする。HDD204(ハードディスク)はCPU201が実行するためのプログラム、プリントデータ、プリント装置の各種動作に必要な設定情報を記憶読出することが可能である。操作部15はユーザとの入出力インターフェースであり、ハードキーやタッチパネルの入力部、および情報を提示するディスプレイや音声発生器などの出力部を含む。
高速なデータ処理が要求されるユニットについては専用の処理部が設けられている。画像処理部207は、プリント装置で扱うプリントデータの画像処理を行う。入力された画像データの色空間(たとえばYCbCr)を、標準的なRGB色空間(たとえばsRGB)に変換する。また、画像データに対し解像度変換、画像解析、画像補正等、様々な画像処理が必要に応じて施される。これらの画像処理によって得られたプリントデータは、RAM203またはHDD204に格納される。エンジン制御部208は、CPU201等から受信した制御コマンドに基づいてプリントデータに応じてプリント部4のプリントヘッド14の駆動制御を行なう。エンジン制御部208は更にプリント装置内の各部の搬送機構の制御も行なう。個別ユニット制御部209は、シート供給部1、デカール部2、斜行矯正部3、検査部5、カッタ部6、情報記録部7、乾燥部8、反転部9、排出搬送部10、ソータ部11、排出部12の各ユニットを個別に制御するためのサブコントローラである。CPU201による指令に基づいて個別ユニット制御部209によりそれぞれのユニットの動作が制御される。外部インターフェース205は、コントローラをホスト装置16に接続するためのインターフェース(I/F)であり、ローカルI/FまたはネットワークI/Fである。以上の構成要素はシステムバス210によって接続されている。
ホスト装置16は、プリント装置にプリントを行わせるための画像データの供給源となる装置である。ホスト装置16は、汎用または専用のコンピュータであってもよいし、画像リーダ部を有する画像キャプチャ、デジタルカメラ、フォトストレージ等の専用の画像機器であってもよい。ホスト装置16がコンピュータの場合は、コンピュータに含まれる記憶装置にOS、画像データを生成するアプリケーションソフトウェア、プリント装置用のプリンタドライバがインストールされる。なお、以上の処理の全てをソフトウェアで実現することは必須ではなく、一部または全部をハードウェアによって実現するようにしてもよい。
次に、プリント時の基本動作について説明する。プリントは、片面プリントモードと両面プリントモードとでは動作が異なるので、それぞれについて説明する。
片面プリントモードでは、シート供給部1から供給され、デカール部2、斜行矯正部3でそれぞれ処理されたシートは、プリント部4において表面(第1面)のプリントがなされる。長尺の連続シートに対して、搬送方向における所定の単位長さの画像(単位画像)を順次プリントして複数の画像を並べて形成していく。プリントされたシートは検査部5を経て、カッタ部6において単位画像ごとに切断される。切断されたカットシートは、必要に応じて情報記録部7でシートの裏面にプリント情報が記録される。そして、カットシートは1枚ずつ乾燥部8に搬送され乾燥が行なわれる。その後、排出搬送部10を経由して、ソータ部11の排出部12に順次排出され積載されていく。一方、最後の単位画像の切断でプリント部4の側に残されたシートはシート供給部1に送り戻されて、シートがロールR1またはR2に巻き取られる。このように、片面プリントにおいては、シートは第1経路と第3経路を通過して処理され、第2経路は通過しない。
一方、両面プリントモードでは、表面(第1面)プリントシーケンスに次いで裏面(第2面)プリントシーケンスを実行する。最初の表面プリントシーケンスでは、シート供給部1から検査部5までの各ユニットでの動作は上述の片面プリントの動作と同じである。カッタ部6では切断動作は行わずに、連続シートのまま乾燥部8に搬送される。乾燥部8での表面のインク乾燥の後、排出搬送部10の側の経路(第3経路)ではなく、反転部9の側の経路(第2経路)にシートが導かれる。第2経路においてシートは、順方向(図面では反時計回り方向)に回転する反転部9の巻取回転体に巻き取られていく。プリント部4において、予定された表面のプリントが全て終了すると、カッタ部6にて連続シートのプリント領域の後端が切断される。切断位置を基準に、搬送方向下流側(プリントされた側)の連続シートは乾燥部8を経て反転部9でシート後端(切断位置)まで全て巻き取られる。一方、反転部9での巻取りと同時に、切断位置よりも搬送方向上流側(プリント部4の側)に残された連続シートは、シート先端(切断位置)がデカール部2に残らないように、シート供給部1に送り戻されて、シートがロールR1またはR2に巻き取られる。この送り戻し(バックフィード)によって、以下の裏面プリントシーケンスで再び供給されるシートとの衝突が避けられる。
上述の表面プリントシーケンスの後に、裏面プリントシーケンスに切り替わる。反転部9の巻取回転体が巻き取り時とは逆方向(図面では時計回り方向)に回転する。巻き取られたシートの端部(巻き取り時のシート後端は、送り出し時にはシート先端になる)は、図の破線の経路に沿ってデカール部2に送り込まれる。デカール部2では巻取回転体で付与されたカールの矯正がなされる。つまり、デカール部2は第1経路においてシート供給部1とプリント部4の間、ならびに第2経路において反転部9とプリント部4の間に設けられて、いずれの経路においてもデカールの働きをする共通のユニットとなっている。シートの表裏が反転したシートは、斜行矯正部3を経て、プリント部4に送られて、シートの裏面にプリントが行なわれる。プリントされたシートは検査部5を経て、カッタ部6において予め設定されている所定の単位長さ毎に切断される。カットシートは両面にプリントされているので、情報記録部7での記録はなされない。カットシートは1枚ずつ乾燥部8に搬送され、排出搬送部10を経由して、ソータ部11の排出部12に順次排出され積載されていく。このように、両面プリントにおいてシートは第1経路、第2経路、第1経路、第3経路の順に通過して処理される。
次に、連続シートに存在する特異部について詳細に説明をする。特異部とは、連続シートの特性が部分的に異なる領域であり、例えば汚れ、穴、傷、シートとシートの接続部、折れ、破れ、異物混入、変色、厚みの不均一、きょう雑物等が存在する領域のことをいう。
特異部を識別する特異部マークは、シート上の特異部に対して誤差を見込んだ前後所定の範囲内に記録され、当該個所に特異部が存在することを意味するマークである。特異部マークは、シートを製造する際に予め記録されたものであり、実施形態のプリント装置によって記録されるわけではない。特異部マークは、特異部検知センサ17で検知可能なものであればよく、単純な矩形、バーコード、QRコード(登録商標)、特定の図形、文字等である。特異部マークは特異部の位置を示す情報として記録される。
特異部位置までの相対距離を示す情報(特異部予告マーク)は、シートの途中に記録されたもの、シートの先頭部にまとめて記録されたもの等、特異部検知センサ17により読み取ることができるものであればよい。また、連続シート自体でなくシートが梱包されるパッケージに情報がまとめて記録され、ユーザがホスト装置に入力する形態であってもよい。更に、情報がまとめて記録されたメモリカードのような記録媒体をシートに付属させてユーザがホスト装置に入力する形態であってもよい。ホスト装置に入力された情報を読み出すことで情報が取得される。
図3は、特異部および特異部予告マークの例を示す模式図である。例えば、特異部予告マークは必ずしもそれ自体が特異部となるとは限らず、図3(a)に示すように、特異部予告マークが不可視のインク等によって記録されていてもよい。また、図3(b)に示すようシートの両サイド(点線より外側)が元々成果物に含まれない予備領域であってもよい。また、特異部予告マークがプリント範囲に可視のインクを用いて記録されるような場合も、図3(c)に示すように、特異部マーク602と、特異部予告マーク602を配置することで、特異部マークによる不要な特異部の増加は回避できる。この場合は、搬送方向の一か所において特異部マークと次の特異部の情報を示す特異部予告マークを兼ねたマーク604があるとみなせるため、それぞれを結合した図形でなく専用マークであってもよい。特異部予告マークは次の特異部位置までの相対距離を情報として持つが、それ以外にもたとえば特異部マークの前に複数の特異部予告マークがあるようなケースでは、次の特異部予告マークまでの相対距離も情報として含んでもよい。なお、特異部予告マークを元にした特異部位置は、搬送距離の誤差も加味しなければならないため、特異部マークを直接検知する場合より一般に精度が劣るが、その精度で十分な際は、必ずしもシートに特異部マークが記録されている必要はない。
次に、実施形態のプリントの流れを説明する。図4は、実施形態のプリント装置を用いたプリントの流れを示すフローチャートである。まず、ロールR1からシートの給紙を開始する(ステップS301)。次に、給紙されたシートの先端に記録された特異部予告マークを特異部検知センサ17により読み取り(ステップS302)、シートにおける最初の特異部位置情報をRAM203に記憶する(ステップS303)。そして、RAM203に記憶された特異部位置情報を利用して、プリントに関わる種々の処理を行う(ステップS304)。特異部位置情報の利用については後述する。
次に、それまで行ったプリント中に特異部検知センサ17によって前回の特異部予告マークより新しい特異部予告マークを検知しているかどうかを判断する(ステップS305)。検知していない場合はNOとなりS307に進み、検知していた場合はYESとなりS306に進む。
検知していた場合には、ステップS305の判断までに検知した特異部予告マークの情報を元に、次の特異部の特異部位置情報を更新する(ステップS306)。例えば、図3(a)および図3(b)に示すように成果物に影響のない特異部予告マークの場合は、特異部の前に複数の特異部予告マークが記録されている。そのため、ステップS306の更新は複数回行われ、記録装置が把握する特異部の位置が徐々に精度が上がっていく。あるいは図3(c)に示すように、特異部マークと同じ位置に特異部予告マークがある場合は、更新ごとに異なる次の特異部の位置情報に更新される。
そして、ステップS301で給紙開始したシートを用いた連続プリントが完了したかどうかを判断し(ステップS307)、完了せず継続的にプリントを行う場合はNOとなりステップS304に戻り、完了した場合はYESとなりステップS308へ進む。ステップS308では、シートを次回給紙する際にステップS301にて読み取るための特異部予告マークを、画像形成装置自身でシート先端となる位置へ記録し、巻き戻せるようカッタユニット110で記録した特異部予告マークより先端側をカットする。この時記録する特異部予告マークに含まれるべき情報は次の特異部位置までの相対距離であるので、最後に読み取った特異部予告マークに含まれる相対距離情報のままではなく、搬送距離を元に減算するなどして新しく算出した距離である。そして、シートをロールR1に巻き戻し(ステップS309)、プリントを完了する。
ここでは、ステップS302において必ず先頭で特異部予告マークを読み取れることを前提として、ステップS308における特異部予告マークを記録する例を挙げた。しかし、度々特異部予告マークがシート上に現れるなどして、給紙後最初に出現する特異部予告マークまでは次の特異部位置が不明で問題がないケースでは、画像形成装置自身による特異部予告マークの記録(ステップS308)が行われなくともよい。
次に、特異部位置情報の利用について説明をする。本発明は、特異部位置情報を利用して、プリントのスケジュールを設定し、そのスケジュールに従ってプリントするものである。
図5は、実施形態の特異部位置情報による第1のスケジュールの設定の流れを示すフローチャートである。ここでは、図4のステップS304に示す特異部位置情報の利用について詳細に説明をしている。特異部マークを直接的に検知して初めて分かるのではなく事前に、かつ精度よく分かることによって実行可能となる処理全般が適用可能である。
図5(a)は、1つ目の利用例として、長尺画像が特異部部位にかからずにプリントする流れを示している。
まず、次にプリントしようとしている画像が、長尺画像か否かを判定する(ステップS401)。また、既に特異部マークを検出しているか否かを判定する(ステップS402)。
本明細書において「長尺画像」とは、特異部検知センサ17からプリントヘッド14までの搬送路の長さより長いなどで、プリント開始後にプリント範囲に入る特異部マークを検知することなりうる画像をいう。すなわち、長尺画像は特異部マーク以外の手段によって特異部が特定されない限り、特異部が存在するところにプリントをすることなく、プリントを行うことができないことがある可能性があるものである。
次にプリントしようとする画像が長尺画像でない場合には、特異部がある場合には特異部を回避して記録を行い、特異部がない場合には通常の記録を行う(ステップS406)。また、すでに特異部マークを検知している場合には、同様にステップS406の処理を行なう。
一方、次にプリントしようとする画像が長尺画像であって、特異部マークを検知していない場合には、長尺画像を次の特異部が存在する領域にかかることなくプリントを行なうことができるか否かを判定する(ステップS403)。この判断は、最後に検知した特異部予告マークに記録されている特異部位置情報とそれまでの搬送距離を元に、次の特異部位置が分かるため、長尺画像を次の特異部が存在する領域にかかることなくプリントを行なうことができるか判断することができる。
特異部が存在する領域にかかることなくプリントを行なうことができる場合は、長尺画像の記録を行う(ステップS404)。一方、このまま長尺画像をプリントすると、特異部が存在する領域にかかる場合には、長尺画像のプリントを行なうことを回避する(ステップS405)。
図5(b)は、図5(a)のステップS405の詳細なプリントの流れを示している。
まず、長尺画像以外のプリント予定の画像のうち、予告された次の特異部位置までの間にプリントを行なうことができる画像があるか否かを判定する(ステップS411)。プリントを行なうことができる画像がある場合には、その画像のプリントを行ない(ステップS312)、特異部マークの直後から長尺画像のプリントを行なう(ステップS414)。一方、プリントを行なうことができる画像がない場合には、特異部マークまで何もプリントしないでシート送りを行ない(ステップS413)、特異部マークの直後から長尺画像のプリントを行なう(ステップS414)。
図5に示すプリント処理の例では、特異部マークの直接的な検知では原理的に回避することができない不要なプリントを回避する処理を説明した。この処理では、たとえ長尺画像でなくとも、特異部マークを検知してからでは特異部が存在する領域へプリントを回避することが間にあわないような超高速な画像形成装置においても適用することができる。
次に、図4のステップS304に示す特異部位置情報の他の利用について詳細に説明を行なう。
図6は、実施形態の特異部位置情報による第2のスケジュールの設定の流れを示すフローチャートである。ここでは、特異部マークや特異部予告マークを特異部検知センサで読み取るタイミングを、特異部予告マークからの特異部位置情報を元に限定する手法を示す。
まず、図4のステップS303にて説明をした、RAM203に記憶されたシートにおける最初の特異部位置情報を元に、特異部情報センサと特異部位置との相対距離を更新する(ステップS501)。そして、相対位置が0近辺であるかを判定し(ステップS502)、0近辺でなければNOとなりステップS501へ戻る。一方、0近辺であればステップS503へ進む。0近辺とみなす基準は、相対距離の精度や特異部情報センサが検知できる範囲によって適当に定めればよい。
0近辺であった場合、特異部検知センサの読み取り範囲(撮像範囲)に特異部マークが入っていることが保証されるため、シートの撮像を行う(ステップS503)。そして、ステップS503で撮像した画像を解析する(ステップS504)。画像の解析は、ステップS503の解析結果として検出される特異部マークの位置から特異部位置を特定し、既知となっていた特異部位置情報よりも精度の高い特異部位置情報を取得する。ここでの特異部マークの検出はステップS402における検出と同等であるため、その後の処理は一般的な処理ステップS406に進む。
図6に示す利用の流れは、特異部検知センサを用いて特異部マークを撮像する例を挙げたが、特異部予告マークに関する相対位置情報が同様に利用可能であれば、検知対象が特異部予告マークであっても同様である。また、エリアセンサで撮像する例として挙げたが、ラインセンサの場合も、スキャン範囲が限定できるため同様である。この利用例では、特異部情報センサは常時シートを監視する必要がなく、特異部位置近辺で1回あるいは数回限定的に検知行為を実行すればよく、ステップS504の解析に時間がかかるような構成においては特に有用である。たとえば、ラインセンサで連続的に読み取り続けて膨大な量のデータを高い処理性能のハードウェアで解析をしていたものを、簡素なものに置き換えてコストダウンを図ることができる。あるいは、超高速な画像形成装置において、ラインセンサのシャッター間隔が極めて短くなるために生じる課題の撮像素子に蓄積される電荷不足やノイズにも有用である。すなわち、エリアセンサと強力なフラッシュを用いて限定的に一回または数回撮像すればよくなるので十分コントラストの高い画像を用いて特異部マークの精度の高い位置検知が可能となる。
このように、本発明はシートに記録された特異部予告マークから特異部位置情報を読み取り、記録終了時に先端に特異部予告マークを記録することで、事前にかつ精度よく特異部位置を特定し、それを利用した画像形成を行うことができる。
14 プリントヘッド
17 特異部検知センサ
16 ホスト装置

Claims (10)

  1. 連続シートにスケジュールに従って複数の画像をプリントするプリント装置の制御方法であって、
    続シートに存在する特異部までの距離に関する情報を取得し、
    取得された前記情報に基づいて、前記連続シートの特異部を示すマークを読取部により読み取る前に、前記特異部の位置を特定し、
    特定された前記特異部の位置に基づいて、前記特異部を示すマークを前記読取部により読み取る前に、前記特異部を避けて画像をプリントするように前記スケジュールを設定することを特徴とするプリント装置の制御方法。
  2. 前記情報は、連続シート自体に記録されているもしくは連続シートのパッケージに予め記録されていることを特徴とする、請求項1に記載のプリント装置の制御方法。
  3. 前記連続シートへのプリント終了した後、前記連続シートに前記情報を更新してプリントすることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のプリント装置の制御方法。
  4. 前記情報をプリントした位置が次回の給紙の際に連続シートの先端となるように、
    前記連続シートをカットすることを特徴とする請求項3に記載のプリント装置の制御方法。
  5. 前記情報は、取得した情報と、前記連続シートの搬送距離とに基づいて更新することを特徴とする請求項3又は4に記載のプリント装置の制御方法。
  6. 特定された特異部までに入らない第1画像がある場合、当該特異部までの間にプリントを行うことができる第2画像を、当該特異部の前にプリントし、当該特異部の後に前記第1画像をプリントするように前記スケジュールを設定することを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプリント装置の制御方法。
  7. 連続シートに複数の画像をプリントするプリント装置の制御方法であって、
    連続シートに存在する特異部までの距離に関する情報を取得し、
    取得された前記情報に基づいて特定される特異部までの距離に応じてセンサの読み取り範囲を設定し、
    前記読み取り範囲を前記センサにより読み取ることにより、予め前記連続シートに形成されている特異部を示すマークを検出し、
    検出した特異部を示すマークの位置に基づいて、前記特異部を避けて画像をプリントさせることを特徴とする、プリント装置の制御方法。
  8. 連続シートに複数の画像をプリントするプリント装置の制御方法であって、
    連続シートに存在する特異部までの距離に関する情報を取得し、
    取得した前記情報に基づいて、前記特異部を避けて画像をプリントさせ、
    前記連続シートへのプリントが終了した後、前記連続シートに前記情報を更新してプリントすることを特徴とする、プリント装置の制御方法。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のプリント装置の制御方法で用いられる連続シートであって、連続シート自体もしくは連続シートのパッケージに前記情報が予め記録されていることを特徴とする連続シート。
  10. 連続シートにスケジュールに従って複数の画像をプリントするプリント装置であって、
    連続シートに存在する特異部までの距離に関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記情報に基づいて、前記連続シートの特異部を示すマークを読取部により読み取る前に、前記特異部の位置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された特異部の位置に基づいて、前記特異部を示すマークを前記読取部により読み取る前に、前記特異部を避けて画像をプリントするように前記スケジュールを設定する設定手段と、
    を有することを特徴とするプリント装置。
JP2012169221A 2012-07-31 2012-07-31 プリント装置の制御方法、連続シートおよびプリント装置 Active JP6004813B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012169221A JP6004813B2 (ja) 2012-07-31 2012-07-31 プリント装置の制御方法、連続シートおよびプリント装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012169221A JP6004813B2 (ja) 2012-07-31 2012-07-31 プリント装置の制御方法、連続シートおよびプリント装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014028438A JP2014028438A (ja) 2014-02-13
JP6004813B2 true JP6004813B2 (ja) 2016-10-12

Family

ID=50201402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012169221A Active JP6004813B2 (ja) 2012-07-31 2012-07-31 プリント装置の制御方法、連続シートおよびプリント装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6004813B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2544325B2 (ja) * 1984-09-07 1996-10-16 富士通株式会社 用紙処理システム
JP4278885B2 (ja) * 2000-05-25 2009-06-17 富士フイルム株式会社 インクジェットプリンタ
JP4926685B2 (ja) * 2006-12-13 2012-05-09 東北リコー株式会社 製版装置および孔版印刷装置
JP2009262365A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP4999962B2 (ja) * 2010-05-13 2012-08-15 キヤノン株式会社 プリント装置およびプリント方法
JP5669435B2 (ja) * 2010-05-13 2015-02-12 キヤノン株式会社 プリント方法
JP2012000840A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Canon Inc 印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014028438A (ja) 2014-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5213893B2 (ja) プリント制御方法およびプリント装置
JP4999962B2 (ja) プリント装置およびプリント方法
JP4979783B2 (ja) プリント装置およびプリント制御方法
JP5094911B2 (ja) プリント装置
JP5669435B2 (ja) プリント方法
JP6222972B2 (ja) プリント装置およびプリント方法
JP2012158122A (ja) プリント方法およびプリント装置
JP5959978B2 (ja) プリント方法およびこれに用いられるプリント用シート
JP5995590B2 (ja) プリント方法およびこれに用いられるプリント用シート
JP5095023B2 (ja) プリント装置
JP5084854B2 (ja) プリント装置
JP5959977B2 (ja) プリント方法およびこれに用いられるプリント用シート
JP6080420B2 (ja) プリント装置および方法
JP6008639B2 (ja) プリント方法およびプリント装置
JP5312639B2 (ja) プリント装置およびその制御方法
JP5791291B2 (ja) プリント方法およびプリント装置
JP4991889B2 (ja) プリント装置およびプリント装置の制御方法
JP5474173B2 (ja) プリント制御方法およびプリント装置
JP5921070B2 (ja) 制御装置および制御方法
JP5054138B2 (ja) プリント制御方法およびプリント装置
JP6061537B2 (ja) プリント方法、プリント装置、およびこれに用いられるプリント用シート
US20160159116A1 (en) Image forming apparatus and creation method of printed product
JP6004813B2 (ja) プリント装置の制御方法、連続シートおよびプリント装置
JP6053372B2 (ja) プリント制御装置およびプリント制御方法
JP2011177949A (ja) プリント装置の制御方法およびプリント装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160906

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6004813

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151