JP6088906B2 - 巻き線機 - Google Patents
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Description
上記課題を解決する巻き線機は、巻き線治具を介して複数の巻き芯が連結され、連結したコイルを形成する巻き線機において、前記コイル同士を連結する渡り線を案内する渡り線ガイドを前記巻き線治具に設け、前記渡り線ガイドは、らせん状の溝を備え、前記コイルの巻き方向と同じである順方向、及び前記コイルの巻き方向と逆である逆方向に前記渡り線を案内することをその要旨としている。
同構成によれば、巻き芯から巻き線治具に繋がる部分の近傍ほど渡り線ガイドの溝幅が
広がっているので、線材が巻き線治具の渡り線ガイドに沿って渡り線を容易に案内できる。
同構成によれば、渡り線ガイドに巻き芯から巻き線治具に繋がる部分の近傍に径方向へ突出した凸部を備えたので、巻き芯から巻き線治具に到達した渡り線を凸部に接触させて、渡り線を渡り線ガイドに誘導できる。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態について図1〜図6を参照して説明する。
図1に示されるように、巻き線機は、複数の巻き芯としてのティース1に線材2を連続して巻回し、複数のコイル14が渡り線3を介して連結される連結コイルを形成する。巻き線機は、例えば3相交流モータのステータを構成する3相の連結コイルを形成する。
図1に示されるように、6個のティース1を巻き線治具4によって連結し、連結コイルを形成する。まず、巻き終わった前回のティース1が嵌着された巻き線治具4の第2ガイド凸部22には、線材2が巻きつけられている。この巻き線治具4の第2ガイド凸部22に巻き付けられた線材2は、ノズル5内に繋がっている。そして、巻き線機は、巻き線治具4を回転させるとともに、ノズル5から線材2を送り出しながらノズル5を軸方向に往復させることで、ティース1の巻回部13に線材2を巻回する。ティース1に巻回したら、渡り線3をニッパー9等で切断することで、前回分の連結コイルを巻き線機から取り外すことができる。
(1)巻き線治具4に渡り線ガイドとしてガイド溝23を設けたので、巻き線治具4を回転させながら、線材2が相対的に軸方向に移動すれば、渡り線3はガイド溝23に案内されて、次のティース1まで移動することができる。よって、ティース1の回転を停止させずに連結したコイルを形成できる。
(3)ティース1から巻き線治具4に繋がる部分の近傍ほどガイド溝23の溝幅が広がっている(W1>W2)ので、線材2が巻き線治具4のガイド溝23に沿って渡り線3を容易に案内できる。
以下、本発明を具体化した第2の実施形態について、図7〜図10を参照して説明する。この実施形態の巻き線機は、巻き線治具に対する渡り線の経路が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。巻き線治具4の構造は第1の実施形態と同様である。
図7に示されるように、巻き終わった前回のティース1が嵌着された巻き線治具4の第2ガイド凸部22には、線材2が巻きつけられている。この巻き線治具4の第2ガイド凸部22に巻き付けられた線材2は、ノズル5内に繋がっている。そして、巻き線機は、巻き線治具4を回転させるとともに、ノズル5から線材2を送り出しながらノズル5を軸方向に往復させることで、ティース1の巻回部13に線材2を巻回する。
(5)第2ガイド凸部22とティース1との間に渡り線3が張られているので、渡り線3の切断が容易である。また、渡り線3が巻き線治具4に巻き付いていないので、巻き線治具4からティース1を簡単に取り外すことができる。
以下、本発明を具体化した第3の実施形態について、図11〜図14を参照して説明する。この実施形態の巻き線機は、巻き線治具に対する渡り線の経路が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、図11〜図14では、渡り線3を全て記載すると分かり難いため、一部割愛して記載している。
図11に示されるように、複数のティース1を巻き線治具4によって連結し、連結コイルを形成する。巻き線機は、巻き線治具4を回転させるとともに、ノズル5から線材2を送り出しながらノズル5を軸方向に往復させることで、ティース1の巻回部13に線材2を巻回する。ティース1に巻回したら、渡り線3をニッパー9等で切断することで、連結コイルを巻き線機から取り外すことができる。
(6)ティース1から巻き線治具4に繋がる部分の近傍ほど第1ガイド溝24の溝幅が広がっている(W3>W4)ので、線材2が巻き線治具4の第1ガイド溝24に沿って渡り線3を容易に案内できる。
(8)第1ガイド溝24がコイルの巻き方向と同じである順方向、及びコイルの巻き方向と逆である逆方向に渡り線3を案内するので、渡り線3を巻き付けるためと、次の治具への案内とを行うことができる。
・上記実施形態では、ガイド溝23,24に案内する第1ガイド凸部21を設けたが、ガイド溝23,24に渡り線3が容易に案内されるならば、第1ガイド凸部21を省略してもよい。
・上記実施形態では、渡り線ガイドとしてガイド溝23,24,25,26を採用したが、凸条等の他の形状を採用してもよい。
・上記実施形態では、ノズル5の位置に対して巻き線治具4を軸方向に移動させたが、ノズル5を巻き線治具4の軸方向に移動させてもよい。
Claims (4)
- 巻き線治具を介して複数の巻き芯が連結され、連結したコイルを形成する巻き線機において、
前記コイル同士を連結する渡り線を案内する渡り線ガイドを前記巻き線治具に設け、
前記渡り線ガイドは、らせん状の溝を備え、前記コイルの巻き方向と同じである順方向、及び前記コイルの巻き方向と逆である逆方向に前記渡り線を案内する
ことを特徴とする巻き線機。 - 請求項1に記載の巻き線機において、
前記渡り線ガイドは、前記巻き芯から前記巻き線治具に繋がる部分の近傍ほど溝幅が広がっている
ことを特徴とする巻き線機。 - 請求項1又は2に記載の巻き線機において、
前記渡り線ガイドは、前記巻き芯から前記巻き線治具に繋がる部分の近傍に径方向へ突出した凸部を備える
ことを特徴とする巻き線機。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の巻き線機において、
前記渡り線ガイドに前記渡り線が案内されるように前記巻き線治具と前記渡り線とを前記コイルの形成に合わせて相対的に変位させる
ことを特徴とする巻き線機。
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