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JP6099988B2 - ウォータポンプ - Google Patents

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JP6099988B2
JP6099988B2 JP2013008126A JP2013008126A JP6099988B2 JP 6099988 B2 JP6099988 B2 JP 6099988B2 JP 2013008126 A JP2013008126 A JP 2013008126A JP 2013008126 A JP2013008126 A JP 2013008126A JP 6099988 B2 JP6099988 B2 JP 6099988B2
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water
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秀之 石川
秀之 石川
靖史 鈴木
靖史 鈴木
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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Description

本発明は、ウォータポンプに関するものである。
図2及び図3は、例えば、自動車用のエンジンの冷却水Wを循環駆動するためのウォータポンプ1の一例を示すものである。このウォータポンプ1は、ハウジング4と、このハウジング4の内部に回転可能に配設され、流体に遠心力を付与する多数のベーン2を外周部に備えたインペラ3と、を備えている。
ハウジング4は、インペラ3が回転可能に配設される内部空間4aと、インペラ3を軸支するシャフト5を、軸受6を介して支持するシャフト支持部4bと、内部空間4aに水を導く図示しない吸込み口と、内部空間4aから冷却水Wを外部へ吐き出す吐出口8と、を有している。
前記内部空間4aは、インペラ3の軸方向におけるシャフト5側に、冷却水Wに旋回方向の流れを誘導するローター部10と、インペラ3の径方向外側にインペラ3と内側壁4cとの距離が漸次大きくなるように渦巻き状に画成された渦巻き部11と、を有している。
ここで、シャフト5は、プーリ7に図示しないベルトを介して伝達されるエンジンのトルクにより駆動される。シャフト5が回転しインペラ3が回転すると、冷却水Wは、ローター部10からインペラ3側に流れ込むとともに、回転するインペラ3の各ベーン2により遠心力が付与されて渦巻き部11に導かれる。そして、冷却水Wは、渦巻き部11の終端部に位置する吐出口8からエンジンへ吐出されるようになっている。
なお、この種のウォータポンプ1に関連する先行技術文献情報としては下記の特許文献1と特許文献2等がある。
特開平4−237898号公報 特開2010−106663号公報
このようなウォータポンプ1では、各ベーン2により遠心力が付与されて渦巻き部11へ導かれた冷却水Wの全てが渦巻き部11からインペラ3側へ流れてしまうことなく、吐出口8から吐き出されることが好ましい。しかしながら、冷却水W'のように渦巻き部11からインペラ3の方へ流れてしまう場合もあり、その分、吐出効率が落ちてしまっていた。
本発明は、上述の実情に鑑みてなしたもので、水が渦巻き部からインペラの方へ流れてしまうのを防止して吐出効率を上げたウォータポンプを提供することを目的とする。
本発明は、ハウジングと、前記ハウジングの内部に回転可能に配設され水に遠心力を付与する回転体と、を備えている。前記ハウジングは、前記回転体が配設される内部空間と、前記内部空間に水を導く吸込み口と、前記内部空間から水を外部に吐き出す吐出口と、を有している。前記内部空間は、前記回転体と前記ハウジングの内側壁との間に、前記回転体と前記内側壁との距離が漸次大きくなるように渦巻き状に画成された渦巻き部を有しているウォータポンプに関する。前記渦巻き部は、前記回転体と前記内側壁との距離が一端から漸次大きくなる渦巻き状に画成されて前記一端にラップした終端部に前記吐出口が形成されており、遠心力が付与された水が前記渦巻き部から前記回転体側へ流れ込まないように案内するために、前記渦巻き部の一端と終端部がラップするラップ部に前記ハウジングと一体のガイド壁を設け、前記ガイド壁により少なくとも前記吐出口が前記回転体側から隠れるようにしたことを特徴としている。
上記した本発明のウォータポンプによれば、水が渦巻き部からインペラの方へ流れるのを防止できるため、ウォータポンプの吐出効率を上げることができる。
本発明のウォータポンプを示す図である。 従来のウォータポンプを示す図である。 ウォータポンプを図2のIII−III方向から視た断面図である。
図1は、本発明を実施する実施例である。図中、図2、図3と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図2、図3に示す従来のものと同様である。本図示例の特徴とするところは、図1に示す如く、冷却水W(水)が渦巻き部11からインペラ3(回転体)側へ流れ込まないように案内するガイド壁12を、少なくとも吐出口8がインペラ3側から隠れるように形成した点にある。
渦巻き部11は、冷却水Wが流れる下流側へ行くほど幅が広くなっている。そして、吐出口8は、渦巻き部11の終端部に形成されている。吐出口8は、渦巻き部11の中を流れる冷却水Wの流れ方向に対して、直交する方向(インペラ3の軸方向に沿う方向でシャフト5側へ向かう方向)に開口し、冷却水Wを該直交する方向へ導いた後に、インペラ3の径方向外方へ導き、エンジン等へ冷却水Wを循環させている。
ガイド壁12は、冷却水Wが渦巻き部11からインペラ3側へ流れ込まないように、案内するもので、渦巻き部11にインペラ3が回転する軌跡の外縁にほぼ沿うような円弧状に形成される。ガイド壁12は、インペラ3が回転する軌跡の外縁の長さを1とすると、例えば、9分の1から3分の1の長さ、好ましくは8分の1の長さで渦巻き部11の終端から形成される。ガイド壁12は、特に、吐出口8の近傍を流れる冷却水Wがインペラ3側へ流れるのを防止するようになっている。ガイド壁12の長さは、少なくとも吐出口8がインペラ3の回転中心から視た際に隠れるような長さである。なお、ガイド壁12の長さは、明細書の実施例に限定されるものでなく、ウォータポンプ1の吐出効率が最も上がるようにその長さが形成される。
本発明のウォータポンプ1は、ガイド壁12を有していることにより、吐出口8の付近で、冷却水Wが渦巻き部11からインペラ3側へ流れ込むのを防止することができる。これにより、遠心力を与えられた冷却水Wがインペラ3側へ流れ込むロスがなくなり、ウォータポンプ1の吐出効率を上げることができる。
ウォータポンプ1の吐出性能を向上させようとすると、ベーン2の外径を大きくしたり、ベーン2の形状を変えたりして設計変更する必要があるが、本発明のウォータポンプ1によれば、ガイド壁12を形成するだけの簡単な構成で吐出性能を上げることができる。
なお、本発明のウォータポンプは、上述の実施の形態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 ウォータポンプ
2 ベーン
3 インペラ(回転体)
4 ハウジング
4a 内部空間
4c 内側壁
8 吐出口
11 渦巻き部
12 ガイド壁
W 冷却水(水)
W' 冷却水(水)

Claims (1)

  1. ハウジングと、前記ハウジングの内部に回転可能に配設され水に遠心力を付与する回転体と、を備え、
    前記ハウジングは、前記回転体が配設される内部空間と、前記内部空間に水を導く吸込み口と、前記内部空間から水を外部に吐き出す吐出口と、を有し、
    前記内部空間は、前記回転体と前記ハウジングの内側壁との間に、前記回転体と前記内側壁との距離が漸次大きくなるように渦巻き状に画成された渦巻き部を有するウォータポンプであって、
    前記渦巻き部は、前記回転体と前記内側壁との距離が一端から漸次大きくなる渦巻き状に画成されて前記一端にラップした終端部に前記吐出口が形成されており、
    遠心力が付与された水が前記渦巻き部から前記回転体側へ流れ込まないように案内するために、前記渦巻き部の一端と終端部がラップするラップ部に前記ハウジングと一体のガイド壁を設け、前記ガイド壁により少なくとも前記吐出口が前記回転体側から隠れるようにしたことを特徴とするウォータポンプ。
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