JP6097239B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
タイヤ周方向に隔置される傾斜横溝によって区分され、かつ前記ストレートリブにタイヤ軸方向外側で隣接するミドルブロックとを具え、
前記ミドルブロックは、その先着側の端部が前記ストレートリブと連結部を介して連結されるとともに、
前記傾斜横溝は、タイヤ軸方向内側縁がタイヤ周方向と平行にのびかつ前記ストレートリブに沿う第1傾斜溝部と、該第1傾斜溝部の後着側の端部に接続しかつ後着側に向かってタイヤ軸方向外側に傾斜する第2傾斜溝部とを有し、
しかも前記第1傾斜溝部は、その溝幅が最大となる最大幅部分を有し、かつ最大幅部分において、溝幅が溝深さ以上であるとともに、
前記連結部は、前記ストレートリブと同高さの主部と、該主部5Aから第1傾斜溝部の溝底まで高さを漸減した傾斜部とで形成され、かつ前記傾斜部の周方向長さLBを、主部の周方向長さLAよりも大としたことを特徴としている。
図1に示すように、本発明の空気入りタイヤ1は、トレッド部2に、トレッド中央側に配されタイヤ周方向に直線状に連続してのびるストレートリブ3と、このストレートリブ3にタイヤ軸方向外側で隣接するミドルブロック4とを具える。またミドルブロック4の先着側の端部4Eは、前記ストレートリブ3と連結部5を介して連結される。
試供タイヤを、リム(18×13.0J)、内圧(180kPa)にて車両(3400ccのFR車)の4輪に装着し、アスファルト路面のテストコースをドライバー1名乗車にて走行し、ドライバーの官能評価により、従来例1を100とする指数で評価した。数値が大きいほど操縦安定性に優れている。
上記車両を用い、水膜5mmの水溜りのあるコースを旋回し、旋回Gを測定した。評価は、従来例1を100とする指数で示す。数値が大きいほど旋回Gが高く、ハイドロ性能にすぐれている。
・従来例2では、ストレートリブ3に変わってブロック列が形成されるため、排水は若干良くなるが、スタビリティーが無く、操縦安定性が下がっている。
・比較例1では、第1傾斜溝部7Aの最大溝幅W7が溝深さH7より小であるので、横力によって溝が塞がり排水性が悪化している。
・実施例1では、ハイドロ性能と操縦安定性とが向上している。
・実施例2では、ストレートリブ3のリブ幅W3が狭いので、ストレートリブ3にヨレが生じやすく、ハイドロ性能と操縦安定性とが実施例1に比して若干低下している。
・実施例3では、連結部5の断面積Saが小であるので、ミドルブロック4の倒れ込み抑制効果が薄れ、ハイドロ性能と操縦安定性とが実施例1に比して若干低下している。
・実施例4では、連結部5の断面積Saがやや小であるが、実施例3より高いので、ハイドロ性能と操縦安定性とが、実施例3に比してやや回復している。
・実施例5では、連結部5の断面積Saの増加によって第1傾斜溝部7Aの溝容積が減じるため、ハイドロ性能が減じるが、ブロック剛性が上がる為、操縦安定性は向上している。
・実施例6では、連結部5の断面積Saがさらに増加しているため、実施例5に比して、ハイドロ性能の低下と操縦安定性の向上の傾向がさらに強くなる。
・実施例7では、連結部5の高さH5が低いため、ミドルブロック4の倒れ込み抑制効果が薄れ、ハイドロ性能と操縦安定性とが実施例1に比して若干低下している。
・実施例8では、第1傾斜溝部7Aの溝幅が一定であるが、特に大きな変化は無い。
・実施例9では、第1傾斜溝部7Aの溝幅が後着側に向かって漸減しているため、先着側から流れ込む水があふれやすく、排水性が低下する。
・実施例10では、サイピング10の角度θが90°を越える(即ち、先着側に傾斜する)ため、タイヤ中央側に向かって排水する方向となり、排水性が低下する。
・実施例11では、サイピング10の角度θが90°であり、ミドルブロック4のタイヤ軸方向剛性が高く維持されるため、操縦安定性が向上している。
・実施例12では、サイピング10の角度θが45°でありミドルブロック4のタイヤ軸方向剛性がやや減じるため、ハイドロ性能と操縦安定性とが実施例1に比して若干低下している。
・実施例13では、サイピング10の角度θが30°であり、ミドルブロック4のタイヤ軸方向剛性がさらに減じ、ハイドロ性能と操縦安定性とが実施例12に比してさらに低下している。
3 ストレートリブ
4 ミドルブロック
4E 先着側の端部
5 連結部
7 傾斜横溝
7A 第1傾斜溝部
7B 第2傾斜溝部
10 サイピング
Pw 最大幅部分
Claims (4)
- トレッド中央側に配されタイヤ周方向に直線状に連続してのびるストレートリブと、
タイヤ周方向に隔置される傾斜横溝によって区分され、かつ前記ストレートリブにタイヤ軸方向外側で隣接するミドルブロックとを具え、
前記ミドルブロックは、その先着側の端部が前記ストレートリブと連結部を介して連結され、
前記傾斜横溝は、タイヤ軸方向内側縁がタイヤ周方向と平行にのびかつ前記ストレートリブに沿う第1傾斜溝部と、該第1傾斜溝部の後着側の端部に接続しかつ後着側に向かってタイヤ軸方向外側に傾斜する第2傾斜溝部とを有し、
前記第1傾斜溝部は、その溝幅が最大となる最大幅部分を有し、かつ最大幅部分において、溝幅が溝深さ以上であり、
前記第1傾斜溝部のタイヤ軸方向の溝幅は、後着側に向かって漸増し、かつ前記後着側の端部が前記最大幅部分を形成し、
前記連結部は、前記ストレートリブと同高さの主部と、該主部から第1傾斜溝部の溝底まで高さを漸減した傾斜部とで形成され、
前記傾斜部の周方向長さLBは、主部の周方向長さLAよりも大きいことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記ストレートリブのリブ幅は、該ストレートリブと隣接する溝の溝深さよりも大であることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
- 前記第1傾斜溝部の溝底を通る周方向断面において、前記連結部の断面積Saは、この断面積Saと前記第1傾斜溝部の断面積Sbとの和(Sa+Sb)の10%以上であることを特徴とする請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
- 前記ミドルブロックは、サイピングを具えるとともに、該サイピングは、周方向線に対して45〜90度の角度で、後着側に向かってタイヤ軸方向外側に傾斜することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の空気入りタイヤ。
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