JP6089638B2 - Indwelling needle assembly - Google Patents
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Description
本発明は、人工透析、輸液又は採血の際に血管に穿刺されてそこに留置される留置針組立体に関する。 The present invention relates to an indwelling needle assembly that is punctured and placed in a blood vessel during artificial dialysis, infusion or blood collection.
施術者が患者に対して人工透析、輸液又は採血等を行う際には、留置針組立体が用いられており、留置針組立体としては、例えば特許文献1のような留置針組立体がある。
When a practitioner performs artificial dialysis, infusion, blood collection, or the like on a patient, an indwelling needle assembly is used. As the indwelling needle assembly, for example, there is an indwelling needle assembly as in
特許文献1の留置針組立体は、円筒状の外針ハブを有しており、外針ハブの先端部にチューブ状の外針が固定されている。外針には、先端部に鋭利な針先を有する内針が挿通されている。内針の基端側は、外針から外針ハブ内へと突き出ており、内針の基端部には内針ハブが取り付けられている。内針ハブは、外針ハブの基端側の開口部に着脱可能に装着されており、内針ハブを引き出すことで内針を外針及び外針ハブから引き出すことができるようになっている。
The indwelling needle assembly of
また、外針ハブ内には、内針の針先を覆うべくプロテクタが設けられている。プロテクタは、開閉可能に構成されているプロテクタ本体を有しており、プロテクタ本体は、開いた状態で外針ハブ内に設けられている。内針は、開いた状態のプロテクタを貫通しており、内針の先端部分付近に係合部を有している。係合部は、内針を外針から引き抜いて針先がプロテクタ本体内に収容されるとプロテクタ本体に係合するようになっている。また、プロテクタ本体には、外針ハブ内に係合されている作用リングが外装されており、プロテクタ本体が作用リングに対して外針ハブの基端側に相対移動するとプロテクタ本体を閉じるように構成されている。 A protector is provided in the outer needle hub to cover the needle tip of the inner needle. Protector has a protector body that can be opened and closed configuration, protector body is provided in the outer needle hub in a state of open. The inner needle passes through the open protector and has an engaging portion in the vicinity of the tip portion of the inner needle. Engagement portion, the needle tip is pulled out of the inner needle from the outer needle is adapted to engage the protector body when accommodated in the protector body. Further, the protector body, acting ring that is engaged to the outer needle hub and is exterior protector body closes the protector body when moved relative to the base end side of the outer needle hub to the working ring It is configured as follows.
このように構成されている留置針組立体では、内針を外針から引き出すとプロテクタ本体が内針に連れられ、作用リングに対してプロテクタ本体が相対移動する。そうすることで、作用リングによってプロテクタ本体が閉じられ、プロテクタ本体によって内針の針先が覆われて保護される。内針を更に引き抜くと、作用リングがプロテクタ本体と係合し、プロテクタ本体に連れられて作用リングが外針ハブから外れる。 Thus, in the indwelling needle assembly is composed, are brought inner needle into the inner needle protector body is pulled out from the outer needle, the protector body moves relative to the working ring. By doing so, the protector body is closed by the action ring, and the tip of the inner needle is covered and protected by the protector body. Further withdrawal of the inner needle, engages the action ring protector body, acting ring is taken to protector body is out of the outer needle hub.
特許文献1の留置針組立体では、プロテクタ本体が閉じる前に作用リングが外針ハブから外れると、内針の針先が保護されていない状態で内針が外針ハブから抜ける。それ故、内針を引き抜く際に作用リングが外針ハブから容易に抜けないようにしっかりと係合させるべく、作用リング及び外針ハブは高い加工精度が必要である。また、容易に作用リングが抜けないように外針ハブにしっかりと係合させると外針ハブから作用リングを外すために大きな力が必要となってしまう。
In the indwelling needle assembly of
そこで本発明は、高い加工精度が要求されず、プロテクタを外針ハブから円滑に抜くことができる留置針組立体を提供することを目的としている。 Therefore, an object of the present invention is to provide an indwelling needle assembly that does not require high processing accuracy and can smoothly remove the protector from the outer needle hub.
本発明の留置針組立体は、先端部に鋭利な針先を有する内針と、前記内針の基端部側に設けられている内針ハブと、前記内針が挿通されている中空の外針と、前記内針が挿通され、且つ外針挿通口とハブ挿通口とを有する内部空間が形成されている外針ハブと、前記内部空間に設けられ、前記外針挿通口と前記ハブ挿通口との間を封止する封止部材と、開閉可能な保護部を有し、前記内部空間において前記封止部材より前記ハブ挿通口側に設けられているプロテクタと、前記内部空間において前記プロテクタの保護部より前記ハブ挿通口側に配置されている閉機構、を備え、前記外針挿通口には、前記外針の基端部が設けられ、前記ハブ挿通口には、前記内針ハブが着脱可能に取り付けられ、前記プロテクタは、前記内針が貫通するように前記保護部を開けて前記内部空間に配置され、前記内針の先端部が保護部の中に収容された状態で前記内針の先端部を前記ハブ挿通口の方へと引き抜くと前記内針の先端部に連れられて前記ハブ挿通口の方へ動くように構成され、前記閉機構は、前記ハブ挿通口の方へ動く前記プロテクタの前記保護部を閉じるように構成されているとともに、前記保護部が閉じた後も前記内部空間に位置するように、外針ハブに固定されており、前記保護部は、前記閉機構によって閉じられると外力が作用しない限り開かないように構成されているものである。 An indwelling needle assembly of the present invention includes an inner needle having a sharp needle tip at a distal end portion, an inner needle hub provided on a proximal end portion side of the inner needle, and a hollow through which the inner needle is inserted. An outer needle, an outer needle hub through which the inner needle is inserted and an inner space having an outer needle insertion port and a hub insertion port is formed, and the outer needle insertion port and the hub provided in the inner space A sealing member that seals between the insertion opening, a protector that can be opened and closed, and a protector that is provided on the hub insertion opening side from the sealing member in the internal space; and A closing mechanism disposed closer to the hub insertion port than the protector of the protector, wherein the outer needle insertion port is provided with a base end portion of the outer needle, and the hub insertion port includes the inner needle. A hub is detachably attached, and the protector is moved forward so that the inner needle penetrates. When the protective portion is opened and disposed in the internal space, and the distal end portion of the inner needle is pulled out toward the hub insertion port in a state where the distal end portion of the inner needle is accommodated in the protective portion, the inner needle It is configured to move toward the hub insertion port along with the tip, and the closing mechanism is configured to close the protection unit of the protector moving toward the hub insertion port, and the protection It is fixed to the outer needle hub so that it is located in the internal space even after the part is closed, and the protection part is configured not to open unless an external force acts when closed by the closing mechanism. It is.
本発明に従えば、プロテクタの保護部を閉じるための閉機構が外針ハブに固定され、また引き抜かれた後もプロテクタの保護部が閉じた状態を維持することができる。従って、閉機構と外針ハブとの係合力を調整する必要がなく、高い加工精度が要求されない。また、閉機構を外針ハブから外す必要がなく、内針の先端部を保護しつつプロテクタを外針ハブから円滑に抜くことができる。 According to the present invention, the closing mechanism for closing the protector of the protector is fixed to the outer needle hub, and the protector of the protector can be kept closed even after being pulled out. Therefore, it is not necessary to adjust the engagement force between the closing mechanism and the outer needle hub, and high machining accuracy is not required. Further, it is not necessary to remove the closing mechanism from the outer needle hub, and the protector can be smoothly removed from the outer needle hub while protecting the tip portion of the inner needle.
本発明によれば、高い加工精度が要求されず、プロテクタを外針ハブから円滑に抜くことができる。 According to the present invention, high processing accuracy is not required, and the protector can be smoothly removed from the outer needle hub.
以下、本発明に係る実施形態の留置針組立体1,1Aについて図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、説明する上で便宜上使用するものであって、発明の構成の向き等をその方向に限定するものではない。また、以下に説明する留置針組立体1,1Aは、本発明の一実施形態に過ぎない。従って、本発明は実施の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
Hereinafter, indwelling needle assemblies 1 and 1A according to embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In addition, the concept of the direction used in the following description is used for convenience in description, and does not limit the direction of the configuration of the invention in that direction. Indwelling
[第1実施形態]
<留置針組立体>
図1に示す留置針組立体1は、血管等に針を穿刺して留置し、その針によって薬液を血管内に投与したり、血管から血液を採取したりする際に用いられる。留置針組立体1は、留置針本体2を備えており、留置針本体2は、軸線L1に沿って形成されている。なお、以下の説明では、留置針組立体1によって患者への針の穿刺を行う施術者に対して遠位側の部位を先端部とし、施術者の近位側の部位を基端部と称している。また、軸線方向とは、留置針本体2の軸線L1に沿う方向を意味している。
[First Embodiment]
<Indwelling needle assembly>
An indwelling
<留置針本体>
図2に示すように、留置針本体2は、内針11と、内針ハブ12と、外針13と、外針ハブ14とによって構成されている。内針11は、例えば金属材料又は硬質の合成樹脂から成る大略円筒状の中空針であり、その軸線L2(軸線L1と略一致)に沿って真直ぐに延在している。内針11は、血管に穿刺可能に形成された鋭利な針先11aを先端部に有しており、基端部には内針ハブ12が設けられている。
<Indwelling needle body>
As shown in FIG. 2, the indwelling
内針ハブ12は、キャップ部21と把持部22とを有しており、キャップ部21は、例えば合成樹脂から成る大略有底円筒の部分である。キャップ部21の先端部には、内針11が挿通されて固定されている。キャップ部21は、先端部側に対して基端部側が大径に形成され、キャップ部21の基端部側の部分に把持部22が一体的に設けられている。把持部22は、医師や看護師等の施術者が手で把持可能に構成されている。このように構成される内針11及び内針ハブ12の組立体は、外針13及び外針ハブ14に挿通されている。
The
外針13は、可撓性を有する合成樹脂から成る大略円筒状の細管である。外針13は、内針11より短尺に形成されており、外針13の先端から内針11の針先11aが突出している。外針13の基端部には、外針ハブ14が設けられている。
The
外針ハブ14は、透光性を有する合成樹脂から成るY型の部材であり、ハブ本体24及びチューブ結合部25を有している。ハブ本体24は、大略円筒状に形成されており、先端部の外周面が先端に向かうにつれて先細りのテーパ状に形成されている。ハブ本体24の内孔24aは、その軸線(軸線L1,L2に略一致)に沿って延在している。また、ハブ本体24は、その先端側に外針挿通口24bを有しており、その基端側にハブ挿通口24cを有している。外針挿通口24bには外針13の基端部が挿通されて固定され、ハブ挿通口24cには内針ハブ12の先端部分が嵌り込むようになっている。ハブ挿通口24cは、内針ハブ12が嵌まり込むことで内針ハブ12の基端側の部分によって塞がれている。なお、図2及び図3では、構成を見やすくするためにキャップ部21とハブ本体24との間の隙間を誇張して表現している。また、ハブ本体24の外周面には、ハブ本体24から枝分かれするようにチューブ結合部25が設けられ、そこから血液や薬液等の輸液を輸送している。
The
チューブ結合部25は、大略円筒状に形成されており、その一端部がハブ本体24の外周面に一体的に設けられている。チューブ結合部25は、ハブ本体24の外周面からハブ本体24の基端側に向かって且つハブ本体24の外周面から半径方向外側に離れるように斜めに延在している。チューブ結合部25の一端側には、連通口25bが形成されており、チューブ結合部25の内孔25aは、この連通口25bを介してハブ本体24の内孔24aに繋がっている。また、チューブ結合部25の他端部には、可撓性を有する管状のチューブ26が固定され、且つ輸送口25cが形成されている。内孔25aは、この輸送口25cを介してチューブ26内に繋がっており、チューブ26はコネクタ27に接続されている。
The
図1に示すように、コネクタ27はY型に形成されており、各々の端部に連通口が夫々形成されている。1つの連通口は、キャップ部材28によって塞がれており、残りの2つの連通口にはチューブ26及びインジェクションプラグ29が夫々設けられている。
As shown in FIG. 1, the
このように構成される留置針本体2を使って輸液及び採血する際には、まず内針11が挿通された外針13を施術者が血管等に穿刺する。これにより、血管内と外針ハブ14内とが導通し、血管内の血液が外針ハブ14に流入するフラッシュバックが発生する。このフラッシュバックを確認した後、内針11が外針13及び外針ハブ14から抜かれる。この際に、ハブ挿通口24cから血液(又は薬液)が漏れないようするために外針ハブ14の内孔14aには、止血ゴム3が設けられている。
When infusion and blood collection are performed using the indwelling needle
<止血ゴム>
図2に示す止血ゴム3は、合成ゴム又は熱可塑性エラストマから成る中実の大略円柱部材であり、弾力性を有している。封止部材である止血ゴム3は、ハブ本体24の内孔24aの軸線方向中間部分に嵌合されている。さらに詳細に説明すると、止血ゴム3は、内孔24aにおいてチューブ結合部25の連通口25bよりハブ挿通口24c側であって後述するプロテクタ4より外針挿通口24b側に位置している。これにより、内部空間である内孔24aは、外針13内及びチューブ26内に繋がる液空間31とハブ挿通口24cに繋がるプロテクタ収容空間32とに分断され、2つの空間31,32の間が止血ゴム3によって封止されている。
<Hemostatic rubber>
The
このように配置されている止血ゴム3には、その軸心に沿って内針11が貫いており、止血ゴム3は、弾力性を有しているため内針11の外周面に圧接されて密着している。これにより、止血ゴム3との内針11と間が密封され、更に内針11を軸線方向に動かしても止血ゴム3と内針11との間が密封されている状態が維持されるようになっている。また、止血ゴム3は、そこから内針11を抜くと内針11が貫通していた貫通孔30を塞ぐように弾性復帰し、内針11を引き抜いた後も液空間31とプロテクタ収容空間32との間を封止するようになっている。このように止血ゴム3は、内針11の貫通の有無に関わらず、液空間31とプロテクタ収容空間32との間を封止し、プロテクタ収容空間32に輸液が漏れることを防ぐことができる。このように液空間31から分離されているプロテクタ収容空間32内には、プロテクタ4が収容されている。
The
<針先保護用プロテクタ>
プロテクタ4は、金属材料から成り、内針11を外針13及び外針ハブ14から引き抜いて取り出す際に内針11の針先11aを覆って保護するように構成されている。プロテクタ4は、薄肉プレートを屈曲変形させてなる金属製の単一体であり、軸線方向に延在する大略四角柱状の箱状部材に形成されている。以下では、プロテクタ4の構成について、図3を参照しながら更に詳細に説明する。
<Needle protector>
The
プロテクタ4は、大略正方形状の底板42及び天井板43を有している。底板42及び天井板43は、軸線方向に離されており、互いに対向し且つ平面視で重なるように配置されている。底板42には、その4つの各辺縁部のうち対向する2つの辺縁部に一対の可撓側板44,45が一体的に夫々設けられている。一対の可撓側板44,45は、大略矩形状の板部材であり、互いに対向するように配置されている。
The
さらに詳細に説明すると、一対の可撓側板44,45は、底板42から天井板43に向い、更に天井板43を超えて延在しており、その長手方向中間部分の屈曲部44a,45aで屈曲している。この屈曲部44a,45aより基端側の部分が固定部44b,45bを形成し、先端側の部分が可撓部44c,45cを形成している。固定部44b,45bは、底板42に対して直角に配置されており、その先端に可撓部44c,45cが一体的に形成されている。可撓部44c,45cは、固定部44b、45bに対して外側に広がるように延在しており、屈曲部44a,45aを基点にしてプロテクタ4の内側に押し込むことができるようになっている。
More specifically, the pair of
また、一方の固定部44bの幅方向両端部には、固定板51が一体的に夫々設けられ、他方の固定部45bの幅方向両端部に、固定側板52が一体的に夫々設けられている。一対の固定板51は、固定部44bに対して直角に屈曲して他方の可撓側板45に向かって延在している。また、一対の固定側板52は、大略長方形状に形成されており、固定部45bに対して直角に屈曲している。一対の固定側板52の先端は、天井板43まで延在しており、一対の固定側板52のうちのいずれか一方の先端が天井板43の1つの辺縁部に繋がっている。このように構成されている一対の固定側板52は、固定板51に夫々重ねて接合されており、一対の可撓側板44,45と共に大略直方体形状のプロテクタ4の下部体41を構成している。
In addition, fixing
このように構成されるプロテクタ4の底板42及び天井板43には、その中心部分に内針挿通孔42a,43aが形成されている。2つの内針挿通孔42a,43aは、平面視で(即ち、内針11の基端側から軸線方向に見て)互いに重なっており、底板42の内針挿通孔42aである第1内針挿通孔42aが天井板43の内針挿通孔43aである第2内針挿通孔43aより小径に形成されている。これら2つの内針挿通孔42a,43aには、内針11が挿通されており、内針11の外周部には、半径方向外側に膨らんだ係合部11bが針先11a付近に形成されている。内針11の係合部11bの外形寸法は、第1内針挿通孔42aの外形寸法より大きく且つ前記第2内針挿通孔43aの外形寸法より小さくなっている。これにより、内針11を抜く際に係合部11bが第2内針挿通孔43aを通過して底板42に係合するようになっている。また、プロテクタ4の下部体41には、底板42に係合した内針11の針先11aを保護するべく保護部40が設けられている。
Inner
保護部40は、一対の保護板46,47によって構成されており、一対の保護板46,47は、一対の可撓側板44,45の先端の各々に一体的に形成されている。各保護板46,47は、大略J字状に形成された板部材であり、可撓側板44,45の先端から他方の可撓側板45,44の方に傾斜するように夫々延びている。このように延在する一対の保護板46,47は、互いに離れた状態でプロテクタ収容空間32に配置され、それらの間に隙間53が形成されている。この隙間53には、内針11が挿通されている。
The
また、一対の保護板46,47は、可撓側板44,45の可撓部44c,45cを内側に押し込むことで互いに近接するようになっており、一方の保護板46が他方の保護板47に対して長尺に形成されている。そのため、一対の保護板46,47を互いに近接させることで一方の保護板46の先端部分が他方の保護板47の先端部分に被さるようになっており、これによって、保護部40を閉じて隙間53を塞ぐことができるようになっている。
Further, the pair of
更に、一対の保護板46,47の先端部分は、鋭角に屈曲して鉤部46a,47aを形成している。一方の保護板46の鉤部46aは、保護部40を閉じた際に保護板47の先端部に係合し、保護部40が開かないように閉じた状態を維持するようになっている(例えば、図5の2点鎖線参照)。このようにして閉じられた保護部40内には、図5に示すように2つの保護板46,47と天井板43とによって囲まれた針先収容空間48が形成されている。この針先収容空間48は、前後両端が大略三角形状の空間になっており、この針先収容空間48の前後両端を塞ぐべく一方の保護板46,47の幅方向両端部に塞ぎ板49が夫々設けられている。これにより、保護部40が閉じることで内針11の針先11aがプロテクタ4の外側に露出しないように保護されている。
Furthermore, the tip portions of the pair of
このように構成されているプロテクタ4は、底板42に内針11の係合部11bを係合させた状態で内針11を引き抜くことで、内針11に連れられてプロテクタ収容空間32から引き抜かれるようになっている。プロテクタ4が引き抜かれる際に保護部40を閉じるべく、外針ハブ14内には、図3に示すようなリング部材60が設けられている。
The
<リング部材>
閉機構であるリング部材60は、合成樹脂から成る大略円環状の部材であり、その内孔60aが大略矩形状に形成されている。更に詳細に説明すると、内孔60aは、平面視でプロテクタ4の下部体41と略同形状で下部体41より若干大きく形成されており、プロテクタ4全体が挿通するようになっている。このような形状を有するリング部材60は、その軸線が外針ハブ14の軸線と略一致するようにしてプロテクタ収容空間32に設けられており、プロテクタ4より基端側において外針ハブ14に固定されている。本実施形態では、外針ハブ14の内周部に周方向全周にわたって延在する固定溝14bが形成されており、リング部材60は、この固定溝14bに嵌まり込んで固定されている。
<Ring member>
The
また、外針ハブ14は、その外周部に図1に示すような装着口14cが形成されている。この装着口14cは、正面視でリング部材60の外径と略同じ横幅を有し且つリング部材60の厚みと略同じ縦幅を有する横長の開口であり、リング部材60を入れられるようになっている。また、この装着口14cは、固定溝14bに繋がっており、装着口14cからリング部材60を入れることで、リング部材60を固定溝14bにはめ込んで固定できるようになっている。
Further, the
このように構成されているリング部材60の内孔60aには、内針11が挿通されており、内針11に連れられて基端側に移動するプロテクタ4が通れるようになっている。リング部材60は、内孔60aを通るプロテクタ4の可撓部44c,45cを内側に押込むようになっており、押し込むことで一対の保護板46,47を互いに近接する方向に移動させて保護部40を閉じるようになっている。このような閉じ動作は、プロテクタ4の全体が内孔60aから抜ける前に完了して内針11の針先11aをプロテクタ4によって覆って保護するようになっている。また、保護部40が閉じることによって一対の保護板46,47同士が係合し、保護された状態が維持されるようになっている。
The
<留置針組立体の機能等について>
以下では、前述のように構成されている留置針組立体1の使用方法及び機能について説明する。施術者は、外針13の先端から突出している針先11aを血管に穿刺してフラッシュバックを確認すると、輸液又は採血を開始すべく外針13に挿通された内針11を引き抜く。そうすると、まず内針11の針先11aが外針13内に入り、そして外針13内を抜けて外針ハブ14の内部空間を通って止血ゴム3に到達する。その後、内針11の針先11aが止血ゴム3から脱出し、それに伴って貫通孔30の周りの部分が弾性復帰して貫通孔30を塞いで液空間31とプロテクタ収容空間32との間を封止する。
<About functions of indwelling needle assembly>
Below, the usage method and function of the
また、内針11の針先11aは、プロテクタ4の一対の保護板46,47の間に入り、やがて係合部11bが底板42に係合する。係合部11bが係合するプロテクタ4は、内針11に連れられて基端側へと移動し、リング部材60内に挿通される。内針11を更に引き抜いていくと、プロテクタ4の可撓部44c,45cがリング部材60に当たり、可撓部44c,45cがリング部材60によって内側に押し込まれていく。そうすることで、保護部40が閉じられ、内針11の針先11aが保護部40によって覆われて保護される(図4及び図5参照)。この際、一対の保護板46,47が係合することで保護部40が外力が作用しない限り開かないようになり、内針11の針先11aが保護部40によって保護されている状態が維持される。この状態は、保護部40がリング部材60から抜けた後も続き、その状態で内針11が外針ハブ14から取り出される(図5の二点鎖線参照)。そして、施術者は、穿刺作業が行われる前に事前にコネクタ27に接続されたセットに応じて薬液を流したり、血液を採取したりする。
Further, the
このように、留置針組立体1では、外針ハブ14に固定されているリング部材60によって内針11に連れられて基端側に動くプロテクタ4の保護部40を閉じ、またプロテクタ4が引き抜かれた後も保護部40自身が一対の保護板46,47を互いに係合させて閉じた状態を維持することができる。これにより、リング部材60を外針ハブ14から引き抜く必要がなくなり、リング部材60を外針ハブ14から引き抜くための大きな力が必要なくなる。これにより、プロテクタ4を外針ハブ14から円滑に抜くことができる。また、リング部材60が外針ハブ14に固定されているので、リング部材60と外針ハブ14との係合力を調整する必要がなく、それらが固定されている部分に高い加工精度が要求されない。
As described above, in the
また、プロテクタ4をリング部材60から引き抜いた後も引き続き保護部40によって針先11aを覆って保護することができるので、内針11を外針ハブ14から抜いた後に再び針先11aがプロテクタ4から突き出て、それが医師、看護師、又は針の廃棄業者等の第三者の指等に刺さって、針先11aに付着している血液により第三者が感染症を発症することを防ぐことができる。
Further, even after the
また、留置針組立体1では、プロテクタ4をリング部材60に通すだけで保護部40を閉じることができるので、保護部40を閉じる際にプロテクタ4に大きな摺動抵抗が発生することがない。それ故、大きな力を入れることなくプロテクタ4を内針11と共に外針ハブ14から取り出すことができる。また、プロテクタ4をリング部材60に通すだけで保護部40を閉じることができるので、リング部材60に対して高い加工精度が要求されることがなく、留置針組立体1の製造が容易になる。
Further, in the
更に、留置針組立体1では、外針ハブ14の外周面に形成されている装着口14cからリング部材60を入れることによって、リング部材60が外針ハブ14内に固定される。それ故、リング部材60の取り付けが簡単である。また、装着口14cが内針11の軸線方向と交差(本実施形態では直交)しているので、リング部材60を装着口14cから挿入して外針ハブ14に固定することで内針11を抜く際にリング部材60が一緒に抜けてしまったり、またプロテクタ4に連れられてリング部材60が先端側に移動したりすることを防ぐことができる。これにより、プロテクタ4の保護部40を確実に閉じて内針11の針先11aを保護することができる。
Further, in the
[第2実施形態]
第2実施形態の留置針組立体1Aは、第1実施形態の留置針組立体1と構成が類似している。以下では、第2実施形態の留置針組立体1Aの構成については、第1実施形態の留置針組立体1と異なる点について主に説明し、同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
[Second Embodiment]
The indwelling
第2実施形態の留置針組立体1Aは、図6に示すようにリング部材60Aを備えている。リング部材60Aは、合成樹脂から成る大略断面D字状の筒状部材であり、半円筒部分60bと直方体部分60cとによって構成されている。リング部材60Aは、半円筒部分60bを外針ハブ14の内周面に当接させるようにして外針ハブ14内に固定されている。このように配置されているリング部材60Aの内孔60aは、プロテクタ4が挿通可能に構成されており、プロテクタ4が通ることで保護部40が閉じられるようになっている。また、リング部材60Aは、外針ハブ14の装着口14cから直方体部分60cの一部分が突出しており、その部分に皮膚固定部61が一体的に固定されている。
The indwelling
皮膚固定部61は、前後方向(図6の紙面の手前奥方向)に延在する大略矩形状の板状部材であり、その一表面に直方体部分60cが一体的に設けられている。皮膚固定部61は、外針ハブ14のハブ挿通口24cより幅広に形成されており、その前後方向両端部がハブ本体24の前後方向外側まで延在している。また、皮膚固定部61の下面は、平坦になっており、載置部位(例えば、患者の腕等)との接触面積を大きくして載置部位上での皮膚固定部61の安定性を向上させることができる。
The
その他、留置針組立体1Aは、第1実施形態の留置針組立体1と同様の作用効果を奏する。
In addition, the indwelling
[その他の実施形態について]
第1及び第2実施形態の留置針組立体1,1Aでは、リング部材60,60Aを外針ハブ14の側面から入れるようになっているが、ハブ挿通口24cから入れるような構造であってもよい。その場合、外針ハブ14の内周部において、リング部材60より先端側で且つ止血ゴム3より基端側の部分を先端に向かって先細りになるようなテーパ状に形成して、この係止部でリング部材を係止するようにすることが好ましい。リング部材60は、この係止部に向かって押し込むことで外針ハブ14内に固定され、プロテクタ4を取り外す際にプロテクタ4と共にリング部材60が抜けてしまうことを防ぐことができる。
[Other embodiments]
In the
また、プロテクタ4は、前述するような構成に限定されず、内針11の針先11aを覆うことができるような構成であればよい。その場合、少なくとも内針11の針先11aの延長線上の空間から覆うような構造を有していればよく、必ずしも保護板46,47のように針先11aの側方を覆う必要はない。リング部材60,60Aも同様に、前述するような構成に限定されず、基端側に動くプロテクタ4を閉じることができるように構成されていればよい。
The
また、リングと外針ハブとの固定方法は、嵌合であっても良いし、静摩擦力により固定されていても良い。例えば、皮膚固定部の一部が装着口と嵌合し、固定されていても良いし、リングと外針ハブの各々に凹部や凸部を設け、凹部と凸部との嵌合による固定方法を採用しても良い。また、閉機構の形状は適宜変更可能である。例えば、リングを断面形状が四角形状の筒状体としても良い。さらに、リングを外針ハブに挿入する際に、リングが撓むように、断面形状がC形状の筒状体を採用しても良い。また、皮膚固定部は、テーピング等で皮膚に固定可能な形状であれば良い。 The ring and the outer needle hub may be fixed by fitting, or may be fixed by a static friction force. For example, a part of the skin fixing part may be fitted and fixed to the mounting opening, or a concave or convex part may be provided in each of the ring and the outer needle hub, and the fixing method by fitting the concave part and the convex part May be adopted. The shape of the closing mechanism can be changed as appropriate. For example, the ring may be a cylindrical body having a quadrangular cross section. Furthermore, a cylindrical body having a C-shaped cross section may be employed so that the ring is bent when the ring is inserted into the outer needle hub. Moreover, the skin fixing | fixed part should just be a shape which can be fixed to skin by taping etc.
1,1A 留置針組立体
3 止血ゴム
4 プロテクタ
11 内針
11a 針先
12 内針ハブ
13 外針
14 外針ハブ
14a 内孔
40 保護部
60,60A リング部材
1,1 A
4
Claims (3)
前記内針の基端部側に設けられている内針ハブと、
前記内針が挿通されている中空の外針と、
前記内針が挿通され、且つ外針挿通口とハブ挿通口とを有する内部空間が形成されている外針ハブと、
前記内部空間に設けられ、前記外針挿通口と前記ハブ挿通口との間を封止する封止部材と、
開閉可能な保護部を有し、前記内部空間において前記封止部材より前記ハブ挿通口側に設けられているプロテクタと、
前記内部空間において前記プロテクタの保護部より前記ハブ挿通口側に配置されている閉機構、を備え、
前記外針挿通口には、前記外針の基端部が設けられ、
前記ハブ挿通口には、前記内針ハブが着脱可能に取り付けられ、
前記プロテクタは、前記内針が貫通するように前記保護部を開けて前記内部空間に配置され、前記内針の先端部が保護部の中に収容された状態で前記内針の先端部を前記ハブ挿通口の方へと引き抜くと前記内針の先端部に連れられて前記ハブ挿通口の方へ動くように構成され、
前記外針ハブは、外側面に前記内部空間と連通する装着口を有し、
前記閉機構は、前記ハブ挿通口の方へ動く前記プロテクタの前記保護部を閉じるように構成されているとともに、前記保護部が閉じた後も前記内部空間に位置するように、前記装着口から挿入して外針ハブに固定されており、
前記保護部は、前記閉機構によって閉じられると外力が作用しない限り開かないように構成されている、留置針組立体。 An inner needle having a sharp needle tip at the tip,
An inner needle hub provided on the proximal end side of the inner needle;
A hollow outer needle through which the inner needle is inserted;
An outer needle hub through which the inner needle is inserted and an internal space having an outer needle insertion port and a hub insertion port is formed;
A sealing member that is provided in the internal space and seals between the outer needle insertion port and the hub insertion port;
A protector that can be opened and closed, and a protector provided on the hub insertion side from the sealing member in the internal space;
A closing mechanism disposed on the hub insertion side from the protector of the protector in the internal space,
The outer needle insertion port is provided with a proximal end portion of the outer needle,
The inner needle hub is detachably attached to the hub insertion port,
The protector is disposed in the internal space by opening the protective portion so that the inner needle penetrates, and the distal end portion of the inner needle is moved in the state where the distal end portion of the inner needle is accommodated in the protective portion. When it is pulled out toward the hub insertion port, it is configured to move toward the hub insertion port along with the tip of the inner needle,
The outer needle hub has a mounting opening communicating with the inner space on the outer surface,
The closing mechanism is configured to close the protection portion of the protector that moves toward the hub insertion port, and from the mounting port so as to be positioned in the internal space even after the protection portion is closed. Inserted and fixed to the outer needle hub,
The indwelling needle assembly is configured such that when the protection unit is closed by the closing mechanism, the protection unit is not opened unless an external force is applied.
前記閉機構と皮膚固定部は一体的に形成され、
前記皮膚固定部は、前記外針ハブの外側に配置されている、請求項1に記載の留置針組立体。 A plate-like skin fixing part formed wider than the width of the outer needle hub,
The closing mechanism and the skin fixing part are integrally formed,
The indwelling needle assembly according to claim 1 , wherein the skin fixing portion is disposed outside the outer needle hub.
前記プロテクタは、前記ハブ挿通口の方へ動く際に前記環状部材の中を通るように配置され、
前記環状部材は、中を通る前記プロテクタの保護部を閉じるように構成されている、請求項1又は2に記載の留置針組立体。 The closing mechanism is constituted by an annular member,
The protector is arranged to pass through the annular member when moving toward the hub insertion port,
The indwelling needle assembly according to claim 1 or 2 , wherein the annular member is configured to close a protective portion of the protector passing therethrough.
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