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JP6097678B2 - 接触不良を検出する充放電試験装置 - Google Patents

接触不良を検出する充放電試験装置 Download PDF

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JP6097678B2
JP6097678B2 JP2013261235A JP2013261235A JP6097678B2 JP 6097678 B2 JP6097678 B2 JP 6097678B2 JP 2013261235 A JP2013261235 A JP 2013261235A JP 2013261235 A JP2013261235 A JP 2013261235A JP 6097678 B2 JP6097678 B2 JP 6097678B2
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Description

本発明は、チャック部と二次電池の端子との電気的な接続不良等を迅速かつ確実に検出可能な充放電試験装置に関する。
板状に形成された薄型二次電池の充放電試験装置に用いる電極端子のチャック機構に関する発明であって、一度に多くの薄型二次電池の充放電試験を行うに当たり、既述した従来の煩わしい作業、即ち、クリップ型接続端子群への薄型二次電池の取付けや、多数の薄型二次電池を電池収納容器に収納、配置するといった作業を軽減し、併せて薄型二次電池(電極)に対する確実なチャックを可能とした薄型二次電池用充放電試験装置のチャック機構を提供することを目的とする発明が、知られている。
上記公知技術によれば、例えば、充放電試験に先立ち、従来の如く多数の薄型二次電池を所定の収納容器等内に収納、固定させるというような煩わしい作業を軽減しつつ、正確、良好にチャック部で電極端子をチャックすることができ、電池収納体側では並列させた薄型二次電池を挟持するだけで、後は電池収納体側をチャック機構に近づけることで、先ず、第1ガイド部によって電池収納体側の電池収容幅に応じたチャック機構のチャック幅が調整され、この後は、第2ガイド部によって、第1ガイド部と弾性的に連結するチャック部が、順次自動的、弾性的に薄型二次電池と位置合わせが行われる構造のため、結果的に作業負担を少なくしつつチャック精度が向上する利点を有することが開示されている。
また、二次電池の製造時に使用する充放電試験装置を自動的に校正する校正機ユニットおよび充放電試験装置を提供することを目的とし、二次電池の試験に使用する充放電試験装置を校正するための校正機ユニットにおいて、校正機ユニットは、二次電池と同じ配置の接続端子および同形状の筐体で構成され、二次電池の代わりに接続端子を介して充放電試験装置に接続して充放電試験装置との間の電気的特性を計測する計測部と、充放電試験装置との間で無線通信を行う無線通信子機と、計測部と無線通信子機とに電源を供給するユニット用二次電池とを有する校正機ユニットとすることにより、二次電池の製造時に使用する充放電試験装置を自動的に校正することができ、保守者による定期的な校正を行う必要がなく、二次電池の生産効率を大幅に向上できることが下記特許文献2に記載されている。
また、下記特許文献6には、被試験物と適切に電気的接触を得るためのコンタクトプローブおよび充放電装置を提供することを目的とする発明であって、被試験物と電気的に接続するためのコンタクトプローブであって、導電材料で形成され、被試験物に当接する当接面を備える当接端子と、当接端子を支持する支持部とを備え、当接端子は、当接面の傾きを被試験物の表面の傾きに沿わせて変化させることができるように、支持部に取り付けられているコンタクトプローブとすることにより、被試験物と適切に電気的接触を得ることのできるコンタクトプローブおよびコンタクトプローブをもちいた充放電装置を提供することができることが開示されている。
特開2013−106460号公報 特開2013−123759号公報 特開2006−086244号公報 特開2009−115720号公報 実用新案登録第3072423号公報 特開2012−068063号公報
充放電試験対象となる二次電池のプラス端子とマイナス端子とには、それぞれ充放電試験電流が流れる負荷線と電圧検出するための検知線とが接続されている。検知線は専ら二次電池の電圧を測定するために二次電池の±各端子に接続され、殆ど電流が流れることがないので、その接触抵抗については無視することができる。
一方、負荷線については充電電流または放電電流が流れるものであり、負荷線と二次電池の端子との接触抵抗が大きければ異常発熱の原因となったり、充放電試験装置の破損や劣化を誘因することとなる。
また、二次電池の端子が酸化膜等で絶縁被覆されている場合には、充放電試験を遂行する時にのみ負荷線と二次電池が接続されるように、充放電試験装置のチャック部を介して当該絶縁被覆を破って絶縁被覆の下層の導電部材と電気的な導通を確保する。そして、多数の二次電池を順次に充放電試験する場合等には、発生した絶縁被覆の屑が次第に積層等して付着し、良好な導通確保の妨げになる懸念も生じる。
このような導通不良を迅速かつ確実に検出することにより、例えば充放電試験を中断してチャック部の清掃やメンテナンスをするなど適切な対応が図れることが期待できる。
本発明は、上述した問題点に鑑み為された発明であって、チャック部と二次電池の端子との電気的な接続不良等を迅速かつ確実に検出可能な充放電試験装置を提案することをその目的とする。
本発明の充放電試験装置は、試験対象となる二次電池が備える正負端子の各々に対して、充放電電流が流れる負荷線と二次電池の電圧を検出するセンス線とが接続されて、二次電池の充放電試験を遂行する充放電試験装置において、第一負荷線と正端子との電気的接続部に近接する第一負荷線と、第二負荷線と負端子との電気的接続部に近接する第二負荷線と、の間の電圧を測定する電圧測定部と、電圧測定部で測定した電圧からセンス線を介して検出した二次電池の電圧を減算した値を、負荷線の充放電電流値で除算することで、負荷線と正負端子との接触抵抗を算出する接触抵抗算出部と、を備え、接触抵抗算出部で算出した抵抗値の大小に基づいて、負荷線と正負端子との接触不良を検出することを特徴とする。
チャック部と二次電池の端子との電気的な接続不良等を迅速かつ確実に検出可能な充放電試験装置を提案できる。
第一の実施形態にかかる充放電試験装置の二次電池との電気的な接続部位構造について模式的に説明する図である。 充放電試験装置の全体構成概要を説明する概念図である。 充放電試験装置が備える充放電制御部について、第一の実施形態の接触抵抗測定関係部位にフォーカスして概念的に説明するブロック図である。 第二の実施形態にかかる充放電試験装置の二次電池との電気的な接続部位構造について模式的に説明する図である。 充放電試験装置の全体構成概要を説明する概念図である。 充放電試験装置が備える充放電制御部について、第二の実施形態の接触抵抗測定関係部位にフォーカスして概念的に説明するブロック図である。 従来の充放電試験装置の構成概要について、図1及び図4との比較可能なように、概念的に説明する概要図である。 薄型二次電池の充放電試験を遂行する充放電試験部を薄型二次電池との配置関係が理解容易なように説明する概念図である。 充放電試験をされる複数の薄型二次電池が収容されたマガジンを説明する図である。 チャック部の配列状態及び形状概要を説明する概念図である。 充放電試験をされる複数の薄型二次電池が収容されたマガジン(二次電池に対応)が、充放電試験装置の試験位置にコンベヤー等で運ばれた後、チャック部が電極端子をチャッキングする状態を説明する図である。 チャック電極の拡大構成概要を説明する概念図であり、(a)がチャック電極の斜視図であり(b)がチャック電極のA−A´断面図である。
本実施形態で説明する充放電試験装置は、負荷線の抵抗を含まないように負荷線と二次電池の電極端子との接触抵抗を測定することができる。正確な接触抵抗を測定することで、接触不良や導通不良を適確に検知し、オペレータに通知したり充放電試験を中断する等の適切な処置を講ずることができる。
これにより、接触不良等を存置したまま充放電試験を遂行してしまい、誤った試験結果を出力する等の不適切な充放電試験が遂行されることを回避可能となる。また、充放電試験装置のメンテナンスや清掃作業等をするタイミングも、接触抵抗の値に基づいて判断することができる。従って、常に導通不良等がない状態で充放電試験を遂行することが可能となる。
また、接触抵抗が大きな値のままで充放電試験を遂行した場合に、異常な発熱が生じたり充放電試験装置や二次電池の破損や劣化等の予期せぬ障害が発生する懸念についても、これを払拭することが可能となる。そこで、図面の説明に基づいて、実施形態の充放電試験装置について下記に説明する。
(第一の実施形態)
図1は、第一の実施形態にかかる充放電試験装置1000の二次電池1500との電気的な接続部位構造について模式的に説明する図である。図1に示すように、二次電池1500は、正電極1510と負電極1520とを備える。
正電極1510には、充放電試験装置1000から充放電電流(I)が流れる第一負荷線1110が第一接触部1410を介して電気的に接続される。負電極1520には、充放電試験装置1000から充放電電流が流れる第二負荷線1120が第二接触部1420を介して電気的に接続される。
第一接触部1410と第二接触部1420とは、充放電試験装置1000が備える不図示のチャック部により、酸化被膜などで形成された正負電極1510,1520の絶縁被膜を貫通することで、該絶縁被膜下層の導電体との電気的な導通が形成されてもよい。
また、図1に示すように、正電極1510には、充放電試験装置1000のセンス線(検知線とも称する)1210が電気的に接続され、同様に負電極1520には、充放電試験装置1000のセンス線1220が電気的に接続され、センス線1210とセンス線1220との間に電圧計(V)1230が接続される。センス線1210とセンス線1220と電圧計(V)1230により、二次電池1500の電圧がリアルタイムで測定される。なお、センス線1210とセンス線1220と電圧計(V)1230は、専ら電圧測定のために設けられている系であり、ハイインピーダンスのために流れる電流は実質的に無視できるものとする。
また、図1に示すように、第一の実施形態にかかる充放電試験装置1000は、第一接触部1410に近接する第一負荷線1110の部位と、第二接触部1420に近接する第二負荷線1120の部位と、の間の電圧を測定する接触抵抗電圧計(V)1130を備える。接触抵抗電圧計1130で測定された電圧値は、後述するように、第一接触部1410の抵抗値(R)と第二接触部1420の抵抗値(R)との合計した接触抵抗値(R+R)を算出するのに用いられる。
ここで、接触抵抗電圧計1130は、第一負荷線1110と第二負荷線1120との配線抵抗を実質的に含まない程度に、それぞれ第一接触部1410及び第二接触部1420に近接した部位間の電圧を測定するものとする。例えば、第一負荷線1110上であっても第一接触部1410から相当に離間した部位において電圧測定すると、当該離間した間隔に対応する第一負荷線1110の配線抵抗が含まれることとなるので、好ましいものではない。
図2は、充放電試験装置1000の全体構成概要を説明する概念図である。図2において、図1と対応する部位には対応する符号を付している。図2に示すように、第一負荷線1110には第一配線抵抗(R)1111が存在し、第二負荷線1120には第二配線抵抗(R)1121が存在する。
しかし、接触抵抗電圧計1130は、第一配線抵抗(R)1111と第二配線抵抗(R)1121とが含まれないように、かつ、第一接触部1410の抵抗値(R)と第二接触部1420の抵抗値(R)とが含まれるように、第一接触部1410に近接する第一負荷線1110の部位と、第二接触部1420に近接する第二負荷線1120の部位と、の間の電圧を測定する。
また、図2において、電源部1300は、第一負荷線1110及び第二負荷線1120を介して二次電池1500に充放電電流(I)を供給する。電源部1300は、例えば直流電源1330を備えていてもよく、不図示の商用電源等から各種コンバータ等を介して直流電源1330を構成してもよい。
また、電源部1300は、図2に示すように、充放電電流(I)の電流値を計測する電流計1310と充放電電圧を計測する電圧計1320とを備えていてもよい。
また図3は、充放電試験装置1000が備える充放電制御部3000について、本実施形態の接触抵抗測定関係部位にフォーカスして概念的に説明するブロック図である。図3に示すように、充放電制御部3000は、電圧計(V)1230の値と接触抵抗電圧計(V)1130の値とを取得する電圧測定部3100を備える。
電圧測定部3100が取得した電圧計(V)1230の値と接触抵抗電圧計(V)1130の値とは、充放電制御部3000の接触抵抗算出部3200へと送出される。接触抵抗算出部3200は、電流計1310で計測された充放電電流の電流値(I)と、電圧計1230の値(V)と接触抵抗電圧計1130の値(V)とに基づいて、接触抵抗(R+R)を(V−V)/Iにより算出する。
また、充放電制御部3000は、接触抵抗算出部3200で算出された接触抵抗(R+R)と、予めオペレータ等により設定された「(R+R)閾値」とを比較して、接触抵抗(R+R)が「(R+R)閾値」より大きいか否かを判断する比較部3300を備える。
また、充放電制御部3000は、比較部3300が、接触抵抗(R+R)が「(R+R)閾値」より大きいと判断した場合に、接触抵抗が異常に大きいことを警報アラーム等によりオペレータ等に通知する通知部3400を備えてもよい。上記構成により、充放電試験装置1000は、接触抵抗の異常有無を常時監視することも可能であり、異常が生じた場合には適切な処置を講ずることも可能となる。
(第二の実施形態)
図4は、第二の実施形態にかかる充放電試験装置4000の二次電池4500との電気的な接続部位構造について模式的に説明する図である。図4に示すように、二次電池4500は、正電極4510と負電極4520とを備える。
正電極4510には、充放電試験装置4000から充放電電流(I)が流れる第一負荷線4110が第一接触部4410を介して電気的に接続される。負電極4520には、充放電試験装置4000から充放電電流が流れる第二負荷線4120が第二接触部4420を介して電気的に接続される。
第一接触部4410と第二接触部4420とは、充放電試験装置4000が備える不図示のチャック部により、酸化被膜などで形成された正負電極4510,4520の絶縁被膜を貫通することで、該絶縁被膜下層の導電体との電気的な導通が形成されてもよい。
また、図4に示すように、正電極4510には、充放電試験装置4000のセンス線(検知線とも称する)4210が電気的に接続され、同様に負電極4520には、充放電試験装置4000のセンス線4220が電気的に接続され、センス線4210とセンス線4220との間に電圧計(V)4230が接続される。センス線4210とセンス線4220と電圧計(V)4230により、二次電池4500の電圧がリアルタイムで測定される。なお、センス線4210とセンス線4220と電圧計(V)4230は、専ら電圧測定のために設けられている系であり、ハイインピーダンスのために流れる電流は実質的に無視できるものとする。
また、図4に示すように、第二の実施形態にかかる充放電試験装置4000は、第一接触部4410に近接する第一負荷線4110の部位と、正電極4510と、の間の電圧を測定する第一接触抵抗電圧計(V)4131を備える。また、図4に示すように、第二の実施形態にかかる充放電試験装置4000は、第二接触部4420に近接する第二負荷線4120の部位と、負電極4520と、の間の電圧を測定する第二接触抵抗電圧計(V)4132を備える。
第一接触抵抗電圧計(V)4131と第二接触抵抗電圧計(V)4132とで測定された電圧値は、後述するように、各々第一接触部4410の抵抗値(R)と第二接触部4420の抵抗値(R)とを算出するのに用いられる。
ここで、第一接触抵抗電圧計(V)4131と第二接触抵抗電圧計(V)4132とは、第一負荷線1110と第二負荷線1120との配線抵抗を実質的に含まない程度に、それぞれ第一接触部1410及び第二接触部1420に近接した部位の電圧を測定するものとする。
例えば、第一負荷線1110上であっても第一接触部1410から相当に離間した部位において電圧測定すると、当該離間した間隔に対応する第一負荷線1110の配線抵抗が含まれることとなるので、好ましいものではない。
図5は、充放電試験装置4000の全体構成概要を説明する概念図である。図5において、図4と対応する部位には対応する符号を付している。図5に示すように、第一負荷線4110には第一配線抵抗(R)4111が存在し、第二負荷線4120には第二配線抵抗(R)4121が存在する。
しかし、第一接触抵抗電圧計(V)4131と第二接触抵抗電圧計(V)4132とは、各々第一配線抵抗(R)4111と第二配線抵抗(R)4121とが含まれないように、かつ、各々第一接触部4410の抵抗値(R)と第二接触部4420の抵抗値(R)とが含まれるように、各々第一接触部1410に近接する第一負荷線1110の部位と、第二接触部1420に近接する第二負荷線1120の部位と、で各電極端子との電圧を測定する。
すなわち、第一接触抵抗電圧計(V)4131は、第一配線抵抗(R)4111が含まれないように、かつ、第一接触部4410の抵抗値(R)が含まれるように、第一接触部4410に近接する第一負荷線4110の部位と正電極4510との間の電圧を測定する。また、第二接触抵抗電圧計(V)4132は、第二配線抵抗(R)4121が含まれないように、かつ、第二接触部4420の抵抗値(R)が含まれるように、第二接触部4420に近接する第二負荷線4120の部位と負電極4520との間の電圧を測定する。
また、図5において、電源部4300は、第一負荷線4110及び第二負荷線4120を介して二次電池4500に充放電電流(I)を供給する。電源部4300は、例えば直流電源4330を備えていてもよく、不図示の商用電源等から各種コンバータ等を介して直流電源4330を構成してもよい。
また、電源部4300は、図5に示すように、充放電電流(I)の電流値を計測する電流計4310と充放電電圧を計測する電圧計4320とを備えていてもよい。
また図6は、充放電試験装置4000が備える充放電制御部3000について、本実施形態の接触抵抗測定関係部位にフォーカスして概念的に説明するブロック図である。図6に示すように、充放電制御部3000は、第一接触抵抗電圧計(V)4131の値と第二接触抵抗電圧計(V)4132の値とを取得する電圧測定部3100を備える。
電圧測定部3100が取得した第一接触抵抗電圧計(V)4131の値と第二接触抵抗電圧計(V)4132の値とは、充放電制御部3000の接触抵抗算出部3200へと送出される。接触抵抗算出部3200は、電流計4310で計測された充放電電流の電流値(I)と、第一接触抵抗電圧計(V)4131の値とに基づいて、接触抵抗(R)を(V/I)により算出する。また、接触抵抗算出部3200は、電流計4310で計測された充放電電流の電流値(I)と、第二接触抵抗電圧計(V)4132の値とに基づいて、接触抵抗(R)を(V/I)により算出する。
また、充放電制御部3000は、接触抵抗算出部3200で算出された接触抵抗(R)と、予めオペレータ等により設定された「(R)閾値」とを比較して、接触抵抗(R)が「(R)閾値」より大きいか否かを判断する比較部3300を備える。
また、充放電制御部3000は、接触抵抗算出部3200で算出された接触抵抗(R)と、予めオペレータ等により設定された「(R)閾値」とを比較して、接触抵抗(R)が「(R)閾値」より大きいか否かを判断する比較部3300を備える。
また、充放電制御部3000は、比較部3300が、接触抵抗(R)が「(R)閾値」より大きいと判断した場合または/および比較部3300が、接触抵抗(R)が「(R)閾値」より大きいと判断した場合に、接触抵抗が異常に大きいことを警報アラーム等によりオペレータ等に通知する通知部3400を備えてもよい。
上記構成により、充放電試験装置4000は、接触抵抗の異常有無を常時監視することも可能であり、異常が生じた場合には適切な処置を講ずることも可能となる。なお、上述の第二実施例においては、接触抵抗算出部3200が、接触抵抗(R)と接触抵抗(R)との両方を算出する例を示したが、いずれか一方のみを測定算出比較対象としてもよい。
例えば、正電極4510がアルミニウム電極で構成されており負電極4520が銅ニッケルで構成されており、正電極4510のみ酸化アルミニウムの絶縁被膜を備える場合には、チャック部の電気的導通確保工程により、正電極4510の導通不良が生じやすくなる懸念が生じる。このような場合には、正電極4510のみに対して接触抵抗(R)を測定算出するものとし、正電極4510の接触抵抗(R)が異常に高くなった場合にオペレータに通知するものとできる。
また、図7は、従来の充放電試験装置の構成概要について、図1及び図4との比較可能なように、概念的に説明する概要図である。図7に示すように、充放電するための「負荷線電極部(X)、(X)」、セルの電圧を計測するための「電圧計測部(V)」、「電圧検出線電極部(Y)、(Y)」を有している充放電試験装置(図7)のような場合、セルの電圧(V)、装置側ローカル電圧(V)、負荷電流(I)から抵抗値を求めると、負荷線の抵抗分(R)、(R)を含んでしまう。
(R+R+R+R)=(V−V)/I
「負荷線電極部(X)、(X)」と「セル電極部(Z)、(Z)」の間の接触抵抗(R+R)を求めるには、負荷線の抵抗成分(R+R)を引く必要ある。しかし、負荷線に流れる電流や温度により負荷線の抵抗成分(R+R)も変動するため、正確な値を出すことが従来は難しいものとなる。
(充放電試験装置のチャック部に関する補足説明)
図8は、薄型二次電池41の充放電試験を遂行する充放電試験部69を薄型二次電池41との配置関係が理解容易なように説明する概念図である。図8に示す充放電試験部69は、薄型二次電池41の電極端子65、67に接続するチャック部(クリップ型の接続端子)611群を垂架状に備えた充放電用ラック613と、チャック部611群に対向して配置され、各チャック部611に接離する接触子615群を支持する接触子支持体617とを備える。
また、図8に示す充放電試験部69は、接触子支持体617を所定方向に進退させ、対応するチャック部611及び接触子615を接離する支持体進退機構619と、前記接触子615群にそれぞれ接続する充放電電源621とを備えたものであり、この充放電試験部69によって一度に多くの薄型二次電池41の充放電試験が可能となっている。
図8に示す例において、チャック部611と接触子615と接触子支持体617と支持体進退機構619とは、充放電試験部69に一体的に構成してもよい。例えば、10mm厚程度の板状に形成された薄型二次電池41を10枚重ね合わせて合計100mm厚程度の二次電池とし、これを量産して試験する場合には、チャック部611を10組の電極端子65、67に対応する10組に構成し、順次に試験ラインを流れてくる複数の二次電池を24時間体制で継続的に試験していくこととできる。
図9は、充放電試験をされる複数の薄型二次電池41が収容されたマガジン7131を説明する図である。図9に示すように、マガジン7131は、平面視矩形状の基台7159上の左右に設置された一対の側板7161、7163と、両側板7161、7163間に配置された複数枚の隔壁7165と、薄型二次電池41の収納枚数に適合する幅(L)を提供するように隔壁7165群の一端側(一方の側板7163側)に配置された電池押圧板7133と、隔壁7165と電池押圧板7133の四隅を貫通して側板7161、7163の四隅間に架設された4本のガイドステー7167を備える。また、隔壁7165と電池押圧板7133はガイドステー7167に沿って移動可能となっている。
図9において、10mm厚程度の板状に形成された薄型二次電池41を仮に10枚重ね合わせた場合には、二次電池の幅はL=100mmとなる。すなわち、薄型二次電池41がその用途等に合致するようにマガジン7131に複数枚配置されることにより、一つの二次電池が形成される。なお、図9に示すように、チャック部1140側に突出するロック挟持片(位置決め部)7175、7171を備えることができる。
なお、図9においては、薄型二次電池41の積層数を任意に調整できるマガジン7131の構成を例示して説明したが、薄型二次電池41の積層数が固定されて個別にパッケージングされた複数の二次電池を試験対象とした場合も同様に、コンベヤー等で試験位置にまで順次運ばれて試験されることができるものであり、図9の構成に限定されるものではない。
また、図10は、チャック部1140の配列状態及び形状概要を説明する概念図である。図10に示すように、チャック部1140は、二次電池の電極端子65、67に各々対応するように紙面上下に配置された一対のチャック部1140(1)、1140(2)、1140(3)、1140(4)を備える。
図10から理解できるように、上側の電極端子65をチャッキングする上側のチャック部1140(1)が4対のクリップ状の電極構造を有し、下側の電極端子67をチャッキングする下側のチャック部1140(1)が3対のクリップ状の電極構造を有する構成を例示している。
また、図10においては説明の便宜上、チャック部1140(1)乃至1140(4)のみを示しているが、チャッキングするべき二次電池を構成する薄型二次電池41の積層枚数に対応する個数(n個)までのチャック部1140(n)を備えるものとする。なお、図10に示すチャック部1140のチャック電極1141の詳細な構成については、図12を用いて後述する。
また、図11は、充放電試験をされる複数の薄型二次電池41が収容されたマガジン7131(二次電池に対応)が、充放電試験装置1100の試験位置にコンベヤー等で運ばれた後、チャック部1140が電極端子65、67をチャッキングする状態を説明する図である。
図11から理解できるように、各薄型二次電池41の電極端子65、67は、それぞれ対応するチャック部1140に対向するように配置された後、該チャック部1140が対応する電極端子65、67を挟持するようにクリップ状の電極で押圧する。チャック部1140が、電極端子65、67を挟持するようにクリップ状の電極で押圧することにより、電極端子65、67を被覆していた酸化アルミニウム薄膜が破られて、電気的な接続が確保された後、所定の充放電試験が遂行される。
図12は、チャック電極1141の拡大構成概要を説明する概念図であり、(a)がチャック電極1141の斜視図であり(b)がチャック電極1141のA−A´断面図である。
図12から理解できるように、チャック電極1141は、高さが大凡数百ミクロン程度の突設された複数のチャック電極針1142を備えている。チャック部1140がチャッキングする場合に、チャック電極針1142が電極端子65、67の酸化アルミニウム被膜を突き破ることにより、チャック部1140のチャック電極1141と電極端子65、67との電気的な導通が実現される。
このため、多数の二次電池を順次に充放電試験する充放電試験装置1100においては、酸化アルミニウム被膜を突き破った際に発生する微量の酸化アルミニウム塵芥等がチャック電極1141に付着し次第に積層される。このような塵芥等に起因して、チャック電極針1142が酸化アルミニウム被膜を突き破る機能が低下したり、チャック電極1141と電極端子65、67との間の電気的導通が阻害されたりして、適切な充放電試験が遂行されなくなる事態が懸念される。
このような懸念を払拭するために、本実施形態の充放電試験装置が適切に導通不良等を検知することで、常に安定して電気的導通を確実に確保し、所望の充放電試験が遂行されるようにすることができる。
本発明の充放電試験装置は、試験対象となる二次電池が備える正負端子の各々に対して、充放電電流が流れる負荷線と二次電池の電圧を検出するセンス線とが接続されて、二次電池の充放電試験を遂行する充放電試験装置において、第一負荷線と正端子との電気的接続部に近接する第一負荷線と、第二負荷線と負端子との電気的接続部に近接する第二負荷線と、の間の電圧を測定する電圧測定部と、電圧測定部で測定した電圧からセンス線を介して検出した二次電池の電圧を減算した値を、負荷線の充放電電流値で除算することで、負荷線と正負端子との接触抵抗を算出する接触抵抗算出部と、を備え、接触抵抗算出部で算出した抵抗値の大小に基づいて、負荷線と正負端子との接触不良を検出することを特徴とする。
これにより、第一負荷線と二次電池の正端子、及び第二負荷線と二次電池の負端子の接触抵抗の合計が適切に把握可能となり、接触不良を適切に検出可能な充放電試験装置を実現可能となる。例えばオペレータが設定した任意の閾値に対して、接触抵抗がこれを超えた場合に接触不良と判断してアラームを発して、充放電試験装置がオペレータに通知することとしてもよい。また、接触不良と判断した場合には、予め試験遂行プログラムで定められた手順に従って、充放電試験装置が自動停止してもよい。
特に、複数の二次電池を順次にかつ継続的(典型的には24時間体制)に試験するような生産ラインや試験ラインで用いられる充放電試験装置においては、新しい二次電池の試験を開始するに当たり、二次電池の端子を絶縁被覆する被膜を破って二次電池と電気的導通を確保する工程を繰り返すこととなる。
このため、被膜の屑や塵芥等が長期間に亘って次第に蓄積されることも懸念され、時間の経過とともに、このような被膜の塵芥等に起因する接触不良が生じ易くなることも想定される。本実施形態の充放電試験装置は、被膜の塵芥等に起因する接触不良や導通不良、接触抵抗の異常が生じたとしても、迅速かつ適正に当該接触不良等を検知することができるので、当該接触不良を生じたまま試験遂行することを防止できる。また接触不良を生じたまま試験遂行することにより、誤った試験結果を生じる懸念を払拭できる。また、オペレータ等がその後のメンテナンスや修理点検等の適切な対応を講じることが可能となる。
また、本発明の充放電試験装置は、好ましくは正端子が酸化アルミニウム被膜で被覆されたアルミニウム電極であり、第一負荷線と正端子との電気的接続部において、酸化アルミニウム被膜を貫通することにより、第一負荷線が正端子に電気的に接続されることを特徴とする。
二次電池の正端子はアルミニウム電極で構成され、負端子は銅ニッケル電極で構成される場合も多い。このような場合には、正端子のアルミニウム電極にはいわゆる酸化アルミ(アルマイト)の絶縁被膜が形成されており、自然状態における放電が防止できるものとなっている。
このため、充放電試験装置が正端子をチャック部で掴んで電気的導通を図る場合に、剣山状の当該チャック部が酸化アルミの被膜を貫通してその下層のアルミニウム電極と直接接触するものとなる。この場合に、貫通された酸化アルミ被膜の屑が弱冠発生することもあるので、長時間に亘り複数の二次電池に対して順次電気的導通を図る工程を繰り返す試験ラインの充放電試験装置においては、蓄積された酸化アルミ被膜の屑が、良好な導通を阻害する原因にもなり得る。本実施形態の充放電試験装置は、このような導通不良であっても適切に検知することが可能となる。
また、本発明の充放電試験装置は、さらに好ましくは充放電試験装置が、複数の二次電池を連続的かつ順次に充放電試験することを特徴とする。
複数の二次電池を連続的かつ順次に充放電試験するような試験ライン等の充放電試験装置においては、酸化アルミ被膜の屑等がチャック部等に蓄積される懸念が増大するので、これに起因する導通不良の懸念も増大する。しかし、本実施形態の充放電試験装置は、このような導通不良であっても適切に検知することが可能となる。
また、本発明の充放電試験装置は、試験対象となる二次電池が備える正負端子の各々に対して、充放電電流が流れる負荷線と二次電池の電圧を検出するセンス線とが接続されて、二次電池の充放電試験を遂行する充放電試験装置において、第一負荷線と正端子との電気的接続部に近接する第一負荷線と、正端子と、の間の電圧を測定する電圧測定部と、電圧測定部で測定した電圧を、負荷線の充放電電流値で除算することで、負荷線と正端子との接触抵抗を算出する接触抵抗算出部と、を備え、接触抵抗算出部で算出した抵抗値の大小に基づいて、負荷線と正端子との接触不良を検出することを特徴とする。
これにより、第一負荷線と二次電池の正端子の接触抵抗が適切に把握可能となり、接触不良を適切に検出可能な充放電試験装置を実現可能となる。例えばオペレータが設定した任意の閾値に対して、接触抵抗がこれを超えた場合に接触不良と判断してアラームを発して、充放電試験装置がオペレータに通知することとしてもよい。また、接触不良と判断した場合には、予め試験遂行プログラムで定められた手順に従って、充放電試験装置が自動停止してもよい。
特に、複数の二次電池を順次にかつ継続的(典型的には24時間体制)に試験するような生産ラインや試験ラインで用いられる充放電試験装置においては、新しい二次電池の試験を開始するに当たり、二次電池の端子を絶縁被覆する被膜を破って二次電池と電気的導通を確保する工程を繰り返すこととなる。
このため、被膜の屑や塵芥等が長期間に亘って次第に蓄積されることも懸念され、時間の経過とともに、このような被膜の塵芥等に起因する接触不良が生じ易くなることも想定される。本実施形態の充放電試験装置は、被膜の塵芥等に起因する接触不良や導通不良、接触抵抗の異常が生じたとしても、迅速かつ適正に当該接触不良等を検知することができるので、当該接触不良を生じたまま試験遂行することを防止できる。また接触不良を生じたまま試験遂行することにより、誤った試験結果を生じる懸念を払拭できる。また、オペレータ等がその後のメンテナンスや修理点検等の適切な対応を講じることが可能となる。
また、本発明の充放電試験装置は、好ましくは正端子が酸化アルミニウム被膜で被覆されたアルミニウム電極であり、第一負荷線と正端子との電気的接続部において、酸化アルミニウム被膜を貫通することにより、第一負荷線が正端子に電気的に接続されることを特徴とする。
二次電池の正端子はアルミニウム電極で構成され、負端子は銅ニッケル電極で構成される場合も多い。このような場合には、正端子のアルミニウム電極にはいわゆる酸化アルミ(アルマイト)の絶縁被膜が形成されており、自然状態における放電が防止できるものとなっている。
このため、充放電試験装置が正端子をチャック部で掴んで電気的導通を図る場合に、剣山状の当該チャック部が酸化アルミの被膜を貫通してその下層のアルミニウム電極と直接接触するものとなる。この場合に、貫通された酸化アルミ被膜の屑が弱冠発生することもあるので、長時間に亘り複数の二次電池に対して順次電気的導通を図る工程を繰り返す試験ラインの充放電試験装置においては、蓄積された酸化アルミ被膜の屑が、良好な導通を阻害する原因にもなり得る。本実施形態の充放電試験装置は、このような導通不良であっても適切に検知することが可能となる。
また、本発明の充放電試験装置は、さらに好ましくは充放電試験装置が、複数の二次電池を連続的かつ順次に充放電試験することを特徴とする。
複数の二次電池を連続的かつ順次に充放電試験するような試験ライン等の充放電試験装置においては、酸化アルミ被膜の屑等がチャック部等に蓄積される懸念が増大するので、これに起因する導通不良の懸念も増大する。しかし、本実施形態の充放電試験装置は、このような導通不良であっても適切に検知することが可能となる。
上述の実施形態で例示した充放電試験装置1000,4000等は、各実施形態での説明に限定されるものではなく、各実施形態で説明する技術思想の範囲内かつ自明な範囲内で、適宜その構成や動作及び動作方法等を変更することができる。また、説明の便宜上実施形態においては個別に説明しているが、実施形態の構成を適宜組み合わせて適用し、またその動作も適宜組み合わせてアレンジしてもよい。
本発明の充放電試験装置は、各種の電源システム及び、マイクロプロセッサの電源監視やリセット回路、AD−DA変換回路、パソコン及びその周辺機器、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ、各種PDA、その他の各種産業機器等の構成として幅広く適用できる。
1000・・充放電試験装置、1110・・第一負荷線、1120・・第二負荷線、1130・・接触抵抗電圧計(V)、1210・・センス線、1220・・センス線、1230・・電圧計(V)、1410・・第一接触部、1420・・第二接触部、1500・・二次電池、1510・・正電極、1520・・負電極。

Claims (3)

  1. 試験対象となる二次電池が備える正負端子の各々に対して、充放電電流が流れる負荷線と前記二次電池の電圧を検出するセンス線とが接続されて、前記二次電池の充放電試験を遂行する充放電試験装置において、
    第一負荷線と正端子との電気的接続部に近接する前記第一負荷線と、第二負荷線と負端子との電気的接続部に近接する前記第二負荷線と、の間の電圧を測定する電圧測定部と、
    前記電圧測定部で測定した電圧から前記センス線を介して検出した前記二次電池の電圧を減算した値を、前記負荷線の充放電電流値で除算することで、前記負荷線と前記正負端子との接触抵抗を算出する接触抵抗算出部と、を備え、
    前記接触抵抗算出部で算出した抵抗値の大小に基づいて、前記負荷線と前記正負端子との接触不良を検出する
    ことを特徴とする充放電試験装置。
  2. 請求項1に記載の充放電試験装置において、
    前記正端子は酸化アルミニウム被膜で被覆されたアルミニウム電極であり、
    前記第一負荷線と前記正端子との電気的接続部において、前記酸化アルミニウム被膜を貫通することにより、前記第一負荷線が前記正端子に電気的に接続される
    ことを特徴とする充放電試験装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の充放電試験装置において、
    前記充放電試験装置は、複数の二次電池を連続的かつ順次に充放電試験する
    ことを特徴とする充放電試験装置。
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