JP6090716B2 - Shower pipe drive - Google Patents
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Description
本発明は、例えば抄紙機の網などを洗浄する際に用いられるシャワーパイプ駆動装置に関するものである。 The present invention relates to a shower pipe driving device used for cleaning, for example, a paper machine net.
従来、シャワーパイプ駆動装置は、例えば製紙過程の抄紙に用いられる抄紙機の網、フィルタ、およびフェルト類などが洗浄される際に用いられ、洗浄水が噴射されるシャワーパイプを長手方向に往復させて抄紙機の網などを洗浄するものである。 Conventionally, a shower pipe driving device is used when, for example, a paper machine net, a filter, and felts used for paper making in a papermaking process are washed, and a shower pipe to which washing water is jetted is reciprocated in a longitudinal direction. It cleans the nets of paper machines.
下記特許文献1の記載によれば、従来のシャワーパイプ駆動装置は、シャワーパイプに取り付けられた第一のベース部材と、球を介して第一のベース部材に対面させた第二のベース部材と、これらが収められた筒状のケース部材とが備えられている。各ベース部材はシャワーパイプの軌道に対応した溝であるガイドレール部が形成され、第二のベース部材に沿って第一のベース部材が移動する際、往復するシャワーパイプの軌道が安定し、動きが円滑になる。さらにケース部材に収められたことにより、洗浄時に飛散した洗浄水による浸水が緩和される。
According to the description in
しかし、上記した特許文献1に記載されたシャワーパイプ駆動装置は次の課題がある。例えば、シャワーパイプが第一のベース部材と共に往復する際、第二のベース部材に対して第一のベース部材の位置が変化し、対面した第一のベース部材によって遮蔽されていた第二のベース部材のガイドレール部が露出する。また、ケース部材が筒状であるため、その開口部を介して第二のベース部材のガイドレール部が露出する。
However, the shower pipe driving device described in
このため、第二のベース部材に形成されたガイドレール部は、飛散した洗浄水によって浸水し、ガイドレール部の潤滑油が洗い流される場合や、洗浄水と共に飛散した付着物が詰まる場合がある。この場合、ガイドレール部に沿って回転する球の動きが妨げられ、シャワーパイプの円滑な動きが妨げられる。 For this reason, the guide rail part formed in the 2nd base member is flooded with the scattered washing water, and the lubricating oil of a guide rail part may be washed away, and the adhering matter scattered with the washing water may be clogged. In this case, the movement of the sphere rotating along the guide rail portion is hindered, and the smooth movement of the shower pipe is hindered.
本発明は、上記の実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、浸水を防いでシャワーパイプの動きを円滑に保つことができるシャワーパイプ駆動装置の提供を目的とする。 The present invention has been proposed in view of the above circumstances. That is, an object of the present invention is to provide a shower pipe driving device that can prevent water from entering and keep the shower pipe moving smoothly.
上記目的を達成するために、本発明に係るシャワーパイプ駆動装置は、洗浄水が噴射されるシャワーパイプの外側に備えられた第一レール部材を、この第一レール部材と対面して配置された第二レール部材に沿わせて、前記シャワーパイプを長手方向に往復させるシャワーパイプ駆動装置において、前記第一レール部材が、前記シャワーパイプが往復中の最端位置で前記第二レール部材の全体と対面する大きさに形成された、ことを特徴としている。 In order to achieve the above object, the shower pipe driving device according to the present invention is arranged such that the first rail member provided on the outside of the shower pipe to which the cleaning water is jetted is opposed to the first rail member. In the shower pipe driving device that reciprocates the shower pipe in the longitudinal direction along the second rail member, the first rail member is located at the extreme end position during the reciprocation of the shower pipe and the entire second rail member. It is characterized by being formed in a size that faces each other.
本発明に係るシャワーパイプ駆動装置は、前記シャワーパイプの長手方向と交差する方向に前記シャワーパイプを傾斜させるヒンジ部が形成された、ことを特徴としている。 The shower pipe driving device according to the present invention is characterized in that a hinge portion for inclining the shower pipe is formed in a direction crossing a longitudinal direction of the shower pipe.
本発明に係るシャワーパイプ駆動装置は、前記シャワーパイプが往復する速さおよび範囲が変化する、ことを特徴としている。 The shower pipe driving device according to the present invention is characterized in that the speed and range in which the shower pipe reciprocates changes.
本発明に係るシャワーパイプ駆動装置は上記した構成である。この構成により、シャワーパイプが第一レール部材と共に往復する際、第二レール部材に対面していた第一レール部材の位置が変化しても、第一レール部材によって第二レール部材が常に遮蔽される。したがって、浸水を防いでシャワーパイプの動きを円滑に保つことができる。 The shower pipe driving device according to the present invention has the above-described configuration. With this configuration, when the shower pipe reciprocates with the first rail member, the second rail member is always shielded by the first rail member even if the position of the first rail member facing the second rail member changes. The Therefore, it is possible to prevent the water from entering and keep the shower pipe moving smoothly.
本発明に係るシャワーパイプ駆動装置は、シャワーパイプの長手方向と交差する方向にシャワーパイプを傾斜させるヒンジ部が形成されている。この構成により、シャワーパイプが撓む際、ヒンジ部によってシャワーパイプが撓みに応じて傾斜する。したがって、撓みによる負荷が緩和される。 The shower pipe drive device according to the present invention is formed with a hinge portion that inclines the shower pipe in a direction intersecting with the longitudinal direction of the shower pipe. With this configuration, when the shower pipe is bent, the shower pipe is inclined according to the bending by the hinge portion. Therefore, the load due to bending is reduced.
本発明に係るシャワーパイプ駆動装置は、シャワーパイプが往復する速さおよび範囲が変化する。この構成により、洗浄水の噴射範囲の境界に水縞が発生せず、洗浄水が万遍なく噴射される。したがって、抄紙機の網などを万遍なく洗浄することで延命化することができる。 In the shower pipe driving device according to the present invention, the speed and range in which the shower pipe reciprocates change. With this configuration, water stripes are not generated at the boundary of the cleaning water injection range, and the cleaning water is uniformly injected. Therefore, it is possible to prolong the life by uniformly cleaning the paper machine net and the like.
以下に、本発明に係るシャワーパイプ駆動装置の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では本発明を理解しやすくするため、図1において往復方向であるシャワーパイプの長手方向を基準として左方を前方とし、右方を後方とする。また往復方向と交差する方向を上方および下方とする。 Hereinafter, embodiments of a shower pipe driving device according to the present invention will be described with reference to the drawings. In the following description, in order to facilitate understanding of the present invention, the left side is defined as the front and the right side is defined as the rear with reference to the longitudinal direction of the shower pipe, which is the reciprocating direction in FIG. The directions intersecting with the reciprocating direction are defined as upper and lower.
図1、図2、図3および図4において、本実施形態に係るシャワーパイプ駆動装置10は、シャワーパイプ1を往復させる往復駆動装置20、この往復駆動装置20によって往復させられたシャワーパイプ1の軌道を安定させる往復ガイド装置60、から構成されている。シャワーパイプ駆動装置10が取り付けられたシャワーパイプ1は長手の略円筒状であり、側面に複数のノズル部2が長手方向に適当な間隔で形成されている。シャワーパイプ1はノズル部2から洗浄水(図示省略)が噴射される。
1, 2, 3, and 4, the shower
はじめに往復駆動装置20について説明する。
First, the reciprocating
往復駆動装置20は、シャワーパイプ1と並列して配置されたシリンダー部材21、このシリンダー部材21が支持されたシリンダー支持部材30(図5参照)、から構成されている。往復駆動装置20は、連結部材としてのパイプホルダー55(図7参照)を介してシャワーパイプ1の後方(図1右方)側に取り付けられ、全体カバー53(図8参照)に覆われている。シリンダー部材21は、駆動部材70(図9参照)によって駆動する。シリンダー支持部材30はヒンジ部40(図5参照)が形成されている。
The reciprocating
図5において、シリンダー支持部材30は空間である通路部31を空けて対面した一対のヒンジ部支持具32、通路部31の上方に配置されてヒンジ部支持具32に挟まれた筒状のヒンジ部ホルダー34、から構成されている。ヒンジ部支持具32は、互いに略直角に連ねられた基板部36と立板部37とから略L字状に形成されている。基板部36は、略板状に形成されたベースプレート58(図16参照)に取り付けられ、一方、立板部37は、ヒンジ部支持具32と対面する位置にヒンジ部40を構成するヒンジ第一開孔部33が形成されている。ヒンジ部ホルダー34は、立板部37と対面する側面にヒンジ部40を構成するヒンジ第二開孔部35が形成されている。ヒンジ第一開孔部33とヒンジ第二開孔部35とは軸が揃えられている。
In FIG. 5, a
ヒンジ部40は、軸が揃えられた各開孔部33,35にピン部材41が取り付けられて形成されている。ピン部材41は側面に円周状の環状溝部42が形成された略円柱状に形成されている。ピン部材41は環状溝部42が立板部37の外側に配置されてヒンジ第一開孔部33に対して回転自在に通されると共に、ヒンジ部ホルダー34のヒンジ第二開孔部35に固定されている。環状溝部42は板状片部材としてのキープレート43が嵌合されている。キープレート43は環状溝部42に嵌合された状態で立板部37に取り付けられている。ヒンジ部40によって、ヒンジ部ホルダー34がヒンジ部支持具32に対してピン部材41を軸に回転する。
The
図1および図2において、シリンダー部材21はシリンダー本体部22とピストン部23とから構成され、例えば油圧式、空圧式などにより駆動する。シリンダー本体部22はシリンダー支持部材30のヒンジ部ホルダー34に通されて取り付けられると共に(図3参照)、シリンダーカバー部材としてのロッドカバー50にピストン部23側が収納されている。ピストン部23は前方(図1左方)側である先端部にパイプホルダー55が接続され、このパイプボルダー55を介してシャワーパイプ1が連結されている。
1 and 2, the
図6において、ロッドカバー50は筒状の角柱形であり、全長がシリンダー部材21の全長よりも短く形成されている(図1参照)。ロッドカバー50の後方(図6右方)端は開放され、縁に鍔部51が形成されている。鍔部51は後方(図6右方)端の縁から側方に向けて突出し、後方(図6右方)端の縁に沿って環状に形成されている。ロッドカバー50の前方(図6左方)端は閉塞され、ピストン部23が通されるピストン通し孔部52が略中央に開孔されている。
In FIG. 6, the
図7において、パイプホルダー55は略板状に形成され、ピストン部23が接続されるピストン接続孔部56、シャワーパイプ1が取り付けられるパイプ支持孔部57、が形成されている。パイプ支持孔部57は、パイプホルダー55が二分されたことで略半分に分割されている。二分されたパイプホルダー55はビスなどが貫通され、連結されている。
In FIG. 7, the
図8において、本体カバー53は下方が開放された角形の箱であり、シリンダー部材21全体が覆われる長さに全長が形成されている(図1参照)。本体カバー53の前方(図8左方)端はロッドカバー50が通されるカバー通し孔部54が開孔され、下方の縁がシャワーパイプ1の外形に倣って半円状に削り取られている。
In FIG. 8, the
図9において、駆動部材70は、例えばPLC(Programmable Logic Controller)、タッチパネル、スイッチ、ブザー、コントローラー、アクチュエーター、ティーチングボックスなどから構成されている。ティーチングボックスおよびタッチパネルにシリンダー部材の速度やストロークを入力し、CPUが直結されたPLCからコントローラーに信号を出力する。アクチュエーターはパルスモーター付であり複数のプログラムが実行される。すなわち、シリンダー部材の速度やストロークを任意に変化させ、シャワーパイプ1が往復する速さや範囲を変化させる。
In FIG. 9, the drive member 70 includes, for example, a PLC (Programmable Logic Controller), a touch panel, a switch, a buzzer, a controller, an actuator, a teaching box, and the like. The speed and stroke of the cylinder member are input to the teaching box and the touch panel, and a signal is output from the PLC directly connected to the CPU to the controller. The actuator is equipped with a pulse motor, and multiple programs are executed. In other words, the speed and stroke of the cylinder member are arbitrarily changed, and the speed and range at which the
上記した構成から往復駆動装置20は次のとおり形成される。
From the above configuration, the
図1から図8においてシリンダー部材21はシリンダー支持部材30に支持されている。すなわち、シリンダー本体部22はシリンダー支持部材21のヒンジ部ホルダー34に通されて取り付けられ、ロッドカバー50が前方(図1左方)側から被せられる。ピストン部23はロッドカバー50のピストン通し孔部52に通され、前方(図1左方)側である先端にパイプホルダー55のピストン接続孔部56が接続される。パイプホルダー55はパイプ支持孔部57にシャワーパイプ1が支持される。シリンダー本体部22、ロッドカバー50、およびヒンジ部ホルダー34は上方から全体カバー53が被せられる。全体カバー53はカバー通し孔部54にピストン部23がロッドカバー50と共に通され、ヒンジ部ホルダー34に固定される。
1 to 8, the
次に往復ガイド装置60について説明する。
Next, the
図3および図4において、往復ガイド装置60は、シャワーパイプ1の外側に取り付けられた第一レール部材としての上部レール61、この上部レール61に沿う第二レール部材としての下部レール62、から構成されている。往復ガイド装置60は、シャワーパイプ1の前方(図1左方)側および後方(図1右方)側に取り付けられ、上部レール61が下部レールガイド68(図15参照)を介してパイプ支持具67(図14参照)によってシャワーパイプ1に支持され、下部レール62がベースプレート58に取り付けられている。
3 and 4, the
図10において、上部レール61は長方形の略板状に形成され、上方の面(表面)がシャワーパイプ1の下方側に対面させられてシャワーパイプ1に取り付けられている(図3および図4参照)。上部レール61の下方の面(裏面)は線状の複数のレール溝部63が長手方向に形成され、このレール溝部63が上部レール61の幅方向に並列して形成されている。上部レール61は両端に上部レールエンドプレート65(図13参照)が取り付けられ、この上部レールエンドプレート65によってレール溝部63の両端が閉塞されている。
In FIG. 10, the
図11において、下部レール62は長方形の略板状に形成され、上方の面(表面)が上部レール61の下方の面(裏面)と対面して配置されている(図3および図4参照)。下部レール62の上方の面(表面)は線状の複数のレール溝部63が下部レール62の長手方向に形成され、このレール溝部63が下部レール62の幅方向に並列して形成されている。下部レール62は両端に下部レールエンドプレート66(図12参照)が取り付けられ、この下部レールエンドプレート66によってレール溝部63の両端が閉塞されている。
11, the
図17において、上部レール61は全長が、下部レール62の全長よりも長く形成されると共に、シャワーパイプ1が往復中の最端位置で、下部レール62の全長と対面する長さに形成されている。ここで最端位置とは、シャワーパイプ1が往復中に停止する位置をいう。すなわち、シャワーパイプ1は往復する範囲において移動方向が逆方向に変わる瞬間、停止することから、その位置を最端位置とし、この最端位置において上部レール61が下部レール62の全長と対面する長さに形成されている。
In FIG. 17, the
さらに詳説すれば、図17(a)において、前方(図17左方)に移動したシャワーパイプ1の移動方向が、前方(図17左方)と逆方向である後方(図17右方)に変わる瞬間、シャワーパイプ1と共に停止した上部レール61は、後方(図17右方)の端が下部レール62の後方(図17右方)の端と略揃えられると共に、下部レール62の全長を覆っている。また、図17(b)において、後方(図17右方)に移動したシャワーパイプ1の移動方向が前方(図17左方)に変わる瞬間、シャワーパイプ1と共に停止した上部レール61は、前方(図17左方)の端が下部レール62の前方(図17左方)の端と略揃えられると共に、下部レール62の全長を覆っている。なお、駆動部材70によってシャワーパイプ1の速度やストロークを変化させる場合、最大ストロークに合わせて各レール61,62の長さが設計される。
More specifically, in FIG. 17 (a), the movement direction of the
上部レール61と下部レール62との間は緩衝部材としてのローラー64が配置され、各レール溝部63に嵌められている。ローラー64は上部レール61と下部レール62との間の摩擦による干渉を軽減するものであるため、例えば円柱状や球体などである。
A
図14において、パイプ支持具67は断面が略U字の半円状に形成され、湾曲して閉塞された側が上方であり、開放された側が下方である。パイプ支持具67はシャワーパイプ1に被せられてこのシャワーパイプ1が内側に配置された状態で、下部レールガイド68を介して下方側に上部レール61が取り付けられている(図3および図4参照)。
In FIG. 14, the
図15において、下部レールガイド68は断面が略L字状に形成され、パイプ支持具67の下方の内側に取り付けられている(図3および図4参照)。
In FIG. 15, the
図3において、往復ガイド装置60が上記した往復駆動装置20と共に取り付けられる場合、往復ガイド装置60はシリンダー支持部材30の通路部31に通されて下部レール62がベースプレート58に取り付けられる。
In FIG. 3, when the
以上が本実施形態に係るシャワーパイプ用ガイド装置10である。次に、このシャワーパイプ用ガイド装置10の作用を説明する。
The above is the
図1において、駆動部材70によりシリンダー部材21が駆動してピストン部23が往復すると共に、ピストン部23の先端に取り付けられたパイプホルダー55を介してシャワーパイプ1が往復する。詳説すれば、図17において、シャワーパイプ1に取り付けられた上部レール61が、ローラー64を介してシャワーパイプ1と共に下部レール62に対して水平に移動する。図17(a)において、移動したシャワーパイプ1が前方(図17左方)の最端位置に達すると共に、移動方向が前方(図17左方)と逆方向である後方(図17右方)に変わる瞬間、シャワーパイプ1と共に上部レール61が停止する。その際、停止した上部レール61の後方(図17右方)の端が下部レール62の後方(図17右方)の端と略揃えられる。また、図17(b)において、後方(図17右方)に移動したシャワーパイプ1が後方(図17右方)の最端位置に達すると共に移動方向が前方(図17左方)に変わる瞬間、シャワーパイプ1と共に上部レール61が停止する。その際、停止した上部レール61の前方(図17左方)の端は下部レール62の前方(図17左方)の端と略揃えられる。シャワーパイプ1が往復することで、この動作が繰り返され、下部レール62は上部レール62によって常に遮蔽される。
In FIG. 1, the
図1において、シャワーパイプ1が自重や内側を流通する洗浄水の重量によって撓む場合、またその反動によって上下に振動する場合、パイプホルダー55によってシャワーパイプ1と連結されたシリンダー部材21が、ヒンジ部40によってシャワーパイプ1の撓みに応じて傾斜する。すなわち、シリンダー部材21はシリンダー本体部22がシリンダー支持部材30のヒンジ部ホルダー34に取り付けられているため、このヒンジ部ホルダー34と共にヒンジ部支持具32に対してピン部材41を軸に回転(傾斜)する。
In FIG. 1, when the
シャワーパイプ1が往復する際、駆動部材70によりシリンダー部材21の速度やストロークが任意に変化し、シャワーパイプ1が往復する速さや範囲が変化する。シャワーパイプ1の動きが変化すると、図18において、隣接するノズル部2から噴射される洗浄水のそれぞれの噴射範囲の境界に水縞3が発生せず、網4に洗浄水が万遍なく噴射される。
When the
次に、シャワーパイプ用ガイド装置10の効果を説明する。
Next, effects of the shower
上記したとおり本実施形態によれば、図17において、上部レール61は全長が、下部レール62の全長よりも長く形成されると共に、シャワーパイプ1が往復中の最端位置で下部レール62の全長と対面する長さ形成されている。この構成により、図17(a)において、シャワーパイプ1が前方(図17左方)の最端位置に達すると共に、シャワーパイプ1と共に上部レール61が停止し、停止した上部レール61は後方(図17右方)の端が下部レール62の後方(図17右方)の端と略揃えられると共に、下部レール62の全長を覆う。また、図17(b)において、後方(図17右方)に移動したシャワーパイプ1が後方(図17右方)の最端位置に達すると共に、シャワーパイプ1と共に上部レール61が停止し、停止した上部レール61は前方(図17左方)の端が下部レール62の前方(図17左方)の端と略揃えられると共に、下部レール62の全長を覆う。したがって、下部レール62は上部レール62によって常に遮蔽され、浸水を防いでシャワーパイプ1の動きを円滑に保つことができる。
As described above, according to the present embodiment, in FIG. 17, the
また、上記構成により下部レール62は上部レール62によって常に遮蔽されるため、往復ガイド装置60をカバーなどに収納する必要がない。
Moreover, since the
本実施形態によれば、ヒンジ部40は、軸が揃えられたヒンジ第一開孔部33とヒンジ第二開孔部35とにピン部材41が取り付けられて形成されている。シリンダー本体部22がシリンダー支持部材30のヒンジ部ホルダー34に取り付けられているため、ヒンジ部40によってシリンダー部材21はヒンジ部ホルダー34と共にヒンジ部支持具32に対してピン部材41を軸に回転(傾斜)する。この構成により、シャワーパイプ1が自重や内側を流通する洗浄水の重量によって撓む場合、またその反動によって上下に振動する場合、パイプホルダー55によってシャワーパイプ1と連結されたシリンダー部材21が、ヒンジ部40によってシャワーパイプ1の撓みに応じて傾斜する。したがって、撓みによるシリンダー部材21への負荷が緩和される。
According to the present embodiment, the
本実施形態によれば、駆動部材70により、シリンダー部材21の速度やストロークが任意に変化し、シャワーパイプ1が往復する速さや範囲が変化する。この構成により、図18において、隣接するノズル部2から噴射される洗浄水のそれぞれの噴射範囲の境界に水縞3が発生せず、網4に洗浄水が万遍なく噴射される。したがって、抄紙機の網などを万遍なく洗浄することで延命化することができる。
According to this embodiment, the drive member 70 changes the speed and stroke of the
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。 As mentioned above, although embodiment of this invention was explained in full detail, this invention is not limited to the said embodiment. The present invention can be modified in various ways without departing from the scope of the claims.
1 シャワーパイプ
2 ノズル部
3 水縞
4 網
10 シャワーパイプ駆動装置
20 往復駆動装置
21 シリンダー部材
22 シリンダー本体部
23 ピストン部
30 シリンダー支持部材
31 通路部
32 ヒンジ部支持具
33 ヒンジ第一開孔部
34 ヒンジ部ホルダー
35 ヒンジ第二開孔部
36 基板部
37 立板部
40 ヒンジ部
41 ピン部材
42 環状溝部
43 キープレート(板状片部材)
50 ロッドカバー(シリンダーカバー部材)
51 鍔部
52 ピストン通し孔部
53 本体カバー
54 カバー通し孔部
55 パイプホルダー(連結部材)
56 ピストン接続孔部
57 パイプ支持孔部
58 ベースプレート
60 往復ガイド装置
61 上部レール(第一レール部材)
62 下部レール(第二レール部材)
63 レール溝部
64 ローラー(緩衝部材)
65 上部レールエンドプレート
66 下部レールエンドプレート
67 パイプ支持具
68 下部レールガイド
70 駆動部材
DESCRIPTION OF
50 Rod cover (cylinder cover member)
51
56
62 Lower rail (second rail member)
63
65 Upper
Claims (3)
前記第一レール部材の全長が前記第二レール部材の全長よりも長く形成され、往復中の前記シャワーパイプが停止する最端位置において前記第一レール部材が前記第二レール部材の全体と対面する大きさに形成された、
ことを特徴とするシャワーパイプ駆動装置。 The shower rail is reciprocated in the longitudinal direction along the second rail member arranged facing the first rail member with the first rail member provided outside the shower pipe to which the cleaning water is jetted. In the shower pipe drive device,
The total length of the first rail member is longer than the total length of the second rail member, and the first rail member faces the entire second rail member at the end position where the shower pipe during reciprocation stops. Formed in size,
A shower pipe drive device characterized by that.
ことを特徴とする請求項1に記載のシャワーパイプ駆動装置。 A hinge portion was formed to incline the shower pipe in a direction intersecting the longitudinal direction of the shower pipe.
The shower pipe drive device according to claim 1 characterized by things.
ことを特徴とする請求項1または2に記載のシャワーパイプ駆動装置。 The speed and range at which the shower pipe reciprocates changes,
The shower pipe drive device according to claim 1, wherein the shower pipe drive device is provided.
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